スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

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スノーボードは道具によって滑りやすさが大きく変わります。自分がしたい滑り方に合った道具を選ぶ事で何倍もスノーボードを楽しむことができるのです!

「スノーボード『道具の選び方』入門 ~滑り方で選ぶ!~」はこちらから!

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

パークとは

 

前ページで既に解説したように「パーク」とはキッカーと呼ばれるジャンプ台でジャンプしたり、レールやBOXの上に乗って滑ることができるコースのことです。

 

▼キッカー

▼レール


photo by Велислав

▼BOX


photo by James Streater

 

パークは「スロープスタイルのコース」とも言われます。

スロープスタイル(つまりパークで行うような滑り)はオリンピック競技にもなったので、最近スロープスタイルに憧れてスノーボードを始めたという人もいるのではないでしょうか。

 

スロープスタイル
スロープスタイルは、ジャンプ台や障害物のあるコースで技などを披露し採点を競う競技です。2014年のソチ五輪から冬季オリッンピックの競技に採用されました。

▼スロープスタイルのコース


photo by Flickr upload bot

 

今回はそのパークを滑るのに最適なブーツについて紹介していきます。

 

どんなブーツを使ってもパークは滑れます。

しかし、やりづらいブーツでは上達の妨げにもなりますし、うまく滑れないとやはり楽しくないですよね。

 

ですので、「パークの滑りをうまくなりたい」という人ならパークに向いている道具を使うことをおすすめします。

特にブーツ選びは非常に大切ですので、慎重に選びましょう。

実際どんなブーツがパークに向いているのかを詳しく解説していきます。おすすめのブーツも紹介しますので参考にしていただけたらと思います。

 

パーク向けブーツの選び方

 

パークでは、ジャンプして技をしたり、レールの上を滑ったりなど、普通のゲレンデを滑るよりもハードで細かい動きをします。

ですので、パークを滑るブーツにはその激しい動きサポートしてくれるような性能が必要になります。

具体的には、下記の4つが挙げられます。

 

▼パーク向けブーツの選ぶポイント

  • フィット感が良い
  • 硬さはミディアムフレックス
  • 足裏感覚が優れる
  • クッション性が良い

この4つの特徴を持ったブーツがパークでの滑りには向いています。

下記では、なぜこれらの特徴を持ったブーツがパークの滑りに向いているかを解説していきます。

 

パーク向きブーツの特徴1 フィット感が良い

 

フィット感の良さは、パーク用のブーツに限らずどんなブーツでも一番重要なポイントです。

フィット感を左右するのは、インナーの素材と構造で、優れたインナーならブーツの中でかかとが浮かず、足とブーツがピッタリとフィットします。

 

 

自分の足の形に合ったブーツを、試着して探しましょう。

 

パーク向きブーツの特徴2 硬さはミディアムフレックス

 

パーク用ブーツの硬さは、硬すぎず柔すぎないミディアムフレックス(中間の硬さ)がおすすめです。

パークでは低速で滑ることも多いので、硬いブーツでは操作がしづらいと感じるかもしれません。

初級者の方であれば、低速で滑ることがもっと多くなるので柔めのブーツでも大丈夫です。

 

また、足回りの硬さは、バインディングの硬さでもある程度は調整できます。

 

 

しかし、硬いブーツに柔いバインディングよりも、柔いブーツに硬いバインディングの方が板の操作性が良くなるので、パークではこの二つのどちらかと言われれば柔らかめブーツがおすすめです。

基本的にこだわりが無ければミディアムフレックスを選びましょう。

 

パーク向きブーツの特徴3 足裏感覚が優れる

 

パークでは繊細なボードコントロールが必要になります。

ジャンプする時もレールやボックスに入る時も、エッジ(スノーボードの板の外側についている金属)を少しだけ立てながら滑る、という細かい動きをするからです。

 

 

「足裏感覚」はブーツの底で雪面をどれだけ感じる事ができるか、という感覚です。

足裏感覚に優れたブーツなら、雪面の凹凸などを感じることができますので、繊細なボードコントロールがしやすくなります。

足裏感覚はソール(靴底)の形状や素材で違います。

比較的薄くて、ゴツゴツしていない平らな物の方が足裏感覚は感じやすいでしょう。

実際に試着したり、メーカーの説明を読んで参考にすると良いでしょう。

 

足裏感覚とは
雪を足で踏んでいる感覚や、雪面の硬さや凹凸などを足の裏で感じる感覚のことなどを指します。

 

パーク向きブーツの特徴4 クッション性が良い

 

ジャンプ着地の際など、パークでは足に衝撃が加わることが多いです。

クッション性が良いと衝撃を吸収してくれますので、着地の精度も上がりますし、何より疲れずらくなります。

ブーツの作りやソールの素材でクッション性は変わります。

足裏感覚を確かめる時に、クッション性も確認しましょう。

 

以上がパーク向けブーツを選ぶ際にチェックすべきポイントです。

ネットでも店頭でも、購入する際はこれらをしっかりとチェックしてから購入すれば間違いはないでしょう。

 

▼パーク向けブーツの特徴と理由

特徴 理由
フィット感が優れる 操作が楽になる
ミディアムフレックス 操作性が良い
足裏感覚が優れる 繊細なボードコントロール
クッション性が良い 疲れずらい

 

 

ここからは著者がおすすめするパーク向けブーツをご紹介していきます。

 

著者おすすめパーク向けブーツ3選

 

ここではパークに向いているブーツを著者が厳選して3つご紹介!迷ったらこの中から決めてみてもいいかもしれません!

 

おすすめブーツ1 K2「DARKO」

 

K2(ケーツー)というメーカーの「DARKO」というブーツです。

スキーメーカーでもあるK2は、スキー開発の技術も活かして高性能なスノーボードブーツを開発しています。

少し詳しい方はK2は板のイメージが強いかもしれませんが、実は非常に優れたブーツを開発していて、ブーツは板以上に高い評価を得ています。

 

DARKOはアウターは紐で締め上げ、インナーはBOAで締め上げるというシステムを採用しています。

これによりフィット感が非常に優れたモデルとなっています。

 

 

ミディアムフレックスで、足裏感覚に優れるソールを採用し、パークに最適な性能を持っています。

特に軽さが最大の特徴で、まるでスニーカーのような軽さをしています。

疲れ知らずで練習できるので、非常に重宝するモデルです。

ちなみに私もこのモデルを使っていますが、本当におすすめです。

 

▼画像クリックで商品詳細へ

 

おすすめブーツ2 BURTON「CONCORD」

 

スノーボードメーカー最大手のBURTON(バートン)が手がける「CONCORD」というパーク用ブーツです。

硬さはミディアムフレックスで、ソールが薄く作られているので足裏感覚に優れています。

それでいてクッション性にも優れるているので、パークでの滑りには最適なモデルです。

熱を反射する素材も埋め込まれているので、寒がりの人にもおすすめのブーツとなっています。

 

▼画像クリックで商品詳細へ

 

 

おすすめブーツ3 DEELUXE「ID TF」

 

DEELUXE(ディーラックス)というメーカーの「ID TF」というブーツです。

DEELUXEはスノーボードブーツを専門で作っているメーカーです。長年非常に高い評価を獲得しているので、ブーツの性能の高さは間違いありません。

DEELUXEといえば、足の形にピッタリフィットするサーモインナーが有名ですが、このモデルにももちろん採用されています。

フィット感の高さは抜群です。

 

サーモインナー

「サーモインナー」というブーツはインナーを特殊なオーブンで温めて、足に合わせてピッタリの型を成型することができます。歯医者で歯の型を取るような感じです。どんな人が使っても完全なフィット感を得ることができます。

 

通常のモデルが良いという方にもサーモインナーを使っていないモデルがありますのでおすすめです。

「TF」というのがサーモインナーが採用されているモデルという意味ですので、購入の際にはよく確認してください。

「ID」はDEELUXEのパーク向けブーツの代名詞とも言えるとても有名なモデルです。

硬さはソフトフレックスの柔めのブーツですが、足裏感覚に優れクッション性の高いソールを使っていますので、

パークには最適なモデルとなっています。

 

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▼おすすめブーツの早見表

メーカー/名称 特徴 備考
K2「DARKO」 ミディアムフレックス・足裏感覚〇・フィット感〇 軽さが最大の特徴
BURTON「CONCORD」 ミディアムフレックス・足裏感覚〇・クッション性〇 寒がりの人におすすめ
DEELUXE「ID TF」 柔らかめ・足裏感覚〇・クッション性〇 サーモインナー搭載

 

 

 

 

目次著者

第1章 滑り方6種類

スノーボードの滑り方6種類を知る!

第2章 滑り方別・道具の選び方

パーク編

スノーボードのパーク向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパーク向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パーク向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

グラウンドトリック(グラトリ)編

スノーボードのグラウンドトリック向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのグラウンドトリック向けブーツの選び方!おすすめ3選!

グラトリ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

カービングターン編

スノーボードのカービングターン向け板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのカービングターン向けブーツの選び方!おすすめ3選!

カービングターン向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

パウダー編

スノーボードのパウダー向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのパウダー向けブーツの選び方!おすすめ3選!

パウダー向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

ハーフパイプ編

スノーボードのハーフパイプ向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのハーフパイプ向けブーツの選び方!おすすめ3選!

ハーフパイプ向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

オールラウンド編

スノーボードのオールラウンドモデルの向けの板の選び方!おすすめ3選!

スノーボードのオールラウンド向けブーツの選び方!おすすめ3選!

オールラウンド向け「板」「ブーツ」「ビンディング」おすすめ3点セット

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

昆虫採集体験レポート④ 【夜の虫採り】

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身近な昆虫の魅力を知り、子供の頃のように昆虫を見つけることに喜びを感じられるようになれば、毎日の生活にささやかな幸せが増えることでしょう。

國谷正明氏による『身近な昆虫の観察入門』はこちらから

著者:國谷正明

北関東在住の1児のパパ。フリーランスのライターとして、ゲームのシナリオや小説の執筆、記事作成を中心に活動しています。「ノワール文学」「エキゾチックアニマル」「東映実録映画」などのコンテンツ作成も手掛ける。お問い合わせはこちらから
facebook(國谷)

 

『身近な昆虫の観察入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

この章(第4章)では4ページにわたって、筆者が実際に昆虫採集をおこなった様子を写真の数々と共にレポートしています。

昆虫採集レポートの締めくくりは、夜の虫採りです。

と言っても、夜間に昆虫採集をおこなうのではなく、昼の間に仕掛けた罠を翌朝に回収して夜行性の昆虫を採集したいと思います。

昆虫採集には「ノムラホイホイ」という罠を使います。ご参考になれば幸いです。

 

夜行性の昆虫を採集

 

今回、仕掛けた罠はこちら――

 

 

――人呼んで「ノムラホイホイ」です。

ノムラホイホイとは、甲虫研究者の野村周平氏が考案した昆虫採集のためのトラップで、2Lサイズのペットボトルを細工して作成します。

詳しい作り方と使用例はハネカクシ談話会のホームページに記載がありますので、興味のある方は調べてみてください。

参考リンク:ハネカクシ談話会ホームページ

 

ノムラホイホイは非常に汎用性(はんようせい)が高いトラップで、中に入れる餌を変えることであらゆる昆虫の採集に応用することができます。

今回は夏の昆虫採集の定番カブトムシとクワガタムシを狙い、バナナを餌に使用します。

 

本当はバナナに焼酎やドライイースト等を加えて本格的なトラップを仕掛けたいところですが、今回は道中のコンビニで購入したバナナをそのまま投入するというシンプルなスタイルを敢行しました。

 

果たして、バナナだけでカブトムシやクワガタムシは捕まえられるのでしょうか。

 

 

 

 

2日目の昆虫採集レポートを終えたその流れで、近くの雑木林に分け入ります。

しかし、このあたりは針葉樹(しんようじゅ)が多く、なかなか広葉樹林(こうようじゅりん)が見当たらない。

 

【編集部コラム】広葉樹と針葉樹
カブトムシは広葉樹を好みます。広葉樹と針葉樹は「葉の形」で見分けることができます。広葉樹は葉が広く平たいものが主となります。針葉樹は、葉っぱが細長いものが主になります。

▼広葉樹

▼針葉樹

 

 

ようやく見つけた目ぼしいスポットにノムラホイホイを設置します。

 

 

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

 

中にはバナナ1本を皮ごと投入しました。

 

 

 

 

 

 

 

3つ用意したノムラホイホイのうち2本は雑木林に、残りの1本は近所の住宅街にある公園に設置しました。

 

 

 

 

 

駄目で元々ですが、池があって緑も豊かなので意外にありなんじゃないかと期待をこめつつ、その日は帰途につきました。

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

そして翌日。

早朝4:30に起き、かるく支度をして家を出ます。

 

 

 

 

まずは近所の公園から。

 

 

 

 

果たして取れているんでしょうか。

 

 

 

 

ノムラホイホイを確認してみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

結果はノーヒット。

そこには傷んだバナナがあるばかりでした。

まあ駄目で元々だと気を取り直して、昨日の雑木林に向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは1箇所目。結果は――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――またもやノーヒット。

先ほどとの違いといえば、傷んだバナナにアリがたかっていることくらい。

今回は失敗だ。やっぱりバナナだけじゃ駄目なのか?

それ以前に設置場所の問題か?

などと考えながら、最後のトラップの中身を確認します。

 

 

 

 

中を覗くと、やはり何もいない……もはや写真を撮ることさえ忘れています。

 

 

 

諦めて回収したトラップを持参した袋にしまおうとしたとき、ふと黒っぽいなにかがバナナの隙間から顔を出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

――いた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かかっていたのは2匹のコクワガタでした。

どちらも雄ですが、コクワガタにしてもかなり小ぶり……。

 

大成功とは言い難い結果ですが、目標としていたクワガタムシを捕まえることができたので、まあ及第点といったところでしょうか。

なんの加工もしていないバナナを放り込んで一晩放置するだけでもクワガタムシを採取することができるのですから、やはりノムラホイホイは優れたトラップなのだと思います。

 

 

このたびは3回にわたる昆虫採集のなかで、カエルや魚を含む23種の生き物を捕まえることができました。

散歩がてらの虫採りでこれだけの生き物を観察できるのですから、本腰を入れて昆虫採集に挑めば相当数の生き物を捕まえられるはずです。

 

拙いレポートですが、昆虫採集の楽しさの一端をみなさまにお伝えすることができれば幸いです。

 

このWebonでは、昆虫の魅力についてお伝えしてきました。次のページでは、最終ページの「番外編」として昆虫好きの筆者でさえ生理的な嫌悪感をおぼえてしまうような、いい意味で気持ち悪い虫たちをご紹介していきます。

よりディープな昆虫の世界を覗きたい方はご覧くださいませ。

『身近な昆虫の観察入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

昆虫採集体験レポート② 【2日目前半 山道】

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身近な昆虫の魅力を知り、子供の頃のように昆虫を見つけることに喜びを感じられるようになれば、毎日の生活にささやかな幸せが増えることでしょう。

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著者:國谷正明

北関東在住の1児のパパ。フリーランスのライターとして、ゲームのシナリオや小説の執筆、記事作成を中心に活動しています。「ノワール文学」「エキゾチックアニマル」「東映実録映画」などのコンテンツ作成も手掛ける。お問い合わせはこちらから
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『身近な昆虫の観察入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

この章(第4章)では4ページにわたって、筆者が実際に昆虫採集をおこなった様子を写真の数々と共にレポートしていきます。

子どもの時のように必死で虫を探すというよりも、散歩がてら景色を楽しみつつ気ままに昆虫採集をしていますので、そのつもりでのんびりとご覧になっていただければ幸いです。

このページでは【山中の散歩道】より昆虫採集を行っております。

 

▼森の音

 

 

2日目昆虫採集スタート

 

 

 

2日目に訪れたのは、とあるバーベキュー場に隣接する山中の遊歩道。

前回の反省を活かして、今回は気温30℃前後の比較的涼しい日を選びました。

 

 

 


▲藤棚(ふじだな:藤というつるをはわせられた棚。垂れ下がる花などを鑑賞することを目的として作られる)

 

 

 

 

 

左手に池を眺めながら、トンネルのような藤棚の中をくぐっていきます。

そして辺りにとどろくおびただしいセミの鳴き声

 

それもそのはず。藤棚のいたるところにセミの抜け殻があり、少なく見積もっても200はくだらない数です。

 

 

 

目にはいるのはセミとアブだけ。

セミの鳴き声とアブと羽音に苛(さいな)まれながら、快と不快が綯い交ぜ(ないまぜ)になった複雑な心持ちで藤棚をくぐり抜けました。

 

セミの幼虫の羽化の様子を見る方法は第2章で解説!(現在は第4章) セミの幼虫の羽化の様子を見る方法は第2章で解説!(現在は第4章)

 

 

 

 

 

 

 

 

広葉樹の根元には落ち葉と枝切れが堆積しています

ここには何かいるに違いない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

落ち葉の下から這い出てきたのはゴミムシの一種。

一見するとマルガタゴミムシに似ていますが、金属光沢がなく頭部は扁平です。

ゴミムシは世界中でおよそ4万種、日本だけでも1,500以上の種が棲息していると言われるほど高い多様性があるため、筆者レベルでは容易に見分けることはできません。

ゴミムシの仲間には違いないと思うのですが……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

散策を続けていると・・・

 

 

 

 

 

アカイラガの幼虫を見つけました!

 

 

 

名称 アカイラガ
大きさ 開帳 15~23mm
出現時期 6月~9月
分布 北海道・本州・四国・九州
いる場所

 

 

アカイラガの幼虫は3対の黄色いトゲが特徴的で、まるでグミのような質感をしています。思わず触りたくなってしまう可愛らしさですが、イラガの幼虫は強い毒毛をもっているので注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に見つけたのはカネタタキです。翅(はね)がないので雌の個体ですね。

猛暑が続いた影響でしょうか、例年よりも出現がすこし早いような気がします。

 

カネタタキについては第1章で解説(現在、第4章) カネタタキについては第1章で解説(現在、第4章)

 

 

 

連日の猛暑に比べるとだいぶ涼しいとはいえ気温は30℃を超えています。先日と同じ失敗を繰り返さないためにも小まめに休憩し、水分を摂取。

 

 

せっかくなので休憩がてら、貯水池に流れ込む水路を持参したタモ網でガサってみましょう。

 

▼タモ網

 

 

 

 

 

 

 

そして網に入ったのがこちら。

魚には明るくないのですが、調べてみたところタモロコのようです。よく田んぼの用水路を群れて泳いでいるやつですね。

特に惹かれるところもないので写真を撮影したら即リリース。

 

 

 

そろそろ終点ということで、引き返す途中に見つけたジグモの巣

 

 

 

 

 

名称 ジグモ
大きさ 20mm程
分布 北海道・本州・四国・九州
いる場所 山・木の根元
写真 By Daiju Azuma投稿者自身による作品, CC 表示-継承 2.5, Link

 

上手くいけば底の方にいるジグモごと筒状の巣を引き抜くことができるのですが、あえなく失敗。

子どもの頃はほぼ百発百中で成功していたというのに、この体たらく……。

他にもたくさん巣があったので成功するまで挑戦したいところでしたが、いたずらに巣を台無しにするのもどうかと思い諦めました。

見た目も格好良くて、大好きな蜘蛛なんですけどね……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、遊歩道とキャンプ場のあいだに位置する山道に挑戦。

苔(こけ)むした獣道に足をすべらせそうになりながら進んでいると、早くも素敵な昆虫に遭遇しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鮮やかな水色と黒のコントラストが美しいこのトンボはアオモンイトトンボ……か、もしくはアジアイトトンボでしょうか。

 

 

【名称】アオモンイトトンボ
【大きさ】体長 30~35mm
【出現時期】4月~11月
【分布】本州・四国・九州・沖縄
【いる場所】池沼
</By Alpsdake投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Linktd> 【名称】アジアイトトンボ
【大きさ】体長 24~34mm
【出現時期】4月~11月
【分布】日本全土
【いる場所】池沼・田んぼ

 

腹部の模様を見る限りでは、ホソミイトトンボの可能性も高いような気がします。

この写真だけでは見分けるのが難しいですね。現地で詳しく観察しておかなかったことが悔やまれます。

言い訳になりますが、イトトンボを観察している最中、前方にオオスズメバチの姿を確認したため、観察を中断し慌てて引き返したという経緯がありました。

当然イトトンボに対する興味もありましたが、スズメバチの恐怖がそれを上回ったというわけです。

 

 

という訳で山道を断念し、当初の予定よりも早く隣の公園にステージに足を運ぶことにします。

続きは後半戦(次のページ)で!

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昆虫採集体験レポート① 【1日目 公園】

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身近な昆虫の魅力を知り、子供の頃のように昆虫を見つけることに喜びを感じられるようになれば、毎日の生活にささやかな幸せが増えることでしょう。

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著者:國谷正明

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『身近な昆虫の観察入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

この章(第4章)では4ページにわたって、筆者が実際に昆虫採集をおこなった様子を写真の数々と共にレポートしていきます。

子どもの時のように必死で虫を探すというよりも、散歩がてら景色を楽しみつつ気ままに昆虫採集をしていますので、そのつもりでのんびりとご覧になっていただければ幸いです。

 

▼森の音

 

昆虫採集スタート!

 

まず訪れたのは県内の某公園。

この日は最高気温が35℃に達する猛暑日だったので家でおとなしく過ごしたかったのですが、用事のついでに立ち寄ってみることに。

 

 

 

 

 

 

水の流れる涼しげな音色にテンションが上がり、暑さを忘れて虫採り開始!

 

 

 

 

 

 

 

 

すると早速、草むらに生き物の気配が。

 

自慢ではありませんが、外出しているときには常に生き物の気配に目を光らせているので、よほど警戒心の強い生き物でなければ筆者のセンサーから逃れることはできません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姿を現したのはニホンアカガエル

近縁(きんえん:近い種)のヤマアカガエルと見分けることが難しいですが、背側線を見る限りではニホンアカガエルのような……。

 

 

アカガエルは正直それほど好きなカエルではないので、同定(=種を判別すること)にもあまり自信がありません。

でもよく見るとやっぱり可愛いなあ。

 

【コラム】昆虫採集の時には昆虫以外の動植物にも目を向けてみよう!
昆虫採集は昆虫を捕まえることそれ自体よりも自然と触れ合うことに大きな魅力があります。そのため、動物や植物、風景など、昆虫採集の過程で目にしたものはすべてが観察の対象となり得ます。

昆虫採集だからといって「昆虫」という分類にとらわれず、その過程で出会った各々の好きな生き物を採取・観察することで昆虫採集はより充実したものになるといえます。

 

 

 

 

 

 

 

のんびり散策していると、花のつぼみにぶら下がっているセミの抜け殻を発見。
なにもそんな不安定なところで羽化(うか:さなぎから成虫になる事)しなくても……。

 

夏の匂いを楽しんでいるとき、自ら虫採り網に飛びこんできたうっかり屋さんがいました。

 

 

 

 

 

おそらく若いナツアカネでしょう。成熟すると、燃えるような真っ赤な体色に変化します。

アキアカネとよく似ていますが、胸の模様で見分けることができます。

 

▼ア「アキアカネ」「ナツアカネ」の見分け方

アキアカネ
名称
ナツアカネ
</By Alpsdake投稿者自身による作品File:アキアカネ メス Sympetrum frequens female s3.JPG, CC 表示-継承 3.0, Linktd>
写真
By Alpsdake投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link

胸部の黒い三本線の真ん中の先端が尖っている。
見分けるポイント

胸部の黒い三本線の真ん中の先端が角ばっている。
アキアカネとナツアカネについては第1章で解説!(現在は第4章) アキアカネとナツアカネについては第1章で解説!(現在は第4章)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小川沿いを歩いていると、すこし先で何者かが川の中に飛びこむ音が。

 

 

 

ニホンアカガエルにしては大きかったような……持参していたタモ網で捕獲を試みます。

 

 

 

 

 

 

やっぱりな!

 

その正体はトウキョウダルマガエルでした。トノサマガエルとよく似ていますが、生息域が異なるので判別は容易です。ここは関東なので十中八九ダルマガエルでしょう。

こちらは個人的に好きなカエルなので持ち帰って飼育したいところですが、この暑さでの輸送は大きな危険を伴うため断念。

 

また会いにきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木陰の多い一帯にさしかかると、ひらひらと舞う黒い影が……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前の項でご紹介しましたハグロトンボです。全身が黒いのでおそらく雌(メス)の個体でしょう。

かなりの数が群生しているので、このあたりで繁殖しているに違いありません。

やっぱり格好良い!

 

ハグロトンボの解説は第1章にて(現在は第4章) ハグロトンボの解説は第1章にて(現在は第4章)

 

 

 

 

 

 

 

名称 ショウリュウバッタ
大きさ 体長 40~80mm
出現時期 6月~12月
分布 本州以南
いる場所 林緑・草地

 

草むらに潜んでいたショウリョウバッタ。定番ですね。

余談ですが、筆者はオスの成虫が飛ぶときに立てる「キリキリキリ……」という音が好きでたまりません。人間とって心地の良い周波数なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

同じく草むらにて。

ピンボケ気味で申し訳ありませんが、葉の上にとまった蜂を狙う蜘蛛の姿が。

どちらも詳しい種類まではわかりませんが、ハバチとコガネグモの類ではないかと思います。

 

ハバチはコガネグモに狙われていることを知ってか知らずか、次の瞬間にはどこかへと飛び去っていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

昼間でも日が差さないじめじめした一帯。ぼろぼろのコンクリートが陰気な虫たちの気配を感じさせます。

 

 

 

 

 

 

コンクリート片をどかしてみると――

 

 

 

 

 

 

 

名称 オオヒラタシデムシ
大きさ 体長 18~32mm
出現時期 4月~10月
分布 北海道・本州・四国・九州
いる場所 山林

 

 

――いました。

オオヒラタシデムシは生き物の死骸を食べる地表の掃除屋です。

 

ゴキブリとゴミムシの中間のような成虫もなかなかに薄気味悪いですが、幼虫はさらにグロテスクです。興味がある方は是非検索してみてください。

 

 

しかし、ここでハプニング。

 

 

 

夏の暑さにやられて気分が悪くなってきました……。

久しぶりの虫採りにテンションが上がって喉の渇きを忘れていたことが原因だと思います。

熱中症になっては危ないので急いで撤退します。

 

 

 

 

 

 

 

 

名称 クルマバッタモドキ
大きさ 体長 32~65mm
出現時期 7月~11月
分布 本州~九州
いる場所 草地・土手

 

 

帰り際に見つけた褐色型のクルマバッタモドキ

 

トノサマバッタやクルマバッタとよく似ていますが、翅(はね)の模様と背中の盛り上がりで判別することができます。

 

▼トノサマバッタ(クルマバッタとクルマバッタモドキには模様がある)

▼クルマバッタ

 

翅に白い模様があり、背中が盛り上がっていないので、クルマバッタモドキとみて間違いないでしょう。

 

▼クルマバッタモドキ


By KENPEI – KENPEI’s photo, CC 表示-継承 3.0, Link 

 

 

昆虫採集1日目はこれにて終了です。

炎天下での虫採りはデスクワーク続きのひ弱な体には酷だったようで、公園の1/4ほどをまわったところで無念の強制終了となってしまいました。

また日を改めて再挑戦です!

 

次のページでは、山中の遊歩道を訪れて昆虫採集を行います。

『身近な昆虫の観察入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

現代の麻雀は一人で楽しめる ~3つの方法~

Webon紹介目次著者
近年、インターネットの登場により麻雀の新たなブームが到来し麻雀を楽しみやすい環境が整ってきています。麻雀プロの筆者が、近年の麻雀ブームを解説すると共に麻雀の魅力をお伝えします。きっと麻雀を打ちたくなることでしょう!
「『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~」はこちらから

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)

 

前のページでは「インターネットの登場により、麻雀は一人でも気軽に遊べるゲームになった」というお話をしました。

今回はその一人で遊ぶ麻雀について詳しくご紹介したいと思います。

どれも手軽にコストをかけずにできるものなので、もしあなたが麻雀に少しでも興味があるのであれば、「とりあえずやってみるか」という軽い気持ちでチャレンジしていただけたら嬉しいです。

 

以下では

  • 麻雀アプリ
  • オンラインネット麻雀
  • 麻雀観戦

という項目に分けて解説をしていきます。

 

1 麻雀アプリ ~麻雀のルールを知らない方でもOK~

 

まずあなたが麻雀のルールを全く知らず、かつ知的ゲームとしての麻雀を楽しみたいのならば、スマホアプリ等のコンピュータと対戦するものがオススメです。

もちろん大まかなルールを知る必要はありますが、麻雀は入門書だけ読んだとしてもなかなかルールは覚えられません。

しかし実際にやってみれば大雑把な流れというのは案外すぐに覚えられるものです。

 

アプリで麻雀をする最大のメリットとは

 

ただ「麻雀を誰かとやってみる」といっても右も左も分からない状態ではチョンボ(麻雀におけるルール違反のこと)をしてしまうかもしれませんし、考えがまとまらず対戦相手を待たせてしまうかもしれません。

このような事を考えると「人間と対面しての麻雀」というのは少しハードルが高く感じてしまいがちですが、スマホアプリ等のコンピュータ相手ならば入門書やネットのルールガイドを見ながらじっくり考えてプレイしても誰にも迷惑をかけることはありません。

 

アプリなどではそもそもルールに反する動きはプログラム上、できないようになっていることがほとんどなのでチョンボの心配もありません。

 

簡単なチュートリアルのあるアプリも存在しますし、習うより慣れろ!というときにコンピュータと対戦できる麻雀ゲームは最適ですね。

 

スマートフォンのアプリ検索で「麻雀」と検索すれば数えきれないほどのアプリが出て来ますが、基本的にやることは全て麻雀。

もちろんインターフェース(ゲーム画面や操作方法)など細かな違いはありますが、まずは気軽に1つダウンロードして、チャレンジして見ていただきたいなと思います。

 

2 オンラインネット麻雀 ~ルールがある程度わかる方~


(引用元:http://www.maru-jan.com/)

 

「ルールはある程度わかる」という方や「腕試しをしてみたい」という方はオンライン上で人と対戦できる、いわゆるネット麻雀にチャレンジして見ましょう。

 

自分の順番で考える時間が制限されていたりと、対人ゲームならではのハードルはあるものの、きっとコンピュータ相手よりも白熱した勝負ができるでしょう。

 

中には私のようなプロが多数参加しているネット麻雀もありますから腕試しにはもってこいですよ。

 

プロが参加しているものなどおすすめのネット麻雀については後のページで解説!

 

ネット麻雀はスマホでできるもの、PCでしかできないもの、両方でできるものと様々あります。

無料のものも多いのでこちらもまずは一度チャレンジしてみることをオススメします。

 

家事の合間のちょっとした時間に楽しみたい主婦の方や通勤通学の電車の中で楽しみたい方は「東風戦(とんぷーせん)」というルールがオススメです。

 

これはサッカーで例えると前半戦だけで勝ち負けを決めるルールで、通常の半分の時間で楽しめます。

だいたい1ゲーム15分から20分程度で終わることが多いので勉強や作業の合間にやるのもちょうどいい休憩になりますよ。

私も家で原稿を書いている間などのちょっとした休憩時間には東風戦を楽しみます。

ついつい熱中して2戦目3戦目をやってしまい、結局何時間もたってしまった、なんてこともあるのですが・・・

 

ネット麻雀の一覧と特徴

 

名称 特徴
オンライン対戦麻雀 天鳳 登録ID数450万を数える国内最大規模のネット麻雀サイト。天鳳の最大の特徴は「打ち手の実力によって打つ卓が分かれている」こと。
麻雀ゲーム『Maru-Jan』 様々なイベントやエフェクトが楽しめる。優勝賞金500万のイベントの大会への出場権が獲得できるイベントなども開催。
オンライン麻雀ゲーム『雀シティ』 カメラを通して相手の顔をみながらプレイができる。カメラはOFFにすることも可能。
セガNET麻雀 MJ 牌や手の動きをリアルに再現。実際に麻雀をしている感覚になれる。基本プレイ無料。
麻雀4 色々なゲームを取り扱う「ハンゲーム」の中にあるゲームのひとつ。無料で打つことができる。
雀REVO 3Dの絵が特徴的な麻雀ゲーム。対局後に、対戦相手のリーチが何待ちだったかなどを調べられる。
闘牌王 対局視点に3Dモードを選べて臨場感ある対局ができる。
麻雀ロワイヤル 「Yahoo!モバゲー」の中のゲームのひとつ。会員数が100万人を突破しているとのこと。

 

3 麻雀観戦 ~実はやらなくても楽しめる~

 

最後は観戦です。

前のページでも少し触れたAbemaTVの麻雀チャンネルなら24時間麻雀の対局をみることができます。

ルールを知らなかったら楽しめないのでは?

と思う人もいるかもしれませんが、さすがはAbemaTVというべきか、そういう視聴者が多いことも予想して初心者にもわかりやすい、丁寧な実況解説がついています。

【参考リンク】AbemaTV

 

もちろん最初はわからない用語もあるでしょうが案外「雰囲気を楽しむ」ことができるようで、見てたらルールが何と無くわかってきました!なんていう声も耳にします。

 

特に囲碁将棋、最近の流行りのものでいうとカードゲームなんかが好きな方はきっと麻雀も楽しめると思います。

私の経験上、こういった頭を使うテーブルゲームが好きな人は、麻雀にもハマりやすい気がしますね。

 

そんな私もテーブルゲームは大好きで、ルールもあまりわからない海外のポーカーの大会の中継をよく見たりします。

ゲーム好きならば他のゲームのトッププロの戦いというのは何故か楽しめちゃうんですよね。

 

今回ご紹介したものは全て無料でできるものです。初期投資として必要なのは時間だけ。それもまずは30分で結構です。

手軽に麻雀ライフをスタートさせて見ませんか?

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)



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目次著者

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja