バリ島おすすめパサールと楽しみ方!

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「バリ島は日本人に向いたリゾート地」であると著者は主張します。バリ島がなぜ日本人に向いているのか?その理由を実際のバリ島の情報も交え9つの観点から見ていきます。

『バリ島が日本人に愛される「9」の理由』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

 

日本のお祭?バリ島おすすめパサールと楽しみ方!

バリ島含むインドネシアには「パサール」と呼ばれる市場が存在し、観光客だけではなく地元の人々が日々の買い出しに押し寄せます。

 

パサール

バリ島で食品・服・雑貨などが売られている市場をパサールと呼ぶ。値段はそれぞれの売り物に書いてあるが基本的には高く設定されているのでいかに値引き交渉がうまくいくかがお得なお買い物のコツ♪

▼パサールの様子

Pasar Umum Ubud, Bali photo by Jos Dielis

 

基本的には朝早くから夜遅くまで営業していますが、場所によっては朝だけや夜だけなど時間帯は様々。

規模や価格帯も、エリアによって異なります。

それぞれのパサールによって雰囲気は異なるものの、日本人にとってパサールは馴染み深く、どこか懐かしい印象を受けるかもしれません。

どことなくバリ島のパサールは、日本のお祭りや屋台に似ているのです。

 

ガヤガヤと賑やかな雰囲気に、楽しそうに笑う子供たち。

移動式の屋台では、揚げ物やお菓子など様々な食べ物が販売されています。

ショッピングセンターで買い物や食事をするより圧倒的に安く済ませられますし、パサールは庶民の味方とも言える存在なのです。

 

日本人は「親近感」を感じられる

 

筆者個人的には、その国や地域を好きになる理由に「親近感」という要素が重要だと考えています。

旅をしている最中に

「ここが日本の祭に似ている」

「日本にもこういった屋台があるよね」

というポイントが見つかることで、よりバリ島に対する愛着がわくのではないでしょうか。

また、親近感がわくだけでなく単純に「バリ島と日本の共通点」なんかが旅中に見つかれば、より記憶に残る楽しい旅行になるのではないかなと考えております。

 

そんなパサールは、このような理由からバリ島滞在中にぜひ訪れて欲しいスポットの1つなのです。

 

バリ島のパサールの楽しみ方

Pasar, Lombok photo by Jos Dielis

 

掘り出し物を見つける

 

バリ島のパサールで挑戦して欲しいことは2つ。

 

まず1つ目は、掘り出し物を探すこと。

大規模なパサールでは、他では見つけられないお宝を発掘できるかもかもしれません。

 

特に芸術の中心地ウブドにあるパサールでは、アタバッグやバティックなどのバリ島伝統工芸品が販売されています。

 

▼バリ島芸術の中心地「ウブド」

 

アタバッグ

「アタ」という植物を使ったバッグで、バリ島では名産の一つ。

▼アタバッグの例(画像クリックで商品詳細へ)

バティック

インドネシアなど東南アジアで有名な染布。インドネシアのジャワ島でとても有名なので「ジャワ更紗」とも呼ばれる。

▼バティック

photo by Leocadio Sebastian

 

アタバッグやバティックなどのバリ島の名産品はウブド以外でも入手できますが、他の地域では種類が少なくなかなか気に入ったデザインの商品が見つからないのが難点。

ウブドのパサールでは庶民向けのアタバッグやバティック製品も多数取り扱いがありますので、低価格でそれらの商品を購入できるかもしれません。

 

 

価格交渉

 

もう1つパサールで挑戦して欲しいのが、価格交渉です。

パサールに売られている商品は、値引き交渉するのが通常。言い値でそのまま購入すると損する可能性もありますので、気をつけてください。

 

お気に入りの商品が希望の値段で購入できるよう、店員さんとの交渉を楽しんでも良いかもしれません。

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どのくらい値引きしてもらうのかは店員さんとの駆け引きにもよりますが、私の場合は最初に提示された価格の半額には収まるよう心がけています。

 

最初は要領がつかめず大変かもしれませんが、徐々にコツがつかめるようになりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

日本のお祭りを思い出す!おすすめのパサール2選

 

それではここでは、おすすめのパサールを2つ紹介します。

今から紹介するパサールは、バリ島でも人気の大規模な市場。ぶらりと散歩しているだけで、なんだか懐かしい気持ちになれます。

子供の頃、お祭りの屋台にわくわくした時の気持ちを思い出すかも?そんなパサール、ぜひ子供心を取り戻しに一度訪れてみてください!

 

1 Pasar Sindhu(シンドゥ市場)

 

サヌールエリアにあるパサール・シンドゥは、とにかく何でも安いローカル向けの市場です。

 

サヌールエリア

バリ島のビーチリゾートの一つ。このエリアのサヌール海岸の目前に見えるヌサペニダ島は海亀の産卵地としても知られている。

 

屋台の数も多く、敷地内ではローカルのインドネシア人たちが家族や友人同士で楽しげに食事をしている様子が目に入ります。

サテやバッソなど定番のインドネシア料理が並び、どれも美味しいと評判。

本格的なインドネシア料理が食べたいのであれば、パサール・シンドゥで食事をすると良いかもしれません。

 

▼サテ

photo by Franklin Heijnen Some rights reserved

▼バッソ

photo by closari

 

パサール・シンドゥは昼夜問わず営業していますが、夜のほうがより活気がありおすすめ。

典型的なアジアのマーケットといった雰囲気ですので、ぜひその喧噪を感じてきてください。

 

Pasar Sindhu(パサールシンドゥ)
住所:Jl. Ps. Sindu No.5, Sanur, Denpasar Sel., Kota Denpasar, Bali 80288 インドネシア

営業時間:5:00~23:00

 

2 Pasar Badung(バドゥン市場)

photo by Ya, saya inBaliTimur (usin Some rights reserved

 

バリ島内で1番大きい市場が、パサール・バドゥンです。

ここでは早朝から、家庭の食卓に並べる食材を求めるバリ島の主婦たちが押し寄せます。

その庶民的な生活感を覗いてみたい人は、朝早い時間帯にパサールに訪れると良いかもしれませんね。

 

 

このパサールは大量に売り買いされる野菜や果物、大勢のバリ島に住む主婦など、とにかく人と物で混雑しています。

現地の人々が買い物だけでなく井戸端会議している様子も見られ、バリ島に住む人々の生活を垣間見られます。

 

食材以外に雑貨や日用品なども販売されているため、特に何も買わずとも見ているだけで満喫できます。

 

ローカルのインドネシア人たちが楽しそうに買い物している姿を見ていると、なんだかこちらも楽しい気分になってくる。

そんなパサール・バドゥンは、バリ島の人々の暮らしに触れられるおすすめスポットの1つです。

 

Pasar Badung(パサール・バドゥン)

住所:Dangin Puri Kangin, Jl. Sulawesi No.1, Dauh Puri Kangin, Denpasar Bar., Kota Denpasar, Bali 80233 インドネシア

営業時間:24時間

 

▼バリ島の主なパサール

名称 エリア 特徴
パサール・シンドゥ サヌール とにかく安い!
パサール・バドゥン デンパサール バリ島1大きい
パサール・ウブド ウブド バリ島1有名

 

 



 

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著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

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