バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。
佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから
第1章 バリ島ってどんなところ?
第2章 バリ島「1日観光」モデルコース
第3章 バリ島でお土産を買おう!
第4章 バリ島に行く前に
第5章 バリ島のリスク・安全対策
著者:佐藤ひより
日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629
『バリ島観光入門』目次へ (全18ページ)
バリ島は辛い料理が多い
トラブルの相手は、人間だけではありません。
日本から離れた異国の地で、体に合わない食事をしてしまい体調を壊してしまうというリスクもあります。
バリ島では、インドネシア特有の強い香辛料を料理に使っているため、料理の味付けが辛口になっていることが多いです。
この香辛料が体に合わず、腹痛を起こしてしまう観光客もしばしば。
滞在期間が短い人、高級なレストランでしか食事をする予定がない人は大丈夫かもしれませんが、念のため日本から胃薬や整腸剤をもっていくと安心ですね。
また、体調不良の可能性を秘めているのは腹痛だけではありません。
これは私の体験ですが、初めてインドネシアに訪れた時に香辛料の強いミーゴレン(インドネシア風焼きそば)を食べてから数日間、唇が腫れてしまったことがあります。
photo by WeI-chieh Chiu
私以外にこのような経験をした人は見たことがないので過度に心配する必要はないですが、「インドネシア料理の香辛料は強烈だ!」というのを痛感した事例でした。
辛いのを抜いてほしい時
▲バリ島の食事の例 photo by Aaron Toth Some rights reserved
それでは実際に、レストランやカフェ、ワルン(バリ島の大衆食堂)で注文する料理から香辛料を減らしてほしい場合はなんと言う必要があるのかお伝えします。
料理から香辛料を取り除いてほしい場合は、インドネシア語で
「Tanpa pedas(タンパ ペダス)」
と言いましょう。
この言葉を言えば、お店の人はすぐにわかってくれるはず。
これは日本語にすると「辛いのは抜いてくれ」という意味で、食事をする際に役立つ便利な言葉です。
もちろん英語で「No spicy!」と伝えるのも良いのですが、せっかくならインドネシア語を使って現地の人とコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか?
その土地の言葉でコミュニケーションをとるだけで、現地の人とぐっと仲良くなることができますよ。
薬は持参するのが無難
▲バリ島の食堂 photo by meaduvaSome rights reserved
また辛い食事だけではなく、不衛生な食事で体調を崩してしまう観光客もちらほら見受けられます。
食事が衛生面に問題ないのかどうかは、一度店内に足を踏み入れてから雰囲気をみて入店するかどうか決断するのが良いかと思われます。
日本人は世界的に見て、潔癖な人種だと言われています。
そのため海外旅行でお腹を壊しやすいというのは仕方がない面もありますが、旅行中ずっと体調を崩してしまうのは嫌ですよね。
もし体が弱いという自覚があるのならば、あらかじめ日本から薬を持参するなど対処法を考えておくのが大切。
それでも心配な人は、バリ島にある病院の場所を把握しておくと良いでしょう。
バリ島には日本語対応可能な病院もありますの、英語やインドネシア語に自信がない人でも安心して病院にかかることができますよ。
必要以上に警戒しなくても大丈夫
photo by Kyle Taylor
ここまで読んで頂いた読者様の中には、「バリ島って本当は危ないところなんじゃないか?」あるいは「食事が合わなくて体調を壊してしまったら不安だ」なんて思っている人もいるのではないでしょうか?
確かにバリ島にはここまでお伝えした様々なリスクが存在しますが、事前に知っておくことで回避できるものばかり。
このリスクを頭に叩き込んでおけば、バリ島旅行も怖くない!
必要以上に警戒しなくても大丈夫です。
ここ数年でバリ島は急速な観光開発が進み、バリ島に訪れる日本人の数も増えています。
観光地を歩けば、いたるところに日本人の姿。
たとえ異国の地だとしても、目の届く場所に同じ日本人の姿が見えたら不安も少し軽減しますよね。
そういった意味ではバリ島は、海外一人旅初心者でも挑戦しやすい土地だと言えるでしょう。
それに、既に沢山お伝えしてきた通りバリ人は優しい人が多いです。
トラブルを呼び込むような悪質なインドネシア人も一定数いますが、それも一部の人だけ。どこの国にも、良い人もいれば悪い人もいます。
基本的にバリ島に住む人々は穏やかで優しい人が多いので、旅先で何か困ったことがあってもきっと助けてくれるはず。
せっかくのバリ島旅行、読者の皆様は肩肘張らずにゆったりと羽を伸ばしてほしい!
バリ島をこよなく愛する私は、そう願っています。
そしてバリ島好きな人が増えて、どんどん日本からバリ島へ旅行に訪れる人が増えたら嬉しい限りです。
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ここまでお読みいただき誠にありがとうございました!『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』は以上になります!
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はじめに
第1章 バリ島ってどんなところ?
第2章 バリ島「1日観光」モデルコース
第3章 バリ島でお土産を買おう!
第4章 バリ島に行く前に
第5章 バリ島のリスク・安全対策
著者:佐藤ひより
日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629