『サイゼリヤの楽しみ方入門』目次へ (全8ページ)
この章(第2章)ではサイゼリヤの定番メニューの楽しみ方について4ページにわたってお伝えします。このページではサイゼリヤの「パスタ」の楽しみ方についてお伝えさせていただきます。
知識をつけてより美味しく楽しくサイゼリヤのパスタを食べてみてくださいませ。
基本情報
値段・カロリー
メニュー | 値段(税込み) | kcal |
ミートソースボロニア風 | 399円 | 582kcal |
半熟卵のミートソースボロニア風 | 468円 | 672kcal |
キャベツのペペロンチーノ | 399円 | 686kcal |
パルマ風スパゲッティ(トマト味) | 399円 | 700kcal |
タラコソースシシリー風 | 399円 | 605kcal |
アーリオ・オーリオ | 299円 | 360kcal |
イカの墨入りスパゲッティ | 499円 | 610kcal |
カルボナーラ | 499円 | 865kcal |
トマトクリームスパゲッティ | 499円 | 703kcal |
キャベツとチキンのクリームスパゲッティ | 499円 | 716kcal |
▼ご一緒に
メニュー | 値段 | kcal |
削りたてペコリーノチーズ | 100円 | 59kcal |
トッピング半熟卵 | 69円 | 90kcal |
セットドリンクバー | 190円 |
▼Wサイズ(一皿に二皿分)
299円⇒574円
399円⇒770円
499円⇒976円
裏技
サイゼリヤのパスタは細麺と太麺があります。麺の太さは変更可能なのです。
サイゼリヤのパスタの3つの知識
以下では『知ればさらに美味しくなるサイゼリヤのパスタの3つの知識』についてお伝えします。好奇心を満たしながら食事をすれば、より楽しく美味しいサイゼリヤライフが過ごせるようになると思います。
① 価格の付け方
サイゼリヤの料理は毎日食べることができるような「日常食」を目指しています。
以前のサイゼリヤのメニューは今のようなリーズナブルな価格ではありませんでしたが、毎日食べる日常食にするには「消耗品の様に毎日支払っても懐に痛みを感じない価格にする事」が重要だと考えました。
そこで安心感を得られる価格として、当時一番売れていた週刊漫画雑誌が200円前後だったことから、2倍である399円の商品を多く提供する事にしました。
またパスタ・ピザ・ドリアなどのカテゴリーごとに一番安い価格と高い価格の差を2倍以内に収めるようにしているそうです。メニューを見てもミートソースパスタは399円、ペペロンチーノ(アーリオ・オーリオ)は299円で食べることができます。
私はイタリア料理は家でも外でもほとんど食べることがありませんでした。そんな中、学生時代はお金があまりなかったため「リーズナブル」という理由によってサイゼリヤはよく利用していました。
これは、リーズナブルな価格設定によって知らず知らずのうちにイタリア料理が「日常食」として生活に浸透した一例だと言えます。
価格にも注目してみると楽しみ方の幅が広がることでしょう。
② イカの墨入りスパゲッティの存在理由
サイゼリヤのメニューは「店が売りたいもの」「放っておいても売れるもの」「売れないけど無いと困るもの」の3つのタイプがあります。
「店が売りたいもの」は「この商品は買うとお得ですよ」と店側が提案しているものです。メニューで例を挙げると「パルマ産熟成生ハムピザ」です。
「放っておいても売れるもの」は定番商品で宣伝しなくても売れるものです。メニューの例で言えば「ドリンクバー」「ライス」などです。
そして「売れないけど無いと困るもの」は「イカの墨入りスパゲッティ」です。
「売れないけど無いと困るもの」は万人受けする訳ではないが根強いファンがいて無いとクレームがくるメニューなので置いてあるそうです。
サイゼリヤのパスタは全員が美味しいと思う味だけでなく一部の人が強烈に支持するような味のメニューも提供されています。そういった取り組みによって、万人のお客さんに支持されることにつながっているのだと思います。
③ パルマ風スパゲッティの味
パルマ風トマトスパゲッティは、トマトソースの酸味が強めです。
程よく刺激的な味。口に入れた瞬間にトマトの酸味が一気に広がったかと思うと、すぐにすーっと収束していく感覚は中毒性があります。
粉チーズは無料のものもありますが「ペコリーノチーズ」という有料の粉チーズも試していただきたいです。トマトの酸味が強調されて、より中毒性の増すような味になります。
『トマトが強調される』という感覚を味わえるのは、単純に美味しいとかではなく体験として価値のあるものだと僕は思います。是非、試していだきたいです。
サイゼリヤのパスタは美味しくリーズナブルにお腹を満たしてくれるだけでなく、その背景に注目して食べてみると、また違った味わいになるかと思います。
次のページではプロシュートの楽しみ方についてお伝えします。プロシュートはイタリア人が衝撃を受ける味なのです。
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はじめに
第1章 安くて美味しい理由/strong>
第2章 定番メニューの楽しみ方
第3章 調味料の楽しみ方
著者:Webon編集部
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