バックパッカー旅行の安全管理方法 ~誰でもできる7つの方法~

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

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バックパッカー旅行の安全管理方法

 

今回はバックパッカー旅行を実際に行う際に、心がけておきたい安全管理の方法について解説します。

いくら低予算で旅するバックパッカーであるとはいえ、現地人から見れば観光客で、お金をたくさん持っており、iPhoneやカメラなど高価なものを身につけています。

日頃から安全管理を徹底して行うことを何よりも肝に銘じておきましょう。

 

日本人は危機管理が甘い人が多い!

 

日本は世界有数の治安が良い国です。ニュースでたまに見かける窃盗事件等もどこか他人事のように捉えている人も多いのではないでしょうか?

 

いわゆる「平和ボケ」と言われるやつです。

 

しかし、海外はそのような国ばかりではありません。スリや置き引きは日常茶飯事に起こる国も数多くあります。

 

日本人=「金を持っている」「危機管理が甘い」

と思われ、日本人ばかりを狙ってくる窃盗犯も実際に存在します。そのため、危機管理能力をつけることが必要不可欠です。

 

誰でもできる7つの安全管理方法

 

ここからは誰でもすぐにできる安全管理方法を7つの項目に分けてご紹介いたします。是非実践していただき、旅行を安全なものにしていただければと思います!

 

1 お金類は分散させよう

 

まず大前提として、お金類はできる限り分散させましょう。1つの場所で管理すると、盗まれた際に全てを失うことになるので、リスクが大きくなります。

 

現金は最低でも3か所(例えばセキュリティポーチ(後述)内、ウエストポーチ内、バックパック内)に分散させることをオススメします。

 

▼ウエストポーチ

 ▼バックパック

また、クレジットカードは複数枚を同じ場所で管理しないように心がけましょう。メインのもの、サブのものを決めて収納場所をそれぞれ別にするといいですね。

 

2 セキュリティーポーチ(パスポートケース)とウエストポーチを活用しよう

分散の観点から、セキュリティーポーチ(パスポートケース)とウエストポーチをうまく活用しましょう。

 

セキュリティポーチは首から下げるものを使用し、上着の中に隠すことで、窃盗のリスクを減らすことができます。ここには、あまり取り出しはしないけど特に重要な貴重品であるパスポートと予備のクレジットカードを収納するといいです。

 

▼セキュリティポーチの例(画像クリックで商品詳細へ)

 

ウエストポーチには取り出す頻度の多い貴重品(必要最低限の現金とクレジットカード等)を収納するといいです。こちらは防犯上の観点から、自分の前で収納物を取り出せるよう、前向きに付けるようにしましょう。

 

▼ウエストポーチの例(画像クリックで商品詳細へ)

3 バッグはできるだけ前にかかげよう

 

ウエストポーチもそうですが、本来は背負うバッグも前向きにかかげた方が良い場合もあります。

それは特に、地下鉄やバスといった公共交通機関を利用する際や市場など、人混みの中にいる際に効果を発揮します。

 

どうしても、人間は視界に入らない背後からの危険を察知することが難しい生き物ですし、窃盗犯としても後ろから狙う方が好都合です。

 

 

4 貴重品やバッグからは目を離さない

 

置き引きに対処するために、貴重品やバッグからは目を離さないよう心がけましょう。

日本の感覚のまま、カフェ等で荷物を置いたままトイレに行くなんてご法度ですよ。

 

置き引き
置いてある荷物を盗む犯罪。日本ではあまり見ないが海外では多発している。海外ではカフェ・レストラン・空港・図書館など人が多く出入りが激しい場所は要注意。「本に夢中になっている間に置き引きに合う」という例も。膝の上に荷物を置いておくのも一つの対処法。

 

5 宿のロッカーを活用しよう

 

宿泊先にロッカーがある場合は活用するといいです。

ゲストハウスやユースホステルでは、ロッカーの鍵は自分で用意したものを使用するケースが多いですね。

 

ユースホステル(youth hostel)

若者が安全かつ安価に宿泊できる施設。ユースホステル会員は年会費がかかるが会員になっていると宿泊費が安くなるなどのメリットがある。

ゲストハウス(guest house)

バックパッカー旅行においては安価な宿泊施設の事。ホテルとは異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

 

そのため、持ち物として必ず自前の南京錠を用意しましょう。ダイヤル式にすると、鍵をなくす心配がないのでオススメです。

 

▼南京錠(画像クリックで商品詳細へ)

 

6 治安の悪い場所でしてはいけないこと

 

治安の悪いと言われている場所では、まず人通りの少ない路地裏に行くことは避けるべきです。また、夜(暗くなってから)出歩くことも控えた方がいいでしょう。

 

バックパッカーは治安が悪いかどうかの判断は、事前のリサーチや実際に歩いて時に感じた雰囲気、また現地人や詳しいバックパッカー等に聞いたりして総合的に判断してください。

バックパッカー旅行の情報収集方法は前のページ「バックパッカー旅行で現地の治安や情勢を知る方法」で解説しておりますのでご参考にしていただければと思います。

 

7 被害にあったら絶対に抵抗しないこと

 

 

もしスリやひったくりの被害にあっても、絶対に抵抗してはいけません。

窃盗犯がナイフや銃を所持しているケースもありますし、抵抗された場合にはそうした凶器を使って対抗してくる場合があります。

 

実際、過去にはコロンビアではひったくりを追いかけた日本人バックパッカーが銃殺される事件も起きたりしています。(参考:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG21H3Y_R21C16A1000000/)

 

以上がバックパッカー旅行で最低限行っておくべき「誰でもできる7つの安全管理方法」です。

是非バックパッカー旅行に行く際はこれらの事を忘れずに出かけていただければと思います。

 

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バックパッカー旅行で現地の治安や情勢を知る方法

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現地の治安や情勢を知るには?

 

海外は日本ほど治安の良いところばかりではありません。

先進国ですら窃盗集団が街中にいたり、

テロリストが国内に潜んでいたり、

麻薬の売買が盛んに行われていたりする、

という地域も多くあり海外バックパッカー旅行は危険との隣り合わせでもあります。

 

それでも海外バックパッカー旅行は得られるメリットが大きいと考えていますので、ぜひ皆さんに1度経験してみていただきたいと思っています。

 

ただ、安全なバックパッカー旅行を行うためにも

「どのように現地の治安の情報を得るか」

という情報収集は必要不可欠となります。

 

今回は僕が日頃実践している、現地の治安や情勢を知るためのノウハウをご紹介します!

 

1 外務省海外安全ホームページの確認

 

 

まずは渡航前に必ず、「外務省 海外安全ホームページ」を見て渡航先の情勢を確認しましょう。

 

地域ごとに細かくレベル14まで安全度合いの区分がなされており、視覚的に治安レベルを認識することができます。

 

外務省 海外安全ホームページ

 

レベル毎に外務省が危険度を定めているのですがどうしても行きたい時に行くべきかどうかの判断は自身でする事になります。

僕の個人的な感覚としては、レベル1地域(黄色)は注意する程度で、レベル2地域(薄橙色)ギリギリ渡航できるがよほどの理由がない限りは避けたほうが良いといったイメージになります。

レベル3(濃い橙色)、レベル4(赤色)はテロや紛争が頻発している地域となりますので、渡航は控えてください。

 

こちらのページでは、治安のほか感染症の情報等も得ることができるので、渡航前に必ずチェックしましょう。

 

2 たびレジに登録

 

「たびレジ」とは海外渡航中に、滞在場所や日程、自分の連絡先を登録することで、テロや災害等、緊急時に最新の情報が外務省から自分の携帯端末等に送られてくるサービスになります。

現地で万が一のことがあっても、素早く日本政府から支援を受けることができるので、バックパッカーは絶対に登録をしておきたいですね。

 

 

たびレジ

外務省が運営する海外情報発信サービス。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

 

3 地球の歩き方を読もう

「地球の歩き方」には、現地のリアルな治安情報が書かれているページがあります。

例えば、「〇〇駅前はひったくりが多発している」や「〇〇ストリートはホームレスが多く雰囲気が悪い」といったものです。

こうした情報は実際にその場所を歩いた人の情報提供に基づくものなので、信憑性は高いと言えます。

 

渡航前に必ず確認しておきたいですね。

ただし、端っこに小さく書かれていたりすることも多いので、隅々までチェックするように心がけましょう。

 

4 海外ニュースを見る習慣をつけよう

 

海外ニュースを見る習慣をつけておくと、世界のどの地域が危ないかを事前に頭の中で整理することができます。

基本的に海外ニュースに登場しない国は、テロや紛争等が起きていない国とある程度認識することができるからです。こうすることで、テロや紛争の多い中東やアフリカといった地域でも、「〇〇は危ない」「〇〇は渡航できる」といった判断が自分の中でできるようになります。

 

僕が日頃チェックしている海外ニュースは主に以下です。

  

著者がチェックする海外ニュース

BBCニュース(https://www.bbc.com/news

CNNニュース(https://edition.cnn.com/world

AFPBBニュース(http://www.afpbb.com/

Al Jazeera(https://www.aljazeera.com/

 

 

多くは英語になりますが、AFPBBニュースは日本語で読めるサイトもあるので、ぜひ活用してください。

 

国境地帯は特にチェック!

 

世界の多くの国は、他国と国境を接しています。そして、国境地帯は国同士の争いが多く生じている地域です。

多民族国家(多くの民族が共生している国家)では民族の自治権拡大を求めて、反政府武装勢力(武器を装備して、政府の政策や存在に対し反対運動を行っている勢力)が活動していたりする地域もあります。

国境地帯はそうした危険性が含む場所であるという認識のもと、国境地帯へ足を運ぶ際には細心の注意を払う必要があるでしょう。

 

特に海外バックパッカー旅行では、陸路で国境を移動する機会も多いので、非常に大事なポイントです。

 

現地の人から現地の情報を得よう

 

結局のところ、現地に行って現地の人から生の情報を得るのが一番です。

ゲストハウス(泊っている場所)のスタッフや、長く渡航先の国に滞在しているバックパッカーや現地で働いている人に、自分がこれから行こうとしている場所の治安等を聞くことを常に心がけてください。

ただし、現地人に聞くと現地人は慣れているため「そんなに言うほど治安は悪くないよ」と言われる場合もあります。

それは正しい場合もありますが、あくまでも「現地で生活している人にとっては」の話であり、外国人旅行者となるとまた状況が違ってくる可能性もあるので、現地の人の声を鵜呑みにすることは避けるべきでしょう。

 

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ブラジルの治安は悪い?在住歴17が語る実態と安全対策~

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ブラジルに行ったことはありますか?ブラジルと言えばサッカー・サンバ・カーニバル…でもそれだけじゃもちろんありません!

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著者:パパガイオ

ブラジルの酸いも甘いも知り尽くしている在住歴17年の女性。日本で知り合った日系ブラジル人の主人と子供3人で、ブラジルライフを満喫中です!特にトロピカルフルーツや自由な感じがお気に入り。どんなかな?とちょっとでも気になったらぜひ覗いてみてください。面白い発見があるかもしれませんよ?

 

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ブラジルの治安

 

「ブラジルは危ない」とはよく言われます。

ブラジルで生活するにあたってとても大事なことですのでここでは実際の治安の状況や気をつける点について見ていきましょう。

 

ブラジルの危険度は?

 

ブラジルが殺人や強盗の多い治安の悪い国であるということは、残念ですが数字の上からも明らかで間違いのない事実です。

 

殺人事件の死者数は、2006年から2016年の10年間で55万3000人というデータが出ています。(出典:ブラジル政府の応用経済研究所(IPEA)と民間機関「治安に関するブラジル・フォーラム(Brazilian Forum on Public Security)」の調査による)

 

昔より良くなってきているのかというとそういうわけではなく、リオオリンピックが行われた2016年が最も悪く、6万2517件もの殺人事件が起きています。

10年前と比べて26%も増加したそうです。

 

日本と比べてみると、人口10万人における殺人発生率がブラジル30.3件に対して日本は0.7件ということですから、恐れてしまうのも当然ですよね。

 

 

ただ、被害者の多くは貧困層の若い(15~29歳男性が半分以上を占める)黒人で、麻薬がらみの抗争であることが多いのですから、そういったことに巻き込まれない限りむやみにおびえる必要もないのです。

 

日本人が注意すべきは強盗

 

私たちが最も注目しなくてはいけないのは、強盗に関してです。

日本人はお金持ちというイメージは世界的で海外どこに行っても気をつけなければいけないのですが、やはりブラジルでは被害にあう可能性は高いです。

アメリカと比べても都市部で強盗被害にあう確率は10倍と言われています。

 

日本と比べると2016年の調査で歩行者強盗は約1500倍、自動車強盗は約1700倍、住宅強盗も約120倍という結果が出ています。(出典:在ブラジル日本大使館HP

やはり日本は安全でブラジルは危ないですね。

 

ブラジルの犯罪には

  • 窃盗(すり・ひったくり・置き引き)
  • 路上強盗
  • 自動車強盗
  • 携帯電話強盗
  • 商業施設強盗
  • 交通機関内強盗(バスなどで乗客全員から奪う)
  • 住宅強盗
  • 積荷強盗
  • 被害者の車に乗り込んできて金銭類を奪ったり銀行で引き出させたりした後、連絡のとりにくい場所で被害者を解放し車両で逃げ去る短時間誘拐(電撃誘拐)
  • 振り込め詐欺
  • カードスキミング(カードの磁気情報や暗証番号を特殊な機械スキマーに取り込み、偽造カードを作成して使用する犯罪)

などがあります。

 

実際日本人が被害にあった例では、やはり窃盗が多く、ついで両替後などの路上強盗、携帯やカメラを狙ったものなどがあります。

中には強盗に抵抗し銃殺された例もありますので、くれぐれも犯人を刺激しないようにしましょう。

 

ブラジリア連邦区,大サンパウロ圏及びカンピーナス市,大リオ圏,大マナウス圏,大ベレン圏,大レシフェ圏,大サルバドル圏,大ビトリア圏,大クリチバ圏,ポルトアレグレ市

は十分注意すべき危険レベル1に指定されていますので、特に気をつけなければいけません。

 

危険レベル

外務省が定める海外の危険度を分かりやすくした指標。危険レベルは1~4まで(4が最高)。

危険レベル1は「その国・地域への渡航,滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要」とされる。

参考URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_259.html#ad-image-0

 

著者は17年住んでて被害無し

 

とここまで書いてきましたが、実は私は17年間ブラジルで暮らしてきてただの一度も強盗の被害にあったことはありません。

危険レベル1(先述)の地域に住んでいるのにも関わらず、です。

 

面白いのは、人生で一度だけ被害にあったのが安全とされているチリへの旅行中という事でしょうか?

やはり旅行者、外国人ということがまるわかりの風情、そして旅行だからと浮かれていた私の態度、これが悪かったと思っています。

 

私がブラジルで被害にあっていないと言っても「ブラジルはそれほど危なくないんだよ」とは決して言えません。

ブラジル人の友達や知り合いなど、時計やスマートフォンをとられた、車が盗まれたというのはやはり日常茶飯事なのです。

実際に気を抜けないのは本当です。

私は運がいいとも言えますがそれなりに対策をしているからなのです。

 

ブラジルで安全に暮らす対策

 

では、実際私が普段生活しているうえで注意していることを書いていきます。

よかったら参考にしてみてくださいね。

 

1 TPOをわきまえる

 

空港やショッピングモール・おしゃれなレストランなどでは高価なものを身に着けても構いませんが、観光スポット・繁華街などでは運動靴にジーパンTシャツなどラフな格好をした方が安全です。

 

日本人に普通の格好をと言ってもどうしても小ぎれいになってしまうので、みすぼらしい恰好と言うぐらいでちょうどいいかもしれません。

もしくは現地の服を調達して、周りのブラジル人と同じような格好をするのもよいです。

高価なものを身に着けた場合、人目につかないようタクシー・自家用車で移動します。

 

2 荷物に気をつける

 

人通りの多い所ではリュックサックでも荷物は前に抱えます。

普段でもポシェットに常に手を当て隠すように持ちます。

レストランで食事する時も目の届くところに置くと安心です。私はよほど高級なところでない限り膝に置いておきます。

 

3 変な場所に行かない

 

昼間でも人通りの少ない閑散としたところ、落書きがいっぱいあるような所には行かず、ましてや興味本位でスラム街やファベーラ(ブラジルの貧民街)など絶対に行ってはいけません。

観光なら夜の一人歩きもやめた方がいいです。

実際には家族連れで散歩するような安全な所もたくさんあるのですが、慣れてよく知ってからにしましょう。

 

4 常に周りを気にする

 

常に警戒心を持ちすぎるのも怯えた顔になりよくないですが、ぼけっとしたり移動中に寝たりしないで周りをチェックすることはとても大事です。

空気を読むことができますし、強盗犯は顔を知られたくないと思うので効果的です。

 

5 お金をまとめて持たない

 

私は現金は少量の使う分だけしか持ちませんし、分散して持つのもおすすめです。

 

6 車に乗る人への注意

 

ちょっとした買い物時の駐車の際も必ず鍵を閉め、貴重品が見えるように置かないようにします。

子供を車で待たせることは避け、場所によっては夜間に赤信号で止まらないよう速度を調節する必要もあります。

車中で人待ちする場合などは、怪しい人が近づいてこないか目を光らせましょう。

 

万が一強盗にあってしまったら

 

銃やナイフを突き付けられても落ち着け!

というのは無理でしょうが、強盗の目的は人殺しでないと覚えておくと、とりあえずは安心? できるかもしれません。

目的はモノなので、何でも素直に差し出しましょう。

襲われる方はもちろん怖いですが、実は襲う方はもっと怖いと思います。

犯人をびっくりさせるような行動(急にカバンの中やポケットのものを出そうとする、大声をあげるなど)はせず、手をあげて指示を待つのがベストです。

 

著者の意見

 

ここからは私の意見ですが、被害にあってしまう人は人に対する配慮が足りないからではないかと思っています。

 

ブラジルは貧富の差が激しい国です。

お金持ちの上位10%が全体の富の50%以上を持っていて、貧しい方から50%の人たちが持つ富はたったの12%だというぐらいです。

そのうえ、住み分けがあると言ってもとても近い場所に共存しているのです。

 

本当に困っている状況で、

楽しそうに観光客が写真を取り合っている、

高価なスマホや宝石をこともなげに持ってすました顔をしている、

または貧しい自分を軽蔑するような顔で見ている、

そういう人は本当に失礼です。

 

もちろん無意識でしていることもあるかもしれません。ずっと日本で暮らしていればわからないのも当然です。

 

でも、食べるものにも困るような人がいるブラジルでは、そういう人々の側に立って考えてみて、欲しくなるようなものは見せつけず隠す習慣をつけるべきだと思っています。

 

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バリ島6つのリスクと安全対策②

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バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

グループ旅行はもちろん、一人旅でも満喫できるのがバリ島。

バリ島独特のゆったりとした空気感、エキゾチックな雰囲気、そしてバリ人の温厚な性格は日本にはない安らぎを私たちに与えてくれます。

 

しかし、そうはいってもバリ島も海外であるということを忘れてはいけません。

 

前のページで触れた通り、バリ島含む海外を旅行するのにはそれなりのリスクがつきもの。

バリ島では殺人や強盗のような重大事件はめったに起きないものの、観光客とローカルの間でちょっとしたトラブルが起こりがちです。

 

バリ島旅行にはどんなリスクが存在するのか?あらかじめこれを知っておくことで、不要なトラブルを避けることができますよね。

 

このページでは、前のページに引き続き私の経験も踏まえたうえでお伝えしたいバリ島旅行の6つのリスクを紹介します。

特に初めて海外旅行へ行く人に読んで頂けたら嬉しいです!

 

4 ポーターとのトラブルリスク

 

旅行の出だし、空港に着いてから気を付けてほしいのが、無防備にポーターに荷物を預けないということです。

 

空港に到着し、入国ゲートを潜り抜ける。そして自分の預け荷物を確保し、さあいよいよ空港を出発しよう!

このタイミングで、ポーターに話しかけられる観光客が多いはず。

 

ポーターとは、いわゆる『運搬』を仕事にする人のこと。観光客の代わりに荷物を運んでくれようとします。

 

彼らは、「大きな荷物だね!重たくない?荷物を運ぶのを手伝うよ。」なんて気軽に話しかけてきます。

今までバリ島を旅行したことのない人は、ポーターに話しかけられると「なんて優しい人なんだ!せっかくだし荷物を持ってもらおうかな。」と、ついつい自分の荷物を手渡してしまうかもしれません。

 

しかし、ここでポーターに荷物を手渡すと、トラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。

 

お金を請求される

 

トラブルの事例1つ目としては、荷物を運んでもらった後にお金を請求されるということがあるということ。

ただの善意で荷物を運んでくれていると思いきや、後々ちゃっかりとお金を請求されることが多々あるのです。

 

日本のように、何でも無料で対応してくれるお国柄はそうそうありません。

日本人特有の物事をはっきりと断れない気質は世界でも有名ですので、そこに付け込んでお金を騙しとろうとする悪い人も中には存在します。

 

こういったトラブルに巻き込まれないためには、そもそもポーターに荷物を預けないというのが大切です。

しかし荷物が多すぎたりして、どうしてもポーターに荷物を預けたい場合もあるかもしれません。

そんな時はあらかじめ、「いくらで荷物を運んでくれるのか。」これを確認するようにしましょう。

 

荷物を持ち逃げされる

 

トラブルの2つ目としては、ポーターが荷物をもってそのままどこかへ消えてしまうというケースです。

そんな大胆なことする人、本当にいるの?そう思う人もいるかもしれませんが、バリ島ではそのような暴挙に出る人も存在します。

 

ポーターに荷物を預けた後、「俺はここで待っているから、トイレでも行ってきたらどうだ?」など、他の場所へ行くよう促してくる手口が有名。

目を離した瞬間、荷物をもって逃亡する危険性が高いので気を付けてください。

 

さすがに海外旅行先で、知らない外国人に荷物を預けたままその場を離れる人はいないと思いますが、ついつい目を離さないように注意してください。

 

空港は、海外旅行で最初に私たちが通る場所。

長時間飛行機に揺られてやっと到着した空港では、少し気が緩んでしまうかもしれません。

 

やっとバリ島に着いた!という嬉しさで油断してしまう気持ちもわかりますが、空港には観光客狙いの怪しい人物が潜んでいる可能性があります。十分気を付けましょう。

 

5 タクシーでのリスク

 

公共交通機関が発達していないバリ島では、タクシー移動をする機会が多くなるはず。

 

主要観光地には観光客向けの巡回バスが走っているものの、初めてバリ島に訪れる人はそれを乗りこなすのは少し難しいのではないかと個人的には思います。

 

バリ島では、よっぽどの田舎でなければそこら中にタクシーが走っています。

タクシー会社の数も多く、ぱっと見ただけではそれぞれのタクシー会社の違いがわからないことでしょう。

 

特に、観光客を乗せてガッポリ稼ぎたいと考えているタクシードライバーはたくさんいますので、あまりにもいろいろなドライバーに「うちの車に乗りなよ!」と声をかけられて、混乱してしまう可能性もあります。

 

そんな時は、ブルーバードというタクシー会社を使うのがおすすめ。

 

(ブルーバード日本語公式HP:https://bluebird-hg.jp/)

 

ブルーバードのタクシーは、車に青い鳥のロゴがついているため一目見てすぐにわかるはず。

 

ブルーバードは、バリ島だけではなくインドネシア国内でシェアの高いタクシー会社です。

インドネシア内にあるどんなタクシー会社よりも信頼がおけると言われ、長い間国民に愛されて続けています。

ドライバーの教育もしっかりしていて、愛想の良いドライバーが多いのが特徴。

 

バリ島でタクシードライバーをする人の中には、メーターの距離をごまかして多めにお金をとろうとする人が存在します。

しかしブルーバードのドライバーに限っては、そういった悪質な人は限りなく少ないと言っても過言ではありません。

 

反対に、ブルーバード以外の国に認可されていない個人タクシーに乗るのは、少なからずトラブルの危険性を秘めていると考えて良いでしょう。

 

<編集部コラム>バリ島のタクシー

残念ながら、このような知識を持っていてもブルーバードの名前を騙って多めにお金を取るタクシー会社もあります。「ブルーバードを使ったのに、あまりサービスが良くなかった」と悲しい気持ちにならないためにも、ブルーバードの公式アプリ「My Blue Bird Taxi」を利用することがおすすめ!

「My Blue Bird Taxi」を利用することで間違えて他社のタクシーに乗ることも減りますし、事前に運行ルートとタクシー運賃の目安も分かるので安心です。

ドライバーの顔写真と車のナンバーの確認もできるので、間違いがないです。

「My Blue Bird Taxi」を利用するには、事前にアカウント登録やクレジットカード登録が必要になります。渡航前にダウンロードして、現地でスムーズにブルーバードタクシーを呼びましょう!

 

数年前、私自身まだまだバリ島に慣れていない頃の話。

ブルーバードの以外のタクシーに乗り、通常の倍以上の運賃を取られた経験があります。

その頃はバリ島でのタクシー運賃の相場を理解していなかったため、あっさりとお金を払ってしまいました。

自分が騙されたという事実には後々気づいて、とても悔しい思いをした記憶があります。

 

また、タクシー以外で言えば最近はUberなんかも流行っています。

 

(U-ber公式HP:https://www.uber.com/ja-JP/)

 

近年はバリ島だけではなく世界的にUberの波がきつつあるので、知っている人も多いのではないでしょうか?

 

Uberはアメリカで開発された運行システムで、アプリをダウンロードしてタップすればすぐに車が迎えに来てくれます。

価格もブルーバードと比べると比較的安く、使い勝手が良いシステムだと観光客の間でも人気が高まりつつあります。

 

初めてのバリ島でいきなりUberを使うのは不安かもしれませんが、慣れてきたら一度チャレンジしてみても良いかもしれませんね!

 

<編集部コラム>Uberのシステム

Uberは、会社に属しているタクシードライバーではなく自家用車を持っている一般のドライバーを配車してくれるサービスです。タクシーの平均運賃より割安なので、海外旅行の強い味方になってくれます。

こちらもアプリを利用して登録した位置情報まで運んでくれる上に、ドライバーの評価をチェックすることができるので安心!大人数で乗車する場合は、収容人数をきちんと確認してから利用しましょう。

注意点として、車が来ないなどのトラブルが起きた場合はドライバーに直接問い合わせる必要があります。そのため、日常レベルの英会話スキルが必要になるので注意してください。

 

6 両替でのトラブルリスク

 

バリ島では、インドネシアルピアという通貨が流通しています。

 

そのためバリ島でショッピングや食事をする際には、日本円をルピアに交換する必要があります。

ほとんどのショッピングモールやホテル、レストランではクレジットカードを使うことができるものの、露店や個人経営店などの小さなお店ではまだまだクレジットカードが普及していません。

 

バリ島で外貨を両替しようとした時、両替商を見つけるのはそう難しくありません。

観光地であるバリ島には、町中のいたるところに両替商がいます。

 

しかし見つけるのは難しくないものの、信頼できる両替商を選ばないとトラブルに巻き込まれてしまうことも。

特にクタやレギャンなどの繁華街にある両替商には気を付ける必要があります。

 

クタ・レギャン

バリ島デンパサールのングラライ空港(デンパサール国際空港)から北に広がるエリア。バリ島イチの歓楽街で、ショッピング・スパ・グルメ・ビーチなどを楽しむことができます。

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クタやレギャンには個人経営の洋服屋や雑貨屋がたくさんあり、そういった店舗が副業として両替も行っている場合があります。

 

正直なところ、こういった『本業の片手間で両替ビジネスをしている』店舗で両替することはおすすめしません。

初めてバリ島へ訪れるのであれば、銀行やショッピングモールなど信頼できる場所で両替するのがトラブルに巻き込まれることも少なくて安心です。

 

しかしどうしてもルピアが必要な時に、なかなか銀行やショッピングモールが見つからないということもあるかもしれません。

そんな時は、自分でもしっかり札束の枚数を確認するようにしてください。

ルピアはゼロの桁数が多いためつい見間違いしそうになりますが、お札を1枚1枚自分で数えて本当に正しい金額が両替されているのかを確認を怠ってはいけません。

 

また手の込んだ詐欺の方法だと、両替の際に使う電卓を細工しているパターンも存在するようです。

両替商のスタッフに電卓を見せられても、その金額を鵜呑みのするのではなく、自分でももう一度再計算すると確実です。

 

あとは自分でもできる対策のコツとしては、一気に高額な金額を両替しないということ。

一度に数万円単位で両替してしまうと、自分でも正しい金額がわからなくなるだけではなく、両替商側もお札の枚数をごまかしやすくなります。

少し面倒に思えるかもしれませんが、数千円ずつ両替することで両替の際の詐欺トラブルのリスクを軽減することができます。

 

私は両替で詐欺にあった経験はないのですが、「日本人はお金持ちだ」と思っているローカルの人も多く、日本人は両替詐欺のターゲットになりやすいという話をよく聞きます。

せっかくの旅行で不愉快な思いをしないためにも、自分のお金は自分で守るのが大切です。

 

ここは日本ではないということを理解する

 

以上、ここではバリ島を旅行する際のリスクについてお伝えしました。

冒頭でもお伝えしましたが、リスクにさえ気をつけておけばバリ島は危険な場所ではありません。

 

世界各国どこを探しても、日本より安全な国はない。

この事実を念頭に置いておくだけで、面倒なトラブルを回避することができます。

 

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目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

バリ島6つのリスクと安全対策①

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バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

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日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
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バリ島6つのリスク

 

海外旅行には、ありとあらゆるリスクがつきもの。

あらかじめそのリスクを知っておくことで、不要なトラブルを避けることができます。

 

バリ島は重犯罪が少ないものの、ちょっとしたトラブルが多く発生しているのが現状です。

 

「せっかくのバリ島旅行で嫌な思いをしたくない!」

そんな人に向けて、ここではバリ島で起こりうるリスクについてお伝えさせていただきます。

 

1 個人店でのぼったくりリスク

 

大型のショッピングセンターでは心配する必要はありませんが、個人店で買い物する場合はぼったくりに気をつける必要があります。

 

具体的には、以下2つのトラブルが多いです。

  • お釣りの額を少なめに返される
  • 商品価格を、本来の価格より高めに伝えられる

 

特に、このお釣りを少なめに返されるというトラブルは頻繁に起こります。

バリ島のお札は0の桁数が多いため、うっかり違う紙幣を受け取らないように気をつけましょう。

 

<編集部コラム>バリ島の紙幣

インドネシアのお金は「ルピア」と言います。1,000ルピアから100,000ルピア(10万ルピア)までがあるので日本人にとってはぱっと見ただけでは100000と10000が(10万と1万)が見分けにくいので注意が必要です。

ちなみに2018年9月24日現在のレートでは1ルピアは100分の1円以下なので基本はゼロを2つ切り取って日本円で換算すると良いかもしれません。(厳密には1000ルピア=7.5円程度)

また、インドネシアの紙幣は2016年12月頃よりお札のデザインが変わりました。そのため、「このお札、なんか変…」といったトラブルにならないよう事前に確認しましょう。

下記が、新札と旧札のデザインです。

▼旧札のイメージ

旧札は6種類あり、それぞれ男性の偉人が描かれています。

2016年12月頃に登場した新札ですが、旧札と比較するとデザインの種類が7パターンに増えました。旧札にはなかった2000ルピア札が登場しています。

また、紙幣に描かれている偉人は男女混合となっています。

 

日本人が特にぼったくられやすいのですが、その理由としては、バリ人にとって日本人はお金持ちに見えるというのが挙げられます。

 

バリ島には日本人・韓国人・中国人など東アジアからの観光客がたくさん訪れますが、確かにその中でも日本人は1番高級感のある格好をしている印象を受けます。

ローカルなお店でショッピングをする際は、Tシャツとジーンズといったカジュアルな洋服を着ていくと良いでしょう。

 

▼比較的安全な服装のイメージ

 

2 荷物を取られるリスク

 

バリ島では、荷物の管理を油断するとかなり危険。いつの間にか荷物が消えていることがあります。

 

レストランやカフェなど、席を離れる際は貴重品を肌身離さず持ち歩くよう意識しましょう。

 

私は今まで荷物を盗まれた経験はありませんが、周囲ではよくiPhone が盗まれています。

東南アジアではiPhoneが高く売れるため、闇商人の間で人気のようです。

iPhoneを持っている方は、テーブルや台の上に置きっ放しにして席を離れないように気をつけましょう。

 

道端で声をかけてくる人にも注意を

 

また、バリ島の町中を歩いていると、気軽に「荷物を持つよ!」と話しかけてくる人もいますが、信用しないように。

 

彼らは2人組で話しかけてきて、その1人と会話をしている間に、もう1人が財布や携帯を盗もうとします。

会話に夢中になっていると、いつの間にか貴重品が消えている。これはよくある事例なので、気をつけて下さい。

 

3 体調を崩すリスク

 

発展途上国であるインドネシアでは、体調面でのトラブルが最も多いのではないでしょうか。

特に、ローカルの人と同じ食事をして腹痛を起こしてしまう人が多いです。

 

高級レストランや綺麗なカフェは衛生面でも信頼がおけますが、ローカルの屋台で食事をする人気をつけて下さい。

バリ島にも腹痛の薬はありますが、日本から持参しておくと安心ですね。

 

また食事だけではなく、強い日差しで熱中症を起こしやすいというリスクも。

ビーチリゾートバリ島では、マリンスポーツを楽しみたい人も多いと思いますが、こまめな水分補給を怠らないよう気をつけましょう。

 

水道水を飲んでしまうとお腹を下す原因ともなるので水分を摂る際は、ミネラルウォーターを選ぶことをおすすめします。

 

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著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

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