バックパッカー旅行の安全管理方法 ~誰でもできる7つの方法~

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バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

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バックパッカー旅行の安全管理方法

 

今回はバックパッカー旅行を実際に行う際に、心がけておきたい安全管理の方法について解説します。

いくら低予算で旅するバックパッカーであるとはいえ、現地人から見れば観光客で、お金をたくさん持っており、iPhoneやカメラなど高価なものを身につけています。

日頃から安全管理を徹底して行うことを何よりも肝に銘じておきましょう。

 

日本人は危機管理が甘い人が多い!

 

日本は世界有数の治安が良い国です。ニュースでたまに見かける窃盗事件等もどこか他人事のように捉えている人も多いのではないでしょうか?

 

いわゆる「平和ボケ」と言われるやつです。

 

しかし、海外はそのような国ばかりではありません。スリや置き引きは日常茶飯事に起こる国も数多くあります。

 

日本人=「金を持っている」「危機管理が甘い」

と思われ、日本人ばかりを狙ってくる窃盗犯も実際に存在します。そのため、危機管理能力をつけることが必要不可欠です。

 

誰でもできる7つの安全管理方法

 

ここからは誰でもすぐにできる安全管理方法を7つの項目に分けてご紹介いたします。是非実践していただき、旅行を安全なものにしていただければと思います!

 

1 お金類は分散させよう

 

まず大前提として、お金類はできる限り分散させましょう。1つの場所で管理すると、盗まれた際に全てを失うことになるので、リスクが大きくなります。

 

現金は最低でも3か所(例えばセキュリティポーチ(後述)内、ウエストポーチ内、バックパック内)に分散させることをオススメします。

 

▼ウエストポーチ

 ▼バックパック

また、クレジットカードは複数枚を同じ場所で管理しないように心がけましょう。メインのもの、サブのものを決めて収納場所をそれぞれ別にするといいですね。

 

2 セキュリティーポーチ(パスポートケース)とウエストポーチを活用しよう

分散の観点から、セキュリティーポーチ(パスポートケース)とウエストポーチをうまく活用しましょう。

 

セキュリティポーチは首から下げるものを使用し、上着の中に隠すことで、窃盗のリスクを減らすことができます。ここには、あまり取り出しはしないけど特に重要な貴重品であるパスポートと予備のクレジットカードを収納するといいです。

 

▼セキュリティポーチの例(画像クリックで商品詳細へ)

 

ウエストポーチには取り出す頻度の多い貴重品(必要最低限の現金とクレジットカード等)を収納するといいです。こちらは防犯上の観点から、自分の前で収納物を取り出せるよう、前向きに付けるようにしましょう。

 

▼ウエストポーチの例(画像クリックで商品詳細へ)

3 バッグはできるだけ前にかかげよう

 

ウエストポーチもそうですが、本来は背負うバッグも前向きにかかげた方が良い場合もあります。

それは特に、地下鉄やバスといった公共交通機関を利用する際や市場など、人混みの中にいる際に効果を発揮します。

 

どうしても、人間は視界に入らない背後からの危険を察知することが難しい生き物ですし、窃盗犯としても後ろから狙う方が好都合です。

 

 

4 貴重品やバッグからは目を離さない

 

置き引きに対処するために、貴重品やバッグからは目を離さないよう心がけましょう。

日本の感覚のまま、カフェ等で荷物を置いたままトイレに行くなんてご法度ですよ。

 

置き引き
置いてある荷物を盗む犯罪。日本ではあまり見ないが海外では多発している。海外ではカフェ・レストラン・空港・図書館など人が多く出入りが激しい場所は要注意。「本に夢中になっている間に置き引きに合う」という例も。膝の上に荷物を置いておくのも一つの対処法。

 

5 宿のロッカーを活用しよう

 

宿泊先にロッカーがある場合は活用するといいです。

ゲストハウスやユースホステルでは、ロッカーの鍵は自分で用意したものを使用するケースが多いですね。

 

ユースホステル(youth hostel)

若者が安全かつ安価に宿泊できる施設。ユースホステル会員は年会費がかかるが会員になっていると宿泊費が安くなるなどのメリットがある。

ゲストハウス(guest house)

バックパッカー旅行においては安価な宿泊施設の事。ホテルとは異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

 

そのため、持ち物として必ず自前の南京錠を用意しましょう。ダイヤル式にすると、鍵をなくす心配がないのでオススメです。

 

▼南京錠(画像クリックで商品詳細へ)

 

6 治安の悪い場所でしてはいけないこと

 

治安の悪いと言われている場所では、まず人通りの少ない路地裏に行くことは避けるべきです。また、夜(暗くなってから)出歩くことも控えた方がいいでしょう。

 

バックパッカーは治安が悪いかどうかの判断は、事前のリサーチや実際に歩いて時に感じた雰囲気、また現地人や詳しいバックパッカー等に聞いたりして総合的に判断してください。

バックパッカー旅行の情報収集方法は前のページ「バックパッカー旅行で現地の治安や情勢を知る方法」で解説しておりますのでご参考にしていただければと思います。

 

7 被害にあったら絶対に抵抗しないこと

 

 

もしスリやひったくりの被害にあっても、絶対に抵抗してはいけません。

窃盗犯がナイフや銃を所持しているケースもありますし、抵抗された場合にはそうした凶器を使って対抗してくる場合があります。

 

実際、過去にはコロンビアではひったくりを追いかけた日本人バックパッカーが銃殺される事件も起きたりしています。(参考:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG21H3Y_R21C16A1000000/)

 

以上がバックパッカー旅行で最低限行っておくべき「誰でもできる7つの安全管理方法」です。

是非バックパッカー旅行に行く際はこれらの事を忘れずに出かけていただければと思います。

 

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バックパッカー旅行で現地の治安や情勢を知る方法

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現地の治安や情勢を知るには?

 

海外は日本ほど治安の良いところばかりではありません。

先進国ですら窃盗集団が街中にいたり、

テロリストが国内に潜んでいたり、

麻薬の売買が盛んに行われていたりする、

という地域も多くあり海外バックパッカー旅行は危険との隣り合わせでもあります。

 

それでも海外バックパッカー旅行は得られるメリットが大きいと考えていますので、ぜひ皆さんに1度経験してみていただきたいと思っています。

 

ただ、安全なバックパッカー旅行を行うためにも

「どのように現地の治安の情報を得るか」

という情報収集は必要不可欠となります。

 

今回は僕が日頃実践している、現地の治安や情勢を知るためのノウハウをご紹介します!

 

1 外務省海外安全ホームページの確認

 

 

まずは渡航前に必ず、「外務省 海外安全ホームページ」を見て渡航先の情勢を確認しましょう。

 

地域ごとに細かくレベル14まで安全度合いの区分がなされており、視覚的に治安レベルを認識することができます。

 

外務省 海外安全ホームページ

 

レベル毎に外務省が危険度を定めているのですがどうしても行きたい時に行くべきかどうかの判断は自身でする事になります。

僕の個人的な感覚としては、レベル1地域(黄色)は注意する程度で、レベル2地域(薄橙色)ギリギリ渡航できるがよほどの理由がない限りは避けたほうが良いといったイメージになります。

レベル3(濃い橙色)、レベル4(赤色)はテロや紛争が頻発している地域となりますので、渡航は控えてください。

 

こちらのページでは、治安のほか感染症の情報等も得ることができるので、渡航前に必ずチェックしましょう。

 

2 たびレジに登録

 

「たびレジ」とは海外渡航中に、滞在場所や日程、自分の連絡先を登録することで、テロや災害等、緊急時に最新の情報が外務省から自分の携帯端末等に送られてくるサービスになります。

現地で万が一のことがあっても、素早く日本政府から支援を受けることができるので、バックパッカーは絶対に登録をしておきたいですね。

 

 

たびレジ

外務省が運営する海外情報発信サービス。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

 

3 地球の歩き方を読もう

「地球の歩き方」には、現地のリアルな治安情報が書かれているページがあります。

例えば、「〇〇駅前はひったくりが多発している」や「〇〇ストリートはホームレスが多く雰囲気が悪い」といったものです。

こうした情報は実際にその場所を歩いた人の情報提供に基づくものなので、信憑性は高いと言えます。

 

渡航前に必ず確認しておきたいですね。

ただし、端っこに小さく書かれていたりすることも多いので、隅々までチェックするように心がけましょう。

 

4 海外ニュースを見る習慣をつけよう

 

海外ニュースを見る習慣をつけておくと、世界のどの地域が危ないかを事前に頭の中で整理することができます。

基本的に海外ニュースに登場しない国は、テロや紛争等が起きていない国とある程度認識することができるからです。こうすることで、テロや紛争の多い中東やアフリカといった地域でも、「〇〇は危ない」「〇〇は渡航できる」といった判断が自分の中でできるようになります。

 

僕が日頃チェックしている海外ニュースは主に以下です。

  

著者がチェックする海外ニュース

BBCニュース(https://www.bbc.com/news

CNNニュース(https://edition.cnn.com/world

AFPBBニュース(http://www.afpbb.com/

Al Jazeera(https://www.aljazeera.com/

 

 

多くは英語になりますが、AFPBBニュースは日本語で読めるサイトもあるので、ぜひ活用してください。

 

国境地帯は特にチェック!

 

世界の多くの国は、他国と国境を接しています。そして、国境地帯は国同士の争いが多く生じている地域です。

多民族国家(多くの民族が共生している国家)では民族の自治権拡大を求めて、反政府武装勢力(武器を装備して、政府の政策や存在に対し反対運動を行っている勢力)が活動していたりする地域もあります。

国境地帯はそうした危険性が含む場所であるという認識のもと、国境地帯へ足を運ぶ際には細心の注意を払う必要があるでしょう。

 

特に海外バックパッカー旅行では、陸路で国境を移動する機会も多いので、非常に大事なポイントです。

 

現地の人から現地の情報を得よう

 

結局のところ、現地に行って現地の人から生の情報を得るのが一番です。

ゲストハウス(泊っている場所)のスタッフや、長く渡航先の国に滞在しているバックパッカーや現地で働いている人に、自分がこれから行こうとしている場所の治安等を聞くことを常に心がけてください。

ただし、現地人に聞くと現地人は慣れているため「そんなに言うほど治安は悪くないよ」と言われる場合もあります。

それは正しい場合もありますが、あくまでも「現地で生活している人にとっては」の話であり、外国人旅行者となるとまた状況が違ってくる可能性もあるので、現地の人の声を鵜呑みにすることは避けるべきでしょう。

 

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バックパッカー旅行に適したバックパックの選び方

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バックパックの選び方

 

バックパッカー旅行をする多くの方が使用するバックパックですが、渡航先の気候や用途の違いによって選び方が異なってきます。

 

バックパック
バックパックとは元々「リュック」の英語。(リュックは和製英語です)その為、背中に背負う形のものを総称して「バックパック」と呼ぶが、日本で「バックパック」と言えば登山や旅行用のものを指すことが多い。(普通のリュックである事もある。)

▼バックパックの例

 

どうすれば最適なバックパックを自分の判断で選ぶことができるのか知っておきたいところですよね。

 

今回はバックパックの選び方を中心に解説いたします!

 

バックパックを使うべき理由

 

そもそもの話ですが、バックパッカーは必ずしもバックパックを使うべきとは言いきれません。

コロコロ転がせるキャリーバッグを使って長期で旅をすることも広義ではバックパッカーと呼べますし、最近ではバックパックとキャリーバッグが一体となったバッグまで存在します。

 

▼キャリーバッグの例

▼バックパックとキャリーバッグが一体型になったバッグの例(画像クリックで商品詳細へ)

 

しかし個人的には海外を長期で旅するのであれば、キャリーバッグよりもバックパックを使用することをオススメします。

 

理由は

・  階段、坂道や石畳の道でも楽に移動できること

・  キャリーバッグよりもポケットの数が多く、必要な小物を取り出すことに長けていること

です。

 

海外の特にヨーロッパは、旧市街を中心に階段や石畳の道が多く、そこを移動する際にはキャリーバッグを転がすよりもバックパックを背負ったほうがより楽に移動することができます。

またキャリーバッグよりもバックパックのほうが一般的にポケットの数が多くなっているので、必要な小物をすぐ取り出すことができ、機能面でもバッグパックのほうが長けています。

 

バックパックは旅行用と登山用どちらがオススメ?

 

実はバックパックには旅行用と登山用の2種類があります。

 

一般的なバッグパッカー旅行の際はどちらを選べばいいのでしょう?

 

結論から言うと、旅行用のバックパックで大丈夫です。

なぜなら、登山用バックパックは登山に対応するために作られており、バックパッカー旅行には必要のない機能まで有している場合があるからです。

 

「登山に対応」とは、すなわち雪山用具を収納・設置できる構造といったものに代表されます。

こうした構造を備えるために、登山用バックパックは旅行用バックパックよりもより複雑に作られているのです。

 

そのため、バックパッカー旅行と登山を並行して行わない限りは、よりシンプルな構造をした旅行用バックパックで事足ります。

 

バッグパックの選び方

 

バッグパックの選び方で大事になるのが、機能の有無です。具体的には以下の機能を重視し、バッグパック選びを行とう良いでしょう。

 

▼チェックポイント

  • ポケット数の多さ
  • ポケットがファスナータイプでフックが2つ
  • ウエストハーネスがある
  • レインカバーがある

 

1 ポケット数の多さ

 

ポケットの数が多いほど、収納と取り出しがスムーズになります。

自分で「このポケットにはこれ」といった風にカテゴリー分けをしていくと良いですよ。

 

2  ポケットがファスナータイプでフックが2

 

ポケットは紐タイプではなく、ファスナータイプのものを選んだほうが無難です。

この時必ずファスナーのフックが2つあるタイプのバッグを選びましょう。フックが2つあることで南京錠をかけることができるようになるので、盗難防止に役立ちます。

 

▼ファスナーのフックが2つあるタイプ

 

 

3 ウエストハーネスがある

 

ウエストハーネスとは腰回りに巻けるベルトのことで、ウエストハーネスを締めることにより肩にくる重さの負担を腰あたりにまで分散させることができます。

ウエストハーネスのあるなしでは背負い心地に歴然の差があるので、長時間移動の際には効果をとことん発揮します。

 

▼ウエストハーネス付きバックパックの例(画像クリックで商品詳細へ)>

 

4 レインカバーがある

 

レインカバーがあらかじめ付属されているタイプのバッグパックを選べば、レインカバーを買うための出費を抑えられますし、初めからそのバッグのサイズにあったレインカバーになります。

▼バックパック別売りレインカバー(画像クリックで商品詳細へ)


レインカバーは単に雨をしのぐための用途だけでなく、ポケットのチャックを開けられにくくする防犯対策の用途としても重宝しますよ!

 

▼著者が実際に使用したバックパック(写真左が登山用兼用バックパック、右がドイツ製サブバック)

 

容量の目安

 

バックパックの容量はリットル(L)で表記されます。

大学生が長期旅行として行くことの多い2週間〜1か月程度のバックパッカー旅行であれば、30~40Lのものでも十分ですがそれ以上の期間になった場合はより容量の大きいバックパックにする必要があります。

 

 

休学したり仕事を辞めたりして行くような半年〜1年、またはそれ以上のバックパッカー旅行ともなれば、最低50Lのバックパックにしないと容量としては不十分になってしまいます。

 

 

自分が持っていきたい必要最低限の荷物の総量を考え、旅行プランと重ね合わせながら慎重なバッグ選びを心がけるようにしましょう。

 

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バックパッカー旅行に持っていきたい荷物

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バックパッカー旅行に持っていきたい荷物

 

バックパッカー旅行では、持ち物選びがとても大事です。

バックパックに入るものは限られていますし、スーツケースのように転がすものではなく自分で背負うものなので、必要以上に荷物を詰め込んで重くしてしまうのは避けたいところ。

できる限り荷物を減らすことができれば、機動力を保ててより快適に旅行をすることができます。

ここではバックパッカー旅行に必要な荷物と持っていきたい持ち物をご紹介します!

 

バックパッカー旅行時の必需品

 

まずは海外バックパッカーを行ううえで必需品となる持ち物をご紹介します。

 

貴重品

 

  • スマホ現金
  • クレジットカード
  • パスポート
  • 入国ビザ(必要となる国へ行く際)
  • パスポートコピー
  • 証明写真

パスポートコピーと証明写真はパスポート本体を紛失した際に、大使館での再発行手続きで必要になります。

クレジットカードはVisaとMasterCardの最低2枚持ちがオススメです。JCBは使えるところがあまりないので、あえて持って行く必要はないです。

 

バッグ類

 

  • バックパック
  • サブバック
  • ウエストポーチ
  • セキュリティーポーチ(パスポートケース)

サブバックは街歩きように使える小さめのバッグです。ウエストポーチ、セキュリティーポーチは盗難対策のため、貴重品入れとして用います(詳しくは後のページで解説します)。

サブバッグは商品名ではなく、小さめのリュック(バッグパックの場合もある)のことを指します。

バッグパックを背負う際はサブバッグを前に掲げて歩くバッグパッカーが多いです。

サブバッグがあると、バッグパックを宿に置いて、リュック1つで身軽に町歩きすることができます。

僕はいつも首かけのパスポートケースと腰に巻くウエストポーチを併用しています。このことについても詳しくは後の章で解説をします。

 

▼有名なバッグパックメーカー「ドイター」のサブバッグ(画像クリックで商品詳細へ)


▼ウエストポーチの例(画像クリックで商品詳細へ)


▼セキュリティポーチの例(画像クリックで商品詳細へ)

 

バックパックの選び方は一つ前のページで解説しています!

 

洗面用具

 

  • タオル
  • シャンプー
  • 手洗い用洗剤
  • 歯ブラシ

シャンプーや歯ブラシは現地調達も可能ですが、気になる方は日本から使い慣れたものを持っていくといいでしょう。

 

その他

 

  • 爪切り
  • 多機能ナイフ
  • 絆創膏
  • 消毒液
  • 胃腸薬
  • 眼鏡・コンタクトレンズ
  • 帽子
  • サングラス
  • 海外用変換プラグ
  • 変圧器(必要な場合)

爪切り等の刃物類は日本製のものがとにかく使いやすいので日本から持っていくようにしましょう。

変換プラグは渡航先ごとに型を調べる必要があります。

トラベルショップで売られている全世界対応のキットを買うのが良いでしょう。変圧器に関しては、海外対応している(100V-240V)電子機器には必要ありません。

 

▼変圧器の例

 

服の選び方

 

服は基本的に行く場所の気候に沿って選ぶ形になりますが、高所に行く機会があったりする場合には、常夏の場所でも朝晩に冷え込んだりするので羽織れるものを持っていくことを推奨します。

 

羽織るものとしては、ユニクロのウルトラライトダウンが生地の薄さの割に保温効果が高いのでおすすめです。

<ユニクロウルトラライトダウンURL:http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/ultralightdown/women/

 

日本から持っていく服の枚数に関してはとりあえず3日分に抑えるようにしましょう。洗濯はその都度現地で行えますし、必要があれば服は現地で買うこともできます。

 

服を効率良く洗濯する方法

 

バックパッカーは基本的に服の洗濯を自分で行います。安宿には必ずしもランドリーの設備があるわけではないからです。

服用の洗剤は手洗い用のものを使いましょう。シャワーの際に一緒に汚れた服を洗うといいです。

 

稀に洗濯禁止の安宿もありますが、多くの場所では洗濯が可能で、部屋のベッド等で乾かすことができます。

 

おすすめカメラ

 

今はスマホでもかなり良い写真が撮れるので必ずしもカメラを別個で持っていく必要はありませんが、せっかくの旅行なので良いカメラで旅の記録をしておきたいもの。

これからバックパッカー旅行をする方におすすめしたいのがミラーレス一眼とGoPro。

 

ミラーレス一眼は内部のミラーを省くことによってコンパクトになった一眼レフカメラのことです。

 

▼ミラーレス一眼の例(画像クリックで商品詳細へ)

 

一般の一眼レフカメラよりも充電が持ちにくいというデメリットはありますが、画質に関してはほぼ同等のものになっているので機動力重視のバックパッカーにはうってつけのカメラです。

 

GoProはアクションシーンを撮りたいかたにおすすめのカメラです。防水なので水の中でも使用することができます。

 

▼GoPro(画像クリックで商品詳細へ)

薬類

 

薬類はどこまで持っていくべきでしょうか?

 

持病の有無にもよりますが、少なくとも全員が持っていくべき医薬品は絆創膏、消毒液と胃腸薬です。

 

海外ではよく擦り傷や切り傷を負ってしまうので、絆創膏は常に持ち歩くべきです。傷から細菌が入る可能性があるので、消毒液で消毒を行うと良いでしょう。

 

胃腸薬はお腹を壊した時に飲むものになります。注意するべきことは、下痢止めにしないこと。便を止める働きをするものは、かえって回復を遅らせてしまうので避けるべきです。

 

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バックパッカー旅行の魅力 ~異文化交流~

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バックパッカー旅行の魅力

 

バックパッカー旅行は普通の観光よりも体力と忍耐が必要です。

 

しかし、僕は自分の力で現地を旅し、現地と触れ合うバックパッカー旅行に魅力を感じる人間の1人です。

 

この記事では、僕が思う海外バックパッカー旅行の魅力をみなさんに知っていただく為バックパッカー旅行の魅力について語ります。

これを読めばあなたも今すぐバックパッカー旅行に行きたくなるかもしれませんよ。

 

1 低予算でも海外を旅行できる!

 

海外バックパッカー旅行をすると、「多くのお金がかかる」イメージのある海外旅行(しかも複数国への旅行)の予算をかなり抑えることができます。

基本的に、泊まる場所はユースホステルやゲストハウスのドミトリーやシングルルームになるので、宿泊費はホテルよりも安く、例えば物価の安い東南アジアの国々では最低1泊500円くらいからドミトリーに泊まることができます。

 

ユースホステル(youth hostel)

若者が安全かつ安価に宿泊できる施設。ユースホステル会員は年会費がかかるが会員になっていると宿泊費が安くなるなどのメリットがある。

ゲストハウス(guest house)

バックパッカー旅行においては安価な宿泊施設の事。ホテルとは異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

ドミトリー(dormitory)

(出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Dormitory#/media/File:LoyolaMD_Dorm.JPG)

格安の共同寝室ルームの事。多くの場合2段ベッドが部屋に多く設置されており、そのうちの一つが自分のベッドとなる。

 

また、海外バックパッカー旅行中の移動費は、実際に現地の足となっている鉄道やバスといった公共交通機関を利用することで、低く抑えることができます。

 

海外ではヨーロッパ等の物価が高い国でも、日本ほど交通費は高くないことが多いです。

1日乗り放題のチケットなどもあるのでうまく利用して交通費を抑えましょう。

 

飛行機に関しても、近年では、LCC(格安航空会社)の普及もあってよりいっそう旅行がしやすくなりましたね!

 

バックパッカー旅行の航空券の取り方について先に知りたい方はこちら!

 

食費に関しても、アジアの屋台は総じて安いですし、ヨーロッパではレストランではなくゲストハウスで自炊をするという選択肢があります。(ゲストハウスでは共用の場合も多いですが宿泊者が利用できるキッチンが付いていたりします)

 

いずれにせよ、物価が安い国では1日1500円くらいで十分に旅行を楽しめますし、物価が高い国でも工夫次第では費用を抑えることができるんです。

 

2 世界中に友達ができる!

 

バックパッカー旅行中にゲストハウスに泊まることで、各国からのバックパッカーと会う機会が豊富にあります。ゲストハウスなどの安価な宿は相部屋か皆で利用できるラウンジがあるからです。

 

彼らと出会い、仲良くなることで友達を増やすことができますね。

彼らには彼らの故郷がありますから、最終的には世界各国のいろいろな地域に友達を作ることができちゃいます。

 

実際に、僕はフィリピンで仲良くなったドイツ人とドイツで再開したことがありますし、クロアチアで仲良くなった韓国人が日本に来てくれて日本で再開したこともあります。

 

<コラム>英語は学んでから行くべき?

 

外国人の友達を作る、となれば「英語ができないけどバックパッカー旅行に行きたい」「英語を学んでから行った方がいいのかも?」と考えている方は多いと思います。

もちろん英語ができるに越したことはないですが、できなくてもジェスチャー等で通じあうことは可能です。

海外とはいえ、世界には英語圏でない国の方が多いので、現地の人も相手の英語力を求めてきたりすることはあまりありません。バックパッカー旅行に必要な英語力はだいたい中学英語レベル(英検3級以上)あれば大丈夫です。

もし英語力をつけてから行きたい場合はフィリピンに1〜3か月程度英語留学をするのがオススメです。

 

著者の体験談

僕は大学1年生の最初の長期休みに、1ヶ月間ニュージーランドでホームステイを行い、そこである程度の英会話力をつけました。

そのため、最初のバックパッカー旅行は「中高の英語学習+多少の実践英会話」のレベルで行ったと言えます。

英語圏でなくてもゲストハウスで欧米のゲストと仲良くなる機会が多かったので、英会話の面では結果的にバックパッカー旅行でそこそこのレベル(会話に困らない程度)まで自分で上げることができました。

そのため、バックパッカー旅行は場所を問わず英会話力を上げる機会に恵まれます。

 

3 異文化理解が得られる

 

日本の常識は世界の非常識とも呼ばれるように、世界には様々な考え方や文化の違いがあります。

 

日本で普段生活する時は文化の違いを感じることはあまりありませんよね。

 

海外バックパッカー旅行をすればそうした日本では普段体験できない異文化を現地人との関わりの中で触れ合うことができます。

現地人と触れ合う機会の多いバックパッカー旅行ならではですね。

 

文化の違いを実感することで苦労する場合もありますが、一方で違うことの良さを感じる時もあります。

文化はその国でそれ相応の意味を持つものですので、海外バックパッカー旅行で経験を積めば彼らなりの文化を尊重できるようになりますよ。

 

4 日本と海外の良さと悪さがわかる

 

海外を旅することで、普段はあまり考えない日本の特徴を良さとして考えることができるようになります。例えば、

 

・1分の誤差がない正確な電車の時刻

・「次に使う人のことを考える」といった気遣い

 

といったものが日本の良さに挙げられます。一方で、

 

・ 日本の働き過ぎなところ

・ 困っている人を見て見ぬふりをしてしまう人が多いところ

 

といったところは、海外とは違って日本の悪い部分であると考えることもできます。

 

もちろん、人によって良い悪いの考え方は異なるとは思います。

しかしバックパッカー旅行をすることで、日本の良いところ悪いところ、海外の良いところ悪いところを考える機会に恵まれることは確かでしょう。

 

普通の海外旅行をし、特に観光地でホテルに滞在した場合では、その国の綺麗な部分しか見えなかったりする場合が多いです。

そうした点では、海外バックパッカー旅行は現地のリアルを実際に肌で感じることができるのでオススメです。

 

バックパッカー旅行は、旅の面では普通の海外旅行と比べてハードな部分があります。

しかし、ただ安いということだけでなく、感性や考え方が変わる機会が与えられるという面で、それ相応もしくはそれ以上のリターンを得ることができますよ。

是非興味がある方は一歩を踏み出していただければと思います!

 

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目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

はじめに ~バックパッカー旅行とは~

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

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バックパッカー旅行とは

 

「バックパッカー旅行」を知っていますか?

バックパッカー旅行とは簡単に言うと『低予算で個人旅行をすること』です。

大きめのバックパック(日本で言うリュック)を背負って旅する人が多く、彼らをバックパッカーと呼ぶことから名前を付けられた旅行です。

「低予算」とはどのくらいかと言えば訪れる国の物価にもよりますが、例えば

 

東南アジア・・・1日1500〜2000円(うち宿泊費500〜1000円、食費500円、その他移動費)

ヨーロッパ・・・1日3000〜4000円(宿泊費1500〜2000円、食費は自炊で500円、その他移動費)

 

程度です。

 

また、「個人旅行」と最初に言いましたが2人の場合でもそれ以上でもバックパッカー旅行になります。また持っていく荷物がバックパック(リュック)でなくてもバックパッカー旅行に入る場合もあります。

つまり明確な定義は無いものの、低予算で世界を巡る旅行の総称が「バックパッカー旅行」という事です。

 

このコンテンツでは、学生時代にバックパッカー旅行で40か国以上を旅した経験のある私が、バックパッカーのスタイルで海外を旅行したい人向けに、必要な知識や情報を共有していきます。

 

「バックパッカー旅行って普通の旅行と何が違うの?」

「バックパッカー旅行をしてみたいけど、どうやってすればいいのか分からない」

「バックパッカー旅行って何のためにするの?」

 

このような疑問に対し重点的に解説していこうと思います!このコンテンツで疑問が解決され、一人でも多くの方がバックパッカー旅行を体験していただければと思います。

 

バックパッカーの特徴

 

まずバックパッカー旅行が普通の旅行と何が違うのか解説しましょう。バックパッカー旅行は一般的な旅行とは主に以下のような違いがあります。

特徴

・  長期に渡って旅ができる(期間は自由)

 

・  現地の鉄道やバス等の公共交通機関を使う(ローカルな生活を体験)

 

・  高級ホテルではなく、ホステルやゲストハウスといった安宿を利用する(最近ではAirbnb(エアビ・民泊)の利用も)

 

・  ただ観光地に行くだけでなく、地元の人とのリアルな交流を楽しむ

 

そしてバックパッカー旅行は特に、欧米の若者に人気の旅行スタイルです。欧米は陸続きなので日本とは異なり飛行機を使わずとも鉄道やバスなどで個人で気ままに安く旅行ができるからですね。しかし最近ではバックパッカー旅行で日本を旅する欧米からの旅行者も増えてきた印象です。日本文化の魅力に気づく方が増えてきたからでしょうか。

 

 

もちろん、島国に住んでいる日本人にもバックパッカー旅行をする人はいます。

長期で休みがある大学生や、休学したり仕事を辞めたりして世界一周をバックパッカー旅行で行う人が多いです。私もその中の一人で、大学生の時に5回ほど、海外をバックパッカーで旅しました。

 

海外バックパッカーをして欲しい!

 

「バックパッカー旅行って私にもできるの?」

 

と思う方もいることでしょう。結論から言うと、バックパッカー旅行はやり方さえ覚えれば誰でもできることです。ただし、一般的な旅行よりもローカルな交通機関を使う事や移動距離・時間が長い事などで体力が必要になります。

また、海外の多くは日本よりも不衛生な環境ですし、治安が悪い地域がほとんどです。一般的な観光とは違い、必ずしも楽しいことばかりではありません。また、パッケージツアーではないので、自分で旅行の段取りを決めないといけません。

 

そうした難しさがありますが、僕は海外バックパッカーをより多くの人にして欲しいと思っています。

なぜなら以下の2点をバックパッカー旅行は与えてくれると僕は思っています。

 

バックパッカー旅行が与えてくれるもの

 

・海外のリアルを知ることで自国を客観的に見る力が得られること

 

・海外でいろいろな人にお世話になることで他者(特に外国人)に寛容になれる

 

これらは言い方は悪いですが『楽しさをお金で買う』というような「お金をかけた個人旅行」や「ツアー旅行」では得られにくいものであると個人的に感じている部分であります。

 

また、バックパッカー旅行に日本人はとても向いています。それは日本のパスポートは世界最強で、ビザなしで行ける国がほとんどだからです。ビザなしで行ける国が多いほど、バックパッカー旅行はしやすくなりますので、私たち日本人は海外バックパッカー旅行を最も行いやすい国民であると言えるのです。

 

ビザとは

ビザとはその国へ入る際の許可証の事。ビザ発行までにお金や時間がかかる(国によって額や時間は様々)ビザが無ければ基本的に他国へ入国する事はできないが日本は協定を結んでいる国が多いのでビザ不要で入国できる国が多い。(日本のビザなし入国可能国数は121ヵ国。2018年現在)

 

当コンテンツをお読みいただき、一人でもバックパッカー旅行に興味がある方の背中を押せれば幸いです!

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

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バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問。特に好きな国は東南アジアのミャンマー。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。お問い合わせはこちらから
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バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行は海外のローカルを体験する事で今までの自分には無かった価値観を与えてくれます。

「バックパッカー旅行って自分にもできるの?」「英語ができないとできないの?」「そもそもバックパッカー旅行って何?」という疑問に対しバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が丁寧に解説をしていきます!

バックパッカー旅行とは から 地域別バックパッカー旅行の楽しみ方までの解説を「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」で読み、バックパッカー旅行へ是非出かけてみてください!

 

僕は海外バックパッカーをより多くの人にして欲しいと思っています。なぜなら以下の2点をバックパッカー旅行は与えてくれると僕は思っています。

・海外のリアルを知ることで自国を客観的に見る力が得られること

・海外でいろいろな人にお世話になることで他者(特に外国人)に寛容になれる

これらは言い方は悪いですが『楽しさをお金で買う』というような「お金をかけた個人旅行」や「ツアー旅行」では得られにくいものであると個人的に感じている部分であります。
~~はじめに「はじめに ~バックパッカー旅行とは〜」より~~

 

はじめに

バックパッカー旅行とは何か。バックパッカー旅行に決まりはありません。自由に世界を旅してください。まずは著者の考えるバックパッカー旅行・魅力・与えてくれるものを予備知識として学びましょう!

はじめに ~バックパッカー旅行とは〜

 

第1章 バックパッカー旅行の魅力

バックパッカー旅行に行くかどうか迷っている方。バックパッカー旅行には様々な魅力があります。著者が考えるバックパッカー旅行の魅力について知ってみればきっとどのような旅行をすればいいのかわかってくるはすです!

バックパッカー旅行の魅力 ~異文化交流~

バックパッカー旅行の心得 ~4つのこと~

 

第2章 バックパッカー旅行の準備

バックパッカー旅行に出かける!

・・・その前に必ず行っておかなければならない事があります。荷物・航空チケット・宿はどのような手順や考え方で手配していけばいいのでしょうか?初心者の方にも分かりやすく一から解説をしていきます!

バックパッカー旅行に適したバックパックの選び方

バックパッカー旅行に持っていきたい荷物

バックパッカー旅行の航空券の取り方

バックパッカー旅行の宿の探し方

 

第3章 バックパッカー旅行の安全管理

バックパッカー旅行は時にはリスクを取って行動する勇気も必要です。しかしそのリスクをなるべく減らすためにも事前に知っておいた方が良い事・行っておくべき事があります。以下では誰でもできる安全管理方法を解説しています。

バックパッカー旅行で現地の治安や情勢を知る方法

バックパッカー旅行の安全管理方法 ~誰でもできる7つの方法~

 

第4章 バックパッカー旅行におすすめの国35選

さあここまで知識をつけ、準備ができたらいざバックパッカー旅行へ出かけましょう!ここではバックパッカー旅行初心者の方にオススメな国を地域別にご紹介しております!

バックパッカー旅行におすすめの国35選【東アジア・東南アジア編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アジア・中央アジア・中東編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【東ヨーロッパ編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【西ヨーロッパ編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【アフリカ編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【北アメリカ・中央アメリカ編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アメリカ編】

バックパッカー旅行におすすめの国35選【オセアニア編】

バックカントリースノーボードに必要な道具4選

Webon紹介目次著者
スノーボードの道具の正しい知識を持てば、寒くないし、痛くないし、簡単に上達できるようになるのです。「進化の変遷」「道具の選び方」など、スノーボードの道具について一から学んでみてはいかがでしょうか。

風祭健氏によるスノーボード初心者『道具の選び方』入門はこちらから

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

バックカントリーとは

 

管理されたスキー場内ではなく、自然の雪山を滑ることをバックカントリーと言います。

 

▼バックカントリーの例

 

登山やスノーモービル、ヘリコプター、キャット(圧雪車)を使って山を登り、誰も滑っていない自然の雪山を滑ります。

 

▼スノーモービル

 

▼圧雪車の例

photo by JGSDF10式雪上車

 

一部のスキー場では、管理エリア外も開放したサイドカントリー(管理エリアの脇にある管理エリア外)なんていうのもあります。

今回は危機いっぱい、魅力いっぱいのバックカントリースノーボードについて紹介します。

 

バックカントリーの危険性

 

まず、バックカントリーへ行く前にこれだけは知っておかなければなりません。

バックカントリーはスキー場とは比べ物にならないくらい「超危険」だという事です。

立ち木があったり崖があったり、スキー場ではありえない、思いもよらぬ危険がたくさんあります。

また雪崩(なだれ)のリスクもありますし、遭難の危険だってあります。

しかもパトロールも控えていないので、なにかあった時の救助も時間がかかりますし、全ては自己責任で多額の救助費も請求されます。

 

専門の知識も必要ですし、ツアーやガイドを頼んだり安全に配慮する必要があります。それら全てのリスクと責任を理解した上で、バックカントリーには挑戦しましょう。

 

バックカントリーの魅力

 

非常に危険なバックカントリースノーボードですが、危険に比例して魅力もたっぷりです。

特に、誰も滑っていない手付かずのパウダースノーのバックカントリーなんかは最高に魅力的です。

 

パウダースノーとは
新しく積もったばかりの雪でさらさらしている。転んでも痛くない等の特徴を持っており人気が高い。

▼パウダースノー

 

周りに誰もいない開放感もあり、またワンランク上の快感を味わえます。

スキー場でも未圧雪(雪を固めていない)のコースなら、深雪のパウダースノーを滑ることはできますが、降雪のあった次の日の朝一番くらいしか、極上のパウダーを滑るのは難しいです。

おまけに人もたくさんいるので、開放感などはあまり味わえません。

またバックカントリーには、自然の雪山ならではの起伏の激しい地形も魅力です。

見たこともないような急斜面があったり、飛び降りれる崖があったり、巨大なマッシュ(大きなコブ)からフカフカな深雪にジャンプしたりなど、スキー場とはまた一味違った楽しさが沢山あります。

 

バックカントリーに必要な道具4選

 

バックカントリーへ行くのに最低限必要な道具を紹介します。
あくまでも最低限の道具で、この他に知識と経験の豊富なガイドや、仲間なども絶対必要です。

 

1 スノーシュー

いわゆる「かんじき」です。

これを装着すると、深い雪でも足が沈むことなく雪の中を歩くことができます。

雪山登山には欠かすことのできない道具です。

安いものから高いものまでありますが、本格的なバックカントリーに挑戦するならハイエンドモデル(上級者向けの本格モデル)があると良いでしょう。

雪山登山に必要な様々な機能が装着されています。

 

 

2 ポール(ストック)

杖のように使って登山を補助します。

雪山の登山は、重たい道具を背負いますし、足元も非常に不安定ですのでポールはかかせません。

スノーシューとポールはセットと考えておいてください。

伸縮自在のものを使えば滑る時にも邪魔になりません。

 

 

3 バックパック

スノーボード用のバックパックには、板やスノーシューが装着できるようになっています。

ハイクアップ(登山)する時に板をバックパックに装着できなければ、ポールを使うことができなくて大変な思いをしてしまいますので、専用のバックパックは必需品です。

専用のバックパックは体に密着して装着できますので、滑りの邪魔にもならないようになっています。

 

 

4 アバランチキット

雪崩対策の3点セットです。

雪崩に埋まった人の位置をセンサーで探るビーコン、雪の中に突き刺して埋まった人を探すプローブ、雪を掘り起こすショベル(スコップ)

この3点を使って、雪崩に巻き込まれた人を探します。

ツアーなどで行く場合、必需品となると思いますので揃えておいた方が良いでしょう。

 

 

キャットツアーのすすめ ~登山はしたくないけど滑りたい~

 

「バックカントリーは滑ってみたいけど、登山なんてしたくない。」

そういう方も多いでしょう。

私もどちらかと言うとそっちのタイプです。

そういう方は圧雪車で頂上まで連れて行ってくれるキャットツアーがおすすめです。

お金を出せば雪山は簡単に登れるのです。

スノーボードショップやアウトドア用品店、スキー場など色々募集していると思いますので、そこから申し込みができます。

ただ滑っている時の危険に関しては同じですので危険には十分注意してください。

バックカントリーもそうですが、やればやるほど魅力が広がっていくのもスノーボードの醍醐味の一つです。

とりあえず試しにスノーボードショップへ道具を見に行ってみてはどうですか?

 

 

 

目次著者

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

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