バス釣り道具の選び方とおすすめ③ 【ルアー編】

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バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

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著者:お魚店長

バス釣り歴15年。幼少の頃からバス釣りを始め、現在まで魅了され続ける中年バサー。釣りの楽しさや魅力を少しでも多くの方に知ってもらおうと様々な記事を執筆中。お問い合わせはこちらから

 

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この第3章ではバス釣りに欠かせない道具である「ロッド」「リール」「ルアー」「ライン」について4ページにわたって解説していきます。

前のページでは「リール」でしたが、このページでは「ルアー」について解説いたします。

 

ルアーとは


▲ルアー

 

ルアーとは「疑似餌(ぎじえ)」のことです。

糸の先端にルアーをつけて水中に漂わせることで、ルアーを「エサだ」と勘違いした魚が食いついてきます。そして、魚の口に針を引っ掛けて釣ります。

ルアーは、木材やゴムなどで作られており実際に食べることはできません。その為「疑似餌(疑似=真似た 餌=エサ)」と呼ばれているのです。

 

 

バスフィッシングに魅了された方は、必ずと言っていいほど「ルアーコレクター」になります。

タックル(道具)を語るうえで欠かせない「ルアー」というアイテムは、バスアングラー(=バス釣りを行う人)にとってそれほど神秘的で魅惑的なものなのです!

 

そもそもブラックバス釣りの人気がある理由も、このルアーの存在が大きく関係しています。

ブラックバスはルアーに激しく食らい付いてくるので、壮絶なファイトを堪能できます。そこに、楽しさや魅力が詰まっているんです♪

また、色々な種類のルアーがあり道具選びもバリエーションに富んでいます。「様々なルアーを組み合わせて、いかにヒットに持ち込むか」という奥深さが、釣り人の好奇心をくすぐるというわけなんです♪

 

ルアーの形状は「いかにも」という活エサ(虫などの生きているエサ)そっくりのものもあれば、見るからにエサとしては認識できないようなものも存在したりと、多種多様。

そんな疑似餌に大口を開けて食らいつくブラックバスの本能を活かしたダイナミックさが脚光を浴びているわけです。

 

 

ルアーの動き

 

また、ルアーは投げてリール(釣り糸を回収する道具。詳しくは前のページで)を巻くだけで、泳ぐような動きをする仕組みになっています。泳ぎ方はそれぞれのルアーによって異なります。

魚の反応に合わせてロッド(釣り竿)を動かしてルアーを動かすことで、さらに魚を食いつかせやすくすることもできます。

 

【編集部コラム】ルアーの動かし方の種類
ロッド(釣り竿)を動かすことで、それに伴いルアーも動きます。ルアーの動きによって魚に食い気を与えたり、ルアーの存在を知らせたりすることができます。それによって、より釣果(釣りの成果)が上がる可能性があります。

以下に代表的なルアーの動かし方を挙げさせていただきます。

●リトリープ・・・リールを巻くこと。巻き方のスピードに変化をつけることで魚のやる気に火がつくことも。

●ストップ&ゴー・・・リールを巻いている途中にルアーの動きを一瞬止めたり、再度リールを巻くテクニック。魚にルアーに食いつかせるタイミングを与えます。

●トゥイッチ・・・ロッドの先をチョンチョンと小刻みに動かしながらリールを巻き取るテクニック。逃げ惑う小魚のような演出ができます。

●ジャーク・・・ロッドを大きく動かし、ロッドを元あった位置に戻す間にリールを巻いてルアーを動かすテクニック。

●リフト&フォール・・・ルアーを上下に動かすテクニック。魚は上から落ちてくるものに興味を示すという性質を利用したもの。

●ボトムバンピング・・・水底でルアーを跳ねるように動かすテクニック。

 

ルアーはなぜ使い分ける必要がある?

 

ところで、そもそもなぜルアーをたくさん使い分ける必要があるのでしょうか。

ルアーの機能の違いを一言で言うならば「魚の食いつき方の違い」ということです。

また、水面上(トップウォーター)・中層(ミドル)・ボトム(水底)などと場所によって適切なルアーを使い分けないとブラックバスがエサと認識せずに、食いついてこないのです。だからたくさんのルアーを使い分ける必要があるのです。

 

 

また「同じブラックバスなのだから、どのルアーを使っても食いつき方は変わらないのでは?」と思う方もいるかもしれません。人間が人によって好きな見た目が違うようにブラックバスそれぞれで食いつきたくなるルアーがあるのです。

また「弱っているエサを狙うブラックバス」もいれば「とにかく巨大なエサを欲する大物のブラックバス」もいます。こうしたブラックバスの趣味嗜好を読み、それに合わせたルアーを使い分ける必要があります。(例えば、弱っているエサを狙うブラックバスに対しては、弱っている小魚のように見えるルアーを使ってみたり。)

このように思考を巡らせてどのルアーを使うかを選ぶのも、バス釣りの楽しいところであるのです。

 

【筆者に聞きました!】Q. ブラックバスは本当にルアーをエサと認識している?
A. ブラックバスが本当にルアーをエサと認識しているかと聞かれると不思議なところはあります。

基本は、バスはルアーをエサと認識していると思うのですが、なぜかこれがエサには全く見えないハードルアーに食いついたりします。スピナーベイトがいい例ですかね…。

▼スピナーベイトの例

色や日によって反応が全然変わったりします。ある時はアピールカラー(派手な色のルアー)で魚がルアーに食いついてきたのに、今日は全然当たらないなど…。特にスピナーベイトになぜ食いつくのかは、原因は定かではありません…。

また単に好みのエサによって使い分けるのではなく、リアクションバイトという「ルアーに激しいアクションを加えて、反射的にブラックバスに食いつかせてしまう」という方法もあります。こちらについては第4章(このページは第3章)で解説します。

 

ルアーの種類

 

ルアーの種類は大きく分けると2種類あります。

柔らかい素材を活かした「ソフトベイト(ソフトルアー)」と呼ばれるものと、硬いバルサ材などの木材を使用した「ハードベイト(ハードルアー)」と呼ばれるものがあります。

ソフトベイトは底を這うようなイメージ、ハードベイトは中層を泳がせるイメージで使うと効果が高いです。つまり、狙う層で使い分ける感じですね。

 

▼ソフトベイトの例
▼ハードベイトの例

 

以下ではこの2種類のルアーの違いについて解説します。

 

ソフトベイト(ソフトルアー)

 

 

ソフトベイトは、柔らかい樹脂製のゴムでできており、フニャフニャと艶めかしく動いて魚を誘う習性のあるルアーです。

よりナチュラルに、自然に近い何者かの生命体をイメージすると分かりやすいかもしれません。

 

ハードベイト(ハードルアー)

 

対する「ハードベイト」は、硬い木材などでできた小魚などのシルエットを施したイミテーションルアー(イミテーション=模倣品)です。

トリッキーな動きと派手なアクション(動き)で瞬間的に魚に食いつかせます。

 

どちらのタイプも数えきれないほどの種類があり、それぞれにアクションが異なります。まずは、どれでもいいのでお好きなものを使ってみて、1度魚を釣ってみると世界が変わります。

釣れたらそのルアーの形状や色、アクションの仕方などを覚えて置き、そこからバリエーションを増やしていくと、おのずと連続して釣れるようになってくるはずです。

 

名称 素材 使い方
ソフトベイト 樹脂製のゴム 水底を這うようにイメージ
ハードベイト 硬い木材 中層を泳がせるイメージ

 

ルアーの種類一覧

 

バスフィッシングに使われるルアーは、水面上で激しい動きを演出して誘えるものや、中層をキビキビと動いて食わせるもの、ボトム(底)付近をピョンピョンと飛び跳ねて誘えるものなど様々なものがあります。

先ほども述べましたが一般的には、ソフトベイトは底を這うようにイメージし、ハードベイトは中層を泳がせるイメージで使うと効果が高いです。

それぞれの種類や特徴などは、ざっくりと分けると以下の表のようになります。

ただ、初心者の方がはじめから使い分けることや、理解することは難しいかと思います。

そのため、初心者の方は「こんな使い分け方がたくさんあって極めたら面白そうだなー」くらいの感じで表を眺めていただければよいかと思います。この表の下では「結局どのルアーが釣れるのか?」という初心者の方向けの解説を行っております。

 

▼ハードベイト

種類 特徴 使い方
ポッパー 水面上で激しいポップ音を放ちバスを誘発 ストップ&ゴーを使い分けて水面上をポンピング(=ルアーの頭を沈めたり、出したり跳ねさせるに意)させる。
ペンシルベイト 水面上で弱った小魚を演出 巧みにロッドワーク(=ロッドを動かして魚にアピールすること)を使ってアクションさせる。
ビッグベイト 全長10センチを超える大型のルアー。ランカーバスのみにターゲットを絞って狙う際に使用。 トゥイッチ&ジャーキングなど様々なアクションをおりまぜて使用。
(トゥイッチ=ルアーの頭を左右に振り魚を誘う動作/ジャーキング=ロッドを大きく動かして、ルアーを大きく動かすこと)
バズベイト 水面上でプロペラ(=バズベイトのの先端についてる)が強波動を生み出し、遠くのバスを寄せ付ける。 一定の速度で水面上を巻くだけで効果を発揮する。
フロッグ カエルそっくりの動きでバスを誘う。 ストップ&ゴーをおりまぜてアクションさせる。
ミノー 小魚を演出したシルエットのルアー。 水中で弱った小魚を演出するように使用。
シャッド 比較的浅瀬の水中を勢いよく泳ぎ回る。 水深1~2メートル位の水中をトリッキーな動きで誘う。
クランクベイト 水深2~3メートルの水中をウォブリング動作でバスの好奇心をあおる。 ウォブリング(ブルブル震える動作)を使ったストップ&ゴー。
ジャークベイト ジャーク(ロッドをあおる)すると逃げ惑う小魚を演出する。 ジャーキングに特化した動作。
バイブレーション ブルブルと小刻みなバイブレーションが波動を生み出す。 一定間隔でジャーキングなどを入れ、バイブレーション効果との両立をはかる。
プロップベイト ヘッド部に付いたプロペラが小さなノイズと振動を生み出す。 水中を一定の間隔でリトリーブ(巻く)したり、時にフォール(落とす)させる。
スピナーベイト ボトムから中層を探れるパイロットルアー(=その日の1投目に使用し、魚の反応、風向きなどを状況を判断するためのルアー)。 微波動を意識しながら一定の間隔でリトリーブ(巻く)。
スピンテールジグ テール部に小さな金属状の羽根を装備したアピール度の強いルアー 冬場などにゆっくりとボトムを引くだけでも効果大。
メタルジグ トラウト釣りでも多く使われるルアーで、キラキラと光り強烈にアピール。 フォール(落とす)させることにより、魚の好奇心を刺激。
チャターベイト スピナーベイトのようなワイヤー形状にプロペラの付いた最近生まれた特殊なルアー。 障害物に沿うようにアクションさせ、音と波動で刺激する。
ラバージグ フックの付いたジグにラバースカートを兼ね備えた形状で未確認生物を演出。 ボトムバンピング(跳ねさせる)させるアクションが効果絶大。

 

▼ソフトベイト

種類 特徴 使い方
ストレートワーム バスの大好きなミミズを施した人気のルアー。 着底させ、ボトムを這うようなアクションが効果的。
グラブ系 ボディーが太く、ゆらめくテール部が強烈にアピール。 ラバージグのトレーラーとして多く使われる。
カーリーテール カールしたテール部がバスの好奇心を刺激する。 フォール(落とす)やスイミング(漂わせる)を意識した使い方が有効。
スティックベイト 小魚のシルエットを施したソフトベイトルアー。 逃げ惑ったり弱った魚を演出。
クロー系 大好物のザリガニを模したルアー ボトムを這うザリガニをイミテートして使う。
シャッドテールワーム 丸い形状のテール部がピクピクと動き、バスに猛烈アピール。 基本は、ボトムのズル引きでも良く釣れる。
ホッグ系 エビやカニなどの甲殻類を模したワーム。 テキサスリグ(ボトムを這わせる仕掛け)やラバージグのトレーラーとして使用。
パドルテール 平らなテール部がふわふわと動き、不規則な微波動を生み出す。 障害物に当てたりコンタクトさせて使う。
虫系 甲殻類をイメージした代表的なソフトベイト。 水面下では暴れる虫を、水中では逃げ惑う虫をイメージして使う。

 

多くのルアーがあり、動きも全く異なるので、季節や天候を加味しながら使うととても楽しいですよ!

パターンが読めた時の感動は、計り知れないものがあります!

また、ルアー使い分け方については第4章(現在第3章)で詳しくは解説していますので、こちらもご一読いただければと思います。

 

結局どのルアーが一番釣れるの?

 

初めてルアーを手に取る方は、あまりの種類の多さに呆然としてしまうことでしょう。

では、結局のところ、1番釣れるルアーって何なのでしょうか?

端的に申しますと、答えはソフトベイト=ワームです!

 

「ワーム」とは、ソフトベイトを総称してそう呼ぶのですが、フニャフニャとした艶めかしい動きがバスの好奇心を刺激し、あらゆるコンディションでバイト(魚のアタリ)を誘発できるルアーとして知られています。

ワームはかなり万能型のルアーな上、コスパ最高でよく釣れるルアーです。ソフトベイトがはばかれるシーンも滅多に見当たりません。

筆者は、このワームを使って1日に何十匹ものバスの捕獲に成功しています。

今まで他のルアーでは全くアタリのなかった過酷なコンディション下でも、ワームを使った瞬間に入れ食い状態になることなどは多いです。

 

これはなぜかというと、ブラックバスは日常的に甲殻類や小魚などを捕食しており、これらの小動物をイミテート(真似した)したワームが直接魚の捕食本能を刺激するからなんです!

また、ワームは、他のルアーに比べてとてもアクションさせやすく(動かせやすく)「ちょっとした刺激でも猛烈にアピールできる」といったメリットがあります。

まさに入門用に適したルアーなのです。以下では実際におすすめのルアー商品をご紹介していきます!

 

筆者おすすめ初心者向けルアー3選

1 オーエスピー ドライブクローラー 4.5inch



初心者の方におすすめのソフトベイトのルアーです。

このルアー、ホントによく釣れます!

なぜ釣れるのかはバスちゃんに聞いてみないと正直分かりません!

あえて申し上げるとすれば、テールの動きが絶妙な所でしょうか。フニャフニャと艶めかしくバスの食性を刺激するんだと思います。

 

▼著者おすすめのルアーを買う

オーエスピー ドライブクローラー 4.5inch 【1】 OSP DoLive Crawler

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2 ジャッカル フリックシェイク 4.8インチ

こちらも初心者の方におすすめのソフトベイトのルアーです。

このルアーも上記ドライブクローラーと同じで、かなり良く釣れます。ただ投げれば釣れる感じです!

他の同型のワームと比べて、アタリもとても多いです。

ホントに謎なくらい良く釣れますよ!心境としては「とにかく試しに投げてみてください!」というようなかんじです!

 

▼著者おすすめのルアーを買う

【メール便可】ジャッカル フリックシェイク 4.8インチ

楽天で購入

 

 

3 ダイワ ピーナッツII DR ピンクオレンジギル

こちらも初心者の方におすすめのハードベイトのルアーです。

おすすめの理由は、ダイワ(=大手釣りメーカー)のクランクベイト(=丸い小魚の形をしたルアー)を代表する名作だからです!

しかも他のメーカーのクランクベイトに比べて安価とコスパもよく、良く釣れます。通常、クランクベイトの価格って900~1200円くらいなんですけど、このピーナッツは700円で手に入ります!

「なくしてもそんなに痛手じゃない!」

というのがおすすめする理由です。

しかもよく釣れます!初心者はまずこのルアーから練習してみるべきですね!

 

▼著者おすすめのルアーを買う

ダイワ ピーナッツII DR ピンクオレンジギル

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ここまで、道具について「ロッド」「リール」「ルアー」と解説してきましたが、最後に「ライン(釣り糸)」について解説いたします!

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バス釣りの基礎知識 ~初心者が最低限学ぶべきこと~

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バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

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初心者がバス釣りをはじめるにあたって「何から学んで良いのかわからない」という方が多いのではないでしょうか。

このWebonはバス釣り(バスフィッシング)初心者が、バス釣りの迫力と醍醐味などの魅力を知り、自ら1人でフィールド(釣り場)に足を運んでいただくことを目的として作成されております。

まずはこのページ「バス釣り初心者の基礎知識」を読んでいただければ、バス釣りに対する知識がゼロの初心者の方でも、「バス釣りとはどのようなものか」がわかると思います。

魚がどこにいるのかを考え、試行錯誤の結果、見事に釣り上げることができた時の爽快感・感動・ゲーム性を実際に皆さんに体感していただきたい!そんな思いでいっぱいですので是非こちらで学んでいただければと思います!

 

バス釣りの目的

▲ブラックバス

 

バス釣りとは、淡水魚(=海にいる魚ではなく河川や湖にいる魚)である「ブラックバス」という魚を釣ることを指します。

バス釣りの目的は、魚を釣って食べることではなく「魚を釣ること自体を楽しむこと」です。基本的に釣ったブラックバスは食べません。

 

▼4つの画像で掴む、バス釣りのイメージ

 

バス釣りの醍醐味

 

このバス釣りの楽しさは、ルアーという様々な形を施した疑似餌(ぎじえ:餌を真似たもの。ルアーなど)にフィッシュイーター(小魚を主食とする大型魚)であるブラックバスがエサと勘違いして勢いよく食らいつき、壮絶なファイトを味わえる所です!

今まで釣りをしていない素人の方も、一度行えばその迫力に魅了されてハマる方も多くいます。

▼ブラックバスが疑似餌に勢いよく食らいついている様子

 

また、ブラックバスという魚は、季節によって居場所や好むエサが変わります。

そのため「様々な疑似餌を使い、ブラックバスが潜んでいる場所を考えながら釣りをする」といったゲーム性もバス釣りの魅力の1つなんです。

 

 

さて、そんなバス釣りの醍醐味を味わうにはどうしたらよいのでしょうか。

バス釣りは奥の深い世界ですので、上達しようと思えば覚えることはたくさんありますが、実際にこの醍醐味を体験するために初心者がまず覚えなければいけないことは実はそんなに多くないのです。

 

初心者が身につけるべき最低限のこと

 

初心者が1人でバス釣りに行けるようになるために、身につけるべきバス釣りの知識は下記の4つです。

 

①バス釣りの基礎知識(バス釣りとは何か/釣り方の基本)

・・・バス釣りの概要や醍醐味を理解すると実際に釣りに行きたくなるかと思います。釣り方の基本を知ることで、この後の項目の解説が理解しやすくなります。

②バス釣りができる場所

・・・目的がわかったら行く場所を知りましょう。釣り場所について知ることで、実際のバス釣りをやるイメージがわくかと思います。

③最低限必要な道具

・・・場所の次は道具について知りましょう。道具は釣り方の知識があった方が理解しやすくなるので、釣り方の基本はしっかりとおさせておきましょう。

④釣り方のコツ

・・・行く場所と道具について理解できたら、後は実際に釣るための知識です。釣れるようになるための「コツ」を覚えましょう。

 

これらたった4つのことをマスターすれば、「1人でバス釣りに行くことができる」のです。

①~④の項目について、下記でもう少し詳しく解説いたします。

 

① バス釣りの基礎知識/釣り方の基本

 

まず最初にバス釣りを始めるにあたり「釣り方の基本」を知っておく必要があります。釣りを初めてされる方は、釣り方の要点を押さえ、どのようなものであるかという事をイメージしておいてください。

釣り方の基本については初心者の方が覚えるべきことは5つです。

ここでは学ぶべきことの簡単な概要をお伝えいたします。先に詳しく知りたい方は、次のページの「釣り方の基本」ページをご覧くださいませ。

 

「釣り方の基本」は次のページで詳しく解説!

 

釣り方の基本1 道具の準備

 

まずは道具の準備です。バス釣りでは本物のエサの代わりに「ルアー」という疑似餌を使います。このルアーを針先にセットする方法を覚える必要があります。

 

釣り方の基本2 ロッド(釣り竿)の投げ方

 

ブラックバスを釣るためには、狙ったところにロッドの先についたルアーを投げる必要があります。基本のフォームをマスターすることで、狙ったところに投げることができるようになることでしょう。

 

釣り方の基本3 魚が食いついた時に判断する方法

 

ルアーが着水してから、糸を動かしたり引っ張るなどの何らかのアクションを加えると、魚が疑似餌を本物のエサと勘違いして食いついてきます。 これを「アタリ」と言います。「アタリ」がどのような感覚かがわかれば、ルアーに食いついているにも関わらず逃してしまうということを極力避けられるようになることでしょう。

 

釣り方の基本4 魚が食いついた時にすること

 

魚が食いついたとわかったら、ロッド(釣り竿)を立てて針を魚の口に刺さないといけません。後は、ライン(糸)を巻いて魚を取り込むのみです。

 

釣り方の基本5 釣った後にすること

 

釣った後はメジャーで魚のサイズを測り、お気に入りのポーズを決めて思い出の1枚を撮影したりします。そして早急に水の中に戻してあげましょう。

 

以上の5つが釣り方の基本となります。それぞれ詳しく知れば、初心者脱出に近づくことでしょう。

 

釣り方の基本は次のページで詳しく解説!

 

② 釣れる場所

 

釣り方の基本を理解したら、釣れる場所について知っていきましょう。

バス釣りができる場所は4種類あります。

「野池」「河川」「湖沼」「管理釣り場」です。下記にそれぞれの特徴と初心者はどこから行くべきなのかということを解説します。

 

場所 特徴 おすすめの人
野池

俗にいう貯め池。場所を選ばず気軽にルアーを投げれる。 手軽に時間のない方でも行けるのが魅力。初心者にもおすすめ。
河川

釣る場所を絞るのが難しいが、釣れれば大物の可能性! 川バス特有の強い引きと高いゲーム性を求める中級者におすすめ。
湖沼(こしょう:湖や沼)

ボート釣りなど普段とは違った釣り体験ができる。レジャースポットとしても楽しめる! 水深があって、目に見えないところにも注目しないと釣れない。考える釣りの醍醐味を味わいたい方(上級者)におすすめ。
管理釣り場

人工的に作られた釣り場。最も釣れやすい。 初心者でも容易に釣ることができる。デートスポットとしてもおすすめ。

 

野池

特徴

俗にいう貯め池と呼ばれる池で、初心者向けの釣り場です。

河川、湖沼などと比較すると釣り場の大きさが狭く魚の生息密度が濃いです。そのため、岸のどこからルアーを投げても比較的簡単に釣る事ができます。

 

どういう目的の人が行くべき?

割といたるところに存在するフィールドで、手軽に時間のない方でも訪れることができるのが魅力。遠くの釣り場に足を運べない方にもってこいの釣り場です。

 

「野池」の詳しい解説は第2章(このページは第1章)にて

 

河川

特徴

広大なフィールド(釣り場)で、釣れる場所を見極めるのが難しい反面、河の流れの中で育っているので引きの強いバスがいる傾向があります。

釣れれば大物と川バスの強い引きを堪能できる中級者向けのフィールド。

 

どういう目的の人が行くべき?

流れのない止水域での釣りにはもの足らず、川バス特有の強い引きと高いゲーム性を求める中級者アングラー(魚を釣る人)にお勧めの釣り場。

 

止水域(しすいいき)とは
人間には水が流れないで止まっているように見える環境。実際にはゆっくり流れている。野池や湖沼が該当する。

 

「河川」の詳しい解説は第2章(このページは第1章)にて

 

湖沼

特徴

湖沼(こしょう:湖や沼のこと)雄大な景色と大自然のコントラスト、ボート釣りなど普段とは違った釣りを堪能できます。広いフィールドを数日時間を掛けて廻れるなど、旅行もかねて訪れることのできるレジャースポット。

 

どういう目的の人が行くべき?

多くの湖や湖沼は水深があり、バスの付いているポイントも様々。目に見えるポイントばかりでなく、地形変化を考察しながら考える釣りの醍醐味を味わいたい方にお勧めするバス釣りを代表するフィールド。

 

「湖沼」の詳しい解説は第2章(このページは第1章)にて

 

管理釣り場

 

特徴

料金を支払って、その対価として魚を確実に釣るためのフィールド。人工的に作られた障害物や地形変化など、ブラックバスが確実に居るポイントをくまなく攻略できる言わずと知れた「釣り堀」。

また、多くのバス釣り管理釣り場は道具の貸し出しを行っています。

ただ、ルアーに関しては、なくしてしまったり、好みの問題もありますので、現状は貸し出しを行っていないところが大半です。つまり、ロッドとリール(もちろんラインも)のみの貸し出しとなっています。

 

 

どういう目的の人が行くべき?

容易に魚を釣ることができる数少ない場所で、ルアー釣りの醍醐味や雰囲気を初めて味わいたい初心者の方に向けた釣り場です。カップルでのデートスポットとしてもおすすめ。

 

「管理釣り場」の詳しい解説は第2章(このページは第1章)にて

 

初心者はまずはどこに行けばいい?

 

初心者にとって「ブラックバスが釣れる場所」の選択は、とても重要な要素となりますが、全く今までに釣り経験のない方などの場合は、やはりブラックバスが釣れる「管理釣り場」にまず足を運び、バス釣りがどのようなものであるのかという事を身体で感じてみる必要があるかと思います。

 

▼管理釣り場

 

そして実際に魚に触ってみて、釣りをすることの楽しさや迫力を肌で感じ、次に本当にネイテイブなフィールド(=自然にある釣り場、要するに管理釣り場以外の場所)にチャレンジするといった流れが良いのではないでしょうか。

もちろん、フィールドによっては、魚影が濃く(=魚の数が多い)、初心者でも簡単に釣れてしまうネイテイブフィールドも数多くあります。

そのような所では、思う存分釣りが楽しめますので、あえて管理釣り場に足を運ぶ必要はありません。

 

ネイティブなフィールドはどこにある?
ネイティブなフィールドは、管理釣り場以外の「野池」「湖沼」「河川」が該当します。

野池に関しては、田んぼへ水を引く溜池であることが多いため、田園地帯や山奥など比較的広範囲に見つけることができます。

湖沼に関しては、大きな湖ですので、霞ケ浦や北浦、河口湖、琵琶湖、芦ノ湖をイメージしていただければと思います。

河川は、街中に流れている一級河川と呼ばれるもの、大きな湖から流れ出る流出河川です。ゆくゆくは海へ注ぎ込む荒川や多摩川、江戸川、利根川などにブラックバスが生息しています。

地方では、入間川や小貝川、その他その河川から分岐する小さな小川のようなところにも生息していたりします。

調べ方としては、TwitterなどのSNSから情報を得たり、ブラックバス雑誌などにポイントが掲載されていたりします。詳しいポイントまで調べる時は、グーグルマップを使うとより詳細に調べることができます。

▼ブラックバス雑誌の例(画像クリックで商品詳細へ)

 

釣り場によっては、それぞれに違った要素がありますので、要は初心者の方がどんなバス釣りを楽しみたいのかといったところで選択が変わってくるかと思います。

ですが、あえて順序を付けるとすれば、まず始めに「管理釣り場」でバス釣りを初体験し、次に「野池」で実際に釣ってみる、そして応用編である河川での川バス釣りにチャレンジ、もしくは広大な敷地の湖沼でバス釣りの奥深さを体験してみるのような感じの流れがベストではないかと思います。

ちなみに「野池」であれば比較的簡単に魚を触ることができます。

 

③ 道具

 

場所の次は、道具について学んでいきましょう。

初心者が最低限必要な道具は「ロッド(釣り竿)」「リール(回収機)」「ルアー(疑似餌)」「ライン(釣り糸)」の4種類です。

 

ロッド

 

ロッドとは「釣り竿」のことです。

狙う魚やフィールドによっては、魚の大きさも違えばフィールドの広さも異なるため、同じロッドを使ってしまうと多くの不具合が生じてしまうので、ロッドはシチュエーションに応じて使い分ける必要があります。

極端な例ですが、海でマグロのような大きな魚を狙うのに、フナや鯉を釣るための柔らかめの竿では全く役に立ちませんよね…。

初めてチャレンジされる方は、なるべくなら長期間使用できる万能タイプがおすすめ。

 

「ロッド」の詳しい解説は第3章(このページは第1章)にて!

 

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リール

 

「リール」は釣り糸を回収するための「回収機」です。釣り道具の心臓部とも言える重要なアイテムです。リールは大きく分けると「スピニングリール」と「ベイトリール」の2種類。

初心者の方には糸が絡まりにくい「スピニングリール」がおすすめ。5000円くらいから十分な性能のものが販売されています。

 

「リール」の詳しい解説は第3章(このページは第1章)にて!

 

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ルアー

 

ルアーは「疑似餌」のこと。要するに偽物のエサのことで、実際に食べることはできません。使うルアーの種類によって魚の食いつき方が変わってきます。

ブラックバスの趣味嗜好を読んでどのようなルアーを使うか考えるのも、バス釣りの魅力のひとつ。

最初は安価なもので十分。できるだけ自然の虫や甲殻類に似せたものがおすすめ。

 

「ルアー」の詳しい解説は第3章(このページは第1章)にて!

 

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ライン

 

「ライン」は釣り糸」のことです。大きく分けると「ナイロンライン」「フロロライン」「PEライン」の3種類があります。

これらのラインは引っ張った時の切れにくさ、すり減りにくさ、伸縮性などが違い、状況に合わせて適切に使い分ける必要があります。

初心者は万能性に優れてコストパフォーマンスに優れる「ナイロンライン」がおすすめです。

 

「ライン」の詳しい解説は第3章(このページは第1章)にて!

 

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道具一覧

 

▼名称クリックで筆者おすすめの初心者向け商品詳細へ飛びます。

名称 相場(初心者~中級者の初級向け) 特徴と選び方
ロッド 8000~12000円前後/本 釣り竿。初めてチャレンジされる方は、なるべくなら長期間使用できる万能タイプがおすすめ
リール 5000~10000円前後/個 釣り糸を回収するための回収機。5000円くらいから十分な性能のものが販売されています。
ルアー ソフトルアー:700~800円前後/袋(1袋6~7本入り)
ハードルアー:800~1000円前後/個
ブラックバスを釣るための疑似餌。最初は安価なもので十分。できるだけ自然の虫や甲殻類に似せたものがおすすめ。
ライン(釣り糸) フロロカーボンライン1300~1600円前後/巻(1巻き100メートル巻きが基本) 最初はナイロンラインでもOK。フロロラインなら感度も抜群で、耐久性があり、初心者でも容易に扱える。

 

初心者が道具を揃えるのに必要な予算とポイント

 

バス釣りを始める際の予算は、道具を一式そろえるのにおおよそ2万円前後見ておけばよいかと思います。

(内訳)ロッド10000円程度+リール5000円程度+ルアー3000円程度+ライン1500円程度=19500円程度。

釣り道具を一式揃えるには、おおよそ初心者の方であれば、安価なものでかつバーサタイル(どんな状況でも使える万能タイプ)に使えるものが最もお勧めです。

 

ロッドですと下は8000円~10000円くらいのもの、上を見たら50000円位のものまで価格はピンキリです。おすすめは、やはり10000円~12000円位のものが初心者にも扱いやすく、耐久性もあって長く使えるのでおすすめです。

リールに関しては、これもやはり10000円前後の物がよいのですが、初めて試しにやってみるから安いものでよいというのであれば、5000円位のものでも十分に楽しめます。

価格の違いは、機能面で高度なものであったり、リール本体の構造、材質の違いから差異が生じてきます。

 

ルアーについては柔らかい素材でできている「ソフトベイト」であれば、1袋7~8本入りで700円前後、プラグと呼ばれる木材を使った「ハードベイト」と呼ばれるルアーであれば安いもので1つ900円位が相場です。

ルアーの種類は莫大な数がございますので、購入するたびに予算が掛かってしまいます。最初は良く釣れ、コスパの良いソフトルアーを数袋購入しておけば、なんとか1匹くらいなら釣れると思います。

ハードルアーは高いし、根掛かり(水の中の障害物に引っかかる事)などでロストする(失ってしまう)確率が高いのであえて持っておく必要はないでしょう。

ラインは程度のいいものほど長く使え、釣果に最も影響する道具ですので、高価なものほど購入しがいがあると思います。

道具の予算目安でいうと以上のような感じです。

 

その他にも現在では、「お手軽ファミリーブラックバス釣りセット」の様なものがあり、これですと針からライン、リール、ルアー、ロッドまで入ってトータル5000円前後位で販売されています。

しかし、お子様向けの要素が強いものです。お子様や女性など「とりあえず道具は一番安いものでよい」と考えている初心者の方以外はあまりお勧めできるものではありません。

これから長く真剣にバス釣りにチャレンジしてみよう!という方には、あまり向かないかもしれません。

 

▼「とりあえず道具は一番安いものでよい」と考えている初心者の方おすすめのバス釣りセットの例

(5)ブラックバス釣り 入門 セット /ロッド/ ビギナー向け/初心者/ルアーセット/ワーム/ブラックバス/釣り竿/釣具/バスフィッシング/バスロッド/スピニング

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その他必要な道具

 

その他には、細かな道具を入れる「タックルボックス」ですとか、ラインをカットするハサミ、針を魚の口から外す際に使う「プライヤー」なんかが必要になってきます。

しかし、これらのアイテムはサブアイテム的要素が強いので、一緒に釣りに行った友人などから借りることもできますので、特に持っていなくても大丈夫です。

 

1人で行く際は、ハサミだけは持っておいた方がよいですね。あとは、大事なものでソフトルアーをリグる(仕掛けを作る)際のシンカー(オモリ)とハリが必要になってきますね。

これらは、200円~300円くらいで買える安価なものばかりなので、忘れずに購入しておく必要がありますね。

 

▼筆者おすすめ初心者向け「シンカー」を買う

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▼筆者おすすめ初心者向け「ハリ」を買う

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服装について

 

服装に関しては特にこだわる必要はないかと思いますが、できれば動きやすいもの、汚れてもいいものなどの軽装を意識すればよいかと思います。

▼服装の例

 

フィールド(釣り場)は自然が相手なので、夏場などは日焼け対策を意識した長袖などの着用が良いです。

また、虫刺されなども注意して半袖を着る場合は、虫よけスプレーなども持参する必要があります。

ズボンに関しては、フィールドが整備してあるところ以外はヘビの出現も予測されるので長ズボン着用がベストです。

 

④ 釣り方のコツ

 

釣り方にはコツがあります。

実はブラックバスを釣るためにはコツがあり、そのコツを身体で理解していないと釣れないことが多々あります。

少なくとも最初に以下の3つの点だけは知っておいてください。

 

1.アタリを見極める

 

ルアーを巻いていると根掛かり(=釣り針やルアーが障害物に引っかかること)なのか「魚のアタリ」なのかが判断できないことがあります。

通常、魚からの反応は、「コンッ!」というアタリであったり、「コツッ!」という手元に伝わるはっきりとしたものが多いですが、中には「ジワー」と来るような、一見すると何かに引っかかったような重みのある反応が得られることがあります。

初心者の方ですと、大概このような場合に根掛かりと間違えてすぐにルアーを回収しようと巻いてしまうことが多いのですが、実はこれが魚の「アタリ」であったりすることがあり、チャンスをみすみす逃す結果となっていることがあります。

「魚のアタリ」というものが理解できるようになるまでは、焦らず、何かの違和感を感じたら、一呼吸おいてからアクションを起こすようにしましょう。

 

「根掛かり」の詳しい解説は第4章(このページは第1章)にて!

 

2.ストラクチャーギリギリに攻める

 

ブラックバスの個体種や季節、温度変化によって障害物スレスレにルアーを通さないとなかなかヒットまで持ち込めないことがあります。

多くの魚は少なくとも障害物の際30センチから50センチ以内にタイトに付いている(=障害物の際にピッタリと魚がくっ付いている)ことを頭に入れ、攻めるように意識してみてください。

 

3.ブラックバスの適水温を知る

 

ブラックバスという魚は、おおむね水温15℃くらいが一番の適水温と言われています。

それ以上やそれ以下になると釣れないことはないですが、活性が上がったり下がったりして釣りにくくなってしまいます。

 

活性とは
「活性」とは、魚がエサやルアーに食いつく積極性の程度を表す。

 

適水温をはかるなどして、フィールドのコンデイションを知り、条件がそろわなければ釣り場を変えてみるなどの工夫をしてみてください。

 

温度については第4章(このページは第1章)で詳しく解説!

 

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【著者に聞きました!】初心者の疑問

 

以上のことをしっかりと学べばフィールド(釣り場)に足を運ぶことができるようになることでしょう。

ただ、実際に始めようと思った時にはいくつか気になる点が出てくると思います。ここからは初心者の方が気になるであろう疑問について解説いたします。

 

Q. 初心者は1人でも行ける?経験者と一緒の方がいい?

 

A. 1人で行くことは可能です。

もちろんお子様や女性の方など、釣りというものに全く今まで触れたことのない方であれば、初めて釣りをする際は、ベテランのアングラー(釣り人)と同行するに越したことはないです。

このベテランと同行するメリットというのは、魚のアタリの取り方や、ロッドの動かし方、ルアーの操作方法、仕掛け(リグ)の作り方や糸の結び方など細部にわたって指導してもらえる所にあります。

当然、釣り方の細かい部分も教えてもらえますので、初めて1人でフィールドに出かけ、ルアーを投げるより何倍も魚が釣れる確率は高くなります。

 

何回かバス釣りをやられたことのある初心者の方であれば、1人でも釣りができるかも知れませんが、全くの初心者の方になりますと、フィールドでの落水(水に落ちてしまう)などの危険も伴いますので、できれば最初は経験者の方について釣り場を訪れるのがよいかと思います。

慣れて魚が釣れるようになって来たら、1人で釣行するのが良いかと思います。

 

【筆者コラム】経験者に同行してもらうには?
バス釣りには、バスプロが釣りに同行して初心者などに教える「ガイドサービス」というものがあります。

▼ガイドサービス実施団体の例


(引用:https://wfg.jp/

主に、琵琶湖・霞ケ浦・河口湖・檜原湖などで行っていますが、バスボートに一緒にのって指導するサービスなので、料金が何万も掛かります。

どうしても真剣にバス釣りを学びたいという初心者であれば、このようなサービスは「SNS」や「個人のホームページ」で見つけることができますので、利用してみるのも1つの方法と言えます。

後はやはりSNS上で釣りのサークルのようなものを見つけて参加してみるか、知り合いのベテランに同行してみるのがよいかと思います。

 

Q. 釣れるまでどのくらい待つ?どのくらい釣れる?

 

A. ブラックバス釣りは、基本的には一般的な釣りのように、エサを沈めてウキを目印に待つ といった「待ちの釣り」ではなく、「攻めの釣り」が基本になります。

なので「待つ」という時間的観念はあまり浸透していないのですが、あえて申し上げれば釣れない時は1日中全く釣れないことも多くあります。

初心者の方であれば「管理釣り場」へ行く以外に、普通の釣り場では1匹釣るのも至難の業かもしれません。

プロでも冬場などでは、1匹も釣れないことがあります。

 

ちなみに、初心者で0~1匹、中級者で2~3匹、上級者で4~5匹くらいが平均釣果(釣れる数)となります。ボートフィッシング(=湖などの場所でボートの上から釣りをすること)ですとプラス1~2匹くらい多く釣れます。

私くらいの中級者レベルでおおむね1日2~3本(夏場)釣れればいい方だと思います。それだけに釣れた時の喜びもまたひとしおと言えるかもしれません。この辺りが疑似餌ゲームと本物のエサで狙う釣りとの違いでもあります。

 

Q. 1日に何時間くらいいるの?何時に行くの?

 

A. 1日にフィールドにいる時間は、私なんかの場合は朝6時くらいから夕方5時くらいまで居たりします。腕に自信のない方は、できるだけ早朝に狙うのがおすすめです。

管理釣り場なんかですと、場所によっては「午前コース」「午後コース」に分かれていたりします。

 

Q. 予算はどれくらい必要?

 

最初にバス釣りを始めるにあたり必要な予算は、釣り道具を一式そろえるのに必要な予算と、実際に釣りに行った際に掛かる1日の予算に分けることができます。

道具は初心者の方ですと、前述した通り

ロッド10000円程度+リール5000円程度+ルアー3000円程度+ライン1500円程度

=19500円程度

がよいかと思います。

 

当日の予算は、私なんかは車で移動しますので、昼食代も含めておおよそ1~2万円くらいの予算で見ています。

電車での移動ですと、もう少し掛かる方もいるかもしれませんね。あまりお金を使いたくないという方であれば、1万円くらいでも十分であると思います。

管理釣り場に行く場合は、入漁料が入りますのでもう少し掛かると思います。

当日のかかる予算は基本的に以上のものくらいでしかかかりません。

 

▼管理釣り場料金相場

人数 1日券 半日券 タックル(道具)レンタル料
1名利用時 4000~4500円 3000~3500円 1000~1500円

※お子様や女性、障害者などフィールドによっては割引対象あり

 

Q. 釣った後はどうすればいいの?食べる場合もあるの?

 

A. 釣った後は、キャッチ→サイズをはかる→写真を撮る→リリースするの一連の流れになります。

リリースは「優しく」が基本です。ブラックバスは食用として日本にやってきたという説もあり、昔は食べる人もいたようですが、現在では琵琶湖周辺の地域を除いて、ほとんど釣って食べる人はいないと思います。

バス釣りのTwitterなどでは、一部釣って食べている人を見たことはあります。じつは、私も過去に食べたことはありますが臭みが強く、お世辞にも美味しいとはいいがたい魚です。調理の仕方によっては、美味しく召し上がることもできるのかもしれませんが…。(笑)

 

Q. 1日の楽しみのピークはどこ?写真は撮る?

 

A. バス釣りは、なるべくサイズの大きなものを釣ることに価値があると言えますので、私は写真に撮って置いたりします。1日のピークは、やはり釣れた瞬間でしょうか!

釣り場での人工的なピークという意味ですと、日中のアングラー(釣り人)の多い時間帯と言えます。

 

覚えておきたい!「シーズナルパターン」

 

ここまで基礎的な内容を紹介してまいりましたが、ここでは少し応用的な内容である「シーズナルパターン」について解説します。

シーズナルパターンはバス釣りで覚えておかなければならない重要事項なのですが、初心者の方はまだ覚えることが多いので後回しにしてもよい内容かもしれません。

ただやはり、数回バス釣りへ行けば注目する要素になってくると思いますし、どんなものかを知っておけばバス釣りの見方が変わってくると思いますので、是非知っておいていただきたいです。

 

シーズナルパターンとは

 

前述しましたが、ブラックバスという魚は季節によって居場所や好むエサが変わります。その傾向に合わせ様々な疑似餌を使い、潜んでいる場所を考えながら釣りをすることを「シーズナルパターン」と呼ばれます。

このシーズナルパターンを先読みして、居場所を突き止めた時の爽快感と引きの強さには、バス釣りの奥深さがあり、バス釣りが多くの釣り人に愛される理由でもあるのです。

 

シーズナルパターンを読む!季節によるブラックバスの狙い方の違い

 

ブラックバスは春は産卵期にあたります。ブラックバスは産卵期になると比較的水深の浅い場所にいることが多く、丸々と太ったコンディションの良い魚が期待できます。

水通しがよく、なおかつ酸素量の多い所、エサとなる小魚が多いところなどが狙い目です。

 

酸素量が多いところはどうやって見分ける?
水の流れがあったり、水が複雑に混ざり合っているところがポイントになります。泡がブクブクと湧いているところなども目印になります。酸素量が多い所はどこなのか?を考えるのもバス釣りの1つの楽しみでもあります。

 

夏になると水温も上がり、活性が下がって(=ブラックバスがあまり餌にくいつかない状態)涼しい所に移動し始めます。

木陰や障害物の奥など、直射日光が当たらない物陰に隠れてしまうので、奥の奥を狙うのが肝となります。

また、夏場は野池という限られた狭いフィールドでは、アオコなどが発生し、ブラックバスの活性に大きく影響します。

 

アオコとは

photo by Σ64 CC 表示-継承 3.0

「アオコ」とは、夏場などの水温上昇期に、水面上に発生する「藻」の一種です。

これが大発生することにより、水中の溶存酸素量が大きく低下し、バスが生息しづらくなるなど、活性が下がる要因として知られているものでございます。つまりアオコが増えることにより、バスの活性が大きく下がるのです。

 

夏は風通しの良い流れ込みなど、少しでも酸素量の多い場所を見つけて狙うようにします。

流れ込みとは
「流れ込み」とはメインのフィールドに水を供給しているポイント。例えば、湖などの本湖に注ぎ込む、川の支流との合流点などがそれにあたります。または、野池などでは、用水路から入り込む合流点をイメージしていただけたら分かりやすいかもしれません。これに対して、本湖から注ぎ出る掃き出し口のことを「アウトレット」と言います。

 

秋になると水温も少しづつ下がり始め、広範囲に魚が散り始めます。

ポイントを絞り切れず、魚を探すのも難しくなりますが、1度釣れれば連続して釣れるのが秋の特徴です。あきらめずに広範囲を探る様に心掛けましょう。

 

最後に冬の釣りですが、厳寒期のブラックバスは、暖かい場所を好みほとんど動きません。

目の前を通過する物だけに反応しますので、ゆっくりとした動きのルアーで、暖かい水の流れる温排水エリアなどを見つけて攻めるようにしてください

 

季節 ブラックバスの動き 狙う場所
産卵期にあたるため、比較的水深の浅い場所にブラックバスがいることが多い 水通しがよく、なおかつ酸素量の多い所、エサとなる小魚が多いところ
涼しいところに移動しはじめる。 木陰や障害物の奥など、直射日光が当たらない物陰に隠れてしまうので、奥の奥を狙うのが肝
広範囲に魚が散る ポイントが絞れず魚を探すのが難しくなる。あきらめず広範囲を探る
暖か場所を好み、ほとんど動かない 暖かい水野流れる温排水エリアなどを見つけて攻める。

 

「シーズナルパターン」についての解説は第4章(このページは第1章)にて!

 

まとめ

 

以上のことをマスターすれば、初心者の方でもバス釣りの釣り方を理解でき、容易に1人でも釣り場に行くことができる様になります。

このWebonを読むことで「基礎知識」「場所」「最低限必要な道具」「コツ」についてさらに理解を深めていきましょう。

 

次のページでは「釣り方の基本」についてもう少し深く掘り下げていきます。具体的に何をするのか、学んでいきましょう。

『バス釣り初心者入門』目次へ  (全15ページ)

 

 

バス釣りの場所の基礎知識④ 【管理釣り場編】

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バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

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著者:お魚店長

バス釣り歴15年。幼少の頃からバス釣りを始め、現在まで魅了され続ける中年バサー。釣りの楽しさや魅力を少しでも多くの方に知ってもらおうと様々な記事を執筆中。お問い合わせはこちらから

 

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この章ではバス釣りができる4つの場所「野池」「河川」「湖沼」「管理釣り場」の解説を4ページにわたって行っています。このページでは4つ目の「管理釣り場」についてご紹介。

ここまでブラックバスが狙えるフィールドとして、野池や河川、湖沼などを紹介してきましたが

「どうしても初めての1匹を釣りたい!」

という方のために、とっておきの場所です!

 

管理釣り場とは

 

釣り堀の事を俗に「管理釣り場」と呼びますが、日本各地にはブラックバスが釣れるという珍しい管理釣り場がいくつかあります。(釣り堀の多くは鯉やマス)

なぜブラックバスが釣れるのかというと、ブラックバスを放流しているから…。

 

当然、自然の景観を利用した管理釣り場(河川の一部を囲って行っているものなど)ならネイティブ(放流したものでない)なブラックバスも流入しているのですが、ほとんどの釣り場では、料金を払って釣りをするため、あらかじめ管理業者が定期的に魚を放流してくれているんです。

過去に筆者も幾度となくスランプに陥るたびにこの管理釣り場を訪れ、腕を磨いていました。

どのくらい簡単に釣れるかというと場所にもよりますが、1日中釣りをして最低でも1人5匹くらいは確実に釣れるんじゃないでしょうか…。

筆者は最高で15匹くらい爆釣したこともあります!

 

Q. 管理釣り場でないバス釣りでは一日平均何匹くらい釣れる?
初心者で0~1匹、上級者で4~5匹くらいが平均釣果となります。ボートフィッシングですとプラス1~2匹くらい多く釣れます。

 

また、釣れる魚のサイズも比較的大きいものばかりで、釣り場によっては、ブラックバス以外の魚もルアーで狙うことができるなど楽しみも盛りだくさんです!

ちなみに、バーベキューができる釣り場なんかもあるんですよ。

「まだ1匹も釣ったことがない!」あるいは「もっとたくさん釣ってみたい!」など、なかなか魚を触れない方は最終手段として、あるいは練習場として「こんな場所もあるんだ」という事を頭の片隅にでも入れておくとよいですよ。

 

 

入場料金


(引用:バス釣りの管理釣り場 水戸南フィッシングエリアHP

 

管理釣り場は、釣り堀として会社が経営しているため、入漁料や入場料・その他釣り具のレンタル料など一定のコストが掛かります。

しかし、自然のフィールドと比べ魚の数も多く、初心者の方でも簡単に釣ることができますので、コストが掛かっても訪れるメリットは大きいでしょう。

普段あまり使用することのないルアーを使って楽しむのもいいでしょうし、魚の釣り方の感触を覚えるために練習がてら訪れるのもいいでしょう。

 

また、多くの管理釣り場は道具の貸し出しを行っています。

ただ、ルアーに関しては無くしてしまったり、好みの問題もありますので、現状は貸し出しを行っていないところが大半です。つまり、ロッド(釣り竿)とリール(回収機。もちろんライン(糸)も)のみの貸し出しとなっています。

 

いずれにしても管理釣り場で釣りをすることのメリットは最大限に得られるはずです。

ご家族と一緒に、あるいはカップルでバスフィッシングの魅力を存分に味わえる場所です!

 

▼ブラックバス管理釣り場料金相場

人数 1日券 半日券 タックル(道具)レンタル料
1名利用時 4000~4500円 3000~3500円 1000~1500円

※お子様や女性、障害者などフィールドによっては割引対象あり

 

お身体の不自由な方でも気軽に楽しめる

 

そしてもう1つ管理釣り場の特徴として忘れてはならないのが、お身体の不自由な方でも気軽に釣りが楽しめるという点。

ほとんどの管理釣り場では、足元や護岸(水際の構造物)が整備されており、釣りの最中に誤って落水するなどの危険が釣り人に及ばないように、安全が確保されています。

また、景色のいい管理釣り場で楽しむことは、身体をリラックスさせ、心にゆとりと安らぎを与える事でしょう。特に心身ともに病を抱えた方などには、抜群のフィーリング効果をもたらします。

そう言った意味でも、筆者はこのバス釣りというスポーツが社会に認められ、広く知れ渡ることを切に願います!

 

代表的なバス釣りの管理釣り場


(引用:ブラックバスの管理釣り場 フィッシングパル佐野公式HP

 

ブラックバスの管理釣り場は数はあまり多くはありません。

下記に紹介いたしますので、是非とも実際に足を運んでみてください。

 

▼リンククリックで公式ホームページに飛ぶことができます。

場所 名称
関東 宮城アングラーズビレッジ
クリーククラブ
八重笠沼
恩方バスフィッシングポンド
弁慶フィッシングクラブ
フィッシングパル佐野
水戸南フィッシングエリア
北浦富士見池
・ルアーフィッシング渡良瀬
中部 浜名湖フィッシングリゾート
関西 水藻フィッシングセンター

 

まとめ

 

この第2章では4ページにわたり様々なブラックバスが狙える釣り場を紹介してきました。

フィールドによって魚がいるポイントは異なり、季節によって釣り方や狙い方が変わるのがバスフィッシングの面白さでもあります。

 

それゆえに考え抜いて釣れた時の喜びは、他の釣りでは比較できないほどの感動に値します。

昨今ではいくつかの団体により、バスプロトーナメント(ブラックバス釣りプロの大会)が開催されており、バス釣り(バスフィッシング)自体がプロスポーツとして認知されつつあります。

いずれは五輪種目にもなるような、人気のある国際競技と認められれば大変興味深いのにな~と思います。夢のような話ですけどね。

 

さて、この章では「釣り場所」について解説してきましたが、次の第3章では4ページにわたって「バス釣りで使う道具」について解説していきます。

『バス釣り初心者入門』目次へ  (全15ページ)

 

 

バス釣りの場所の基礎知識② 【河川編】

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バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

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著者:お魚店長

バス釣り歴15年。幼少の頃からバス釣りを始め、現在まで魅了され続ける中年バサー。釣りの楽しさや魅力を少しでも多くの方に知ってもらおうと様々な記事を執筆中。お問い合わせはこちらから

 

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この章ではバス釣りができる4つの場所「野池」「河川」「湖沼」「管理釣り場」の解説を4ページにわたって行います。

前のページでは「野池」を紹介しましたが、このページでは「河川」について解説いたします。

 

河川とは


▲河川の例 利根川

 

さて、前述したようにバス釣りができる場所は「野池」「河川」「湖沼」「管理釣り場」の4種類があります。

河川は強い引きと高いゲーム性を求める中級者におすすめフィールド(釣り場)です。

他の釣り場所である「野池」や「湖沼」には貯まっている水には動きがありません。ただ、河川には流れがあり、流れの中で魚が育っているため引きが強いです。また、大物の魚が釣れる可能性もあります。

これがリバーバスフィッシング(=河川で行うバス釣り)の醍醐味です。

 

 

また、その反面フィールド(釣り場)が広範囲であるためポイント(=釣れる場所)の見極めが難しいです。釣れるポイントが限定されるため初心者には厳しい中級者向けのフィールドなのです。

川の流れがない場所での釣りには物足らない方は河川での釣りがよいと言えるでしょう。

 

▼【参考】代表的な釣り場所の特徴一覧

場所 特徴 どういう人向け?
野池

俗にいう貯め池。場所を選ばず気軽にルアーを投げれる。 手軽に時間のない方でも行けるのが魅力。初心者にもおすすめ。
河川

釣る場所を絞るのが難しいが、釣れれば大物の可能性! 川バス特有の強い引きと高いゲーム性を求める中級者におすすめ
湖沼(こしょう:湖や沼)

ボート釣りなど普段とは違った釣り体験ができる。レジャースポットとしても楽しめる! 水深があって、目に見えないところにも注目しないと釣れない。考える釣りの醍醐味を味わいたい方におすすめ。
管理釣り場

人工的に作られた釣り場。最も釣れやすい。 初心者でも容易に釣ることができる。デートスポットとしてもおすすめ

 

また、河川の釣りの醍醐味を味わうには、まずはそこにどんな種類のブラックバスが生息しているか知った方がよいでしょう。

河川では2種類のブラックバスを釣ることができます。下記で解説いたします。

 

河川に生息するブラックバス

 

国内の河川には「ラージマウスバス」と「スモールマウスバス」の2種類のブラックバスが生息しています。

まずは、こちらの2種類のブラックバスの違いについて学んでいきましょう。

 

ラージマウスとスモールマウスバスの違い

▼ラージマウスバスとスモールバスの違い

呼称 生息域 生息場所 特徴
ラージマウスバス 日本全国 野池・湖沼・河川 おもに流れのない温暖な野池などに生息
スモールマウスバス 東北・関東地方の河川 おもに河川 流れの急な河川に多く生息

 

ラージマウスバスは、口が大きく、身体にある斑点が横に一直線に集中した模様で、体色はやや黄色掛かっているのが特徴。

スモールマウスバスは、ラージマウスに比べ口が小さく、身体はトラ模様、またはヒョウ柄。

 

どちらも小魚や甲殻類などを主食とし、見た目も似ていますが、大きな違いがいくつかあります。

それはラージマウスは比較的温暖な地域を好みますが、スモールマウスは冷涼な地域を好む魚であるという事。

そして生息している場所も、ラージマウスは主に湖沼や野池といった流れのない所に居ますが、スモールマウスは逆に流れのある河川に多く生息しているという事。(河川にもラージマウスはいます)

 

このような両者の生態の違いにより、昨今では、様々なフィッシングスタイルが確立されてきました。

様々なフィッシングスタイルとは
個々の生息域の違いにより、釣り方も様々なものがあります。

例えば、ラージマウスバスの場合は、止水域(水が止まっているくらい流れが遅い場所)での釣り方がメインになり、水の流れはさほど意識しなくても釣れるのに対し、スモールの場合は、流れの中に身を潜めていることが多く、水の流れを意識してルアーを操作する釣り方がメインになるという事になります。

例えばラージ狙いの場合は、激流の中にルアーを投げることは確実にありませんが、スモールの場合は、激流の中のストラクチャー(障害物)狙いが必要になったりします。

 

これから初めてバスフィッシングにチャレンジされる方は、河川で狙えるブラックバスに2種類の魚が存在することをまず始めに理解しておきましょう!

 

ラージマウスバスの狙い方

 

まずはラージマウスバウスについて解説いたします。ラージマウスバスの多くは湖などの止水域に生息していますが、流れのある河川にもラージマウスが生息する場合もあるのです。

ちなみに、河川に生息しているラージマウスバスのことを「リバーラージ」と言います。

止水域(しすいいき)とは
人間には水が流れないで止まっているように見える環境。実際にはゆっくり流れている。「野池」「湖沼」が該当する。

 

河川でのラージバスフィッシングの醍醐味と言ったら何といっても「引きの強さ」、そして「デップリと太った体高(たいこう)のいい魚が狙える」こと。

野池などの止水域と違い、少し流れのあるところにもブラックバスは定着しています。

障害物の際に隠れる習性は、どの魚も同じなので、まずは橋脚の影や桟橋などの船着き場、テトラポットと呼ばれる消波ブロックの際などを丹念に攻めていきます。

▼消波ブロック

 

また、河川には必ずと言っていいほど水門が設置してあります。

水門は流れがあり、他の小魚などが集まりやすく、多くのブラックバスの回遊ポイントとなります。

▼水門

 

小さい河川へ続くインレットやアウトレット※などの流れ込みも酸素量が多く、バスが集まりやすい絶好のポイントなので、付近に流れの変化がある場所がないかなど、フィールドを訪れた際はこまめに観察するようにしましょう。

 

インレットとアウトレット
インレットは川から流れてきた水を溜めている池などの供給地点を表します。アウトレットは池などの水が川に排出される地点を意味します。
酸素量が多いと魚が集まりやすい理由
一定の酸素量以下になると魚が呼吸しづらくなり、活性が下がると言われており、最悪の場合、死に至ることもあります。そのため、夏場などには、酸素量が多く、水温が安定しているところにバスが集まる傾向があります。 

 

そしてアタリが来れば、魚の強い引きを存分に味わうことができます!

 

アタリとは
魚がエサに食いついた時に、竿先やウキ(アタリを知らせてくれたり、エサの場所を保つ道具)が動くこと。アタリを「小さい」「大きい」などと表現することがあります。小さいアタリとは、「コンコン」とか「ツンツン」といったツツクアタリが多いです。対する大きなアタリは、「ゴン」とか「ググッ」と引き込まれる明確なアタリになります。

 

筋肉隆々とした立派なサイズが期待できますので、是非1度リバーラージ釣りにチャレンジしてみるのをおすすめします。

 

スモールマウスバスの狙い方

 

筆者は、この河川でのスモールマウスバス狙いがとても大好きで、暇があれば近くのフィールドに足を運んでいます。スモールを狙う上で最も特筆すべきは、以下の点です。

 

  • 引きの強さはラージマウス超え
  • 金色に輝くトラ模様の魚体が何とも美しい
  • 釣り方がラージマウスよりも少し難しい
  • 気まぐれな性格ゆえに、1度釣れても同じ場所で釣れるとは限らない
  • 超激流の中にも潜んでいる
  • ラージマウスは曇りの天気の方が釣りやすいのに対し、スモールは晴れの日の方が釣れる可能性が高い

 

など、先ほど紹介したラージマウスバスとは明らかに異なる習性が見られ、違う釣り方が要求されます。

同じブラックバスでも全く別の魚であるかのようにさえ感じますね。

 

特に針掛かり(=釣り針を魚の口に刺すこと)した際の引きと言ったらラージマウスバスのそれとは比べ物になりません!

▼針掛かり(フッキング)の様子

 

30センチくらいのスモールマウスバスの引きは、40センチのラージマウスバスと同等かそれ以上の強さの引きに感じますね!

それくらい強い引きが堪能できるんです!

 

スモールマウスバスは、激流の中にも身を潜めていることがあるので、狙い方としては、堰下(せきした:堰と呼ばれる河川の流れをせき止める構造物)の河川の落ち込みや消波ブロックの隙間などにルアーをドリフトさせて(=流れに漂わせて)誘います。

始めはコツっとアタリが来ることが多いですが、即アワセ※は厳禁。

即アワセ
魚がエサに食いついた瞬間に、竿を立てて魚の口に針を引っ掛けようとすること。

 

小さいアタリの後の大きく引き込まれるアタリを待ってから、思い切ってフッキング(=魚を口に針を引っ掛けること)させるようにします。

スモール狙いは、川の流れもあるので初めての方にはちょっと難しいかもしれませんが、それだけに釣れた時の喜びもひとしおです!

また、習性もラージとは少し異なりますので、なかなかラージが釣れないといった方は、試しにスモール狙いに切り替えてみるとよいかもしれません。

 

有名な河川紹介

 

下記に、サイトや雑誌等でも多く取り上げられる有名河川について紹介いたします。是非、実際に足を運んでバス釣りを楽しんでみてくださいませ。

 

都道府県 河川の名前
埼玉県 入間川・越辺川・ビン沼川・荒川・名栗川・都幾川
※埼玉はスモールバスの生息が多いです。
茨城県 利根川・小貝川・霞水系横利根川・霞水系新利根川・桜川・五行川など
千葉県 江戸川・印旛新川・長門川
大阪 淀川
東京都 多摩川

 

次のページでは「ボート釣り」など普段とは違った釣り体験ができる。レジャースポットとしても楽しめる釣り場である「湖沼(こしょう)」の解説をいたします。

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バス釣りの場所の基礎知識① 【野池編】

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バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

バス釣り初心者入門はこちらから!

著者:お魚店長

バス釣り歴15年。幼少の頃からバス釣りを始め、現在まで魅了され続ける中年バサー。釣りの楽しさや魅力を少しでも多くの方に知ってもらおうと様々な記事を執筆中。お問い合わせはこちらから

 

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この第2章ではバス釣りができる4つの場所「野池」「河川」「湖沼」「管理釣り場」の解説を4ページにわたって行います。

各フィールド(釣り場)別に釣れるポイントや釣り方・特徴・攻略方法などをお伝えします。

このページでは「野池」について解説していきます。

 

野池とは

 

野池とは、農業用の水を貯めるために作られた小さな池のことです。

現在は日本各地の至る所にブラックバスが生息していますが、野池は「これから初めてバス釣りを始めたい!」という方におすすめの場所です。

 

特徴


photo by 三人日 CC 表示-継承 3.0

▲千葉県 雄蛇が池

 

前述した通り、バス釣りができる場所は「野池」「河川」「湖沼」「管理釣り場」の4種類あります。

野池は「管理釣り場」という人工的なフィールド(釣り場)を除けば、最も初心者向けのフィールドになります。

 

野池が初心者向けである理由は小規模な釣り場であり魚が居る場所が一目見て分かるからです。

野池の周囲は狭いので、野池の中にいる魚の生息密度が濃く、岸のどこからルアーを投げても比較的簡単に釣る事ができます。

河川や湖沼の場合はフィールド(釣り場)があまりにも大きいため、初心者の方は魚がどこにいるかわからず、ポイントを絞るのはなかなか大変かと思います。

 

 

また、野池は割といたるところに存在するフィールドで、手軽に時間のない方でも訪れることができるのが魅力。遠くの釣り場に足を運べない方にもってこいの釣り場です。

 

野池の選び方

 

野池の選び方ですが、フィールド(釣り場)には、ブラックバスが入っている野池と全く入っていない野池の2つのフィールドが存在します。

 

 

これを見分けるには、バスアングラー(ブラックバスを釣る人)が釣りをしているかしていないかで判別します。

普段からルアーマン(ルアーを使って釣りをしている人)がそのフィールドを訪れていれば、確実にブラックバスが入っているフィールドと言えます。

反対に釣り人をあまり見かけない様であれば、いない可能性が高いので別のフィールドを探しましょう。

 

フィールド(釣り場)の見極め
フィールド(釣り場)の見極めは非常に難しい所なのですが、少なくとも1人でも釣り人(ルアーを投げている人)を見かける様であれば、そこにはブラックバスが生息している可能性は高いと言えます。

釣りには、コイなどを釣るための「投げ釣り」やフナ狙いの「ウキ釣り」などもありまして、そのような対象魚を狙っている釣り人しかいないようであれば、ブラックバスは「ほぼ居ない」と断定できます。

 

野池の釣り方の基本

 

野池は、小さなものから数百メートル以上も周囲のある大きなものまで様々です。

野池での釣り方の基本は、ランガンスタイルと言って「投げては移動を繰り返すスタイル」が有効です。ルアーを沈めてみて、反応がなければすぐに移動をして、効率よく魚の居るポイントを探っていきます。

ちなみに、ランガンスタイルはほぼ野池のみで行います。広大な湖や河川などはランガンスタイルでは、せいぜい500mくらいの距離しか回れないと思います。そのくらいの移動範囲ですと、野池よりも断然広い湖や河川でブラックバスのポイントを絞るのは難しくなり、多くの釣り人はなかなか釣れないと思います。初心者ならなおさらです。

この章(第2章)の後のページで解説しますが通常湖や河川ではランガンスタイルではなくボートを使うのです。

 

 

また、野池の多くは、水深が1メートル前後と比較的浅い所が多いです。

活性が高ければ※水面にルアーが落ちた瞬間にブラックバスが食いついてくることもあります。ちなみに、水面にルアーが落ちが瞬間に魚が食いつてくることを「トップウォーターゲーム」と呼びます。

活性が高い
「活性」とは、魚がエサやルアーに食いつく積極性の程度を表します。「活性が高い」と釣れやすい、「活性が低い」と釣れにくいことを意味します。

 

このトップウォーターゲームは、夏場などのバスフィッシングの醍醐味とも言え、迫力満点です。様々なルアーで誘い、ブラックバスが水面で食いついてくる瞬間を楽しんでみてください!

 

野池でブラックバスの居るポイント

 

野池には様々なタイプがあります。

「農業用のため池」の他「河川から枝分かれしたフィールド」や「公園の敷地内にある池」「貯水池」など多くのフィールドが存在します。

ブラックバスという魚は物陰に潜んで、近くを通る小魚などのエサを待ち構えていますので、基本的にはこのような野池の周囲にある葦や水草の際、木陰などといった障害物周りを丹念に狙っていきます。

 

また、沈んでいる船や立木・杭・パイプ・桟橋など目に見えるものがあれば、その周囲にはブラックバスがいる可能性が高いです。

「逆に目に見えない障害物」というのも存在し、沈んでいる水草や池の中に放たれた自転車やタイヤ・大きな岩といった沈下物も恰好のストラクチャー(障害物)になり得ます。

底を取りながらラインを巻いている時(野池の底でルアーを動かしている時)に引っかかるようであれば、そこには地形の変化とともに何かが沈んでいる可能性が高いので1度巻くのを止め、アタリがないか確認してからルアーを回収するようにしましょう。

 

画像で学ぶ!ブラックバスがいるポイント!

 

上記の画像は、ストラクチャー(障害物)周りにルアーを投げている画像です。上記の画像で言えば、足元なんかにルアーを落としてもバスが付いている(ブラックバスがいる)可能性が高いです。

水面で目視できる障害物を狙っても良いですし、見えない瓦礫や岩などは格好のブラックバスの住みかとなり得ます。

木陰や水草が目視できない場合は、ライン(釣り糸)を回収しながらボトム(野池の底の形状)を確認しつつ、このような障害物が水中に設置されていないかを手探りで探りながらバスの居所を掴む釣りになります。

 

釣れる野池紹介

 

実は、野池の場所は秘境性が高く、雑誌などにもあまり一般的には公開されていないのです。

なぜかと言うと、フィールドが狭く、あまり多くの釣り人がビュンビュンとルアーを投げてしまうとスレてしまい(ブラックバスがルアーに慣れてしまい)、釣れなくなってしまうからです。

そのため、現地の人も隠したがります。

私が知っているブラックバスが釣れる野池は、有名というわけではありませんが、以下になります。こちらを参考に、是非実際に足を運んでみてくださいませ。

 

▼筆者が教える釣れる野池!

都道府県 野池名
埼玉県 柴山沼・ビン沼・仙女ヶ池・丸掘・高須賀池・弁天沼・昭和池・弦代公園・宝泉寺池・油井ヶ島沼
千葉県 雄蛇が池・印旛沼・手賀沼・房総野池郡
茨城県 上野沼・砂沼・つくば野池郡

 

次のページでは「河川」について解説を行います。河川は野池よりも釣ることが難しい中級者向けのフィールドですが、河川ならではブラックバス釣りの楽しみ方をすることができるのです。

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バス釣りとは

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バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

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著者:お魚店長

バス釣り歴15年。幼少の頃からバス釣りを始め、現在まで魅了され続ける中年バサー。釣りの楽しさや魅力を少しでも多くの方に知ってもらおうと様々な記事を執筆中。お問い合わせはこちらから

 

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▼「ブラックバス釣りのイメージが沸かない」という方は、まずは以下の4枚の画像でイメージを掴んでみてください。

 

バス釣りとは

▲ブラックバス

 

みなさんは、「バス釣り(バスフィッシング)」という言葉をご存知でしょうか?

「耳にしたことがある」という方も少なからずいらっしゃるかもしれません。

バス釣りとは、淡水魚(=海ではなく川や湖に住む魚)である「ブラックバス」という魚を「ルアー」と呼ばれる疑似餌で誘い、釣り上げるゲームフィッシング(=食べる目的ではなく魚を釣ること自体を楽しむこと)の1つです。

ちなみに「バス釣り」は「バスフィッシング」とも呼ばれます。バスフィッシングの方がよりスポーツ的な意味合いで使われます。

▼ルアー

 

バス釣りは米国が発祥の地です。

現地では、プロの公式大会が毎年開催され、優勝賞金が100,000ドル(約1200万円)、さらに選抜されたエリート選手のみが出場できる大会であれば300,000ドル(約3600万円)も獲得できる夢のようなプロスポーツとして知られているんです!

 

 

バス釣りの大会は日本でもありますが、アメリカの大会ように幅広く認知されているわけでありませんし、賞金額もアメリカのように高額ではありません。

しかし実は日本でも多くの団体が設立され、名だたるプロが集結しバス釣りのトーナメントが開催されています。

 

このWebonでは、そんなバス釣り(バスフィッシング)の魅力・楽しさを思う存分にお伝えできればと思っています。

バス釣りの奥深さ、醍醐味を少しでも皆様に肌で感じ取って頂き、指南書のような感じで読み進めて頂けますととても嬉しく思います!

 

国内バス釣りの起源

 

国内でのバス釣りのルーツは、遡ること1925年。

米国から持ち込まれたブラックバスは、最初に神奈川県の芦ノ湖に放流され、その後は津久井湖、相模湖へと広がり、やがては霞ケ浦、琵琶湖など全国の湖でも確認されるようになりました。

 

 

ブラックバスが持ち込まれた経緯
ブラックバスを日本に持ち込んだのは赤星鉄馬氏という人物。赤星氏はアメリカに留学した際に体験したバス釣りに魅了されて、アメリカからバスを日本に持ち込み箱根の芦ノ湖に放流した。

 

次第に生息域が広がり、認知度が高まってくると、その魚食性(魚を食べる性質)の高さから、エサに代わる疑似餌(ルアー)での釣りが主流となりました。

そこからバス釣りは「ゲームフィッシング」という概念が生まれ、次第に熱を帯びていったとされています。

 

バス釣りの魅力

 

このバス釣りの楽しさは、ルアーという様々な形を施した疑似餌に、フィッシュイーター(小魚を主食とする大型魚)である彼らが勢いよく食らいつき、壮絶なファイトを味わえる所にあります!

▼ブラックバスがルアーに食らいつくイメージ

 

今までに釣りをしたことがない全くの素人の方でも1度釣れてしまうと、その迫力に魅了されてしまい、ハマる方も多い釣りです。

また、ブラックバスという魚は季節によって居場所や好むエサが変わるため、様々な疑似餌を使い、潜んでいる場所を考えながら釣りをするというゲーム性もまた人気の1つなんです。

この「季節によって居場所や好むエサが変わるため、様々な疑似餌を使い、潜んでいる場所を考えながら釣りをすること」は「シーズナルパターン」と呼ばれます。

シーズナルパターンについては第1章のこちらのページで解説しておりますので詳しくはそちらをご覧ください。(このページは「はじめに」です)

 

ちなみに私は、小学生の頃からバスフィッシングの楽しさに魅了され、現在まで数えきれないほどの魚を釣り上げてきました!

このシーズナルパターンを先読みして、居場所を突き止めた時の爽快感引きの強さを味わったら病み付きになること間違いなし!

 

 

私がハマったきっかけ

 

先ほども少し触れましたが私が初めてブラックバスを釣ったのは、幼き小学生の頃。

川で友人と鯉(こい)釣りをしていて、足元に見たこともない柔らかい樹脂製の疑似餌(ソフトベイト)を見つけました。

 

▼ソフトベイト

 

「なんだろう」と思いながら針先に付け、水門際のゴミだまりの水面に落としたところ、下から大きな口を開けてバクっと何者かが吸い込みました。

その時に釣れてしまったのがブラックバスで、その強い引きに衝撃を覚えたことがバス釣りにハマってしまったきっかけです。

 

 

このブラックバスという魚は、実に予想もしないところで釣れてしまいます。

私のように長年釣り続けているベテランでさえも釣れない状況下で、全くの初心者が大きなサイズを釣り上げる時も多々あります。

それほどまでに謎に満ちた、ゲーム性に富んだ釣りであると言えます!

 

釣り人の考え方次第で釣果に大きな差がつくのもまた事実。

腕ではなく、頭脳で釣り上げることができるのも、バスフィッシングの魅力の一つなのです。

 

以上、バスフィッシングとは から バスフィッシングの魅力 までを簡単に解説させていただきました。

このWebonでは、

「恋人に誘われてこれから始めてみたいんだけど…」

「前に1度やったことがあるんだけど、また1から始めてみたい…」

などといった全くの初心者の方にもわかりやすく、バスフィッシングの魅力や釣り方をご紹介していきます。

1人でも多くの方の「ちょっとやってみようかな…」のきっかけづくりをお手伝いできれば幸いです。

 

皆様の趣味の1つとして広がり、スポーツフィッシングとして社会に認知されれば、これほど嬉しいことはございません!

是非、初めての1匹を手にした時の感動を味わってみてください!

 

次のページから第1章のスタートです(このページは「はじめに」)。まずはバス釣りは具体的にどのような事をするのか、予算、持ち物など基本中の基本を学んでいきましょう!

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バス釣り初心者入門

 

著者:お魚店長

幼少の頃からバス釣りを始め、現在では足掛け30年以上も魅了され続ける中年バサー。昨今の【釣りガール】ブームに押されつつも業界を陰から見守り、釣りの楽しさをや魅力を少しでも多くの方に知ってもらおうと様々な記事を執筆中。バス釣りビギナーの方に、分かりやすく基礎の基礎から釣れるコツを伝授します。お問い合わせはこちらから

 

このWebonではバス釣り初心者が、バス釣りの迫力と醍醐味を知り、最終的に1人でフィールド(釣り場)に足を運んでいただくことを目的としております。

ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

 

はじめに

バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが持つ特性により「食らいついた時の壮絶なファイト」や「ブラックバスが潜んでいる場所を突き止めた爽快感」を味わうことができます。その魅力的な世界を覗いてみてくだい!

バス釣りとは

 

第1章 基礎

初心者の方が「バス釣りをしたい」と思っても、何から学んでいいかわからないのではないでしょうか。第1章では、バス釣りにおいて初心者の方が学ぶべき基礎知識を解説していきます。

バス釣りの基礎知識 ~初心者が最低限学ぶべきこと~

バス釣りの釣り方の基本

 

第2章 釣り場

バス釣りの釣り場所は大きく分けると「野池」「河川」「湖沼」「管理釣り場」の4種類。それぞれの特徴について解説します。

バス釣りの場所の基礎知識① 【野池編】

バス釣りの場所の基礎知識② 【河川編】

バス釣りの場所の基礎知識③ 【湖沼編】

バス釣りの場所の基礎知識④ 【管理釣り場編】

 

第3章 道具

バス釣りは、ブラックバスの趣味嗜好に合わせて道具を使い分けるのも楽しみ方のひとつです。ここでは、バス釣りに必須の道具である「ロッド」「リール」「ルアー」「ライン」について解説します。

バス釣り道具の選び方・おすすめ① 【ロッド編】

バス釣り道具の選び方・おすすめ② 【リール編】

バス釣り道具の選び方・おすすめ③ 【ルアー編】

バス釣り道具の選び方・おすすめ④ 【ライン編】

 

第4章 コツ

バス釣りでは、知っておけばより多くのブラックバスを釣ることができるコツがあります。ここでは初心者が知っておきたい4種類のコツについて解説します。

バス釣りのコツ① 【季節・天候・時間】

バス釣りのコツ② 【ルアーの使い分け】

バス釣りのコツ③ 【根掛かり】

バス釣りのコツ④ 【プレッシャー】