スノーボードのグラトリ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

グラトリ(グラウンドトリック)とは

 

「グラウンドトリック」とはキッカーと呼ばれるジャンプ台などを使わず、平地のゲレンデでスピンというボードを回転させる技やプレスという板を浮かせる技などの総称です。

略して「グラトリ」とも言います。

 

▼キッカーの例(グラトリでは使用しない)

photo by The Camp of Champions Snowboard & Ski Summer Camp

 

▼スピンの例

▼プレスの例(滑りながら板を持ち上げる)

 

グラトリはスピードを出さなくてもできるので、怪我のリスクが少なく、気軽に楽しめることから人気があります。

スノーボードは「パーク」というジャンプ台があるコースがあったり、「パウダー」というさらさらの雪の上で滑る楽しみがあったりする中、グラウンドトリックは場所を選ばず誰でも挑戦しやすいのも特徴です。

 

このページでは、グラトリ(グラウンドトリック)向けのブーツについて説明していきます。

どんなに上手い人でも、グラトリに向かないブーツを使えば、できるトリックもできなくなるし、上手にやるのは難しくなります。

グラトリでもブーツは非常に重要な道具となりますので、もっと楽しくグラトリをしたいなら、是非グラトリ向けのブーツを選びましょう。

ここではグラトリ向けのブーツの特徴を解説すると共に私のおすすめするグラトリ向けブーツを3つご紹介いたします。

 

グラトリ向けのブーツの特徴

 

グラトリ向けのブーツは、

  • フィット感が良い
  • 硬さはミディアム〜ソフトフレックス
  • 足裏感覚が優れる
  • クッション性が良い

という性能を持ったブーツが最適です。

これを見てお気づきになった方がいるかも知れませんが、実はグラトリは基本的にはパーク向けのブーツと同じ様な性能が求められます。

パークもグラトリも「スピン」や「プレス」といった同じ様なトリックをする為です。

 

しかし、より「グラトリ向けのブーツ」を探すのであれば以下の事を知っておくと良いでしょう。

1つはグラトリではパーク向けブーツよりも柔らかめのモデルがおすすめという事です。

パークを滑るよりも単純にスピードを出すことがないので、低速でも柔軟な動きをすることができる柔らかめのモデルの方が、トリックの幅が広がります。

 

2つ目は、クッション性能もあるに越したことはありませんが、なくてもそれほど問題はない、という事です。

パークのように大きなジャンプはしないので衝撃を受けることが少なくてあまり必要ないのです。

もちろんクッション性は疲労の軽減にも繋がりますのである方が良いのですが、グラトリの場合はそこまで気にしなくてもいいでしょう。

 

パーク向きブーツの解説は「パーク編」で!(このページはグラトリ編)

 

ここからは先ほど挙げた4つのそれぞれの項目について詳しく解説をしていきます。

 

グラトリ向きブーツの特徴1 フィット感が良い

 

フィット感の良さは、グラトリ用のブーツに限らずどんなブーツでも一番重要なポイントです。

フィット感を左右するのは、インナーの素材と構造で、優れたインナーならブーツの中でかかとが浮かず、足とブーツがピッタリとフィットします。

 

 

自分の足の形に合ったブーツを、試着して探しましょう。

 

グラトリ向きブーツの特徴2 ミディアムフレックス~ソフトフレックス

 

グラトリ用ブーツの硬さは、硬すぎず柔すぎないミディアムフレックス(中間の硬さ)がおすすめです。

グラトリでは低速で滑ることも多いので、硬いブーツでは操作がしづらいと感じるかもしれません。

初級者の方であれば、低速で滑ることがもっと多くなるので柔めのブーツでも大丈夫です。

 

また、足回りの硬さは、バインディングの硬さでもある程度は調整できます。

 

 

しかし、硬いブーツに柔いバインディングよりも、柔いブーツに硬いバインディングの方が板の操作性が良くなるので、グラトリではこの二つのどちらかと言われれば柔らかめブーツがおすすめです。

基本的にこだわりが無ければミディアムフレックスかソフトフレックス(柔らかい硬さ)を選びましょう。

 

グラトリ向きブーツの特徴3 足裏感覚が優れる

 

グラトリでは繊細なボードコントロールが必要になります。

スピンやプレスなどのトリックをする前は細かい動きをするからです。

 

「足裏感覚」というのはブーツの底で雪面をどれだけ感じる事ができるか、という感覚です。

足裏感覚に優れたブーツなら、雪面の凹凸などを感じることができますので、繊細なボードコントロールがしやすくなります。

足裏感覚はソール(靴底)の形状や素材で違います。

比較的薄くて、ゴツゴツしていない平らな物の方が足裏感覚は感じやすいでしょう。

実際に試着したり、メーカーの説明を読んで参考にすると良いでしょう。

 

足裏感覚とは
雪を足で踏んでいる感覚や、雪面の硬さや凹凸などを足の裏で感じる感覚のことなどを指します。

 

グラトリ向きブーツの特徴4 クッション性が良い

 

ジャンプ着地の際など、グラトリでは足に衝撃が加わることが多いです。

クッション性が良いと衝撃を吸収してくれますので、着地の精度も上がりますし、何より疲れずらくなります。

ブーツの作りやソールの素材でクッション性は変わります。

先ほど解説した「足裏感覚」を確かめる時に、クッション性も確認しましょう。

 

ただし、グラトリではそこまで高い位置からのジャンプというものはしないのでクッション性は必要無い場合もあります。クッション性が多少低くてもグラトリは大丈夫ですのでクッション性の優先度は低くても大丈夫でしょう。

 

 

以上がグラトリ向けブーツを選ぶ際にチェックすべきポイントです。

ネットでも店頭でも、購入する際はこれらをしっかりとチェックしてから購入すれば間違いはないでしょう。

 

▼グラトリ向けブーツの特徴と理由

特徴 理由
フィット感が優れる 操作が楽になる
ミディアムフレックス~ソフトフレックス 操作性が良い
足裏感覚が優れる 繊細なボードコントロール
クッション性が良い 疲れずらい

 

 

ここからは著者がおすすめするグラトリ向けブーツをご紹介していきます。

 

著者おすすめグラトリ向けブーツ3選

 

パーク向けブーツの中でも、よりグラトリに向いているおすすめモデル3選を紹介します。

 

1 DEELUXE「Choice」

 

DEELUXE(ディーラックス)というメーカーの「Choice」(チョイス)というモデルのブーツです。

インナーを熱成形で自分の足型にピッタリ成型することができる「サーモインナー」を採用したフィット感に優れるブーツです。

 

サーモインナー
「サーモインナー」というブーツはインナーを特殊なオーブンで温めて、足に合わせてピッタリの型を成型することができます。歯医者で歯の型を取るような感じです。どんな人が使っても完全なフィット感を得ることができます。

▼サーモインナーの解説(公式)

 

アウトソール(靴底⇔インソール)には足裏感覚に優れる「スケートフレックスソール」というクッション性にとても優れ、足元が柔らかい上にしっかりとした安定感が特徴のソールを採用しています。

足にピッタリフィットしたインナーと、このアウトソールのお陰で非常に優れた足裏感覚を発揮します。

 

ソフトフレックスで動きやすく、低速のグラトリにもピッタリですので、初心者の方にもおすすめです。

 

▼グラトリにおすすめのブーツを買う DEELUXE「Choice」

 

 

2 Thirtytwo「ZEPHYR」

 

Thirtytwo(サーティツー)というメーカーの「ZEPHYR」というモデルのブーツです。

Thirtytwoは、スノーボードブーツ専門メーカーで、優れた性能とデザインのブーツが人気を集めているメーカーです。

 

ZEPHYRは、最高のストリートスノーボーダーと言われる、ジェレミー・ジョーンズが使っているブーツですので、トリック性能の高さ(トリックのしやすさ)は間違いありません。

 

▼ジェレミー・ジョーンズ

 

オプションパーツを使ってフィット感の調節ができ、抜群のフィット感を持ったソフトフレックスモデルですのでとてもおすすめです。

 

▼グラトリにおすすめのブーツを買う Thirtytwo「ZEPHYR」

 

 

3 VaNS「Hi-Standard」

 

VANS(バンズ)というメーカーの「Hi-Standard」(ハイスタンダード)というモデルのブーツです。

スニーカーのイメージが強いVANSですが、スノーボードブーツメーカーとしても長い歴史と実績を持つ優れた人気のメーカーです。

 

「Hi-Standard」はスケートライクな(スケートのような)滑りをテーマに作られたブーツですので、動きやすさとトリック性能の高さはピカイチです。

見た目もストリートスタイルなオシャレなデザインで、見た目にもグラトリに向いているブーツと言えるでしょう。

 

▼グラトリにおすすめのブーツを買う VANS「Hi-Standard」

 

 

▼おすすめブーツの早見表

メーカー/名称 特徴 備考
DEELUXE「Choice」 ソフトフレックス・足裏感覚〇・フィット感〇 サーモインナー搭載
Thirtytwo「ZEPHYR」 ソフトフレックス・トリック性能〇・フィット感〇 ジェレミー・ジョーンズも使用
VANS「Hi-Standard」 動きやすさ〇・トリック性能〇 スケートライクな滑り

 

 

 

グラトリ以外の滑り方のおすすめ道具を知りたい方は目次へ!

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

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オールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

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第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

オールラウンド向けのブーツとは

 

「オールラウンドモデル」のブーツは、その名の通り全体的にバランスの良い性能のモデルが最適です。

なぜならカービングターン向けの硬いブーツではジャンプの技がしづらくなりますし、グラウンドトリック向きの柔いブーツでは、スピードを出すのが難しくなる、というように極端な性能を持ったブーツではバランスの取れた滑りができないからです。

 

カービングターン

▲カービングターンをしている様子

カービングターンとは板のエッジ(板の周囲についている金属部分)を使って滑り、雪面に一本の線を描くように滑るターンのことです。略して「カービング」とも呼びます。

グラウンドトリック

グラウンドトリック(グラトリ)とは、ジャンプ台などを使わずゲレンデ、つまり平地でスピンやプレスなどの技をすることを言います。

スピンとは板の反発を使ってジャンプをして回転する技です。プレスとは板をしならせてウイリーのようにして滑る技のことを言います。

▼プレス(滑りながら板を持ち上げる)

 

以下の2点に注意してブーツ選びをすれば、自ずとバランスの良いブーツを選ぶことができるはずです。

  • フィット感が良い
  • ミディアムフレックス(中間の硬さ)

以下では、この2点について詳しく解説していきます。

 

オールラウンド向けブーツの特徴1 フィット感が良い

 

フィット感はスノーボードのブーツ選びで最も重要な部分です。当然オールラウンドモデルのブーツでも重要な部分となります。

自分の足にフィットし、かかとが浮かないブーツを選びましょう。優れたインナーを使っている高性能ブーツほど優れたフィット感を持っています。

また、「BOA」や「スピードレーシング」というシステムを採用しているブーツで、足の甲部分とスネ部分を分けて締められるモデルだと、締め付けを調整してよりさらに高いフィット感を得られるのでおすすめです。

 

 

 

オールラウンド向けブーツの特徴2 ミディアムフレックス(中間の硬さ)

 

ブーツの硬さは、足首の曲がりやすのことを表します。硬ければ高速で滑った時の安定感とカービングターン性能に優れます。

しかし、足首が固定されることで動きづらくなってしまいますので、ジャンプやトリック(技)がしづらくなってしまいます。

逆に柔かめのブーツは、低速でのジャンプやトリックはしやすいですが、高速のスピードを出した時に不安定になってしまいます。

 

滑走スタイルにもよりますが、硬すぎず柔すぎないミディアムフレックス(中間の硬さ)のブーツを選べば、様々な滑りに対応しやすいでしょう。

 

▼オールラウンド向けブーツの特徴と理由

特徴 理由
フィット感が良い 繊細なボードコントロール
ミディアムフレックス バランスが良い

 

オールラウンド向きおすすめのブーツ3選

 

ここからはハーフパイプ向きブーツのおすすめを著者が厳選してご紹介!

どんなブーツにすればいいか分からない初心者の方も、迷われている方も、是非ご参考にしていただければと思います!

 

1 BURTON「RULER」

 

BURTON(バートン)というメーカーの「RULER」というモデルのブーツです。

ハーフパイプの平昌オリンピック銀メダリスト・平野歩夢選手が使用しているブーツです。

 

▼平野選手のハーフパイプ

 

意外と安価なモデルを使用していて、板の硬さもBURTONのラインナップの中では比較的柔らかめのモデルとなっています。

安価ですが、もちろん性能はオリンピックメダリストの折り紙付きで、足の甲部分とスネ部分を分けられるレーシングシステムに、ブーツ内の熱を保温する機能など高機能を搭載したブーツとなっています。

 

 

非常にコスパに優れるので、試着をしてみてフィット感が良ければおすすめの一本です。

 

▼ハーフパイプ向きおすすめブーツを買う BURTON「RULER」

 

 

2 SALOMON「DIALOGUE JP」

 

SALOMON(サロモン)というメーカーの「DIALOGUE JP」というモデルのブーツです。

スキーメーカーでもあるSALOMONは、スノーボードの道具も非常に高い性能のものを開発しており、ブーツの評価もとても高いです。

この「DIALOGUE JP」幅広甲高の日本人の足に合わせた形状をしているので、他にしっくりくるブーツのない人でも、高いフィット感を得られやすいブーツとなっています。

是非一度試着をしてみてはいかがでしょう。

 

こちらも足の甲とスネを分けて締められるので、足の形を問わずしっかりと締め上げることができます。

ミディアムフレックスの硬さと高いフィット感を持っているので、オールラウンドに使いやすいブーツとなっています。

 

▼ハーフパイプ向きおすすめブーツを買う SALOMON「DIALOGUE JP」

 

 

3 thirtytwo「SESSION」

 

thirtytwoというメーカーの「SESSION」というモデルのブーツです。

thirtytwoはスノーボードブーツの専門のメーカーです。

国内外問わず非常に高い人気があります。

「SESSION」は従来の紐を使ったレーシングシステム(ワイヤーによる締め上げではなく通常の靴紐のようなタイプ)を採用しているので、締め付けの調整ができて高いフィット感があります。

さらに、足首部分だけをBOAで締めることができ、足首とかかとのホールド性をさらにめた、フィット感に優れたブーツとなっています。

柔すぎず硬すぎない丁度いいサポート性能(足首の硬さ)があり、伸縮性のある紐のレーシングシステムを採用しているので、レスポンスにも優れた性能も持っています。

 

▼ハーフパイプ向きおすすめブーツを買う thirtytwo「SESSION」

 

 

 

オールラウンド以外の滑り方のおすすめ道具を知りたい方は目次へ!

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

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第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

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ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

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ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

オールラウンドにおすすめの道具

 

このページではオールラウンドにおすすめの道具を紹介します。

当たり前ですがバランスの良さが道具に求められるので、オールラウンドな性能を持った道具がおすすめです。

 

オールラウンド、つまりどんな滑りもするフリーランでは、スキー場全体を好きなように滑ります。

デコボコの斜面を滑る場合は、スピードを出さず小回りの効く性能が必要ですし、急斜面で積極的に滑るためにはサポート力の高い(安定感のある)硬めの道具が必要となります。

 

このように「板」「ビンディング」「ブーツ」3点セットは、バランスのとれたオールラウンドに使いやすいモデルを選ぶことがよいでしょう。

 

何でもしたい人におすすめの3点セット

 

どんな滑りもしやすい、オールラウンド中のオールラウンドの道具を紹介します。

「パークからハーフパイプ、カービング、パウダー、どんなことでもしたい」

「スキー場を上から下まで一つの道具で楽しみたい」

という人に参考にしてほしいです。

 

▼何でもしたい人におすすめの3点セット

道具 特徴 おすすめ
ミドルフレックスのハイブリットボード LIB TECH「T.RICE HP」
ブーツ 柔らかめ K2「DARKO」
ビンディング 硬め NOW BINDING「SELECT PRO」

ポイント:なんでもできるようなバランスの良い性能の板

 

 

板は硬め、もしくはミドルフレックス(中間の硬さ)くらいの板がおすすめです。

高速性能(高速で走りやすい性能)はどうしても必要不可欠となりますので、あまり柔らかい板はおすすめしません。硬い板だと、板の凸凹をつぶして進むことができるので、スピードを落とさず走ることができるのです。

 

キャンバーボードだとパウダーの浮力が低く、ロッカーボードだとエッジグリップが弱くなりターン性能が低くなるので、バランスの取れたハイブリッドボードがおすすめです。

 

 

ディレクショナル形状(ボードを上から見た形状)については、滑走性能を重視する場合は「ディレクショナルボード」、トリック性能を重視する場合は「ツインチップボード」と好みで選びましょう。

 

 

板の基礎知識についての初心者向け解説はこちらで!(別Webon)

 

▼なんでもしたい人におすすめの板を買う

LIB TECH(リブテック)「T.RICE HP(トラビスライス ホースパワー)」

 

 

ブーツ

 

ビンディングを硬い方がいいので、ブーツはどちらかと言うと柔らかめがおすすです。そのようにしてバランスをとるのは高速時の安定感と低速時の動きやすさを両立するためです。

このように足元は硬すぎず柔らかすぎないセットアップにするといいでしょう。

 

▼なんでもしたい人におすすめブーツを買う

K2(ケーツー)「DARKO(ダルコ)」

 

 

ビンディング

 

硬めの板を使用するなら、ビンディングも硬めのモデルをおすすめします。

板が硬くてビンディングが柔らかいと、ビンディングが負けて板に十分な力を伝えらません。

ブーツを柔らかめにすれば、足元の柔軟性も確保できるので、ハードフレックスでも大丈夫です。

 

▼なんでもしたい人におすすめビンディングを買う

NOW BINDING(ナウバインディング)「SELECT PRO(セレクトプロ)」

 

【楽天スーパーセール!!】 18-19 NOW BINDINGS/ナウ SELECT PRO セレクトプロ メンズ レディース ビンディング バインディング スノーボード 予約商品 2019

 

 

おさらい:なんでもしたい人におすすめの3点セット

 

ポイント:なんでもできるようなバランスの良い性能の板

道具 特徴 おすすめ
硬めのハイブリットボード LIB TECH「T.RICE HP」
ブーツ 柔らかめ K2「DARKO」
ビンディング 硬め NOW BINDING「SELECT PRO」

 

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

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スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

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第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

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パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

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ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

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ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

3点セットで選ぶのが良い理由

 

「板」「ブーツ」「ビンディング」は3つをセットとして選んでいくと、バランスが良く使いやすい道具となります。

特にビンディングは、板とブーツの硬さや特性などのバランスをみて選ばなければ、どんなに良いビンディングでもその性能を発揮することができません。

 

ということでこのページでは、グラトリ(グランドトリック)におすすめの「板」「ブーツ」「ビンディング」の3点を、セットアップで紹介します。

 

グラトリにおすすめ3点セット

 

ここではグラトリをメインにやりたい人におすすめの道具を紹介します。

基本的にグラトリもパークも似たような性能が必要ですので、パークと同じような道具で大丈夫です。

「パーク」とはジャンプ台からジャンプしたり、レールの上を走る事やそのコースの事を言います。

ただ、レールなどをやると板を痛めつけることになるので、パークをメインにやりたい人には、あまり高価な板はおすすめしません。

 

パーク向きの3点セットを知りたい方は「パーク編」で!(このページは「グラトリ編」)

 

▼グラトリ・ジブにおすすめの3点セット一覧

道具 特徴 おすすめ
柔らかめ LOBSTER「JIBBOARD」
ブーツ 柔らかめ BURTON「CONCORD」
ビンディング 柔らかめ UNION「CONTACT」

ポイント:低速で滑るので高速性能は必要なく、トリックのしやすい動きやすい道具。

 


▲スノーボードの板の硬さの説明図。板の硬さは「しなりやすさ」「ねじりやすさ」のことを意味します。

 

グラトリは低速で滑ることが多いで、高速性能は必要ありません。

また、柔軟に動ける方がトリックもしやすいので、とにかく動きやすい板がおすすめです。

ですので、柔らかめのロッカーボードやハイブリッドボードなどをおすすめします。

 

▼ロッカーボード

ルーズな操作性が特徴で、自由な動きがしやすくパウダーの浮力が高い。

▼キャンバーボード

反発力とターンの時のグリップ力が強い。

 

これらの事を踏まえるとLOBSTER(ロブスター)というメーカーの「JIBBOARD」というモデルがおすすめとなります。

 

▼おすすめの板を買う LOBSTER「JIBBOARD」

 

ブーツ

▲ブーツの「硬さ」とは足首の曲がり具合を指す。

 

ブーツは動きやすいさを重視して、柔らかめのブーツにするのがおすすめです。

高速滑走時は安定感が悪いので、スピードを出すこともある人は硬めのブーツを選択するのも悪くないでしょう。

足元の硬さはビンディングでも調整できますので、ブーツの硬さはあまり重要視しなくても問題ありません。

 

これらの事を踏まえるとブーツはBURTONというメーカーの「CONCORD」がおすすめとなります。

 

▼おすすめのブーツを買う BURTON「CONCORD」

 

ビンディング


▲ビンディングの図

 

ビンディングの硬さは

・ハイバック(アキレス腱の部分)
・アンクルストラップ(足首に締める部品)
・ベースプレート(土台)

の3つの部分の硬さで決まります。特にハイバックの硬さは顕著に硬さを感じる重要な部分です。

 

柔らかい板を使う場合は、どんな硬さのビンディングを使用しても高い操作性を発揮できます。

ですので、ブーツに合わせたビンディング選びをしましょう。

グラトリはそれほどスピードを出しませんので、柔らかめがおすすめですが、好みで選んでしまっても問題ありません。

 

先ほどおすすめしたブーツは柔らかめでしたのでここでも柔らかめのUNION(ユニオン)というメーカーの「CONTACT」をおすすめします。

 

▼おすすめのビンディングを買う UNION「CONTACT」

 

 

おさらい:グラトリ用おすすめ3点セット一覧

 

ポイント:低速で滑るので高速性能は必要なく、トリックのしやすい動きやすい道具。

道具 特徴 おすすめ
柔らかめ LOBSTER「JIBBOARD」
ブーツ 柔らかめ BURTON「CONCORD」
ビンディング 柔らかめ UNION「CONTACT」

 

以上、グラトリに向いている「板」「ブーツ」「ビンディング」3点セットでした。

迷ったら、よくわからなかったら是非これらを参考にしていただき選んでいただければと思います!

 

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

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グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

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カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

3点セットでバランス良く滑ろう!

 

「板」「ビンディング」「ブーツ」は、セットでバランスを考えて選んでいくことで、それぞれの性能をフルに発揮することができます。

特に、パウダーでの滑走はゲレンデを滑るのとはまた違った、独特の道具が必要となりますので、道具選びは非常に大切です。

ということで、このページではパウダーにおすすめの道具を紹介していきます。

 

ここでは

  • パウダーデビューしたい人におすすめの道具
  • パウダーだけ滑れればいい人におすすめの道具
  • エキサイティングなパウダーを滑りたい人におすすめの道具

という3つのパターンに分けておすすめ3点セットを紹介していきます!

 

パウダーデビューしたい人におすすめの道具

 

「ゲレンデをなんとか滑れるようになったばかりだけど、次は気持ちの良いパウダースノーを体験してみたい!」という人におすすめの道具を紹介します。

初めて挑戦する人でも滑りやすい道具は、このようなセットアップ(3点セット)です!

 

▼パウダーデビューにおすすめの3点セット

道具 特徴 おすすめ
幅が広く、柔らかいディレクショナルロッカーボード BURTON「PANHANDLER」
ブーツ 柔らかめ DEELUXE「ORIGINAL」
ビンディング 少し硬め UNION「CONTACT」

ポイント:特化はしていないものの、パウダー性能が高いセットアップ

 

 

パウダーの滑走に特化した「パウダーボード」という板もありますが、最初はパウダー性能の高い普通の板をおすすめします。

パウダーボードは一般的な板とは形状がかなり異なり、乗り方も違いますので初級者にはあまりおすすめできません。

 

 

慣れない内はスピードも出せないので、とにかく浮力が高く、さらさらなパウダースノーに埋もれない板が望まれます。

板の面積は広いほど雪に沈みづらくなります。ですので、幅の広いロッカーボードもしくは、ロッカーに近い形状のハイブリッドボードがいいでしょう。

 

※船底のような形をした「ロッカーボード」は船の原理と同様に浮力が高い

 

▼パウダーデビューにおすすめ板を買う

BURTON(バートン)「PANHANDLER(パンハンドラー)」

 

 

ブーツ

▲ブーツで言うところの硬さは足首の曲がり具合。硬い程曲がりづらい。

 

ブーツは柔らかいものがおすすめです。

足元が柔らかいと、身動きの取りづらいパウダーの上でも動きやすく、初級者にはピッタリです。

基本的にパウダーではゲレンデを滑るよりも柔らかい道具の方が好まれるので、これから先もパウダーを中心に滑るなら、柔らかめのモデルをあらかじめ購入しておくことをおすすめします。

 

▼パウダーデビューにおすすめおすすめブーツを買う

DEELUXE(ディーラックス)「ORIGINAL(オリジナル)」

 

 

ビンディング

ビンディングの「硬さ」とは

▲ビインディングの図

ビンディングの硬さは

・ハイバック(アキレス腱の部分)
・アンクルストラップ(足首に締める部品)
・ベースプレート(土台)

の3つの部分の硬さで決まります。特にハイバックの硬さは顕著に硬さを感じる重要な部分です。

 

ブーツは柔らかいものを選び、その上ビンディングも柔らかめにすれば、さらに高い動きやすさを確保することができます。

ただ、板・ブーツ・ビンディングが全て柔らかいと安定感がかなり悪くなるので、安定感も求める人や、ゲレンデも積極的に滑りたい人には少し硬めのミドルフレックスくらいのビンディングもおすすめです。

 

▼パウダーデビューにおすすめおすすめビンディングを買う

UNION(ユニオン)「CONTACT(コンタクト)」

 

 

おさらい:パウダーデビューにおすすめ3点セット

ポイント:特化はしていないものの、パウダー性能が高いセットアップ

道具 特徴 おすすめ
幅が広く、柔らかいディレクショナルロッカーボード BURTON「PANHANDLER」
ブーツ 柔らかめ DEELUXE「ORIGINAL」
ビンディング 少し硬め UNION「CONTACT」

 

パウダーだけ滑れればいい人におすすめの道具

 

「パウダーだけ滑れれば良い!」

「雪が降っていない日は滑らない!」

というパウダー大好きの人におすすめの道具を紹介します。

パウダーに最適な性能の道具を使えば、もっとパウダーが楽しくなってより、さらに病みつきになるでしょう!

 

▼パウダーだけ滑れればいい人におすすめの3点セット

道具 特徴 おすすめ
パウダーボード MOSS Snowstick「PQ54」
ブーツ ソフトフレックス K2「TARO TAMAI SNOW SURFER」
ビンディング ミドルフレックス BURTON「MALAVITA」

ポイント:パウダーに特化した道具。パウダーボードを使おう。

 

 

パウダー大好きな人には、パウダーボードをおすすめします。

「パウダーボード」はパウダースノーを滑るのに特化した板で、通常のボードとは形状も大きく異なります。パウダーを滑りやすくするために「スワローテール」と言われるテール(ボードの後ろの部分)が分かれているユニークな形状のものもあります。

 

 

パウダーボードならどんなパウダーでも滑りやすくなるので今まで攻めれなかった、より深いポイント(より誰も滑っていない深い場所)まで攻めることができます。

様々な形状がありますが、初めてのパウダーボードなら極端に長い板や短い板などではなく、無難な形状をしたモデルがおすすめです。

 

▼パウダーだけ滑れればいい人におすすめ板を買う

MOSS Snowstick(モス スノースティック)「PQ54(ピーキュー54)」

 

 

ブーツ

 

猛スピードで滑りたい人なら、少し硬めのミドルフレック(中間の硬さ)のブーツがおすすめです。

 

あまりスピードは出さず、軽い気持ちで楽しく滑りたい人にはソフトフレックス(柔らかめ)のブーツをおすすめします。

ビンディングで足元の硬さは調整できるのであまり硬さには拘らず、足にフィットするものを選べば大丈夫です。

 

▼パウダーだけ滑れればいい人におすすめブーツを買う

K2(ケーツー)「TARO TAMAI SNOW SURFER(タロウタマイ スノーサーファー)」

 

 

ビンディング

 

高速で滑りたいのか、それともゆったりと滑りたいのか、自分の滑りに合わせた足元の硬さになるように、ブーツの硬さと合わせたビンディング選びをしましょう。

板の硬さとの相性もあるので、ソフトフレックス(柔らかめ)のブーツと、ミドルフレックス(中間の硬さ)のビンディングにすることで無難にまとめれるでしょう。

 

▼パウダーだけ滑れればいい人におすすめビンディングを買う

BURTON(バートン)「MALAVITA(マラビータ)」

 

 

おさらい:パウダーだけ滑れればいい人におすすめ3点セット

ポイント:パウダーに特化した道具。パウダーボードを使おう。

道具 特徴 おすすめ
パウダーボード MOSS Snowstick「PQ54」
ブーツ ソフトフレックス K2「TARO TAMAI SNOW SURFER」
ビンディング ミドルフレックス BURTON「MALAVITA」

 

エキサイティングなパウダーを滑りたい人におすすめの道具

 

マッシュ(大きなコブ)やクリフ(崖)、キッカーなどの地形を活かしてジャンプしたり、急斜面の険しいコースを猛スピードで滑りたい、という滑りも憧れですよね。

 

▼マッシュの例


photo by Theodore C

▼クリフ(崖)の例

photo by Heath Alseike

▼キッカーの例

 

そういう滑りになると道具のチョイスも変わってきます。

そんなエキサイティングな滑りをしたい人におすすめする、優れた3点セットを紹介します。

 

▼エキサイティングなパウダーを滑りたい人におすすめの3点セット

道具 特徴 おすすめ
ディレクショナルでバランスの取れたハイブリットボード SLASH「FLOATER」
ブーツ ミドルフレックス FLOW「TRACER」
ビンディング 硬め FLUX「TM」

ポイント:ハイスピードにも着地にも耐えられるセットアップ

 

 

猛スピードで滑る場合、パウダーの浮力はあまりなくても滑れます。

ですので、キャンバーボードでもロッカーボードでも形状は好みのもので大丈夫です。

 

※船底のような形をした「ロッカーボード」は船の原理と同様に浮力が高い

 

個人的にはバランスの良いハイブリッドボードをおすすめします。

 

※ハイブリッドボードは「キャンバーボード」と「ロッカーボード」を掛け合わせた形状で、どちらの長所も取り入れている

 

ハイスピードとジャンプの着地に耐えられる程度の硬さはある程度必要になります。

また、ツインチップだとパウダーに埋まりやすくなってしまいますし、パウダーではツインチップの「スイッチスタンスで滑りやすい」という特徴を利用する事も少ないと思いますので、ディレクショナルボードをおすすめします。

 

※ツインチップは前と後ろが同じ長さなので前にも重心がかかり先端が下がるので雪に埋まりやすい。スピンなどの回転技をして前と後ろが逆になっても滑りやすいという特徴がある。(「スイッチスタンスになっても滑りやすい」という特性)

※それに対しディレクショナルは前が長いので重心が後ろになる為雪に埋まりにくい

スイッチスタンス
滑りやすい板の向き(板によって向きが決まっています)を「メインスタンス」と言います。その逆を「スイッチスタンス」と言います。


 

▼エキサイティングなパウダーを滑りたい人におすすめ板を買う

SLASH(スラッシュ)「FLOATER(フローター)」

 

 

ブーツ

 

パウダーではゲレンデを滑るよりも繊細なボードコントロールが必要となります。

その為、動きやすいように足元は硬すぎないセッティングをおすすめします。

ただ、柔すぎると高速時に不安定になり危ないので、ミドルフレックス(中間の硬さ)くらいのブーツを選び、あとはビンディングで足元の硬さを調整すると良いでしょう。

 

▼エキサイティングなパウダーを滑りたい人におすすめブーツを買う

FLOW(フロー)「TRACER(トレーサー)」

 

 

ビンディング

 

先ほどおすすめした板が硬めでしたので、ビンディングも板に負けないように、ミドルフレックス(中間の硬さ)以上の硬めのモデルをおすすめします。

ブーツの硬さとのバランスを考えて、動きやすさと高速性能(高速でも滑りやすい性能)を両立させる「硬すぎず、柔らかすぎないビンディング」を選びましょう。

 

▼エキサイティングなパウダーを滑りたい人におすすめビンディングを買う

FLUX(フラックス)「TM(ティーエム)」

 

 

おさらい:エキサイティングなパウダーを滑りたい方におすすめセットアップ一覧

ポイント:ハイスピードにも着地にも耐えられるセットアップ

道具 特徴 おすすめ
ディレクショナルでバランスの取れたハイブリットボード SLASH「FLOATER」
ブーツ ミドルフレックス FLOW「TRACER」
ビンディング 硬め FLUX「TM」

 

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

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スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

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第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

ハーフパイプにおすすめの道具


▲ハーフパイプの様子 photo by BC Living

 

このページではハーフパイプにおすすめの道具を紹介します。

 

ハーフパイプはターン(旋回)性能、ジャンプ性能、トリック(技)性能など様々な技術が求められる競技ですので、あらゆる性能のバランスが取れた板が向いているのです。

 

ですので「板」「ビンディング」「ブーツ」3点セットは、バランスのとれたオールラウンドに使いやすいモデルを選ぶことがよいでしょう。

 

以下では

  • ハーフパイプ初心者におすすめの3点セット
  • 本格的なハーフパイプにおすすめ3点セット

という2つのタイプに分けておすすめ道具を紹介していきます!

 

ハーフパイプ初心者におすすめの3点セット

 

普通にゲレンデを滑られるようなり「これからハーフパイプをできるようになりたい」という人におすすめの道具を紹介します。

最初のうちはあまりスピードを出さないので、道具は全体的に柔らかめがよいです

その上で、ハーフパイプ向けの性能である「あらゆる性能のバランスが良い道具」を選ぶと良いでしょう。

 

▼ハーフパイプ初心者におすすめの3点セット

道具 特徴 おすすめ
ミディアムフレックス(中間の硬さ)のハイブリットボード BURTON「RULER」
ブーツ 硬さはあまり気にせず、足にピッタリとフィットするモデル BURTON「RULER」
ビンディング ミディアムフレックス BURTON「MISSION EST」

ポイント:全体的に柔らかめであらゆる性能のバランスが良い道具

 

以下では、ハーフパイプ初心者におすすめの3点セットの詳細についてお伝えいたします。

 

 

既に述べたようにハーフパイプ初心者には全体的に性能のバランスが良いのがおすすめなので、板の硬さは硬すぎず柔らかすぎないミドルフレックス(中間の硬さ)の板がおすすめです。

 

「板の硬さ」とは

▲スノーボードの板の硬さの説明図 。

スノーボードの板で言う硬さは、しなりやすさやねじりやすさのことを指します。ちなみに、スノーボードの板は柔らかいとゆっくり滑っている時の安定性に優れて、硬いと高速で滑っている時の安定性に優れます。

 

ボードの形状はダブルキャンバーなどのハイブリッドボードをおすすめします。

 

ハイブリッドボード

▼ハイブリットボード

 

スノーボードの板には様々な形状があります。基本的にはロッカーボードとキャンバーボードの間の性能。ロッカーボードよりもバランスを崩した時の踏ん張りが効き、キャンバーボードよりも操作性が良いので低スピードで動きやすくなります。

▼ロッカーボード

ルーズな操作性が特徴で、自由な動きがしやすくパウダーの浮力が高い。

▼キャンバーボード

反発力とターンの時のグリップ力が強い。

 

本来、ハーフパイプをやるにはキャンバーボードが最適なのですが、その他の滑りが難しくなるという欠点があります。

キャンバーボードは、パウダー浮力が弱く(パウダースノーの上を滑りにくく)、地形によっては滑るのが難しくなってしまうのです。

 

ハーフパイプをやるのにキャンバーボードが最適な理由

キャンバー形状の方がエッジグリップ(エッジの摩擦力)が強く、踏ん張りが効くメリットがあります。 強い反発力(しなった板が元に戻る勢い)もありますので、ターンで加速してスピードをつけるハーフパイプには欠かせない要素です。

 

おすすめするハイブリッドボードはロッカーボードとキャンバーボードの中間の性能がありますので、色々な滑りをしたい人には一押しです。

 

ディレクショナル形状(ボードを上から見た形状)に関しては、好みで良いと思います。

トリック性能の高いツインチップか、ターンなどの滑りの性能が高いディレクショナルボードか、自分のやりたいことに合わせて選びましょう。

 

 

板について基礎から学びたい方はこちら!(別Webon)

 

▼ハーフパイプ初心者におすすめ板を買う

BURTON(バートン)「CUSTOM FLYING V(カスタムフライングブイ)」

 

 

ブーツ

▲ブーツの「硬さ」は足首の曲がり具合。硬い程曲がりづらい。

 

ブーツは硬さはあまり気にせず、足にピッタリとフィットするモデルを選びましょう。

足元の硬さについてはビンディングで調整できるので問題ありません。ただ、硬すぎるブーツにすると、ビンディングを柔らかいものにしなくてはなりません。

柔らかすぎるビンディングは、板が硬いと操作性が悪くなります。ハーフパイプでは柔らかい板はおすすめしませんので、結果的に硬すぎるブーツはおすすめしません

 

▼ハーフパイプ初心者におすすめのブーツを買う

BURTON(バートン)「RULER(ルーラー)」

 

 

ビンディング

ビンディングの「硬さ」

▲ビインディングの図

ビンディングの硬さは

・ハイバック(アキレス腱の部分)
・アンクルストラップ(足首に締める部品)
・ベースプレート(土台)

の3つの部分の硬さで決まります。特にハイバックの硬さは顕著に硬さを感じる重要な部分です。

 

スピードを出すことが難しい初級者のうちは、足元は柔らかめのセットアップにすることをおすすめします。

柔らかめのブーツを使うならミドルフレックス(中間の硬さ)のビンディング、ミドルフレックスのブーツなら柔らかめのビンディングにすれば、バランスが良くなります。

 

ブーツもビンディングもソフトフレックスのものを選んでしまうと、動きやすくはなりますが、安定感が悪くなってしまいスピードを出すのが怖くなってしまいます。

ですのでここでは柔らかすぎないビンディングをおすすめします。

 

▼ハーフパイプ初心者におすすめのビンディングを買う

BURTON(バートン)「MISSION EST(ミッションエスト)」

 

 

おさらい:ハーフパイプ初心者におすすめの3点セット

 

ポイント:全体的に柔らかめであらゆる性能のバランスが良いセットアップ

道具 特徴 おすすめ
ミディアムフレック(中間の硬さ)のハイブリットボード BURTON「RULER」
ブーツ 硬さはあまり気にせず、足にピッタリとフィットするモデル。 BURTON「RULER」
ビンディング ミディアムフレックス BURTON「MISSION EST」

 

本格的なハーフパイプにおすすめの3点セット

 

次は「ハーフパイプの楽しさに目覚めてきた」という人におすすめの道具を紹介します。

ハーフパイプ用の道具は、オールラウンドに使いやすい性能があるので、地形などを使ってジャンプしたりする激しいフリーランをしていきたい、という人にもおすすめです。

 

▼本格的なハーフパイプにおすすめの3点セット

道具 特徴 おすすめ
硬めのディレクショナルのキャンバーボード BURTON「TWC PRO」
ブーツ 硬め Thirtytwo「SESSION」
ビンディング 硬め UNION「FORCE」

ポイント:ハーフパイプに特化した道具

 

 

ディレクショナルボードはメインスタンス(ノーズを進行方向に向けたスタンス)の滑走性能が高く、スピードを加速させることができるのでハーフパイプの選手の殆どが使用しています。

 

 

さらに硬めのキャンバーボードにすれば、エッジグリップが強くてハイスピードで滑りやすく、ジャンプの着地もしやすいメリットがあります。

 

▼本格的なハーフパイプにおすすめ板を買う

BURTON(バートン)「TWC PRO(ティーダブルシープロ)」

 

 

ブーツ

 

ブーツはどちらかというと硬めのモデルがおすすめです。

硬いブーツは高速で滑っている時のサポートをしてくれます。

また、ジャンプの着地にはブーツのサポート性能が重要となりますので、ミドルフレックス以上の硬さがあると良いでしょう。

 

▼本格的なハーフパイプにおすすめブーツを買う

Thirtytwo(サーティーツー)「SESSION(セッション)」

 

 

ビンディング

 

ビンディングは板に負けないように硬めのモデルを選びましょう。

しかし、足元が硬すぎると高速性能は高くなりますが、動きづらくなりジャンプやトリックなどがしづらくなります。

ブーツのフレックス(硬さ)とのバランスを考えて選びましょう。

ハードフレックス(硬い)ブーツの場合は、ビンディングをミドルフレックスくらいの柔らかめにするとバランスが良くなります。

 

▼本格的なハーフパイプにおすすめのビンディングを買う

UNION(ユニオン)「FORCE(フォース)」

 

 

おさらい:本格的なハーフパイプにおすすめセットアップ一覧

ポイント:ハーフパイプに特化した道具

道具 特徴 おすすめ
硬めのディレクショナルのキャンバーボード BURTON「TWC PRO」
ブーツ 硬め Thirtytwo「SESSION」
ビンディング 硬め UNION「FORCE」

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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カービングターン編

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パウダー編

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ハーフパイプ編

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オールラウンド編

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オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

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著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

道具は3点セットで選ぶのが良い理由

 

「板」「ブーツ」「ビンディング」は3つをセットとして選んでいくと、バランスが良く使いやすい道具となります。

特にビンディングは、板とブーツの硬さや特性などのバランスをみて選ばなければ、どんなに良いビンディングでもその性能を発揮することができません。

 

ということでこのページでは、パークにおすすめの「板」「ブーツ」「ビンディング」の3点を、セットアップで紹介します。

ここでは

  • パーク初心者
  • キッカー・ジャンプ
  • ジブ(BOXやレール)

という項目に分けておすすめ3点セットを紹介していきます!

 

パーク初心者におすすめの3点セット


photo by The Camp of Champions Snowboard & Ski Summer Camp

 

ここでは「これからパークに挑戦したい」「パークの楽しさに目覚めてきた」という人におすすめの道具を紹介します。

初心者はスピードを出しすぎると危険です。ジャンプをするとしても小さいジャンプ台を使えばスピードも必要ありません。

ですので、スピードを重視した道具ではなく動きやすい道具が良いです。

ただ、少し硬めの道具にした方が安定感もあり落ち着いて挑戦しやすいので、バランスの良いセットをおすすめします。

 

▼パーク初心者におすすめの道具一覧

道具 特徴 おすすめモデル
ミドルフレックス(中間の硬さ)のハイブリットボード BURTON「PROCESS FLYING V」
ブーツ ソフトフレックス(柔らかめ) BURTON 「CONCORD」
ビンディング ミドルフレックス(柔らかすぎない) BURTON「CARTEL EST」

ポイント:スピードは出さないので「動きやすい道具」。少し硬めで安定感のあるバランスの良いセット

 

下記では、パーク初心者におすすめの道具の詳細を解説していきます。

 


▲スノーボードの板の硬さの説明図。板の硬さは「しなりやすさ」「ねじりやすさ」のことを意味します。

 

パーク初心者の方には、硬すぎず柔すぎないミドルフレックス(中間の硬さ)の板がおすすめです。

板が柔らかいと動きやすいですが、その分最初はバランスを崩すこともよくありますので、ある程度硬さがある方が板に頼ることができます。

 

また、形状は動きやすく安定感のあるハイブリッドボードがおすすめです。

ロッカーボードよりもバランスを崩した時の踏ん張りが効きますし、キャンバーボードよりも操作性が良いので低スピードで動きやすいです。

 

ハイブリッドボードとは

▼ハイブリットボード

 

スノーボードの板には様々な形状がある。ハイブリットボードは、基本的にはロッカーボードとキャンバーボードの間の性能。

▼ロッカーボード

ルーズな操作性が特徴で、自由な動きがしやすくパウダーの浮力が高い。

▼キャンバーボード

反発力とターンの時のグリップ力が強い。

 

これらの事を考えるとBURTON(バートン)というメーカーの「PROCESS FLYING V」というモデルがおすすめとなります。

 

▼おすすめの板を買う BURTON「PROCESS FLYING V」

 

ブーツ

▲ブーツの「硬さ」とは足首の曲がり具合を指す。

 

ブーツの硬さは低速で動きやすいソフトフレックス(柔らかい)のモデルがおすすめです。

特にレールやボックスに挑戦する時は、細かい足元の操作ができる柔らかめのブーツが最適となります。

 

▼レール


photo by Велислав

▼BOX


photo by James Streater

 

ビンディングを硬めのモデルにすれば、キッカーでのジャンプも安定しますので、ブーツは柔めで大丈夫です。

 

これらの事を踏まえるとブーツは板と同じくBURTONというメーカーの「CONCORD」というモデルがおすすめとなります。

 

▼おすすめのブーツを買う BURTON 「CONCORD」

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2018 BURTON バートン ブーツ CONCORD Black コンコルド 17-18
価格:27172円(税込、送料無料) (2018/9/1時点)

 

 

ビンディング

 

板がミドルフレックスなので、ビンディングは柔らかすぎないモデルがおすすめです。

 

ビンディングの「硬さ」とは

▲ビンディングの図

ビンディングの硬さは

・ハイバック(アキレス腱の部分)
・アンクルストラップ(足首に締める部品)
・ベースプレート(土台)

の3つの部分の硬さで決まります。

特にハイバックの硬さは顕著に硬さを感じる重要な部分です。

 

ビンディングだけが柔らかいと板に負けてしまい、操作がしづらくなります。

また、ブーツは柔らかめのモデルが良いので、ビンディングまで柔らかいと安定感が悪くなってしまいます。ミドルフレックスくらいがバランスが良く使いやすくておすすめです。

 

これらの事を踏まえるとビンディングもBURTONというメーカーで「CARTEL EST」というモデルがおすすめとなります。

 

▼おすすめのビンディングを買う BURTON「CARTEL EST」

 

 

おさらい:パーク初心者用おすすめ3点セット一覧

 

ポイント:スピードは出さないので「動きやすい道具」。少し硬めで安定感のあるバランスの良いセット

道具 特徴 おすすめ
ミドルフレックスのハイブリットボード BURTON「PROCESS FLYING V」
ブーツ ソフトフレックス BURTON 「CONCORD」
ビンディング ミドルフレックス BURTON「CARTEL EST」

 

パークの中でも、特にやりたいことがある場合

 

一口に「パーク」と言っても、パークにもジャンプ・レール・BOXなどやれることは様々です。

下記では、パークの中でもやりたいことに合わせた道具を紹介いたします。

 

ここでは

  • キッカー・ジャンプ
  • ジブ(レール・BOX)

というパークでやれる事に分けて解説します。

 

キッカー・ジャンプにおすすめ3点セット


photo by The Camp of Champions Snowboard & Ski Summer Camp

 

キッカー(ジャンプ台)のジャンプをメインでやりたい、と考えている人におすすめの道具を紹介します。

キッカーはスピードも必要ですし、高いジャンプをするためには板の反発力も必要になります。

また、高いジャンプをした後の着地にも耐えられる道具のサポート性能も必要です。

それらを考慮して道具選びをしましょう。

 

▼キッカーのジャンプにおすすめのセットアップ一覧

道具 特徴 おすすめ
ミドルフレックスのキャンバーボード RIDE「HELIX」
ブーツ ミドルフレックス K2「DARKO」
ビンディング ミドルフレックス NOW BINDING「BRIGADE」

ポイント:高いジャンプをする時に必要な反発力と、着地に耐えれるサポート性能を兼ね備えた道具

 

 

キャンバーボードの板は反発力が強くて高いジャンプが可能となります。また、着地の時の踏ん張りも効きますので着地もしやすいです。

ミドルフレックスくらいの硬すぎない板をチョイスすれば、スピードを出した時の操作性が抜群ですのでキッカーには最適です。

 

▲キャンバーボードの形状は、真横から見ると真ん中がちょっと浮いている

 

これらの事を踏まえるとRIDE(ライド)というメーカーの「HELIX」という板がおすすめとなります。

 

▼おすすめの板を買う RIDE「HELIX」

 

 

ブーツ

 

硬いブーツは上体を支えてくれますので、キッカーでの安定した着地をしやすいメリットがあります。

また、高速で滑っている時の安定性もあるので、キッカーをメインに考えている場合はある程度硬めのブーツが良いでしょう。

しかし、硬すぎると低速時に動きづらくなるので、大きなキッカーを飛ぶ人以外は、硬すぎないミドルフレックスのブーツがおすすめです。

 

これらの事を踏まえるとK2というメーカーの「DARKO」というモデルがおすすめとなります。

 

▼おすすめのブーツを買う K2「DARKO」

 

 

ビンディング

 

ビンディングはブーツに合わせて選ぶと良いでしょう。

硬いブーツを選んだ場合は、柔めのビンディングにすれば確かなサポート性能を確保しながら、動きやすさも確保できます。

 

サポート性能とは
「足首を曲げようと思っても、硬くてほとんど曲げることができない」という機能がサポート性能。つまり足首が動かない分、力が余すことなく伝わるので「サポート性能が高い」という事はそれだけ動きやすくなる。

 

柔らかめのブーツを選んだ場合は、硬めのブーツにすればブーツの不安定感をビンディングがサポートしてくれます。

つまりキッカー・ジャンプ用ブーツはミドルフレックスを先ほどおすすめしましたのでここでもミドルフレックスのビンディングが好ましくなります。

 

これらの事を踏まえるとNOW BINDINGというメーカーの「BRIGADE」というビンディングがおすすめとなります。

 

▼おすすめのビンディングを買う NOW BINDING「BRIGADE」

 

 

おさらい:キッカー・ジャンプ用おすすめ3点セット一覧

 

ポイント:高いジャンプをする時に必要な反発力と、着地に耐えれるサポート性能を兼ね備えた道具

道具 特徴 おすすめ
ミドルフレックスのキャンバーボード RIDE「HELIX」
ブーツ ミドルフレックス K2「DARKO」
ビンディング ミドルフレックス NOW BINDING「BRIGADE」

 

ジブ(BOX・レール)におすすめ


photo by The Camp of Champions Snowboard & Ski Summer Camp

 

次はジブ(BOXやレールの総称)をメインにやりたい人におすすめの道具を紹介します。

レールなどをやると板を痛めつけることになるので、ジブをメインにやりたい人には、あまり高価な板はおすすめしません。

以下ではこれらの事を考えたジブ用おすすめの道具をご紹介していきます。

 

▼グラトリ・ジブにおすすめの3点セット一覧

道具 特徴 おすすめ
柔らかめ LOBSTER「JIBBOARD」
ブーツ 柔らかめ BURTON「CONCORD」
ビンディング 柔らかめ UNION「CONTACT」

ポイント:低速で滑るので高速性能は必要なく、トリックのしやすい動きやすい道具。

 

 

グラトリもジブも低速で滑ることが多いで、高速性能(高速で滑りやすい性能)は必要ありません。

また、柔軟に動ける方がトリックもしやすいので、とにかく動きやすい板がおすすめです。

ですので、柔らかめのロッカーボードやハイブリッドボードなどをおすすめします。

 

▼ロッカーボード

ルーズな操作性が特徴で、自由な動きがしやすくパウダーの浮力が高い。

▼キャンバーボード

反発力とターンの時のグリップ力が強い。

 

これらの事を踏まえるとLOBSTER(ロブスター)というメーカーの「JIBBOARD」というモデルがおすすめです。

 

▼おすすめの板を買う LOBSTER「JIBBOARD」

 

ブーツ

 

ブーツは動きやすいさを重視して、柔らかめのブーツにするのがおすすめです。

そうなると高速滑走時は安定感が悪いので、スピードを出すこともある人は硬めのブーツを選択するのも悪くないでしょう。

足元の硬さはビンディングでも調整できますので、ブーツの硬さはあまり重要視しなくても問題ありません。

 

これらの事を踏まえるとブーツはBURTONというメーカーの「CONCORD」がおすすめとなります。

 

▼おすすめのブーツを買う BURTON「CONCORD」

 

 

ビンディング

 

柔らかい板を使う場合は、どんな硬さのビンディングを使用しても高い操作性(操作のしやすさ)を発揮できます。

ですので、ブーツに合わせたビンディング選びをしましょう。

ジブやグラトリはそれほどスピードを出しませんので、柔らかめがおすすめですが、好みで選んでしまっても問題ありません。

 

先ほどおすすめしたブーツは柔らかめでしたのでここでも柔らかめのUNION(ユニオン)というメーカーの「CONTACT」をおすすめします。

 

▼おすすめのビンディングを買う UNION「CONTACT」

 

おさらい:ジブ用おすすめ3点セット一覧

 

ポイント:低速で滑るので高速性能は必要なく、トリックのしやすい動きやすい道具。

道具 特徴 おすすめ
柔らかめ LOBSTER「JIBBOARD」
ブーツ 柔らかめ BURTON「CONCORD」
ビンディング 柔らかめ UNION「CONTACT」

 

以上がパーク向け3点セットです。

迷ったら、よくわからなかったら是非これらを参考にしていただき選んでいただければと思います!

 

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

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カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

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北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

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第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

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グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

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パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

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ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

パウダーとは

 

パウダーとは、たくさんの人が滑って凸凹になった雪を圧雪(整備)したゲレンデではなく、非圧雪(整備されていない)の深い雪の上を滑ることその雪の事です。

スノーボードをあまり知らない人でも「パウダーは気持ち良い」という事を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

フカフカの雪の上を滑るパウダーは、ゲレンデでは味わうことができない快感があります。

 

まず、パウダーを滑るためには板の浮力が必要です。そしてその浮力をいかに大きくしながら操作のしやすい板を選ぶかがポイントとなります。

しかし今回主題となる「ブーツ」には浮力はあまり関係ありません。

 

 

しかし、より楽しく気持ち良くパウダーを滑るためには、実はブーツの性能が非常に重要になります。

滑りやすいブーツなら、自分の思い描いたとおりの滑りをやりやすいので、パウダーでもストレスなくより楽しく滑ることができます。

 

もっとパウダーを楽しく、上手に滑りたい、という人は是非パウダー向けのブーツを検討してみてください。

このページではそのパウダーを滑るのに適したブーツとはどのようなものか、そしておすすめのブーツを紹介します。

 

パウダー向けのブーツとは

 

「パウダー向けのブーツ」と一括りに言っても、パウダーでの滑り方も人それぞれですのでおすすめのブーツも違います。

マッシュ(雪の大きなコブ)などの地形を使ってジャンプするのが好きな人、木の間を滑るツリーランが好きな人、広いコースをゆったりとクルージングするように滑り降りるのが好きな人など、様々です。

 

▼マッシュの例


photo by Theodore C

▼ツリーランのイメージ

 

ですが、以下の3つのポイントを気にして選んで貰えば、パウダーのどんな滑り方でも滑りやすいブーツを選ぶことができるでしょう。

▼パウダー向けのブーツを選ぶ際のポイント!

  • フィット感が良い
  • フレックス柔らかめ
  • 重量は軽め

 

それぞれ解説していくので、ブーツを選びの参考にしてみてください。

 

パウダー向きブーツの特徴1 フィット感が良い

 

 

パウダーでもフィット感の良さはやはり大切です。

足が痛くなったり、かかとが浮いたりしない自分の足にピッタリ合ったものを、試着して選んだ方がよいです。

 

フィット感の大切さについて詳しくはこちらで!(別Webon)

 

滑りの気持ち良さを求めるパウダーでは、ある意味特に大切な性能と言えるかもしれません。

フィット感の良いブーツなら、自分の狙い通りの滑りがしやすいので、より気持ち良く滑ることができます。

 

また、柔らかい雪の上では繊細な動きも必要となってくるので、フィット感の良いブーツの方が滑りの助けにもなってくれるでしょう。

 

パウダー向きブーツの特徴2 フレックス柔らかめ

 

スノーボードのブーツの硬さは足首の曲がりやすさのことを指します。そしてこれを「フレックス」と表現します。

圧雪(整備)されたゲレンデより柔らかい場所を滑るパウダーは、ブーツも圧雪されたゲレンデで使うブーツよりも柔らかいブーツの方が滑りやすいです。

硬いブーツは、柔らかいブーツよりも反応が速く、足首が曲がりづらい「サポート性能」と呼ばれる特性を持っています。サポート性能により板に力が加わりやすくなります。

そのため、硬いブーツだとより繊細な動きが必要になるのです。

固い雪面であれば力を加えすぎても、それほど埋まらず誤魔化しが効くのですが、パウダーでは埋まりやすいので誤魔化しが効きません。

つまり、圧雪されたゲレンデと同じ硬さのブーツを使い、同じ動きをすると、雪の中に埋まりすぎてしまうようになってしまうのです。

 

ですので、自分の滑りに合わせて、ゲレンデを滑りやすいブーツよりも柔らかめのものを選ぶと滑りやすいと思います。

 

 

パウダー向きブーツの特徴3 重量軽め

 

 

ブーツが軽いと足元が軽くなるので板の操作性やジャンプのしやすさは向上しますが、基本的に滑っている間はブーツの軽さはあまり関係ありません。

しかしパウダーを滑っていると、時に雪にボードが埋まってしまい、歩いて脱出しなくてはならくなる時があります。

その時に軽いブーツは非常に役立ちます。

 

特に埋まることが多いと思う初級者の人や、「より深いパウダーを体験できる場所まで歩いていきたい」というアグレッシブな人には軽いブーツをおすすめします。

 

▼パウダー向けブーツの特徴と理由

特徴 理由
フィット感が優れる 繊細なボードコントロール
フレックス柔らかめ 雪に埋まりにくい
重量軽め 雪の上を歩きやすい

 

パウダー向けおすすめブーツ3選

 

ここからはパウダー向きブーツのおすすめを著者が厳選してご紹介!

どんなブーツにすればいいか分からない初心者の方も、迷われている方も、是非ご参考にしていただければと思います!

 

1 FLOW「TRACER」

 

FLOWというメーカーの「TRACER」というモデルのブーツです。

FLOWは元々ビンディングメーカーでしたが、現在は板とブーツも製造しているメーカーです。

ブーツも非常に高い性能を持っており評価が高く人気です。

 

「TRACER」は柔らかめのミディアムフレックス(つまり中間よりやや柔らかめの硬さ)で動きやすさもありながら、必要なサポート能力(足首をサポートする性能)もしっかり備えた高性能なブーツです。

パウダーでのターンもジャンプも何でも対応しやすいでしょう。

ブーツの紐にはBOAを採用しているので、ブーツを楽に確実に締めることができます。

 

 

加えて、足首部分に「スピードレーシング」が搭載されており、足首部分だけさらにしっかりと締めることができます。

 

 

これによりかかとが浮きづらく、足とブーツをしっかりとフィットさせることができるようになっています。

 

▼パウダー向おすすめブーツを買う FLOW「TRACER」

 

 

2 K2「TARO TAMAI SNOW SURFER」

 

K2というメーカーの「TARO TAMAI SNOW SURFER」というモデルのブーツです。

パウダーのレジェンド的プロスノーボーダー玉井太郎モデルのブーツでもあります。

 

玉井太郎
GENTEMSTICKというスノーサーフブンドの創始者。プロスノーボーダーとして活動するだけでなく、フィッシングやサーフィンにも造詣が深い。

▼玉井氏がパウダーを滑っている動画(アウトドアメーカー「パタゴニア」公式)

 

名前のとおり雪山でサーフィンをするかのように、パウダーで気持ちのいいターンをするために作られたブーツです。

ソフトフレックス(ソフトフレックス:硬さの度合いが柔らかいということ)で非常に動きやすいので、パウダーの上なら自由自在に非常に滑りやすいブーツとなっています。

 

K2独自の、BOAインナーで締めるシステム搭載ですので、フィット感の高さも特徴です。

 

 

▼パウダー向きおすすめブーツを買う K2「TARO TAMAI SNOW SURFER」

 

 

3 DEELUXE「ORIGINAL」

 

「ORIGINAL」はDEELUXEのパウダー向けのラインナップのブーツです。

柔らかめのフレックスで、フカフカのパウダーでも動きやすいように作られています。

インナーには足型にピッタリ合わせるサーモインナーを採用しています。「サーモインナー」は専用のオーブンで温めることで、どんな足型の人にもピッタリフィットするDEELUXEの開発した商品です。

さらに従来の紐のレーシングシステム(つまり靴紐のように締める方法)採用で締め付けも調整できるので、どなたでも抜群のフィット感を得られるでしょう。

 

足裏感覚に優れた性能も持っているので、雪面を敏感に感じた滑りも可能です。
パウダーでのジャンプやトリックなどにも挑戦しやすいと思います。

 

足裏感覚とは
雪を足で踏んでいる感覚や、雪面の硬さや凹凸などを足の裏で感じる感覚のことなどを指します。

 

▼パウダー向きおすすめブーツを買う DEELUXE「ORIGINAL」

 

 

 

パウダー以外の滑り方のおすすめ道具を知りたい方は目次へ!

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

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グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

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カービングターン編

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スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

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スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

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オールラウンド編

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パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

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グラウンドトリック(グラトリ)編

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オールラウンド編

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北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

パークとは

 

前ページで既に解説したように「パーク」とはキッカーと呼ばれるジャンプ台でジャンプしたり、レールやBOXの上に乗って滑ることができるコースのことです。

 

▼キッカー

▼レール


photo by Велислав

▼BOX


photo by James Streater

 

パークは「スロープスタイルのコース」とも言われます。

スロープスタイル(つまりパークで行うような滑り)はオリンピック競技にもなったので、最近スロープスタイルに憧れてスノーボードを始めたという人もいるのではないでしょうか。

 

スロープスタイル
スロープスタイルは、ジャンプ台や障害物のあるコースで技などを披露し採点を競う競技です。2014年のソチ五輪から冬季オリッンピックの競技に採用されました。

▼スロープスタイルのコース


photo by Flickr upload bot

 

今回はそのパークを滑るのに最適なブーツについて紹介していきます。

 

どんなブーツを使ってもパークは滑れます。

しかし、やりづらいブーツでは上達の妨げにもなりますし、うまく滑れないとやはり楽しくないですよね。

 

ですので、「パークの滑りをうまくなりたい」という人ならパークに向いている道具を使うことをおすすめします。

特にブーツ選びは非常に大切ですので、慎重に選びましょう。

実際どんなブーツがパークに向いているのかを詳しく解説していきます。おすすめのブーツも紹介しますので参考にしていただけたらと思います。

 

パーク向けブーツの選び方

 

パークでは、ジャンプして技をしたり、レールの上を滑ったりなど、普通のゲレンデを滑るよりもハードで細かい動きをします。

ですので、パークを滑るブーツにはその激しい動きサポートしてくれるような性能が必要になります。

具体的には、下記の4つが挙げられます。

 

▼パーク向けブーツの選ぶポイント

  • フィット感が良い
  • 硬さはミディアムフレックス
  • 足裏感覚が優れる
  • クッション性が良い

この4つの特徴を持ったブーツがパークでの滑りには向いています。

下記では、なぜこれらの特徴を持ったブーツがパークの滑りに向いているかを解説していきます。

 

パーク向きブーツの特徴1 フィット感が良い

 

フィット感の良さは、パーク用のブーツに限らずどんなブーツでも一番重要なポイントです。

フィット感を左右するのは、インナーの素材と構造で、優れたインナーならブーツの中でかかとが浮かず、足とブーツがピッタリとフィットします。

 

 

自分の足の形に合ったブーツを、試着して探しましょう。

 

パーク向きブーツの特徴2 硬さはミディアムフレックス

 

パーク用ブーツの硬さは、硬すぎず柔すぎないミディアムフレックス(中間の硬さ)がおすすめです。

パークでは低速で滑ることも多いので、硬いブーツでは操作がしづらいと感じるかもしれません。

初級者の方であれば、低速で滑ることがもっと多くなるので柔めのブーツでも大丈夫です。

 

また、足回りの硬さは、バインディングの硬さでもある程度は調整できます。

 

 

しかし、硬いブーツに柔いバインディングよりも、柔いブーツに硬いバインディングの方が板の操作性が良くなるので、パークではこの二つのどちらかと言われれば柔らかめブーツがおすすめです。

基本的にこだわりが無ければミディアムフレックスを選びましょう。

 

パーク向きブーツの特徴3 足裏感覚が優れる

 

パークでは繊細なボードコントロールが必要になります。

ジャンプする時もレールやボックスに入る時も、エッジ(スノーボードの板の外側についている金属)を少しだけ立てながら滑る、という細かい動きをするからです。

 

 

「足裏感覚」はブーツの底で雪面をどれだけ感じる事ができるか、という感覚です。

足裏感覚に優れたブーツなら、雪面の凹凸などを感じることができますので、繊細なボードコントロールがしやすくなります。

足裏感覚はソール(靴底)の形状や素材で違います。

比較的薄くて、ゴツゴツしていない平らな物の方が足裏感覚は感じやすいでしょう。

実際に試着したり、メーカーの説明を読んで参考にすると良いでしょう。

 

足裏感覚とは
雪を足で踏んでいる感覚や、雪面の硬さや凹凸などを足の裏で感じる感覚のことなどを指します。

 

パーク向きブーツの特徴4 クッション性が良い

 

ジャンプ着地の際など、パークでは足に衝撃が加わることが多いです。

クッション性が良いと衝撃を吸収してくれますので、着地の精度も上がりますし、何より疲れずらくなります。

ブーツの作りやソールの素材でクッション性は変わります。

足裏感覚を確かめる時に、クッション性も確認しましょう。

 

以上がパーク向けブーツを選ぶ際にチェックすべきポイントです。

ネットでも店頭でも、購入する際はこれらをしっかりとチェックしてから購入すれば間違いはないでしょう。

 

▼パーク向けブーツの特徴と理由

特徴 理由
フィット感が優れる 操作が楽になる
ミディアムフレックス 操作性が良い
足裏感覚が優れる 繊細なボードコントロール
クッション性が良い 疲れずらい

 

 

ここからは著者がおすすめするパーク向けブーツをご紹介していきます。

 

著者おすすめパーク向けブーツ3選

 

ここではパークに向いているブーツを著者が厳選して3つご紹介!迷ったらこの中から決めてみてもいいかもしれません!

 

おすすめブーツ1 K2「DARKO」

 

K2(ケーツー)というメーカーの「DARKO」というブーツです。

スキーメーカーでもあるK2は、スキー開発の技術も活かして高性能なスノーボードブーツを開発しています。

少し詳しい方はK2は板のイメージが強いかもしれませんが、実は非常に優れたブーツを開発していて、ブーツは板以上に高い評価を得ています。

 

DARKOはアウターは紐で締め上げ、インナーはBOAで締め上げるというシステムを採用しています。

これによりフィット感が非常に優れたモデルとなっています。

 

 

ミディアムフレックスで、足裏感覚に優れるソールを採用し、パークに最適な性能を持っています。

特に軽さが最大の特徴で、まるでスニーカーのような軽さをしています。

疲れ知らずで練習できるので、非常に重宝するモデルです。

ちなみに私もこのモデルを使っていますが、本当におすすめです。

 

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おすすめブーツ2 BURTON「CONCORD」

 

スノーボードメーカー最大手のBURTON(バートン)が手がける「CONCORD」というパーク用ブーツです。

硬さはミディアムフレックスで、ソールが薄く作られているので足裏感覚に優れています。

それでいてクッション性にも優れるているので、パークでの滑りには最適なモデルです。

熱を反射する素材も埋め込まれているので、寒がりの人にもおすすめのブーツとなっています。

 

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おすすめブーツ3 DEELUXE「ID TF」

 

DEELUXE(ディーラックス)というメーカーの「ID TF」というブーツです。

DEELUXEはスノーボードブーツを専門で作っているメーカーです。長年非常に高い評価を獲得しているので、ブーツの性能の高さは間違いありません。

DEELUXEといえば、足の形にピッタリフィットするサーモインナーが有名ですが、このモデルにももちろん採用されています。

フィット感の高さは抜群です。

 

サーモインナー

「サーモインナー」というブーツはインナーを特殊なオーブンで温めて、足に合わせてピッタリの型を成型することができます。歯医者で歯の型を取るような感じです。どんな人が使っても完全なフィット感を得ることができます。

 

通常のモデルが良いという方にもサーモインナーを使っていないモデルがありますのでおすすめです。

「TF」というのがサーモインナーが採用されているモデルという意味ですので、購入の際にはよく確認してください。

「ID」はDEELUXEのパーク向けブーツの代名詞とも言えるとても有名なモデルです。

硬さはソフトフレックスの柔めのブーツですが、足裏感覚に優れクッション性の高いソールを使っていますので、

パークには最適なモデルとなっています。

 

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▼おすすめブーツの早見表

メーカー/名称 特徴 備考
K2「DARKO」 ミディアムフレックス・足裏感覚〇・フィット感〇 軽さが最大の特徴
BURTON「CONCORD」 ミディアムフレックス・足裏感覚〇・クッション性〇 寒がりの人におすすめ
DEELUXE「ID TF」 柔らかめ・足裏感覚〇・クッション性〇 サーモインナー搭載

 

 

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

Webon紹介目次著者
スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

カービングターンとは

 

カービングターンとは板のエッジ(板の周囲についている金属部分)を使って滑り、雪面に一本の線を描くように滑るターンのことです。

略して「カービング」とも呼びます。

 


▲カービングターンをしている様子

 

カービングターンと言えば、スピードを競うレースなどの競技をイメージする方も多いかも知れません。

しかし、ターンの技術を競う「テクニカル選手権」という大会もあるくらい、ターン自体に魅了されている人達も多くいます。

 

カービングターンでは板をずらさないで、スピードを加速させるようにターンします。

圧雪車(雪をならして固める車)で綺麗に整備されたゲレンデを、猛スピードでターンを刻んでいく快感は、パウダースノー(粉状のさらさらの雪)のゲレンデを滑るのにも負けない気持ちよさがあります。

 

▼圧雪車の例

photo by JGSDF – 10式雪上車

 

パウダー好きも、パークというジャンプ台などがおいてある場所が好きな方も、カービングターンの経験があれば、一度その気持ちよさを感じたことがあるはずです。

 

そしてカービングターンは非常に道具の性能が重要になるジャンルでもあります

一番道具の違いが出るジャンルと言っても過言ではないはずです。

 

このページではカービングターンをするのに最適なブーツの選び方、そしておすすめのブーツを紹介していきます。

カービングは極めようと思えば、非常に奥が深い技術です。その奥深さが人気の一つの要因でもあります。

ブーツひとつでカービングのやりやすさは全く違います。

 

カービングに向いたブーツなら、思い切った挑戦もしやすいので上達にも繋がります。

カービングを極めていきたい人には、是非カービングに向いているブーツを使うことをおすすめします。

 

カービングターン向きブーツの選び方

 

カービングターンはとにかくスピードを出します。

これからカービングターンに挑戦したいと思っている方でも、カービングを覚えるためには、ある程度のスピードが必要になります。

ですので、そのスピードを出した時にも安定して滑れるサポート性能が必要になります

 

サポート性能
スノーボードブーツは履いて、足首を曲げようと思っても、硬くてほとんど曲げることができません。これこそが「サポート性能」です。

「足首が曲げられないと動きにくい」と思われるかもしれませんが、この曲げられない硬さ(=サポート性能)によって力は余すことなく板に伝わります。

柔らかくてサポート性能のないブーツは、力がほとんど逃げてしまうので、スノーボードをする上では逆に動きづらくなってしまうのです。

また高速のスピードを出してターンをする時などには、その分遠心力などの力が強くなってくるのでサポート性能が重要になります。

 

カービングターンに向いているブーツの特徴は下記の3つが挙げられます。

  • フィット感が優れる
  • フレックス硬め
  • レスポンス(反応)が良い

以上の3つの性能が優れたブーツがカービングには向いているのですが、下記ではこれらの性能を持ったブーツがなぜカービングターンに向いているのかを詳しく解説していきます。

 

カービング向きブーツの特徴1 フィット感が優れる

 

カービングに限らず、スノーボードのブーツはフィット感が一番大切です。

足が痛くなったり、かかとが浮いたりしない自分の足にピッタリ合ったものを、試着して選びましょう。

 

フィット感の大切さについてはこちらでも紹介!(別Webon)

 

特に高速のスピードを出した時にはシビアなボードコントロールが必要になります。

車や自転車で高速で走っている時に、少しだけハンドルを切ることを想像してください。繊細な操作が必要ですよね。

ですので、優れたインナーを使っているフィット感の優れたモデルがカービングには向いています。

 

カービング向きブーツの特徴2 フレックス硬め

 

ここでいうフレックスは、足首の曲げやすさの度合いを表しています。「硬め」というのは、「曲げづらい」ということです。

 

▼フレックス=ブーツの足首の硬さ

 

スピードを出した時のカービングは、遠心力などの強い外力がかかるので、ブーツが硬くないと滑りが不安定になってしまいます。

滑りが不安定だと恐怖感も感じてしまいますので、上達の妨げにもなります。

 

高速のスピードを出す上級者はもちろん、これからカービングを覚えていく初中級者にも硬めのブーツをおすすめします。

ただ、これからカービングを覚えようという人ならそこまで強い遠心力がかかる事は無いので、少し柔めのブーツを選択するのも良いと思います。

 

 

カービング向きブーツの特徴3 レスポンス(反応)が良い

 

足を動かした時に、板に力が素早く伝わるブーツがレスポンスの良いブーツです。

 

 

高速のスピードを出した時には、繊細なボードコントロールが必要になるので、スムーズなカービングをするためには、レスポンスの良いブーツが求められます。

ですが、フィット感が良い硬めのブーツなら、レスポンスも同時に良い事がほとんどなのであまり気にしなくても大丈夫です。

 

▼カービングターン向けブーツの特徴と理由

特徴 理由
フィット感が優れる 繊細なボードコントロール
フレックス硬め 滑りが安定
レスポンスが良い 繊細なボードコントロール

 

カービングターン向けおすすめブーツ3選

 

ここからはカービング向きブーツのおすすめを著者が厳選してご紹介!

どんなブーツにすればいいか分からない初心者の方も、迷われている方も、是非ご参考にしていただければと思います!

 

1 DEELUXE「EGDE TF」

 

DEELUXE(ディーレックス)というメーカーの「EGDE TF」というモデルです。

DEELUXEはスノーボードブーツ専門のメーカーです。

ブーツを専門で作っているだけに、優れたブーツをたくさん開発しています。

「EGDE TF」はDEELUXEのブーツの中で最も硬いブーツで、「VICIOUS」というモデルの後継モデルです。

プロスノーボーダーが「とにかく硬い」と言うほどですので、硬さによる高速時の安定感の良さは圧倒的なものがあります。

「サーモインナー」を採用したモデルですので、熱成形をすることで自分の足にピッタリの抜群のフィット感を得られます。

 

「サーモインナー」

ディーラックスの「サーモインナー」のブーツはインナーを特殊なオーブンで温めて、足に合わせてピッタリの型を成型することができるのです。どんな人が使っても完全なフィット感を得ることができます。

 

ソール(靴底)にはパーク(BOXやジャンプ台などのゲレンデを滑る)向けのブーツにも採用されている「スケートフレックスソール」というクッション性にとても優れ、足元が柔らかい上にしっかりとした安定感が特徴のソールを採用しているので、足裏感覚にも優れています。

 

足裏感覚とは
雪を足で踏んでいる感覚や、雪面の硬さや凹凸などを足の裏で感じる感覚のことなどを指します。

 

さらに、スネ部分が二重になった「ダブルタン」というレスポンスにも相当優れたシステムが採用されています。

まさしくカービング専用、というような性能を持っているので、カービングを極めたいという人には、まずおすすめするブーツです。

 

 

 

2 K2「THRAXIS」

 

K2というメーカーの「THRAXIS」というモデルのブーツです。

「THRAXIS」はK2のブーツのラインナップの中で最も硬いモデルですので、カービングに最適なサポート性能があります。

このブーツの最大の特徴は、インナーをBOAで締めるという「BOAコンダシステム」です。

 

▼BOAの仕組み

 

足首とかかとのホールド性が非常に高く、高速時の滑走中もかかとが浮くことがないので安心して滑ることができます。

 

さらに、このブーツには「トリプルBOA」というシステムが採用されています。

3つのBOAでブーツを締めるシステムの事で、1つはインナーで、残りの2つはアウターの足の甲と足のスネをそれぞれ別々に締め上げます。

 

 

これにより、例えば

「足の甲はしっかり締めながら、スネの部分は緩めにして足首を動かしやすいようにして滑る」

というような細かい調整が可能です。

カービングに最適な性能を持ったハイテクブーツですのでとてもおすすめです。

 

 

 

3 BURTON「ION」

 

BURTON(バートン)というメーカーの「ION」というモデルのブーツです。

「ION」はBURTONの中でも、最も人気のあるブーツの一つです。

硬めのブーツですが、今回紹介した他の2つと比べると柔めのフレックスを持っています。

そこまで硬くないフレックスですので、足首に自由さが欲しい人におすすめのモデルです。

 

また、カービングだけでなく、オールラウンドに使いたい人にもおすすめします。

フィット感の良さ、フレックス、レスポンスの良さなど、とにかく全体にバランスのとれた性能を持っています。

何をするにも非常に滑りやすいブーツですので、これからカービングを覚えたいという人にもおすすめできるブーツとなっています。

 

 

 

 

▼おすすめブーツの早見表

メーカー/名称 特徴 備考
DEELUXE「EGDE TF」 フレックス硬め・足裏感覚〇・レスポンス〇 サーモインナー搭載
K2「THRAXIS」 フレックス硬め・ホールド感〇 トリプルBOA搭載
BURTON「ION」 フレックス柔らかめ・バランス〇 オールラウンドにも向いている

 

 

 

カービング以外の滑り方のおすすめ道具を知りたい方は目次へ!

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから