一生に一度は行きたい世界の絶景【夜景編】

 

 



 

世界には目に焼き付けておきたい絶景がたくさんあります。

「一生に一度は行きたい世界の絶景」を、秘境やビーチリゾート、街並みなど、テーマ別にご紹介したいと思います。

お好きなテーマはもちろん、他のテーマからも、お気に入りの絶景スポットが見つかったら嬉しいです。

 

一生に一度は行きたい世界の絶景【夜景編】

 

 

世界の三大夜景に選ばれているスポットから、誰もがウットリするまばゆい光を放つ摩天楼など、世界には心の底から「ステキ!」と思える夜景スポットがたくさんあります。

 

「ここだけは行ってみたい!」と思う光り輝く夜景を中心に、10のスポットを選んでみました。

 

旅行の楽しみは、昼間だけではありません。

参考にして、旅のナイトライフも満喫させてくださいね♪

また、それぞれの地域ごとに概要が分かる基本情報も載せてあります。読めば絶景がさらに美しく見えるかも!?

 

1 【中国】世界三大夜景に選ばれた100万ドルの夜景『香港島』

photo by Base64, retouched by CarolSpears Attribution-Share Alike 3.0 Unported

 

「日本の函館」と「イタリアのナポリ」とともに世界三大夜景の一つに選ばれている香港。

42㎡の湾に沿って高層ビルが林立するセントラルの「100万ドルの夜景」は、一生に一度は見たいですよね。

 

知っていると夜景も綺麗に見える!?「香港」基本情報
香港は正式名称を「中華人民共和国香港特別行政区」と言います。その名前からも分かる通り中国の一部です。ただ「特別行政区」と呼ばれる、自治権(じちけん:法律など独自の行政を持つ権利)がある地域なので中国本土とは法律などが異なり文化も違います。

約150年のイギリス植民地時代があったため(1997年に中国へ返還)根付いたイギリス文化も観光地としての香港を楽しむポイントの一つ。

香港 東京
737万人 人口 927万人
1,104㎢ 面積 2,193㎢

 

王道の観光スポットはヴィクトリア・ピーク(またの名を太平山)という山です。

 

 

香港島で一番高い山であるヴィクトリア・ピーク。

そこにある建物「ピーク・タワー」の展望台「スカイ・テラス428」から見る夜景は、色とりどりの宝石を散りばめたような美しさ。

 

▼「スカイ・テラス428」からの夜景

photo by Chensiyuan 4.0 International

 

▼ピーク・タワー

photo by Daniel Neubauer Some rights reserved

 

ピーク・タワーは複合施設なので、レストランやカフェで寛ぎながら、ゆっくり夜景観賞を楽しむのもいいかも。

 

また香港島の「世界最大の永続的な光と音のショー」として、ギネス世界記録に認定される『シンフォニー・オブ・ライツ』は必見!

 

▼シンフォニー・オブ・ライツ(香港フィルハーモニー管弦楽団の音楽とレーザービームやサーチライトが連動したショー)

photo by Tama Leaver

 

ショーは毎晩20時から約13分にわたって行われています。

シンフォニー・オブ・ライツを見るなら、香港の中心地「尖沙咀(チムサーチョイ)」の尖沙咀駅から徒歩で約10分にある「尖沙咀のウォーター・フロント・プロムナード」がおすすめです。

<参考>香港観光局公式:シンフォニー・オブ・ライツのページ

 

尖沙咀のウォーター・フロント・プロムナード

尖沙咀にある遊歩道。ブルース・リーの銅像などもある。

▼尖沙咀のウォーター・フロント・プロムナード

photo by Bevis Chin Some rights reserved

 

300mの散策道から見るライトアップショーは、インスタ映えの写真を撮れること間違いなし!

 

ウォーター・フロント・プロムナードにあるアベニュー・オブ・スターズ(香港映画スターの屋外展示場)の東側にある、「尖沙咀東プロムナード・テラス(空中庭園)」からもステキな夜景を望めます。

 

アベニュー・オブ・スターズ
香港映画スターの銅像や手形などを展示しているスペース。ここにブルース・リーの銅像などがあり記念写真スポットとしても有名。2018年末まで改修工事中で閉鎖されており2019年には移転して再開する。

香港観光局公式サイト:アベニュー・オブ・スターズ

▼ブルース・リーの銅像

<編集部コラム>香港のブルース・リー像を見てきました!

2018年11月に香港へ行きました!残念ながらアベニュー・オブ・スターズは改装中でしたが、ブルース・リー像(上半身だけ)やカンフー映画スター(ジャッキー・チェン氏やサモ・ハン・キンポー氏など)の手形などを見る事ができました!香港のカンフー映画が好きな方であれば改装中でも興奮できます!

▼改装中のブルース・リー像

▼ジャッキー・チェン氏の手形

 

九龍半島と香港島、両方の夜景を満喫できる「カオルーン・ピーク(飛鵝山)」という山や

▼カオルーン・ピークからの眺め

 

 

ICCタワーの100階にある展望台や

▼ICCタワー(低層階ショッピングモール・中高層階オフィス)

 

観覧車の「香港摩天輪」や

▼香港摩天輪(乗車は20香港ドル=約280円)

photo by hans-johnson Some rights reserved

 

「スターフェリー・ハーバー・ツアー」(ビクトリア・ハーバーを周遊するフェリーツアー)などから見る夜景もおすすめです。

▼スターフェリー・ハーバー・ツアーで見られる夜景の例

 

著者のおすすめビューポイント

海上から360度の夜景を望める贅沢な夜景観光には、アクア・ルナというクルーズがおすすめです。

▼アクア・ルナ

photo by Mulligan Stu

ヴィクトリアハーバーからの夜景を45分間たっぷり楽しめる上に、赤い帆の船はレトロ感たっぷりで旅情気分もUPしてくれるはず。

また、船内にはバーもあるので、ワイン片手にロマンティックな夜景を観光できちゃいます♪

アクセス

東京から香港国際空港まで飛行機で約4時間半。空港から直結のエアポートエクスブレスで香港駅まで約24分。

URL: http://www.discoverhongkong.com/jp/see-do/highlight-attractions/harbour-view/a-symphony-of-lights.jsp

 

 

 

2 【アイスランド】首都『レイキャヴィーク』で、贅沢な夜景を!

photo by jeennoh

 

知っていると夜景も綺麗に見える!?「レイギャビーク」基本情報
レイギャビークはアイスランドの首都。世界で最も北に位置する国の首都。

火山を利用した「地熱発電」を多用する事や燃料電池自動車に水素を供給する「水素ステーション」を利用した路線バスを世界で初めて運行するなど、クリーンエネルギー政策が特徴の国。

レイギャビーク 東京
12万人 人口 927万人
274㎢ 面積 2,193㎢

 

アイスランドの「首都」、、といっても高い建物がほとんどないレイキャヴィークでは、街全体を一望する夜景と運が良ければオーロラとがコラボした贅沢な夜景を望めます。

 

photo by Davide Cantelli cant89

 

レイギャビークでは天然の地熱を利用したエネルギーシステムを採用しており、空気が澄んでいるので、闇夜にくっきりと浮かび上がる素晴らしい夜景を見ることができます。

 

レイギャビークのエネルギーシステム
火山が多いアイスランドのレイギャビークでは地熱発電(地中から取り出した蒸気で発電する)を多く行っているので環境に優しいエネルギーシステムを採用しており、空気が澄んでいる。

 

photo by Qtea

 

フォトジェニックな夜景を見るなら、ペルトラン展望台がおすすめです。

 

▼ペルトラン展望台(小高い丘にある建物。レストランや博物館もある)

photo by Aaron Toth Some rights reserved

 

21時まで営業しており、丘の上に建てられているので街全体を見渡せます。

スペースシャトルのような形をした、街のシンボル的な存在の『ハットルグリムス教会』もライティングされてとっても綺麗に見えますよ♪

 

▼写真右の高い建物が「ハットルグリムス教会」

photo by O Palsson  

 

著者おすすめビューポイント

アイスランドは国全体がオーロラベルト(地球上でオーロラが最も頻繁に見られる場所)にあるので、世界で唯一、首都でオーロラ鑑賞ができることでも有名です。

シーズンにはレイキャヴィークからオーロラ観測ツアーもたくさん催行されているので、近郊のくっきりしたオーロラを見に行くのもおすすめです。

10月~3月の天候のいい日に、ぜひ挑戦してくださいね!

アクセス

東京からはロンドンやコペンハーゲンを経由してアイスランドのケプラヴィーク国際空港へ。空港からレイキャヴィーク市内まで空港シャトルバスで約50分。

URL: https://visitreykjavik.is/

 

 

 

3 【南アフリカ】こんなにステキな夜景がアフリカに?!『ケープタウン』

photo by Victor Bergmann Some rights reserved

 

ケープタウンは、美しいヨーロッパ風の街並みと壮大な自然が織りなす景観で人気の、南アフリカ屈指の観光地です。

 

知っていると夜景も綺麗に見える!?「ケープタウン」基本情報
南アフリカ共和国の都市でアフリカ有数の都市でもある。喜望峰などが観光地として有名。

喜望峰の絶景はこちらでも紹介!(別Webon)

南アフリカ共和国は首都機能をプレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテーン(司法府)に分散させているが、世界から首都はプレトリアと認知されている。

元々はオランダ船の東アフリカ・インド・東アジアの貿易食料基地として建設された。その後は長い間イギリスの植民地であった。

ケープタウン 東京
43万人 人口 927万人
400㎢ 面積 2,193㎢

 

ケープタウンの夜景は

「アフリカにこんなに素晴らしい夜景があるのか?」

といわれるほど。

 

photo by alistair.pott Some rights reserved

 

夜景だけでなく、早く訪れて海に沈んで行く真っ赤な夕陽や空が茜色に染まる夕景も見る価値があります。

 

▼ケープタウンの夕景

 

少しずつ暗くなり、テーブルマウンテンのシルエットと黄金の夜景のコラボ写真を撮れば思い出も一生ものです。

 

テーブルマウンテン
ケープタウンの南部に位置する山。約3キロにわたり山頂が平坦なことからその名がつけられた。

▼テーブルマウンテンと夜景

 

おすすめビューポイント

ケープタウンの夜景を見渡すなら、シグナルヒルがおすすめです。

テーブルマウンテンの横にある山にシグナルヒルはあります。山頂は「ライオンズ・ヘッド」と呼ばれ、後ろの方にある丘を「シグナルヒル」と呼びます。

▼ライオンズ・ヘッド

▼シグナルヒルからの眺め

photo by Martie Swart

 

金色に輝く光の中にダイアモンドを散りばめたような夜景は、暖かみがありその美しさには訪れる人全てが虜になるとか。

因みに、治安が良くないとされているので、できればツアーで訪れるのがおすすめです。

アクセス

東京からドバイやロンドンを経由してケープタウン国際空港へ。空港から市内までバスで約25分。

URL: http://south-africa.jp/meetsouthafrica_lists/199/

 

 

 

4 【ハンガリー】世界一の夜景と皆が認める絶景『ブダペスト』

 

知っていると夜景も綺麗に見える!?「ブダペスト」基本情報

ハンガリーの首都でハンガリー最大の都市。ドナウ川を挟んで西の「ブダ」「オーブダ」と東の「ペスト」が1873年に合併して「ブダペスト」となった。

ブダペストはヨーロッパで最も美しい街の一つとも言われており、ドナウ川やお城・温泉などが有名。多くの観光客が訪れる。

ブダペスト 東京
174万人 人口 927万人
525㎢ 面積 2,193㎢

 

「ドナウの真珠」と称されるブダペストは、夜景もとっても美しいんです。ドナウ川が通っており、夜景が真珠のように美しいことからそのような呼ばれ方をしています。

ブダペストの夜景を「ヨーロッパ一」はもちろんのこと、「世界一」だと言う人も少なくありません。

 

 

ハンガリーの夜景観光の醍醐味は、ライティングされた「セチェーニくさり橋」を見ること。くさり橋の中央からブダ側とペスト側の両方を眺めるのもお忘れなく。

 

▼セチェーニくさり橋

 

ペスト側からライティングされた幻想的なブダ城を眺めながら川沿いを歩き、セチェーニくさり橋をわたってブダ側へ行きます。

 

▼ブダ城

 

ブダ側では、お城や聖堂など歴史的建造物を巡りながら歩けばハンガリーの中世に迷い込んだような気分も味わえるはず。

 

インスタ映えの夜景を撮影するなら「漁夫の砦」は必見です。

 

▼画像左の高い建物が「漁夫の砦」

 

見どころも多く、対岸の国会議事堂や大聖堂、遠くにくさり橋も見えますよ♪

 

おすすめビューポイント

街の中心を流れるドナウ川に架かり、西と東を結ぶくさり橋がライトアップされる姿は息をのむほど。

一番のビューポイントは、「ゲッレールトの丘」です。

▼ゲッレールトの丘からの眺め

丘から見下ろすブタペストの光輝く街並みはもちろん、ドナウ川に映り込むくさり橋の灯りや行き交う船、全てが絵に描いたような夜景が広がります。

アクセス

ハンガリーへの直行便はないので、ヨーロッパで乗り換え、リスト・フェレンツ国際空港へ行きます。エアポートシャトルで市内まで約30分。

URL: http://jp.gotohungary.com/hungary1

 

 

 

 

5 【アメリカ】煌めく夜のNY摩天楼を見るなら『エンパイアステートビル』が一番

photo by G. Scott Segler 表示-継承 4.0 国際

 

知っていると夜景も綺麗に見える!?「エンパイアステートビル」基本情報

アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区にある高層ビル。「エンパイア・ステート」というのはニューヨークの異名である「帝国州」という意味。1931年に建てられ、1972年まで世界一の高さのビルだった。(現在はUAEのドバイにある「ブルジュ・ハリファ」というビル) ビルには主にオフィスが入っている。

ニューヨーク市 東京
854万人 人口 927万人
789㎢ 面積 2,193㎢

 

エンパイアステートビルは、NYの夜景観光の王道です。

エンパイアステートビルの地上86階と102階に展望室があり、煌めくNYのマンハッタンを存分に堪能できます。

 

photo by Eric Marshall

 

86階のオープンデッキからは、ガラス越しではない夜景が望めると好評です。

360度ぐるりと回れる展望台は、NYの夜景を全て見ることができちゃいますよ♪

 

また、夜にライティングされるエンパイアステートビルを見たい時は、もう一つの展望台、「トップ・オブ・ザ・ロック」がおすすめです。

トップ・オブ・ザ・ロックは「ロックフェラーセンター」の展望台です。

 

▼ロックフェラーセンター

 

ビルが真正面に見える、格好のフォトスポット♪

 

おすすめビューポイント

やっぱりエンパイアステートビルの南側から見える、ワールド・トレードセンターは見たいですよね。

▼ワールドトレードセンター

photo by Eric Marshall 

ワールドトレードセンターはニューヨーク一の高さを誇るビルだけあり、堂々たる姿は、夜でもばっちり見えます。

周りには高いビルが並んでおり、遠くは宝石を散りばめたようなネオンとヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ(上画像左端)を見ることができインスタ映えの写真を撮れちゃいます。

 

アクセス

地下鉄 B/D/F/M/N/R 線の34丁目駅から徒歩で約6分。

URL: http://www.esbnyc.com/ja

 

 

 

 

6 【ボリビア】ラパスの新観光名所!『ミラドール・キリキリ』の夜景

photo by Olaf Some rights reserved

 

ボリビアの夜景は、ウユニ塩湖もいいですが、実はミラドール・キリキリの夜景も言葉を失うほど。

 

知っていると夜景も綺麗に見える!?「ミラドール・キリキリ」基本情報

南米ボリビアの事実上の首都「ラパス」にある地名。ボリビアの憲法上での首都は「スクレ」という都市だが行政などがラパスで行われている。

ミラドール・キリキリという地域は展望スポットとして知られており多くの観光客が訪れる。「ミラドール」は展望台という意味。

ラパス 東京
76万人 人口 927万人
472㎢ 面積 2,193㎢

 

ミラドール・キリキリは、ラパスのすり鉢状に広がる街並み(ラパスは谷間の街)の夜景が一望できる展望台。

そこからはラパスの事実上の首都らしい夜景が広がっています。

 

photo by Adelina Herbas 表示-継承 4.0 国際 

 

遠くの斜面の夜景はキラキラと輝き、光の絨毯のように広がる美しさも見物。

心が躍るような夜景は、ロマンティックで心に残る絶景を写真に収めること請負です。

ミラドール・キリキリ周辺の治安はあまりいいとはされていません。タクシーなどで行かれることをおすすめします。

 

おすすめビューポイント

街歩きも素敵なラパスですが、上空にはケーブルカーが走っているんです。展望台からの夜景は素晴らしいですが、ケーブルカーからの移り変わる夜景も◎。

▼ケーブルカーからの夜景

photo by RAMON RAMON Some rights reserved

しかも、物価が安いラパスでは、片道50円くらい。

ケーブルカー内なら治安もあまり恐れることはないので、夜景観光に利用する価値ありです。

アクセス

ラパス市街地から展望台までミニバスに乗って約10分。治安が悪いので、夜はタクシーで行かれることをおすすめします。

 

 

 

 

7 【モナコ】3ヶ国を一望する贅沢な夜景スポット『ラ・テッド・デ・シアン』

▲モナコの夜景

 

世界で二番目に小さな公国モナコが、長崎、香港(先述)と並んで「世界新三大夜景」に選ばれています。

 

知っていると夜景も綺麗に見える!?「ラ・テッド・デ・シアン」基本情報

モナコはフランスの南部にある世界で2番目に小さい国(最も小さな国はバチカン市国の0.44㎢)

そんなモナコにある小高い山が「ラ・テッド・デ・シアン」。フランス語で「犬の頭」という意味で、断崖絶壁の姿が犬の頭に見える事から名付けられた。モナコの岬に位置しており、断崖絶壁に見える丘から海と街が見える。日本ではあまり有名ではないが海外ではとても有名な絶景ポイントとして知られている。

モナコ 東京
3.6万人 人口 927万人
2㎢ 面積 2,193㎢

 

「地中海の宝石」と呼ばれる夜景は、心が洗われるほど。アクセスはちょっと難しいですが、ラ・テッド・デ・シアンの夜景は見る価値ありです。

 

▼ラ・テッド・デ・シアンからの眺め

photo by Einaz80 Creative Commons Attribution-Share Alike 4.0 Internationa

▼モナコの夜景

photo by G0DeX  

 

ラ・テッド・デ・シアンは、モナコ、フランス、イタリアの3ヶ国が、一度に見渡せる絶景ポイント。

ネオンだけでなく、山々と海、港が織りなす夜景はモナコならでは。

 

▼モナコの夜景

photo by gabriella szekely

 

美しすぎる夜景は、さすが世界新三大夜景の厳選スポットというパノラマが広がっています。

 

おすすめビューポイント

少し早めに出かけて、時間とともに移り変わる夜景を楽しむのも醍醐味。

オレンジからゴールドへ、その後は落ち着いた金色に変化する夜景は素晴らしいですよ。

闇夜に浮かぶ夜景も素晴らしいですが、夕日が沈んで少し赤味が残る空と海、エルキュール港と山々のシルエットとネオンがコラボするころの景色が一番好き♡

アクセス

モナコへは、イタリアやパリから電車が出ています。イタリアのミラノから約5時間。パリからはTGVで約6時間です。

展望台へはバスは走っていないので、タクシーかレンタカーで行くことになります。

 

 

 

8 【カナダ】ウォーター・フロントの夜景を楽しむなら『バンクーバー』

photo by Taozhijian Attribution-Share Alike 3.0 Unported

 

知っていると夜景も綺麗に見える!?「バンクーバー」基本情報
カナダのブリティッシュコロンビア州にある都市(カナダ首都はオタワ)。イギリスの植民地だった歴史があるのでイギリス文化が根づいている。

バンクーバーのウォーター・フロント駅にある地域「ガスタウン」は貿易や商業の要所として栄え、今でも観光客相手の商売が盛んに行われている場所でもある。

バンクーバー 東京
65万人 人口 927万人
115㎢ 面積 2,193㎢

 

先端都市バンクーバーの夜景は、かなりの美しさ。

 

photo by popejon2 

 

広大なスタンレーパークからは、バンクーバー湾に映り込む対岸のダウンタウンの夜景を望めます。

 

▼スタンレーパークの様子(バンクーバーの最も有名な公園)

 

園内には外灯がなく真っ暗なので、ほとんどの人が車で訪れて車内から夜景を楽しんでいます。

フォトジェニックなスポットは、スタンレーパーク園内北側にある「プロスペクト・ポイント」から望むライオンズゲートブリッジとダウンタウンの街並み。

 

▼ライオンズゲートブリッジとダウンタウン

photo by Xenyx 表示-継承 3.0 非移植

 

このコラボ夜景は、他では見られない絶景です。

 

photo by Christoph Sammer

 

おすすめビューポイント

バンクーバーにたった一つしかない、ビル型のルックアウト(展望台)からの夜景も見逃せません。

ハーバーセンタービルの最上階にあり、UFOのような形をしたユニークな展望台。

▼ハーバーセンタービル(円盤のようなものが展望台。基本はオフィスビル)

photo by GoToVan

360度回遊する展望台は地上167mの高さにあり、バンクーバーの全ての夜景を見ることができます。

アクセス

東京からバンクーバー国際空港までは直行便で約9時間。空港と市内を結ぶスカイトレインで、終点のウォーター・フロント駅まで約25分。

URL: https://vancouver.ca/

 

 

 

 

9 【ポルトガル】首都リスボンで見る夜景といえば『セニョーラ・ド・モンテ展望台』

▲セニョーラ・ド・モンテ展望台からの眺め photo by  Raphaël Chekroun Some rights reserved

 

知っていると夜景も綺麗に見える!?「セニョーラ・ド・モンテ展望台」基本情報
ポルトガルの首都リスボンにある展望台。見晴らしがよくリスボンの観光名所が見渡せる。展望台の一角には教会も備わっており、多くの観光客が訪れるスポット。

リスボンは歴史の古い都市として知られておりその歴史は西ヨーロッパ一。ロンドン・ローマ・パリなどよりも古くからある都市。

リスボン 東京
50万人 人口 927万人
100㎢ 面積 2,193㎢

 

セニョーラ・ド・モンテ展望台はアルファマ地区の北部に位置しています。

サン・ジョルジェ城やエドゥアルド7世公園、タホ川などなど、リスボンの有名観光地を見渡せることでも有名な展望台。

 

▼サン・ジョルジェ城

photo by Heribert Bechen .. thanks for 2.4 mio. visits Some rights reserved

▼エドゥアルド7世公園

photo by Photo YourSpace

▼タホ川

photo by  santiago lopez-pastor Some rights reserved

 

日本ではCM(消臭力のCM)で有名になった「サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台」の北側にある小さな公園の展望台です。

 

▼サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台

photo by  Bernt Rostad

 

「セニョーラ・ド・モンテ展望台は古き良きリスボンらしい夜景を望める」と、地元の方々にも一押しされる夜景スポットです。

リスボンの街を一望できるので、夜景はもちろん、昼間に観光前の位置確認で訪れる人もいます。

 

 

煌びやかな夜景ではないですが、リスボンの風を感じながらのんびりと夜景を楽しんでみてはいかがでしょう。

 

おすすめビューポイント

幽玄美を感じられる、タホ川クルーズもおすすめです。リスボンの風情漂う街並みやリスボンとアルマダを結ぶライティングされた「425日橋」の下を通る、素敵な船旅を満喫できます。

▼4月25日橋

展望台から見るリスボンの街並みとは、違う角度からの夜景を堪能できます。

アクセス

市電電車28番グラサ(Graca)から徒歩で約5分。

 

 

 

10 【日本】日本人なら一度は見ておきたい夜景!『長崎稲佐山展望台』

photo by ajari

 

世界新三大夜景や日本新三大夜景に選ばれている「これぞ長崎の夜景」といえるでしょう。

 

知っていると夜景も綺麗に見える!?「長崎稲佐山展望台」基本情報
長崎にある稲佐山の展望台。世界新三大夜景に当ページで既に紹介している香港・モナコと並び選出されている。ちなみに日本新三大夜景は長崎・札幌・神戸。

展望台のある稲佐山公園は野外ステージなどもあり福山雅治のライブなど多くのアーティストが公演をしている。

長崎 東京
143万人 人口 927万人
406㎢ 面積 2,193㎢

 

古くから港町として栄えた長崎港を囲むように広がるダイナミックな夜景は、「1000万ドルの夜景」と呼ばれており、日本を代表する夜景といっても過言ではありません。

 

photo by 663highland  表示-継承 3.0 非移植

 

長崎の夜景を見るなら、長崎市街はもちろん、海面に映り込む街の輝きやライトアップされた女神大橋など、フォトジェニックな夜景が広がる稲佐山展望台ですよね。

 

▼女神大橋

photo by Toomore Chiang

 

展望台まで上るロープウェイからの夜景や展望レストランから眺める夜景はとても美しいですよ♪

 

おすすめビューポイント

稲佐山の山頂にあるガラス張りのビュータワーが最大のビューポイント。

▼ビュータワーの様子

photo by 663highland 表示-継承 3.0 非移植

360度立体的な長崎の夜景を見ることができます。稲佐山からの夜景で、一番美しく見えるのは北部です。

ぜひ、展望台からのフォトジェニックな夜景を、楽しんでくださいね。

アクセス

長崎駅から34番系統のバスに乗りロープウェイ前バス停で下車。所要時間約7分。ロープウェイで約5分。

URL: http://inasayama.net/

 

 

 

まとめ

 

夜景を見れば、誰もが感動と心の底からの安らぎを覚えるのではないでしょうか?

今回ご紹介したスポットの他にも、ラスベガスなどの「遊覧飛行夜景観賞ツアー」などで、空から夜景を楽しめる観光スポットも魅力的!

ぜひ、世界の夜景絶景スポットに訪れて、インスタ映えの写真をたくさん撮って、心に残る思い出を作ってくださいね!

 

 



 

世界の絶景111選【アフリカ編】

Webon紹介目次著者
世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第1章では、海外旅行などに縁がなかった初心者の方でも分かりやすいように、世界を

ヨーロッパ】【北米】【南米】【アジア】【アフリカ】【オセアニア】【中東

の7つのエリアに分けて絶景スポットをご紹介します。誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。

 

初心者にもおすすめ!世界の絶景【アフリカ編】

(出典:https://www.google.co.jp/maps/)

 

アフリカ大陸は、現在54ヶ国あり5つのエリアに分かれています。独特の自然や生息する動植物たちが、観光の主役…。

他にも、歴史を物語る街並みや建造物など、他の国では見られない魅力をいっぱい秘めています。今回は、アフリカにある、54ヶ国から10の絶景スポットを選んでみました。

初心者でも行きやすい有名スポットはもちろん、人気観光地の絶景もご紹介します!日頃アフリカに興味がない方も、こんなステキな絶景があるんだと思えるはず。

 

1 【モロッコ】幻想的な青い迷路の街『シャウエン』

 

モロッコ北部にあるリフ山脈の奥深くにあるシャウエンの旧市街は、家の壁も階段も目に入る建築物は全て青色で染められた、まるで「おとぎの国」に迷い込んだような不思議な町。

この景色に憧れたトラベラーがこぞって訪れており、アクセスは良好とは言いがたいですが、初心者の方にも一度は見てほしい絶景スポットです。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/146672973@N02/35261031302)

 

かつて、スペインのアンダルシアから追い出されたイスラム教徒が、15世紀ごろから住み始めて作った町並みは、かわいらしい花なども飾られており、スペインの田舎に来たような雰囲気。この景観美には感動すること間違いなし!

しかも、絵本のような風景は至るところにあり、インスタ映えの写真も撮り放題ですよ♡

特に朝の散策は、人も少なくおすすめです。朝日を浴びて美しく輝く青い壁も見る価値あり。シャウエンは、寒暖差が顕著な地なので、カイロはもちろん上着やマフラーなど着るもので調節してくださいね。

 

 

おすすめビューポイント

曲がりくねった迷路のような路地を歩けば、茶色の屋根と青壁と植木鉢の花々のコラボは、清々しい気持ちにさせてくれます。

夜高台からシャウエンの町を一望する、夜景は幻想的で昼間とは全く違った絶景が広がっています。ホテルに夜景ツアーが組み込まれていることもあるので、ぜひ体感してみてくださいね。伝統の宿泊施設リアドに泊まって、モロッコの民泊感を味わうのも◎。

 

アクセス

ドバイなどを経由してモロッコの首都カサブランカまで飛行機で行きます。カサブランカからフェズまで電車で約4時間。その後シャウエン(正式名所シェフシャウエン)までバスで約4時間です。シャウエンの旧市街までは約1km。徒歩もいいですが、バスかタクシーで向かうのも◎。

少し辺ぴなところにありますが、人気観光地だけありツアーも充実しています。

 

2 【ジンバブエ・ザンビア】世界三大瀑布のひとつ『ヴィクトリアの滝』

 

ヴィクトリアの滝は、ジンバブエとザンビアの国境にある、最大落差108m、滝幅1,708mの滝で現在も成長を続けています。

イグアスの滝(アルゼンチン、ブラジル)とナイアガラの滝(アメリカ、カナダ)と共に世界三大瀑布に数えられています。世界遺産にも登録される大人気の観光スポットは、初心者の方も必見ですね!

3つの滝の中でも水量が最も多く、3月頃の雨季には毎分5億リットルの水が落下する圧巻の滝の姿を見ることができます。

現地語で「モシ・オ・トゥニャ(雷鳴轟く水煙)」という名をもつ通り、高さ150mも立ち上る白い水煙は滝の姿を隠してしまうほど。

 

 

滝つぼ付近では、風速20mの風が吹いています。シーズンの46月は、ある程度水量も落ち着いており圧巻の滝を見られます。水飛沫で体が濡れてしまうので雨具は必須です。

この滝を見るのには、ジンバブエ側とザンビア側から。他にも空から見る方法があります。滝の上を歩いたり、滝沿いの遊歩道を歩いたり、バンジージャンプを楽しむこともできます。

ヘリコプターで空から見れば、渓谷を一望できますよ。また、滝だけでなく1,000種の植物や30種の哺乳類、400種の鳥類も生息しており、サファリやバードウォッチングも楽しめます。

源流となるザンベジ川のサンセットクルーズは、ここに生息する野生の動物たちを見ることができおすすめです。

 

おすすめビューポイント

ザンビア川の「デビルズプール」と呼ばれる、滝の縁にあるプールで切り立った崖や水飛沫を上げる滝を大満喫できます。

プールで泳ぐアトラクションでは、すぐそばで落ち込む100mの断崖絶壁はかなりスリリング(入場制限があるので、予約はお早めに!)。

<デビルズプール>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tourists_swimming_at_Victoria_Falls.jpg)

 

アクセス

ヨハネスブルクからジンバブエ側のヴィクトリアフォールズ空港又は、ザンビア側のリビングストンの国際空港まで、飛行機で約2時間。両空港からは、タクシーなど車で20分ほど。ツアー参加可能。

URL: http://zimparks.org/parks/national-parks/victoria-falls/

 

3 【ナミビア】世界最古の「何もない」大砂漠『ナミブ砂漠』

 

ドラケンスバーグ山脈の砂が川を流れて海岸に運ばれ、強い海風に乗って内陸まで飛ばされてできた砂漠です。

世界最古の大砂漠といわれており、約8,000万年前に形成されたもの。ここまで運ばれてくる間に含んだ鉄が酸化して赤くなり、砂漠はアプリコット色に染まっています。

また砂肌がうねるように連なった砂紋はもちろん、美しい形状の砂丘は必見です。因みに名前は、「ナミブ=何もない」という意味です。

砂漠の奥地にある「デッドフレイ(死の谷)」と呼ばれる場所。CMなどでも使われています。

 

<デッドフレイ>

 

500年前まで湖で、今は干ばつ地帯で、乾いた白い沼地にはミイラのような数種類の枯れ木が散在しており、もの悲しくもありセンチメンタルな気分を味あわせてくれます。

ここはソススフレイという場所で、幻の湖が現れることも。

 

<幻の湖>

 

これは、雨季の雨が地下から窪地に湖を形成したもので、地下水だけに冷たく水浴びも快適です。

ナミブ砂漠の醍醐味は、セスナ機で空から南北に約1,300kmにわたって広がる、赤色に染まった壮大な砂漠を見ること。また、南回帰線の近くにあるナミブ砂漠は、「星空保護区」ともなっており、天の川や南十字星を見ながらの星空観測も体験する価値ありです。

 

<星空>

 

おすすめビューポイント

砂丘の頂上から見下ろす景色は、まるで砂の惑星に降り立ったような気分を味わえます。

 

アクセス

ヨハネスブルクから飛行機でナミビアの首都ウィントフックへ。空港からは現地ツアーや車で約4時間。


 

4 【モーリシャス】地球の中心まで割けてる?『幻の滝』

 

「海に突然現れる奇形?」といわれる絶景スポットです。

水深約10mの静かな海に現れる、地球の真ん中まで割けているような景観は、実は幻。この滝は上空からしか見ることができず、観光しやすいので初心者にもおすすめです。

モーリシャス島からの空の観光は、ヘリコプター(事前予約必須)で海上を飛んでくれます。

砂とシルトという粘土よりも粒が粗い沈殿物が海中を流れており、光の屈折により「まるで海底まで海が割けて海水がどっと流れ落ちる、壮大な滝」に見えるとか?

これは、波によってサンゴが破壊されて緩やかな凹みができたための現象によるもの。幻の滝に出会える条件は、晴れた日の干潮時の午前中(11時ごろ)です。

実は、モーリシャス島は「トム・ソーヤーの冒険」の著者マーク・トゥエイン氏が

「神はモーリシャスを最初に創り、そしてモーリシャスを真似て天国を創った」

と称賛するほど美しい島なんです。主役は幻の滝ですが、「インド洋で一番美しい」といわれるモーリシャス島の絶景も、写真に収めてくださいね。

 

<モーリシャス島の絶景>

(出典:https://www.flickr.com/photos/127339305@N05/16579308184/in/photolist-rg4hH7-rhgZ3e-UkKwuJ-rExL3R-ece3HF-85udMP-WmT8-BEVniE-AUbHQ2-tpHq8-smgbAa-rwqEAk-bUaoe6-re1BNT-6M6ixf-DGfERz-rMas4v-5EjTmK-5EhKbM-4C3Vht-ub148P-rihjhL-rFeW3p-rwjy1y-AT3xkM-qNY5Gi-zdUkNT-dpDLwf-uDQ2Gv-rHVSFn-rqWhZf-rFa7YA-rxewr1-B1zemc-gJqY9X-rzRKFM-4C8ygb-Bq78ox-rurrzG-a5eYFm-ns7yEu-BS6i7R-c5LsA5-7Jxzv5-rv6ipS-5EbpVu-rHRWzD-AzY1Gx-rXFeCV-5E71ix)

 

次のお休みは、島民からも長い間知られていなかった、「幻の滝」の絶景を見に行ってみませんか?

 

おすすめビューポイント

モーリシャス島の南西、ル・モーン付近の海上に突然現れる、海中の滝が見どころです。

 

アクセス

日本からはドバイ経由でモーリシャス島に行くのが便利。ドバイからは約4時間です。

 

5 【チュニジア】チュニジアンブルーの街並みは目が覚めるほどの絶景!『シディ・ブ・サイド』

(出典:https://en.m.wikipedia.org/wiki/File:Sidi_Bou_Said_09.jpg)

 

アフリカで一生に一度は行きたい絶景のひとつにあげられる、チュニジアの首都チュニスにある「シディ・ブ・サイド」。

ヨーロッパの富裕層が訪れる、アフリカでも有名なリゾート。チュニジアンブルーと呼ばれる、美しい青色と白壁が美しい街です。

 

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/16/Bluebalconies2_-_Sidi_Bou_Said.jpg/640px-Bluebalconies2_-_Sidi_Bou_Said.jpg)

 

地中海らしいターコイズブルーの海と重なる絶景は、右に出るものなし。首都郊外にあり、訪れやすく気軽に街歩きができるので、初心者にもおすすめです。

白い街並みにチュニジアンブルーのドアや窓がステキな街並みは、17世紀以降にブルジョワ層の別荘地として栄えた名残り。20世紀初頭に、白壁と青い飾り窓を好んだ男爵が、町の景観保護に尽力したたまもの。

「カフェ・シディ・シャバーン」というカフェが小高い丘の上にあり、ここからの海景は、まさにフォトジェニックという言葉がピッタリで、女子受け間違いなし!

 

<カフェ・シディ・シャバーンからの眺め>

(出典:https://www.flickr.com/photos/41173345@N03/14472280335/in/photolist-o3SdJK-tMjcgA-v6ourw-bEMi3X-5Hmd8A-7RSdLE-bjggGi-8dHbWd-7hoZ3e-6zJ4mk-8gKWEj-7NMvjA-ddGtfc-6zHcai-4CdsgZ-bjguWR-bjgcDc-6rBC3j-ddeqcT-7hsUBN-ddGtwP-8fVLf-jDDGJk-Ghvwm-GfP6A-n4TQM-87gbSD-87jBBJ-87ggJa-87gpDD-87gyNP-87jtkE-87jzFm-87gmGa-87gnYn-87jn6m-87jHFS-87gcbt-87jEME-87grEa-87jmQ5-87jHrq-brSvLw-5GBNSx-aWN1qg-4DHRSA-auxMnK-bFQGWi-4Cds84-c4hdUJ)

 

美しい白と青の街並み観光の一休みにぜひ訪れて、地中海の絶景に触れてみてください。気温はかなり上がります。帽子をかぶり水分補給はこまめにとり、熱中対策は念入りにしてくださいね。

 

おすすめビューポイント

小高い丘に登れば、シディ・ブ・サイドの港と地中海の絶景が広がります。

 

アクセス

首都チュニスからTGM(列車)で、約30分。

 

6 【南アフリカ】アフリカ大陸最南西端は超絶景!『喜望峰』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cape_of_Good_Hope_1_HDR.jpg)

 

欧州セレブ達に大人気のケープタウン屈指の観光地です。

喜望峰を回るインド航路で有名ですね。かつては、ポルトガルに希望を与えるという意味でつけられたようですが、現在はアフリカ縦断をするトラベラーが目指す、最終目的地(希望の地)となっています。

 

<ケープポイント入口>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cape_Point_South_Africa.jpg?uselang=ja)

 

海は、エメラルドグリーンから真っ青に変化して行く海色もステキ!ここには、250種を超える鳥類や動物が生息しており、ダチョウやケープペンギンも住んでいるので、記念に彼らの写真を撮るのも◎。

 

<ケープペンギン>

 

喜望峰の大自然を満喫するには、ハイキングやマウンテンバイクで巡るのもおすすめです。一周34kmのケープ・オブ・グッド・ホープ・ハイキングトレイルが人気ですよ。

また、夜は喜望峰の隣にある、ライオンの形をした小高い山(ケープトニアン)に登り、その頂上部分のシグナルヒルから見下ろす、ケープタウンの夜景もおすすめです。

<シグナルヒルからの夜景>

 

おすすめビューポイント

喜望峰から約2kmにあるケープポイントという展望スポットからは、キラキラと光る白波の大海原とホワイトサンドのビーチがとっても美しく感動もの。最高のフォトスポットです。展望台へは、ケーブルカーも設置されています。

 

アクセス

ケープタウンからサイモンズタウンまで鉄道で向かい、駅からはタクシーで行くのが便利です。

初心者の方は、バスツアーでの参加がおすすめです。

 

7 【セネガル】湖がいちごミルク色?『ラック・ローズ』

(出典:http://www.lakeretba.com/Lake-Retba-Pictures.html)

 

絵具を湖の中に流したようなピンク色の湖が、セネガルにあります。

正式名所はレトバ湖といい、好塩微生物が太陽のエネルギーを吸収することで発する特殊な赤い色素が、ピンク色の湖の正体です。

 

(出典:http://www.lakeretba.com/Lake-Retba-Pictures.html)

 

3万平方キロメートルのラック・ローズは、普通の海水の10倍もの塩分濃度があり、ヨルダンにある死海の1.5倍とか。

寝そべればカナヅチの人も簡単に浮くことができます。また、この塩分を利用した塩づくりも盛んで、沿岸にいくつもできている塩の山とピンクの湖のコラボも絶景です。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Baignade_au_lac_rose_-_panoramio.jpg?uselang=ja)

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:LacRose1.jpg)

 

おすすめビューポイント

雨季はあまり美しいピンク色にはなりませんが、乾季(115月)には日光の当たり方によって、いちごミルク色の美しい湖を見ることができます。

 

アクセス

ダカール市内から路線バスでも行けますが、乗り継ぎがあるので、初心者の方は、ツアー参加で行くのがおすすめです。

URL: http://www.lakeretba.com/

 

8 【エジプト】アスワンで『ナイル川』を遊び尽くす

(出典:https://www.flickr.com/photos/132084522@N05/16727337568)

 

世界最長のナイル川の観光は、アフリカに来たらしてみたいことのひとつですね。

カイロから南へ約900km、ナイル川の東岸にあるアスワンでは、ナイル川を使った遊び方が豊富で、初心者の方にもおすすめです。特に有名な観光地は、世界遺産誕生のきっかけとなったアブシンベル神殿。

 

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5d/Aswan_from_Nile_4.jpg/640px-Aswan_from_Nile_4.jpg?uselang=ja)

 

一番おすすめなのは、ルクソールまで船旅を楽しむナイル川クルーズですが、時間とお金に余裕がある方専用。

気軽にナイル川クルーズを楽しむなら、歴史好きの方必見のクヌム神殿遺跡やナイロメーターの遺跡があるエレファンティネ島や植物や動物が好きな方には島全体が植物園のナバータート島がおすすめです。

 

<ナバータート島>

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c1/Aswan%2C_Kitchener%27s_Island%2C_view_to_Nile%27s_west_bank%2C_Egypt%2C_Oct_2004.jpg/640px-Aswan%2C_Kitchener%27s_Island%2C_view_to_Nile%27s_west_bank%2C_Egypt%2C_Oct_2004.jpg?uselang=ja)

 

特に、ファルーカと呼ばれる帆かけ船に乗ってのクルーズも体験したいもの。穏やかな川の流れをゆっくり感じながら両岸の街並みや自然を満喫するのもいいものですよ。

サンセットのころのクルーズはとってもロマンティック。ナイル川を望むホテルに泊まれば更に、至福のひとときを過ごせること間違いなし!

 

おすすめビューポイント

ナイル川を眺めながら食事を楽しめる小さな島、エイサ島にある「El Dokka」でエジプト料理を堪能するのもおすすめです。

 

アクセス

カイロのラムセス駅から寝台列車で、14時間。カイロ国際空港からアスワン空港まで、飛行機で1時間半。

 

9 【タンザニア】巨大クレーターに人間と野生動物が共存する地『ンゴロンゴロ自然保護区』

 

マサイ族の言葉で「巨大な穴」を意味する、ンゴロンゴロ。標高1,700m以上のクレーターは、サバンナや森林、川湖などから形成される、総面積8,288㎢の自然保護区です。

この巨大なクレーター内には25,000頭の野生動物が住んでおり、多くの沼や湿地には数千羽、数万羽ともいわれるピンクのフラミンゴの姿も見られます。ツアー利用で訪れることができるので、初心者の方にもおすすめです。

 

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f1/Flamand_rose_Ngorongoro_Tanzanie.JPG/640px-Flamand_rose_Ngorongoro_Tanzanie.JPG)

 

カルデラの外輪山に阻まれており、野生動物などが外界に出ることが不可能。絶滅危惧種のクロサイをはじめ、ライオンや象、バッファローやヒョウなど、ここで暮らす「ビックファイブ」を間近に見られることが最大の魅力です。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/lamsongf/8220607967)

 

また、遊牧生活をするマサイ族も現在もここで暮らしており、人間と動物が共存共栄する世界でも稀な保護区となっています。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/stignygaard/2486404096)

 

もし、体力と時間がある方は、同じくアルーシャからツアーがある、6,000m級の山で一般の人が登ることができる「キリマンジャロ」の登山を経験するのもおすすめです。

アフリカ最高峰の山に登るのは、旅の醍醐味かも。日本からの登山ツアーも多いのでおすすめですよ。

 

おすすめビューポイント

4WDサファリで間近に動物たちを楽しむのが醍醐味ですが、外輪山の上に建っているロッジから双眼鏡で野生動物を見るのもおすすめです。

 

アクセス

タンザニアの空の玄関口ナイロビからアルーシャまで飛行機で約4時間。アルーシャからは車で約3時間。アルーシャからはツアーで参加するのがおすすめです。

URL: http://www.ngorongorocrater.org/

 

 

10 【モーリシャス】摩訶不思議な七色の大地!『セブン・カラード・アース・オブ・シャマレル』

 

「インド洋の貴婦人」と称されるモーリシャスの魅力は、モーリシャス・ブルーと呼ばれる世界屈指のビーチの美しさだけではありません。今回は、七色に染まる摩訶不思議な砂丘をご紹介します。

「赤、茶、紫、青、緑などまるで絵具で塗ったのでは?」と勘違いしちゃうような、大地に七色の虹がかかったようなグラデーションは、印象深く心に残るほど。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Seven_coloured_earths_mauritius.jpg)

 

鉱物たちが交じり合うことなしに大地の上で堆積しており、これは世界的にも稀なこと。しかも、かき混ぜても、いつの間にか元の七色に戻っているそうです。不思議ですね。

色がはっきり見られるのは、晴れた日。雨の日は、グラデーションが濃く見えないそうです。

 

おすすめビューポイント

整備された遊歩道があり、この遊歩道が一番のビュースポット。フォトジェニックな撮影ポイントはいろいろ。角度によっても、色の見え方が違います。

 

アクセス

ドバイ経由でモーリシャスまで行き、空港から七色の大地があるシャマレルまで車で約1時間です。

 

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目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。