「テキサスホールデム入門 ~魅力的な投資ゲーム~」はこちらから!
第1章 テキサスホールデムのルール
第2章 テキサスホールデムの確率
第3章 テキサスホールデムの戦略
テキサスホールデムの戦略③ 【コンティニュエーションベット】
第4章 練習問題集
テキサスホールデムが強くなる練習問題① 【ハンド・アクション・ポット編】
テキサスホールデムが強くなる練習問題② 【アウツ・オッズ・プロテクションベット編】
第5章 実際にプレイしてみよう
番外編 専門用語集
『テキサスホールデム入門』目次へ (全18ページ)
テキサスホールデムポーカーは奥が深いので様々な書籍を読んでみたくなると思います。
また、オンラインゲームも充分すぎるほどに楽しいですが、ルールを学んで強くなったのなら実際のトランプとチップを使って気の合う仲間とポーカーをプレイしてみたくなるのが人情というものです。
ここでは、テキサスホールデムをさらに深く学ぶためにおすすめな書籍と遊ぶにあたって揃えておきたいおすすめの関連グッズをご紹介していきます。
おすすめ書籍2選
まずは、日本語で読むことのできるおすすめのポーカー教本をご紹介します。
1 確率の考え方(マシュー・ヒルガー)
書籍名(原題) | 確率の考え方(Texas Hold’em Odds and Probabilities) |
著者 | マシュー・ヒルガー(Matthew Hilger) |
日本語初版 | 2012年 |
本書「確率の考え方」はテキサスホールデムの数学的な側面に特化した教本で、数学的に正しいプレイをするための確率論を豊富な実例と練習問題を交えて解説しています。
巻末には特定のハンド(手札とコミュニティーカード)に対するヘッズアップ(1対1の勝負)でのショーダウンの勝率や、スターティングハンド(最初に配られる2枚の手札)の強さのランクによって推奨されるアクションをポジション別にあらわした表がまとめられており、資料としても見応えがあります。
フィックスリミット(レイズの上限が決められているルール)およびノーリミット(レイズの上限が決められていないルール)の基本的な戦略を前提に説明されているので、ある程度の実戦経験を積んでから手に取ることをおすすめします。
▼著者おすすめのポーカー教本を読む
2 ガス・ハンセンのポーカーミリオンロード トーナメントプレイの舞台裏とプレイヤー心理(ガス・ハンセン)
書籍名(原題) | ガス・ハンセンのポーカーミリオンロード トーナメントプレイの舞台裏とプレイヤー心理(Every Hand Revealed) |
著者 | ガス・ハンセン(Gus Hansen) |
日本語初版 | 2011年 |
本書は2007年に開催されたオージーミリオンズの優勝者であるポーカープロ、ガス・ハンセンがその大会でプレイしたすべてのハンドを解説したものです。
著者ガス・ハンセンは「マッドマン」(狂った男)の異名をとるほどの超アグレッシヴな(強気・積極的な)プレイスタイルですが、それを裏打ちする理論的な思考過程が率直な文体で綴られています。
ノーリミット(レイズの上限額が決まっていないルール)のトーナメントにおいてアグレッシヴなプレイでエクイティ(獲得できるポットの期待値)を得ることが如何に重要であるかを痛感できるだけでなく、読み物としても非常に面白いので、ポーカープレイヤーならぜひ読んでおきたい一冊です。
▼著者おすすめのポーカー教本を読む
テキサスホールデムおすすめの道具3選
続いてテキサスホールデムを実際に知人などとプレイする際におすすめする道具をご紹介していきます。
1 【トランプカード】COPAG TEXAS HOLD’EM
まずはおすすめのトランプカード「COPAG TEXAS HOLD’EM(Plastic Peak Index – Poker Size)(コパッグピーク ポーカーサイズ)」です
コパッグのプラスチックトランプは世界中で高いシェアを誇っており、世界最大のポーカーイベント「ワールドシリーズオブポーカー(通称:WSOP)」の公式カードにも認定されています。
あらゆるポーカーのイベントの中で、最大のイベントである「ワールドシリーズオブポーカー(通称:WSOP)」には毎年多くのプレイヤーが殺到します。(競技種目はテキサスホールデムなどいくつか行われます)2018年の大会では総勢7,874人がメインイベントに参加しました。そのうち1,182人が入賞し、優勝者にはおよそ10億円の賞金が与えられました。
▼WSOPの様子
photo by Dutch Boyd
このトランプ「テキサスホールデム ピーク」は、視認しやすいようカードの中央に数字が大きく表示されているだけでなく、四隅にも小さく数字とスート(マーク)が印字されているため、周囲のプレイヤーの目を盗むようにちらりと手札を確認することの多いテキサスホールデムに特化したトランプです。
正直なところ知人とプレイするレベルではそこまでの配慮はまったく必要ないのですが、「なんとなくプロっぽい雰囲気を味わえる」という点も含めて、個人的にとても気に入っています。
実売2,000円前後とトランプとしては決して安くないですが、実用性と高い耐久性を考えれば高い買い物ではありません。
▼著者おすすめの道具を使う
2 【チップ】バイスクル8グラムチップ100
ポーカーをプレイする上でトランプの次に大切なアイテムがチップです。
今回紹介するチップはBICYCLE Premium Tournament 8gram Clay Filled Chips(バイスクル8グラムチップ100)という商品です。
チップは製品によってデザインはもちろん、素材によって重さや質感、音などが異なるので拘り(こだわり)はじめればキリがないのですが、使い勝手を大きく左右するのが「デノミ」の有無です。
デノミとはデノミネーション(Denomination)の略称で、チップに刻印された額面の表記を指します。
市販されているチップの多くはデノミが刻印されているのですが、本製品にはデノミが刻印されていないため、ステークス(Stakes, =最小のベット額)や人数などの状況に応じてチップの大きさを柔軟に使いわけられるというメリットがあります。
本製品はグリーン:40枚、ブルー:30枚、レッド:20枚、ブラック:10枚で計100枚のチップがセットになっています。
大人数でプレイするにはとても足りないので、5人でプレイすると考えても最低2セット、余裕をもって3~4セットは揃えておきたいところです。
ちなみに、筆者はグリーン:$50×16枚、ブルー:$100×12枚、レッド:$500×8枚、ブラック:$1,000×4枚で計$10,000を1人分の持ち点として、$50/$100(スモールブラインド/ビッグブラインドの強制ベット)のステークス(最小のベット額)でプレイしています。
麻雀の点棒でも問題なくプレイできますが、雰囲気を重視する方にはおすすめできません。
▼著者おすすめの道具を使う
3 【ディーラーボタン】Lovoski アクリル ラウンド プロフェッショナル ポーカー ディーラーボタン
ディーラーボタンは各プレイヤーのポジションの目印となるもので、ボタンのプレイヤーの付近に置き、ポジションが変わるたびに左隣にまわしていきます。
ここではLOVOSKI Dealer Button(Lovoski アクリル ラウンド プロフェッショナル ポーカー ディーラーボタン)をおすすめします。
かならずしも必要なアイテムではありませんが、ディーラーボタンがあればゲーム中に一目でプレイヤーのポジションが把握できるので、ポーカーをプレイするのであれば持っていて損はありません。
▼著者おすすめの道具を使う
おわりに
テキサスホールデムはシンプルなルールとは裏腹に、非常に奥深い戦略性を内包した知的なゲームです。
「テキサスホールデムの複雑さ」は、すなわち「人間の心理の複雑さ」であると言い換えられます。
優れたポーカープレイヤーとなるには、確率を基盤とした理論体系だけでなく、人間を見抜く目を養わなければなりません。
このWebonを通じて少しでも多くの人がテキサスホールの魅力に触れ、ポーカーが日本においてもより身近なゲームとなれば幸いです。
以上、國谷正明氏による「テキサスホールデム入門」でした!
全てお読みいただいた方はテキサスホールデムをプレイする上で必要なルールや戦略が既に頭に入っていると思います。
是非実践でそれらの知識を活かし、プレイを楽しんでいただければと思います!最後までお読みいただき誠にありがとうございました!!
(巻末に番外編として「テキサスホールデム関連用語集」を掲載しています)
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第1章 テキサスホールデムのルール
第2章 テキサスホールデムの確率
第3章 テキサスホールデムの戦略
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第5章 実際にプレイしてみよう
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