バックパッカー旅行におすすめの国35選【東アジア・東南アジア編】

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バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

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バックパッカー旅行初心者にオススメの国【東アジア・東南アジア編】

 

いざバックパッカー旅行をしようと思っても、世界にはおよそ200の国があり、行き先を選ぶのは大変です。

ここからは僕が思うバックパッカー旅行にオススメの国を35ヵ国紹介していきます!

ここでは東アジア・東南アジアに地域を絞ってご紹介します。是非これを参考にバックパッカー旅行へ出かけていただければと思います!

 

1 日本のお隣り!『台湾』

 

女子旅に大人気のお隣の台湾は、バックパッカーにとってもオススメの国でもあります。

 

台湾へは、地方都市も含めて日本各地から飛行機で行くことができます。値段も手頃なので、バックパッカーデビューする際の練習としてもオススメの旅行先です。

 

台湾の物価は日本よりも安いですし、美味しい屋台が充実しているので、食事の心配もいりません。日頃から日本人は中華料理を食べるので、食べやすい料理が多いと言えます。

 

▼中正記念堂(著者撮影)

 

また、台湾は親切な方がとても多く、日本語が話せる方も結構います。旅慣れしていない初心者バックパッカーにとっても易しい旅先なのが台湾ですね。

台北(たいぺい)や九份(きゅうふん)といった有名観光地だけでなく、台南や花連といった地方都市も過ごしやすく、魅力的です。

 

九份(きゅうふん)

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:224,_Taiwan,_新北市瑞芳區崇文里_-_panoramio_(32).jpg)

九份(きゅうふん)はジブリ映画の『千と千尋の神隠し』の世界を味わえるような場所と一躍有名になった、台湾北部の山間に位置する絶景です。

Webon「初心者も行ける!『世界の絶景』入門」でも紹介されていますので是非そちらもお読みいただければと思います!

九份について詳しくはこちらのページで!
 

 

主観も入った!「台湾」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

 

東京からの距離 2,219km
東京との時差 -1時間
公用語 中国語
主な宗教 道教・キリスト教・仏教
国民性 優しい
英語伝わる度
★★
★★★★★

(日本語が話せる人も多い)

日本との文化の違い度
★★★★★
スリル
★★★★★
物価
★★★
★★★★★
国旗 (中華民国国旗)
地図

 

2 東南アジア屈指の観光立国『タイ』

 

 

タイは東南アジア屈指の観光立国で、世界中から観光客が訪れる国です。

 

首都のバンコクでは東南アジアの活気を肌で感じることができますし、北部の都市チェンマイは過ごしやすい街としてバックパッカーにも人気が高いです。

 

▼バンコク(著者撮影)

 

チェンマイで有名な『ワット・プラシン』

(著者撮影)

 

タイは年間3000万人以上の外国人観光客が訪れる国なので、観光できる地域が多くあります。

アユタヤやスコータイといった仏教遺跡や、パタヤやプーケットといった海辺のリゾートもまた充実しています。

 

▼アユタヤ(著者撮影)

 

▼プーケット

 

日本人バックパッカーが最初に選ぶ国としてもタイは人気があり、数多くのバックパッカーと出会える国でもあります。

 

主観も入った!「タイ」基本情報
東京からの距離 4,417km
東京との時差 -2時間
公用語 タイ語
主な宗教 仏教
国民性 穏やか
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(屋台は1品100~150円程度)

国旗
地図

 

3 パクチーが平気なら天国『ベトナム』

 

 

ベトナムは料理がとても美味しい国です。

米粉で作られた麺料理「フォー」や、旧フランス植民地であったことから誕生した、フランスパンにベトナム特有の具材を挟んで食べる「バインミー」が特に有名ですね。

 

▼フォー

 

▼バインミー

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/バインミー#/media/File:B%C3%A1nh_m%C3%AC.jpg)

 

ご飯物の料理も豊富で、米・パン・麺の全てが美味しく、また物価も安いのでバックパッカーには魅力的な国と言えるでしょう。

 

▼観光地として有名な「人民委員会庁舎」(著者撮影)

 

カフェ文化もあり、街中にはおしゃれなカフェもたくさんあります。濃い味のコーヒーに甘い練乳を入れて飲むベトナムコーヒーは格別です。

 

▼ベトナムコーヒー(著者撮影)

 

唯一問題があるとすれば、料理のほとんどにパクチーが使われていること。パクチーが平気な方にとっては天国と言えますが、苦手な方は少々キツい思いをするかもしれません。

 

▼パクチー

 

観光地も多く、岩の景観が独特な「ハロン湾」や、ランタン祭りで有名な「ホイアン旧市街」といった場所がオススメです。

 

ハロン湾(著者撮影)

 

ホイアン旧市街(著者撮影)

 

 

▼ホイアン旧市街のランタン祭り

 

ハロン湾

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハロン湾#/media/File:Halong_ensemble_(colour_corrected).jpg)

アジアの神秘と呼ばれるハロン湾は、中国との国境からほど近いベトナム北部に位置しています。龍にまつわる伝説が残っており、「龍が降り立つ」と称されています。

43,400haもの湾内には大小2,000以上もの奇岩が林立しており、まるで水墨画を見ているような気分を味わえます。

Webon「初心者も行ける!『世界の絶景』入門」でも紹介されていますので是非そちらもお読みいただければと思います!

ハロン湾について詳しくはこちらのページで!

 

 

主観も入った!「ベトナム」基本情報
東京からの距離 3,949km
東京との時差 -2時間
公用語 ベトナム語
主な宗教 仏教8割(キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教2割)
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(フォーやバインミーは1つ150~200円程度)

国旗
地図

 

4 何もしないをする国『ラオス』

 

ラオスはこれといって特に何かをするために行く場所ではありません。むしろ「何もしない」をするために、行くべき国であると言えます。

 

もちろんルアンパバン旧市街といった世界遺産の観光地もありますし、また自然が豊かな国なのでウォーターアクティビティ(川や海での遊び)等も充実しています。

 

▼ルアンパバンの有名な神社「ワット・シエントーン」(著者撮影)

 

しかし、ラオスの本当の魅力は、のんびりと流れる時間を最大限に楽しむことだと思っています。

 

ラオスの楽しみ方3選

・  夕焼けに染まるメコン川をぼーっと眺める

▼メコン川(著者撮影)

 

・  ハンモックに揺られながら昼寝する

 

・  安くて美味しい特産ビール「ビアラオ」をひたすら飲む

 

国そのものが時間を忘れてしまうかのようにのんびりしているからこそ、こうした「何もしない」、正確には「何をしようかを考えない」ができるのがラオスの魅力です。

 

▼有名な観光地「クァンシーの滝」(著者撮影)

 

こうした魅力もあり、数多くのバックパッカーが沈没(その場所が気にいって長く滞在してしまうこと)をしてしまう国でもあります。

 

主観も入った!「ラオス」基本情報
東京からの距離 4,030km
東京との時差 -2時間
公用語 ラーオ語(タイ語に似ている)
主な宗教 上座部仏教6割・その他4割
国民性 穏やか
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(ビール1瓶120~150円)

国旗
地図

 

5 観光客が増える前に行きたい『ミャンマー』

 

ミャンマーはタイの西隣りにある国で、長年軍事政権でしたが近年民主化され、旅行がしやすくなりました。

とはいえ、まだまだ観光客の数は少なく、仏教遺跡の「バガン」やシャン州の「インレー湖」は近年になって観光地として注目されるようになったものの、観光地化されていない手づかずの地域も多くあります。

 

▼バガン遺跡(著者撮影)

 

▼インレー湖(著者撮影)

 

ミャンマーは多民族国家(複数の民族から構成される国家)であり、地域ごとの文化的違いが多く見られる国です。

敬虔な仏教徒が多く、帰依(きえ:簡単に言うと仏教を深く信仰し拠り所としている事)の観点から、見返りを求めず親切に何かを手助けしてくれる人が多いのも魅力です。

 

今後その魅力が広く知られるようになり、観光客は次第に増えていくことでしょう。バックパッカーなら観光立国化する前のミャンマーをぜひ訪れておくべきだと思います。

 

主観も入った!「ミャンマー」基本情報
東京からの距離 4,487km
東京との時差 -2.5時間
公用語 ビルマ語
主な宗教 仏教9割
国民性 優しい
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★★
★★★★★

(食費は他の東南アジアと同じ程度だが、宿泊費や入場料などで観光客価格(高い価格設定)あり)

国旗
地図

 

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著者:ぐちを

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ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」 初心者にもわかりやすい解説

Webon紹介目次著者
「クラシック音楽」と聞くとなんだか難しそうで敷居も高い。でもクラシック音楽を作っている作曲家だって人間です。面白いエピソードもたくさんあるんです。有名曲と作曲家を知りクラシック音楽を楽しみましょう!

「クラシック音楽初心者入門 ~有名曲・作曲家を学ぼう!~」はこちらから!

著者:めーぷる

国立大学医学部で大学生活を楽しみつつ、プログラマーとライターの仕事も手掛けています。幼少期からピアノとヴァイオリンを習っており、クラシック音楽、ジャズ、洋楽と幅広いジャンルの音楽に親しんでいます。趣味は幅広く、音楽の他にもバドミントン、スキー、スポーツ観戦、海外ドラマ、料理、カフェ巡りなど多岐にわたります。お問い合わせはこちらから

 

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<まずは聴いてみよう!>

クラシックの名曲を通じてクラシック音楽の魅力を学んでいきましょう!今回はブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」です。最初に音楽を聴いてから、記事を読むことでクラシックへの理解が増すことでしょう。

▼ブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」

<第1楽章>

<第2楽章>

<第3楽章>

 

 

さて、このページでヴァイオリン編もいよいよ最後となります。

フィナーレを飾るに相応しい曲として、ブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」についてご紹介していきましょう。

 

「ブルッフ」というと、おそらくほとんどの方がご存知ない作曲家ではないでしょうか。事実、彼がクラシック音楽の歴史に残した有名な曲というのはそれほど多くはないため、どちらかというとマイナーな存在でしょう。

しかし、今回ご紹介するブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」は彼の作曲家としてのキャリアを代表する非常に有名な曲です。

そこで、今回はこの曲の魅力について解き明かしていきましょう。

 

ブルッフ

▲マックス・ブルッフ

 

マックス・ブルッフは19世紀半ばにドイツのケルンで生まれた作曲家です。

 

 

マックス・ブルッフの母は当時有名な歌手であり、母から音楽の手ほどきを受けたマックスは早くから作曲面においてその才能を発揮し始めます。

彼は作曲において「旋律は音楽の魂である。」という言葉を残しているほど、皆が親しみやすい旋律(メロディー)にこだわりを持っていた作曲家です。

「旋律を歌うのに向いていないピアノはあまり魅力的ではない。」という意見も持っていたため、彼の楽曲というのは主にピアノ以外の楽器の曲を中心に作曲しました。

 

 

民族音楽への造詣

 

クラシック音楽における彼のアイデンティティともいえる特徴として、民俗音楽への造詣(ぞうけい)というのが挙げられます。

彼は主にヨーロッパの民俗・風土・伝統というものに非常に興味を持っていたようです。

彼は音楽の力によって、それらをまるでキャンパスに描かれた一枚の絵のようにわかりやすく表現することに熱中していたようです。

 

「民族音楽」とは
民族(共通の宗教、言語、生活様式などの文化を共有する集団)が、固有に伝承したきた音楽のこと。

ヨーロッパの民族音楽の例で言えば「フラメンコ(スペイン)」「コサックダンス(ウクライナ)」「ヨーデル(フランス)」などが挙げられます。ヨーロッパでは、キリスト教を信仰している国がほとんどなので、教会の聖歌なども民族音楽に影響を与えています。

 

特に彼の作品の一つである「スコットランド幻想曲(Schottische Fantasie)」というのは彼の民族音楽への情熱を見事に表現した曲であるということができるでしょう。

ぜひ、こちらの曲もお聴きになってみると、彼の感性の鋭敏さ、そして、それを的確に音楽に表現するセンスが感じられることでしょう。

 

▼スコットランド幻想曲(Schottische Fantasie)

 

なぜブルッフはあまり有名でない?

 

ところで、彼は素晴らしい曲をいくつも残しているにも関わらず、それに相応しい名声を得ているとは言い難いのには理由があります。

彼は第二次世界大戦の際にユダヤ教徒の疑惑をかけられてしまい、ナチスから彼の楽曲の演奏を禁止するという指令が下されました。

その結果、彼の才能に見合うような評価を得るための機会が奪われてしまったのです。

今回、ブルッフについて興味をお持ちいただけたのであれば、ぜひ彼の他の作品もお聴きになってみてください。有名ではなくとも親しみやすい旋律の曲が多いはずです。

 

第二次世界大戦のナチス
ナチスは第二次世界大戦の際のドイツの政治を行っていた政党・国家社会主義ドイツ労働者党。第二次世界大戦の際ドイツはナチスはユダヤ教徒を迫害しており、ブルッフのように文化の弾圧も行った。

 

ヴァイオリン協奏曲第1番

 

「ヴァイオリン協奏曲」とは

 

第1章ピアノ編のラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」のページをお読みになった方であれば、大体の想像はつくのではないでしょうか。

「ピアノ協奏曲」ではソリスト(一人で演奏する人:ソロ)がピアニストであるのに対して、「ヴァイオリン協奏曲」ではヴァイオリニストがソリストを担当します。

 

ピアノ協奏曲
ピアノ協奏曲の場合、ソリスト(1人演奏する人)用のピアノがオーケストラの前に設置されており、オーケストラの伴奏(補助的な演奏)に合わせて、ソリストが旋律(メロディー)を奏でていくという形態が基本になる。

つまり「バイオリン協奏曲」ではソリストの楽器がバイオリンになるのでオーケストラの前に一人のバイオリニストが立っている事が普通。

▼ピアノ協奏曲の様子(一番前にいるピアノの奏者が「ソリスト」)

photo by Justin Ruckman from Charlotte, NC, USA – Rachmaninov Piano Concerto No. 2, Mvt. I CC 表示 2.0

 

ソリストはピアノ協奏曲の時と同様に、ステージの前で演奏します。

また、オーケストラの奏者は座って演奏するのに対して、ヴァイオリン協奏曲ではソリストが立ったまま演奏することが多いというのが、ピアノ協奏曲との最大の違いであるということができるでしょう。

 

▼ブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番<第1楽章>」黒地に金の花柄のドレスの女性が「ソリスト」

 

「ヴァイオリン協奏曲第1番」の構成とその魅力

 

ブルッフのヴァイオリン協奏曲は3つの楽章から構成されており、3つの楽章を端的に表現するならば、動・静・動という構成になっています。

ブルッフは「ヴァイオリン協奏曲第1番」の題名として、「幻想曲」という言葉を用いることも検討していたと言われており、とてもファンタジックな展開が魅力であるということができるでしょう。

 

この曲の第1楽章は特に迫力に満ちており、まるで今にも獲物に掴みかかろうとする獰猛な鷲を想起させるような旋律が印象的です。

 

<第1楽章>

 

第2楽章では一転して甘美なメロディーを披露。

 

<第2楽章>

 

第3楽章でこの曲のフィナーレを飾るのに相応しいエネルギッシュで明るいメロディーを奏でることによって幕を閉じます。

 

<第3楽章>

 

 

どの楽章も非常に物語性に満ちており、目を閉じて聞いてみると様々な場面頭の中に浮かんでくることでしょう。

 

 

さて、今回はブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

ぜひ他のブルッフの作品とも聴き比べることで、ブルッフ独自の世界観を堪能してください。

 

Amazon Music Unlimitedでも聴き放題です

 

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著者:めーぷる

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パガニーニ「24の奇想曲第24番」 初心者にもわかりやすく解説

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国立大学医学部で大学生活を楽しみつつ、プログラマーとライターの仕事も手掛けています。幼少期からピアノとヴァイオリンを習っており、クラシック音楽、ジャズ、洋楽と幅広いジャンルの音楽に親しんでいます。趣味は幅広く、音楽の他にもバドミントン、スキー、スポーツ観戦、海外ドラマ、料理、カフェ巡りなど多岐にわたります。お問い合わせはこちらから

 

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<まずは聴いてみよう!>

クラシックの名曲を通じてクラシック音楽の魅力を学んでいきましょう!今回はパガニーニの「24の協奏曲第24番」です。最初に音楽を聴いてから、記事を読むことでクラシックへの理解が増すことでしょう。

▼24の協奏曲第24番

 

 

このページでご紹介するのはパガニーニの「24の奇想曲第24番」です。

「史上最高のヴァイオリニスト」とも言われるパガニーニの生い立ちにも触れながら、この曲についてご紹介していきます。

第1章ピアノ編のページもご覧になっていた方は、あることに気づくことでしょう。

 

そうです、あのフランツ・リストの「パガニーニ大練習曲第6番」とほとんど同じメロディーを辿っている曲なのです。以前ご紹介した通り、この曲はリストの「パガニーニ大練習曲第6番」の元となった曲です。

 

▼フランツ・リストの「パガニーニ大練習曲第6番」

リストの「パガニーニ大練習曲第6番」は第1章ピアノ編で紹介!(このページは第2章バイオリン編)

 

実はこの曲をテーマとした曲を作っているのはリストだけではありません。

そこで、今回はこの曲の魅力にも触れつつ、それを編曲した他の作曲家の作品についてもご紹介することにしましょう。

 

パガニーニ

▲パガニーニ

 

パガニーニはイタリアのジェノヴァ出身の伝説的なヴァイオリニストです。

 

 

パガニーニは5歳の頃からヴァイオリンを弾き始めると、とてつもないスピードで成長し、13歳の頃にはもはやこの世の曲で弾くことの出来ない曲がなくなってしまったと言われています。

 

 

そのため、パガニーニはその頃から自作の練習曲でその腕を磨くようになっていったようです。

演奏会での彼のヴァイオリン演奏はあまりに巧みであったため

「まるで悪魔に魂を売り渡したようだ」

と言われていたようです。

 

彼の演奏というのは文字通り超人的な域に達しており、悪魔に魂を売り渡したとも噂され、彼の足が本当に地面に着いているのかどうかを本気で疑い、彼の演奏会中、ずっと足元を見つめていた観客がいた、など多くの伝説が残されています。

 

 

しかし、彼はもともと病弱で、40歳を手前にして体のいたる部分が蝕まれるようになっていきます。

そして、誤った治療法を実践し続けてしまった結果、稀代の天才は57歳にしてこの世を去りました。

 

24の奇想曲第24番

 

パガニーニの「24の奇想曲第24番」はパガニーニが作曲した曲だけあって、当然のことながら非常に高度な演奏技術が求められる曲となっています。

パガニーニが繰り出していた超絶技巧の面影というのを感じることができるでしょう。

特にこの曲で注目していただきたい箇所があります。

それは左手の「ピッチカート奏法」と「弦の上で弓をバウンドさせる奏法」を同じフレーズの中で交互に繰り出す変奏の部分です。

ではピッチカート奏法とは何か。初心者の方にも分かりやすく解説していきましょう。

 

変奏
テーマ(主題)の部分をもとにその旋律(メロディー)は変化させずに、リズムや拍子を変化させたり、装飾音を付けたりすることを変奏と言います。

例えばモーツァルトの「きらきら星変奏曲」だとアレンジが加えられており、きらきら星の「き~ら~き~ら~ほ~し~よ~♪」という馴染みのあるメロディはそのままに、急にテンポが早くなる部分があったりすると思います。これが「変奏」です。実際に聴いてみれば「変奏とは何か」が理解しやすいかと思います。

ちなみに変奏曲は当時「練習曲」としての意味合いが強かったので技術的に難しい曲が多くあります。

 

ピッチカート奏法とは

 

「ピッチカート」というのはヴァイオリンの弦を指で弾く奏法です。

このピッチカートですが、通常はヴァイオリンの弓を持つ右手で弦をはじいて音を出します。

 

▼ピッチカートのイメージ

 

しかし、この曲ではこのピッチカートを左手で行います。

ヴァイオリンにおいて左手というのは弦を押さえて音の高低を調整する役割を担っています。

この曲では左手がこの二つの役割を同時に果たすのです。

それだけでも大変だというのに、この曲ではさらに弓をバウンドさせる奏法も組み合わせているため、まさにヴァイオリニスト泣かせであるということができるでしょう。

 

 

「パガニーニ:24の奇想曲」の編曲

 

パガニーニの「24の奇想曲第24番」の編曲(改編した曲)は、以前ご紹介したリストの「パガニーニ第練習曲第6番」の他にもあらゆる音楽家達によって生み出されています。

 

リストの「パガニーニ第練習曲第6番」については第1章ピアノ編で!(このページは第2章バイオリン編)

 

その代表的なものとして、まずブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲Op.35」というのがあげられます。

 

ブラームス(1833-1897)
19世紀ドイツのピアニスト・作曲家。バッハやベートーベンと共に活躍。

▼ヨハネス・ブラームス

 

ブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲Op.35」は全ての変奏において、パガニーニの原曲のメロディーを辿っているわけではなく、ブラームスが考え出した独自の旋律も組み合わせることで、少しロマン派の香りがするような編曲となっています。

リストによる編曲とはまた一味違った雰囲気を楽しむことができるでしょう。

 

 

もう一つ有名な編曲として、音楽家・ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲作品43」というのが挙げられます。

この曲は、オーケストラとピアノのために書かれた曲で、第1章でもご紹介したラフマニノフの「ピアノ協奏曲」に近い形態となっています。

 

 

曲全体にパガニーニの原曲の旋律を用いていますが、変奏自体は全てラフマニノフのオリジナルとなっています。

原曲よりもより一層ドラマティックな展開を楽しむことができます。

 

 

さて、今回はパガニーニの「24の奇想曲第24番」についてご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。

この曲の編曲というのは今回ご紹介した以外にもたくさんあります。

様々な作曲家による編曲を聴き比べてみることで、音楽家それぞれの解釈の違いというのを楽しむことができるのではないでしょうか。

 

▼24の奇想曲第24番の楽譜

 

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バッハ「トッカータとフーガ」 初心者にもわかりやすく解説

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<まずは聴いてみよう!>

クラシックの名曲を通じてクラシック音楽の魅力を学んでいきましょう!今回はバッハの「トッカータとフーガ」です。最初に音楽を聴いてから、記事を読むことでクラシックへの理解が増すことでしょう。

▼「トッカータとフーガ」ニ短調(オルガン版。今回紹介するのはバイオリン版です。詳しくは後述します。)

 

 

さて、前回に引き続き、今回もヴァイオリンの曲についてご紹介いたしましょう。

今回ご紹介する曲はバッハの「トッカータとフーガ」です。

「なんだかお堅そうな曲が登場したなあ……」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、心配は要りません。

なぜなら、この曲というのはみなさんの多くが耳にしたことのあるフレーズであるからです。

テレビ番組などで、何かで失敗したシーンに流れるあのBGMこそ、バッハの「トッカータとフーガ」なのです。

きっとみなさんも一度お聴きになれば、「ああ、あのメロディーか!」と腑に落ちることでしょう。では、詳しい曲の解説に移っていきましょう。

 

バッハ

▲ヨハン・セバスティアン・バッハ

 

バッハは「音楽の父」とも称されるほどクラシック音楽の発展において多大な貢献を果たした音楽家です。みなさんも一度はその名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

クラシック音楽というのは大まかに分けると、古い順に、バロック期、ロマン派の時代、近現代の3つの大きなジャンルに分かれます。

バロック期というのはその3つのジャンルの中でもっとも最初に生まれたものです。

 

 

そのバロック期に多くの楽曲を手がけ、構成に多大な影響をもたらしたのがバッハなのです。

 

バロック期
1600年からバッハが亡くなる1750年の150年間をバロック音楽の時代と呼びます。「バロック」は真珠や宝石などが歪んだ様子を意味するポルトガル語が由来となっていると言います。ルネサンス以前の装飾すぎる様を揶揄するような意味で「バロック」という名がついたと言われています。

 

バッハは幼少期から突出した才能を見せていたというわけではありませんが、子供の頃からヴァイオリンとオルガンの手ほどきを受けていました。

 

▼オルガンの例

photo by h.ina

 

そして、18歳の時に教会のオルガンの試奏に立ち会い、その時の演奏によって、オルガニストとしての実力を認められます。

結果的にバッハはその教会のオルガニストを任されるようになり、また聖歌隊の指導も担うようになりました。

この活動こそバッハの音楽人生の原点となります。

 

その後ヴァイマル教会(ドイツの教会)など、様々な教会を転々としつつ、バッハは音楽隊長などとして精力的な活動をしました。

その一方で、次第に作曲面においても成果を上げていきます。

バッハの音楽というのは、いくつか聞いてみると何か独特な雰囲気というのを感じるかと思いますが、これは教会音楽の影響を強く受けていたのだと考えられています。

 

 

その後、バッハは生涯にわたっておよそ1000曲にも上る作品を手がけ、60歳半ばにしてこの世を去りました。

 

トッカータとフーガ

 

オルガン版とヴァイオリン版

 

バッハの「トッカータとフーガ」は元々はオルガン用の曲として作曲されました。

そのため、原曲はヴァイオリン版よりも音の数も多く、オルガンならではの重厚感を生かした強弱の変化などが魅力です。

しかし、今回はあえてヴァイオリン版の「トッカータとフーガ」をご紹介しています。

 

オルガンの方が音の数が多い理由
ヴァイオリンは、基本的には単音、もしくは2つ以上の音で構成される和音で進行し、最大でも同時に出せる音は4つの音で構成される和音が限界です。(弦が4本なので)

それに対して、オルガンは両手で鍵盤を押すことができるので、それよりも多くの音を出すことができるということです。

 

ヴァイオリン版のトッカータとフーガはオルガン版のものに比べてより技巧的(技術が必要)な側面が強く、演奏者が様々な難所を弾いていく姿というのは大変ドキドキハラハラとするものです。

聴いている側も思わず演奏に集中してしまいます。

また、ヴァイオリン版の場合は最初の一番有名なメロディーも、伴奏がなくなったことによって、よりすっきりとした印象となり、かえって聞き手に鮮烈な印象を残すものとなっています。

ヴァイオリン版はオルガン版よりも音は少ないものの、それによって迫力が失われるということはなく、むしろソリッド(密)になった分、一つ一つのメロディーがより際立ったものとなっている点が最大の魅力であるということができるでしょう。

 

 

▼ヴァイオリン版『トッカータとフーガ』

▼オルガン版『トッカータとフーガ』

 

 

さて、今回はバッハの「トッカータとフーガ」についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

バッハの音楽というのは、ドラマティックな展開も少ない曲が多いためか、どうしてもクラシック音楽の中でも敬遠されがちなところがあるのは否めません。

しかし、「トッカータとフーガ」はそのようなバッハの作品の中でも比較的親しみやすい曲であるということができるでしょう。

この作品を聴くことがバッハのその他の作品を楽しむきっかけになればと思います。

 

▼バッハの名曲を聴いてみましょう!

 

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著者:めーぷる

国立大学医学部で大学生活を楽しみつつ、プログラマーとライターの仕事も手掛けています。幼少期からピアノとヴァイオリンを習っており、クラシック音楽、ジャズ、洋楽と幅広いジャンルの音楽に親しんでいます。趣味は幅広く、音楽の他にもバドミントン、スキー、スポーツ観戦、海外ドラマ、料理、カフェ巡りなど多岐にわたります。お問い合わせはこちらから

クライスラー「前奏曲とアレグロ」 初心者にもわかりやすく解説

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「クラシック音楽」と聞くとなんだか難しそうで敷居も高い。でもクラシック音楽を作っている作曲家だって人間です。面白いエピソードもたくさんあるんです。有名曲と作曲家を知りクラシック音楽を楽しみましょう!

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国立大学医学部で大学生活を楽しみつつ、プログラマーとライターの仕事も手掛けています。幼少期からピアノとヴァイオリンを習っており、クラシック音楽、ジャズ、洋楽と幅広いジャンルの音楽に親しんでいます。趣味は幅広く、音楽の他にもバドミントン、スキー、スポーツ観戦、海外ドラマ、料理、カフェ巡りなど多岐にわたります。お問い合わせはこちらから

 

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<まずは聴いてみよう!>

クラシックの名曲を通じてクラシック音楽の魅力を学んでいきましょう!今回はクライスラーの「前奏曲とアレグロ」です。最初に音楽を聴いてから、記事を読むことでクラシックへの理解が増すことでしょう。

 

 

さて、前の章ではピアノの名曲についてご紹介してきましたが、ここからは4ページに渡って「ヴァイオリンの名曲」についてご紹介していきます。

ピアノが楽器の王様と言われる一方で、ヴァイオリンは楽器の女王と称される華やかな楽器です。

たった4本の弦で様々な表情を見せてくれる「女王様」の魅力についてたっぷりご紹介していきます。

 

 

今回はその最初として、クライスラーの「前奏曲とアレグロ」についてご紹介していきます。

ヴァイオリンの魅力を知っていただくための最初の曲としてうってつけの曲です。その魅力についてさっそく紐解いていきましょう。

 

クライスラー

▲フリッツ・クライスラー

 

クライスラーはユダヤ系にルーツを持つヴァイオリニスト・作曲家です。クライスラーはウィーンで生まれました。父は医者でフロイトとも親交があったと言います。

 

ウィーン
クラシック音楽が盛んなオーストラリアの首都。ベートーヴェン・シューベルト・モーツァルトなど多くの作曲家が活躍し「音楽の都」とも呼ばれる。

フロイト

オーストラリアの精神医学者。始めて「無意識」という意識の無い状態を精神医学で扱い、世界に大きな影響を与えた。

▼ジークムント・フロイト

 

クライスラーは4歳の時にヴァイオリンを始めるとすぐに才能を開花させ、7歳でウィーン高等学院に入学しました。

そこでぐんぐんと腕を磨いたクライスラーはなんと10歳で卒業します。

 

 

クライスラーはその後、一旦医学の道を志すこともありましたが、最終的にはやはり音楽家の道を選ぶことになります。

その途中で第二次世界大戦が勃発しましたが、クライスラーはアメリカへと渡り、市民権を獲得したので、直接戦争の被害に遭うことはありませんでした。

 

天才クライスラーの逸話

 

ここで一つクライスラーの凄さをよく示している逸話を紹介しましょう。

クライスラーは演奏旅行中、図書館や修道院の資料室でヴィヴァルディ(もっと前の時代の音楽家)などの大作曲家の未発掘の楽譜を発見したとし、演奏会でそれらの曲を演奏しました。

聴衆はすっかりクライスラーの演奏の虜になってしまったのですが、批評家たちは別でした。

クライスラーの演奏に関して、「作曲家は素晴らしいが、演奏はまだまだ未熟だと評したのです。」もちろんこれは本心からではなく、クライスラーへの嫉妬というのが多分に込められていました。

 

 

しかし、クライスラーが60歳の時、批評家たちの面目を丸つぶしにするような事件が起こります。

なんと、クライスラーが大作曲家たちの未発掘の作品を見つけたという話は嘘で、実際はすべてクライスラー自身が作曲したものであるとわかったのです。(今回紹介している「前奏曲とアレグロ」もそのうちの一つの作品です)

 

 

このニュースによって、批評家たちは皮肉にもクライスラーの作曲の実力を認めていたということが明らかになりました。

このエピソードはクライスラーの作曲面におけるセンスというのを如実に示しているということができるでしょう。

 

前奏曲とアレグロ

 

「前奏曲」の特徴

 

「前奏曲とアレグロ」は名前の通り、前奏曲(プレリュード)の部分とアレグロ(テンポの速い曲)の部分に分かれています。

 

前奏曲(プレリュード)とは
前奏曲は、オーケストラなどによって奏でられる曲の主要な部分の前に奏でられる導入的な性質を持つ部分です。意味は違いますが「サビ前のAメロのようなもの」と言えば理解しやすいかもしれません。前奏曲は「プレリュード」とも言います。主に、ピアノやオルガンなど単独また少数の楽器で奏でられます。

 

この「前奏曲とアレグロ」の前奏曲は何か歴史を感じさせるような重厚感をもって始まります。

前奏曲ではE(ミ)とB(シ)の音しか使われていないところに最大の特徴があると言っていいでしょう。きわめて珍しいと言えます。

E(ミ)とB(シ)の音だけを用いることによって、よりシャープな冒頭部分を演出することができています。

クライスラーだからこそ思いついた妙案であるといってよいでしょう。

 

▼前奏曲とアレグロ(聴いてみるとよくわかります)

 

バロック期の音楽

 

また、アレグロは、20世紀に書かれた曲ながら、曲の途中でバロック期(バッハやヘンデルなどの時代)の音楽を彷彿とさせるような部分が登場します。

バロック期を彷彿させるような部分はアレグロの曲の全体に散りばめられています。

 

「バロック期」の音楽とは

1600年からバッハが亡くなる1750年の150年間をバロック音楽の時代と呼びます。「バロック」は真珠や宝石などが歪んだ様子を意味するポルトガル語が由来となっていると言います。ルネサンス以前の装飾が多すぎる様を揶揄するような意味で「バロック」という名がついたと言われています。

バロック期の前にはルネサンスの運動が展開されていました。

ルネサンスが起こるまでは、ヨーローッパではキリスト教の教えが中心で、行動や考え方が神に縛られており恋愛感情も抑えられているような状況でした。ルネサンスはそうした神の支配から抜けて「キリスト教を通じてではなく世界をありのままに見よう」というような考え方を元に進められていきました。

バロック期の音楽もそのような考えを受けて、人間の感情を表現するための道具として変化していきました。現在、我々が親しみを覚えているような音楽の要素はバロック期に登場しはじめたという風に言われております。

バロック音楽の特徴は、大規模で豪華絢爛、感情の起伏も激しく劇的な作風になっているものが多く、そして曲全体を低音のパートが一貫して流れているという(少し違うかもしれませんが、ベースを連想すれば理解しやすいかも)のも特徴だと言えるでしょう。

バロック期の音楽や時代や地域によって特徴の違いがあります。バッハやヘンデルの時代は後期のバロック期に位置します。

 

バロック期を彷彿させるような部分が「アレグロ」の曲の全体に散りばめられている事もまた興味深い部分であると言えます。

先ほど述べた「新たな時代の到来を告げるような前奏曲」から始まり、急に「バロック期のような音楽」へと移行するという意外性もまた聴衆を惹き付けるのです。

 

 

近代的な音の響き

 

その一方で、アレグロには随所に近代的な音の響きというのも含まれています。

近代的な音の響きというのは、本格的に説明するとなかなか大変なのですが、たとえば、大河ドラマの音楽も近代的な響きを取り入れています。

したがって、わかりやすく説明するならば、アレグロの一部も少し大河ドラマの音楽と雰囲気が似ているということを感じられる、といったところでしょうか。

 

つまり、クライスラーは近代とバロック期をつなぐ音楽を築き上げたと言ってもよいのです。そのように考えると、前奏曲というのは何か示唆的なメッセージを持っていると考えられます。

 

 

このようにして聞き手に一種の謎解きを促すような曲の構成こそ、「前奏曲とアレグロ」の真骨頂なのです。

 

さて、今回は「前奏曲とアレグロ」について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

ぜひ、クライスラーが残したメッセージを辿りつつ、この曲を堪能してみてください。

 

▼Amazonで購入できます

 

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目次著者

著者:めーぷる

国立大学医学部で大学生活を楽しみつつ、プログラマーとライターの仕事も手掛けています。幼少期からピアノとヴァイオリンを習っており、クラシック音楽、ジャズ、洋楽と幅広いジャンルの音楽に親しんでいます。趣味は幅広く、音楽の他にもバドミントン、スキー、スポーツ観戦、海外ドラマ、料理、カフェ巡りなど多岐にわたります。お問い合わせはこちらから

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

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カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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この章(第2章)ではカンフー映画のスター俳優をご紹介。

このページでは大きな体格にもかかわらず俊敏なアクションをこなすカンフー映画スター俳優、サモハン氏を紹介します。

 

▼紹介する9人のカンフー映画スター俳優

名前 人物概要 主な出演作品
1 ジミー・ウォング カンフー映画界のレジェンド 「片腕必殺剣」
2 ブルース・リー 「本物」のアクションスター 「燃えよドラゴン」
3 サモハン⇐当ページ カンフー映画界の主要人物 「燃えよデブゴン」
4 ジャッキー・チェン 世界のジャッキー 「酔拳」「プロジェクトA」
5 ユン・ピョウ カンフー映画アイドルスター 「ユン・ピョウinドラ息子カンフー」
6 ユン・ワー 中華圏芸能界屈指の名バイプレイヤー 「霊幻道士」
7 ラム・チェンイン 詠春拳の達人 「霊幻道士」
8 ジェット・リー 少林寺ブームの立役者 「少林寺」
9 ドニー・イェン 遅咲きのカンフー映画スター 「イップマン」

 

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー)

photo by Sasoriza / Bryan Chan CC 表示-継承2.0

生年月日 1949年12月11日
前名称 サモ・ハン・キンポー
身長 170㎝
出身 香港
子供 ジミー・ハン(タレント)他
愛称 大大哥(タイタイコー:大兄貴という意味)

 

【サモハンってどんな俳優?】

昔、私は香港カンフー映画を時系列バラバラに観ていたので、サモハン氏を知ったのはだいぶ後でした。

ジャッキー・チェン氏主演の「スパルタンX」あたりを観ていて、初めは失礼ながら「ジャッキー映画によく出てくる脇役」だと思っていました。

ところが、「洪家班(こうかはん)」というアクションチームを持ち、多くのヒット作の製作・監督がサモハン氏だと後々に知り、カンフー映画界の主要人物だと知って驚きました。

また、大きな体格にも関わらず、俊敏な動きに圧倒されました。ジャッキー氏、サモハン氏、ユン・ピョウ氏のトリオで出演の映画も好きですが、「豚だカップル拳」のサモハンが個人的には一番お気に入りです。

▼豚だカップル拳(画像クリックでDVD詳細へ)

「豚だカップル拳」では映画の演出のアイデアと言い、武術の技と言い、素晴らしいサモハン氏を観ることができます。

 

主な出演作品

発表年 タイトル
1972 「アンジェラ・マオの女活殺拳」
1973 「燃えよドラゴン」
1978~ 「燃えよデブゴン」シリーズ
1983 「五福星」
1985 「香港発活劇エキスプレス 大福星」
1988 「七小福 夢に生きた子供たち」
1998~2000 ドラマ「LA大捜査線 マーシャル・ロー」
2016 「おじいちゃんはデブゴン」

 

サモハン氏の略歴

少年時代

 

10歳で京劇役者育成学校である中国戯劇学院に入る。

 

中国戯劇学院(ちゅうごく ぎげきがくいん)

中国の京劇役者養成学校。著名な卒業生にジャッキー・チェン氏など。親元を離れた幼い子供が集った全寮制の学院。入学後には身体技を中心に演技力や表現力などかなり厳しい訓練を受けた。

 

ジャッキー・チェン氏やユン・ピョウ氏等もいた「七小福(しちしょうふく:学内優秀成績者で構成されるグループ)」のリーダーで、当時の芸名は「元龍(ユエンロン)」。

(朱元龍(チー・ユエンロン)の名を用いたこともある。七小福について詳しくは第5章で解説しています!)

 

▼ジャッキー・チェン氏

▼ユン・ピョウ氏

(ジャッキー・チェン氏、ユン・ピョウ氏について詳しくは後のページでご紹介!)

 

ナイトクラブや舞台などの出演をこなし、映画にも数本出演した。

中国戯劇学院修了後にはスタントマン、スタントダブル(俳優の代わりに危険な動きなどを演じる役)として映画界で仕事をするようになった。

 

映画界で活躍

 

1970年、武術指導師としてゴールデン・ハーベスト社と契約を結ぶ。

 

ゴールデン・ハーベスト社
1970年に設立された映画製作会社。大手香港映画会社ショウ・ブラザーズの制作本部長を務めていたレイモンド・チヨウ氏とプロデューサーのレナード・ホー氏らが設立。

 

翌1971年「奪命金劍(ドォミンジンジェン:日本未公開)」の武術指導を担当(悪役として少しだけ出演しています)。

その後には「忠烈図」(’75)、「死亡遊戯」(’78)等での武術指導でも高い評価を得ている。

 

▼死亡遊戯(画像クリックでDVD詳細へ)

 

そして、アンジェラ・マオ氏主演の「女活殺拳」(’72)、「燃えよドラゴン」(’73)等の自身が出演する作品も多数。

 

▼女活殺拳(画像クリックでDVD詳細へ)

▼燃えよドラゴン(画像クリックでDVD詳細へ)

 

「少林寺怒りの鉄拳」(’77)で監督に進出。

この映画がきっかけで、ブルース・リー氏の未完成作品「死亡遊戯」(’78)の武術指導をゴールデン・ハーベスト社より依頼される。

 

▼ブルース・リー氏

ブルース・リー氏については前のページでご紹介!

▼少林寺怒りの鉄拳(画像クリックでDVD詳細へ)

 

その後、尊敬するブルース・リー氏へのオマージュとして、自身が監督・主演の「燃えよデブゴン」(’78)を製作する。

 

▼画像は「燃えよデブゴン2」。(「燃えよデブゴン」の続編ではありません。)

 

当時出回っていた、ブルース・リー氏そっくりさん出演の映画とは一線を画す作品であり、サモハン氏の体型からは想像もつかないキレのあるアクションを繰り出す様は、ハイレベルかつ見事な香港カンフー映画であった。

また、この映画がきっかけで史上最強の「動けるデブ」として有名になった。

 

新たな時代を開拓

 

当時ブルース・リー氏の死と共に香港のカンフー映画は衰退し、コメディ映画に市場を取って代わられていた。

しかしサモハン氏の活躍は、香港映画界へ新たなシーンを打ち出すことに成功した。

そして、サモハン氏は1983年には「ピックポケット!」で第2回香港電影金像奨・主演男優賞を受賞する。

 

▼燃えよデブゴン4/ピックポケット!(画像クリックで商品詳細へ)

香港電影金像奨

日本では香港アカデミー賞ともいわれる中華圏で最も有名な映画賞式典の一つ。1982年より毎年行われている。

 

サモハン氏は盟友ジャッキー・チェン氏と共に、新たな時代のアクションを築き上げていった。

体を張った危険で大掛かりなスタントやアクションを次々と考案し、見事に成功させカメラアングルに収めていった。

そのようにして、サモハンは様々なアクション、コメディなどのヒット作品を生み出していった。

 

さらなる飛躍

 

1980年代半ばに入ると、サモハンは製作者としての才能を更に発揮し、中国の妖怪キョンシーを題材にした元祖キョンシー映画と言われている「妖術秘伝 鬼打鬼」(’80)を製作。

 

▼妖術秘伝 鬼打鬼(画像クリックでDVD詳細へ)

 

その後、道士役が主演のラム・チェンイン氏の当たり役となった「霊幻道士」(’85)がキョンシーブームの決定打となった。

 

▼ラム・チェンイン氏(真ん中)

▼霊幻道士(画像クリックでDVD詳細へ)

 

また、他にも80年代の作品に、ジャッキー・チェン氏等の香港の豪華俳優陣を集めた「福星シリーズ」と呼ばれる映画があり、全てサモハンの主演・監督作品である。

「五福星」(’83)や「香港発活劇エクスプレス 大福星」(’85)は香港、日本でヒットした。

 

▼五福星(画像クリックでDVD詳細へ)

▼香港発活劇エクスプレス 大福星(画像クリックでDVD詳細へ)

 

サモハン氏、ジャッキー・チェン氏、ユン・ピョウ氏等が学んだ香港の京劇学院の実話を映画化した文芸作「七小福 夢に生きた子供たち」(’88)では、サモハンはスパルタだが憎めない院長役で出演した。

 

▼七小福 夢に生きた子供たち(画像クリックで商品詳細へ)

 

この映画でサモハン氏は、第8回香港電影金奨の主演男優賞を受賞し、役者としても評価されるようになった。

 

アメリカ進出

 

1990年代後半アメリカでもカンフーブームが起き、様々な香港の俳優等がアメリカへ進出をした。

サモハン氏も1998年~2000年に放送されたアメリカの連続テレビドラマ「LA大捜査線 マーシャル・ロー」にて主演として出演。作品は好評で、サモハン氏はアメリカでも大人気となった。

また、ハリウッド進出を機に名前を「サモ・ハン・キンポー」から「サモハン」と短縮する。

 

▼LA大捜査線 マーシャル・ロー出演陣(写真左から2番目がサモハン)

 

現在、サモハン氏は66歳で香港映画界のレジェンドかつ最前線で活躍をしている。

近年の作品の一つとして2016年にサモハンの集大成とも言える「おじいちゃんはデブゴン」を発表。

この映画にはかつての盟友であるユン・ピョウ氏、ユン・ワー氏等出演者も豪華で、かつての香港カンフー映画ブーム期を彷彿させる作品である。

 

▼おじいちゃんはデブゴン(画像クリックでDVD詳細へ)

▼ユン・ワー氏(右上)

(ユン・ワー氏は後のページで紹介しています!)

 

サモハン氏作品の視聴方法

 

発表年 タイトル 視聴可能動画サイト
1972 「アンジェラ・マオの女活殺拳」
1973 「燃えよドラゴン」
1978~ 「燃えよデブゴン」シリーズ Hulu(4・7・10)
1983 「五福星」 Hulu
1985 「香港発活劇エキスプレス 大福星」 Hulu
1988 「七小福 夢に生きた子供たち」
1998~2000 ドラマ「LA大捜査線 マーシャル・ロー」
2016 「おじいちゃんはデブゴン」 Hulu

 

以上、サモハン(サモ・ハン・キンポー)氏の紹介でした。

次のページではジャッキー・チェン氏を紹介していきます。

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【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】

 

目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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健康麻雀とは ~飲まない吸わない賭けない~

Webon紹介目次著者
近年、インターネットの登場により麻雀の新たなブームが到来し麻雀を楽しみやすい環境が整ってきています。麻雀プロの筆者が、近年の麻雀ブームを解説すると共に麻雀の魅力をお伝えします。きっと麻雀を打ちたくなることでしょう!
「『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~」はこちらから

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)

 

今回は賭けずに楽しむ麻雀として代表的な場所である「健康麻雀」についてご紹介したいと思います。

 

健康麻雀とは

 

健康麻雀とは主に「飲まない吸わない賭けない」を原則とし、純粋に麻雀のゲーム性やそれを通して育まれるコミュニケーションを楽しむことを目的とするものです。

厚生労働省が主催する全国健康福祉祭(ねんりんピック)の公式競技としても採用されています。

 

「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」とは
全国健康福祉祭(愛称:ねんりんピック)は、昭和63(1988)年から毎年開催されている高齢者を中心とする国民の健康保持・増進、社会参加、生きがいの高揚を図るためのイベント。テニスやマラソンなどのスポーツや文化種目の交流大会や多彩なイベントが開催されている。

 

健康麻雀の促進を目指す日本健康麻将協会が発足したのが1988年。すでに30年の歴史があることになりますね。

日本健康麻将協会によれば

 

とかく悪いイメージのつきまとうマージャンですが、頭脳ゲーム、コミュニケーションツールとして考えると無限の可能性を持つものです。
近年では高齢者の介護予防として手さきと頭を使うマージャンが人気を集めてきており、私たちが提言してきた「賭けない・飲まない・吸わない健康麻将」を開催している会場も100箇所以上になりました。
なかには各自治体(品川区・杉並区・千葉市・さいたま市)が主催し、高齢者の方々への福祉事業の一環として健康麻将・教室を開催するケースもあり、これからの麻将人口の増加とマージャンに対するイメージアップが期待されています。

>引用元:日本健康麻将協会HP(http://kenko-mahjong.com/index.php)

 

ということで高齢者を中心に人気を博しています。

各自治体や麻雀教室が独自に運営しているところもあるのでその数は百箇所とは言わず数百箇所になるのではないでしょうか。

レッスンプロが1からルールを教えてくれる健康麻雀教室もたくさんあり、中には数十人が入る会場が毎週満員になっている教室もあるそうです。

 

 

麻雀の社会的な役割と健康麻雀

 

私のようなプロは、麻雀を勝ち負けのつく競技として、普段のトレーニングで技を磨き、それを発揮する場として楽しんでいます。

もちろんそれは非常に楽しいものですが、麻雀の楽しさや社会的な役割というのはそれだけにとどまりません。

 

例えば前述の日本健康麻将協会HPでは諏訪東京理科大学共通教育センターの篠原菊紀教授の研究成果として

 

①実年齢に比べて健康マージャン愛好者の脳年齢は3歳若い。
②麻将は衰えやすい脳部位を活性化させる。
③その結果、介護予防、認知症予防につなげることが期待出来る

引用元:日本健康麻将協会HP(http://kenko-mahjong.com/index.php)

 

というものが紹介されていました。

麻雀は非常に頭を使うゲームですから、脳を若く保つためのトレーニングとしても最適ということですね。

そういう意味でもやはり麻雀は「一生楽しめるゲーム」と言えるのではないかなと思います。

 

このように高齢者中心に楽しまれている健康麻雀ではありますが、インターネット文化によって「賭けずに麻雀を楽しむ層」が増えていることで、健康麻雀人口も増えていくでしょう。

 

健康麻雀を打てる場所


(引用元:日本健康麻将協会

 

では健康麻雀を打てる場所はどこにあるでしょうか。

一つは先ほど日本健康麻将協会のサイトから検索していただくという方法。

【参考リンク】一般社団法人日本健康麻雀協会<県別開催会場MAP>

 

他にも自治体主催で麻雀教室を行っている市町村もあるので一度お住いの市町村で運営しているところがないか探してみると良いでしょう。

【参考リンク】一般社団法人日本健康麻雀協会<地方自体による健康麻将の取り組みについて>

 

ここではその他に面白い取り組みをしている健康麻雀団体様をいくつかご紹介したいと思います。

 

健康麻雀団体紹介

 

その1 イオングループ


(引用元:https://www.aeonsupercenter.co.jp/store_s/akita/gojoume/)

 

先日、麻雀プロ団体の最大手である「日本プロ麻雀連盟」がイオングループと提携し健康麻雀の普及を行って行くというニュースが報じられました。
(参考リンク:https://news.yahoo.co.jp/byline/takashikiso/20171114-00078133/

 

もともとイオングループには健康麻雀教室を運営している店舗もあるようで、今後全国的に広まって行くようです。

もしかしたらあなたのお住まいのお近くのイオンにも健康麻雀教室ができるかもしれませんね。

イオンといえば家族ずれも多くいるショッピングモールですから数年後には家族で麻雀、なんて光景も見れるかもしれません。

 

▼イオングループで健康麻雀を運営している店舗

引用元:イオンカルチャークラブから調べる事ができます。

 

 

その2 ノーレート麻雀ネットワーク「ニューロン」


(引用元:http://npo-neuron.com/

 

関東、関西を中心に麻雀教室を展開するNPO法人の「ニューロン」さん。全くルールを知らない初級から、中級、上級とレベルに応じて様々なコースが用意されています。

特に注目なのが子供向け麻雀教室の存在です。品川校では、東京大学麻雀サークルのメンバーがスタッフとして子供達に麻雀を教えています。

 

【参考リンク】ノーレート麻雀ネットワーク ニューロン

 

一般的な雀荘は風俗営業法により管理されているため18歳未満の入店ができませんが、麻雀教室という形をとることでそれをクリアしているんですね。

 

大人気麻雀漫画「咲」の世界では高校生の部活動としての麻雀が非常にポピュラーなものとして描かれていますが、こういった活動がさらに盛んになれば、そのような世界が訪れるのもあり得ないことではないのかもしれません。

 

『咲-saki-』

奇跡的な麻雀を打つ高校1年生の宮永咲がインターハイの頂点を目指す物語。

 

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)



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目次著者

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

世界の絶景111選【アフリカ編】

Webon紹介目次著者
世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第1章では、海外旅行などに縁がなかった初心者の方でも分かりやすいように、世界を

ヨーロッパ】【北米】【南米】【アジア】【アフリカ】【オセアニア】【中東

の7つのエリアに分けて絶景スポットをご紹介します。誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。

 

初心者にもおすすめ!世界の絶景【アフリカ編】

(出典:https://www.google.co.jp/maps/)

 

アフリカ大陸は、現在54ヶ国あり5つのエリアに分かれています。独特の自然や生息する動植物たちが、観光の主役…。

他にも、歴史を物語る街並みや建造物など、他の国では見られない魅力をいっぱい秘めています。今回は、アフリカにある、54ヶ国から10の絶景スポットを選んでみました。

初心者でも行きやすい有名スポットはもちろん、人気観光地の絶景もご紹介します!日頃アフリカに興味がない方も、こんなステキな絶景があるんだと思えるはず。

 

1 【モロッコ】幻想的な青い迷路の街『シャウエン』

 

モロッコ北部にあるリフ山脈の奥深くにあるシャウエンの旧市街は、家の壁も階段も目に入る建築物は全て青色で染められた、まるで「おとぎの国」に迷い込んだような不思議な町。

この景色に憧れたトラベラーがこぞって訪れており、アクセスは良好とは言いがたいですが、初心者の方にも一度は見てほしい絶景スポットです。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/146672973@N02/35261031302)

 

かつて、スペインのアンダルシアから追い出されたイスラム教徒が、15世紀ごろから住み始めて作った町並みは、かわいらしい花なども飾られており、スペインの田舎に来たような雰囲気。この景観美には感動すること間違いなし!

しかも、絵本のような風景は至るところにあり、インスタ映えの写真も撮り放題ですよ♡

特に朝の散策は、人も少なくおすすめです。朝日を浴びて美しく輝く青い壁も見る価値あり。シャウエンは、寒暖差が顕著な地なので、カイロはもちろん上着やマフラーなど着るもので調節してくださいね。

 

 

おすすめビューポイント

曲がりくねった迷路のような路地を歩けば、茶色の屋根と青壁と植木鉢の花々のコラボは、清々しい気持ちにさせてくれます。

夜高台からシャウエンの町を一望する、夜景は幻想的で昼間とは全く違った絶景が広がっています。ホテルに夜景ツアーが組み込まれていることもあるので、ぜひ体感してみてくださいね。伝統の宿泊施設リアドに泊まって、モロッコの民泊感を味わうのも◎。

 

アクセス

ドバイなどを経由してモロッコの首都カサブランカまで飛行機で行きます。カサブランカからフェズまで電車で約4時間。その後シャウエン(正式名所シェフシャウエン)までバスで約4時間です。シャウエンの旧市街までは約1km。徒歩もいいですが、バスかタクシーで向かうのも◎。

少し辺ぴなところにありますが、人気観光地だけありツアーも充実しています。

 

2 【ジンバブエ・ザンビア】世界三大瀑布のひとつ『ヴィクトリアの滝』

 

ヴィクトリアの滝は、ジンバブエとザンビアの国境にある、最大落差108m、滝幅1,708mの滝で現在も成長を続けています。

イグアスの滝(アルゼンチン、ブラジル)とナイアガラの滝(アメリカ、カナダ)と共に世界三大瀑布に数えられています。世界遺産にも登録される大人気の観光スポットは、初心者の方も必見ですね!

3つの滝の中でも水量が最も多く、3月頃の雨季には毎分5億リットルの水が落下する圧巻の滝の姿を見ることができます。

現地語で「モシ・オ・トゥニャ(雷鳴轟く水煙)」という名をもつ通り、高さ150mも立ち上る白い水煙は滝の姿を隠してしまうほど。

 

 

滝つぼ付近では、風速20mの風が吹いています。シーズンの46月は、ある程度水量も落ち着いており圧巻の滝を見られます。水飛沫で体が濡れてしまうので雨具は必須です。

この滝を見るのには、ジンバブエ側とザンビア側から。他にも空から見る方法があります。滝の上を歩いたり、滝沿いの遊歩道を歩いたり、バンジージャンプを楽しむこともできます。

ヘリコプターで空から見れば、渓谷を一望できますよ。また、滝だけでなく1,000種の植物や30種の哺乳類、400種の鳥類も生息しており、サファリやバードウォッチングも楽しめます。

源流となるザンベジ川のサンセットクルーズは、ここに生息する野生の動物たちを見ることができおすすめです。

 

おすすめビューポイント

ザンビア川の「デビルズプール」と呼ばれる、滝の縁にあるプールで切り立った崖や水飛沫を上げる滝を大満喫できます。

プールで泳ぐアトラクションでは、すぐそばで落ち込む100mの断崖絶壁はかなりスリリング(入場制限があるので、予約はお早めに!)。

<デビルズプール>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tourists_swimming_at_Victoria_Falls.jpg)

 

アクセス

ヨハネスブルクからジンバブエ側のヴィクトリアフォールズ空港又は、ザンビア側のリビングストンの国際空港まで、飛行機で約2時間。両空港からは、タクシーなど車で20分ほど。ツアー参加可能。

URL: http://zimparks.org/parks/national-parks/victoria-falls/

 

3 【ナミビア】世界最古の「何もない」大砂漠『ナミブ砂漠』

 

ドラケンスバーグ山脈の砂が川を流れて海岸に運ばれ、強い海風に乗って内陸まで飛ばされてできた砂漠です。

世界最古の大砂漠といわれており、約8,000万年前に形成されたもの。ここまで運ばれてくる間に含んだ鉄が酸化して赤くなり、砂漠はアプリコット色に染まっています。

また砂肌がうねるように連なった砂紋はもちろん、美しい形状の砂丘は必見です。因みに名前は、「ナミブ=何もない」という意味です。

砂漠の奥地にある「デッドフレイ(死の谷)」と呼ばれる場所。CMなどでも使われています。

 

<デッドフレイ>

 

500年前まで湖で、今は干ばつ地帯で、乾いた白い沼地にはミイラのような数種類の枯れ木が散在しており、もの悲しくもありセンチメンタルな気分を味あわせてくれます。

ここはソススフレイという場所で、幻の湖が現れることも。

 

<幻の湖>

 

これは、雨季の雨が地下から窪地に湖を形成したもので、地下水だけに冷たく水浴びも快適です。

ナミブ砂漠の醍醐味は、セスナ機で空から南北に約1,300kmにわたって広がる、赤色に染まった壮大な砂漠を見ること。また、南回帰線の近くにあるナミブ砂漠は、「星空保護区」ともなっており、天の川や南十字星を見ながらの星空観測も体験する価値ありです。

 

<星空>

 

おすすめビューポイント

砂丘の頂上から見下ろす景色は、まるで砂の惑星に降り立ったような気分を味わえます。

 

アクセス

ヨハネスブルクから飛行機でナミビアの首都ウィントフックへ。空港からは現地ツアーや車で約4時間。


 

4 【モーリシャス】地球の中心まで割けてる?『幻の滝』

 

「海に突然現れる奇形?」といわれる絶景スポットです。

水深約10mの静かな海に現れる、地球の真ん中まで割けているような景観は、実は幻。この滝は上空からしか見ることができず、観光しやすいので初心者にもおすすめです。

モーリシャス島からの空の観光は、ヘリコプター(事前予約必須)で海上を飛んでくれます。

砂とシルトという粘土よりも粒が粗い沈殿物が海中を流れており、光の屈折により「まるで海底まで海が割けて海水がどっと流れ落ちる、壮大な滝」に見えるとか?

これは、波によってサンゴが破壊されて緩やかな凹みができたための現象によるもの。幻の滝に出会える条件は、晴れた日の干潮時の午前中(11時ごろ)です。

実は、モーリシャス島は「トム・ソーヤーの冒険」の著者マーク・トゥエイン氏が

「神はモーリシャスを最初に創り、そしてモーリシャスを真似て天国を創った」

と称賛するほど美しい島なんです。主役は幻の滝ですが、「インド洋で一番美しい」といわれるモーリシャス島の絶景も、写真に収めてくださいね。

 

<モーリシャス島の絶景>

(出典:https://www.flickr.com/photos/127339305@N05/16579308184/in/photolist-rg4hH7-rhgZ3e-UkKwuJ-rExL3R-ece3HF-85udMP-WmT8-BEVniE-AUbHQ2-tpHq8-smgbAa-rwqEAk-bUaoe6-re1BNT-6M6ixf-DGfERz-rMas4v-5EjTmK-5EhKbM-4C3Vht-ub148P-rihjhL-rFeW3p-rwjy1y-AT3xkM-qNY5Gi-zdUkNT-dpDLwf-uDQ2Gv-rHVSFn-rqWhZf-rFa7YA-rxewr1-B1zemc-gJqY9X-rzRKFM-4C8ygb-Bq78ox-rurrzG-a5eYFm-ns7yEu-BS6i7R-c5LsA5-7Jxzv5-rv6ipS-5EbpVu-rHRWzD-AzY1Gx-rXFeCV-5E71ix)

 

次のお休みは、島民からも長い間知られていなかった、「幻の滝」の絶景を見に行ってみませんか?

 

おすすめビューポイント

モーリシャス島の南西、ル・モーン付近の海上に突然現れる、海中の滝が見どころです。

 

アクセス

日本からはドバイ経由でモーリシャス島に行くのが便利。ドバイからは約4時間です。

 

5 【チュニジア】チュニジアンブルーの街並みは目が覚めるほどの絶景!『シディ・ブ・サイド』

(出典:https://en.m.wikipedia.org/wiki/File:Sidi_Bou_Said_09.jpg)

 

アフリカで一生に一度は行きたい絶景のひとつにあげられる、チュニジアの首都チュニスにある「シディ・ブ・サイド」。

ヨーロッパの富裕層が訪れる、アフリカでも有名なリゾート。チュニジアンブルーと呼ばれる、美しい青色と白壁が美しい街です。

 

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/16/Bluebalconies2_-_Sidi_Bou_Said.jpg/640px-Bluebalconies2_-_Sidi_Bou_Said.jpg)

 

地中海らしいターコイズブルーの海と重なる絶景は、右に出るものなし。首都郊外にあり、訪れやすく気軽に街歩きができるので、初心者にもおすすめです。

白い街並みにチュニジアンブルーのドアや窓がステキな街並みは、17世紀以降にブルジョワ層の別荘地として栄えた名残り。20世紀初頭に、白壁と青い飾り窓を好んだ男爵が、町の景観保護に尽力したたまもの。

「カフェ・シディ・シャバーン」というカフェが小高い丘の上にあり、ここからの海景は、まさにフォトジェニックという言葉がピッタリで、女子受け間違いなし!

 

<カフェ・シディ・シャバーンからの眺め>

(出典:https://www.flickr.com/photos/41173345@N03/14472280335/in/photolist-o3SdJK-tMjcgA-v6ourw-bEMi3X-5Hmd8A-7RSdLE-bjggGi-8dHbWd-7hoZ3e-6zJ4mk-8gKWEj-7NMvjA-ddGtfc-6zHcai-4CdsgZ-bjguWR-bjgcDc-6rBC3j-ddeqcT-7hsUBN-ddGtwP-8fVLf-jDDGJk-Ghvwm-GfP6A-n4TQM-87gbSD-87jBBJ-87ggJa-87gpDD-87gyNP-87jtkE-87jzFm-87gmGa-87gnYn-87jn6m-87jHFS-87gcbt-87jEME-87grEa-87jmQ5-87jHrq-brSvLw-5GBNSx-aWN1qg-4DHRSA-auxMnK-bFQGWi-4Cds84-c4hdUJ)

 

美しい白と青の街並み観光の一休みにぜひ訪れて、地中海の絶景に触れてみてください。気温はかなり上がります。帽子をかぶり水分補給はこまめにとり、熱中対策は念入りにしてくださいね。

 

おすすめビューポイント

小高い丘に登れば、シディ・ブ・サイドの港と地中海の絶景が広がります。

 

アクセス

首都チュニスからTGM(列車)で、約30分。

 

6 【南アフリカ】アフリカ大陸最南西端は超絶景!『喜望峰』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cape_of_Good_Hope_1_HDR.jpg)

 

欧州セレブ達に大人気のケープタウン屈指の観光地です。

喜望峰を回るインド航路で有名ですね。かつては、ポルトガルに希望を与えるという意味でつけられたようですが、現在はアフリカ縦断をするトラベラーが目指す、最終目的地(希望の地)となっています。

 

<ケープポイント入口>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cape_Point_South_Africa.jpg?uselang=ja)

 

海は、エメラルドグリーンから真っ青に変化して行く海色もステキ!ここには、250種を超える鳥類や動物が生息しており、ダチョウやケープペンギンも住んでいるので、記念に彼らの写真を撮るのも◎。

 

<ケープペンギン>

 

喜望峰の大自然を満喫するには、ハイキングやマウンテンバイクで巡るのもおすすめです。一周34kmのケープ・オブ・グッド・ホープ・ハイキングトレイルが人気ですよ。

また、夜は喜望峰の隣にある、ライオンの形をした小高い山(ケープトニアン)に登り、その頂上部分のシグナルヒルから見下ろす、ケープタウンの夜景もおすすめです。

<シグナルヒルからの夜景>

 

おすすめビューポイント

喜望峰から約2kmにあるケープポイントという展望スポットからは、キラキラと光る白波の大海原とホワイトサンドのビーチがとっても美しく感動もの。最高のフォトスポットです。展望台へは、ケーブルカーも設置されています。

 

アクセス

ケープタウンからサイモンズタウンまで鉄道で向かい、駅からはタクシーで行くのが便利です。

初心者の方は、バスツアーでの参加がおすすめです。

 

7 【セネガル】湖がいちごミルク色?『ラック・ローズ』

(出典:http://www.lakeretba.com/Lake-Retba-Pictures.html)

 

絵具を湖の中に流したようなピンク色の湖が、セネガルにあります。

正式名所はレトバ湖といい、好塩微生物が太陽のエネルギーを吸収することで発する特殊な赤い色素が、ピンク色の湖の正体です。

 

(出典:http://www.lakeretba.com/Lake-Retba-Pictures.html)

 

3万平方キロメートルのラック・ローズは、普通の海水の10倍もの塩分濃度があり、ヨルダンにある死海の1.5倍とか。

寝そべればカナヅチの人も簡単に浮くことができます。また、この塩分を利用した塩づくりも盛んで、沿岸にいくつもできている塩の山とピンクの湖のコラボも絶景です。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Baignade_au_lac_rose_-_panoramio.jpg?uselang=ja)

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:LacRose1.jpg)

 

おすすめビューポイント

雨季はあまり美しいピンク色にはなりませんが、乾季(115月)には日光の当たり方によって、いちごミルク色の美しい湖を見ることができます。

 

アクセス

ダカール市内から路線バスでも行けますが、乗り継ぎがあるので、初心者の方は、ツアー参加で行くのがおすすめです。

URL: http://www.lakeretba.com/

 

8 【エジプト】アスワンで『ナイル川』を遊び尽くす

(出典:https://www.flickr.com/photos/132084522@N05/16727337568)

 

世界最長のナイル川の観光は、アフリカに来たらしてみたいことのひとつですね。

カイロから南へ約900km、ナイル川の東岸にあるアスワンでは、ナイル川を使った遊び方が豊富で、初心者の方にもおすすめです。特に有名な観光地は、世界遺産誕生のきっかけとなったアブシンベル神殿。

 

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5d/Aswan_from_Nile_4.jpg/640px-Aswan_from_Nile_4.jpg?uselang=ja)

 

一番おすすめなのは、ルクソールまで船旅を楽しむナイル川クルーズですが、時間とお金に余裕がある方専用。

気軽にナイル川クルーズを楽しむなら、歴史好きの方必見のクヌム神殿遺跡やナイロメーターの遺跡があるエレファンティネ島や植物や動物が好きな方には島全体が植物園のナバータート島がおすすめです。

 

<ナバータート島>

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c1/Aswan%2C_Kitchener%27s_Island%2C_view_to_Nile%27s_west_bank%2C_Egypt%2C_Oct_2004.jpg/640px-Aswan%2C_Kitchener%27s_Island%2C_view_to_Nile%27s_west_bank%2C_Egypt%2C_Oct_2004.jpg?uselang=ja)

 

特に、ファルーカと呼ばれる帆かけ船に乗ってのクルーズも体験したいもの。穏やかな川の流れをゆっくり感じながら両岸の街並みや自然を満喫するのもいいものですよ。

サンセットのころのクルーズはとってもロマンティック。ナイル川を望むホテルに泊まれば更に、至福のひとときを過ごせること間違いなし!

 

おすすめビューポイント

ナイル川を眺めながら食事を楽しめる小さな島、エイサ島にある「El Dokka」でエジプト料理を堪能するのもおすすめです。

 

アクセス

カイロのラムセス駅から寝台列車で、14時間。カイロ国際空港からアスワン空港まで、飛行機で1時間半。

 

9 【タンザニア】巨大クレーターに人間と野生動物が共存する地『ンゴロンゴロ自然保護区』

 

マサイ族の言葉で「巨大な穴」を意味する、ンゴロンゴロ。標高1,700m以上のクレーターは、サバンナや森林、川湖などから形成される、総面積8,288㎢の自然保護区です。

この巨大なクレーター内には25,000頭の野生動物が住んでおり、多くの沼や湿地には数千羽、数万羽ともいわれるピンクのフラミンゴの姿も見られます。ツアー利用で訪れることができるので、初心者の方にもおすすめです。

 

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f1/Flamand_rose_Ngorongoro_Tanzanie.JPG/640px-Flamand_rose_Ngorongoro_Tanzanie.JPG)

 

カルデラの外輪山に阻まれており、野生動物などが外界に出ることが不可能。絶滅危惧種のクロサイをはじめ、ライオンや象、バッファローやヒョウなど、ここで暮らす「ビックファイブ」を間近に見られることが最大の魅力です。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/lamsongf/8220607967)

 

また、遊牧生活をするマサイ族も現在もここで暮らしており、人間と動物が共存共栄する世界でも稀な保護区となっています。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/stignygaard/2486404096)

 

もし、体力と時間がある方は、同じくアルーシャからツアーがある、6,000m級の山で一般の人が登ることができる「キリマンジャロ」の登山を経験するのもおすすめです。

アフリカ最高峰の山に登るのは、旅の醍醐味かも。日本からの登山ツアーも多いのでおすすめですよ。

 

おすすめビューポイント

4WDサファリで間近に動物たちを楽しむのが醍醐味ですが、外輪山の上に建っているロッジから双眼鏡で野生動物を見るのもおすすめです。

 

アクセス

タンザニアの空の玄関口ナイロビからアルーシャまで飛行機で約4時間。アルーシャからは車で約3時間。アルーシャからはツアーで参加するのがおすすめです。

URL: http://www.ngorongorocrater.org/

 

 

10 【モーリシャス】摩訶不思議な七色の大地!『セブン・カラード・アース・オブ・シャマレル』

 

「インド洋の貴婦人」と称されるモーリシャスの魅力は、モーリシャス・ブルーと呼ばれる世界屈指のビーチの美しさだけではありません。今回は、七色に染まる摩訶不思議な砂丘をご紹介します。

「赤、茶、紫、青、緑などまるで絵具で塗ったのでは?」と勘違いしちゃうような、大地に七色の虹がかかったようなグラデーションは、印象深く心に残るほど。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Seven_coloured_earths_mauritius.jpg)

 

鉱物たちが交じり合うことなしに大地の上で堆積しており、これは世界的にも稀なこと。しかも、かき混ぜても、いつの間にか元の七色に戻っているそうです。不思議ですね。

色がはっきり見られるのは、晴れた日。雨の日は、グラデーションが濃く見えないそうです。

 

おすすめビューポイント

整備された遊歩道があり、この遊歩道が一番のビュースポット。フォトジェニックな撮影ポイントはいろいろ。角度によっても、色の見え方が違います。

 

アクセス

ドバイ経由でモーリシャスまで行き、空港から七色の大地があるシャマレルまで車で約1時間です。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

おわりに ~宅飲みは生きる活力~

Webon紹介目次著者
お酒を飲む機会は近年減っていると言われますが実は宅飲み(家飲み)の需要は上がっています。お酒が大好きな鹿児島の主婦による『宅飲み入門 ~ラクに楽しむ方法~』はこちらから!

著者:さつまのだれやめママ

鹿児島生まれ鹿児島育ち、三姉妹のママ、主婦歴12年。夫婦揃ってお酒が好きです。お酒の種類は大概なんでも飲みますが、特に好きなのはビールや焼酎。毎晩主人と乾杯をする為に、家事や育児を頑張っております。

お問い合わせはこちらから

 

『宅飲み入門』目次へ  (全16ページ)

 

おわりに

 

こうやってお酒のことばかり書いているので、読んでくださっている方には「トンデモ主婦」なんて思われるかもしれませんね。

しかし私にとって、毎晩の晩酌は毎日の活力となっています。

お酒は楽しみ方次第でプラスにもマイナスにもなります。

ちなみに私のモットーは「のんべえでも毎日の家事と育児は80点」です。

 

①主人のお弁当作り

②主人はもちろん、子どもが帰宅する前にリビングを片付けておく

③会話を楽しめる夕食は出来るだけ手を掛ける

④小学校などの子どもの行事はほぼ参加する

以上4点を心がけています。

 

特に家事や育児は誉められるわけでもなく、当たり前にしなくてはならないもの。だからこそ、モチベーションが下がってしまいがちです。

モチベーションを向上するためのご褒美となっているお酒は、私にとってガソリンかもしれません。

50年後も焼酎瓶を抱えながら夫婦や友人と飲んでいる、元気なおばあちゃんでいれたらいいなぁって思っています。

 

みなさんには活力となるガソリンはありますか?

今回お酒や宅飲みに興味を持っていただいたばらば、一緒に宅飲みを始めませんか?

一人でゆっくりしっぽり、サシでじっくり語って、大勢で思い出作り。

あなたの人生に余裕と素敵な時間をプラス出来ますように。

 

『宅飲み入門』目次へ  (全16ページ)

 

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宅飲みの前に知っておくべきアルコール注意点

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お酒を飲む機会は近年減っていると言われますが実は宅飲み(家飲み)の需要は上がっています。お酒が大好きな鹿児島の主婦による『宅飲み入門 ~ラクに楽しむ方法~』はこちらから!

著者:さつまのだれやめママ

鹿児島生まれ鹿児島育ち、三姉妹のママ、主婦歴12年。夫婦揃ってお酒が好きです。お酒の種類は大概なんでも飲みますが、特に好きなのはビールや焼酎。毎晩主人と乾杯をする為に、家事や育児を頑張っております。

お問い合わせはこちらから

 

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より楽しく宅飲みを行うためには、注意が必要です。

特にアルコールが絡むと自宅とはいえ、大きなトラブルになってしまうことがあります。

そこで、このページでは宅飲みを行う上で注意しておきたいことをまとめました。特にまだお酒の経験が浅い20代前半の方にお読みいただければと思います!

 

宅飲みの前に知っておくべきアルコールの注意点!

 

宅飲みは長時間かつ一ヶ所で行われるので、自然と飲みすぎてしまって、二日酔いになりがちです。

また、お酒の飲み方などによっては、取り返しのつかないトラブルに見舞われることにもなります。

そこで、お酒のトラブルを避けるために具体的にどういった工夫をすればよいのか、お教えいたします。

 

1 自分の飲める量を見極める

 

基本的なことではありますが、自分が飲める量を知っておくことが重要です。

そのためにも一人宅飲みをして、自分が楽しく、かつ翌朝二日酔いにならない量を知っておくことをオススメします。

 

一人飲みについては第1章で詳しく解説!(このページは「はじめに(第0章)」)

 

2 肝臓を保護しながら飲む

▲市販ウコンの例(画像クリックで商品詳細へ)

 

2日酔いを避けるためには、市販されているウコンを摂取したり、肝機能を向上させる梅酒やワインを取り入れてみるといいですよ。

しかし梅酒やワインなどは一般的にはグラス1杯で十分だそうです。飲みすぎると意味がないのでご注意ください。

 

また意外と知らない方も多いですが、アルコールは水分を補給するどころが、水分を排出していることになるそうです。

飲みすぎるとドンドン脱水症状に陥っていきます。

体を守るためにも、お酒と同量の水を摂取することをオススメします。

と、言ったものの、なかなか難しいんですよね・・・徐々に試してみてはどうでしょうか?

結局の所、自分の限界を知っていても、ついつい盛り上がって飲んでしまうかもしれません。

自分で自制するか、自分がアルコールに強くなるしかありませんね。

 

3 飲んでからお風呂に入らない

 

入浴して体があたたまると、血液の循環がよくなって「アルコールが全身にまわってしまう」と言われています。

平衡感覚が乱れてお風呂で滑って転んで頭をぶくけたりしてしまったら大変です。

また、アルコールを摂取した直後の入浴は、脳貧血、不整脈、心臓発作などの可能性も指摘されています。

ですので、飲んでからお風呂に入るのは避けた方がよいと言えるでしょう。

 

飲むことを強要された場合の対処法

 

私は今までお酒を強要されたり、無意味な一気飲みを経験したことはありません。ありがたいことです。

ですが、お酒を強要してくる人、居ますよね。

友人でしたら参加しないように出来ますが、大学や会社の先輩などは断りにくいかもしれません。

 

しかし宅飲みの場合は先輩の目を他に向けることが可能です。

テレビや雑誌など、ちょっと注意をそらせば、話題が変わることが出来る可能性があります。

どうしてもしつこく強制されるならば、自分がお酒を作る担当になり、とにかく薄く作るようにしましょう。

あとは度数の低いアルコールを事前に準備しておき、場をしのぎましょう。

 

もっと深刻なのが、イッキ飲みです。

そういった流れになったらトイレに立つしかないですかね・・・。

あとは笑って

「先輩みたいに強くないんでキツいです、いやーやっぱり先輩ってスゴいですね!助けると思って、俺のイッキしてください!」

なんて言うしかないかな・・・。

しかし想像するだけで、恐ろしく迷惑ですね。

 

ちなみにイッキ飲みは本当にとても危険ですよ。

以前の職場の先輩がイッキ飲みして大変な目にあったといっていました。

テキーラの飲みすぎで倒れて救急車に運ばれたそうです。

目が覚めたらオムツをはいていて、恥ずかしさとトンでもない二日酔いに教われたそうです。「嫁に行けない~」ってボヤいてました。

お酒の失敗で身を滅ぼさないようにしましょう。

 

 

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