バリ島の穏やかな天候とゆったりとした空気感

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「バリ島は日本人に向いたリゾート地」であると著者は主張します。バリ島がなぜ日本人に向いているのか?その理由を実際のバリ島の情報も交え9つの観点から見ていきます。

『バリ島が日本人に愛される「9」の理由』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

 

 

 

バリ島の穏やかな天候とゆったりとした空気感

 

「バリ島が日本人にとって圧倒的に快適な理由」の3つ目が、穏やかな天候とゆったりとした空気感

 

「天候」や「空気感」など漠然としたものに対して、私たちが生活の中で意識する機会は少ないのではないでしょうか。

 

最後にこの「穏やかな天候」と「ゆったりとした空気感」というキーワードから、他のリゾート地と比べて「バリ島が日本人にとって快適な理由」を解説したいと思います。

晴れの日が続く穏やかな天候

 

四季のはっきりした日本と違い、バリ島は1年中ぽかぽかとした陽気な日が続きます。

乾季や雨季など降水量の違いこそあれど、それでも毎日暖かい日が続くことには変わりありません。

 

この穏やかな天候こそ、バリ島の魅力を現すポイントの1つだと言えるでしょう。

 

乾季の特徴

乾季は雨が少なく、日中はカラッとした気候で過ごしやすい日が続きます。

夜になると少し冷えることもあり、宿泊先によっては上着が必要なところも。

 

雨季の特徴

雨期になると一気に降雨量が増えます。

ただ1日中ずっと雨が降っているということはなく、「スコール」と呼ばれるどしゃぶりの雨が断続的に降るようになります。

いつ雨が降るか予測できないというリスクがあるため、あらかじめ傘を持ち歩くようにすると良いでしょう。

▼スコールの様子

 

1年の中で、最もバリ島を旅するのに適しているのが4月から9月までの半年間。この間は「乾季」と呼ばれる降水量が少なく晴れの日が多いです。

 

日本の夏は湿度が高くじめじめとしていますが、4月から9月までのバリ島はカラッとして過ごしやすいのが特徴。(10~11月から3月までが雨季)

日本のジメジメした夏に嫌気が刺した人は、バリ島へ旅行に来ると良いかもしれません。

南国バリ島に来たにもかかわらず、予想外の過ごしやすさに驚くことでしょう。

 

バリ島のゆったりとした空気感

 

バリ島へ訪れた人がよく口にするのは

日本と比べて時がゆっくりと流れているように感じる

という感想。

確かに私自身、バリ島へ訪れて1番に感じたのは「時の流れが日本とは全く異なる」ということ。

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テクノロジーが発展し続ける日本では、分単位で電車が発着し人々が秒刻みで行動をします。

この「タイトな時間間隔」が日本を成長させた要因だとも言えますが、時にはこのスピード感に疲れてしまう人も少なくありません。

 

一方バリ島は、スピード感のある日本とは真逆の空気感を醸し出します。

 

島全体に流れる「ゆったりとした空気感」は、日本で忙しなく生活する私たちの心を癒してくれるでしょう。

 

このゆったりとした空気感を生み出す要因はどこにあるのか?

それは先ほど述べた「穏やかな天候」だけではありません。

 

その要因の1つとして考えられるのが、「バリ人の大雑把な性格」ではないでしょうか。

 

私がバリ島へ訪れた時に気づいたのが、バリ人の多くはあまり時間を気にしていないということ。

 

約束の時間に遅れるのは当たり前で、そもそも時計の時間が狂っていることなんて日常茶飯事。

待ち合わせに遅れたところで、それに苛立つ人はいません。

「まあ、焦らずゆっくりしようよ。」

と、ゆったりとした心構えで生活する人が多いのがバリ島です。

 

バリ島を旅行していれば、この「バリ人の大雑把な性格」に幾度となく出会うことになります。

レストランで注文した料理が間違っていたり、呼んだタクシーがなかなか来なかったりと。

 

もしかすると、日本のきめ細やかなサービスに慣れている人はバリ人の大雑把な性格にイライラしてしまうかもしれません。

しかし、そんな時は1度落ち着いてこのゆったりとした空気感に身を任せて欲しいと思います。

 

バリ島ではあまりピリピリせず「それくらい、まあいいか」と寛大な気持ちで過ごすことで、日本では感じられない穏やかな時間を手に入れられるのです。

 

 

おすすめの過ごし方

 

南国バリ島の持つ穏やかな天候と、バリ人の持つ大雑把な性格。

この2つが掛け合わされることで、日本にはないゆったりとした空気感に触れられるのです。

 

日本のせかせかとしたスピード感に疲れた人こそ、バリ島旅行で回復して欲しいと思います。

 

バリ島では様々な観光スポットを訪れるのも楽しいですが、特に何もせずビーチでボーっとするのもおすすめ。

ただ何もせず、バリ島の時の流れに身を任せるだけで素敵な思い出を作れるはず。

 

せっかくの海外旅行、色々な場所へ足を運びたくなる気持ちもわかりますが、1日くらい何もせずゆっくりする日を設けてはいかがでしょうか。

 

何もせずゆったりとした空気感に癒される。これこそが、バリ島旅行の醍醐味だと言えるのです。

 

 

 

 

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著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

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