バリ島の物価の安さは他リゾートに負けない

Webon紹介目次著者
「バリ島は日本人に向いたリゾート地」であると著者は主張します。バリ島がなぜ日本人に向いているのか?その理由を実際のバリ島の情報も交え9つの観点から見ていきます。

『バリ島が日本人に愛される「9」の理由』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

 

 

 

バリ島の物価の安さは他リゾートに負けない

 

バリ島が日本人にとって快適な理由の2つ目が、他のリゾート地と比べて圧倒的に物価が安い点です。

 

よくバリ島と比較対象にされるハワイやグアム、サイパンなどのリゾート。

これらのビーチリゾートも華やかで魅力的ではありますが、バリ島はその中でも圧倒的に物価が安いと言えます。

 

旅行プランや目的にもよりますが、バリ島ではハワイを旅行する半分ほどの価格で贅沢するのも不可能ではありません。

 

では実際に、バリ島ではどれくらいの価格感で贅沢ができるのか。ここでは具体例を通して紹介していきたいと思います。

 

宿泊施設

 

バリ島にはゲストハウスやロスメン(ゲストハウスより安く宿泊できる施設)など、格安で宿泊できる施設が山ほどあります。

 

ゲストハウスとは
ここでは安価な宿泊施設の事。ゲストハウスは「ホテル」と異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

 

そのような格安施設に宿泊するのも良いのですが、通常のホテルと比べてクオリティが下がってしまうのが難点。

 

物価の低いバリ島では、わざわざゲストハウスやロスメンといった格安宿泊施設を利用せずとも低価格でそれなりのホテルに宿泊することも可能です。

特に、Booking.comAgodaなどの旅行サイトで定期的に掲載されるセールを利用すれば、より安い価格でグレードの高いホテルに宿泊ができます。

 

バリ島観光おすすめのホテル予約方法こちら!(別Webonです)

 

数年前、私はヌサドゥアという高級リゾートエリアにある「The Sakala Resort Bali-All Suites(ザ サカラ リゾート バリ – オール スイーツ)」という5つ星ホテルに宿泊しました。

 

▼著者が実際に泊まったThe Sakala Resort Bali All Suites(ザ サカラ リゾート バリ – オール スイーツ)公式HP

(出典:https://www.sakalaresortbali.com/#villa)

 

予約は旅行サイトのセールを利用し、1泊8,000円で宿泊できた記憶があります。

バリ島ではホテルの宿泊代金を人数ではなく部屋代で払うため、当時2人で宿泊した際に私が払ったのは4,000円ほど。

 

このレベルのホテルに宿泊しようとすれば、日本では数万円かかるのが目に見えています。

かなりの格安価格で宿泊できたと言えるでしょう。

このようにバリ島では、低価格でラグジュアリーな体験ができるのが魅力です。

 



Booking.com

 

食事

 

バリ島にはワルンと呼ばれる大衆食堂が街中にあり、そこではローカルの食事が楽しめます。(ワルンはバリの大衆食堂。現地人向けから観光客向けのワルンまで多様なお店がある。)

ナシゴレンやミーゴレンなど定番のインドネシア料理が、100円から200円程度で注文できるのも魅力の1つ。

料理もボリューミーで食べ応えがありますので、きっと満足がいくはず。

 

ナシゴレン
インドネシアやマレーシアで食べられている焼きご飯料理。

photo by brando

 

ミーゴレン
インドネシアやマレーシアで食べられている焼きそば料理。

photo by WeI-chieh Chiu

 

ワルン以外の観光客向けレストランやカフェに入れば少し値段は高くなりますが、大抵の場合は日本で食事をするより安く済ませられます。

バリ島にはオーストラリア人観光客が多いため、彼らに合わせたボリューミーな料理が多いのも特徴。

低価格でお腹いっぱい食べられるのが嬉しいですね。

 

その他、日本では高級なフルーツもバリ島ではお手軽価格で手に入ります。

マンゴーやドリアンなど、日本では値段が高くつくフルーツがバリ島では低価格で売り買いされている光景が目に入るでしょう。

 

▼ドリアン

photo by Eugene Kim

 

その他、ランブータンやナナスなど日本では入手が難しいフルーツを手に入れられるのもバリ島ならではの魅力。

 

ランブータン
東南アジアで栽培される果物。甘酸っぱい。

photo by Edsel Little

 

ナナス
パイナップルのような見た目だが甘味が強い。

photo by erfan a. setiawan

 

バリ島旅行の際は、日本では手が出ない高級フルーツを購入してみるのも良いかもしれませんね。

 

交通費

photo by Manoj Prasad

 

ホテルや食事だけでなく、ありとあらゆる物の値段が安いのがバリ島。

特に、日本とは比べ物にならないくらい安いのが交通費です。

バリ島ではタクシーの初乗りが日本円にして70円程度から。日本のタクシーと比べ、10分の1程度だと言えます。

タクシーではなくバイクタクシー(バイクに二人乗りして目的地まで乗せてもらうタクシー)を利用すれば、さらに安く済ませることが可能です。

 

スパ・エステ

 

その他、バリ島といえばエステやスパが思い浮かぶかもしれませんが、これらの価格にも注目してください。

日本では数万円かかる施術も、バリ島では数百円から受けることができます。

もちろん施術のクオリティが低い店舗もあるためお店選びは吟味しないといけませんが、それでも日本と比べて圧倒的に安い価格で施術が受けられることには変わりありません。

 

「これからビーチリゾートへ旅に出たいが、予算に余裕がない!」

 

そんな人でも十分に満喫できるのがバリ島。

物価の高い日本では手に入らない経験を、バリ島で手に入れてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

バックパッカー旅行におすすめの国35選【東アジア・東南アジア編】

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行初心者にオススメの国【東アジア・東南アジア編】

 

いざバックパッカー旅行をしようと思っても、世界にはおよそ200の国があり、行き先を選ぶのは大変です。

ここからは僕が思うバックパッカー旅行にオススメの国を35ヵ国紹介していきます!

ここでは東アジア・東南アジアに地域を絞ってご紹介します。是非これを参考にバックパッカー旅行へ出かけていただければと思います!

 

1 日本のお隣り!『台湾』

 

女子旅に大人気のお隣の台湾は、バックパッカーにとってもオススメの国でもあります。

 

台湾へは、地方都市も含めて日本各地から飛行機で行くことができます。値段も手頃なので、バックパッカーデビューする際の練習としてもオススメの旅行先です。

 

台湾の物価は日本よりも安いですし、美味しい屋台が充実しているので、食事の心配もいりません。日頃から日本人は中華料理を食べるので、食べやすい料理が多いと言えます。

 

▼中正記念堂(著者撮影)

 

また、台湾は親切な方がとても多く、日本語が話せる方も結構います。旅慣れしていない初心者バックパッカーにとっても易しい旅先なのが台湾ですね。

台北(たいぺい)や九份(きゅうふん)といった有名観光地だけでなく、台南や花連といった地方都市も過ごしやすく、魅力的です。

 

九份(きゅうふん)

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:224,_Taiwan,_新北市瑞芳區崇文里_-_panoramio_(32).jpg)

九份(きゅうふん)はジブリ映画の『千と千尋の神隠し』の世界を味わえるような場所と一躍有名になった、台湾北部の山間に位置する絶景です。

Webon「初心者も行ける!『世界の絶景』入門」でも紹介されていますので是非そちらもお読みいただければと思います!

九份について詳しくはこちらのページで!
 

 

主観も入った!「台湾」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

 

東京からの距離 2,219km
東京との時差 -1時間
公用語 中国語
主な宗教 道教・キリスト教・仏教
国民性 優しい
英語伝わる度
★★
★★★★★

(日本語が話せる人も多い)

日本との文化の違い度
★★★★★
スリル
★★★★★
物価
★★★
★★★★★
国旗 (中華民国国旗)
地図

 

2 東南アジア屈指の観光立国『タイ』

 

 

タイは東南アジア屈指の観光立国で、世界中から観光客が訪れる国です。

 

首都のバンコクでは東南アジアの活気を肌で感じることができますし、北部の都市チェンマイは過ごしやすい街としてバックパッカーにも人気が高いです。

 

▼バンコク(著者撮影)

 

チェンマイで有名な『ワット・プラシン』

(著者撮影)

 

タイは年間3000万人以上の外国人観光客が訪れる国なので、観光できる地域が多くあります。

アユタヤやスコータイといった仏教遺跡や、パタヤやプーケットといった海辺のリゾートもまた充実しています。

 

▼アユタヤ(著者撮影)

 

▼プーケット

 

日本人バックパッカーが最初に選ぶ国としてもタイは人気があり、数多くのバックパッカーと出会える国でもあります。

 

主観も入った!「タイ」基本情報
東京からの距離 4,417km
東京との時差 -2時間
公用語 タイ語
主な宗教 仏教
国民性 穏やか
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(屋台は1品100~150円程度)

国旗
地図

 

3 パクチーが平気なら天国『ベトナム』

 

 

ベトナムは料理がとても美味しい国です。

米粉で作られた麺料理「フォー」や、旧フランス植民地であったことから誕生した、フランスパンにベトナム特有の具材を挟んで食べる「バインミー」が特に有名ですね。

 

▼フォー

 

▼バインミー

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/バインミー#/media/File:B%C3%A1nh_m%C3%AC.jpg)

 

ご飯物の料理も豊富で、米・パン・麺の全てが美味しく、また物価も安いのでバックパッカーには魅力的な国と言えるでしょう。

 

▼観光地として有名な「人民委員会庁舎」(著者撮影)

 

カフェ文化もあり、街中にはおしゃれなカフェもたくさんあります。濃い味のコーヒーに甘い練乳を入れて飲むベトナムコーヒーは格別です。

 

▼ベトナムコーヒー(著者撮影)

 

唯一問題があるとすれば、料理のほとんどにパクチーが使われていること。パクチーが平気な方にとっては天国と言えますが、苦手な方は少々キツい思いをするかもしれません。

 

▼パクチー

 

観光地も多く、岩の景観が独特な「ハロン湾」や、ランタン祭りで有名な「ホイアン旧市街」といった場所がオススメです。

 

ハロン湾(著者撮影)

 

ホイアン旧市街(著者撮影)

 

 

▼ホイアン旧市街のランタン祭り

 

ハロン湾

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハロン湾#/media/File:Halong_ensemble_(colour_corrected).jpg)

アジアの神秘と呼ばれるハロン湾は、中国との国境からほど近いベトナム北部に位置しています。龍にまつわる伝説が残っており、「龍が降り立つ」と称されています。

43,400haもの湾内には大小2,000以上もの奇岩が林立しており、まるで水墨画を見ているような気分を味わえます。

Webon「初心者も行ける!『世界の絶景』入門」でも紹介されていますので是非そちらもお読みいただければと思います!

ハロン湾について詳しくはこちらのページで!

 

 

主観も入った!「ベトナム」基本情報
東京からの距離 3,949km
東京との時差 -2時間
公用語 ベトナム語
主な宗教 仏教8割(キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教2割)
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(フォーやバインミーは1つ150~200円程度)

国旗
地図

 

4 何もしないをする国『ラオス』

 

ラオスはこれといって特に何かをするために行く場所ではありません。むしろ「何もしない」をするために、行くべき国であると言えます。

 

もちろんルアンパバン旧市街といった世界遺産の観光地もありますし、また自然が豊かな国なのでウォーターアクティビティ(川や海での遊び)等も充実しています。

 

▼ルアンパバンの有名な神社「ワット・シエントーン」(著者撮影)

 

しかし、ラオスの本当の魅力は、のんびりと流れる時間を最大限に楽しむことだと思っています。

 

ラオスの楽しみ方3選

・  夕焼けに染まるメコン川をぼーっと眺める

▼メコン川(著者撮影)

 

・  ハンモックに揺られながら昼寝する

 

・  安くて美味しい特産ビール「ビアラオ」をひたすら飲む

 

国そのものが時間を忘れてしまうかのようにのんびりしているからこそ、こうした「何もしない」、正確には「何をしようかを考えない」ができるのがラオスの魅力です。

 

▼有名な観光地「クァンシーの滝」(著者撮影)

 

こうした魅力もあり、数多くのバックパッカーが沈没(その場所が気にいって長く滞在してしまうこと)をしてしまう国でもあります。

 

主観も入った!「ラオス」基本情報
東京からの距離 4,030km
東京との時差 -2時間
公用語 ラーオ語(タイ語に似ている)
主な宗教 上座部仏教6割・その他4割
国民性 穏やか
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(ビール1瓶120~150円)

国旗
地図

 

5 観光客が増える前に行きたい『ミャンマー』

 

ミャンマーはタイの西隣りにある国で、長年軍事政権でしたが近年民主化され、旅行がしやすくなりました。

とはいえ、まだまだ観光客の数は少なく、仏教遺跡の「バガン」やシャン州の「インレー湖」は近年になって観光地として注目されるようになったものの、観光地化されていない手づかずの地域も多くあります。

 

▼バガン遺跡(著者撮影)

 

▼インレー湖(著者撮影)

 

ミャンマーは多民族国家(複数の民族から構成される国家)であり、地域ごとの文化的違いが多く見られる国です。

敬虔な仏教徒が多く、帰依(きえ:簡単に言うと仏教を深く信仰し拠り所としている事)の観点から、見返りを求めず親切に何かを手助けしてくれる人が多いのも魅力です。

 

今後その魅力が広く知られるようになり、観光客は次第に増えていくことでしょう。バックパッカーなら観光立国化する前のミャンマーをぜひ訪れておくべきだと思います。

 

主観も入った!「ミャンマー」基本情報
東京からの距離 4,487km
東京との時差 -2.5時間
公用語 ビルマ語
主な宗教 仏教9割
国民性 優しい
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★★
★★★★★

(食費は他の東南アジアと同じ程度だが、宿泊費や入場料などで観光客価格(高い価格設定)あり)

国旗
地図

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

スポンサー




 

目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja