サイゼリヤとは

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サイゼリヤはイタリア料理をリーズナブルな価格で食べられるファミリーレストランチェーンです。人気NO1メニューのミラノ風ドリアは1000回改良されていたり、こだわりを知ればさらにサイゼリヤが楽しくなるでしょう。

サイゼリヤの楽しみ方入門はこちらから!

著者:Webon編集部

Webonは著者が好きなものについて語る新しい読み物です。体系的に学べるので最初から順番に読んでいくのがおすすめ。お問い合わせはこちらから

 

『サイゼリヤの楽しみ方入門』目次へ  (全8ページ)

 

サイゼリヤとは

業態 イタリアンファミリーレストラン
運営会社 株式会社サイゼリヤ
代表取締役会長 正垣泰彦
店舗数 1469店舗(国内1085店、海外384店)※2018年8月期時点
愛称 サイゼ
メニュー ミラノ風ドリア(299円)/マルゲリータピザ(399円)/辛味チキン(299円)/ハンバーグステーキ(399円)/グラスワイン(赤・白)(100円)※価格は全て税込み

 

サイゼリヤは、株式会社サイゼリヤが運営するイタリアンファミリーレストランチェーン店です。リーズナブルな価格でイタリア料理が食べられるのが魅力です。一番人気のメニューはミラノ風ドリア。

 

▼ミラノ風ドリア(299円 税込み)

イタリア料理
イタリア料理はイタリアを中心にして発祥した料理。日本ではトマトやオリーブオイルなどを使って作られた料理がイタリア料理のイメージ。代表的な料理にはパスタ・ピザ・ドリアなどが挙げられる。

 

またワインが一杯100円で飲めるのも特徴です。ワインは品揃えも豊富です。

 

 

リーズナブルな価格のため、高校生くらいの利用客を非常に多く見かけます。

私も高校時代の部活の帰りなどに、よく仲間たちとサイゼリヤを利用しました。ドリンクバーとミラノ風ドリアを注文し、何時間もお喋りしたというのは多くの学生の共通の思い出なのではないでしょうか。

 

▼ドリンクバー

 

店内は広々としておりイタリアのルネサンス期(15~16世紀)の絵画が飾られています。

 

▼サイゼリヤに飾られている絵画の一例『ヴィーナスの誕生』

 

イタリア料理店になった理由

 

サイゼリヤがイタリア料理店になった当初は、日本でイタリア料理はなじみのないものでした。

以下ではサイゼリヤがイタリア料理を提供するようになった経緯をお伝えします。

 

サイゼリヤは元々はフルーツパーラーのようなお店で、当時は1日に6人程の来客しかなかったそうです。その後フルーツパーラーから洋食店に変更しましたが、それもうまく行きませんでした。

 

そうした中で現会長である正垣氏は「繰り返し食べたくなる麻薬の様な料理を出せば良いのでは・・・」と考えて調べ始めました。すると「世界一の売り上げを誇る野菜はトマトで穀物は小麦だ」ということを知りました。

また当時、そこまで日本で普及していなかったオリーブオイルは世界では相当作られていることも知り、世界一食べられている料理はイタリア料理だという結論にたどり着いたのです。

 

 

その考えを自分の目で確かめるために、ヨーロッパに視察旅行に出掛けることにしました。

そこで見たのはイタリアの人々が食を楽しむ姿や、料理やワインの組み合わせの豊かさでした。

そして「食べていると幸せになれる本場のおいしいイタリア料理をリーズナブルな価格で日本で提供し広めたい」というようなことを創業者の正垣氏は思ったのです。

イタリアの様に毎日でも食べれる「日常食」としてイタリア料理を日本に普及することを目標としました。

最初はお客さんもあまり来ませんでしたが、メニューの価格を7割引で提供したところ連日大行列となったのです。そして、支持を獲得していき現在のように多くの店舗を展開するところとなりました。

 

サイゼリヤを知る意味


▲プロシュート 399円(税込み)

 

サイゼリヤはとてもリーズナブルな価格でイタリア料理を食べることができます。そのため「質が低いから安いのではないか」と思っている方もいると思います。

ただ、サイゼリヤに対して「まずい」という感想は聞くことがなく「辛味チキンはマジうまい!」などポジティブな感想を耳にすることがとても多いです。本当に質が低ければこのようなことにはならないと思います。

 

サイゼリヤが安さを実現しているは、企業努力の成果であり、その取組みを知るときっとサイゼリヤの料理がさらに美味しく感じると思います。

そして、サイゼリヤがこれ程安く色々な楽しい食の体験を提供してくれることにきっと驚くことでしょう。

サイゼリヤのプロシュート(生ハム)に関しては「ワールドカップが日本で開催された際に現地のイタリアの記者が衝撃を受けて毎日のように通った」という逸話があるほどです。

 

 

サイゼリヤの魅力や取り組みを知ることでより楽しい食事をしていただきたいと思っております。サイゼリヤの魅力を知れば外食チェーン全体に興味が出てくるかと思います。

そして、おのずと食にまつわる営みに興味を持ち、食事自体がとても楽しいものになっていくと思います。そうすれば人生が豊かで楽しいものになることでしょう。

次のページでは「サイゼリヤが安くて美味しい4つの理由」をお伝えします。知ればサイゼリヤのイメージが変わるかと思います。

『サイゼリヤの楽しみ方入門』目次へ  (全8ページ)

 



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世界の絶景111選【夏編】

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世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第2章では、

】【】【】【

の四季に分けて「この季節に行きたい!」という絶景スポットをご紹介します。

誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。是非お楽しみください!

 

夏に行きたい世界の絶景

 

開放感たっぷりの夏に、遠出の旅をしてみたいという方も多いのでは?

ベストシーズンを迎えるビーチリゾートはもちろん、南半球では花々が咲き誇る時期。

カナダのイエローナイフのオーロラや、オーストラリアのザトウクジラウォッチング、夏の定番リゾートのハワイやバリ島など、今回ご紹介できなかったスポットを含め本当にたくさんの絶景スポットがあります。

 

バリ島については別Webonで詳しく紹介!

 

今回は、夏に行きたい世界の絶景を、10スポット厳選してみました。

 

アクセスに長けたスポットやツアーで観光できるスポットなど、初心者でも観光しやすくおすすめの絶景スポットを選んでいます。

 

1 【フランス】フランスでも人気の高い『プロヴァンス』に行くなら夏!

 

67月の絶景旅行なら、フランスのプロヴァンスがおすすめです。

緩やかな丘には夏のフランスの青空下に広がる紫色のラベンダーが咲き乱れ、その癒し系の香りに包まれます。この絶景を楽しみに、世界中から多くの人々が訪れます。

いくつもあるラベンダー街道は、まさにバイオレットブルーの世界。

 

 

ツアー参加をすれば、ラベンダーの絶景にプラスαで、香水で有名なロクシタン博物館の見学ツアーなども観光できます。ラベンダー祭りも、あちらこちらで開催されているので、訪れる価値ありです。

 

<セナンク修道院>

 

もし、時間が許せば、ゴッホが愛した町「アルル」へ行って、満開のひまわり畑も共に観光してみてはいかがでしょう。

 

<アルルの風景>

photo by Steffen Heilfort

 

おすすめビューポイント

ラベンダー色に染まる谷間の小さな町に訪れて、石畳の道や石造の家々を見ながら中世南仏の素朴な雰囲気を楽しむのも◎。

特に人気のスポットは、渓谷美を望める小さな町レ・ボー・ド・プロヴァンス。城塞跡からの絶景は、晴れた日にはアフリカ大陸を見渡せるほど。

サン・ポール・ド・モーゾール修道院ではラベンダーとひまわりのコラボも見ることができます。また、ゴルドにある、セナンク修道院(画像3枚目)のラベンダーも有名です。

アクセス

パリ市内からアヴィニョンまで、TGV(新幹線)で約2時間半。パリからマルセイユ・プロヴァンス空港まで約2時間。空港からバスでエクスヴァンプロヴァンスのバスターミナルまで約50分。

URL: https://jp.france.fr/ja/provence

 

2 【アメリカ】ハワイより絶景?!『サンファン諸島』

photo by Bureau of Land Managem

 

アメリカの美しい島ランキングで、ハワイを抑えて1位になったことがある絶景スポット。

700を超える美しい島々が浮かび、「ワシントン州の宝石」と称されています。

 

photo by Benjamin Hollis

 

シアトルの人々が集う、ローカル的な避暑地となっています。観光シーズンは69月で、のんびりとした雰囲気が魅力です。

特に、サンファン島、ロペス島、オルカス島が有名。

初心者には、ワシントン州の北西隅にありカナダのバンクーバー島ビクトリアの隣島、サンファン島がおすすめです。

 

カナダのバンクーバー島ビクトリアの絶景はこちらでも紹介!

 

この島には、かつてネイティブアメリカンが住んでおり、後にスペインによって植民地にされた名残を留めています。

島内の移動は、レンタサイクルやスクーターが便利。島では、カヤックやビーチ遊びはもちろんサイクリングやハイキングなどを楽しめます。もちろん海に沈む夕日も、ロマンティックで幻想的。

 

 

夏におすすめの理由は、1年中で晴天に恵まれるのは夏のみだから。

510月には、ここに生息する85頭前後のシャチたちを観測することもできます。

ホエールウォッチングツアーでは、くじらやシャチなど色々な海の生き物に出会えます♪

 

 

おすすめビューポイント

サンファン島のライム・キルン・ポイントや、国立歴史公園から太平洋を見る、ホエールウォッチングは、やってみたいことのひとつ。

陸からクジラが見られるので、初心者にもおすすめです。また、静寂に包まれると、シャチの声が聞こえるともいわれています。

アクセス

サンファン島へのアクセスは、水上飛行機(約1時間)やワシントン州フェリー(3時間半)などで行くことができます。

フィダルゴ・アイランドにあるアナコルテス市からワシントン州フェリーでは、サンファン・オーカス・ロペスの順に3つの観光島を無料で巡ることも可能です。

URL: https://www.junglecity.com/enjoy/san-juan-islands/

 

3 【イタリア】青色に輝く神秘的な洞窟内の海!『カプリ島青の洞窟』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Blue_Grotto_IMG_0207.JPG?uselang=it)

 

南イタリアの絶景スポットの代表格といっても過言ではない、青の洞窟。カプリブルーと呼ばれる、絶景は一生に一度は見たいもの。

ローマやナポリからも日帰りで行くことができるので、初心者にもおすすめです。

特に78月頃は、入場できる確率が80%以上と高く絶好の観光シーズン。天候によって波が高くなるので、入れるかどうかは運次第。

午前中の方が、確率が高いかも。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Blue_Grotto_藍洞_-_panoramio.jpg?uselang=it)

 

入口はとっても小さく、波が高いと洞窟の中には入れません。ピーク時は、海の上で1時間待ちということも。酔い止めを用意してくださいね。

高さ約15m奥行き60mの深い洞窟はとっても暗いですが、小さな入口から差し込む光でキラキラ輝きカプリブルーに染まる海を見れば心の底からの感動を覚えるはず。

 

photo by Thilo Hilberer

 

もし、洞窟に入れなくてもめげないでください。

高級リゾートのカプリ島内は、絶景観光スポットもいっぱい。特に、別荘ヴィラ・サンミケーレテラスからの眺めは最高です。

 

<ヴィラ・サンミケーレテラス公式サイト>

(出典:https://www.belmond.com/hotels/europe/italy/florence/belmond-villa-san-michele/)

 

<ヴィラ・サンミケーレテラスの情報は「検索」ボタンをクリックorタップ!>



Booking.com

 

おしゃれなレストランやお土産屋さんなどが、軒を連ねるや街並みを散策するだけでも思い出深い旅になるはず。

レモンの産地としても有名なので、「リモンチェッロ」を味わうのもカプリ島らしい観光のひとつ。

 

<リモンチェッロ>

photo by claudia

 

おすすめビューポイント
洞窟の絶景を見られるのは、ワンチャンスといっても過言ではありません。

一番奥についた時に、「発光禁止モード」にして入口に向けてシャッターを押してくださいね。フラッシュはたかない方が、いい写真が撮れるとの声もあります。

アクセス

ローマからナポリまで、バスで約3時間半。ナポリからカプリ島まで、高速船で約45分。フェリーや水中翼船もあります。マリーナ・グランデから、ボートに乗って洞窟へ向かいます。小さな小舟に乗り換えて洞窟内へ!

URL: https://www.capri.com/en/s/la-grotta-azzurra

 

4 【ロシア】終わりのない黄昏の町『サンクトペテルブルク白夜』

 

極寒の冬が過ぎ去り、白夜が2ヶ月も続くサンクトペテルブルクに行ってみませんか?

太陽が完全に沈まず、ピンクサファイア色に染まる絶景は、日本では体験できないだけに、一生に一度は見て見たいもの。

特におすすめの時期は、6月末~7月。昼間でも20度くらいと涼しく、30度になっても湿度が低く過ごしやすいので、日本の暑さから逃れることができます。

白夜体験を存分に楽しみたいなら、クルーズでの観光がおすすめです。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:St_Petersburg_Neva_River002.JPG?uselang=ja)

 

壮大な建物群を眺めながらのクルージングは、感動すること間違いなし!小さな町の次は森が現れ玉ねぎ型のドームなど、楽しい船旅を過ごせること請け合いです。

眠らない街だけに、夜の観光も充実しています。マリインスキー劇場を中心に“白夜をアーティスティックに過ごすため”のイベント「白夜祭り(57月まで)」も開催されます。

市内の劇場などでイベントが開催され、街では歴史的建築物がライティングされ花火まで上がり賑わいをみせます。特に有名なオペラとバレエ団の公演は見物。

 

 

マリインスキー劇場主催の「白夜の星」(夏に開催される音楽祭)では、古典を中心とした演目を見られます。

 

おすすめビューポイント

サンクトペテルブルクの白夜は、作家のドストエフスキーも「素晴らしい夜だ」と称賛したとか。

おすすめのビューポイントは、早朝のネヴァ川沿いの開いた跳ね橋。川を航行する貨物船が、行き交う風景を見ることができます。小高い丘の上に登って見下ろすのが絶好のフォトスポット。

アクセス
ヘルシンキを経由してプルコヴォ空港へ。空港からは39番バスに乗り20分で、モスコフスカヤ駅へ。

 

5 【インドネシアバリ島】バリ島の高原リゾート『キンタマーニ高原』

 

バリ島有数の避暑地で、北東部屈指の観光スポットです。

観光地が離れているので、レンタカーで巡ることになります。人気観光地だけにツアーの種類も豊富なので、初心者の方は、ツアー参加がおすすめです。

また、日本語ガイドドライバーを一日チャーターするのも良策です。15,000円くらいと費用もそれほどかかりません。

標高1,500mと夏でも涼しいのもおすすめポイント。

夏のみどころは、高原の展望台から見渡すバトゥール山とバトゥール湖。

 

photo by Tanti Ruwani

 

また、バトゥール山は現在も活火山のため、近くでは温泉も湧いており疲れを癒しにバリの温泉でゆっくりするのも◎。温泉は水着着用です。

 

photo by Jan Alonzo

 

周辺には、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院や観光者向けの農園BASアグロツーリズム、原住民族、バリ・アガの村など観光スポットも目白押しです。

 

<ウルン・ダヌ・バトゥール寺院>

photo by alex hanoko

 

おすすめビューポイント
ここの醍醐味は、絶景レストランでランチをしながら景色を楽しむこと。

アクセス
デンパサール国際空港から車で約3時間。ウブドから車で約1時間。ツアーあり。

 

 

バリ島観光の情報たくさん!バリ島観光に関するWebonはこちらから!

 

6 【ギリシャ】青いエーゲ海と白い街並みがステキ!『サントリーニ島』

 

一生に一度は、行ってみたい絶景スポットとしても人気の高い、サントリーニ島は夏の絶景観光地として外せないスポットです。

絶景と一緒にビーチリゾートを楽しめる、79月がおすすめです。78月は日差しが強すぎるので、9月が一番のベストシーズンといえます。

 

photo by Pedro Szekely

 

人気の観光地だけあり、アクセスもさほど難ではなく日本からのツアーも色々揃っているので初心者にもおすすめです。

紺碧のエーゲ海に浮かぶ、三日月形のサントリーニ島で最高の絶景は「断崖絶壁の白壁の町」+「青く輝くエーゲ海」です。

 

 

この美しい景色はギリシャ人の中でも、ハネムーナーに人気となっています。オーシャンビューホテルのバルコニーから眺める美しい景色は、リッチな旅を満喫したい方にはもってこい。

贅沢にホテルライフを楽しむだけでなく、フィラの町を散策するだけでも、素晴らしい絶景を見ることができます。

白い建物の中にほどよく色がついた建物が立ち、細い路地にはかわいらしいお店も並んでいます。

 

 

所々にカラフルな花々が飾られており、その風景はインスタ映え間違いなし!また、エーゲ海クルーズで、エーゲ海の島々を船で巡るツアーも人気です。

 

おすすめビューポイント
北端に位置する港町、イアから見る夕陽もロマンティック。この夕景は、世界一美しいと、絶賛されています。おすすめのビュースポットは、「Oia castle(イア・キャッスル)」からの眺めです。

アクセス

日本からの直行便はないので、最短で行けるトルコやアジアかヨーロッパの都市を経由して行く形になります。

アテネ国際空港から、サントリーニ空港まで空路で約1時間。エーゲ海を満喫しながらフェリーで行く方法も。所要時間は、約8時間です。

URL: https://www.santorini.net/

 

 

7 【アフリカ】ワインの産地で大自然を味わう『ケープ・ワイン・ランド』

photo by Steven dosRemedios

 

人気観光地ケープタウンの東に位置した絶景スポット。

渓谷の清冽な水が流れ込み、ワイン栽培に適した地として古くから知られています。

ここには、数百のワイナリーがあり、切妻屋根(本をかぶせたように斜めになっている屋根。日本ではよく見かける)をのせた白壁の建物と、渓谷に広がるワイン畑の絶景を楽しめます。

ワイナリーツアーがあるので、ケープタウンを観光する初心者の方に、もうひとつの南アフリカ旅の楽しみ方としてもおすすめです。

 

 

ベストシーズンは、南アフリカが春を迎える、7月半ばから9月半ばごろ。

ワイン・ランドの玄関口で300軒を超えるワイナリーが軒を連ねるステレンボッシュも訪れる価値あり。

ここから南下すること約30kmにある、フランスの伝統ワインづくりを継承するフランシュフックは、ラ・モットなど有名なワイナリーがあり人気です。

 

photo by South African Tourism

 

ワインに合わせたペリーやビーツを使った絶品料理を提供するレストランが点在し、フランスが香るグルメの町として知られています。

さらに南には、ケープ花王国のひとつ、グリーン・マウンテン・エコ・ルートがあり、ワイナリー観光にプラスαで、フィンボスが満開に咲き乱れる風景も見られます。

レンタサイクルで、ワイン・ランドを巡るのもおすすめです。

 

photo by warrenski

 

おすすめビューポイント
ぶどう畑をくねくねと曲がりくねるワインルートは、この時期には素晴らしい絶景が広がっています。

ぶどうの花を愛でながら、そぞろ歩きをするのが観光の醍醐味です。

アクセス

ケープタウンから車で約50分。初心者の方は、ツアーがおすすめです。

URL: http://south-africa.jp/meetsouthafrica_lists/308/

 

 

8 【フィリピン】セブ島屈指の美しいビーチ!『モアルボアル』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:High_tide_at_White_Beach_in_Moalboal.JPG)

 

日本人にはまだあまり知られていない、セブ島南西部にある穴場ビーチ。

ホワイトサンドのビーチとエメラルドグリーンの海のコラボは、海好きはもちろん絶景ファンも悶絶間違いなし。

 

 

セブシティからも比較的スムーズに行けるので、初心者にもおすすめです。

アイランドホッピングやシュノーケルなど、マリンアクティビティが充実しているのも魅力です。沖の透明度の高い海もモアルボアルの自慢。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:P1220081-A_view_of_the_beach_at_Sandals,_Negril_(205033139).jpg)

 

ダイビングリゾートなので、ダイビングがお好きな方にもおすすめです。

 

 

おすすめビューポイント

アイランドホッピングで人気なのが、モアルボアルからボートで約20分のペスカドール島。

フィリピンでも心が洗われるほど美しい海が広がり、イワシの群れやカラフルな魚たちが我が物顔で泳ぐ姿を見ることもできます。ダイビングが主な観光ですが、シュノーケルでも充分楽しめます。

アクセス
セブシティのサウスバスターミナルから、バスとトライシクル(三輪タクシー)で約3時間。

セブシティのサウスバスターミナルまでタクシーで。バスターミナルからは、頻繁にモアルボアル行きのバスは出ています。所要時間は約34時間。

 

 

9 【ソウル】ソウルの暑い夏を大満喫!『漢江(ハンガン)』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:63_Building,_Seoul_(15495025317).jpg)

 

ソウルの中心部を流れる漢江(ハンガン)の夕景は、2006年に大ヒットした、韓国映画「殺人の記憶」で有名となり、世界的にも人気の観光地になっています。

<殺人の記憶(画像クリックでDVD詳細へ)>

 

全長500kmもの大きな川で、ソウル市内には、18の橋と鉄橋が3つかかっており、川と夜景と橋のコラボが魅力的。

ソウルの中心部なので、初心者にも行きやすい観光スポットです。

一番のおすすめは、遊覧船での漢江クルーズ。橋はもちろん、川からソウルの観光地を望むこともできます。

 

 

市民が憩う漢江公園には、プールやさまざまなイベントが行われており、いつも賑わいをみせています。

また、7月中旬~8月中旬にかけては、ソウルを代表する夏祭り「漢江サマーフェスティバル」が、行われるので時間が合う方はぜひ。

 

<漢江サマーフェスティバル公式サイトより>

 

漢江の魅力は、夏場の豊富な川の水の量ですが、南岸と北岸を結ぶ橋もステキ!

映画で有名になった西江大橋(ソガンテギョ)や漢江鉄橋(ハンガンチョルギョ)は必見です。

 

 

また、漢江を見渡すクルムカフェで、コーヒーを飲みながら眺める絶景も◎。サイクリングで川風を感じながら、漢江沿いを巡るのも気持ちがいいですよ。

 

おすすめビューポイント

ソウルのランドマークのひとつ「63ビルディング展望台」からの夜景は、ムードたっぷりでおすすめです。

キラキラ光るネオンと染まる川、美しい橋の競演が満喫できます。10月に漢江公園で開催される「ソウル世界花火祭り」のビューポイントとしても有名です。

アクセス

地下鉄5号線汝矣ナル(ヨイナル)駅 3番出口すぐ。

URL: http://hangang.seoul.go.kr/

 

 

10 【スイス】日本の暑い夏から逃避行!アレッチ氷河も見渡せる『ユングフラウヨッホ』

photo by rockyeda

 

Top of Europe(ヨーロッパで最も高い標高)にある鉄道駅です。

鉄道を乗り継ぎ、エレベーターを上れば標高3,571mのスフィンクス展望台。

 

<スフィンクス展望台>

photo by Kevin Poh

 

もちろん、初心者の遠出の海外旅行先として大変おすすめです。暑い日本の夏を逃れて、雪と氷の世界に逃避行したい方のバカンスにも最高ですよ。

アルプスの奥座敷(観光地・温泉地)と呼ばれるユングフラウヨッホから、「アレッチ氷河」が流れ出していることも見られます。

 

<アレッチ氷河>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Grosser_Aletschgletscher_3178.JPG?uselang=ja)

 

「ベルナーオーバーラント鉄道」「ヴェンゲルンアルプ鉄道」「ユングフラウ登山鉄道」の、スイスが誇る3つの登山鉄道体験もでき、贅沢で気軽な旅を楽しめますよ。

しかも、麓から頂上まで、半日観光で楽しめるのも嬉しいポイントです。

初夏に鉄道に乗ったら、右側に座り高山植物の花々を観察するのも◎。スピードもスローなので、ゆっくり絶景を楽しめます。

 

 

スフィンクス展望台からの眺望は、言葉を失うほどの絶景。展望からの眺めを楽しんだ後は、下に降りて雪原の銀世界でスキーやそりを楽しむのもおすすめです。

また、「氷の宮殿」と呼ばれる氷河の内部を探訪する施設があり、氷像が並んでいます。

 

<氷の宮殿>

photo by Patrick Nouhailler

 

青白くライトアップされ、雰囲気も最高ですよ。鉄道を乗り継ぐだけで、アルプスに登れちゃう気軽な旅はかなりの贅沢。

時間をかけて、駅を起点に伸びるハイキングコースを歩いて絶景を楽しむのも醍醐味です。

クライネシャイデックからヴェンゲルンアルプ鉄道に乗り50分にある、小さな村ラウターブルンネンへ行きシュタウフバッハ滝とトリュンメルバッハ滝を見学するのもおすすめです。

 

<シュタウフバッハ滝>

photo by Adrian Michael

 

おすすめビューポイント
おすすめのビューポイントは、全面ガラス張りのスフィンクス展望台。屋外バルコニーからは、4000m級の山々と谷間を走るヨーロッパ最長のアレッチ氷河の絶景が広がります。

アクセス

ベルンからインターラーケンオストまで約1時間。乗り継ぎ後ラウターブルネンへ約20分。ヴェンゲンアルプ鉄道へ乗り換え、クライネシャイデックまで約40分。ここから、ユングフラウヨッホまで約35分。(途中駅のイガーヴァントとアイスメーアには停車せず、終点まで一気に走ります。)

URL: https://www.jungfrau.ch/en-gb/

 

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

バックパッカー旅行におすすめの国35選【西ヨーロッパ編】

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行におすすめの国【西ヨーロッパ編】

 

前回の東ヨーロッパに引き続き、今回はバックパッカー向けの西ヨーロッパ諸国についてご紹介します。(ここではフランス周辺の国々を西ヨーロッパとしています)

 

東ヨーロッパ地域とは違い、西ヨーロッパ地域は比較的日本人がよく知っている国が多いですが、物価が高い国も多くなります。

 

物価が高いとは言え、宿泊費はゲストハウスやユースホステルのドミトリーを利用すれば1泊10002000円程度と日本よりも安くなりますし、キッチン付きの場所であれば自炊して食費を節約することも可能です。

 

ユースホステル(youth hostel)

若者が安全かつ安価に宿泊できる施設。ユースホステル会員は年会費がかかるが会員になっていると宿泊費が安くなるなどのメリットがある。

ゲストハウス(guest house)

バックパッカー旅行においては安価な宿泊施設の事。ホテルとは異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

ドミトリー(dormitory)

(出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Dormitory#/media/File:LoyolaMD_Dorm.JPG)

 

観光地が多く、ローカルさはあまり感じられない場所の多い西ヨーロッパの国々ですが、それでもせっかく海外バックパッカー旅行をするならぜひ訪れておきたい地域ですよ!

 

15 世界遺産の数が世界一『イタリア』

 

イタリアはユネスコの世界遺産登録地が53件(2017年時点)と、世界一の世界遺産保有国となっています。

 

こちらでもヨーロッパの世界遺産・絶景を紹介!(別Webon)

 

ミラノのドゥオーモ(イタリア語で「街を代表する教会堂(簡単に言えば教会)」という意味)やローマのコロッセオといった歴史的な建築物。

北部ではヴェネチア、南部ではナポリなど有名な観光地として一生に一度は訪れたいと多くの方が思われる街が数多くあります。

 

▼ミラノのドゥオーモ(著者撮影)

 

▼コロッセオ

 

▼ヴェネチア(著者撮影)

 

▼ナポリ

 

人柄もとてもフレンドリーですし、現地人とのコミュニケーションもしっかり楽しみたいバックパッカーにもオススメの国です。

 

主観も入った!「イタリア」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 9,846km
東京との時差 -7時間
公用語 イタリア語
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★
国旗
地図

 

16 ユースホステル発祥の国『ドイツ』

 

ドイツもベルリンやミュンヘンといった大都市から、ロマンチック街道沿いのハイデルベルクやローテンブルクといった比較的小規模の街まで、訪れたい観光都市が数多くある国です。

 

ドイツの特徴はユースホステルの数がとても多いこと!

それもそのはず。

ドイツはユースホステル発祥の地とされており、それもあってドイツ各地に600以上あります。

 

また、建物もモダンなもの、古城や昔の邸宅をリノベーションしたもの、山小屋タイプのものなど様々です。

世界初のユースホステルと言われている「アルテナ城」はこの場所に泊まるために行きたいと言えるユースホステルですね。

 

▼アルテナ城

photo by Frank Goseberg

 

バックパッカーでドイツを旅行するならぜひユースホステルを活用しましょう!

 

主観も入った!「ドイツ」基本情報
東京からの距離 9,157km
東京との時差 -7時間
公用語 ドイツ語
主な宗教 キリスト教
国民性 几帳面
英語伝わる度
★★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★

(ユースホステルは110002000円)

国旗
地図

 

17 フランス料理も現地なら安く食べられる!『フランス』

 

花の都「パリ」、ドイツとの文化が入り混じる「ストラスブール」など、美しい街が数多く存在するフランスですが、個人的にフランスで楽しみたいのは街歩きよりも料理です。

 

▼パリ(著者撮影)

 

▼ストラスブール(著者撮影)

 

日本では高いフランス産のチーズやワインも、現地でなら安く買うことができます。

オススメは「バゲット」と現地で呼ばれるフランスパンにチーズや肉を付け合わせて食べること。バゲットは長さが80cm前後のフランスパンのことです。

 

▼バゲット

 

バゲットは現地では50100円とかなり安く、チーズや肉、またワインもフランス産のものであれば、スーパーで500円以下で買うことができるので日本よりも質の高いものが安くゲットできます。

キッチン付きのゲストハウスでしっかり食事を楽しむのもバックパッカー旅行の醍醐味です。

このような理由でフランスはバックパッカー旅行で行くのであれば特にオススメの国と言えますよ!

 

主観も入った!「フランス」基本情報
東京からの距離 9,955km
東京との時差 -7時間
公用語 フランス語
主な宗教 キリスト教
国民性 マイペース
英語伝わる度
★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★★★★
★★★★★

(観光地はかなり高い)

国旗
地図

 

18 バルセロナ観光とサンティアゴ巡礼は欠かせない!『スペイン』

 

人柄、気候が良く、料理も美味しく食べられ、それぞれの地域性も強くあるのがスペインの特徴です。

スペインのバックパッカー旅行に個人的にオススメしたい街はやはりガウディの近代建築が数多くあるバルセロナ。

 

ガウディ

アントニオ・ガウディ。スペイン出身の建築家。フリーメイソンのメンバーと言われている。代表的建築物はサグラダ・ファミリア。

 

中でもガウディの最高傑作と呼ばれる「サグラダ・ファミリア」は完成前にぜひ訪れておきたい場所です。サグラダ・ファミリアは1882年から建設着工しており、2026年に完成する予定です。

 

▼サグラダ・ファミリア(著者撮影)

 

スペインの主要都市であるバルセロナの街自体も比較的コンパクトでかつ見所が多いので、バックパッカーにもオススメの街と言えます。

もう1つのオススメがサンティアゴ巡礼

キリスト教の聖地「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」を約1か月かけて歩いて目指す巡礼は、世界中から数多くの旅人が参加しており、その多くはバックパッカーです。

 

サンディエゴ巡礼

サンティエゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼。

サンティエゴ・デ・コンポステーラはイエスの使途(弟子などを指す言葉)の聖ヤコブの遺骸(なきがら)があるとされている。その為ローマ(イタリア)やエルサレム(イスラエル)と並んでキリスト教の聖地とされている。

毎年数万人が巡礼している。

▼サンティエゴ・デ・コンポステーラ大聖堂

 

歩き続けるのはもちろん困難もありますが、同時に素敵なバックパッカーとの出会いも多い1か月になります。

ぜひバックパッカー旅行でスペインを訪れる際は挑戦してみましょう!

 

ただし、シェンゲン協定加盟国内は最初の国の入国から90日までしか滞在できないルールとなっているため、サンティアゴ巡礼に参加した場合は約1か月かかるので3分の1を費やすことになります。注意しましょう。

 

シェンゲン協定とは
ヨーロッパの国の中で国境検査無しで国境を越えることを許可する協定。スペインをはじめフランス・ドイツ・オランダなど26ヵ国が協定に参加している。

一覧はこちら⇒(在日オランダ大使館公式サイト)https://www.orandatowatashi.nl/ドキュメント/よくある質問と回答/eu-eea-efta-schengen

 

他の旅程との兼ね合いも含めて綿密な旅行計画を立てるようにしましょう。

 

主観も入った!「スペイン」基本情報
東京からの距離 10,752km
東京との時差 -7時間
公用語 スペイン語・カスティーリャ語他
主な宗教 キリスト教(無宗教も一定数)
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★
国旗
地図

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

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目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

世界の絶景111選【春編】

Webon紹介目次著者
世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第2章では、

】【】【】【

の四季に分けて「この季節に行きたい!」という絶景スポットをご紹介します。

誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。是非お楽しみください!

 

春に行きたい世界の絶景

 

春といえば「一斉に咲き乱れる花々」や「そよそよと吹きわたる穏やかな春の風」を想像する方もいらっしゃると思います。

日本の春といえば、儚く美しい季節を連想しますよね。

それに対して世界です。

「春に行きたい世界の絶景」といえば、どのようなものがあるのかをご紹介したいと思います。

 

数ある絶景スポットの中から、特に綺麗に咲き誇る花々を見られる場所を中心に、初心者にもおすすめできる春におすすめの絶景スポットを10選んでみました。

 

1 【フランス】『春のパリ』は断然おしゃれで可憐!

 

パリといえば、セーヌ川を中心に、ルーブル美術館やシャンゼリゼ通り、凱旋門やエッフェル塔などおしゃれなスポットでいっぱいの街。

春のパリは、やっと長く暗い冬が明けて何もかもが生まれ変わったように特別の輝きを放つ時期です。

王道の観光地だけに、初心者にもピッタリ。

 

<テュイルリー庭園>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tuileries-Roue.jpg)

 

この時期のパリは何を見ても、美しく感じられます。通りをそぞろ歩きすれば、水仙やチューリップ、ライラックやバラなど、カラフルな花々が咲き誇っています。

公園や小さな通りを歩けば、アーモンドの花の甘い香りが漂います。

お弁当やワインをもって、ピクニックにでかけてみてはいかがでしょう。

レンタサイクルでパリの風を切って走るのも◎。

 

<リュクサンブール公園>

 

パリの街歩きでの楽しみのひとつ、オープンカフェで春の訪れを体感するのもお忘れなく!

有名なカフェでは、ル・セレクトやラ・クポール、ドゥ・マゴなどがあります。

 

<ドゥ・マゴ>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lesdeuxmagots.jpg)

 

映画『アメリ』のように、パリジャンになった気分で、春のパリを存分に楽しみませんか?

<映画「アメリ」>

 

 

おすすめビューポイント

バンセンヌの森にあるパリ花公園内のアーティスティックな小道には、3,000種ものバラが植えられ、お散歩をするのも最高のご褒美です。また、オブジェが点在するリュクサンブール公園は、りんごや梨の花が枝いっぱいに咲いた果樹園もステキ!

アクセス

成田や羽田、関空などから、パリ・シャルルドゴール空港まで約12時間半。空港からパリ市内へは、RER(郊外鉄道)で北駅まで約25分。

URL: https://www.paris.fr/

 

2 【スイス】壮大なレマン湖と世界遺産のワイン畑の絶景『ラヴォー地区ワイン街道』

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:View_from_the_Lavaux.jpg)

 

ローザンヌとモントルーの間にある、1000年もの時を超えて栽培されるぶどう畑が広がる丘陵地帯。

ここで獲れるぶどうは品質が良く、おいしいワインが生産されていることで有名です。春は、ぶどう畑の緑が美しく特におすすめの時期。鉄道で簡単に訪れることができるので、初心者にもおすすめです。

スイス最大のレマン湖と世界一美しいといわれるぶどう畑、雄大なアルプスの白い山脈は、言葉を失うほどの絶景です。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Vineyards.jpg)

 

シェーブルからサン・サフォランまで、ゆっくりと下り坂を歩いていると、石畳や古い教会など更に美しい風景が広がります。

観光者用のミニトレインが走っており、車窓から絶景を見ながらの旅も楽しめます。また、遊覧船に乗って湖から見る、ぶどう畑もかなりの美しさです。

 

(出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ファイル:Lavauxexpress4761h.JPG)

 

おすすめビューポイント

ワイン街道と呼ばれる、全長33kmのハイキングロード。絶景を望みながらのハイキングは、最高の思い出になるはず。また、ここで作られるワインは8銘柄あるので、ワイナリー巡りでワインの試飲をするのもいいかも。白ワインのおいしさには定評があります!

アクセス

ジュネーブからヴヴェイまで、国鉄の急行で約1時間。ヴヴェイからシェーブルまでローカル列車で、約8分。

URL: https://www.myswitzerland.com/ja/unesco-lavaux.html

 

 

3 【イタリア】アルプスの麓に佇む風光明媚な湖!『春のコモ湖』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Comomeer0001.jpg?uselang=ja)

 

セレブたちの避暑地として有名なコモ湖は、電車の終点にありアクセスがよく初心者の観光にもおすすめです。

ローマ皇帝やヨーロッパの富豪たち、ハリウッドスターのジョージ・クルーニー氏の別荘もあるので、探しながらお散歩をしてみるのも楽しみのひとつ。

 

<ジョージ・クルーニー>

 

高級別荘にある、冬の間に凍り付いていた水を勢いよく吹き飛ばす噴水の美しさも、素晴らしい彫刻や柱廊も、見ることができるかも。

 

 

また、湖畔の町バレンナの湖畔レストランで春の恵みを堪能し、優しい春風に頬をなでられながら美しい湖と周辺の絶景を眺めるのもコモ湖の魅力です。

「石畳の街」ベッラージオ(ベッラージョ)でレストランやショップを巡りながらおしゃれ気分に浸るのも、コモ湖の女子旅の醍醐味。

 

<ベッラージオとコモ湖>

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Lac_de_Côme_-_Bellagio.jpg)

 

特に、45月にかけて「藤棚テラスホテル・フローレンス」で、食事を楽しみながら、美しい藤の花の香りに癒されるのもいいものですね。

 

<藤棚テラスホテル・フローレンス」公式サイト:http://www.hotelflorencebellagio.it/>

 

<藤棚テラスホテル・フローレンスの詳細は「検索」ボタンをタップorクリック!>



Booking.com

 

おすすめビューポイント

特におすすめなのは、フェリーに乗っての観光です。川岸の高級別荘の美しい建物と庭で満開に咲き誇る花々の美しさは見る価値ありです。

アクセス

ミラノ・ノルド・カドルナ駅からコモ・ノルド・ラーゴ駅まで電車で約1時間。

 

4 【トルコ】チューリップに彩られるカラフルタウン!『春のイスタンブール』

 

チューリップといえば、オランダをイメージする人が多いと思いますが、実はトルコが原産国(最終加工地)で国花なんです。

4月はカラフルなチューリップがあらゆるところで咲き誇り、一年で一番魅力的な時。入り組んだ路地を歩いていると、まるで万華鏡を覗いているよう。

トルコのイスタンブールはアクセスも良くツアーも多いので、初心者旅におすすめです。

 

 

チューリップ祭りやイスタンブール国際映画祭など、さまざまなイベントが開催される、34月が一番のシーズン。

 

 

街中が華やかになり、フォトジェニックなスポットも街中に溢れています。トルコの観光名所のアヤソフィアとチューリップのコラボは、インスタ映えすること間違いなしですよ♪

 

photo by Daxis

 

おすすめビューポイント

エミルガン公園(チューリップ公園)は訪れる価値あり。チューリップ祭りの最中は、約190種、約280万本のチューリップが会場を埋め尽くします。チューリップでできた白鳥も、人気のフォトスポットです。

アクセス

成田国際空港からアタテュルク国際空港まで、約12時間半。空港から市内まで、空港シャトルバスで約40分です。

URL: https://www.eccolecco.it/turismo-lago-di-como/

 

 

5 【オランダ】オランダ屈指の春の絶景スポット『キューケンホフ公園』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:NL-keukenhof-10.jpg)

 

春のオランダ旅行に行ったら絶対に外せない観光スポットが、春に期間限定(3月上旬~5月中旬)でオープンする世界最大のフラワーパークです。

首都アムステルダムのスキポール空港からも至便な距離にあり、時期さえ合えば初心者にもおすすめです。

 

 

東京ドームが8個も入る32ヘクタールの敷地内には、チューリップを中心に水仙やヒヤシンス、アイリス等、約700万株の球根花が咲き誇っています。

一年に一回約40kmもの道のりを華やかに染めあげる花パレードは見たいもの。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Keukenhof,_view_to_the_windmill.jpg)

 

園内には4つのパビリオンがあり、花の展示会も開催されています。約15kmの遊歩道沿いにある、花畑はもちろんですが、花々のディスプレイも見物です。

レンタル自転車で巡るのもいいですが、無音で走るウィスパーボートに乗って、チューリップの絨毯の絶景を写真に収めるのも◎。

 

<ウィスパーボート>

photo by Guilhem Vellut 

 

おすすめビューポイント

公園の東端には、チューリップ畑に囲まれたかわいらしい風車があります。オランダらしい、チューリップと風車のコラボ写真を撮ることができます。かつて、お城だったため園内にはお城まであります。

アクセス

スキポール空港からKeukenhof Express858番)バスに乗って約30分。

URL: https://www.holland.com/jp/tourism/plan-your-holiday/events/keukenhof-jp.htm

 

6 【カナダ】ガーデンシティと呼ばれる街にある植物園『ブッチャート・ガーデン』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sunken_Garden_(145591219).jpg)

 

港に面した美しい街として有名な、バンクーバー島ビクトリアにある観光名所です。

 

 

一年を通してさまざまな花を見ることができますが、チューリップやスイセンなど何万もの球根花や八重桜などの木々たちが芽吹く春が一番おすすめです。

 

photo by i2n2

 

6つのエリアに分かれており、サンクン・ガーデンをはじめイタリア庭園、日本庭園、ローズ・ガーデンなど見どころも豊富です。

サンクン・ガーデンの一番奥にある噴水、ロス・ファウンテンもステキ。

 

▼ロス・ファウンテン

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Butchart_Gardens_Fountain_-_panoramio.jpg)

 

噴水は夏と秋はライティングされて更に綺麗ですが、春は残念ながら行われていません。

カナダに来たら見て見たい、トーテムポールと記念撮影もできちゃいます。

花々たちを堪能した後は、カフェで優雅にアフタヌーンティを味わってみてはいかがでしょう。英国植民地時代の雰囲気を味わえておすすめです。

 

photo by i2n2

 

おすすめビューポイント

マウンドと呼ばれる展望スポットがおすすめのビューポイント。ここからは、園内随一のサンクン・ガーデンに咲き誇る花々を見下ろすことができます。時期が良ければ、満開の桜や色とりどりのチューリップのコラボも見られますよ。また、展望台に行くまでには、チューリップが咲いておりとっても綺麗です。

アクセス

ビクトリアのダウンタウンからは#75のバスで約1時間。専用バスの「CVS Sightseeing」もおすすめです。フェリーターミナルからは#81で行けます。

URL:http://jp-keepexploring.canada.travel/things-to-do/exp/victorias-butchart-gardens#/?galleryItemId=200009399

 

7 【日本】日本の春を味わうならココ!『新倉山浅間公園』

photo by  Tak H.

 

「これぞ日本の春!」という、絶景を見るなら「新倉山浅間公園」がおすすめです。

ここは、富士山のビュースポットとして有名で、春になると桜が咲き誇り、忠霊塔(五重塔)と、3点セットの絶景フォトを撮れることでも有名です。

特に晴れた日には、青空も絶景を後押ししてくれますよ。

398段の階段を上らなくてはいけませんが、これぞ日本という絶景を見れば疲れなんて吹っ飛びます。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Chureito_Pagoda.jpg)

 

実は、桜の木が園内に650本もあり、桜まつりではライトアップが行われます。夜桜と街の夜景のコラボは幻想的です。

標高800mの高台にあり、桜の花が咲くのも遅いので、ちょっと遅れ気味のお花見もできます。麓にある新倉山富士浅間神社の参道にある桜も見事です。

 

おすすめビューポイント

園内の展望デッキからは、富士山と桜と忠霊塔(五重塔)の3点セットの写真を撮影ができます。日本人はもちろん、外国人写真愛好家も最高のショットを狙っています。

アクセス

富士急行線下吉田駅から、徒歩で約15分。

URL:https://www.yamanashikankou.jp/fujiyoshida/event/arakurayamasenngenkouen_sakura_fes.html

 

 

8 【韓国】春の旅行なら『済州島』は外せません

(出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ファイル:KOCIS_Jeju_Island_(5983282510).jpg)

 

東洋のハワイと呼ばれる済州(チェジュ)島は、リゾートアイランドとして有名です。

夏がおすすめなのはもちろんですが期間が短い春もおすすめなんですよ。

しかも、成田や関空をはじめ、中部や福岡からも直行便が出ているという便利さ。もちろん初心者の方にもおすすめです。

 

(出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ファイル:KOCIS_Jeju_Island_(5983275370).jpg)

 

世界自然遺産や映画やドラマのロケ地などを観光するのもいいですが、春にどうしても見ていただきたい絶景が島内の「菜の花」。

満開になると黄色い絨毯が広がっているようです。

菜の花が一番のおすすめですが、桜も見応えがあります。

 

photo by Republic of Korea

 

また、毎年4月には「済州菜の花大祭り」が行われており、一面黄色の菜の花畑に色を添えます。

期間中は、さまざまな撮影スポットも設置されるので、フォトジェニックな写真も撮り放題ですよ。

 

photo by Republic of Korea

 

おすすめビューポイント

数あるビューポイントの中でも、おすすめは東海岸エリアにある「ソプジコジ」です。断崖絶壁の上に咲き誇る黄色い菜の花と、青い海と黒い石塀のコラボは、心が洗われるほどの美しさです。

アクセス

成田から直行便で約2時間40分。

URL: http://ijto.or.kr/japanese/

 

 

9 【オーストリア】「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台も春は必見!『ミラベル庭園』

 

「春に行きたい世界の観光スポット」で、必ずベスト10に入る庭園。

この美しい景観は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』にも使われており、親しみやすく初心者にもおすすめです。

 

<サウンド・オブ・ミュージック(画像クリックでDVD詳細へ)>

 

バロック建築の象徴とされる宮殿と幾何学模様の庭園のコラボは格別です。春に可憐に咲き誇る花々が織りなす庭園風景は見逃せません。

おすすめシーズンは56月頃。「ミラベル=美しい眺め」という、名前を象徴するような絶景の庭園を見ることができます。

 

photo by  Marco Sacchi

 

たくさんの花々が植えられ、手入れの行き届いた庭園は現在も市長邸として使われています。

そんな壮麗な宮殿や「地、水、空気、火」を4つの彫像で表現したペガサスの噴水とのコラボ写真は、SNSでも“いいね~”連発間違いなし。

 

photo by Avanova

 

1606 年にザルツブルグ大司教が愛人のために建てた、ロマンティックな宮殿の内部も必見。

1700年にバロック建築家、ヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブランドによって再建されていますが、「大理石の間」などロマンティックな美しさは健在です。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Salzburgo,_palacio_Mirabell,_jardín2..JPG?uselang=de)

 

コンサートも開かれているので、時間が合えばモーツアルトの世界を感じてみては?

 

おすすめビューポイント

庭園内はほどよい広さで、初心者が歩くのにピッタリ。ギリシア神話の神々の彫刻や、石造の野外ステージも見る価値あり。ペガサスの泉はもちろん、映画で『ドレミの歌』が歌われた階段は、格好の撮影スポットです。

アクセス

日本からウィーンやフランクフルトを経由して、ザルツブルクへ。ザルツブルク中央駅から車で約5分。

URL: https://www.salzburg.info/de/salzburg

 

 

10 【ルーマニア】ヨーロッパ最大の三角州の春は見事!『ドナウ・デルタ』

 

ヨーロッパで二番目の長さを誇るドナウ川の9本の支流が分岐してできるヨーロッパ最大のデルタ(三角州)。

 

<ドナウ川>

 

ルーマニアドブロジャとウクライナオデッサ州に位置する3,446㎢のデルタには、昔から人の手が入らず自然のままの姿を残しています。

鳥たちの生息地としても有名で、特に春先にバードウォッチングで見る、ペリカン、ハクチョウ、ウミウ、カモなどの野鳥の群れは、心も踊る素晴らしいパノラマを作り出しています。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Pelicani_din_Delta_Dunarii.PNG)

 

また、ブッポウソウやハチクイ、ヤツガシラやセアカモズなど、ヨーロッパにしか生息していない固有の鳥たちも見ることができます。

広がる湿地帯には、絶景ファンを魅了する独特の景観が広がっています。

 

 

生い茂る柳の林や無数の植物たちが小さな運河を覆っており、4月頃になると飛来した鳥たちが、葦原の間や入り江に巣を作る光景は感動ものです。

初心者におすすめの時期は、雨季が終わって過ごしやすい5月。

 

 

おすすめビューポイント

特に、45月に飛来する、白ペリカンの群れは見物。ペリカンの群生地としては、ヨーロッパでは唯一とか。この野生の楽園には、鳥の他にも、カワウソやヤマネコなどの野生動物や魚たちも生息しています。

アクセス

ブカレストからトゥルチャまで特急列車で、約6時間半。その後は船で向かいます。本数が少なくアクセスが難しい面も。初心者の方は、ツアー参加がおすすめです。

URL: http://www.ddbra.ro/

 

番外編 【チェコ】まるで緑の絨毯!チェコの大自然が織りなす絶景『モラヴィアの大草原』

 

もうひとつどうしても、ご紹介したい絶景スポットをひとつ。

チェコの首都「プラハの街並み」の絶景は有名ですが、緑の海のような絶景が秘境地として注目されています。

この絶景を見た人は「緑の絨毯」とか「自然の大海原」と称し、絶賛しています。

 

photo by denisbin

 

電車で行く場合は、近郊で一泊が必要ですが、プラハからのツアーで行けば日帰りも可能です。見どころが点在しているので、初心者の方はツアー参加がおすすめです。

新緑の美しい絶景を望むなら46月。黄金色の絶景を望むなら、710月の秋がおすすめ。

 

<黄金色>

photo by Michael Kůr

 

ワイナリー観光がセットになったツアーもあります。おすすめは、やっぱり新緑のころ。まるで、海が波打つような他ではなかなか見られない絶景が広がっています。

もし、観光するならレンタカーで行くところを決めて、レンタサイクルで巡るのがおすすめです。

美しい景色は、1ヶ所ではないので、自分の好きな景色を探しながら散策するのが、モラヴィアの大草原観光の面白さかも。

 

おすすめビューポイント

高台のストラージョヴィツェから見下ろす景色がおすすめです。有名な撮影スポットは、小さな教会がある地点。小さな教会を入れて写真を撮ってくださいね。

アクセス

プラハから絶景の拠点となるキヨフ駅まで、電車で約4時間。キヨフ駅からは数kmなので、レンタサイクルで行くのも◎。初心者の方は、絶景ポイントに連れて行ってくれる、ツアーがおすすめです。

 

 

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『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

世界の絶景111選【ヨーロッパ編】

Webon紹介目次著者
世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第1章では、海外旅行などに縁がなかった初心者の方でも分かりやすいように、世界を

ヨーロッパ】【北米】【南米】【アジア】【アフリカ】【オセアニア】【中東

の7つのエリアに分けて絶景スポットをご紹介します。誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。

 

初心者にもおすすめ!世界の絶景【ヨーロッパ編】

 

ユーラシア大陸北西の半島部に位置するヨーロッパは、世界中のトラベラーが憧れる人気エリアです。大小41の国から厳選して、10の絶景スポットを集めてみました。ここでは、大自然や人間の手によって作られた美しい景観など、ヨーロッパ必見の絶景スポットをご紹介します!

初心者の方でも行きやすい場所、有名なスポットやツアー参加できるところ、その国の特徴を掴みやすいスポットを選んでおります! 

 

1 【フランス】西洋の驚異と称されるモン・サン・ミシェル

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mont_St_Michel_3,_Brittany,_France_-_July_2011.jpg

 

海の上に聳え立つ堅強かつ神秘的なオーラを放つ、フランスの絶景スポット。

世界を代表する観光地で、見どころが多くツアーでも行けるので、海外旅行初心者にもおすすめです。古くから聖地として崇められており、現在も年間に300万人が訪れています。

 

 

島から少し離れた橋の上や対岸のクエノン河口ダムからの景色も素晴らしいものですよ♪

夏場は夜も修道院を拝観でき、ライトアップされた修道院の中では音楽も演奏され昼間より更に神秘的な空間を演出しています。できれば、モン・サン・ミッシェルの中のホテルに泊まって、神秘的な朝日が昇るころの景色も見てはいかがでしょう。

 

おすすめビューポイント
1日中変化する景観の中でも、夕暮れ時がおすすめです。暮れて行くにつれ、少しずつライトアップされる姿は、とても幻想的。

アクセス
モン・サン・ミッシェルへの行き方は色々あります。パリ・モンパルナス駅からTGVでレンヌ駅へ行き接続のバスに乗り換えます。所要時間は約3時間。パリ発のモン・サン・ミッシェルツアーもおすすめ。所要時間は片道4時間です。

URL: http://www.abbaye-mont-saint-michel.fr/en

 

2 【イタリア】まさにメルヘンの世界アルベロベッロ

 

アルベロベッロには、まるでおとぎの国に迷い込んだような、イタリアを代表するトゥルッリの街並みがあります。

テッラ・デイ・トゥルッリと呼ばれる地方に伝わる真っ白な壁と円錐形の石屋根の建築群と街並みを総じて「トゥルッリ」と呼んでいます。イタリアでも人気が高くかわいらしい景観は、初心者の女子旅にもおすすめです。

 

 

アルベロベッロの2つの地区には1,000軒ものトゥルッリがあり、リオーネ・モンティ地区の町並みを散策しながら土産物屋を巡るのも◎。

屋根に描かれたハートや魚、鳥や十字架などのシンボルを見ながら歩くのも楽しいですよ♪人々の暮らしを垣間見られる、アイア・ピッコラ地区もお忘れなく!

 

おすすめビューポイント
ポポロ広場の先にある教会のテラス。南イタリアの太陽の下でキラキラ光る家並みと青空のコラボは言葉を失うほど。人々の暮らしを垣間見られる、アイア・ピッコラ地区もお忘れなく!

アクセス
バーリ中央駅でスド・エスト線マルティーナ・フランカ(Martina Franca)行きで約1時間40分。駅からアルベロベッロまで徒歩で約10分。

URL: http://www.comunealberobello.gov.it/index.php?lang=it

 

3 【イタリア】透明な海色は癒しの最高峰ランペドゥーザ島

(出典:Luca Siragusa Tabaccara, Lampedusa https://www.flickr.com/photos/lucasiragusa/5253890675/in/photolist-91gyDZ-91gusp-8rpcry-8rpcru-91jB7f-91gxKD-91gwR2-91gxmp-91jBzy-91gz7X-91jCt9-91jDnS-91gvck-91jFYf-advZAs-8rkXsk-91jEg3-8rp5w3-8rp5t3-8rpcrh-8rpcr7-8rp5pG-8rpcrb-91jDQC

 

イタリア最南端に位置するとっても小さな島。世界の絶景ランキングでも、常連の絶景スポットです。

インスタ映えの写真を撮るには79月がおすすめで、ビーチから離れた岩場が絶好のフォトスポットです。これほど美しい海景はなかなか見られるものではなく、大変人気がありツアー参加もできるので初心者にもおすすめです。

 

 

スカイブルーの綺麗な海色は、海底の砂が綺麗なことの証。真っ白な砂のビーチで日向ぼっこはもちろん、海水浴やボートツアーも大人気。特に、ラビットビーチは世界のベストビーチに選ばれておりおすすめです。

 

おすすめビューポイント
海の上の船が宙に浮いているように見えるほど透明度が高く、心が現れるほど美しい海色です。ビーチから離れた岩場が絶好のフォトスポットです。

アクセス
ローマからランペドゥーザ島まで、飛行機に乗り約1時間半。他にも、ミラノやフィレンツェ、ヴェネツィアからも直行便が出ています。空港から市内までは車で約10分です。個人で行くのはちょっと大変なので、ツアー参加をおすすめします。

URL: http://www.italia.it/en/travel-ideas/the-sea/the-island-of-lampedusa.html



 

4 【ロシア】壮大な絶景はヤバすぎ!バイカル湖

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AB%E6%B9%96#/media/File:Lago_Baikal_en_Invierno.jpg)

 

世界一古くて深くて透明な湖のバイカル湖は、「シベリアの真珠」と称されるロシアでも人気の絶景観光スポットで、日本からのツアーもあるので初心者にもおすすめです。

大きさは、なんと琵琶湖のおよそ47倍。水平線が見えるほど大きな湖は、-30度以下になる冬には1m前後にまで成長する氷と雲が一体となった絶景が広がります。また、夏は、気温が20度まで上がり、泳いだりバードウォッチングをしたり、釣りも楽しめます。春には、分厚い氷が氷柱のようになるキャンドルアイスは、絶好のシャッタースポットです。

 

 

また水平線上に沈みゆく雄大なサンセットは神秘的で、言葉にならない感動を覚えます。もうひとつの魅力は、1,500種以上の水生動物。しかも、8割が固有種です。運が良ければ、世界で唯一の淡水に棲むバイカルアザラシを見られることもあるようです。

 

おすすめビューポイント
壮大な湖がおります自然の景観と、冬の氷の奏でる絶景は絶対に見ておくべき!春には、分厚い氷が氷柱のようになるキャンドルアイスは、絶好のシャッタースポットです。

アクセス
バイカル湖に行くには、シャトルバスやフェリー、ヘリコプターで行く方法があります。一番メジャーな行き方のシャトルバスは、イルクーツクからリストビャンカまでは、シャトルバスで約2時間です。一般的には、ツアー参加の方がほとんど。日本からもツアーがあるのでそちらを使うのが便利です。

URL: https://baikal-trek.ru/?page_id=40

 

5 【アイルランド】大自然が創りだした奇跡の絶景モハーの断崖

 

人気映画『ハリーポッターと謎のプリンス』に登場したモハーの断崖は、初心者も入りやすい絶景スポットです。

200mもの高さの断崖絶壁が、約8kmにわたって続いています。32000万年前は河口で、山からの土砂が堆積して岩の層になり、この自然の造形美が創りだされました。ハグス岬では、波が打ちあがる迫力満点の絶景を見ることができ、特に雨上がりに虹が架かるときが一番の絶景です。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cliffs_of_Moher_at_sunset_with_rain_coming.jpg )

 

ここには、1853年に展望台として建てられたオブライエン塔があり、天気のいい日には、ゴールウェイや大西洋に浮かぶアラン諸島まで見渡せます。この塔の近くにはビジネスセンターがあり、成り立ちやここに生息する動物たちのことなどを紹介しています。

夏には、海から切り立つ断崖を望むクルーズでの観光も楽しめます。

 

おすすめビューポイント
何万年もの月日を経て作られた自然の造形美と雄大な北大西洋の絶景は、アイルランドまで行く価値があります。1853年に展望台として建てられたオブライエン塔からは天気のいい日には、ゴールウェイや大西洋に浮かぶアラン諸島まで見渡せます。

アクセス
リムリックからエニス経由のバスで約100分。また、ダブリンからシャトルバスやツアーも出ているので、そちらを利用するのもおすすめです。

URL: https://www.cliffsofmoher.ie/

 

6 【ウクライナ】幸せいっぱいの絶景スポット恋のトンネル

(出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Tunnel_of_Love_(railway)#/media/File:Tunnel_of_love_03.jpg)

 

超ロマンティックなウクライナにあるトンネルは、日本をはじめ世界中で注目を集めています。

幸せにしてくれる恋のトンネルなら、絶景好きなら初心者でも行ってみたいですよね。クレーヴェンとオルツィヴを、3kmにわたって結ぶ、現在も現役の鉄道区間にあり、まるでジブリ作品のトトロが登場しそうな心癒される空間。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:П.КЛЕВАНЬ_-_(Тонне́ль_Любви́)_0029.JPG)

 

このトンネルの名前の由来は、カップルが手を繋いで通ると願いが叶うという伝説からだとか。こんなにステキなパワースポットなら、気分もウキウキして二人の仲もグッと縮まること間違いありませんよね。

 

おすすめビューポイント
新緑のころはもちろん、秋のトンネルもロマンティックで魅力的!恋する紳士淑女のためにあるような絶景パワースポット。

アクセス
ウクライナ西部の都市リヴィウのバスターミナルからルーツク行きのバスで約4時間。ルーツクからリブネ行きに乗り換え約1時間でクレーヴェンへ。ここからは、乗り合いバンまたは徒歩。

 

7 【クロアチア】湖と滝が織りなす奇跡の絶景プリトヴィッツェ湖群国立公園

(出典:Pablo BM Plitvice Lakes National Park https://www.flickr.com/photos/pablobm/5156325162/in/photolist-8RDvPY-fpmRk3-fp8BCt-bmnVNy-pcmxft-fpCwQg-28nqUT-28mL8i-JSyvAG-ZnuWWs-fp8j5v-pRF59V-fpoL6u-BVWQ5j-fpSVvo-fpm6J1-fpn5Dm-pc8dxL-fp9CeR-ZnuVcf-pRE1qV-fp8tRi-pRxmt3-pcmxDe-fp6TpF-fpngzj-pREijp-nBDUoD-fpSRzo-8T2VRa-8T3Asr-dxFbVZ-26QfHcz-8T6ptm-q8VZSe-ZnuVDs-8T4PCj-8T3rRv-piMY9M-dxFbRv-8T6tfJ-aabpDc-fpnP25-26QfGMX-8T56pY-a1hmon-q1DdV9-pRygzA-6YPZhe-pc8Qx1 )

 

192km²もの森の中には、92の滝と大小16の湖が階段状に点在し、ファンタジックな景観が広がっています。

この景観を一目見たいと、世界中から人々がこぞって訪れるクロアチア随一の観光スポット。ベストシーズンは56月の新緑のころ。

 

 

9つのモデルコースがあり、人気なのはBの下湖群をメインに45時間で巡るコースとか。木でできた歩道を散策したり遊覧船に乗ってフォトジェニックなスポットを巡ったりの観光は、一生に一度は味わいたい絶景です。

 

おすすめビューポイント
いわずと知れて、自然景観の絶景好きには外せない、エメラルドグリーンの湖と滝が織りなす景観が、女子受け間違いなしの絶景スポットです。遊覧船に乗ってフォトジェニックなスポットを巡ったりの観光は、一生に一度は味わいたい絶景です。

アクセス
ザグレブの中央バスターミナルから長距離バスに乗って約2時間~2時間半です。スプリットからは約4時間。日帰りツアーもあるので、こちらを使うのも便利です。

URL: https://np-plitvicka-jezera.hr/en/



 

8 【オランダ】オランダ最大の風車群キンデルダイク

(出典:David van der Mark Toeristisch https://www.flickr.com/photos/d_vdm/7617976648/in/photolist-cBb83Y-JGqFQt-J691A9-7P2x6L-7NXxtK-7NXxMR-deqg4B-deqfUF-deqfBT-deqf7B-deqeh3-deqe43-dJSY5t-jLLFPr-CpNj8P-6kouYZ-4V29MB-4V29R4-4V6omG-4V6opw-DjSzCd-DcBSAu-DnbGkn-CNFQsP-jLMpdR-6Nb9Um-DeUCWi-DnbQCK-DeUEpt-CpNgbB-CpFfr5-DjSC5N-CNFS9e-DnbMeR-jLMsUs-jLLLBp-hNCr2k-hNC8eC-dtLh6q-hNBPFw-dsvLet-akFTcu-5UGfkr-eBSjJd-auh7yr-oSnEdv-89nfCm-ozToBA-bzcBkQ-aujMeC )

 

オランダといえば、風車とチューリップをイメージするのは私だけでしょうか?

国を象徴する絶景は、ぜひ初心者にこそ訪れてほしい絶景スポットです。この地に1740年代に建設された19台の風車は、アルブラセルワールト干拓地の排水のために作られたもの。オランダで最も大きな風車網です。

 

(出典:Dmitry P Kinderdijk__21

https://www.flickr.com/photos/dperstin/23898159213/in/photolist-CpNj8P-6kouYZ-4V29MB-4V29R4-4V6omG-4V6opw-DjSzCd-DcBSAu-DnbGkn-CNFQsP-jLMpdR-6Nb9Um-DeUCWi-DnbQCK-DeUEpt-CpNgbB-CpFfr5-DjSC5N-CNFS9e-DnbMeR-jLMsUs-jLLLBp-hNCr2k-hNC8eC-dtLh6q-hNBPFw-dsvLet-akFTcu-5UGfkr-eBSjJd-auh7yr-oSnEdv-89nfCm-ozToBA-bzcBkQ-aujMeC-oSnNMz-89ngbG-89nekb-89j11P-ozU1FD-89neK3-89ne2J-ozT3jy-89nfNU-oS74pP-oSo3dn-dKftv3-89neRs-9DrD4S )

 

オランダの風を感じながらのサイクリングやボートに乗って水場から観光するのも◎。放牧されるヤギが草を食む姿を見ていると、国土の4分の1が海抜下にあり、かつて水没と戦っていた歴史が嘘のような、平和な光景が広がっています。

また、内部見学ができ、炊事場や居間、寝室など当時の暮らしぶりを垣間見ることができます。夕焼けのころの絶景もおすすめです。

 

おすすめビューポイント
オランダらしい風車の絶景は、目に焼き付けてほしい景観です。オランダでも最大規模を誇る風車群は感動もの。サイクリングやボートに乗って水場から観光するのも◎。

アクセス
アムステルダム中央駅からロッテルダム中央駅へ。90番バスに乗り換えMolenkadeで下車。所要時間は約1時間半。51日~930日までは、水上バスが出ており、所要時間は約30分と便利です。

URL: https://www.kinderdijk.com/

 

9 【ハンガリー】古都を偲ぶ夜景を見るならブダペスト

 

ヨーロッパの夜景といえば、世界三大夜景のひとつナポリですが、「世界一夜景の美しい都」と称されるハンガリーの古都のブタペストも素晴らしい夜景を見られる絶景スポットとして有名です。

ドナウ川に架かるくさり橋や王宮や国会議事堂が特に見物。主要施設以外はライティングされないので、光と影のバランスが取れた美しさもブダペストの夜景の魅力。

特に、標高235mのゲッレールト山からは、くさり橋を中心にブダ側にあるネオバロック様式の王宮や対岸のペスト側にある両方の夜景を見渡すことができます。

 

(出典:Nan Palmero Budapest Panorama from Gellert Hill

https://www.flickr.com/photos/nanpalmero/42972657541/in/photolist-28tm6WD-bMavSk-ggbFoV-RgSMK5-SwZUHp-RBX5kJ-tHheSJ-TLCTXt-TwHNuq-dC2CH3-ggbVYr-ggbszi-ggc1h5-9cP116-ggbNjQ-ggcEKg-TbDjG7-5hbqGY-R9XKC1-FgHj5s-UXtuVN-G9Sjey-qu6NsX-NfeRrF-FyMoC1-RMMGUQ-dUjA5z-8tijTZ-m7z12f-pKdmCM-TbB3vU-RTREVu-PrWGim-TLDx7D-UvGfNY-RdcSiu-b2boWF-TzbhBn-Su8Huq-dKpKVe-aLKNAF-SePQBE-TbDixU-SwMSVv-RMRwRW-REAvcF-Su4jVq-RiGUvQ-UtNTC5-RbFbAQ )

 

くさり橋の中央から両側の夜景、王宮の丘や漁夫の砦から見る国会議事堂の景色も素晴らしいですよ。治安がいいので一人歩きしなければ、夜景巡りも楽しめるので、初心者にもおすすめです。

 

おすすめビューポイント
世界遺産のブダペストは、高い塔やタワーがないので、幻想的で中世を彷彿とさせる夜景が広がります。特に、標高235mのゲッレールト山からは、くさり橋を中心にブダ側にあるネオバロック様式の王宮や対岸のペスト側にある両方の夜景を見渡すことができます。

アクセス
おすすめ絶景スポットのゲッレールトの丘へのアクセス方法をご紹介します。

デアークフェレンツ広場駅から、27番バスでツィタデッラバス停まで約1時間。バス停から展望台まで徒歩で約10分。

URL: http://budapest.hu/Lapok/default.aspx

 

10 【ドイツ】美しいだらけの小さな街ローテンブルク

 

数多くあるドイツの街道の中でも、中世の趣が残ることで有名なロマンティック街道にある、城壁に囲まれた小さな街です。

街歩きは、ローテンブルクで最も有名なプレーンラインからスタート。城壁を歩きながら街並みを眺め、旧市街の中心マルトク広場に立つ展望スポットの市庁舎や仕掛け時計で有名な市議宴会館の見学も◎。

その近くにあるゴシック様式の聖ヤコブ教会に行ったら有名な「聖血の祭壇」を見学し、はしごを登った上からは、旅行雑誌などでもよく使われる木組みの家が立ち並ぶ絶景を見ることができます。

 

 

かわいいがいっぱい詰まった中世の街を歩きながら、かつて巡礼地として栄え、帝国都市と認められた小さな街の魅力を味わってみてはいかがでしょう。

 

おすすめビューポイント
「中世の宝石箱」と称されており、木組みの家や家に飾られた花々やキュートな看板などを眺めながら石畳の道を散策する、癒しの女子旅にピッタリ散策のお供には、ドイツ名物の「シュネーバル」がおすすめです。

アクセス
ミュンヘン中央駅かフランクフルトから鉄道で行くのが便利です。ミュンヘン中央駅からトロイヒトリンゲンまで行き、乗り換えてシュタイナッハでもう一度乗り換え。ローテンブルク オプ デア タウバーに到着。フランクフルトからは、ヴュルツブルグで乗り換え。シュタイナッハでもう一度乗り換えローテンブルク オプ デア タウバーに到着。両者とも所要時間は約3時間です。

 

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目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。