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バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!
「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!
著者:ぐちを
旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。
特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから
Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja
『バックパッカー初心者入門』目次へ (全17ページ)
バックパッカー旅行初心者にオススメの国【東アジア・東南アジア編】
いざバックパッカー旅行をしようと思っても、世界にはおよそ200の国があり、行き先を選ぶのは大変です。
ここからは僕が思うバックパッカー旅行にオススメの国を35ヵ国紹介していきます!
ここでは東アジア・東南アジアに地域を絞ってご紹介します。是非これを参考にバックパッカー旅行へ出かけていただければと思います!
1 日本のお隣り!『台湾』
女子旅に大人気のお隣の台湾は、バックパッカーにとってもオススメの国でもあります。
台湾へは、地方都市も含めて日本各地から飛行機で行くことができます。値段も手頃なので、バックパッカーデビューする際の練習としてもオススメの旅行先です。
台湾の物価は日本よりも安いですし、美味しい屋台が充実しているので、食事の心配もいりません。日頃から日本人は中華料理を食べるので、食べやすい料理が多いと言えます。
▼中正記念堂(著者撮影)
また、台湾は親切な方がとても多く、日本語が話せる方も結構います。旅慣れしていない初心者バックパッカーにとっても易しい旅先なのが台湾ですね。
台北(たいぺい)や九份(きゅうふん)といった有名観光地だけでなく、台南や花連といった地方都市も過ごしやすく、魅力的です。
九份(きゅうふん)
(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:224,_Taiwan,_新北市瑞芳區崇文里_-_panoramio_(32).jpg)
九份(きゅうふん)はジブリ映画の『千と千尋の神隠し』の世界を味わえるような場所と一躍有名になった、台湾北部の山間に位置する絶景です。
Webon「初心者も行ける!『世界の絶景』入門」でも紹介されていますので是非そちらもお読みいただければと思います!
主観も入った!「台湾」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!
実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。
<星の数の見方>
「英語伝わる度」
1:ほぼ通じない 2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる
「日本との文化の違い度」
1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる
「スリル」
1:スリルが無い~5:スリル満点
「物価」
1:安い~5:高い
東京からの距離 |
2,219km |
東京との時差 |
-1時間 |
公用語 |
中国語 |
主な宗教 |
道教・キリスト教・仏教 |
国民性 |
優しい |
英語伝わる度 |
(日本語が話せる人も多い) |
日本との文化の違い度 |
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スリル |
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物価 |
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国旗 |
(中華民国国旗) |
地図 |
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2 東南アジア屈指の観光立国『タイ』
タイは東南アジア屈指の観光立国で、世界中から観光客が訪れる国です。
首都のバンコクでは東南アジアの活気を肌で感じることができますし、北部の都市チェンマイは過ごしやすい街としてバックパッカーにも人気が高いです。
▼バンコク(著者撮影)
チェンマイで有名な『ワット・プラシン』
(著者撮影)
タイは年間3000万人以上の外国人観光客が訪れる国なので、観光できる地域が多くあります。
アユタヤやスコータイといった仏教遺跡や、パタヤやプーケットといった海辺のリゾートもまた充実しています。
▼アユタヤ(著者撮影)
▼プーケット
日本人バックパッカーが最初に選ぶ国としてもタイは人気があり、数多くのバックパッカーと出会える国でもあります。
主観も入った!「タイ」基本情報
東京からの距離 |
4,417km |
東京との時差 |
-2時間 |
公用語 |
タイ語 |
主な宗教 |
仏教 |
国民性 |
穏やか |
英語伝わる度 |
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日本との文化の違い度 |
|
スリル |
|
物価 |
(屋台は1品100~150円程度) |
国旗 |
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地図 |
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3 パクチーが平気なら天国『ベトナム』
ベトナムは料理がとても美味しい国です。
米粉で作られた麺料理「フォー」や、旧フランス植民地であったことから誕生した、フランスパンにベトナム特有の具材を挟んで食べる「バインミー」が特に有名ですね。
▼フォー
▼バインミー
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/バインミー#/media/File:B%C3%A1nh_m%C3%AC.jpg)
ご飯物の料理も豊富で、米・パン・麺の全てが美味しく、また物価も安いのでバックパッカーには魅力的な国と言えるでしょう。
▼観光地として有名な「人民委員会庁舎」(著者撮影)
カフェ文化もあり、街中にはおしゃれなカフェもたくさんあります。濃い味のコーヒーに甘い練乳を入れて飲むベトナムコーヒーは格別です。
▼ベトナムコーヒー(著者撮影)
唯一問題があるとすれば、料理のほとんどにパクチーが使われていること。パクチーが平気な方にとっては天国と言えますが、苦手な方は少々キツい思いをするかもしれません。
▼パクチー
観光地も多く、岩の景観が独特な「ハロン湾」や、ランタン祭りで有名な「ホイアン旧市街」といった場所がオススメです。
▼ハロン湾(著者撮影)
▼ホイアン旧市街(著者撮影)
▼ホイアン旧市街のランタン祭り
ハロン湾
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハロン湾#/media/File:Halong_ensemble_(colour_corrected).jpg)
アジアの神秘と呼ばれるハロン湾は、中国との国境からほど近いベトナム北部に位置しています。龍にまつわる伝説が残っており、「龍が降り立つ」と称されています。
43,400haもの湾内には大小2,000以上もの奇岩が林立しており、まるで水墨画を見ているような気分を味わえます。
Webon「初心者も行ける!『世界の絶景』入門」でも紹介されていますので是非そちらもお読みいただければと思います!
主観も入った!「ベトナム」基本情報
東京からの距離 |
3,949km |
東京との時差 |
-2時間 |
公用語 |
ベトナム語 |
主な宗教 |
仏教8割(キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教2割) |
国民性 |
フレンドリー |
英語伝わる度 |
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日本との文化の違い度 |
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スリル |
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物価 |
(フォーやバインミーは1つ150~200円程度) |
国旗 |
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地図 |
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4 何もしないをする国『ラオス』
ラオスはこれといって特に何かをするために行く場所ではありません。むしろ「何もしない」をするために、行くべき国であると言えます。
もちろんルアンパバン旧市街といった世界遺産の観光地もありますし、また自然が豊かな国なのでウォーターアクティビティ(川や海での遊び)等も充実しています。
▼ルアンパバンの有名な神社「ワット・シエントーン」(著者撮影)
しかし、ラオスの本当の魅力は、のんびりと流れる時間を最大限に楽しむことだと思っています。
ラオスの楽しみ方3選
・ 夕焼けに染まるメコン川をぼーっと眺める
▼メコン川(著者撮影)
・ ハンモックに揺られながら昼寝する
・ 安くて美味しい特産ビール「ビアラオ」をひたすら飲む
国そのものが時間を忘れてしまうかのようにのんびりしているからこそ、こうした「何もしない」、正確には「何をしようかを考えない」ができるのがラオスの魅力です。
▼有名な観光地「クァンシーの滝」(著者撮影)
こうした魅力もあり、数多くのバックパッカーが沈没(その場所が気にいって長く滞在してしまうこと)をしてしまう国でもあります。
主観も入った!「ラオス」基本情報
東京からの距離 |
4,030km |
東京との時差 |
-2時間 |
公用語 |
ラーオ語(タイ語に似ている) |
主な宗教 |
上座部仏教6割・その他4割 |
国民性 |
穏やか |
英語伝わる度 |
|
日本との文化の違い度 |
|
スリル |
|
物価 |
(ビール1瓶120~150円) |
国旗 |
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地図 |
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5 観光客が増える前に行きたい『ミャンマー』
ミャンマーはタイの西隣りにある国で、長年軍事政権でしたが近年民主化され、旅行がしやすくなりました。
とはいえ、まだまだ観光客の数は少なく、仏教遺跡の「バガン」やシャン州の「インレー湖」は近年になって観光地として注目されるようになったものの、観光地化されていない手づかずの地域も多くあります。
▼バガン遺跡(著者撮影)
▼インレー湖(著者撮影)
ミャンマーは多民族国家(複数の民族から構成される国家)であり、地域ごとの文化的違いが多く見られる国です。
敬虔な仏教徒が多く、帰依(きえ:簡単に言うと仏教を深く信仰し拠り所としている事)の観点から、見返りを求めず親切に何かを手助けしてくれる人が多いのも魅力です。
今後その魅力が広く知られるようになり、観光客は次第に増えていくことでしょう。バックパッカーなら観光立国化する前のミャンマーをぜひ訪れておくべきだと思います。
主観も入った!「ミャンマー」基本情報
東京からの距離 |
4,487km |
東京との時差 |
-2.5時間 |
公用語 |
ビルマ語 |
主な宗教 |
仏教9割 |
国民性 |
優しい |
英語伝わる度 |
|
日本との文化の違い度 |
|
スリル |
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物価 |
(食費は他の東南アジアと同じ程度だが、宿泊費や入場料などで観光客価格(高い価格設定)あり) |
国旗 |
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地図 |
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著者:ぐちを
旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。
特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから
Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja