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この章(第3章)ではサイゼリヤの調味料の楽しみ方を2ページにわたってお伝えします。このページでは「オリーブオイル」の楽しみ方についてお伝えいたします。
サイゼリヤのオリーブオイルは無料で使い放題ですが、こだわりや魅力がたっぷりつまっているのです。知ることによりさらに楽しいサイゼリヤライフが過ごせるのではないかと思っております。
知ればさらに美味しくなる5つの知識
① オリーブオイルの基礎知識
「サイゼリヤのオリーブオイル」を楽しむためには、まずは「オリーブオイル」自体の理解を深めるのがよいと思います。
「オリーブオイル」とはオリーブの実からとれる植物油です。イタリア料理の基本的な調味料となっております。
▼オリーブの実
サイザリヤではパスタ、サラダのドレッシングや野菜ソースなど料理のベースとして「エクストラバージンオリーブオイル」がフル活用されています。ところで、エクストラバージンオイルとはなんなのでしょうか。
日本で主に使用されているオリーブオイルを2種類に分けると「エクストラバージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」に分けられます。
エクストラバージンオリーブオイルは、オリーブの果実を絞ってろ過して作られたものです。ピュアオリーブオイルは、品質の良くないオリーブオイルに手を加えたものに他のオリーブオイルをブレンドし「香りや味のない油」の状態にしたものです。
エクストラバージンオイルはそのまま料理にかけたりして使われて、ピュアオリーブオイルは加熱用に使われることが多いです。
エクストラバージンオイルの方がオリーブの風味が豊かだと言われています。
エクストラバージンオイル | ピュアオリーブオイル | |
作り方 | オリーブオイルの実を絞るだけ | オリーブオイルを精製して香りや味のない油の状態にする |
用途 | そのままかける | 加熱 |
② こだわり
サイゼリヤのオリーブオイルは正真正銘イタリア産です。
オリーブの実は、イタリアでも最高レベルの評価をもらっている老舗メーカーで作られています。またサイゼリヤでは、毎年収穫期に現地を訪れ、収穫状況や実の現状を現地メーカーと共に確認するようにしています。
オリーブを作っている場所は、ナポリの南にあるソレント半島の丘陵です。
収穫最盛期は、24時間稼働する程の忙しさになるそうです。絞りたてのオイルは保管後に必要に応じて瓶に詰めます。そして現地から定温で輸送する方法を行っています。これはワインと同じ輸送方法だそうです。
まとめて輸送する方が経費は安くなりますが、店舗に置きっぱなしにしておくと酸化して味が変わってしまいます。だから必要な分だけ送るようにしています。
鮮度の高い良質なオリーブオイルを日本でも味わえるようにしたいという思いから、定温輸送にこだわっているそうです。
③ ヘルシーで健康志向
オリーブオイルはとてもヘルシーで、動物性の油とは違いオレイン酸がとても豊富です。オレイン酸は動脈硬化を予防してくれると言われています。美味しく健康になれるのはとても有り難いです。
サイゼリヤは毎日お客様に足を運んでいただく「日常食」になることを目指しています。毎日食べた時の健康を考慮しているのも、店に足を運びたくなる理由のひとつにになることでしょう。
④ オススメの使い方
サイゼリヤのオリーブオイルは、食事の際にボトルのまま無料で使う事ができます。
オリーブオイルは出来上がったパスタやサラダにひと掛けするのも良いですが、パン(ミニフィセル)は特に相性抜群です。
▼ミニフィセル
外はカリッと中は柔らかい素朴な味のミニフィセルに、オリーブオイルを浸して食べる事でさらに美味しくいただけます。
⑤ 店で購入が可能
オリーブオイルは店で購入可能です。
500ミリリットルで840円で販売しています。自宅でも本格イタリア料理を楽しみたいという方も多く、購入して帰るお客さんも多いようです。
サイゼリヤのオリーブオイルにはこだわりが詰まっています。無料なのでぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
次のページでは調味料の「チーズ」についてお伝えします。サイゼリヤのチーズには有料のもと無料のものがあります。両者の違いについてもお伝えします。
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はじめに
第1章 安くて美味しい理由/strong>
第2章 定番メニューの楽しみ方
第3章 調味料の楽しみ方
著者:Webon編集部
Webonは著者が好きなものについて語る新しい読み物です。体系的に学べるので最初から順番に読んでいくのがおすすめ。お問い合わせはこちらから