『わかりやすい!スノーボードの道具の選び方 〜板・ブーツ・ウェア〜 』を出版しました!

株式会社NOTE-Xが運営するサイトWebonのコンテンツ『スノーボードの道具の選び方入門(著:風祭健)』がこの度、電子書籍になりました!

スノーボードインストラクターの風祭氏が解説する『わかりやすい!スノーボードの道具の選び方 〜板・ブーツ・ウェア〜 』。

内容はスノーボード初心者のために、板・ブーツ・ビンディング・ウェア・ワックスなどの選び方を具体的に解説。上達もしやすくなるスノーボードの道具の選び方を知りたい方は必読です!!

書籍概要

タイトル:わかりやすい!スノーボードの道具の選び方 〜板・ブーツ・ウェア〜

著:風祭健

編集:Webon編集部

出版:株式会社NOTE-X

購入 or 読み放題はこちらから!(Amazonへ)

書籍紹介

スノーボードでゲレンデを滑りたい!!…でもその前に必ず用意すべき道具。

板には様々な種類があり、滑り方によっても適した板が変わります。ブーツもビンディングもウェアも、それぞれ購入する前に知っておいた方がいい知識があるのです!

もちろん、右も左もわからないという初心者の方におすすめの板の種類も解説!

今年のスノーボードを思いっきり楽しむためにも、ぜひ読んでおいてほしい一冊です!!

※当書籍は「正しいスノーボードの道具の選び方 〜板・ブーツ・防寒対策〜」の第2弾です。道具についての基礎知識が全くない方は第1弾「正しいスノーボードの道具の選び方 〜板・ブーツ・防寒対策〜」をお読みいただくことをおすすめします。

著者

JSBAスノーボードインストラクター。北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダー。スノーボーダー歴約20年。冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っている。

目次

はじめに

スノーボード人口が少ない理由

道具が進化したことでスノーボードは進化した!

初心者の方が道具の性能について学ぶ意味!

第1章 板の選び方

板の選び方の基礎

最低限知っておくべき板の基礎知識

困ったらメーカーや店員の説明を聞こう!

「とりあえず滑りたい初心者」におすすめの板!

第2章 ブーツの選び方

ブーツ選びに「試着」は必須!

「ブーツ選び」チェックするポイント!

どうしても合うブーツがない人は

第3章 ビンディング(バインディング)の選び方

板とブーツに合わせたバインディング選びが重要

バインディング選びのチェックポイント

ワンタッチで装着!「ステップイン」機能

第4章 ウェア・ゴーグルの選び方

実は重要な「ブランド」

最近の流行

著者のおすすめブランドを紹介!

おすすめウェアブランド6選!

おすすめゴーグルブランド5選!

第5章 ワックスの選び方

ワックスの基礎知識

滑走性能の向上

板の滑走面の保護

ワックスの種類

高い板を購入したらホットワックスをするべき

おわりに(編集部後記)

記事作成、ライター紹介承ります

株式会社NOTE-X(ノーテックス)では、多くの大手出版社様やWebメディア様から記事作成、ライター紹介のご依頼をいただいております。良いライターを探している、編集リソースが足りない、SEO対策をしたい、などのご要望がございましたらぜひ編集プロダクションNOTE-X(ノーテックス)にご相談ください!

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バス釣り道具の選び方・おすすめ④ 【ライン編】

Webon紹介目次著者

バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

バス釣り初心者入門はこちらから!

著者:お魚店長

バス釣り歴15年。幼少の頃からバス釣りを始め、現在まで魅了され続ける中年バサー。釣りの楽しさや魅力を少しでも多くの方に知ってもらおうと様々な記事を執筆中。お問い合わせはこちらから

 

『バス釣り初心者入門』目次へ  (全15ページ)

 

この章ではバス釣りに欠かせない道具である「ロッド」「リール」「ルアー」「ライン」について4ページにわたって解説していきます。

前のページでは「ルアー」でしたが、最後に「ライン(釣り糸)」について解説いたします。

 

ライン(釣り糸)とは

 

ラインとは「釣り糸」のことです。バス釣りをはじめとした魚釣りには必須の道具ですよね。

「魚釣り」で使われる釣り糸は、通常「ナイロンライン」「フロロライン」「PEライン」の3種類に分かれます。それぞれの違いは「素材」です。

これら3種類のライン(釣り糸)を適材適所・効果的に使い分けることにより、違うポイントに付いている(ポイントにいる)魚それぞれを釣り分けることができます。

 

1匹でも多く魚を手にする為に、それぞれのラインの特性や性質を理解しておくのはとても大切なことなのです。まずは、ラインを選ぶ上で知っておくべき要素について解説します。

 

「ライン」を選ぶ上で注目すべき4要素

 

ラインの機能は「強度」「耐摩耗性」「伸縮性」の3要素からなります。これに付け加えるとすれば「比重」も大切な要素ですね。

これらの要素に注目して、適切なラインを選ぶのがよいでしょう。

 

1 強度

 

どの程度の力で引っ張っても切れないのかを意味します。強度が低いと大物が食いついたとしても、引っ張った時に糸が切れてしまいます

 

2 耐摩耗性

 

耐摩耗性とは「すり減りにくさ」のことです。耐摩耗性が高いとは、すなわちキズや擦れに強いことを意味します。

 

3 伸縮性

 

伸縮性とは要するに「ラインの伸びやすさの程度」のことです。

ラインが伸びやすければ、魚とのファイトにおいても十分に疲れさせることができ、取り込みやすく(釣り上げやすく)なります。ラインが伸びることにより魚が暴れても追従していけます。

また、ラインが伸びれば伸びるほど魚と格闘しているときに、耐久性が強くなり、ラインブレイク(ラインが切れてしまう)しにくくなります。

ルアーを投げる時にもその差は歴然で、ラインに伸びがあるとロッド(釣り竿)を後方へあおった(振りかぶった)ときに、ルアーの自重(重さ)をラインに乗せることができ、結果、上手により遠くへ投げることができるようになります。

伸びがないと、キャスト(=ロッドを使ってルアーを投げること)した時に「ジャボン!」とルアーが足元に落ちてしまったりするときがあります。

逆に伸縮性が低ければ魚のアタリがわかりやすくなるというメリットもあります。

 

4 比重

 

比重とは「ラインの重さ」のことです。

ラインが軽いと強風が吹いている日には影響を受けやすく、ルアーをうまくキャスト(ルアーを投げる事)することができなくなります。

一方で軽いラインのメリットとしては、トップウォーター系のルアー(水面に浮くルアー)を使う際に適しています。ブラックバスという魚は、真夏など水温が高い季節は特に水面を意識していることが多く、底を狙っても釣れない時があります。

そんな時にトップウオータールアーを使ってバスに食いつかせようという訳です。

 

▼「ライン」を選ぶ上で注目すべき要素

種類 特徴
強度 「どの程度の力で引っ張っても切れないか」を意味する。
強度が高ければと大物が食いついたとしても、糸が切れない。
耐摩耗性 「すり減りにくさ」のこと。
耐摩耗性が高いとは、キズや擦れに強いことを意味する。
伸縮性 「ラインの伸びやすさの程度」のこと。
ラインが伸びやすいと魚が暴れても追従することができ、魚を疲れさせて取り込みやすくなる。また、ルアーを投げる時にうまく遠くへ投げられる。
一方で伸縮性が低いと、魚のアタリがわかりやすくなるというメリットがある。
比重 ラインの重さ。
ラインが軽いと風の影響を受けやすく狙ったポイントにルアーを投げにくくなる。一方で軽い場合、水面に浮かべるタイプのルアーを使う際には適している。

 

 

3種類の素材とおすすめライン

 

続いて、素材が違う「ナイロンライン」「フロロライン」「PEライン」の3種類のラインの違いとそれぞれのおすすめライン製品について解説します。

1匹でも多く魚を手にする為に、それぞれのラインの特性や性質を理解しておくのは、とても大切なことなのです。

 

1 ナイロンライン

 

「ナイロンライン」は、伸びやすいのでルアーを投げる時も狙ったポイントにいきやすく、魚が暴れた時にも追従して疲れさせて取り込みやすく(釣り上げやすく)なります。扱いやすい性質であることから、多くの初心者の方に愛用されているラインです。

適度に比重(重み)があり、様々な重さのルアーに対応するため、場所を選ばずに使えるのも大きなメリットと言えます。

一方で「障害物等にこすれて摩耗しやすい」「変色しやすい」などのデメリットもあります。

万能性に優れてコスト面でも比較的手軽に入手できることからまず最初に入手すべきラインと言えるでしょう。

 

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2 フロロカーボンライン

 

「フロロカーボンライン」は、ナイロンラインに比べて強さ(引張強度や伸縮性)はやや劣りますが、耐久性が高く、根ズレ(=障害物などで釣り糸が擦れること)に強いといった特徴があります。

また、比重がある事から、ルアーを底まで沈めてボトム(海底)を取る「探り釣り」に向いているラインとして知られています。

▼ボトムのイメージ

 

バスアングラー(=バス釣りを行う釣り人)の多くは、このフロロカーボンラインを主体に使っており、伸縮性が低く、魚のアタリの取りやすさは3種類のラインの中でもピカイチと言えます。

反対に、硬さから来る巻きグセの付きやすさ(クセが付くと巻き取りづらくなる)などがデメリットとして挙げられます。

 

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3 PEライン

 

「PEライン」は、ポリエステル素材を軸としており、とても硬く、耐摩耗性能に優れている(摩耗しにくい)ラインです。

また、比重が軽く無吸水性(水を吸う性質がない)なので、投げた後のラインは常に水面上に浮いているといったイメージになります。

トップウォーターでの釣りに適したルアーである「トップウォータープラグ」や、水面上で操作する「ノーシンカーワーム」には、抜群の効果を発揮します。

▼トップウォータープラグ

 

ただ、比重が軽い事から風の影響を受けやすい、ボトムを取る釣りには向かないといったデメリットもあります。

伸縮性に関しては、あまり期待はできないでしょう。

 

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素材のメリット・デメリット一覧

 

種類 メリット デメリット 備考
ナイロンライン 伸びやすくて扱いやすい。適度の比重で様々なルアーに対応。場所を選ばずに使える。コストも安価。 障害物にこすれて摩耗しやすい、変色しやすい。 初心者におすすめ。
フロロカーボンライン 耐久性が高く、根ズレにも強い。比重があるので、ルアーを底まで沈める探り釣りに向いている。 ナイロンに比べて伸縮性などはやや劣る。硬いので巻グセがつきやすい。 バス釣りをする人の多くが主体に使うライン。魚のアタリの取りやすさは3種類の中で一番。
PEライン とても硬く耐摩耗性能に優れている。比重が軽いので、水面上を操作する「ノーシンカーワーム」というルアーと、抜群の相乗効果を発揮。 比重が軽いので風の影響を受けやすい。ボトムを取る釣りには向かない。伸縮性には期待できない。 比重が軽いので、常にラインは水面上に浮いている。

 

太さ

 

太さもラインを選ぶ上で、考えるべき要素です。

ラインが細くなればなるほど感度が良くなります。感度が良くなればなるほど、魚の小さなアタリも明確にとらえることができるようになり、釣果(釣りの成果)に結び付くという訳です。

一方で、ラインが太ければ引っ張られた時の強度が強くなります。「ビッグベイト」などの比重の重いルアーを使うコアなアングラーには太いラインはおすすめです。

ちなみに、ラインがあまり太すぎるとリールのスプールに長さのあるラインを巻くことができなくなりますので注意です!

 

通常、バス釣りでは、大体100メートルくらいリールにラインを巻きますが、太めのラインだと80メートル位しか負けなくなります。

昨今では、そのために「深溝スプール(太い糸でもたくさん巻ける)」というタイプのリールも人気があります。

 

初心者におすすめの太さ

 

初めてバスフィッシングにチャレンジされる方は、「4ポンドライン」を目安に購入されるのがいいかと思います。

「ポンド」というのは、ラインの太さを現した単位の事で、1ポンドだと約500gくらいの引っ張り強度に耐えられる計算になります。

一般に多く釣れるブラックバスの平均的なサイズは、概ね20cm~30cmくらい。

このくらいの魚は、約1キログラムをゆうに下回る重さの魚であることが多いです。

4ポンドだと約2キログラムまで耐えられますので、40センチクラスのランカーバスとも互角に渡り合える強さのラインとしておすすめです。

 

筆者おすすめ初心者向けライン3選

1 サンライン シューター FCスナイパー 100m 41bナチュラルクリア

 

こちらは、4ポンドとごく一般的なラインの重さで、しかもリーズナブル!かつ使いやすくクオリテイーも高いです!

バスフィッシング界の巨匠「並木敏成氏」おすすめのメーカーなのです!また実際に私もこれを使っています!

フロロラインのメーカーによる違いなどは、実際の所、初心者では判別不能ですし、私にもわかりません!(笑)

しかし、価格もラインの中では手頃で、バーサタイル性能にも長けているのでおすすめですね。

 

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サンライン シューター FCスナイパー 100m 4lb ナチュラルクリア

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2 【ナイロンライン】サンライン:シューター マシンガンキャスト 12lb 150m ニューアットブラウン

こちらは、とても人気のあるラインで、クオリテイーも高く、お手軽価格で購入できるナイロンラインになります。

 

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【ナイロンライン】サンライン:シューター マシンガンキャスト 12lb 150m ニューアットブラウン【ライン(ルアー用)】

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3 サンライン(SUNLINE) ルアー用PEライン サンライン(SUNLINE) バススーパーPEライン 70m 3号/35lb ディープグリーン

 

こちらは、おすすめしたナイロンラインと同じく「サンライン」の商品で、伸びにくく、超高感度なPEラインになります。やはり価格面でもコスパがよくおすすめです。

 

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サンライン(SUNLINE) バススーパーPEライン 70m 3号/35lb ディープグリーン【あす楽対応】

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まとめ

 

この第3章では、バスフィッシングで使う道具の基礎知識(選び方やおすすめ商品)をご紹介しましたが、道具選びってとっても大切な要素なんです。

例えば、リール(回収機)ひとつにしても、重くて使いにくいものよりは、軽くて使いやすいものの方がはるかにストレスが少なく、それだけ釣りに集中できて釣れる確率もアップするんです!

また、ブラックバスという魚って何かと障害物周りに居ることが多くて、アクションさせやすい(ルアーを動かしやすい)ロッド(釣り竿)なりタックル(釣り道具)を事前に準備した方が、確実に手中に収めることができるんです!

と言っても、最初のうちは、あまり高価なものに手を出す必要はありませんので、基本的なことだけを踏まえて道具を揃え釣れるコツがわかってきたら、次第にレベルアップしていくのがいいかと思います。

はっきり言って、「お手軽ファミリー釣りセット」のような安価なものでも十分釣れますから…。

 

▼お手軽ファミリー釣りセット

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さて、ここまではバス釣りの基礎知識、場所、道具について解説してきましたが、最終章では「コツ」について解説します。コツまでマスターすれば、きっとブラックバスを釣ることができるでしょう!

『バス釣り初心者入門』目次へ  (全15ページ)

 

 

バス釣り道具の選び方・おすすめ② 【リール編】

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バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

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バス釣り歴15年。幼少の頃からバス釣りを始め、現在まで魅了され続ける中年バサー。釣りの楽しさや魅力を少しでも多くの方に知ってもらおうと様々な記事を執筆中。お問い合わせはこちらから

 

『バス釣り初心者入門』目次へ  (全15ページ)

 

この章ではバス釣りに欠かせない道具である「ロッド」「リール」「ルアー」「ライン」について4ページにわたって解説していきます。

前のページでは「ロッド」でしたが、このページでは「リール」について解説いたします。

 

リールとは

 

「リール」とは釣り竿に取り付けて、糸を巻き取る道具のことです。

ロッド(釣り竿)の次に必要な道具として押さえておきたいのが「リール」と呼ばれるタックル(釣り道具)における心臓部のようなアイテム。

バス釣りを含むルアーフィッシング(=ルアーを使って行う釣り)では、一般の餌釣り(フナ釣り・鯉釣り・タナゴ釣りなど)と違ってルアーをより遠くへ投げます。

そのため、放出された糸を回収するための道具を必要とします。

この回収機こそが「リール」と呼ばれるもので、ハンドルを回すことによって糸を自在に巻き取ることができる大変優れた道具なのです。

 

 

リールは大きく「スピニングリール」「ベイトリール」の2種類に分けることができます。これはリールについて理解する上で、とても重要な要素です。

この2種類の違いについて理解してから「リールの大きさや糸巻き量」「スペック(ギア比、最大ドラグ力、巻取り長さ)」についても知っていきましょう。

 

スピニングリールとベイトリール

 

リールの種類は大きく分けると「スピニングリール」と「ベイトリール」に分かれます。

「スピニングリール」は、軸を中心に糸を横方向に巻き取るタイプ(下図参照)のもので、「ベイトリール」は両軸リールとも呼ばれ、軸を縦方向に回転させて糸を巻き取るタイプ(下図参照)のもの。

 

 

スピニングリールはルアー回収時のトラブルも少なく、初心者でも簡単に使いこなせますが、ベイトリールは巻き取る際に糸が絡んでしまうトラブルも多く、中~上級者向けのリールと言えます。

その為まず最初に購入するのであれば、スピニングリールが使いやすくおすすめです。

リールの扱いに慣れてきたら、次第にベイトリールに切り替え、キャスティング(=竿にリールをつけてルアーを投げること)のバリエーションを増やしていきましょう!

「スピニングリール」「ベイトリール」の両方のリールを使い分けるうえで、それぞれの特徴を知っておくと、より適したシーンで効率的に魚を狙うことができます。

 

スピニングリール

 

「スピニングリール」は、おもに軽めのルアーを扱う際に多く使われ、細いライン(糸)と組み合わせることによって感度が上がり(感度が上がる:魚が食いついたのを感じやすくなる)操作性が向上します。

スピニングリールは、ナーバスなコンディション(神経質な状態≒ルアーを警戒している状態)のブラックバスを慎重に狙いたい時に使用しましょう。

 

ベイトリール

 

対する「ベイトリール」は、軸を縦方向に回転させて力強くラインを巻き取ることができるため、サイズの大きい重めのルアーにも対応できるといった特徴があります。

ベイトリールは太いライン(糸)を用いて強引な釣りを展開したい時に使用するのがよいでしょう。

例えば、繊細な釣りでもなかなか釣れないといった時に、あえてハードルアーで果敢に攻めて反応を探ったりします。また、時間がない時などもやる気のある魚だけを狙ってハードルアーを用いた強引な釣りを展開します。

 

▼2つのリールの特徴一覧

種類 対象 特徴 使い分け
スピニングリール 初心者向け ・ルアー回収時のトラブルが少なく扱いやすい
・軽めのルアーを扱う際に多く使用される。細いラインとの組み合わせで感度が上がる
・ナーバスなコンディションのブラックバスを慎重に狙いたい時に使う
ベイトリール 中~上級者向け ・ルアー回収時に糸が絡まる時がある
・サイズの重めのルアーにも対応できる
・太いラインを用いて強引な釣りを展開したい時に使用する

 

番手 ~大きさ/糸巻き量~

 

スピニングリールにせよベイトリールにせよ、バスフィッシングにおいて「リール」はなくてはならないものです。ロッド(釣り竿)と同じく、最初はバーサタイル(=万能)な機能を兼ね備えたものを選びたいところです。

 

リールを選ぶ際「2000番」とか「3000番」といった商品名の後ろに付いている番号を目にする機会があるかと思います。

これは「リールの大きさや糸巻き量を示す管理番号」のようなもので、通常「番手」と呼ばれています。

この番号、すなわち「番手」によって、選んだリールがどんな釣りに適しているのかがひと目で分かるようになっているのです。

一般的なバスフィッシングで使う番手は、1000番~3000番クラスのものが多く、数字が小さいほどリール自体が小さく、パワーも下がる仕組みです。

一般的にバーサタイル(多目的)に使えるものは、およそ2000番クラスで表示されていることが多いです。

 

スペック ~ギア比・最大ドラグ力・巻取り長さ~

 

最後に、しっかりとしたリールを選んで頂くために、是非知っておいて頂きたいことがあります。

リールには1つ1つの性能を示す「スペック表記」が記されており、それによってどのようなリールであるかを判別できるようになっています。

おもに参考にすべき表記は「ギア比」「最大ドラグ力」「巻取り長さ」の3つ。

 

「ギア比」とは、ハンドルとスプール(糸が巻いてある芯のこと)の回転比率の事で、ハンドル(=リールに付帯されている握る部分の名称)1回転につき、スプールが何回転するかを表しています。

 

例えば、ギア比6.3と記されていれば、ハンドル1回転につきスプールは6.3回転します。数字が上がれば、それだけラインの巻取り量が多くなるというわけです。

ちなみに、ラインの巻取り量が多いと素早く投げたルアーを回収することができます。

 

「最大ドラグ力」は、簡潔に言うと引張強度(=引っ張られた時に耐えられる度合い)のこと。

 

ドラグ(=ラインの放出を制限するつまみ状の装置)を最も強く締めた状態での最大負荷を表す数値で、ドラグ力が「4キロ」と表示されていれば、4キロまでの負荷に耐えられるという事になります。

最大ドラグ力は、釣りたい魚の大きさを基準に選びましょう。

 

「巻取り長さ」に関しては、ハンドル1回転につきどのくらいの長さのラインを巻きとれるかを表しており「58」と明記されていれば「ラインを58センチ回収できる」という事になります。

ちなみに、巻取り長さが多ければ多いほど、ルアーを回収する速度が上がり、よって同じ時間の釣りでも数多くのキャスト(ルアーを投げる事)が可能となります。

 

ちなみに初心者は、ギア比は5~7くらい、最大ドラグ力は3~5、巻取り長さは60~70くらいがベストではないかと思います。

これら、リールに関する特徴やスペックなどは、選定する際の最も基準となる情報です。

もしわからなければ、釣具屋さんの店員さんに確認するなどし、しっかりとしたものを選ぶようにしてくださいね!

 

初心者におすすめのリール

スピニングリール

 

リールは価格も安く、汎用品として多くの釣具屋さんに出回っておりお求めやすい理由からこちらが初心者におすすめです。

 

ダイワ(Daiwa) 15レブロス 2004 00057372【あす楽対応】

楽天で購入

 

 

ベイトリール

 

ベイトリールは、中~上級者向けのリールです。ただ、下記のリールは初心者にも扱いやすく、なんといってもお手頃価格なのが魅力です。

 

シマノ バスワン XT RIGHT(右)

楽天で購入

 

 

次のページでは「ルアー」について解説していきます。色々な種類のルアーを使い分けることはバス釣りの魅力なのです。

『バス釣り初心者入門』目次へ  (全15ページ)

 

 

バス釣り道具の選び方・おすすめ① 【ロッド編】

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バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

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このWebonでは、段階的にバス釣りの基礎知識を身に付けていくことで、実際にバス釣りに足を運んでいただくことを目的としています。

ここまで「基礎知識」「釣り場所」について解説してきました。

この第3章では4ページにわたって「バス釣りに使う道具」について解説していきます。

 

バス釣りに必要な道具

 

前述したようにバス釣りでは、様々な道具を使いますが、初心者が最低限必要な道具は「ロッド(釣り竿)」「リール(糸を巻く回収機)」「ルアー(疑似餌)」「ライン(釣り糸)」の4種類です。

 

 

まず、魚を釣るために「ロッド(釣り竿)」は必須の道具ですよね。

「ライン(糸)」の先端に「ルアー(疑似餌)」をつけて魚をおびき出し、魚が食いついたら「リール(回収機)」を回して、糸を巻き取り魚を釣ります。

魚を釣るまでの流れを見ていくと、これら4種類の道具が必要なのは理解できるところかと思います。

 

ルアーのシルエット(形)も数えきれないほどの種類がありますから、バス釣りは普通の釣りに比べると多数のタックル(釣り具)を使用するのです。ルアーの投げられる重さに準じたそれぞれのロッド(釣り竿)がある場合もありますので、たくさんのタックルを必要とするのです。

あまり道具の数をたくさん必要としなかった従来の餌釣りと比べて、バス釣りは道具選びもバリエーションに富んでいるので、それだけ楽しみも増えてより多くの人に愛される釣りへと変化してきているんですよ。

 

バス釣りに必要なな道具「ロッド」「リール」「ルアー」「ライン」についてここから4ページにわたって解説しますが、このページでは「ロッド(釣り竿)」について解説します。

 

ロッドとは

 

釣りを始めるうえで重要なアイテムが「ロッド」です。すなわち「釣り竿」です。

世の中には、様々な種類の釣りがあり、それぞれのシチュエーションに応じてロッドの種類も細かく分けられています。

例えば「鯉釣り(こいづり)」用には鯉釣り用のロッドを「海釣り」用には海釣り用のロッドを、という風にジャンル分けされているんですね。

 

バス釣りに使うロッドも例外ではなく「バス釣り用ロッド」として多くの種類がリリースされています。

これはどういうことかというと、狙う魚やフィールドによって魚の大きさも違えばフィールドの広さも異なるため、同じロッドを使ってしまうと多くの不具合が生じてしまうということなんです。

極端な例ですが、海でマグロのような大きな魚を狙うのに、フナや鯉を釣るための柔らかめの述べ竿(下図参照)ではすぐに折れてしまって全く役に立ちませんよね…。そのため、釣りのジャンルに応じたロッドを使い分ける必要があるのです。

 

▼述べ竿の例(竿に糸を結んだだけの釣り竿)

 

ロッドの選び方

 

バス釣り用のロッドは素材の違う「グラスロッド」「カーボンロッド」の2つに分けることができます。さらに、状況に応じて使い分けられる「スピニングロッド」「ベイトロッド」があります。

「グラスロッド」「カーボンロッド」という素材を決めた後、「スピニングロッド」か「ベイトロット」のどちらにするかを考えます。

その上で、スペック(硬さ、長さなど)の違いを比較して、自分にあったロッドを選びましょう。

 

 

ロッドの素材

 

ロッド選びにおいて「素材」というのは最も重要な要素にあたります。前述しましたがロッドの素材は「グラスロッド」「カーボンロッド」の2種類に分けることができます。

 

グラスロッド

 

1つは、ガラス繊維を固めて作ったグラスロッドと呼ばれる釣り竿。

これは、内部がガラス樹脂でできているため、自重(竿の重さ)が重いものの、ゆっくりとしなやかに屈曲する(曲がる)性質があり、魚をバラしにくい(逃げられにくい)といったメリットがあります。

 

カーボンロッド

 

もう1つは、カーボンロッドと呼ばれるもので、炭素繊維を樹脂で固めた、軽くて反発力の強い釣り竿。

反発力(=竿がしなった時に元に戻ろうとする力)が強いと軽いルアーなどでも容易に投げることができます。(通常ルアーが軽いと狙いが定まりにくい)

また、素材が軽いがゆえに扱いやすく、食い込み(=針が魚の口に掛かった時の効果)も抜群なので、初心者にも多く使用されています。

昨今ではカーボンロッドが主流となってきていますが、バス釣りにおいては、パワーとトルク※が必要な一部のシーンで、まだまだグラスロッドも根強い人気を誇っているんですよ。

トルク
魚がルアーに食いついてファイトする際に、ゆっくりとじわじわ追従していける粘り強さのこと。

 

名称 素材 特徴
グラスロッド ガラス繊維 竿が重いがゆっくりとしなやかに曲がる。魚に逃げられにくい。パワーとトルクが必要な一部のシーンで使えるので人気
カーボンロッド 炭素繊維 軽くて反発力が強い。軽いルアーを投げやすい。扱いやすい。昨今では主流となっている。

 

スピニングロッドとベイトロッド

 

素材を決めたら続いては状況に応じた特徴を持つ2つのタイプから選びます。

バス釣り用のロッドは、フィールド(釣り場)や様々な状況に応じて使い分けられるよう「スピニングロッド」「ベイトロッド」2つのタイプが用意されています。この2つを以下で解説していきます。

ちなみに両者とも対応した「リール(回収機)」があります。

「スピニングロッド」に対応するのは「スピニングリール」です。糸を横に巻き取るタイプのリールです。

「ベイトロッド」に対応するのは「ベイトリール」です。糸を縦に巻き取ります。

リールについては次のページで解説いたしますのでひとまずこれだけ覚えておいてください。

 

 

スピニングロッド

 

「スピニングロッド」は、操作も簡単で初心者にも扱いやすいスピニングリールにセットされるロッドです。(スピニングロッドに対応するスピニングリールは、糸を巻き取る際のトラブルが少なく、初心者でも簡単に使いこなせます。)

特徴として「スピニングロッド」は、比較的ライト(軽い)なタックル(釣り道具)を用いる際に使用されることが多く、より繊細に、警戒心が高くなっているブラックバスなどを狙う場面で多く使われます。

 

ベイトロッド

 

もう一方は「ベイトロッド」といって、初心者の方には少し扱い方が難しい「ベイトリール」に装着されるべき中級者向けのロッド。(ベイトリールは巻き取る際に糸が絡んでしまうトラブルが多いです。)

自重(=ルアー自体の重さ)の重いルアーを投げたり「魚がどこにいるのかを判別するのにガンガン探りたい」といったときに多く使われます。

ちなみに魚がどこにいるか判別する方法はルアーをガンガン投げて、反応のあるなしで魚の居所を探していきます。

手当たり次第に釣り歩くような場面では「ベイトロッド」が向いていると言えますね。

 

使い分け方・特徴違い一覧

 

キャステイング(=仕掛けを狙ったポイントに投げること)に慣れるまでは、初心者向けの「スピニングロッド」を使い、慣れてきたら中級者向け「ベイトロッド」のランガンスタイルに切り替えるといった使い分けがいいかと思います。

 

▼ランガンスタイルとは

 

参考までに、以下に「スピニングロッド」と「ベイトロッド」の特徴や違いを明記しておきますね。

 

種類 対象 特徴 使い分け方
スピニングロッド 初心者向き ベイトロッドに比べ、ロッドの径(直径)も細いものが多く、感度も優れている。 繊細な釣りや軽めのルアーを用いる際に使用する。
ベイトロッド 中~上級者向き スピニングロッドよりは太いものが多く、がっしりとしており、トルク(粘り)のある釣りが展開できる。 重めのルアーを使ったり、ガンガン狙う攻めの釣りに向いている。

 

スペック(硬さ・長さなど)

 

素材と使い分けで購入するロッドを絞れたら最後にスペック(硬さ・長さなど)でに最終決定を行います。以下でスペックの表記の見方とスペックによる使い分けの特徴を解説していきます。

 

表記

 

購入してみると分かるのですが、バス釣りのロッドには、それぞれにロッドのスペック(仕様)を表すアルファベット表記が記されています。

スペックとはつまり「長さ」「硬さ」などのことです。

つまりそれぞれに性格や性質が異なるという事なんですね。

 

ロッドの長さや硬さが適切でないと・・・
ロッドが長すぎると持ち運びにも不向きで「狭いポイントなどに入りにくい」といったデメリットが出てきます。結果、いいポイントに入れず、魚を手にすることができません。

ロッドの硬さは「絶好の場所でこれしかない!」といったルアーを投げる時にマッチした硬さでないと「思ったところへルアーが飛んで行かない」といったデメリットが生じます。結果、これまた釣れないといった負のスパイラルに陥ります。 

 

釣り方や釣り場の状況に応じて硬さ長さの違うロッドを使い分けることができるのも、この釣りの魅力なんです!

硬さや長さを表した表記は、ロッドを握るグリップの少し上に記されていることが多いので、購入した際は是非1度確認してみてくださいね!

実際の表記は、以下のような感じです!

▼表記例と表記の意味

 

硬さの表記

 

上記の表記例では、硬さはML(ミディアムライト)と表記されていますが、バス釣り用のロッドでは、硬さの表記は一般に7種類。

ちなみに「硬さ」とは「ロッドのパワー」と言えます。パワーがあるほど十分な耐久性を持ち、大物との格闘も楽になります。ロッドのパワーがある竿は若干、硬めなのです。

一方で、柔らかいロッドはその分パワーがありません。大物には適さない反面、軽いルアーが投げやすいというメリットがあります。軽いルアーで繊細に攻める際に特に有効です。ロッドのパワーがないといっても、ある程度の大きさの魚を釣るくらいのキャパシティはありますので、フィネス(繊細な)な釣りを展開する際に多く用います。

硬さの種類と呼称、特徴などを以下にご紹介します。

 

名称 特徴
UL(ウルトラライト) おもに超繊細な仕掛け(=軽いルアー)を用いる際に使用するロッド。3グラム以下の軽めのルアーを投げる際に多く使われます。
L(ライト) ULよりは少し硬めの調子(調子=しなり具合)で、5~10グラム前後のルアーやリグ(仕掛け)に対応するライトパワー。繊細に攻めることができ、アタリ(魚が食いつく)を取りやすいのが特徴です。
ML(ミディアムライト) ライトロッドよりも竿調子は硬め。一般的にあらゆるシーンに使えるバーサタイル(=万能)ロッドとして知られており、ほどよい柔らかさと硬さが調和したおすすめのパワーです。
M(ミディアム) ビギナーであれば、まず最初に購入するべき硬さ。繊細な釣りから、ハードルアーを用いた釣りまで全てをこなす中間的な硬さです。
MH(ミディアムヘビー) H(ヘビー)とM(ミディアム)のちょうど中間に位置する硬さで、7グラム前後の軽量ルアーから30グラム前後のハードプラグ(=ハードルアー)までを操れるヘビースペック。ランカーサイズのブラックバスのみに的を絞って狙う際におすすめの硬さです。
H(ヘビー) 葦(あし:水際の背の高いイネ科の植物)やブッシュ(茂み)といった通常狙いにくいポイントから、勢い良く魚を引き抜く際におすすめの硬さ。トルクがあるため、無理やり魚を引っ張り出すことが可能となります。
XH(エクストラヘビー) 硬さの中では、最上級に位置するスペックで、ビッグベイトと呼ばれる大型で重いルアーをストレスなくキャスト(目標に目がけて放つ)できる破壊力ある硬さ。

 

ロッドの硬さや長さは、実際に手に取り、フィールドで握ってみて初めて使いやすさが分かるかと思います。

狙う魚の大きさや使うルアーの重さ、フィールドによって使い分けられるという事だけは知っておいてくださいね!

 

初心者おすすめロッド3選

 

ブラックバスを狙うための専用ロッドは、釣り具屋さんなどの量販店で購入することが可能です。

また、初めてのロッド選びの基準としては、軽くて扱いやすく、価格も比較的安く購入できるものを探すこと。

標準的なスペックとしては、10000~13000円くらいのスピニングロッドで、ミディアムクラスの硬さのもの(下リンクのもの)を選ぶとよいです。

 

▼筆者おすすめ初心者向けロッドを買う

ダイワ(Daiwa) CRONOS(クロノス) 672MLS 01404554

楽天で購入

 

 

これくらいのものであれば、耐久性もあり、長く使えるのでおすすめです。長さに関しては6フィートから7フィートクラス前半のものが取り回しやすく、使いやすいでしょう。

 

また、「スピニングロッド」「ベイトロッド」の購入で検討している場合のおすすめも以下に示しておきます。

下の商品をおすすめする理由はどちらも初心者に扱いやすい長さクオリティーバーサタイル(万能)性能である点です。

 

▼筆者おすすめ初心者向け「スピニングロッド」を買う

▼筆者おすすめ初心者向け「ベイトロッド」を買う

ダイワ クロノス(ベイトキャスティングモデル) 661MB

楽天で購入

 

 

次のページではロッドの次に重要なアイテム「リール」について解説します。

『バス釣り初心者入門』目次へ  (全15ページ)

 

 

バス釣りの釣り方の基本

Webon紹介目次著者

バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

バス釣り初心者入門はこちらから!

著者:お魚店長

バス釣り歴15年。幼少の頃からバス釣りを始め、現在まで魅了され続ける中年バサー。釣りの楽しさや魅力を少しでも多くの方に知ってもらおうと様々な記事を執筆中。お問い合わせはこちらから

 

『バス釣り初心者入門』目次へ  (全15ページ)

 

前ページではバス釣りの基礎知識をお伝えしました。

このページでは「釣り方の基本」について解説します。釣り方の基本を知っておけば、バス釣り全体のイメージを掴むことができ、次の章以降の「場所」「道具」「コツ」の解説についても理解しやすくなることでしょう。

 

釣り方の基本

 

バス釣りのゴールは前のページでもお伝えした通り、壮絶な魚との駆け引きに打ち勝ち、見事手中におさめるという高いゲーム性と醍醐味を味わうことです。

そんなバス釣りに、1人で釣り場に行けるようになるまでが、このWebonの真の役割となることを願っています。

では、このWebonの最終地点である「魚を釣り上げる」為に必要な「釣り方の基本」とはいったいどのようなものなのでしょうか?

今まで全く釣り経験がない方のために、ルアー釣りの原点ともいえる「魚を釣り上げるまでの基礎」をここでは紹介していきたいと思います。

初心者が覚えるべき基礎知識は5つだけです。それぞれの項目について、以下で解説していきます。

 

▼画像で確認!覚えるべきこと5つ!

 

 

① 道具の準備

 

バス釣りを含むルアー釣りでは、おもに本物のエサの代わりにルアーと呼ばれる疑似餌を針先に付けて魚を誘います。

▼ルアーを針先につける様子

 

この疑似餌(ルアー)とはどのようなものかというと、バルサ材(=軽く加工しやすいのが特徴)などの木材を加工して作られたものや柔らかい樹脂を用いたものなど種類も様々です。

これらを道糸(=リールに巻かれている糸)に結ばれた針先に巧妙にセットしてリアルさを演出していき、ブラックバスがエサだと勘違いして食いつくようにしていきます。

 

 

ルアーには「ソフトルアー」「ハードルアー」の2種類があります。

やわらかいソフトルアーであれば、基本はチョン掛けと言って、本体の真ん中辺りに針を引っ掛けるようにセットしますが、その他にも先端の部分にひっ掛けたりして誘うやり方もあります。

▼ソフトルアーにチョン掛けのイメージ

 

木材でできている「ハードルアー」と呼ばれるものでは、針は本体部分と一緒になっていますので、本体の先端についている「アイ」と呼ばれる輪っかの部分に道糸を通せばセットは完了です。

▼ハードルアーのアイ

 

バス釣りにおいては、疑似餌の付け方ひとつで釣果が大きく変わってしまうため、道具を準備する上では、知っておかなければならない大切な知識です。

 

▼先端にチョン掛けしてる様子

 

「ソフトルアー」「ハードルアー」の詳しい解説は第3章(このページは第1章)にて!

 

② ロッド(釣り竿)の投げ方

 

ロッド(釣り竿)に装着してあるルアーを狙った場所に投げるには、それなりの練習が必要ではありますがすが、さほど難しいものではなく、早い人であれば数投でマスターできる程度のものと理解しておきましょう。

ルアーを投げるフォームをキャステイングフォームと言いますが、代表的なもので3つあり、「オーバーヘッドキャスト」「サイドハンドキャスト」「アンダーキャスト」に区分されます。

 

「オーバーヘッドキャスト」は大きく振りかぶる動作と共に、頭越しに思い切りよく投げるキャストで、ルアーをより遠くへ投げられるといった特徴があります。

 

 

「サイドハンドキャスト」は中腰姿勢で身体の横からわずかな力で狙った場所を射抜くキャスト方法です。

 

 

「アンダーキャスト」は足元から軽くロッドの力を利用して投げる戦術です。

 

 

いずれのキャスト(=ロッドを使ってルアーを投げること)にも言える大事なことは、ロッドをあまり強く握らず、竿先の反発力をフルに活かして投げるのがうまく投げるコツであるということ。

狙った場所が足元であれば、ほんのわずかな力で竿先に乗せる感じに、遠くであればルアーの自重を竿先から中心部にかけてゆっくりと乗せる感じに振りかぶれば、自然とピンポイントで的を射抜くことができるようになります。

 

③ 魚が食いついたか判断する方法

 

ルアーが着水してから、糸を動かしたり引っ張るなどの何らかのアクションを加えると、魚が疑似餌を本物のエサと勘違いして食いついてきます。

これを「魚のアタリ」と言います。

▼疑似餌を本物エサと勘違いしている様子。食いついたら「アタリ」

 

ルアーには表層(水面の部分)で動かせるルアーと、水中に漂わせて誘うタイプのルアーがあります。

表層で動かせるルアーの場合は、この「アタリ」がひとめで分かります。

大きな口を開けてルアーめがけて飛びついてきますので、竿先が大きく引き込まれたり、「ググッ」という重たい感触を手元に感じ取る事ができるでしょう。

▼ひとめで分かる「アタリ」

 

逆に水中の底付近を漂わせて誘うルアーでは、明確なアタリを感じ取れないことが多く、魚が食いついたかどうかを判断できない場合があります。

しかしこの場合でも、何らかの「アタリ」の感触があるのは確かです。

意識を手元や竿先に集中すると、「コンッ」というアタリか「コツコツ」という何らかの違和感を感じることがあり、この場合は魚がルアーを突いている状態なので、アタリであると捉えて次に強い引き込みがあるのを待ってください。

 

④ 魚が食いついた時にすること

 

多くの場合、ブラックバスのアタリというのは、分かりづらいものですが、もしも小さいアタリを感じ取る事ができたら、魚がルアーを咥えた場合、次に大きな「ググッ」という引き込まれるようなアタリが来ることが多いです。

この引き込まれるような強いアタリは完全に咥え込んだ状態である事を意味し、ルアーを根こそぎ持って行こうとしている状態です。

 

もしもこの様な場面になったら、迷わず大きくロッド(釣り竿)を立てて糸を張り、フック(釣針)をブラックバスの口にがっちりと刺してください。

このフックを刺すアクションを「フッキング」といい、これが甘いと途中で針が外れて魚に逃げられてしまいます。

▼フッキングの様子

 

魚が食いついたかどうかのアタリの目印は、糸が水面上をゆっくり「スーッ」と横に動いたり、急に走り出したりすることが多いので、この様な動きも合図となります。

無事にフッキングが決まったら、後はライン(糸)を巻きながら魚とのやり取りを楽しみ、足元でキャッチするのみです。

ランディング(=魚を取り込むこと)の際は、タモ網という取り込み用のネットを使えば確実にキャッチできます。

▼タモ網の例

 

ただ、その際にタモ網を使わずに大きな口をそのまま手で掴む「ハンドランディング」もバス釣りの楽しみの1つとしてお勧めです。

▼ハンドランディング

 

⑤ 釣った後にすること

 

ブラックバスのファイト(=魚が針にかかってからのやり取り)を堪能し、無事に手元まで引き寄せてランディングできたら、1つの目標は達成です!

あとは、その後のお楽しみとして、メジャーで魚のサイズを測り、お気に入りのポーズを決めて是非思い出の1枚に納めましょう!

▼メジャーで魚のサイズを測っている様子

 

ちなみにブラックバスはあまり長い間、水中から出した状態にしてしまうと酸素不足に陥り、弱ってしまいます。

記念撮影は出来るだけ早めに済ませ、早急に水の中へ戻してあげるのが、魚にとっても優しい気遣いと言えると思います。

▼お気に入りのポーズで記念撮影

 

また釣った後、食べられるかどうかも気になる方もいるかと思います。

私の知り合いではブラックバスを釣って食べたことのある方が数多くいます。

実際にブラックバスは、過去に食用として日本に輸入されたとも聞きますし、現在では、滋賀県の琵琶湖界隈では、ブラックバス料理がふるまわれている所もある様です。

事実、私も食べた事があるのですが、正直あまり美味しい魚とは思いませんでした。淡水魚特有の独特の臭みというか、苦みがあるんですね。調理方法によっては、美味しく頂けるのかもしれませんが…。

 

何はともあれ、バス釣りは、ただ純粋にゲームフィッシングとして楽しむのが1番良い方法ではないかと私は考えています。

 

さて、次のページから第2章です。第2章ではブラックバスの「釣り場所」について解説してまいります。

『バス釣り初心者入門』目次へ  (全15ページ)

 

 

スノーボードのグラトリ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

グラトリ(グラウンドトリック)とは

 

「グラウンドトリック」とはキッカーと呼ばれるジャンプ台などを使わず、平地のゲレンデでスピンというボードを回転させる技やプレスという板を浮かせる技などの総称です。

略して「グラトリ」とも言います。

 

▼キッカーの例(グラトリでは使用しない)

photo by The Camp of Champions Snowboard & Ski Summer Camp

 

▼スピンの例

▼プレスの例(滑りながら板を持ち上げる)

 

グラトリはスピードを出さなくてもできるので、怪我のリスクが少なく、気軽に楽しめることから人気があります。

スノーボードは「パーク」というジャンプ台があるコースがあったり、「パウダー」というさらさらの雪の上で滑る楽しみがあったりする中、グラウンドトリックは場所を選ばず誰でも挑戦しやすいのも特徴です。

 

このページでは、グラトリ(グラウンドトリック)向けのブーツについて説明していきます。

どんなに上手い人でも、グラトリに向かないブーツを使えば、できるトリックもできなくなるし、上手にやるのは難しくなります。

グラトリでもブーツは非常に重要な道具となりますので、もっと楽しくグラトリをしたいなら、是非グラトリ向けのブーツを選びましょう。

ここではグラトリ向けのブーツの特徴を解説すると共に私のおすすめするグラトリ向けブーツを3つご紹介いたします。

 

グラトリ向けのブーツの特徴

 

グラトリ向けのブーツは、

  • フィット感が良い
  • 硬さはミディアム〜ソフトフレックス
  • 足裏感覚が優れる
  • クッション性が良い

という性能を持ったブーツが最適です。

これを見てお気づきになった方がいるかも知れませんが、実はグラトリは基本的にはパーク向けのブーツと同じ様な性能が求められます。

パークもグラトリも「スピン」や「プレス」といった同じ様なトリックをする為です。

 

しかし、より「グラトリ向けのブーツ」を探すのであれば以下の事を知っておくと良いでしょう。

1つはグラトリではパーク向けブーツよりも柔らかめのモデルがおすすめという事です。

パークを滑るよりも単純にスピードを出すことがないので、低速でも柔軟な動きをすることができる柔らかめのモデルの方が、トリックの幅が広がります。

 

2つ目は、クッション性能もあるに越したことはありませんが、なくてもそれほど問題はない、という事です。

パークのように大きなジャンプはしないので衝撃を受けることが少なくてあまり必要ないのです。

もちろんクッション性は疲労の軽減にも繋がりますのである方が良いのですが、グラトリの場合はそこまで気にしなくてもいいでしょう。

 

パーク向きブーツの解説は「パーク編」で!(このページはグラトリ編)

 

ここからは先ほど挙げた4つのそれぞれの項目について詳しく解説をしていきます。

 

グラトリ向きブーツの特徴1 フィット感が良い

 

フィット感の良さは、グラトリ用のブーツに限らずどんなブーツでも一番重要なポイントです。

フィット感を左右するのは、インナーの素材と構造で、優れたインナーならブーツの中でかかとが浮かず、足とブーツがピッタリとフィットします。

 

 

自分の足の形に合ったブーツを、試着して探しましょう。

 

グラトリ向きブーツの特徴2 ミディアムフレックス~ソフトフレックス

 

グラトリ用ブーツの硬さは、硬すぎず柔すぎないミディアムフレックス(中間の硬さ)がおすすめです。

グラトリでは低速で滑ることも多いので、硬いブーツでは操作がしづらいと感じるかもしれません。

初級者の方であれば、低速で滑ることがもっと多くなるので柔めのブーツでも大丈夫です。

 

また、足回りの硬さは、バインディングの硬さでもある程度は調整できます。

 

 

しかし、硬いブーツに柔いバインディングよりも、柔いブーツに硬いバインディングの方が板の操作性が良くなるので、グラトリではこの二つのどちらかと言われれば柔らかめブーツがおすすめです。

基本的にこだわりが無ければミディアムフレックスかソフトフレックス(柔らかい硬さ)を選びましょう。

 

グラトリ向きブーツの特徴3 足裏感覚が優れる

 

グラトリでは繊細なボードコントロールが必要になります。

スピンやプレスなどのトリックをする前は細かい動きをするからです。

 

「足裏感覚」というのはブーツの底で雪面をどれだけ感じる事ができるか、という感覚です。

足裏感覚に優れたブーツなら、雪面の凹凸などを感じることができますので、繊細なボードコントロールがしやすくなります。

足裏感覚はソール(靴底)の形状や素材で違います。

比較的薄くて、ゴツゴツしていない平らな物の方が足裏感覚は感じやすいでしょう。

実際に試着したり、メーカーの説明を読んで参考にすると良いでしょう。

 

足裏感覚とは
雪を足で踏んでいる感覚や、雪面の硬さや凹凸などを足の裏で感じる感覚のことなどを指します。

 

グラトリ向きブーツの特徴4 クッション性が良い

 

ジャンプ着地の際など、グラトリでは足に衝撃が加わることが多いです。

クッション性が良いと衝撃を吸収してくれますので、着地の精度も上がりますし、何より疲れずらくなります。

ブーツの作りやソールの素材でクッション性は変わります。

先ほど解説した「足裏感覚」を確かめる時に、クッション性も確認しましょう。

 

ただし、グラトリではそこまで高い位置からのジャンプというものはしないのでクッション性は必要無い場合もあります。クッション性が多少低くてもグラトリは大丈夫ですのでクッション性の優先度は低くても大丈夫でしょう。

 

 

以上がグラトリ向けブーツを選ぶ際にチェックすべきポイントです。

ネットでも店頭でも、購入する際はこれらをしっかりとチェックしてから購入すれば間違いはないでしょう。

 

▼グラトリ向けブーツの特徴と理由

特徴 理由
フィット感が優れる 操作が楽になる
ミディアムフレックス~ソフトフレックス 操作性が良い
足裏感覚が優れる 繊細なボードコントロール
クッション性が良い 疲れずらい

 

 

ここからは著者がおすすめするグラトリ向けブーツをご紹介していきます。

 

著者おすすめグラトリ向けブーツ3選

 

パーク向けブーツの中でも、よりグラトリに向いているおすすめモデル3選を紹介します。

 

1 DEELUXE「Choice」

 

DEELUXE(ディーラックス)というメーカーの「Choice」(チョイス)というモデルのブーツです。

インナーを熱成形で自分の足型にピッタリ成型することができる「サーモインナー」を採用したフィット感に優れるブーツです。

 

サーモインナー
「サーモインナー」というブーツはインナーを特殊なオーブンで温めて、足に合わせてピッタリの型を成型することができます。歯医者で歯の型を取るような感じです。どんな人が使っても完全なフィット感を得ることができます。

▼サーモインナーの解説(公式)

 

アウトソール(靴底⇔インソール)には足裏感覚に優れる「スケートフレックスソール」というクッション性にとても優れ、足元が柔らかい上にしっかりとした安定感が特徴のソールを採用しています。

足にピッタリフィットしたインナーと、このアウトソールのお陰で非常に優れた足裏感覚を発揮します。

 

ソフトフレックスで動きやすく、低速のグラトリにもピッタリですので、初心者の方にもおすすめです。

 

▼グラトリにおすすめのブーツを買う DEELUXE「Choice」

 

 

2 Thirtytwo「ZEPHYR」

 

Thirtytwo(サーティツー)というメーカーの「ZEPHYR」というモデルのブーツです。

Thirtytwoは、スノーボードブーツ専門メーカーで、優れた性能とデザインのブーツが人気を集めているメーカーです。

 

ZEPHYRは、最高のストリートスノーボーダーと言われる、ジェレミー・ジョーンズが使っているブーツですので、トリック性能の高さ(トリックのしやすさ)は間違いありません。

 

▼ジェレミー・ジョーンズ

 

オプションパーツを使ってフィット感の調節ができ、抜群のフィット感を持ったソフトフレックスモデルですのでとてもおすすめです。

 

▼グラトリにおすすめのブーツを買う Thirtytwo「ZEPHYR」

 

 

3 VaNS「Hi-Standard」

 

VANS(バンズ)というメーカーの「Hi-Standard」(ハイスタンダード)というモデルのブーツです。

スニーカーのイメージが強いVANSですが、スノーボードブーツメーカーとしても長い歴史と実績を持つ優れた人気のメーカーです。

 

「Hi-Standard」はスケートライクな(スケートのような)滑りをテーマに作られたブーツですので、動きやすさとトリック性能の高さはピカイチです。

見た目もストリートスタイルなオシャレなデザインで、見た目にもグラトリに向いているブーツと言えるでしょう。

 

▼グラトリにおすすめのブーツを買う VANS「Hi-Standard」

 

 

▼おすすめブーツの早見表

メーカー/名称 特徴 備考
DEELUXE「Choice」 ソフトフレックス・足裏感覚〇・フィット感〇 サーモインナー搭載
Thirtytwo「ZEPHYR」 ソフトフレックス・トリック性能〇・フィット感〇 ジェレミー・ジョーンズも使用
VANS「Hi-Standard」 動きやすさ〇・トリック性能〇 スケートライクな滑り

 

 

 

グラトリ以外の滑り方のおすすめ道具を知りたい方は目次へ!

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

オールラウンドにおすすめの道具

 

このページではオールラウンドにおすすめの道具を紹介します。

当たり前ですがバランスの良さが道具に求められるので、オールラウンドな性能を持った道具がおすすめです。

 

オールラウンド、つまりどんな滑りもするフリーランでは、スキー場全体を好きなように滑ります。

デコボコの斜面を滑る場合は、スピードを出さず小回りの効く性能が必要ですし、急斜面で積極的に滑るためにはサポート力の高い(安定感のある)硬めの道具が必要となります。

 

このように「板」「ビンディング」「ブーツ」3点セットは、バランスのとれたオールラウンドに使いやすいモデルを選ぶことがよいでしょう。

 

何でもしたい人におすすめの3点セット

 

どんな滑りもしやすい、オールラウンド中のオールラウンドの道具を紹介します。

「パークからハーフパイプ、カービング、パウダー、どんなことでもしたい」

「スキー場を上から下まで一つの道具で楽しみたい」

という人に参考にしてほしいです。

 

▼何でもしたい人におすすめの3点セット

道具 特徴 おすすめ
ミドルフレックスのハイブリットボード LIB TECH「T.RICE HP」
ブーツ 柔らかめ K2「DARKO」
ビンディング 硬め NOW BINDING「SELECT PRO」

ポイント:なんでもできるようなバランスの良い性能の板

 

 

板は硬め、もしくはミドルフレックス(中間の硬さ)くらいの板がおすすめです。

高速性能(高速で走りやすい性能)はどうしても必要不可欠となりますので、あまり柔らかい板はおすすめしません。硬い板だと、板の凸凹をつぶして進むことができるので、スピードを落とさず走ることができるのです。

 

キャンバーボードだとパウダーの浮力が低く、ロッカーボードだとエッジグリップが弱くなりターン性能が低くなるので、バランスの取れたハイブリッドボードがおすすめです。

 

 

ディレクショナル形状(ボードを上から見た形状)については、滑走性能を重視する場合は「ディレクショナルボード」、トリック性能を重視する場合は「ツインチップボード」と好みで選びましょう。

 

 

板の基礎知識についての初心者向け解説はこちらで!(別Webon)

 

▼なんでもしたい人におすすめの板を買う

LIB TECH(リブテック)「T.RICE HP(トラビスライス ホースパワー)」

 

 

ブーツ

 

ビンディングを硬い方がいいので、ブーツはどちらかと言うと柔らかめがおすすです。そのようにしてバランスをとるのは高速時の安定感と低速時の動きやすさを両立するためです。

このように足元は硬すぎず柔らかすぎないセットアップにするといいでしょう。

 

▼なんでもしたい人におすすめブーツを買う

K2(ケーツー)「DARKO(ダルコ)」

 

 

ビンディング

 

硬めの板を使用するなら、ビンディングも硬めのモデルをおすすめします。

板が硬くてビンディングが柔らかいと、ビンディングが負けて板に十分な力を伝えらません。

ブーツを柔らかめにすれば、足元の柔軟性も確保できるので、ハードフレックスでも大丈夫です。

 

▼なんでもしたい人におすすめビンディングを買う

NOW BINDING(ナウバインディング)「SELECT PRO(セレクトプロ)」

 

【楽天スーパーセール!!】 18-19 NOW BINDINGS/ナウ SELECT PRO セレクトプロ メンズ レディース ビンディング バインディング スノーボード 予約商品 2019

 

 

おさらい:なんでもしたい人におすすめの3点セット

 

ポイント:なんでもできるようなバランスの良い性能の板

道具 特徴 おすすめ
硬めのハイブリットボード LIB TECH「T.RICE HP」
ブーツ 柔らかめ K2「DARKO」
ビンディング 硬め NOW BINDING「SELECT PRO」

 

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

3点セットで選ぶのが良い理由

 

「板」「ブーツ」「ビンディング」は3つをセットとして選んでいくと、バランスが良く使いやすい道具となります。

特にビンディングは、板とブーツの硬さや特性などのバランスをみて選ばなければ、どんなに良いビンディングでもその性能を発揮することができません。

 

ということでこのページでは、グラトリ(グランドトリック)におすすめの「板」「ブーツ」「ビンディング」の3点を、セットアップで紹介します。

 

グラトリにおすすめ3点セット

 

ここではグラトリをメインにやりたい人におすすめの道具を紹介します。

基本的にグラトリもパークも似たような性能が必要ですので、パークと同じような道具で大丈夫です。

「パーク」とはジャンプ台からジャンプしたり、レールの上を走る事やそのコースの事を言います。

ただ、レールなどをやると板を痛めつけることになるので、パークをメインにやりたい人には、あまり高価な板はおすすめしません。

 

パーク向きの3点セットを知りたい方は「パーク編」で!(このページは「グラトリ編」)

 

▼グラトリ・ジブにおすすめの3点セット一覧

道具 特徴 おすすめ
柔らかめ LOBSTER「JIBBOARD」
ブーツ 柔らかめ BURTON「CONCORD」
ビンディング 柔らかめ UNION「CONTACT」

ポイント:低速で滑るので高速性能は必要なく、トリックのしやすい動きやすい道具。

 


▲スノーボードの板の硬さの説明図。板の硬さは「しなりやすさ」「ねじりやすさ」のことを意味します。

 

グラトリは低速で滑ることが多いで、高速性能は必要ありません。

また、柔軟に動ける方がトリックもしやすいので、とにかく動きやすい板がおすすめです。

ですので、柔らかめのロッカーボードやハイブリッドボードなどをおすすめします。

 

▼ロッカーボード

ルーズな操作性が特徴で、自由な動きがしやすくパウダーの浮力が高い。

▼キャンバーボード

反発力とターンの時のグリップ力が強い。

 

これらの事を踏まえるとLOBSTER(ロブスター)というメーカーの「JIBBOARD」というモデルがおすすめとなります。

 

▼おすすめの板を買う LOBSTER「JIBBOARD」

 

ブーツ

▲ブーツの「硬さ」とは足首の曲がり具合を指す。

 

ブーツは動きやすいさを重視して、柔らかめのブーツにするのがおすすめです。

高速滑走時は安定感が悪いので、スピードを出すこともある人は硬めのブーツを選択するのも悪くないでしょう。

足元の硬さはビンディングでも調整できますので、ブーツの硬さはあまり重要視しなくても問題ありません。

 

これらの事を踏まえるとブーツはBURTONというメーカーの「CONCORD」がおすすめとなります。

 

▼おすすめのブーツを買う BURTON「CONCORD」

 

ビンディング


▲ビンディングの図

 

ビンディングの硬さは

・ハイバック(アキレス腱の部分)
・アンクルストラップ(足首に締める部品)
・ベースプレート(土台)

の3つの部分の硬さで決まります。特にハイバックの硬さは顕著に硬さを感じる重要な部分です。

 

柔らかい板を使う場合は、どんな硬さのビンディングを使用しても高い操作性を発揮できます。

ですので、ブーツに合わせたビンディング選びをしましょう。

グラトリはそれほどスピードを出しませんので、柔らかめがおすすめですが、好みで選んでしまっても問題ありません。

 

先ほどおすすめしたブーツは柔らかめでしたのでここでも柔らかめのUNION(ユニオン)というメーカーの「CONTACT」をおすすめします。

 

▼おすすめのビンディングを買う UNION「CONTACT」

 

 

おさらい:グラトリ用おすすめ3点セット一覧

 

ポイント:低速で滑るので高速性能は必要なく、トリックのしやすい動きやすい道具。

道具 特徴 おすすめ
柔らかめ LOBSTER「JIBBOARD」
ブーツ 柔らかめ BURTON「CONCORD」
ビンディング 柔らかめ UNION「CONTACT」

 

以上、グラトリに向いている「板」「ブーツ」「ビンディング」3点セットでした。

迷ったら、よくわからなかったら是非これらを参考にしていただき選んでいただければと思います!

 

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

テキサスホールデムのおすすめ本と道具

Webon紹介目次著者
ポーカーの一種、「テキサスホールデム」は海外では多くの大会が開かれる大人気ゲーム。そんなテキサスホールデムをルール・確率・戦略…と初心者の方でも簡単に理解できるよう解説します。読めば海外プレイヤーとも対等に渡り合えるようになる!?

「テキサスホールデム入門 ~魅力的な投資ゲーム~」はこちらから!

はじめに

テキサスホールデムとは

第1章 テキサスホールデムのルール

テキサスホールデムのルール 【ゲームの流れ】

テキサスホールデムのルール② 【アクション】

テキサスホールデムのルール③ 【ポジション】

テキサスホールデムの役(ハンド)一覧

テキサスホールデム3つのベットルールとゲーム形式

第2章 テキサスホールデムの確率

テキサスホールデムの確率 【オッズ・アウツ】

テキサスホールデムの確率 【スターティングハンド】

第3章 テキサスホールデムの戦略

テキサスホールデムの戦略① 【ポジションの重要性】

テキサスホールデムの戦略② 【プリフロップ時の判断】

テキサスホールデムの戦略③ 【コンティニュエーションベット】

テキサスホールデムの戦略④ 【フロップ以降の5の戦術】

テキサスホールデムの戦略⑤ 【プレイスタイル】

第4章 練習問題集

テキサスホールデムが強くなる練習問題① 【ハンド・アクション・ポット編】

テキサスホールデムが強くなる練習問題② 【アウツ・オッズ・プロテクションベット編】

第5章 実際にプレイしてみよう

テキサスホールデムポーカーおすすめアプリ3選

テキサスホールデムのおすすめ本と道具

番外編 専門用語集

テキサスホールデム専門用語集

著者:國谷正明

テキサスホールデムのプレイ歴約4年。海外プレイヤーとのオンライン対戦を中心に洋書の教則本を読んで勉強。投資の要素が魅力の高度な知的ゲームであるテキサスホールデムの面白さを多くの人に伝えたいという思いがある。facebook(國谷)

お問い合わせはこちらから

 

『テキサスホールデム入門』目次へ  (全18ページ)

 

テキサスホールデムポーカーは奥が深いので様々な書籍を読んでみたくなると思います。

また、オンラインゲームも充分すぎるほどに楽しいですが、ルールを学んで強くなったのなら実際のトランプとチップを使って気の合う仲間とポーカーをプレイしてみたくなるのが人情というものです。

ここでは、テキサスホールデムをさらに深く学ぶためにおすすめな書籍と遊ぶにあたって揃えておきたいおすすめの関連グッズをご紹介していきます。

 

おすすめ書籍2選

 

まずは、日本語で読むことのできるおすすめのポーカー教本をご紹介します。

 

1 確率の考え方(マシュー・ヒルガー)

書籍名(原題) 確率の考え方(Texas Hold’em Odds and Probabilities)
著者 マシュー・ヒルガー(Matthew Hilger)
日本語初版 2012年

 

本書「確率の考え方」はテキサスホールデムの数学的な側面に特化した教本で、数学的に正しいプレイをするための確率論を豊富な実例と練習問題を交えて解説しています。

巻末には特定のハンド(手札とコミュニティーカード)に対するヘッズアップ(1対1の勝負)でのショーダウンの勝率や、スターティングハンド(最初に配られる2枚の手札)の強さのランクによって推奨されるアクションをポジション別にあらわした表がまとめられており、資料としても見応えがあります。

フィックスリミット(レイズの上限が決められているルール)およびノーリミット(レイズの上限が決められていないルール)の基本的な戦略を前提に説明されているので、ある程度の実戦経験を積んでから手に取ることをおすすめします。

 

フィックスリミット、ノーリミットの解説は第1章で!(現在第5章)

 

▼著者おすすめのポーカー教本を読む

 

2 ガス・ハンセンのポーカーミリオンロード トーナメントプレイの舞台裏とプレイヤー心理(ガス・ハンセン)

書籍名(原題) ガス・ハンセンのポーカーミリオンロード トーナメントプレイの舞台裏とプレイヤー心理(Every Hand Revealed)
著者 ガス・ハンセン(Gus Hansen)
日本語初版 2011年

 

本書は2007年に開催されたオージーミリオンズの優勝者であるポーカープロ、ガス・ハンセンがその大会でプレイしたすべてのハンドを解説したものです。

 

オージーミリオンズ
オーストラリアで開催されるポーカーの大会。2016年優勝者は160万オーストラリアドル(およそ日本円で1億2000万以上)獲得している。

 

著者ガス・ハンセンは「マッドマン」(狂った男)の異名をとるほどの超アグレッシヴな(強気・積極的な)プレイスタイルですが、それを裏打ちする理論的な思考過程が率直な文体で綴られています。

ノーリミット(レイズの上限額が決まっていないルール)のトーナメントにおいてアグレッシヴなプレイでエクイティ(獲得できるポットの期待値)を得ることが如何に重要であるかを痛感できるだけでなく、読み物としても非常に面白いので、ポーカープレイヤーならぜひ読んでおきたい一冊です。

 

▼著者おすすめのポーカー教本を読む

 

テキサスホールデムおすすめの道具3選

 

続いてテキサスホールデムを実際に知人などとプレイする際におすすめする道具をご紹介していきます。

 

1 【トランプカード】COPAG TEXAS HOLD’EM

まずはおすすめのトランプカード「COPAG TEXAS HOLD’EM(Plastic Peak Index – Poker Size)(コパッグピーク ポーカーサイズ)」です

コパッグのプラスチックトランプは世界中で高いシェアを誇っており、世界最大のポーカーイベント「ワールドシリーズオブポーカー(通称:WSOP)」の公式カードにも認定されています。

 

コパッグ
1908年にブラジルのサンパウロで誕生したカードメーカー。
ワールドシリーズオブポーカー

あらゆるポーカーのイベントの中で、最大のイベントである「ワールドシリーズオブポーカー(通称:WSOP)」には毎年多くのプレイヤーが殺到します。(競技種目はテキサスホールデムなどいくつか行われます)2018年の大会では総勢7,874人がメインイベントに参加しました。そのうち1,182人が入賞し、優勝者にはおよそ10億円の賞金が与えられました。

▼WSOPの様子


photo by Dutch Boyd

 

このトランプ「テキサスホールデム ピーク」は、視認しやすいようカードの中央に数字が大きく表示されているだけでなく、四隅にも小さく数字とスート(マーク)が印字されているため、周囲のプレイヤーの目を盗むようにちらりと手札を確認することの多いテキサスホールデムに特化したトランプです。

正直なところ知人とプレイするレベルではそこまでの配慮はまったく必要ないのですが、「なんとなくプロっぽい雰囲気を味わえる」という点も含めて、個人的にとても気に入っています。

 

実売2,000円前後とトランプとしては決して安くないですが、実用性と高い耐久性を考えれば高い買い物ではありません。

 

▼著者おすすめの道具を使う

 

2 【チップ】バイスクル8グラムチップ100

ポーカーをプレイする上でトランプの次に大切なアイテムがチップです。

今回紹介するチップはBICYCLE Premium Tournament 8gram Clay Filled Chips(バイスクル8グラムチップ100)という商品です。

 

チップは製品によってデザインはもちろん、素材によって重さや質感、音などが異なるので拘り(こだわり)はじめればキリがないのですが、使い勝手を大きく左右するのが「デノミ」の有無です。

デノミとはデノミネーション(Denomination)の略称で、チップに刻印された額面の表記を指します。

 

▼デノミあり

▼デノミなし

 

市販されているチップの多くはデノミが刻印されているのですが、本製品にはデノミが刻印されていないため、ステークス(Stakes, =最小のベット額)や人数などの状況に応じてチップの大きさを柔軟に使いわけられるというメリットがあります。

本製品はグリーン:40枚、ブルー:30枚、レッド:20枚、ブラック:10枚で計100枚のチップがセットになっています。

大人数でプレイするにはとても足りないので、5人でプレイすると考えても最低2セット、余裕をもって3~4セットは揃えておきたいところです。

 

ちなみに、筆者はグリーン:$50×16枚、ブルー:$100×12枚、レッド:$500×8枚、ブラック:$1,000×4枚で計$10,000を1人分の持ち点として、$50/$100(スモールブラインド/ビッグブラインドの強制ベット)のステークス(最小のベット額)でプレイしています。

麻雀の点棒でも問題なくプレイできますが、雰囲気を重視する方にはおすすめできません。

 

▼著者おすすめの道具を使う

 

3 【ディーラーボタン】Lovoski アクリル ラウンド プロフェッショナル ポーカー ディーラーボタン


ディーラーボタンは各プレイヤーのポジションの目印となるもので、ボタンのプレイヤーの付近に置き、ポジションが変わるたびに左隣にまわしていきます。

ここではLOVOSKI Dealer Button(Lovoski アクリル ラウンド プロフェッショナル ポーカー ディーラーボタン)をおすすめします。

かならずしも必要なアイテムではありませんが、ディーラーボタンがあればゲーム中に一目でプレイヤーのポジションが把握できるので、ポーカーをプレイするのであれば持っていて損はありません。

 

▼著者おすすめの道具を使う

 

【編集部コラム】テーブルマット
テキサスホールデム用のテーブルマットも各種発売されております。より本格的なプレイを楽しみたい方は、こちらも合わせてご用意するのもよいかもしれません。

▼テキサスホールデム向けのテーブルマット(画像クリックで商品詳細へ)

 

おわりに

 

テキサスホールデムはシンプルなルールとは裏腹に、非常に奥深い戦略性を内包した知的なゲームです。

「テキサスホールデムの複雑さ」は、すなわち「人間の心理の複雑さ」であると言い換えられます。

優れたポーカープレイヤーとなるには、確率を基盤とした理論体系だけでなく、人間を見抜く目を養わなければなりません。

 

このWebonを通じて少しでも多くの人がテキサスホールの魅力に触れ、ポーカーが日本においてもより身近なゲームとなれば幸いです。

 

 

以上、國谷正明氏による「テキサスホールデム入門」でした!

全てお読みいただいた方はテキサスホールデムをプレイする上で必要なルールや戦略が既に頭に入っていると思います。

是非実践でそれらの知識を活かし、プレイを楽しんでいただければと思います!最後までお読みいただき誠にありがとうございました!!

(巻末に番外編として「テキサスホールデム関連用語集」を掲載しています)

Next(番外編へ)
近日公開!

『テキサスホールデム入門』目次へ  (全18ページ)



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当Webon『テキサスホールデム入門』が書籍になりました!是非お読みください!

著:國谷正明 価格:380円 Kindle Unlimitedで読み放題対応

目次著者
はじめに

テキサスホールデムとは

第1章 テキサスホールデムのルール

テキサスホールデムのルール 【ゲームの流れ】

テキサスホールデムのルール② 【アクション】

テキサスホールデムのルール③ 【ポジション】

テキサスホールデムの役(ハンド)一覧

テキサスホールデム3つのベットルールとゲーム形式

第2章 テキサスホールデムの確率

テキサスホールデムの確率 【オッズ・アウツ】

テキサスホールデムの確率 【スターティングハンド】

第3章 テキサスホールデムの戦略

テキサスホールデムの戦略① 【ポジションの重要性】

テキサスホールデムの戦略② 【プリフロップ時の判断】

テキサスホールデムの戦略③ 【コンティニュエーションベット】

テキサスホールデムの戦略④ 【フロップ以降の5の戦術】

テキサスホールデムの戦略⑤ 【プレイスタイル】

第4章 練習問題集

テキサスホールデムが強くなる練習問題① 【ハンド・アクション・ポット編】

テキサスホールデムが強くなる練習問題② 【アウツ・オッズ・プロテクションベット編】

第5章 実際にプレイしてみよう

テキサスホールデムポーカーおすすめアプリ3選

テキサスホールデムのおすすめ本と道具

番外編 専門用語集

テキサスホールデム専門用語集

著者:國谷正明

テキサスホールデムのプレイ歴約4年。海外プレイヤーとのオンライン対戦を中心に洋書の教則本を読んで勉強。投資の要素が魅力の高度な知的ゲームであるテキサスホールデムの面白さを多くの人に伝えたいという思いがある。facebook(國谷)

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ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

ハーフパイプにおすすめの道具


▲ハーフパイプの様子 photo by BC Living

 

このページではハーフパイプにおすすめの道具を紹介します。

 

ハーフパイプはターン(旋回)性能、ジャンプ性能、トリック(技)性能など様々な技術が求められる競技ですので、あらゆる性能のバランスが取れた板が向いているのです。

 

ですので「板」「ビンディング」「ブーツ」3点セットは、バランスのとれたオールラウンドに使いやすいモデルを選ぶことがよいでしょう。

 

以下では

  • ハーフパイプ初心者におすすめの3点セット
  • 本格的なハーフパイプにおすすめ3点セット

という2つのタイプに分けておすすめ道具を紹介していきます!

 

ハーフパイプ初心者におすすめの3点セット

 

普通にゲレンデを滑られるようなり「これからハーフパイプをできるようになりたい」という人におすすめの道具を紹介します。

最初のうちはあまりスピードを出さないので、道具は全体的に柔らかめがよいです

その上で、ハーフパイプ向けの性能である「あらゆる性能のバランスが良い道具」を選ぶと良いでしょう。

 

▼ハーフパイプ初心者におすすめの3点セット

道具 特徴 おすすめ
ミディアムフレックス(中間の硬さ)のハイブリットボード BURTON「RULER」
ブーツ 硬さはあまり気にせず、足にピッタリとフィットするモデル BURTON「RULER」
ビンディング ミディアムフレックス BURTON「MISSION EST」

ポイント:全体的に柔らかめであらゆる性能のバランスが良い道具

 

以下では、ハーフパイプ初心者におすすめの3点セットの詳細についてお伝えいたします。

 

 

既に述べたようにハーフパイプ初心者には全体的に性能のバランスが良いのがおすすめなので、板の硬さは硬すぎず柔らかすぎないミドルフレックス(中間の硬さ)の板がおすすめです。

 

「板の硬さ」とは

▲スノーボードの板の硬さの説明図 。

スノーボードの板で言う硬さは、しなりやすさやねじりやすさのことを指します。ちなみに、スノーボードの板は柔らかいとゆっくり滑っている時の安定性に優れて、硬いと高速で滑っている時の安定性に優れます。

 

ボードの形状はダブルキャンバーなどのハイブリッドボードをおすすめします。

 

ハイブリッドボード

▼ハイブリットボード

 

スノーボードの板には様々な形状があります。基本的にはロッカーボードとキャンバーボードの間の性能。ロッカーボードよりもバランスを崩した時の踏ん張りが効き、キャンバーボードよりも操作性が良いので低スピードで動きやすくなります。

▼ロッカーボード

ルーズな操作性が特徴で、自由な動きがしやすくパウダーの浮力が高い。

▼キャンバーボード

反発力とターンの時のグリップ力が強い。

 

本来、ハーフパイプをやるにはキャンバーボードが最適なのですが、その他の滑りが難しくなるという欠点があります。

キャンバーボードは、パウダー浮力が弱く(パウダースノーの上を滑りにくく)、地形によっては滑るのが難しくなってしまうのです。

 

ハーフパイプをやるのにキャンバーボードが最適な理由

キャンバー形状の方がエッジグリップ(エッジの摩擦力)が強く、踏ん張りが効くメリットがあります。 強い反発力(しなった板が元に戻る勢い)もありますので、ターンで加速してスピードをつけるハーフパイプには欠かせない要素です。

 

おすすめするハイブリッドボードはロッカーボードとキャンバーボードの中間の性能がありますので、色々な滑りをしたい人には一押しです。

 

ディレクショナル形状(ボードを上から見た形状)に関しては、好みで良いと思います。

トリック性能の高いツインチップか、ターンなどの滑りの性能が高いディレクショナルボードか、自分のやりたいことに合わせて選びましょう。

 

 

板について基礎から学びたい方はこちら!(別Webon)

 

▼ハーフパイプ初心者におすすめ板を買う

BURTON(バートン)「CUSTOM FLYING V(カスタムフライングブイ)」

 

 

ブーツ

▲ブーツの「硬さ」は足首の曲がり具合。硬い程曲がりづらい。

 

ブーツは硬さはあまり気にせず、足にピッタリとフィットするモデルを選びましょう。

足元の硬さについてはビンディングで調整できるので問題ありません。ただ、硬すぎるブーツにすると、ビンディングを柔らかいものにしなくてはなりません。

柔らかすぎるビンディングは、板が硬いと操作性が悪くなります。ハーフパイプでは柔らかい板はおすすめしませんので、結果的に硬すぎるブーツはおすすめしません

 

▼ハーフパイプ初心者におすすめのブーツを買う

BURTON(バートン)「RULER(ルーラー)」

 

 

ビンディング

ビンディングの「硬さ」

▲ビインディングの図

ビンディングの硬さは

・ハイバック(アキレス腱の部分)
・アンクルストラップ(足首に締める部品)
・ベースプレート(土台)

の3つの部分の硬さで決まります。特にハイバックの硬さは顕著に硬さを感じる重要な部分です。

 

スピードを出すことが難しい初級者のうちは、足元は柔らかめのセットアップにすることをおすすめします。

柔らかめのブーツを使うならミドルフレックス(中間の硬さ)のビンディング、ミドルフレックスのブーツなら柔らかめのビンディングにすれば、バランスが良くなります。

 

ブーツもビンディングもソフトフレックスのものを選んでしまうと、動きやすくはなりますが、安定感が悪くなってしまいスピードを出すのが怖くなってしまいます。

ですのでここでは柔らかすぎないビンディングをおすすめします。

 

▼ハーフパイプ初心者におすすめのビンディングを買う

BURTON(バートン)「MISSION EST(ミッションエスト)」

 

 

おさらい:ハーフパイプ初心者におすすめの3点セット

 

ポイント:全体的に柔らかめであらゆる性能のバランスが良いセットアップ

道具 特徴 おすすめ
ミディアムフレック(中間の硬さ)のハイブリットボード BURTON「RULER」
ブーツ 硬さはあまり気にせず、足にピッタリとフィットするモデル。 BURTON「RULER」
ビンディング ミディアムフレックス BURTON「MISSION EST」

 

本格的なハーフパイプにおすすめの3点セット

 

次は「ハーフパイプの楽しさに目覚めてきた」という人におすすめの道具を紹介します。

ハーフパイプ用の道具は、オールラウンドに使いやすい性能があるので、地形などを使ってジャンプしたりする激しいフリーランをしていきたい、という人にもおすすめです。

 

▼本格的なハーフパイプにおすすめの3点セット

道具 特徴 おすすめ
硬めのディレクショナルのキャンバーボード BURTON「TWC PRO」
ブーツ 硬め Thirtytwo「SESSION」
ビンディング 硬め UNION「FORCE」

ポイント:ハーフパイプに特化した道具

 

 

ディレクショナルボードはメインスタンス(ノーズを進行方向に向けたスタンス)の滑走性能が高く、スピードを加速させることができるのでハーフパイプの選手の殆どが使用しています。

 

 

さらに硬めのキャンバーボードにすれば、エッジグリップが強くてハイスピードで滑りやすく、ジャンプの着地もしやすいメリットがあります。

 

▼本格的なハーフパイプにおすすめ板を買う

BURTON(バートン)「TWC PRO(ティーダブルシープロ)」

 

 

ブーツ

 

ブーツはどちらかというと硬めのモデルがおすすめです。

硬いブーツは高速で滑っている時のサポートをしてくれます。

また、ジャンプの着地にはブーツのサポート性能が重要となりますので、ミドルフレックス以上の硬さがあると良いでしょう。

 

▼本格的なハーフパイプにおすすめブーツを買う

Thirtytwo(サーティーツー)「SESSION(セッション)」

 

 

ビンディング

 

ビンディングは板に負けないように硬めのモデルを選びましょう。

しかし、足元が硬すぎると高速性能は高くなりますが、動きづらくなりジャンプやトリックなどがしづらくなります。

ブーツのフレックス(硬さ)とのバランスを考えて選びましょう。

ハードフレックス(硬い)ブーツの場合は、ビンディングをミドルフレックスくらいの柔らかめにするとバランスが良くなります。

 

▼本格的なハーフパイプにおすすめのビンディングを買う

UNION(ユニオン)「FORCE(フォース)」

 

 

おさらい:本格的なハーフパイプにおすすめセットアップ一覧

ポイント:ハーフパイプに特化した道具

道具 特徴 おすすめ
硬めのディレクショナルのキャンバーボード BURTON「TWC PRO」
ブーツ 硬め Thirtytwo「SESSION」
ビンディング 硬め UNION「FORCE」

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから