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この章ではバス釣りができる4つの場所「野池」「河川」「湖沼」「管理釣り場」の解説を4ページにわたって行っています。このページでは4つ目の「管理釣り場」についてご紹介。
ここまでブラックバスが狙えるフィールドとして、野池や河川、湖沼などを紹介してきましたが
「どうしても初めての1匹を釣りたい!」
という方のために、とっておきの場所です!
管理釣り場とは
釣り堀の事を俗に「管理釣り場」と呼びますが、日本各地にはブラックバスが釣れるという珍しい管理釣り場がいくつかあります。(釣り堀の多くは鯉やマス)
なぜブラックバスが釣れるのかというと、ブラックバスを放流しているから…。
当然、自然の景観を利用した管理釣り場(河川の一部を囲って行っているものなど)ならネイティブ(放流したものでない)なブラックバスも流入しているのですが、ほとんどの釣り場では、料金を払って釣りをするため、あらかじめ管理業者が定期的に魚を放流してくれているんです。
過去に筆者も幾度となくスランプに陥るたびにこの管理釣り場を訪れ、腕を磨いていました。
どのくらい簡単に釣れるかというと場所にもよりますが、1日中釣りをして最低でも1人5匹くらいは確実に釣れるんじゃないでしょうか…。
筆者は最高で15匹くらい爆釣したこともあります!
また、釣れる魚のサイズも比較的大きいものばかりで、釣り場によっては、ブラックバス以外の魚もルアーで狙うことができるなど楽しみも盛りだくさんです!
ちなみに、バーベキューができる釣り場なんかもあるんですよ。
「まだ1匹も釣ったことがない!」あるいは「もっとたくさん釣ってみたい!」など、なかなか魚を触れない方は最終手段として、あるいは練習場として「こんな場所もあるんだ」という事を頭の片隅にでも入れておくとよいですよ。
入場料金
(引用:バス釣りの管理釣り場 水戸南フィッシングエリアHP)
管理釣り場は、釣り堀として会社が経営しているため、入漁料や入場料・その他釣り具のレンタル料など一定のコストが掛かります。
しかし、自然のフィールドと比べ魚の数も多く、初心者の方でも簡単に釣ることができますので、コストが掛かっても訪れるメリットは大きいでしょう。
普段あまり使用することのないルアーを使って楽しむのもいいでしょうし、魚の釣り方の感触を覚えるために練習がてら訪れるのもいいでしょう。
また、多くの管理釣り場は道具の貸し出しを行っています。
ただ、ルアーに関しては無くしてしまったり、好みの問題もありますので、現状は貸し出しを行っていないところが大半です。つまり、ロッド(釣り竿)とリール(回収機。もちろんライン(糸)も)のみの貸し出しとなっています。
いずれにしても管理釣り場で釣りをすることのメリットは最大限に得られるはずです。
ご家族と一緒に、あるいはカップルでバスフィッシングの魅力を存分に味わえる場所です!
▼ブラックバス管理釣り場料金相場
人数 | 1日券 | 半日券 | タックル(道具)レンタル料 |
1名利用時 | 4000~4500円 | 3000~3500円 | 1000~1500円 |
※お子様や女性、障害者などフィールドによっては割引対象あり
お身体の不自由な方でも気軽に楽しめる
そしてもう1つ管理釣り場の特徴として忘れてはならないのが、お身体の不自由な方でも気軽に釣りが楽しめるという点。
ほとんどの管理釣り場では、足元や護岸(水際の構造物)が整備されており、釣りの最中に誤って落水するなどの危険が釣り人に及ばないように、安全が確保されています。
また、景色のいい管理釣り場で楽しむことは、身体をリラックスさせ、心にゆとりと安らぎを与える事でしょう。特に心身ともに病を抱えた方などには、抜群のフィーリング効果をもたらします。
そう言った意味でも、筆者はこのバス釣りというスポーツが社会に認められ、広く知れ渡ることを切に願います!
代表的なバス釣りの管理釣り場
(引用:ブラックバスの管理釣り場 フィッシングパル佐野公式HP)
ブラックバスの管理釣り場は数はあまり多くはありません。
下記に紹介いたしますので、是非とも実際に足を運んでみてください。
▼リンククリックで公式ホームページに飛ぶことができます。
場所 | 名称 |
関東 | ・宮城アングラーズビレッジ ・クリーククラブ ・八重笠沼 ・恩方バスフィッシングポンド ・弁慶フィッシングクラブ ・フィッシングパル佐野 ・水戸南フィッシングエリア ・北浦富士見池 ・ルアーフィッシング渡良瀬 |
中部 | ・浜名湖フィッシングリゾート |
関西 | ・水藻フィッシングセンター |
まとめ
この第2章では4ページにわたり様々なブラックバスが狙える釣り場を紹介してきました。
フィールドによって魚がいるポイントは異なり、季節によって釣り方や狙い方が変わるのがバスフィッシングの面白さでもあります。
それゆえに考え抜いて釣れた時の喜びは、他の釣りでは比較できないほどの感動に値します。
昨今ではいくつかの団体により、バスプロトーナメント(ブラックバス釣りプロの大会)が開催されており、バス釣り(バスフィッシング)自体がプロスポーツとして認知されつつあります。
いずれは五輪種目にもなるような、人気のある国際競技と認められれば大変興味深いのにな~と思います。夢のような話ですけどね。
さて、この章では「釣り場所」について解説してきましたが、次の第3章では4ページにわたって「バス釣りで使う道具」について解説していきます。
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はじめに
第1章 基礎
第2章 釣り場
第3章 道具
第4章 コツ
著者:お魚店長
バス釣り歴15年。幼少の頃からバス釣りを始め、現在まで魅了され続ける中年バサー。釣りの楽しさや魅力を少しでも多くの方に知ってもらおうと様々な記事を執筆中。お問い合わせはこちらから