ベトナムコーヒーの飲み方 【ホーチミンで味わう極上の時間】

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日本での生活に疲れていませんか?外に目を向ければ様々な世界があります。ベトナム・ホーチミン在住の著者も日本を飛び出して海外移住を決めたその一人。是非ホーチミンの暮らしぶりを読んでみてください。

『ベトナム・ホーチミン生活入門 ~日本の生活に疲れた方へ~』はこちらから!

著者:五百井飛鳥

2011年にベトナムのホーチミンに移り住み、現在ホーチミン近郊の片田舎で愛犬と一緒にのんびりと過ごしています。ストレスに溢れた日本と違い、素朴で大らかなベトナム人の皆さんに包まれて、本当の自分として生活をしています。大陸の風を感じながら過ぎ行く時間を楽しみ、にせもの女性ということも忘れて自分らしく生きています。

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「ベトナムというと何を想像しますか?」、このような質問の答えとして帰ってくるのが、歴史的なことならベトナム戦争、食材関係ならベトナム・コーヒーです。

このベトナムコーヒー、日本の皆さんはよく理解されていないのではないでしょうか。

ベトナムコーヒーって何なのか、日本で飲むコーヒーとは違うのか、たかがコーヒーされどコーヒーです。

今回は、ベトナムコーヒーのお話をします。

 

▼ベトナムコーヒー

by Simon Law Some rights reserved

 

第3章「ホーチミンの地元グルメ」
料理
スイーツ
コーヒー】(当ページ)

 

ベトナムのコーヒー豆

 

ベトナムのコーヒー豆の生産量は世界第2位。ご存知でした?(参照:http://www.fao.org/3/a-i4985e.pdf)

これって、日本では案外知られていないんですよね。

 

 

第1位のブラジルでは、メインで生産しているのが日本でよく飲まれているアラビカ種のコーヒ豆。

対してベトナムではロブスタ種のコーヒー豆の生産がメインとなっています。

世界で流通しているコーヒー豆の3分の1はロブスタ種。そしてその3分の1がベトナム産なんですよ。(参照:岡山県ベトナムビジネスサポートデスクレポート

 

 

ロブスタ種は「成長が早い」「病害に強い」「収穫量が高い」といった、生産するには申し分のない品種なんです。

また、山などの高地で栽培されるアラビカ種と違いロブスタ種は低地栽培がOKなので、山のないホーチミンの周辺でも栽培がされています。

ロブスタ種は、他のコーヒ豆に比べて抽出される水溶性成分やカフェイン量がかなり多いので、インスタントコーヒーや缶コーヒーに適しているとも言われます。

日本で販売されているコーヒー製品でも、ベトナムのコーヒー豆が使われている事もあります。

 

ロブスタ種の味

 

ロブスタ種のコーヒー豆の特徴は、苦みが強めでとっても香ばしい香り。

先ほどベトナムのコーヒー豆が使われる事もある、と言いましたが日本で使われているコーヒーのほとんどはアラビカ種のコーヒー豆なんです。

日本の方がロブスタ種のコーヒーを飲んだ際、「あまり美味しくない」といった否定的な感想をよく持たれるようです。

「麦茶のような味で変」っていう意見も少なくないとか。

その為日本国内で、ロブスタ種のコーヒーをストレートで口にすることは滅多にありません。

やはり日本人からすれば「酸味がない」「泥臭い」「焦げた麦の臭いがする」などの印象が強いからだとか。ロブスタ種のコーヒー豆は日本人の味覚に合わないのかもしれませんね。

でも私の場合、アラビカ種よりロブスタ種のコーヒーが好きでよく買ってきます。

素直なアラビカ種より、くせのあるロブスタ種の方がお気に入りなんですね。

それに何といっても安い!

ロブスタ種の中にもいろいろランクのようなものがありますが、1kgで500円弱。200g買っても100円、びっくりですね。

編集部注※ 日本ではコーヒーチェーンスターバックスのハウスブレンド(アラビカ種)が250g1050円(税抜き)

 

ベトナムコーヒーの飲み方

 

一般に言う「ベトナムコーヒー」というのは、ベトナムで生産されたコーヒーという意味ではなく、ベトナムの伝統的なコーヒーの入れ方(淹れ方)のことを示しているそうです。

ベトナムには、独自のコーヒー文化が形成されているんですよね。

その「伝統的な入れ方(淹れ方)」とは、特有の焙煎・抽出方法で出したコーヒーを、コンデンスミルク(練乳)と合わせて飲む、というものです。

 

▼カップの下の白い層がコンデンスミルク

by Paul Arps 

 

これがまた、とっても濃厚な味わいで、驚きの美味しさなんですよ。

甘党ではない人にとっては、違う意味での驚きのようですが(笑)。

さすがに、ロブスタ種を生産をしている国だけあって、美味しく飲む方法をしっかりと把握しているようです。

 

 

ベトナムでコーヒーを飲む楽しさ

 

ベトナムにおいて『コーヒーを飲む』と言うことは、私流の解釈として、ただ「喉が渇いたから飲む」という単純な意味ではないと思っています。

ベトナムでは、大陸からの風を感じて楽しみながら時間を過ごすんです。

そんな時に欠かせないアイテムがベトナムコーヒー。

カフェでベトナムコーヒーを注文すると、正式なところなら小さめのコーヒーカップの上に、ベトナムコ-ヒー用のフィルターが乗ったままで出てきます。

 

▼銀色の部分がフィルター

by Charles Haynes

 

日本のコーヒーのように、直ぐに飲める状態では出てきません。

一滴一滴、ろ過されたコーヒーが落ちていくのを、のんびり楽しむのです。

更にアイスコーヒーでは、濃いコーヒーと練乳の甘さが自分の好みになるまで、時間の流れを楽しみながら氷が解けていくのを待ちます。

日々、時間に追われ、あっと今に時間が過ぎていく国の人にとっては、忘れてしまった時間の過ごし方なのでしょうね。

日本から来られた皆さん、カフェでベトナムのアイスコーヒーを注文して、出てきたら一気飲みして・・・、もったいないですよねぇ。

コーヒーと一緒に楽しむものの方が、重要だと思うのですが。

メインは過ぎ行く時間を楽しむこと。ベトナム・コーヒーはそのためのアイテムだと認識されてる方はほとんど皆無かも。

ベトナムに来られた際には、コーヒーというサブアイテムを目の前に置いて、ゆっくりじっくりのんびりと時間の流れを楽しんでください。

 

以上、五百井飛鳥氏による「ベトナム・ホーチミン生活入門 ~日本に疲れた方へ~」でした!

ベトナムの活気、そして過行く時間を楽しめる環境。日本にはない光景が広がっている事がお分かりいただけましたでしょうか?是非次の旅行はベトナムを選択肢に入れていただき、そして移住先の一つとして考えていただければと思います!

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著者:五百井飛鳥

2011年にベトナムのホーチミンに移り住み、現在ホーチミン近郊の片田舎で愛犬と一緒にのんびりと過ごしています。ストレスに溢れた日本と違い、素朴で大らかなベトナム人の皆さんに包まれて、本当の自分として生活をしています。大陸の風を感じながら過ぎ行く時間を楽しみ、にせもの女性ということも忘れて自分らしく生きています。

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バス釣りのコツ① 【季節・天候・時間】

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バス釣りとはブラックバスという魚を釣るスポーツです。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

バス釣り初心者入門はこちらから!

著者:お魚店長

バス釣り歴15年。幼少の頃からバス釣りを始め、現在まで魅了され続ける中年バサー。釣りの楽しさや魅力を少しでも多くの方に知ってもらおうと様々な記事を執筆中。お問い合わせはこちらから

 

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最後に第4章では、これから始められる方や、まだブラックバスを1度も釣ったことがない方のために、釣るために押さえておきたい4つのコツ「季節・天候・時間」「ルアーの使い分け」「根掛かり」「プレッシャー」を4ページにわたってお伝えしていきます。

ブラックバスはコツを掴んでしまえば、比較的楽に釣ることができる魚です。潜んでいるポイントも限られていますので、条件やコンディションさえ合えば、必ず手中におさめることができるでしょう。

ヒットしてからの「手元まで引き寄せる駆け引き」や「想像を絶するファイト」は、釣ったことのある人にしかわからない醍醐味です!

途中、ジャンプしてラインを切ろうとする「エラ洗い」と呼ばれるファイトなんかは目を見張るものがありますよ!

是非、釣れるポイントを知って、栄えある栄光の1匹を手にしてみてくださいね!

 

このページでは「季節・天候・時間」について解説いたします。

 

季節

 

バスフィッシングにおいて、釣れる季節を知るのは、最も釣果に直結する重要な要素です。

 

 

一般に魚の活性が高く(=魚が餌によく食いつく状態)、良く釣れるのは夏の暖かい時期。

夏はブラックバスがエサを活発に追い求め、フィールドのあちこちでジャンプしていたり、弱っている魚を追いかけ回しているのを目にすることができます。この時期は予想もしないルアーに好反応を示す個体が多く、初心者の方でも簡単に釣ることができます。

 

 

反対に水温の下がる冬では、ブラックバスはほとんど活動しません

一定の場所に身を潜め、目の前を通るものだけに少しだけ興味を示すぐらいで、釣るのはベテランでも至難の業と言えるでしょう。

 

 

【筆者コラム】バスの活性と水温の関係
概ね水温15度前後を境にバスの活性が変化してくると言われています。

30度近いともう活性が低くなりますね。下は10度前後だとほとんど日中でもノーバイト(全くアタリがない状態)です。20度超え位が実際は高活性ですね。これらを調べるための水温計は必需品です。

▼水温計の例

 

 

秋は「ハードルアーの季節」と言われ、ブラックバスは広範囲に散ってベイト(=ブラックバスのエサの小魚のこと)を追い求めます。

 

「ハードルアー」とは
ルアーは大きく分けて2種類に分類される。柔らかい素材を活かした「ソフトルアー」と、硬いバルサ材などの木材を使用した「ハードルアー」。ハードルアー(ハードベイトとも言う)は中層を泳がすイメージで使用すると効果が高い。ルアーの詳しい解説は第3章(現在は第4章)にて!

 

秋は水温も安定して活性も上がり、様々なルアーに果敢にアタックしてくる時期ですので「一定の場所で粘る釣り」ではなく「広範囲に探り歩く釣り」を心がければよい釣果に結び付くと思います。

 

【筆者に聞きました!】ハードルアーの季節と呼ばれる所以

Q. 秋が「ハードルアーの季節」と呼ばれるのはなぜでしょうか?

A. 秋は水温が安定し、魚の活性が戻ってくる時期になります。そのため、いたるポイントでバスはハードルアーにバイト(=魚がルアーをかじること)します。

また、ハードルアーは広範囲に魚の居場所をさぐれる(ソフトルアーは水底で効果的)ため、効率の良さからいっても秋は「ハードルアーの季節」といわれるゆえんでしょう。

さらに秋は魚が広範囲に散ってしまっていることもあり、手返しよく(下記注釈)釣る為の1つの方法としてハードルアーをおすすめする理由になっているとも言えます。

※手返しが良い・・・仕掛けを回収してから再び仕掛けを投入するまでの一連のことを手返しと言う。手返しが良いというのはその一連動作が速くこなすこと。

 

 

春はブラックバスの産卵の時期であり、産卵に絡んだ大型のバスが期待できる時期なので、水通しがよく(水がよく流れていて)、底が砂利質で障害物のあるポイントをメインに狙っていくようにしてください。

ちなみに「底が砂利質の障害物のあるポイント」の探し方としては、いったんルアーを投げてみて、底取り(=ルアーが水底に着いたのを感知すること)しながらルアーを引き、底質を確認します。泥なのか砂利なのかは、引っかかってくる藻等も参考になります。障害物は、最初のうちは目で確認できるものを参考にします。

 

▼参考:季節によるブラックバスの動きと狙う場所

 

天候

 

季節と同様に釣果に大きく関わる要素が「天候」です。雨や晴れといった天候は、水温の変化と密接にかかわり、バスの活性に大きく影響します。

例えば、真夏などの高水温期ではあまりに水温が高いと、バスの活性が著しく下がってしまう時があります。

ただ、恵みの雨が降り注ぐことによりその時間帯だけ急に高活性になり、まるで「水を得た魚」と言わんばかりに果敢にルアーにアタックしてくることがあります。

これは雨による水温低下で、一定の時間だけ水中の状態が良好に保たれた証と言えます。

 

▼天候の変化による活性の変化

 

また、晴れの日に比べて曇りや雨といった天候は、水中でのルアーの視認性が下がり、魚が物体を把握しづらくなる傾向があります。

曇りの日は水に濁りが入り、魚からルアーを判別しずらくなります。ある意味だましやすいのです。

ルアーを「疑似餌(ぎじえ=うそのエサ)」と見切られないためにも、陽の光が昏々と照りつける晴れた日を狙うよりも少し曇った日を狙うのが効果的です。

 

気圧

 

実は、気圧が魚の行動を支配するのは、あまり知られていない事実と言えます。

水温変化に伴いバスの活性が変わるのは先に述べましたが、これとは別にバスが釣れるには、気圧が関係していることが多々あるのです。

これはどういうことでしょうか?

 

一般に高気圧の時はそれに伴い水圧も高くなります。

水圧が高いと魚の浮袋が圧縮されます。浮き輪の空気が抜けたら沈んでしまうのと同じように、浮袋が圧縮されてしまえばブラックバスは沈んでしまいます。そのため、ブラックバスは底付近に張り付くように身を潜めると言われています。

逆に低気圧の場合は、気圧が低く、浮袋に掛かる圧力も下がって浮袋が膨らみ、中層から表層付近をさまよう様に浮いて泳ぐ様になります。

 

 

筆者は、梅雨時期の曇りの日から、急に雨が降り出すという気圧の変化を伴う天候に何度も遭遇し、現に水面下で魚が一瞬にして食らいつく大爆釣(とても多くの魚が釣れる事)を幾度となく経験してきました!

これは、気圧が釣果に影響するという理論を根底から証明する貴重な体験でしたね。

魚の食性は、気圧という自然の原理にも大きく左右されるのをお分かりいただけましたか!?

バスプロ(バス釣りのプロ)などはプロトレック(気圧などが測れる時計)を装着して大会などに応用しているそうです。

 

▼プロトレック:商品参考動画

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時間

 

これは、ブラックバスに限らず魚を釣るうえで最も大切な事なのですが、多くの魚は「フィーディングタイム」といって人間と同じように食事をする時間帯がほぼ決まっています。

人で例えると、朝・夕に最も多くのご家庭が食事を取られることと思いますが、魚も同じで、朝と夕方に決まって活発にエサを追い求めます。

 

釣りに行くと、水面上でバシャバシャと音を立てて小魚を追っている魚をよく見かけますが、これは決まって夕方か早朝の静かな時間帯であることが多いです。

この時間帯であれば魚のフィーディングタイムであることに加えて活性が高く、初心者でも比較的簡単にルアーを食わせることができます。

どうしても釣れない方は、まず朝と夕方の2つの時間帯を狙う所からスタートしてみてくださいね。

 

ちなみに、季節にもよるのですが夏場ですと朝はできるだけ早い方がいいと思います。何時から何時というのは特にありませんが、とにかく朝早くがおすすめです。暗くても釣れますから。

また、平日などもおすすめですね。ガラガラでプレッシャーも低く(バスが釣り人を警戒しておらずストレスが少ない状態)、釣りやすいです。 

 

次のページではバス釣りのコツ2つ目「ルアーの使い分け」について解説します。ルアーのカラーなどについて理解すれば、ブラックバスに合わせて適切なルアーを選ぶことができるようになるでしょう。

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バリ島の穏やかな天候とゆったりとした空気感

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「バリ島は日本人に向いたリゾート地」であると著者は主張します。バリ島がなぜ日本人に向いているのか?その理由を実際のバリ島の情報も交え9つの観点から見ていきます。

『バリ島が日本人に愛される「9」の理由』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

 

 

 

バリ島の穏やかな天候とゆったりとした空気感

 

「バリ島が日本人にとって圧倒的に快適な理由」の3つ目が、穏やかな天候とゆったりとした空気感

 

「天候」や「空気感」など漠然としたものに対して、私たちが生活の中で意識する機会は少ないのではないでしょうか。

 

最後にこの「穏やかな天候」と「ゆったりとした空気感」というキーワードから、他のリゾート地と比べて「バリ島が日本人にとって快適な理由」を解説したいと思います。

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