「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!
第1章 バックパッカー旅行の魅力
第2章 バックパッカー旅行の準備
第3章 バックパッカー旅行の安全管理
バックパッカー旅行の安全管理方法 ~誰でもできる7つの方法~
第4章 バックパッカー旅行におすすめの国35選
バックパッカー旅行におすすめの国35選【東アジア・東南アジア編】
バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アジア・中央アジア・中東編】
著者:ぐちを
旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。
特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから
Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja
『バックパッカー初心者入門』目次へ (全17ページ)
現地の治安や情勢を知るには?
海外は日本ほど治安の良いところばかりではありません。
先進国ですら窃盗集団が街中にいたり、
テロリストが国内に潜んでいたり、
麻薬の売買が盛んに行われていたりする、
という地域も多くあり海外バックパッカー旅行は危険との隣り合わせでもあります。
それでも海外バックパッカー旅行は得られるメリットが大きいと考えていますので、ぜひ皆さんに1度経験してみていただきたいと思っています。
ただ、安全なバックパッカー旅行を行うためにも
「どのように現地の治安の情報を得るか」
という情報収集は必要不可欠となります。
今回は僕が日頃実践している、現地の治安や情勢を知るためのノウハウをご紹介します!
1 外務省海外安全ホームページの確認
まずは渡航前に必ず、「外務省 海外安全ホームページ」を見て渡航先の情勢を確認しましょう。
地域ごとに細かくレベル1〜4まで安全度合いの区分がなされており、視覚的に治安レベルを認識することができます。
レベル毎に外務省が危険度を定めているのですがどうしても行きたい時に行くべきかどうかの判断は自身でする事になります。 僕の個人的な感覚としては、レベル1地域(黄色)は注意する程度で、レベル2地域(薄橙色)ギリギリ渡航できるがよほどの理由がない限りは避けたほうが良いといったイメージになります。 レベル3(濃い橙色)、レベル4(赤色)はテロや紛争が頻発している地域となりますので、渡航は控えてください。 こちらのページでは、治安のほか感染症の情報等も得ることができるので、渡航前に必ずチェックしましょう。 「たびレジ」とは海外渡航中に、滞在場所や日程、自分の連絡先を登録することで、テロや災害等、緊急時に最新の情報が外務省から自分の携帯端末等に送られてくるサービスになります。 現地で万が一のことがあっても、素早く日本政府から支援を受けることができるので、バックパッカーは絶対に登録をしておきたいですね。 「地球の歩き方」には、現地のリアルな治安情報が書かれているページがあります。 例えば、「〇〇駅前はひったくりが多発している」や「〇〇ストリートはホームレスが多く雰囲気が悪い」といったものです。 こうした情報は実際にその場所を歩いた人の情報提供に基づくものなので、信憑性は高いと言えます。 渡航前に必ず確認しておきたいですね。 ただし、端っこに小さく書かれていたりすることも多いので、隅々までチェックするように心がけましょう。
海外ニュースを見る習慣をつけておくと、世界のどの地域が危ないかを事前に頭の中で整理することができます。 基本的に海外ニュースに登場しない国は、テロや紛争等が起きていない国とある程度認識することができるからです。こうすることで、テロや紛争の多い中東やアフリカといった地域でも、「〇〇は危ない」「〇〇は渡航できる」といった判断が自分の中でできるようになります。 僕が日頃チェックしている海外ニュースは主に以下です。 ・BBCニュース(https://www.bbc.com/news) ・CNNニュース(https://edition.cnn.com/world) ・AFPBBニュース(http://www.afpbb.com/) ・Al Jazeera(https://www.aljazeera.com/) 多くは英語になりますが、AFPBBニュースは日本語で読めるサイトもあるので、ぜひ活用してください。 世界の多くの国は、他国と国境を接しています。そして、国境地帯は国同士の争いが多く生じている地域です。 多民族国家(多くの民族が共生している国家)では民族の自治権拡大を求めて、反政府武装勢力(武器を装備して、政府の政策や存在に対し反対運動を行っている勢力)が活動していたりする地域もあります。 国境地帯はそうした危険性が含む場所であるという認識のもと、国境地帯へ足を運ぶ際には細心の注意を払う必要があるでしょう。 特に海外バックパッカー旅行では、陸路で国境を移動する機会も多いので、非常に大事なポイントです。 結局のところ、現地に行って現地の人から生の情報を得るのが一番です。 ゲストハウス(泊っている場所)のスタッフや、長く渡航先の国に滞在しているバックパッカーや現地で働いている人に、自分がこれから行こうとしている場所の治安等を聞くことを常に心がけてください。 ただし、現地人に聞くと現地人は慣れているため「そんなに言うほど治安は悪くないよ」と言われる場合もあります。 それは正しい場合もありますが、あくまでも「現地で生活している人にとっては」の話であり、外国人旅行者となるとまた状況が違ってくる可能性もあるので、現地の人の声を鵜呑みにすることは避けるべきでしょう。 『バックパッカー初心者入門』目次へ (全17ページ) スポンサー 第1章 バックパッカー旅行の魅力 第2章 バックパッカー旅行の準備 第3章 バックパッカー旅行の安全管理 バックパッカー旅行の安全管理方法 ~誰でもできる7つの方法~ 第4章 バックパッカー旅行におすすめの国35選 バックパッカー旅行におすすめの国35選【東アジア・東南アジア編】 バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アジア・中央アジア・中東編】 著者:ぐちを 旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。 特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja2 たびレジに登録
3 地球の歩き方を読もう
4 海外ニュースを見る習慣をつけよう
国境地帯は特にチェック!
現地の人から現地の情報を得よう