バックパッカー旅行におすすめの国35選【オセアニア編】

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バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行におすすめの国【オセアニア】

 

 

最後にご紹介するのは「オセアニア」のバックパッカー旅行にオススメな国々。

 

オセアニア地域はあまりバックパッカー旅行の旅先として採用されることはありません。リゾート地が中心になることから、ユースホステル・ゲストハウスといったバックパッカー向けの宿泊施設も国によってはほとんど無いところもあり、それほど安く旅をすることができない地域でもあります。

 

ユースホステル
若者が安全かつ安価に宿泊できる施設。ユースホステル会員は年会費がかかるが会員になっていると宿泊費が安くなるなどのメリットがある。
ゲストハウス
バックパッカー旅行においては安価な宿泊施設の事。ホテルとは異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

 

しかし、ワーキングホリデー制度のある2つの国を拠点に、旅行資金を蓄えつつ、南太平洋の島国を訪れる旅行スタイルがあります。

これらの地域をバックパッカー的に訪れる、といった方法で効率よく旅行をすることが可能です。

 

ワーキングホリデー
旅行では外国に基本的には数か月しか滞在する事が許されないがワーキングホリデーという制度を利用すれば18歳~30歳までの間に1~2年の滞在ができる。日本と協定を結ぶ国でしか制度を利用できない。

 

32 日本人バックパッカーにも人気のワーホリ渡航先『オーストラリア』

 

日本人に人気の旅行先であり留学、またワーキングホリデー先でもあるオーストラリア(ワーキングホリデーは日本と協定を結ぶ国のみで利用できる制度です)は、大陸そのものが1つの国であり、広大な国土に多様な自然的景観が見られます。

 

オススメの雄大な自然はずばりグレート・バリアリーフやウルル(旧名:エアーズ・ロック)、タスマニア島といったオーストラリアならではの場所。

 

グレート・バリアリーフ
世界遺産に登録されている地域。自然の景色を楽しむ他、シュノーケリングやダイビングなども楽しめる。

photo by Robert Linsdell

 

ウルル(エアーズ・ロック)
世界遺産に登録されている世界で2番目に大きな一枚岩。(1番大きな一枚岩は同じくオーストラリアの「マウント・オーガスタ」)

 

タスマニア島
オーストラリア大陸の南方に位置する大自然に溢れた島。

▼タスマニア島の風景

 

 

「自然だけでなく、街も楽しみたい!」って人には「世界一住みやすい街」の1つとして挙げられることの多いメルボルンや、最大都市のシドニー、またゴールド・コーストといった場所をオススメします。

 

メルボルン
オーストラリアの南に位置する都市。イギリスのエコノミスト誌(新聞)のランキングで世界一住みやすい街に選ばれた。公園などが点在した美しい街。

▼メルボルンの街並み

シドニー
オーストラリアの主要都市の一つ。ビーチなどもあり、過ごしやすく観光客にも人気。

▼シドニー

ゴールド・コースト
オーストラリア東海岸に位置する都市。ビーチや国立公園が人気。

▼ゴールド・コースト

 

オーストラリアは物価の高い国であるため、旅行の費用もそれなりにかかります。

そのため、ワーキングホリデーのビザを取得して1年滞在し、現地で仕事を見つけてしばらく旅行資金を蓄えるのもオススメの方法ですよ。

 

VISA(ビザ)とは

VISA(ビザ)とはその国へ入る際の許可証の事。VISA発行までにはお金や時間がかかる(国によって額や時間は様々)。

VISAが無ければ基本的に他国へ入国する事はできないが日本は協定を結んでいる国が多いので短期間の滞在であればビザ不要で入国できる国が多い。(日本のビザなし入国可能国数は121ヵ国。2018年現在)

「ワーキングホリデービザ」は1年間その国に滞在ができるビザ。(ワーキングホリデーについては先述)

 

オーストラリアのアルバイト時給は1500円を超えますし(2018年時点)、国民の祝日(パブリック・ホリデー)に働いたり、農園で住み込みバイトをすれば、さらに効率よく貯蓄をすることが可能です。

 

パブリック・ホリデー
オーストラリアの祝日の事。パブリックホリデーに働くと給料が1.5倍~と大きく増える事があるのでアルバイトを現地でする場合は効率的に稼ぐ事ができる。

 

主観も入った!「オーストラリア」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 6,806km
東京との時差 +1時間(サマータイム+2時間)
公用語 英語語
主な宗教 キリスト教(無宗教も2~3割)
国民性 優しい
英語伝わる度
★★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★

(レストランのランチは基本的に1500円以上)

国旗
地図

 

33 オーストラリアと並ぶワーホリ渡航先『ニュージーランド』

 

オーストラリアとよく比較されることの多い国がお隣りのニュージーランド。

この国もワーキングホリデー制度(オーストラリアで先述)があり、日本人の滞在者も多いです。

 

オーストラリアよりも国がコンパクト(それでも日本と同じくらい大きいですが)で観光がしやすいのがニュージーランドの魅力ですね。

 

ニュージーランドと日本
ニュージーランド 日本
面積 268,021㎢ 377,944㎢
人口 約450万人 約1億3,000万人

 

観光でオススメなのは国内の国立公園(トンガリロ国立公園やマウント・クック国立公園など)をめぐること。

 

▼トンガリロ国立公園

 

▼マウント・クック国立公園

 

北島と南島でまた雰囲気も異なるので、ぜひ両方の島を訪れたいですね。

 

▼ニュージーランドの「北島」と「南島」

 

オーストラリアと同じく物価の高い国になるので、ワーキングホリデービザ(先述)を利用して働くなどして、滞在中に国内旅行をするのが効率的と言えます。

 

主観も入った!「ニュージーランド」基本情報
東京からの距離 9,238km
東京との時差 +3時間(サマータイム+4時間)
公用語 英語・マオリ語・ニュージーランド手話
主な宗教 キリスト教(無宗教も多数)
国民性 優しい
英語伝わる度
★★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★

(レストランのランチは基本的に1500円以上)

国旗
地図

 

34 世界で最も幸せな国『フィジー』

 

 

フィジーはよく「世界で最も幸せな国」と称されます。

 

その実態は国際機関が取りしきるような客観的な幸福度調査ではなく、フィジーの国民性が関係する主観的なもの。

 

幸福度調査
有名な幸福度調査に国際連盟の調査がある。国連の幸福度調査はGDPや寿命、寛容さなどで算出されている。2018年第1位はフィンランド。日本は54位。フィジーはランク外。

フィジーが1位になったのはカナダやアメリカなどの世論調査によるもの。

 

みんなで1つのものを共有したり、

過去を振り返らず今この瞬間を大事にしたり、

細かいことは気にしない大雑把さであったり、

見知らぬ人同士でもすぐに会話が始まって仲良くなったり

と、島国フィジーの人々の生き方が幸福度の高さに影響しているとされています。

 

そんな世界一幸福な国フィジーは英語も通じ、綺麗な海とビーチを存分に楽しめる国なので、のんびり息抜きをしたい方にはオススメです。

 

デナラウ・ビーチなど、最高に綺麗なビーチが国内各地に点在しています。

 

デラナウ・ビーチ
フィジーのリゾート「デラナウ島」のビーチ。

photo by Jon Roig

 

 

主観も入った!「フィジー」基本情報
東京からの距離 7,177km
東京との時差 +3時間(サマータイム+4時間)
公用語 フィジー語、英語、フィジー・ヒンディー語
主な宗教 キリスト教6割・ヒンドゥー教3割
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(バンガローは安くて1泊1000円〜)

国旗
地図

 

35 馴染みはないが、魅力あふれるリゾート『バヌアツ』

 

 

バヌアツは日本人にとってはあまり馴染みのない国ですが、世界でも有数のリゾート地です。

 

観光地となる主な島はタンナ島・エスプリットサント島・ペンテコスト島・エファテ島の4島で、それぞれに魅力的なスポットがあります。

 

 

タンナ島ではヤスール火山、エスプリットサント島ではブルーホール、エファテ島ではメレ・カスケードの滝が特にオススメ。

 

ヤスール火山
バヌアツのタンナ島にある火山。「世界で最も火口に近づける活火山(現在活動している火山)」として有名。

▼噴火しているヤスール山

photo by Rolfcosar CC 表示-継承 2.5

ブルーホール
バヌアツのエスプリットサント島にある名所。洞窟などが何かしらの理由により海中へ水没してできた地形。(ちなみに他の国でも存在する場合がある。中米の「ベリーズ」という国などにもある。)

▼バヌアツのブルーホール

photo by  Andrew Lynch

メレ・カスケードの滝
バヌアツのエファテ島にある滝。滝の周辺で泳ぐ事も可能。

▼メレ・カスケードにある川

photo by Greg Watt Some rights reserved

 

また、バヌアツはバンジージャンプ発祥の国とされ、ペンテコスト島ではランドダイビングと呼ばれるバヌアツ式バンジージャンプの儀式会場があり、見学をすることが可能となっています。

 

ランドダイビング
バヌアツでは成人を迎える男性の儀式としてランドダイビング(日本で言うバンジージャンプ)が行われる。20~30mの高さから地面ギリギリまで落下する。

▼ランドダイビングの様子

photo by snapboot

photo by  Paul Stein Some rights reserved

 

主な観光客はオーストラリア経由でバヌアツを訪れるようなので、オーストラリアとセットで旅行すると良いでしょう。

また、フィジーから飛行機で訪れることも可能です。

 

主観も入った!「バヌアツ」基本情報
東京からの距離 5,369km
東京との時差 +2時間
公用語 フランス語・ビスラマ語・英語
主な宗教 キリスト教(多くの宗派あり)
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(バンガローは安くて1泊1000円〜)

国旗
地図

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

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バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アメリカ編】

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バックパッカー旅行におすすめの国【南アメリカ編】

 

 

前回の北アメリカおよび中央アメリカ・カリブ海諸国編に引き続き、今度はアメリカ大陸の南側、南アメリカ(南米)編になります。

 

日本と正反対に位置し、そう簡単には訪れることのできない南アメリカですが、魅力的な歴史都市や大自然が豊富に存在する地域。ぜひ訪れたい場所になります。

 

28 魅力はメデジンと美女『コロンビア』

 

 

コロンビアは近年日本人バックパッカーの人気が高まっている国です。

 

昔とくらべ劇的に改善された治安や、第二の都市メデジン(首都はボゴタ)の魅力が高まっていることが、バックパッカーの増加につながっていると考えられます。

 

第二の都市「メデジン」は

  • 年間を通じて過ごしやすい気候
  • 物価が安く長期滞在も向いている
  • ロープウェイの交通ネットワーク(メトロ)があり、街の移動が簡単
  • 周辺にグアタペやエル・ペニョールといった観光地がある

これらのことから、バックパッカー旅行にも適した観光地です。

 

グアタペ
カラフルな街並みが特徴的。

photo by Jenny Cardona

 

エル・ペニョール
「悪魔の岩」と称される名所。登った上からの絶景が素晴らしい。

photo by Angie Carvajal

 

またコロンビアは美女がとても多い国であり、ミス・ユニバース(世界を代表するミス・コンテスト)を数多く輩出している国。

 

▼コロンビア出身の2014年ミスユニバース「パウリナ・ベガ」氏

photo by National Police of Colombia This image was sourced from the Flickr gallery of the National Police of Colombia.  CC 表示-継承 2.0 

 

美女だけじゃなく、もちろんイケメンも多いですよ。

 

イケメンや美女との素敵な出会いもあるかもしれませんね!

 

コロンビアは近年、治安が劇的に良くなっていますが、それでも犯罪率は日本よりも圧倒的に高いです。訪れる際は身の回りの安全確保を徹底しましょう。

 

主観も入った!「コロンビア」基本情報!
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 14,326km
東京との時差 -14時間
公用語 スペイン語
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

29 天空都市マチュピチュがある国『ペルー』

 

 

ペルーはその昔、インカ帝国が栄えた国。

 

インカ帝国
1438~1533年にエクアドルを中心に存在した国。ケチュア族が築いた。スペイン人に滅ぼされた。

▼エクアドル

 

インカ帝国の首都であったクスコや、天空都市マチュピチュを訪れる旅行がこの国では人気です。

 

▼クスコ(今でもペルー有数の都市)

 

マチュピチュ
マチュピチュの周辺で発達していたアンデス文明は文字を持っていなかったのでマチュピチュが何のために作られたか、首都クスコとの関係などの謎が未だに多く残っている。世界中からの投票で決められる新・世界七不思議の一つ。

▼マチュピチュ

 

クスコからマチュピチュまでは豪華列車を利用して行くことができますが、1万円以上かかるので節約したいバックパッカーは以下のルートがオススメ。

 

クスコ → オリャンタイタンボ(バス)

オリャンタイタンボ → アグアス・カリエンテス(ローカル鉄道)

アグアス・カリエンテス → マチュピチュ村(バス)

 

アグアス・カリエンテスはマチュピチュ観光の拠点の町で、こちらからバスでマチュピチュを訪れることができます。

 

またもう1つ、ペルーの世界遺産である「ナスカの地上絵」もぜひ。

 

こちらは地上で見ると何が何だかよく分からないので、セスナに搭乗して上空から眺めてみるといいでしょう。

 

▼ナスカの地上絵

 

ナスカの町の飛行場でセスナ・ツアーを申し込むことができます。

 

主観も入った!「ペルー」基本情報
東京からの距離 15,501km
東京との時差 -14時間
公用語 スペイン語・ケチュア語・アイマラ語
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

  

30 ウユニ塩湖の鏡張りを1度は見たい『ボリビア』

 

「一生に一度は見たい世界の絶景」としてよく目にする機会の多い「ウユニ塩湖」はこのボリビアにあります。

 はるか地平線の彼方まで続く鏡張りの絶景は何としても目にしておきたいもの。

 

毎年114月の雨季のシーズンに鏡張りを見ることができます。

 

▼雨季のウユニ塩湖

 

一方で、510月の乾季は湖の水が干上がり、一面真っ白の塩の砂漠が姿を現します。こちらの景色もぜひ一度見ておきたいところですね。

 

▼乾季のウユニ塩湖

 

ボリビア旅行で注意するべきことは何と言っても高山病です。

 

高山病
標高が高くなるにつれて、低気圧・酸欠状態になり血中酸素濃度が下がる事で発症する。頭痛・めまい・吐き気などの症状が出る。

 

ボリビアの首都ラパスは世界一高い場所にある首都で、その標高は何と3640メートル。

外国人も利用するボリビアの空港、エル・アルト国際空港にいたっては4061メートルと、富士山よりも高いところにあります。

また、ウユニ塩湖の最寄りの町である「ウユニ」も標高が3700メートルあります。

 

そのため、この国を訪れる際は高山病対策が必須。具体的には、高度に順応するため

・  弾丸で旅行をしない

・  体調が悪くなったらすぐに休む

を徹底しましょう。

 

 

主観も入った!「ボリビア」基本情報
東京からの距離 8054km
東京との時差 -13時間
公用語 スペイン語など多数
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

31 南アメリカで一番料理が美味しい?『チリ』

 

国土が南北に非常に長いチリは、観光ももちろんですが、何と言っても料理に魅力のある国です。

 

チリ料理は基本的に原住民の食文化とスペイン料理が合わさった内容で、国の物価も安いことから安くて美味しいところが最大の魅力。

 

▼チリの伝統的料理「カスエラ」(テーブルに4つあるスープのような料理)

photo by G. Küppers (JordiCubero) CC 表示-継承 4.0

 

海沿いの街が多いことから、シーフード系の料理も多いのが日本人にとっても嬉しいところですね。

 

また、ワインもチリは安くて高品質なものが多く、ワイン好きはぜひ訪れることをオススメします。

 

▼チリ産のワイン「カベルネ・ソーヴィニョン」

 

観光では、アタカマ砂漠やパタゴニア地域といった雄大な自然、また絶海の孤島でもあるモアイの島「イースター島」がチリ観光のハイライトです。

 

▼アタカマ砂漠 

 

▼パタゴニア地域

 

イースター島

 

イースター島はこちらでも紹介!(別Webon)

 

主観も入った!「チリ」基本情報
東京からの距離 17,332km
東京との時差 -12時間
公用語 スペイン語
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

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バックパッカー旅行におすすめの国35選【西ヨーロッパ編】

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バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

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バックパッカー旅行におすすめの国【西ヨーロッパ編】

 

前回の東ヨーロッパに引き続き、今回はバックパッカー向けの西ヨーロッパ諸国についてご紹介します。(ここではフランス周辺の国々を西ヨーロッパとしています)

 

東ヨーロッパ地域とは違い、西ヨーロッパ地域は比較的日本人がよく知っている国が多いですが、物価が高い国も多くなります。

 

物価が高いとは言え、宿泊費はゲストハウスやユースホステルのドミトリーを利用すれば1泊10002000円程度と日本よりも安くなりますし、キッチン付きの場所であれば自炊して食費を節約することも可能です。

 

ユースホステル(youth hostel)

若者が安全かつ安価に宿泊できる施設。ユースホステル会員は年会費がかかるが会員になっていると宿泊費が安くなるなどのメリットがある。

ゲストハウス(guest house)

バックパッカー旅行においては安価な宿泊施設の事。ホテルとは異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

ドミトリー(dormitory)

(出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Dormitory#/media/File:LoyolaMD_Dorm.JPG)

 

観光地が多く、ローカルさはあまり感じられない場所の多い西ヨーロッパの国々ですが、それでもせっかく海外バックパッカー旅行をするならぜひ訪れておきたい地域ですよ!

 

15 世界遺産の数が世界一『イタリア』

 

イタリアはユネスコの世界遺産登録地が53件(2017年時点)と、世界一の世界遺産保有国となっています。

 

こちらでもヨーロッパの世界遺産・絶景を紹介!(別Webon)

 

ミラノのドゥオーモ(イタリア語で「街を代表する教会堂(簡単に言えば教会)」という意味)やローマのコロッセオといった歴史的な建築物。

北部ではヴェネチア、南部ではナポリなど有名な観光地として一生に一度は訪れたいと多くの方が思われる街が数多くあります。

 

▼ミラノのドゥオーモ(著者撮影)

 

▼コロッセオ

 

▼ヴェネチア(著者撮影)

 

▼ナポリ

 

人柄もとてもフレンドリーですし、現地人とのコミュニケーションもしっかり楽しみたいバックパッカーにもオススメの国です。

 

主観も入った!「イタリア」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 9,846km
東京との時差 -7時間
公用語 イタリア語
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★
国旗
地図

 

16 ユースホステル発祥の国『ドイツ』

 

ドイツもベルリンやミュンヘンといった大都市から、ロマンチック街道沿いのハイデルベルクやローテンブルクといった比較的小規模の街まで、訪れたい観光都市が数多くある国です。

 

ドイツの特徴はユースホステルの数がとても多いこと!

それもそのはず。

ドイツはユースホステル発祥の地とされており、それもあってドイツ各地に600以上あります。

 

また、建物もモダンなもの、古城や昔の邸宅をリノベーションしたもの、山小屋タイプのものなど様々です。

世界初のユースホステルと言われている「アルテナ城」はこの場所に泊まるために行きたいと言えるユースホステルですね。

 

▼アルテナ城

photo by Frank Goseberg

 

バックパッカーでドイツを旅行するならぜひユースホステルを活用しましょう!

 

主観も入った!「ドイツ」基本情報
東京からの距離 9,157km
東京との時差 -7時間
公用語 ドイツ語
主な宗教 キリスト教
国民性 几帳面
英語伝わる度
★★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★

(ユースホステルは110002000円)

国旗
地図

 

17 フランス料理も現地なら安く食べられる!『フランス』

 

花の都「パリ」、ドイツとの文化が入り混じる「ストラスブール」など、美しい街が数多く存在するフランスですが、個人的にフランスで楽しみたいのは街歩きよりも料理です。

 

▼パリ(著者撮影)

 

▼ストラスブール(著者撮影)

 

日本では高いフランス産のチーズやワインも、現地でなら安く買うことができます。

オススメは「バゲット」と現地で呼ばれるフランスパンにチーズや肉を付け合わせて食べること。バゲットは長さが80cm前後のフランスパンのことです。

 

▼バゲット

 

バゲットは現地では50100円とかなり安く、チーズや肉、またワインもフランス産のものであれば、スーパーで500円以下で買うことができるので日本よりも質の高いものが安くゲットできます。

キッチン付きのゲストハウスでしっかり食事を楽しむのもバックパッカー旅行の醍醐味です。

このような理由でフランスはバックパッカー旅行で行くのであれば特にオススメの国と言えますよ!

 

主観も入った!「フランス」基本情報
東京からの距離 9,955km
東京との時差 -7時間
公用語 フランス語
主な宗教 キリスト教
国民性 マイペース
英語伝わる度
★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★★★★
★★★★★

(観光地はかなり高い)

国旗
地図

 

18 バルセロナ観光とサンティアゴ巡礼は欠かせない!『スペイン』

 

人柄、気候が良く、料理も美味しく食べられ、それぞれの地域性も強くあるのがスペインの特徴です。

スペインのバックパッカー旅行に個人的にオススメしたい街はやはりガウディの近代建築が数多くあるバルセロナ。

 

ガウディ

アントニオ・ガウディ。スペイン出身の建築家。フリーメイソンのメンバーと言われている。代表的建築物はサグラダ・ファミリア。

 

中でもガウディの最高傑作と呼ばれる「サグラダ・ファミリア」は完成前にぜひ訪れておきたい場所です。サグラダ・ファミリアは1882年から建設着工しており、2026年に完成する予定です。

 

▼サグラダ・ファミリア(著者撮影)

 

スペインの主要都市であるバルセロナの街自体も比較的コンパクトでかつ見所が多いので、バックパッカーにもオススメの街と言えます。

もう1つのオススメがサンティアゴ巡礼

キリスト教の聖地「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」を約1か月かけて歩いて目指す巡礼は、世界中から数多くの旅人が参加しており、その多くはバックパッカーです。

 

サンディエゴ巡礼

サンティエゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼。

サンティエゴ・デ・コンポステーラはイエスの使途(弟子などを指す言葉)の聖ヤコブの遺骸(なきがら)があるとされている。その為ローマ(イタリア)やエルサレム(イスラエル)と並んでキリスト教の聖地とされている。

毎年数万人が巡礼している。

▼サンティエゴ・デ・コンポステーラ大聖堂

 

歩き続けるのはもちろん困難もありますが、同時に素敵なバックパッカーとの出会いも多い1か月になります。

ぜひバックパッカー旅行でスペインを訪れる際は挑戦してみましょう!

 

ただし、シェンゲン協定加盟国内は最初の国の入国から90日までしか滞在できないルールとなっているため、サンティアゴ巡礼に参加した場合は約1か月かかるので3分の1を費やすことになります。注意しましょう。

 

シェンゲン協定とは
ヨーロッパの国の中で国境検査無しで国境を越えることを許可する協定。スペインをはじめフランス・ドイツ・オランダなど26ヵ国が協定に参加している。

一覧はこちら⇒(在日オランダ大使館公式サイト)https://www.orandatowatashi.nl/ドキュメント/よくある質問と回答/eu-eea-efta-schengen

 

他の旅程との兼ね合いも含めて綿密な旅行計画を立てるようにしましょう。

 

主観も入った!「スペイン」基本情報
東京からの距離 10,752km
東京との時差 -7時間
公用語 スペイン語・カスティーリャ語他
主な宗教 キリスト教(無宗教も一定数)
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★
国旗
地図

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

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目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

バックパッカー旅行におすすめの国35選【東アジア・東南アジア編】

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

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バックパッカー旅行初心者にオススメの国【東アジア・東南アジア編】

 

いざバックパッカー旅行をしようと思っても、世界にはおよそ200の国があり、行き先を選ぶのは大変です。

ここからは僕が思うバックパッカー旅行にオススメの国を35ヵ国紹介していきます!

ここでは東アジア・東南アジアに地域を絞ってご紹介します。是非これを参考にバックパッカー旅行へ出かけていただければと思います!

 

1 日本のお隣り!『台湾』

 

女子旅に大人気のお隣の台湾は、バックパッカーにとってもオススメの国でもあります。

 

台湾へは、地方都市も含めて日本各地から飛行機で行くことができます。値段も手頃なので、バックパッカーデビューする際の練習としてもオススメの旅行先です。

 

台湾の物価は日本よりも安いですし、美味しい屋台が充実しているので、食事の心配もいりません。日頃から日本人は中華料理を食べるので、食べやすい料理が多いと言えます。

 

▼中正記念堂(著者撮影)

 

また、台湾は親切な方がとても多く、日本語が話せる方も結構います。旅慣れしていない初心者バックパッカーにとっても易しい旅先なのが台湾ですね。

台北(たいぺい)や九份(きゅうふん)といった有名観光地だけでなく、台南や花連といった地方都市も過ごしやすく、魅力的です。

 

九份(きゅうふん)

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:224,_Taiwan,_新北市瑞芳區崇文里_-_panoramio_(32).jpg)

九份(きゅうふん)はジブリ映画の『千と千尋の神隠し』の世界を味わえるような場所と一躍有名になった、台湾北部の山間に位置する絶景です。

Webon「初心者も行ける!『世界の絶景』入門」でも紹介されていますので是非そちらもお読みいただければと思います!

九份について詳しくはこちらのページで!
 

 

主観も入った!「台湾」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

 

東京からの距離 2,219km
東京との時差 -1時間
公用語 中国語
主な宗教 道教・キリスト教・仏教
国民性 優しい
英語伝わる度
★★
★★★★★

(日本語が話せる人も多い)

日本との文化の違い度
★★★★★
スリル
★★★★★
物価
★★★
★★★★★
国旗 (中華民国国旗)
地図

 

2 東南アジア屈指の観光立国『タイ』

 

 

タイは東南アジア屈指の観光立国で、世界中から観光客が訪れる国です。

 

首都のバンコクでは東南アジアの活気を肌で感じることができますし、北部の都市チェンマイは過ごしやすい街としてバックパッカーにも人気が高いです。

 

▼バンコク(著者撮影)

 

チェンマイで有名な『ワット・プラシン』

(著者撮影)

 

タイは年間3000万人以上の外国人観光客が訪れる国なので、観光できる地域が多くあります。

アユタヤやスコータイといった仏教遺跡や、パタヤやプーケットといった海辺のリゾートもまた充実しています。

 

▼アユタヤ(著者撮影)

 

▼プーケット

 

日本人バックパッカーが最初に選ぶ国としてもタイは人気があり、数多くのバックパッカーと出会える国でもあります。

 

主観も入った!「タイ」基本情報
東京からの距離 4,417km
東京との時差 -2時間
公用語 タイ語
主な宗教 仏教
国民性 穏やか
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(屋台は1品100~150円程度)

国旗
地図

 

3 パクチーが平気なら天国『ベトナム』

 

 

ベトナムは料理がとても美味しい国です。

米粉で作られた麺料理「フォー」や、旧フランス植民地であったことから誕生した、フランスパンにベトナム特有の具材を挟んで食べる「バインミー」が特に有名ですね。

 

▼フォー

 

▼バインミー

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/バインミー#/media/File:B%C3%A1nh_m%C3%AC.jpg)

 

ご飯物の料理も豊富で、米・パン・麺の全てが美味しく、また物価も安いのでバックパッカーには魅力的な国と言えるでしょう。

 

▼観光地として有名な「人民委員会庁舎」(著者撮影)

 

カフェ文化もあり、街中にはおしゃれなカフェもたくさんあります。濃い味のコーヒーに甘い練乳を入れて飲むベトナムコーヒーは格別です。

 

▼ベトナムコーヒー(著者撮影)

 

唯一問題があるとすれば、料理のほとんどにパクチーが使われていること。パクチーが平気な方にとっては天国と言えますが、苦手な方は少々キツい思いをするかもしれません。

 

▼パクチー

 

観光地も多く、岩の景観が独特な「ハロン湾」や、ランタン祭りで有名な「ホイアン旧市街」といった場所がオススメです。

 

ハロン湾(著者撮影)

 

ホイアン旧市街(著者撮影)

 

 

▼ホイアン旧市街のランタン祭り

 

ハロン湾

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハロン湾#/media/File:Halong_ensemble_(colour_corrected).jpg)

アジアの神秘と呼ばれるハロン湾は、中国との国境からほど近いベトナム北部に位置しています。龍にまつわる伝説が残っており、「龍が降り立つ」と称されています。

43,400haもの湾内には大小2,000以上もの奇岩が林立しており、まるで水墨画を見ているような気分を味わえます。

Webon「初心者も行ける!『世界の絶景』入門」でも紹介されていますので是非そちらもお読みいただければと思います!

ハロン湾について詳しくはこちらのページで!

 

 

主観も入った!「ベトナム」基本情報
東京からの距離 3,949km
東京との時差 -2時間
公用語 ベトナム語
主な宗教 仏教8割(キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教2割)
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(フォーやバインミーは1つ150~200円程度)

国旗
地図

 

4 何もしないをする国『ラオス』

 

ラオスはこれといって特に何かをするために行く場所ではありません。むしろ「何もしない」をするために、行くべき国であると言えます。

 

もちろんルアンパバン旧市街といった世界遺産の観光地もありますし、また自然が豊かな国なのでウォーターアクティビティ(川や海での遊び)等も充実しています。

 

▼ルアンパバンの有名な神社「ワット・シエントーン」(著者撮影)

 

しかし、ラオスの本当の魅力は、のんびりと流れる時間を最大限に楽しむことだと思っています。

 

ラオスの楽しみ方3選

・  夕焼けに染まるメコン川をぼーっと眺める

▼メコン川(著者撮影)

 

・  ハンモックに揺られながら昼寝する

 

・  安くて美味しい特産ビール「ビアラオ」をひたすら飲む

 

国そのものが時間を忘れてしまうかのようにのんびりしているからこそ、こうした「何もしない」、正確には「何をしようかを考えない」ができるのがラオスの魅力です。

 

▼有名な観光地「クァンシーの滝」(著者撮影)

 

こうした魅力もあり、数多くのバックパッカーが沈没(その場所が気にいって長く滞在してしまうこと)をしてしまう国でもあります。

 

主観も入った!「ラオス」基本情報
東京からの距離 4,030km
東京との時差 -2時間
公用語 ラーオ語(タイ語に似ている)
主な宗教 上座部仏教6割・その他4割
国民性 穏やか
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(ビール1瓶120~150円)

国旗
地図

 

5 観光客が増える前に行きたい『ミャンマー』

 

ミャンマーはタイの西隣りにある国で、長年軍事政権でしたが近年民主化され、旅行がしやすくなりました。

とはいえ、まだまだ観光客の数は少なく、仏教遺跡の「バガン」やシャン州の「インレー湖」は近年になって観光地として注目されるようになったものの、観光地化されていない手づかずの地域も多くあります。

 

▼バガン遺跡(著者撮影)

 

▼インレー湖(著者撮影)

 

ミャンマーは多民族国家(複数の民族から構成される国家)であり、地域ごとの文化的違いが多く見られる国です。

敬虔な仏教徒が多く、帰依(きえ:簡単に言うと仏教を深く信仰し拠り所としている事)の観点から、見返りを求めず親切に何かを手助けしてくれる人が多いのも魅力です。

 

今後その魅力が広く知られるようになり、観光客は次第に増えていくことでしょう。バックパッカーなら観光立国化する前のミャンマーをぜひ訪れておくべきだと思います。

 

主観も入った!「ミャンマー」基本情報
東京からの距離 4,487km
東京との時差 -2.5時間
公用語 ビルマ語
主な宗教 仏教9割
国民性 優しい
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★★
★★★★★

(食費は他の東南アジアと同じ程度だが、宿泊費や入場料などで観光客価格(高い価格設定)あり)

国旗
地図

 

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目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問。特に好きな国は東南アジアのミャンマー。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。お問い合わせはこちらから
Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

 

 

バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行は海外のローカルを体験する事で今までの自分には無かった価値観を与えてくれます。

「バックパッカー旅行って自分にもできるの?」「英語ができないとできないの?」「そもそもバックパッカー旅行って何?」という疑問に対しバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が丁寧に解説をしていきます!

バックパッカー旅行とは から 地域別バックパッカー旅行の楽しみ方までの解説を「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」で読み、バックパッカー旅行へ是非出かけてみてください!

 

僕は海外バックパッカーをより多くの人にして欲しいと思っています。なぜなら以下の2点をバックパッカー旅行は与えてくれると僕は思っています。

・海外のリアルを知ることで自国を客観的に見る力が得られること

・海外でいろいろな人にお世話になることで他者(特に外国人)に寛容になれる

これらは言い方は悪いですが『楽しさをお金で買う』というような「お金をかけた個人旅行」や「ツアー旅行」では得られにくいものであると個人的に感じている部分であります。
~~はじめに「はじめに ~バックパッカー旅行とは〜」より~~

 

はじめに

バックパッカー旅行とは何か。バックパッカー旅行に決まりはありません。自由に世界を旅してください。まずは著者の考えるバックパッカー旅行・魅力・与えてくれるものを予備知識として学びましょう!

はじめに ~バックパッカー旅行とは〜

 

第1章 バックパッカー旅行の魅力

バックパッカー旅行に行くかどうか迷っている方。バックパッカー旅行には様々な魅力があります。著者が考えるバックパッカー旅行の魅力について知ってみればきっとどのような旅行をすればいいのかわかってくるはすです!

バックパッカー旅行の魅力 ~異文化交流~

バックパッカー旅行の心得 ~4つのこと~

 

第2章 バックパッカー旅行の準備

バックパッカー旅行に出かける!

・・・その前に必ず行っておかなければならない事があります。荷物・航空チケット・宿はどのような手順や考え方で手配していけばいいのでしょうか?初心者の方にも分かりやすく一から解説をしていきます!

バックパッカー旅行に適したバックパックの選び方

バックパッカー旅行に持っていきたい荷物

バックパッカー旅行の航空券の取り方

バックパッカー旅行の宿の探し方

 

第3章 バックパッカー旅行の安全管理

バックパッカー旅行は時にはリスクを取って行動する勇気も必要です。しかしそのリスクをなるべく減らすためにも事前に知っておいた方が良い事・行っておくべき事があります。以下では誰でもできる安全管理方法を解説しています。

バックパッカー旅行で現地の治安や情勢を知る方法

バックパッカー旅行の安全管理方法 ~誰でもできる7つの方法~

 

第4章 バックパッカー旅行におすすめの国35選

さあここまで知識をつけ、準備ができたらいざバックパッカー旅行へ出かけましょう!ここではバックパッカー旅行初心者の方にオススメな国を地域別にご紹介しております!

バックパッカー旅行におすすめの国35選【東アジア・東南アジア編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アジア・中央アジア・中東編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【東ヨーロッパ編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【西ヨーロッパ編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【アフリカ編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【北アメリカ・中央アメリカ編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アメリカ編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【オセアニア編】