バックパッカー旅行におすすめの国35選【北アメリカ・中央アメリカ編】

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バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行におすすめの国【北アメリカ、中央アメリカ、カリブ海諸国編】

 

 

いよいよアメリカ大陸へ入ります。今回はバックパッカー旅行にオススメの国、北アメリカおよび中央アメリカ・カリブ海諸国(南米以外のアメリカ大陸)編です。

 

次のページで紹介する南アメリカ編を含めて、紹介する国の多くはスペイン語圏になるので、ある程度のスペイン語が話せると旅行に役立つでしょう。

 

24 ワーキングホリデーで旅の資金調達も可能!『カナダ』

  

メープルの国、カナダは雄大な自然と多国籍国家で移民に寛容な人々が暮らす国です。

 

物価はバックパッカー旅行をするには高めですが、大自然の魅力と治安の良さからヒッチハイクで旅するバックパッカーも多い国。

世界有数のオーロラ鑑賞スポットをはじめ、カナダ各地の国立公園にぜひ訪れたいですね。

 

▼カナダのメープル街道

カナダのメープル街道についてはこちらでも紹介!(別Webon)

ナイアガラフォールズ、トロント、オタワ、モントリオール、ケベックなど、約800kmにわたるカナダ東部落葉樹林帯が紅葉に染まる素晴らしい絶景を望めます。メープル街道という名前は、日本人が付けた名前だとか。

 

▼ブッチャートガーデン

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Butchart_Gardens_Fountain_-_panoramio.jpg)

カナダのブッチャートガーデンについてはこちらでも紹介!(別Webon)

港に面した美しい街として有名な、バンクーバー島ビクトリアにある観光名所です。一年を通してさまざまな花を見ることができますが、チューリップやスイセンなど何万もの球根花や八重桜などの木々たちが芽吹く春が一番おすすめです。

 

ワーキングホリデーの制度もあるので、1年間働いて貯金をし、次のバックパッカー旅行の費用にするのも可能です。

 

ワーキングホリデーとは
旅行では外国に基本的には数か月しか滞在する事が許されないがワーキングホリデーという制度を利用すれば18歳~30歳までの間に1~2年の滞在ができる。日本と協定を結ぶ国でしか制度を利用できない。

 

主観も入った!「カナダ」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 8054km
東京との時差 -17時間(サマータイム-16時間)
公用語 英語・フランス語
主な宗教 キリスト教
国民性 優しい
英語伝わる度
★★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★
国旗
地図

 

25 中央アメリカ最大の国『メキシコ』

 

 

タコスやテキーラで有名なメキシコもバックパッカー向けの国と言えます。

 

▼タコス

 

▼テキーラ

 

物価も安く、各地に見所が多く、またビザなしで半年も滞在可能なので、ロングステイも可能です。

 

ビザ(VISA)とは
ビザ(VISA)とはその国へ入る際の許可証の事。VISA発行までにお金や時間がかかる(国によって額や時間は様々)。

VISAが無ければ基本的に他国へ入国する事はできないが日本は協定を結んでいる国が多いので短期間の滞在であればビザ不要で入国できる国が多い。(日本の「ビザなし」入国可能国数は121ヵ国。2018年現在)

 

オススメ観光地は首都メキシコシティ近郊のマヤ文明の遺跡「テオティワカン」、カラフルな街並みが可愛らしい「グラナファト」や世界屈指のビーチリゾート「カンクン」が挙げられます。

 

▼マヤ文明の遺跡「テオティワカン」

 

▼カラフルな街並み「グラナファト」

 

▼ビーチリゾート「カンクン」

 

国民性もかなり陽気なので、人との触れ合いも楽しいこと間違いなしです!

 

なお、メキシコの一部地域は麻薬の密売が横行していて治安の悪い場所がありますので旅行の際は注意しましょう。

 

治安の悪い場所を調べるには・・・?
外務省による海外の治安情報を記載したホームページ
URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/

 

主観も入った!「メキシコ」基本情報
東京からの距離 11,319km
東京との時差 -15時間(サマータイム-14時間)
公用語 スペイン語が最も人口的に多い
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

26 物価のかなり安いスペイン語圏『グアテマラ』

 

メキシコの隣国、グアテマラもバックパッカー向けの国。

 

コーヒーの生産で有名なこの国は先住民が作る可愛らしい雑貨や快適な気候も相まって総じてバックパッカーからの評価が高い国です。

 

オススメの観光地は「アンティグア」。

形状も標高も富士山そっくりなアグア山の麓の街は、スペイン植民地時代の歴史ある建築物が数多く残り、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。

 

アンティグア 

photo by Rialfver

 

また、グアテマラは世界で最もリーズナブルにスペイン語留学ができる国として知られています。

 

語学学校によってもピンキリですが、その費用はおよそ1か月で滞在費を含んでも10万円程度からとかなり安く、バックパッカー旅行と合わせて3か月程度語学留学をするケースも多いです。

 

アンティグアには日本人経営の語学学校「ATABAL」も存在するので、日本人にとってもありがたいですね。

 

▼ATABAL公式HP

(出典:http://atabalspanishschool.com/)

 

ラテンアメリカを旅行する際にはスペイン語を話せたほうがいいので、バックパッカー旅行の前段階にグアテマラで留学してみるのもオススメですよ!

 

主観も入った!「グアテマラ」基本情報
東京からの距離 12,236km
東京との時差 -15時間
公用語 スペイン語
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★★★★
国旗
地図

 

27 バックパッカーなら一度は行きたい社会主義国家『キューバ』

 

今も残る数少ない社会主義国家のキューバはバックパッカーならぜひ訪れておきたい国の一つ。

 

社会主義国家とは
個人の自由や自由経済による弊害に反対し、平等を目指す国家。資本主義国家の対比概念。

 

この国は社会主義であるがゆえ、他の国とは異なる点がいくつかあります。

 

まずは通貨が外国人用(兌換ペソ・だかんぺそ)と現地人用(ペソクバノ)で分けられていること。兌換ペソは「クック」とも呼ばれています。

 

▼キューバ国民が使う紙幣「ペソクバノ」

photo by Renata Avila

 

1兌換ペソは25ペソクバノであり、1兌換ペソは1米ドルとの固定レートとなっております。

キューバでは米ドルの利用が制限されている事もあり兌換ペソという外国人向けの紙幣が出回っているのです。

 

キューバ国内では、外国人向けのお店と現地人向けのお店が明確に分けられており、基本的に外国人向けのお店は高めの値段設定になっています。

バックパッカーであれば、ぜひ現地人用のお店を利用して費用を安く抑えたいもの。まずはそれぞれの通貨の使い方を理解し、使い分けができるようにしましょう。

 

使い分けの基本

  • 基本的に兌換ペソを使うお店(高級多め)とペソクバノを使うお店(リーズナブル多め)は分かれている
  • 外国人であっても兌換ペソとペソクバノの両替は可能
  • どちらを使うお店か分からなくても店主に聞けば教えてくれる

 

また、キューバではドミトリーのホステルはあまりなく、カサ(Casa)と呼ばれる民宿タイプの宿泊施設が一般的になります。

ホテルだと最低でも1万円以上とかなり高額になるので、キューバを旅行する予定のバックパッカーは、「宿泊はカサ」と覚えておくといいですよ。

 

そんな普通の海外旅行とは異なる点の多いキューバですが、キューバならではな魅力もまたたくさんあります。

 

  • 街中を走るクラシックカー
  • 明るくフレンドリーな人々
  • モヒート発祥の地でもある世界遺産の首都ハバナ

▼ハバナ

  • 美しいカリブ海沿いの街トリニダ

▼トリニダ

photo by Dieter Mueller, dino1948

など。

 治安もラテンアメリカでは比較的良好なので、バックパッカーにとっても嬉しいですね!

 

主観も入った!「キューバ」基本情報
東京からの距離 12,518km
東京との時差 -14時間(サマータイムは-13時間)
公用語 スペイン語
主な宗教 キリスト教(無信教者も多数)
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★★
★★★★★

(兌換ペソ払いの外国人向け価格設定がある)

国旗
地図

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

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バックパッカー旅行におすすめの国35選【アフリカ編】

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バックパッカー旅行初心者にオススメの国【アフリカ編】

 

今回はバックパッカー旅行におすすめの国、アフリカ編になります。

アフリカは人類の起源の場所であり、また広大な自然を有する国でもあります。

魅力あふれる土地であるものの、日本から遠くまた情報が少ないことから、バックパッカー旅行の中でも比較的中〜上級者しか訪れない地域です。

 

そんなアフリカの中でも比較的旅行がしやすく、かつ旅の魅力が溢れる国を厳選しました。

 

19 北アフリカの観光立国『モロッコ』

 

 

モロッコは北アフリカを代表する観光立国であり、毎年多くの観光客が訪れる国です。

 

有名な観光都市はマラケシュ、フェズといった街があり、近年では青の街として知られるシャウエンも特に女性に人気が出てきています。

 

▼マラケシュ(旧市街は世界遺産に登録)

 

▼フェズ(旧市街は世界遺産に登録(写真は市場の様子))

photo by Josep Renalias

 

▼シャウエン

シャウエンは以下でもご紹介!(別Webon)
かつて、スペインのアンダルシアから追い出されたイスラム教徒が、15世紀ごろから住み始めて作った町並みは、かわいらしい花なども飾られており、スペインの田舎に来たような雰囲気があります。

 

モロッコ旅行の醍醐味はサハラ砂漠のツアー。ラクダに乗りながら体験できる高台な砂漠ツアーは一生の思い出となることでしょう。

 

サハラ砂漠

 

モロッコはアフリカの中でも旅行者が多く、かなり旅行しやすい国と言えます。

 

主観も入った!「モロッコ」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 11,743km
東京との時差 -8時間
公用語 アラビア語・ベルベル語
主な宗教 イスラム教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★★
★★★★★
国旗
地図

 

20 沈没の名所ダハブに行こう!『エジプト』

 

 

ピラミッドが有名なエジプトですが、世界中のバックパッカーが癒しを求め集まる場所が国内にあります。それは「ダハブ」と呼ばれる場所です。

 

▼ダハブ

 

ダハブはシナイ半島東部にあるリゾートで、物価がとても安く、「世界一コスパの良いリゾート」とも呼ばれたりする場所です!

 

その物価の安さとリゾートという特性から、バックパッカーの沈没スポットとして名が広く知られています。

沈没・・・想定よりも長く特定の地域に滞在してしまう事

 

また、世界一安くダイビングのライセンスを取得できる場所とされており、日本だと10万円以上する費用が僅か3万円で済んでしまいます。

エジプトへ行った時はぜひ訪れたい場所ですね。

 

主観も入った!「エジプト」基本情報
東京からの距離 9,821km
東京との時差 -7時間
公用語 アラビア語
主な宗教 イスラム教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

21 この国の独特さは一見の価値あり『エチオピア』

 

 

エチオピアはアフリカでも独特さがある国です。

 

歴史上ほとんどのアフリカの国々がヨーロッパに植民地支配されてきたなか、エチオピアはごく一時的なイタリアによる支配のみにとどまりました。

 

そのため、エチオピアには独自の文化が色濃く今も残っています。

例えば固有の文字(アムハラ文字)を持っていたり、エチオピア特有のキリスト教文化(エチオピア正教会)があったりします。

 

▼アムハラ文字(「バックパッカー旅行」と書いてあります)

የጀርባ አከፋፋይ ጉዞ

 

▼エチオピア正教会

photo by Adam Cohn

 

食べ物もかなり特徴的で、クレープのような見た目をした「インジェラ」と呼ばれる主食は、「テフ」と呼ばれるエチオピア固有の穀物から作られ、世界でもほぼエチオピアでしか食べられていない料理です。

 

▼インジュラ

photo byElyaqim Mosheh Adam

 

▼テフ

photo by International Potash Instit

 

そんなエチオピアで訪れておきたいのがダナキル砂漠。まるで地球上のものとは思えないその景観はぜひ一度この目で見ておきたいものです。

 

ダナキル砂漠 

photo by filippo_jean

 

主観も入った!「エチオピア」基本情報
東京からの距離 10,253km
東京との時差 -6時間
公用語 アムハラ語
主な宗教 キリスト教約60%・イスラム教約30%
国民性 マイペース
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★★
★★★★★
スリル
★★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

22 山も海もサファリもアフリカで一番『タンザニア』

 

東アフリカの国タンザニアは「これぞアフリカ!」な自然を満喫できる国です。

 

アフリカで一番標高が高い「キリマンジャロ」は一般人が登ることができる最高峰の山とされ、欧米を中心に世界中からアクティブなバックパッカーがチャレンジをしています。

 

▼キリマンジャロ

 

キリマンジャロ周辺の「セレンゲティ」や「ンゴロンゴロ」といった国立公園では、ライオンやキリン、ゾウに代表されるアフリカの動物たちを見られるサファリツアーに参加することも可能です。

 

▼セレンゲティ国立公園

 

▼ンゴロンゴロ自然保護区

photo by George Lamson

ンゴロンゴロ自然保護区はこちらでもご紹介!(別Webon)
絶滅危惧種のクロサイをはじめ、ライオンや象、バッファローやヒョウなど、ここで暮らす「ビックファイブ」を間近に見られることが最大の魅力です。

 

 

また、大西洋に浮かぶタンザニア領の島「ザンジバル」には世界遺産に登録された街「ストーンタウン」の他、東海岸を中心にアフリカ一美しいと言っても良いビーチが複数あり、南国のリゾートとして世界中からバックパッカーを含め、旅人が集う場所です。

 

▼ストーンタウン(著者撮影)

 

主観も入った!「タンザニア」基本情報
東京からの距離 11,752km
東京との時差 -6時間
公用語 スワヒリ語
主な宗教 イスラム教・キリスト教・土着宗教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

23 虐殺の負の歴史と奇跡の復興をこの目で見られる『ルワンダ』

 

 

1994年に世界最悪とも呼ばれる大虐殺が発生した負の歴史を持つ国であるルワンダは、現在は奇跡の復興を遂げ、アフリカでも一番と言っていいほど治安の良い国へと生まれ変わりました。

 

ルワンダ虐殺
1994年にルワンダで起きた少なくとも50万人以上が虐殺された事件。ルワンダをや周辺に住む民族の対立やメディアの煽動もあり、政府やそれに同調する過激派が穏健派を虐殺した。

 

首都のキガリ中心部はかなり整備されていてアフリカとは思えない整った街並みをしています。

 

▼キガリ(著者撮影)

 

物価もまだ安く、治安も良いのでバックパッカーにはオススメの国です。

 

もし訪れた時は、首都のキガリと南部のムランビにある虐殺記念館を訪れ、国の負の歴史を学ぶと良いでしょう。

 

▼虐殺記念館(著者撮影)

 

また北部の街「ムサンゼ」では、絶滅が危ぶまれる貴重なマウンテン・ゴリラを見られるツアーに参加することもできます。

 

▼ムサンゼのマウンテンゴリラ

photo by Kwita Izina

 

主観も入った!「ルワンダ」基本情報
東京からの距離 11,911km
東京との時差 -7時間
公用語 ルワンダ語・フランス語・英語
主な宗教 多くがキリスト教
国民性 シャイ
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

世界の絶景111選【秋編】

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世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

第2章では、

】【】【】【

の四季に分けて「この季節に行きたい!」という絶景スポットをご紹介します。

誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。是非お楽しみください!

 

秋に行きたい世界の絶景

 

秋の絶景といえば、紅葉は外せません。

日本を飛び出して世界の美しい紅葉を愛でるのも、絶景旅の醍醐味です。911月の観光しやすい乾季を迎える、大自然を満喫できるスポットを、主に選んでいます。

この季節にしか味わえない絶景スポットに訪れて、SNS映えの写真をいっぱい撮ってくださいね。

 

自然を楽しめる秘境の地と呼ばれる場所はアクセスが困難なスポットが多いですが、初心者向けにアクセスに長けて行きやすい絶景スポットばかりです。

 

1 【カナダ】紅葉の王道の絶景スポット『メープル街道』

 

カナダといえば国旗にも描かれている「カエデ」を連想される方も多いのでは?

美しい紅葉が有名で、メープルシロップは、カナダの名産品のひとつ。秋におすすめの絶景スポットの王道といっても過言ではありません。

メープル街道は、オンタリオ州からケベック州にまたがるセント・ローレンス川沿いの観光ルート。

 

<モン・トランブラン>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Fall_Colors_of_Mont_Tremblant.jpg)

 

ナイアガラフォールズ、トロント、オタワ、モントリオール、ケベックなど、約800kmにわたるカナダ東部落葉樹林帯が紅葉に染まる素晴らしい絶景を望めます。

メープル街道という名前は、日本人が付けた名前だとか。

 

<ケベック>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Québec_City_-_Yacht_Club_de_Québec_-_Anse_au_Foulon_-_panoramio.jpg)

 

長距離バスやVIA鉄道などを組み合わせ一部ドライブで巡るのが最高ですが、数多くのツアーがあるので初心者にもおすすめです。

観光シーズンは日本よりちょっと早い、9月中旬~10月中旬です。

色々な紅葉スポットを巡るのはもちろん、9月下旬にアルゴンキン州立公園で、カヌーやハイキング、ここに棲む動物との出会いなど、プラスαの楽しみ方も豊富です。

早めの予約が必要ですが、キャンプをしてカナダの紅葉を満喫するのも◎。

 

 

絶景はもちろん、「文化遺産の道(Heritage Highway)」とも呼ばれており、ヨーロッパによって開拓されたルートという歴史的に重要な地で史跡も点在しています。

日本より気温は低いので、寒さ対策は厳重に!

 

見られる紅葉
シュガーメープル・ポプラ・レッドメープル・白樺など

 

おすすめビューポイント

〇モン・トランブランのローレンシャン高原

メープル街道で一番人気は、ローレンシャン高原。メープル街道の絶景写真は、トランブラン山頂から見下ろす風景です。ゴンドラで上ることができ、ここからの紅葉も絶景。他より少し早く9月下旬がピークです。

〇ケベックシティ

ここでは、フランス文化が彩る古い街並みと紅葉のコラボを楽しむのにおすすめの地。見ごろはローレンシャン高原と同じでピークは早めです。

〇ナイアガラの滝

世界三大瀑布のひとつナイアガラの滝は、ちょっと遅めの10月中旬が見頃です。滝の絶景と紅葉のコラボは見る価値あり。

アクセス

日本からトロントまでは直行便で約12時間。モントリオールへは、バンクーバー経由で約15時間。

ローレンシャン高原へは、モントリオールからバスで約3時間です。初心者の方はツアー参加もおすすめです。

オンタリオ州 URL:http://www.ontariostyle.com/

ケベック州 URL:https://www.quebecoriginal.com

<ローレンシャン高原地図>

 

2 【台湾】SNSで人気沸騰中の『高美湿地』は秋も絶景

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sunset_of_Gaomei_Wetland.JPG)

 

台湾のウユニ塩湖として有名な、台中西部にある湿地帯の絶景が素晴らしいと大人気のスポット。

台風や雨の日が少ない9月後半~10月がおすすめのシーズンです。

人気なので道路は渋滞。電車の本数も少ないので、自力で行くのは少し大変かも。

初心者の方は、ツアーで行かれることをおすすめします。ツアーの費用も比較的リーズナブルです。

標高3,700mにある、南北100km、東西250kmの広大な塩原は、風が止まると「天空の鏡」という言葉がピッタリ。特に夕暮れ時が一番のフォトタイム。

 

photo by meow0623

 

とはいっても干潮時前後1時間が一番おすすめです。事前に、水位を調べてから訪れてくださいね。

夜に向けて気温がぐっと低くなるので、寒さ対策はお忘れなく。足場も良くないので、サンダルなどを用意されることをおすすめします。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:台灣_高美濕地_03.jpg)

 

バードウォッチングスポットとしても人気があり、ここに生息する120種類以上の鳥たちを写真に収めるのも◎。

また、台湾有数のカモの繁殖地としても有名です。近くには、サイクリングロードも敷設されているので、早めに行って日本統治時代の雰囲気を感じながら周辺を観光するのもいいかも。

 

おすすめビューポイント

近くにある、風力発電の大型風車と夕焼け、湿原に映り込む夕景のコラボは、神秘的という言葉がピッタリです。

 

アクセス

台中駅から清水駅まで鉄道で約45分。清水駅からはバスで約30分。駅からはタクシーで行くのも便利です。

URL: http://www.gaomei.com.tw/

 

 

3 【フィリピン】世界遺産に選ばれた棚田は秋も絶景『コルディリェーラの棚田群』

 

「天国へ昇る階段」と呼ばれる、フィリピン屈指の棚田。

ルソン島北部の山岳地帯に、標高1,000mを超える山の斜面に、天国へとつながるように階段状に作られた棚田は見る価値あり。しかも、棚田を集結した総面積は2kmもあり、これは世界最大です。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Banaue_Rice_Terraces_Harvest.jpg)

 

イフガオ族(フィリピンの少数民族)が2000年もの間伝承してきたもので、今でも伝統的な方法で田植えや稲刈りが手作業で行われています。

緑色の初夏の棚田もいいですが、秋の稲穂が黄金色に染まるころの棚田群は言葉を失うほど。

 

 

また、6月ころの夕日が棚田に張られた水に映り込む絶景も素晴らしく、時代の流れにより姿を消してしまいそうな伝統的な棚田は初心者にも見てほしい絶景です。

日本でも、佐賀県玄海町の浜野浦の棚田や石川県輪島市の白米千枚田など、少なくなったとはいえ絶景を望める棚田が残っています。

 

 

<日本の棚田「白米千枚田」>

photo by Indiana jo

 

おすすめビューポイント

バナウエ・ビューポイントからは、棚田全体を見渡すことができます。町の中心から約4km。所要時間は約1時間です。最近は、途中にたくさん展望スポットがあるので、トライシクル(三輪タクシー)に乗って行かれる方は、メイン・ビューポイントと伝えましょう。

 

アクセス

首都マニラからバナウエまでバスで約9時間。

 

 

4 【イングランド】まるでピーターラビットの世界!『湖水地方』

 

シャクナゲが咲き誇る春や湖の涼しいそよ風の中の散策を楽しめる夏など、一年中いつでも絶景を楽しめるのが湖水地方の魅力。

秋の湖水地方は、木々の紅葉が湖面に映り込む、息をのむほどの絶景を満喫できます。911月は観光シーズンのピークを迎え、世界中のトラベラーが訪れています。

秋のトレンドの絶景スポットとして、初心者にもおすすめです。

イングランドの北西部に位置しており、秋には1,000m級の山々や渓谷とコラボする湖の絶景は美しいの一言。

 

 

牧歌的な田舎町の雰囲気は心地よく、点在する池や湖とのコラボ写真もステキ!日本にはない壮大な紅葉を満喫できますよ♪

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Borrowdale_from_Grayrigg_Forest.jpg?uselang=ja) 

 

おすすめビューポイント

イングランド最大の国立公園とされる、広大な湖水地方国立公園の秋は、絵はがきのような美しさ。広大なウィンダミア湖を観覧船に乗っての観光は見る価値あり。色々な登山道も用意されているので、紅葉やここに棲む鳥たちを観察するのも醍醐味ですね。

 

アクセス

成田からロンドンへ行き、ロンドンからは電車で約3時間半。

URL: http://www.lakedistrict.gov.uk/

 

 

5 【中国】中国で最も美しい街!『鳳凰古城』

 

湖南省西部にある、中国の古い街並みが残る地。

桜のころの春もおすすめですが、910月の紅葉のころは気温も安定し、最高の観光シーズン。日本からのツアーも多く、初心者にもおすすめです。

時間に余裕がある方には、映画『アバター』のロケ地として有名な、「武陵源」とセットでの観光をぜひ。

<アバター(画像クリックでDVD詳細へ)>

<武陵源>

photo by chensiyuan

 

近郊に聳える山々が鳳凰に似ていることで名前がついており、山々が色づく秋はまさに絶景です。

古都の街並みを歩けば、石造の建物には鳳凰を模した飾り瓦や吊るされた赤い提灯が、情緒ある風景を醸し出しています。

 

photo by Vera & Jean-Christophe

 

春秋戦国時代や清の時代に軍事や政治の中心となった歴史を顧みながら巡ると、タイムスリップした気分も味わえます。また、町のシンボル南北に架かる2階建ての虹橋も必見です。

この街の美しさは、昼間だけではありません。夜は街がライティングされ、前奏的な雰囲気に包まれます。川沿いを散策すれば、インスタ映えの写真を撮れること間違いなし。

 

photo by Ken Marshall  

 

おすすめビューポイント

烏篷船と呼ばれる小舟に乗って、町の南北を二分する沱江川の穏やかな流れを感じながらの遊覧も観光の醍醐味。もちろん、美しい街並みを写真に収めるのもお忘れなく。

 

アクセス

成田から上海へ約3時間半。上海から張家界へ空路で約2時間。空港から鳳凰古城まで、車で約4時間。初心者は、ツアー参加がおすすめです。

URL: http://www.fhzf.gov.cn/

 

 

6 【ポーランド】2,700もの湖と自然が織りなす絶景『マズリアの湖沼地方』

 

美しい自然が有名なポーランドの絶景の中でも、大小さまざまな湖が点在する景勝地として人気の高い絶景スポットです。

ワルシャワから向かう途中には、コウノトリの巣も見ることができます。

ポーランドの北部に位置しヨーロッパ有数の夏の避暑地として賑わう場所ですが、近年秋の絶景スポットとしても注目を集めています。

夏は湖畔で水遊びを楽しむのが王道ですが、秋はサイクリングや湖畔でのんびりピクニックを楽しむのがおすすめです。

お城を改築した古城ホテルに泊まって、湖畔を眺めながら贅沢なホテルライフを楽しむのもいいかも。

 

 

9月の中旬ごろから、木々が赤やオレンジに色づきはじめ、鏡のような湖面に映り込む絶景は、ぜひ写真に収めたいもの。

また、湖でボート遊びを楽しむのも一興です。古くは東プロイセンの一部だった地で、ゲルマン的な謹厳さが残る街歩きを楽しむのも◎。

 

 

おすすめビューポイント

ポーランド最大のシュニアルドビー湖でのおすすめは、紅葉で彩られた絶景トレイルをハイキングすること。湖周辺の森を歩けば、ポーランドの生態系も垣間見られてユニークな出会いがあるかもしれません。

 

アクセス

ワルシャワからオルシュティンまで国鉄で向かい、駅からはPKS国営バスで約2時間半。ワルシャワから車で約3時間。

URL: https://www.poland.travel/ja/%E5%9C%B0%E6%96%B9/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%BA%E3%83%BC%E3%83%AA%E5%9C%B0%E6%96%B9-%E2%80%95-%E5%8D%83%E6%B9%96%E3%81%AE%E6%A5%BD%E5%9C%92

 

 

7 【アメリカ】ニューヨークの秋も紅葉の絶景スポット!『セントラルパーク』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Southwest_corner_of_Central_Park,_looking_east,_NYC.jpg)

 

都会的なイメージの強いニューヨークですが、紅葉スポットとしても有名です。

特に北部の山々を彩る紅葉は、見る人の心を和ませてくれます。

山々の絶景までは見に行けないという初心者にもおすすめなのが、セントラルパークの紅葉です。おすすめのシーズンは、10月下旬~11月上旬です。

真っ白でロマンティックな橋、ボウ・ブリッジが、園内一番のフォトスポット。

 

<ボウ・ブリッジ>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bow_Bridge_in_Central_Park_on_Thanksgiving_2010.jpg)

 

真っ赤に染まる楓と白い橋、川を行くボートのコラボは、インスタ映えすること間違いなし。

ゆっくり歩きながら紅葉を見るのもいいですが、ボートやサイクリング、乗馬をして、いつもとは少し違う目線で、紅葉を楽しむのもおすすめです。

 

 

また、初心者には、ウォーキングツアーもあるので、予約をして出かけてみてはいかがでしょう。

 

Fall Benches New York City Green Central Park

 

おすすめビューポイント

高層ビルをバックに美しい紅葉を撮るのが、ニューヨークならではの写真の楽しみ方。セントラルパークの南側にある、「ザ・ポンド」の橋と周りの紅葉のコラボもステキですよ♡セントラルパーク側の五番街通りの紅葉もぜひ。

 

アクセス

地下鉄N/Q/R線に乗り、59th Street駅下車。公園は駅出口からすぐ。

JFK(ジョン・F・ケネディ)空港からは、空港バスが出ています。グランドセントラル駅で下車し徒歩で約20分。

URL: http://www.centralparknyc.org/

 

 

8 【フランス】フランスのワイナリー巡りも絶景スポット『ボルドー』

photo by Nigab Pressbilder

 

ボルドーといえばワイン作りで有名ですよね。

11万ヘクタールのぶどう畑が広がり、ぶどうの香りが街中を包みます。一番活気づく秋は、日本人が抱くボルドーの雰囲気を味わえます。

 

photo by Blaye Côtes de Bordeaux

 

この時期のシャトー(醸造所)は、早く締まることが多いので、ワイナリーツアーに参加するのがおすすめです。

季節としては、912月がベストシーズン。

ボルドー近郊のワイナリーを巡りながら走る、「ワインマラソン」や夜の花火、ミサが行われる「葡萄の収穫祭」などが行われるので、そちらの参加も視野に入れてスケジュールを組む人も多いようです。

 

<収穫祭の様子>

photo by Office de Tourisme du Cubzaguais

 

9月中旬~下旬にしかできない観光は、ぶどう収穫体験ツアー。

中には日本人ドライバーガイド付きツアーなどもあるので、初心者にもおすすめです。ワインの産地ボルドーで、ぶどうの収穫体験は、至福の思い出に残ること間違いなし!

また、ワイン畑に囲まれた高級ホテルに宿泊してするのも、中世ボルドーの雰囲気を味わえますよ。

 

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Miroir_d%27eau_place_de_la_bourse_à_Bordeaux.jpg)

 

おすすめビューポイント

ボルドーで、ぶどう畑を写真に撮るのは外せませんが、プチ・パリと呼ばれるオシャレな街並みも魅力。

街の美しさから「月の都」とも賞賛されています。ガロンヌ川に面したブルス広場の「水鏡」は、絶対に写真に収めておきたいもの。夜の幻想的な景観も魅力的。

 

アクセス

パリのモンパルナス駅からボルドーまで、TGV(超高速列車)で約3時間半。

URL: https://jp.france.fr/ja/bordeaux

 

 

9 【ドイツ】夢想王の夢を現実にしたメルヘンチックなお城!『ノイシュヴァン・シュタイン城』

 

ディズニーランドの「眠れる森の美女」のお城のモデルとなったことでも有名な、メルヘンチックなお城。

<眠れる森の美女(画像クリックでDVD詳細へ)>

 

ロマンティック街道終点の町に広がる、アルプス山脈の山々の麓に位置しており、壮大な自然と白亜の美しい古城の絶景でも有名です。

このお城は、ルートヴィヒ2世によって17年の歳月をかけて建てられており、世界で最も美しい城のひとつとされ「白鳥城」とも呼ばれています。

<ルートヴィヒ2世>

Portrait of Louis II, King of Bavaria — Image by © Stefano Bianchetti/Corbis

 

アクセスも至便で、初心者の個人旅の絶景スポットとしてもおすすめです。

 

photo by Dan

 

このお城は、ルートヴィヒが混乱する政治や戦乱の世から逃れ、中世騎士道の世界と芸術を愛し戦争や政治とは全く無縁の「美しさのみ」を求めて作ったお城です。

だから美しいのは当たり前。ジグソーパズルなどでも使われる、山々とお城のコラボはもちろんですが、城内部の美しさを味わうのも醍醐味。

城内はガイドツアーのみで、入城することができます。

 

photo by Jiuguang Wang

 

マリエン橋からはもちろん、ホーエンシュヴァンガウ城から見上げる、ノイシュヴァン・シュタイン城は必見です。

ホーエンシュヴァンガウ城から続く小道をのんびり歩きながら、紅葉を楽しむのもお忘れなく。また、王になった気分で馬車に乗ってお城まで行くのもいいかも。

 

photo by Ashley Deason

 

おすすめビューポイント

秋の紅葉が彩る山々とお城のコントラストが美しい、絶景フォトスポットとされるマリエン橋がおすすめのビューポイント。逆にお城のテラスから、紅葉に染まった山々とアルプ湖、ノイシュヴァン・シュタイン城の絶景を望むのも◎。

 

アクセス

ミュンヘン中央駅からフッセン駅まで、直通で約2時間。駅からは、73番か78番バスでホーエンシュヴァンガウの町まで約10分。

ホーエンシュヴァンガウからシャトルバスで絶景ポイントマリエン橋まで約10分。徒歩では40分。マリエン橋からお城までは徒歩で約10分。

下りは、お城から麓まで徒歩で約30分。

URL: http://www.neuschwanstein.de/

 

 

10 【チェコ】中世の街並みと紅葉のコントラストが素晴らしい『チェスキー・クルムロフ』

photo by Marco Verch

 

チェコの南ボヘミア州にある小さな都市。

ルネサンス様式の町並みが素晴らしく、中世に迷い込んだようで、「まるでおもちゃの町のよう」と人気となっています。

秋はボヘミアの森の紅葉と蛇行するヴルタヴァ川とパステルカラーの家が軒を連ねるかわいらしい街並みのコラボレーションがステキ!

910月がベストシーズンといえます。

 

photo by Herbert Frank

 

半日で巡れる小さな町なので、観光は徒歩。首都プラハからの日帰り観光も可能なので、時間に余裕がない方や初心者にもおすすめです。

石畳のかわいらしい街並みを歩けば、おしゃれな看板や扉、窓の装飾など趣ある心地よい古都らしい雰囲気を満喫できます。

 

 

川の側にあるレストランのテラス席で、美しい景色を眺めながらランチを楽しむのもチェスキー・クルムロフの楽しみ方です。

 

photo by jeffhutchison 

 

おすすめビューポイント

チェコではプラハ城の次に規模が大きいとされる、チェスキー・クルムロフ城からの眺めは最高です。

中庭から見る街並みは、絵本を見ているような美しさ。赤い屋根の家が連なり、旧市街地と聖ヴィート教会を一望できます。

曲がりくねった川に沿って作られた町並みを、写真に収めてくださいね。スグラフィットというチェコならではのだまし絵が描かれたお城の外観も見る価値あり。

 

アクセス

プラハからブディヨヴィッツェから列車で約2時間半。そこからバスで約30分。プラハからバスで約3時間。

URL: http://www.ckrumlov.info/php/turista/

 

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

世界の絶景111選【夏編】

Webon紹介目次著者
世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

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第2章では、

】【】【】【

の四季に分けて「この季節に行きたい!」という絶景スポットをご紹介します。

誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。是非お楽しみください!

 

夏に行きたい世界の絶景

 

開放感たっぷりの夏に、遠出の旅をしてみたいという方も多いのでは?

ベストシーズンを迎えるビーチリゾートはもちろん、南半球では花々が咲き誇る時期。

カナダのイエローナイフのオーロラや、オーストラリアのザトウクジラウォッチング、夏の定番リゾートのハワイやバリ島など、今回ご紹介できなかったスポットを含め本当にたくさんの絶景スポットがあります。

 

バリ島については別Webonで詳しく紹介!

 

今回は、夏に行きたい世界の絶景を、10スポット厳選してみました。

 

アクセスに長けたスポットやツアーで観光できるスポットなど、初心者でも観光しやすくおすすめの絶景スポットを選んでいます。

 

1 【フランス】フランスでも人気の高い『プロヴァンス』に行くなら夏!

 

67月の絶景旅行なら、フランスのプロヴァンスがおすすめです。

緩やかな丘には夏のフランスの青空下に広がる紫色のラベンダーが咲き乱れ、その癒し系の香りに包まれます。この絶景を楽しみに、世界中から多くの人々が訪れます。

いくつもあるラベンダー街道は、まさにバイオレットブルーの世界。

 

 

ツアー参加をすれば、ラベンダーの絶景にプラスαで、香水で有名なロクシタン博物館の見学ツアーなども観光できます。ラベンダー祭りも、あちらこちらで開催されているので、訪れる価値ありです。

 

<セナンク修道院>

 

もし、時間が許せば、ゴッホが愛した町「アルル」へ行って、満開のひまわり畑も共に観光してみてはいかがでしょう。

 

<アルルの風景>

photo by Steffen Heilfort

 

おすすめビューポイント

ラベンダー色に染まる谷間の小さな町に訪れて、石畳の道や石造の家々を見ながら中世南仏の素朴な雰囲気を楽しむのも◎。

特に人気のスポットは、渓谷美を望める小さな町レ・ボー・ド・プロヴァンス。城塞跡からの絶景は、晴れた日にはアフリカ大陸を見渡せるほど。

サン・ポール・ド・モーゾール修道院ではラベンダーとひまわりのコラボも見ることができます。また、ゴルドにある、セナンク修道院(画像3枚目)のラベンダーも有名です。

アクセス

パリ市内からアヴィニョンまで、TGV(新幹線)で約2時間半。パリからマルセイユ・プロヴァンス空港まで約2時間。空港からバスでエクスヴァンプロヴァンスのバスターミナルまで約50分。

URL: https://jp.france.fr/ja/provence

 

2 【アメリカ】ハワイより絶景?!『サンファン諸島』

photo by Bureau of Land Managem

 

アメリカの美しい島ランキングで、ハワイを抑えて1位になったことがある絶景スポット。

700を超える美しい島々が浮かび、「ワシントン州の宝石」と称されています。

 

photo by Benjamin Hollis

 

シアトルの人々が集う、ローカル的な避暑地となっています。観光シーズンは69月で、のんびりとした雰囲気が魅力です。

特に、サンファン島、ロペス島、オルカス島が有名。

初心者には、ワシントン州の北西隅にありカナダのバンクーバー島ビクトリアの隣島、サンファン島がおすすめです。

 

カナダのバンクーバー島ビクトリアの絶景はこちらでも紹介!

 

この島には、かつてネイティブアメリカンが住んでおり、後にスペインによって植民地にされた名残を留めています。

島内の移動は、レンタサイクルやスクーターが便利。島では、カヤックやビーチ遊びはもちろんサイクリングやハイキングなどを楽しめます。もちろん海に沈む夕日も、ロマンティックで幻想的。

 

 

夏におすすめの理由は、1年中で晴天に恵まれるのは夏のみだから。

510月には、ここに生息する85頭前後のシャチたちを観測することもできます。

ホエールウォッチングツアーでは、くじらやシャチなど色々な海の生き物に出会えます♪

 

 

おすすめビューポイント

サンファン島のライム・キルン・ポイントや、国立歴史公園から太平洋を見る、ホエールウォッチングは、やってみたいことのひとつ。

陸からクジラが見られるので、初心者にもおすすめです。また、静寂に包まれると、シャチの声が聞こえるともいわれています。

アクセス

サンファン島へのアクセスは、水上飛行機(約1時間)やワシントン州フェリー(3時間半)などで行くことができます。

フィダルゴ・アイランドにあるアナコルテス市からワシントン州フェリーでは、サンファン・オーカス・ロペスの順に3つの観光島を無料で巡ることも可能です。

URL: https://www.junglecity.com/enjoy/san-juan-islands/

 

3 【イタリア】青色に輝く神秘的な洞窟内の海!『カプリ島青の洞窟』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Blue_Grotto_IMG_0207.JPG?uselang=it)

 

南イタリアの絶景スポットの代表格といっても過言ではない、青の洞窟。カプリブルーと呼ばれる、絶景は一生に一度は見たいもの。

ローマやナポリからも日帰りで行くことができるので、初心者にもおすすめです。

特に78月頃は、入場できる確率が80%以上と高く絶好の観光シーズン。天候によって波が高くなるので、入れるかどうかは運次第。

午前中の方が、確率が高いかも。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Blue_Grotto_藍洞_-_panoramio.jpg?uselang=it)

 

入口はとっても小さく、波が高いと洞窟の中には入れません。ピーク時は、海の上で1時間待ちということも。酔い止めを用意してくださいね。

高さ約15m奥行き60mの深い洞窟はとっても暗いですが、小さな入口から差し込む光でキラキラ輝きカプリブルーに染まる海を見れば心の底からの感動を覚えるはず。

 

photo by Thilo Hilberer

 

もし、洞窟に入れなくてもめげないでください。

高級リゾートのカプリ島内は、絶景観光スポットもいっぱい。特に、別荘ヴィラ・サンミケーレテラスからの眺めは最高です。

 

<ヴィラ・サンミケーレテラス公式サイト>

(出典:https://www.belmond.com/hotels/europe/italy/florence/belmond-villa-san-michele/)

 

<ヴィラ・サンミケーレテラスの情報は「検索」ボタンをクリックorタップ!>



Booking.com

 

おしゃれなレストランやお土産屋さんなどが、軒を連ねるや街並みを散策するだけでも思い出深い旅になるはず。

レモンの産地としても有名なので、「リモンチェッロ」を味わうのもカプリ島らしい観光のひとつ。

 

<リモンチェッロ>

photo by claudia

 

おすすめビューポイント
洞窟の絶景を見られるのは、ワンチャンスといっても過言ではありません。

一番奥についた時に、「発光禁止モード」にして入口に向けてシャッターを押してくださいね。フラッシュはたかない方が、いい写真が撮れるとの声もあります。

アクセス

ローマからナポリまで、バスで約3時間半。ナポリからカプリ島まで、高速船で約45分。フェリーや水中翼船もあります。マリーナ・グランデから、ボートに乗って洞窟へ向かいます。小さな小舟に乗り換えて洞窟内へ!

URL: https://www.capri.com/en/s/la-grotta-azzurra

 

4 【ロシア】終わりのない黄昏の町『サンクトペテルブルク白夜』

 

極寒の冬が過ぎ去り、白夜が2ヶ月も続くサンクトペテルブルクに行ってみませんか?

太陽が完全に沈まず、ピンクサファイア色に染まる絶景は、日本では体験できないだけに、一生に一度は見て見たいもの。

特におすすめの時期は、6月末~7月。昼間でも20度くらいと涼しく、30度になっても湿度が低く過ごしやすいので、日本の暑さから逃れることができます。

白夜体験を存分に楽しみたいなら、クルーズでの観光がおすすめです。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:St_Petersburg_Neva_River002.JPG?uselang=ja)

 

壮大な建物群を眺めながらのクルージングは、感動すること間違いなし!小さな町の次は森が現れ玉ねぎ型のドームなど、楽しい船旅を過ごせること請け合いです。

眠らない街だけに、夜の観光も充実しています。マリインスキー劇場を中心に“白夜をアーティスティックに過ごすため”のイベント「白夜祭り(57月まで)」も開催されます。

市内の劇場などでイベントが開催され、街では歴史的建築物がライティングされ花火まで上がり賑わいをみせます。特に有名なオペラとバレエ団の公演は見物。

 

 

マリインスキー劇場主催の「白夜の星」(夏に開催される音楽祭)では、古典を中心とした演目を見られます。

 

おすすめビューポイント

サンクトペテルブルクの白夜は、作家のドストエフスキーも「素晴らしい夜だ」と称賛したとか。

おすすめのビューポイントは、早朝のネヴァ川沿いの開いた跳ね橋。川を航行する貨物船が、行き交う風景を見ることができます。小高い丘の上に登って見下ろすのが絶好のフォトスポット。

アクセス
ヘルシンキを経由してプルコヴォ空港へ。空港からは39番バスに乗り20分で、モスコフスカヤ駅へ。

 

5 【インドネシアバリ島】バリ島の高原リゾート『キンタマーニ高原』

 

バリ島有数の避暑地で、北東部屈指の観光スポットです。

観光地が離れているので、レンタカーで巡ることになります。人気観光地だけにツアーの種類も豊富なので、初心者の方は、ツアー参加がおすすめです。

また、日本語ガイドドライバーを一日チャーターするのも良策です。15,000円くらいと費用もそれほどかかりません。

標高1,500mと夏でも涼しいのもおすすめポイント。

夏のみどころは、高原の展望台から見渡すバトゥール山とバトゥール湖。

 

photo by Tanti Ruwani

 

また、バトゥール山は現在も活火山のため、近くでは温泉も湧いており疲れを癒しにバリの温泉でゆっくりするのも◎。温泉は水着着用です。

 

photo by Jan Alonzo

 

周辺には、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院や観光者向けの農園BASアグロツーリズム、原住民族、バリ・アガの村など観光スポットも目白押しです。

 

<ウルン・ダヌ・バトゥール寺院>

photo by alex hanoko

 

おすすめビューポイント
ここの醍醐味は、絶景レストランでランチをしながら景色を楽しむこと。

アクセス
デンパサール国際空港から車で約3時間。ウブドから車で約1時間。ツアーあり。

 

 

バリ島観光の情報たくさん!バリ島観光に関するWebonはこちらから!

 

6 【ギリシャ】青いエーゲ海と白い街並みがステキ!『サントリーニ島』

 

一生に一度は、行ってみたい絶景スポットとしても人気の高い、サントリーニ島は夏の絶景観光地として外せないスポットです。

絶景と一緒にビーチリゾートを楽しめる、79月がおすすめです。78月は日差しが強すぎるので、9月が一番のベストシーズンといえます。

 

photo by Pedro Szekely

 

人気の観光地だけあり、アクセスもさほど難ではなく日本からのツアーも色々揃っているので初心者にもおすすめです。

紺碧のエーゲ海に浮かぶ、三日月形のサントリーニ島で最高の絶景は「断崖絶壁の白壁の町」+「青く輝くエーゲ海」です。

 

 

この美しい景色はギリシャ人の中でも、ハネムーナーに人気となっています。オーシャンビューホテルのバルコニーから眺める美しい景色は、リッチな旅を満喫したい方にはもってこい。

贅沢にホテルライフを楽しむだけでなく、フィラの町を散策するだけでも、素晴らしい絶景を見ることができます。

白い建物の中にほどよく色がついた建物が立ち、細い路地にはかわいらしいお店も並んでいます。

 

 

所々にカラフルな花々が飾られており、その風景はインスタ映え間違いなし!また、エーゲ海クルーズで、エーゲ海の島々を船で巡るツアーも人気です。

 

おすすめビューポイント
北端に位置する港町、イアから見る夕陽もロマンティック。この夕景は、世界一美しいと、絶賛されています。おすすめのビュースポットは、「Oia castle(イア・キャッスル)」からの眺めです。

アクセス

日本からの直行便はないので、最短で行けるトルコやアジアかヨーロッパの都市を経由して行く形になります。

アテネ国際空港から、サントリーニ空港まで空路で約1時間。エーゲ海を満喫しながらフェリーで行く方法も。所要時間は、約8時間です。

URL: https://www.santorini.net/

 

 

7 【アフリカ】ワインの産地で大自然を味わう『ケープ・ワイン・ランド』

photo by Steven dosRemedios

 

人気観光地ケープタウンの東に位置した絶景スポット。

渓谷の清冽な水が流れ込み、ワイン栽培に適した地として古くから知られています。

ここには、数百のワイナリーがあり、切妻屋根(本をかぶせたように斜めになっている屋根。日本ではよく見かける)をのせた白壁の建物と、渓谷に広がるワイン畑の絶景を楽しめます。

ワイナリーツアーがあるので、ケープタウンを観光する初心者の方に、もうひとつの南アフリカ旅の楽しみ方としてもおすすめです。

 

 

ベストシーズンは、南アフリカが春を迎える、7月半ばから9月半ばごろ。

ワイン・ランドの玄関口で300軒を超えるワイナリーが軒を連ねるステレンボッシュも訪れる価値あり。

ここから南下すること約30kmにある、フランスの伝統ワインづくりを継承するフランシュフックは、ラ・モットなど有名なワイナリーがあり人気です。

 

photo by South African Tourism

 

ワインに合わせたペリーやビーツを使った絶品料理を提供するレストランが点在し、フランスが香るグルメの町として知られています。

さらに南には、ケープ花王国のひとつ、グリーン・マウンテン・エコ・ルートがあり、ワイナリー観光にプラスαで、フィンボスが満開に咲き乱れる風景も見られます。

レンタサイクルで、ワイン・ランドを巡るのもおすすめです。

 

photo by warrenski

 

おすすめビューポイント
ぶどう畑をくねくねと曲がりくねるワインルートは、この時期には素晴らしい絶景が広がっています。

ぶどうの花を愛でながら、そぞろ歩きをするのが観光の醍醐味です。

アクセス

ケープタウンから車で約50分。初心者の方は、ツアーがおすすめです。

URL: http://south-africa.jp/meetsouthafrica_lists/308/

 

 

8 【フィリピン】セブ島屈指の美しいビーチ!『モアルボアル』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:High_tide_at_White_Beach_in_Moalboal.JPG)

 

日本人にはまだあまり知られていない、セブ島南西部にある穴場ビーチ。

ホワイトサンドのビーチとエメラルドグリーンの海のコラボは、海好きはもちろん絶景ファンも悶絶間違いなし。

 

 

セブシティからも比較的スムーズに行けるので、初心者にもおすすめです。

アイランドホッピングやシュノーケルなど、マリンアクティビティが充実しているのも魅力です。沖の透明度の高い海もモアルボアルの自慢。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:P1220081-A_view_of_the_beach_at_Sandals,_Negril_(205033139).jpg)

 

ダイビングリゾートなので、ダイビングがお好きな方にもおすすめです。

 

 

おすすめビューポイント

アイランドホッピングで人気なのが、モアルボアルからボートで約20分のペスカドール島。

フィリピンでも心が洗われるほど美しい海が広がり、イワシの群れやカラフルな魚たちが我が物顔で泳ぐ姿を見ることもできます。ダイビングが主な観光ですが、シュノーケルでも充分楽しめます。

アクセス
セブシティのサウスバスターミナルから、バスとトライシクル(三輪タクシー)で約3時間。

セブシティのサウスバスターミナルまでタクシーで。バスターミナルからは、頻繁にモアルボアル行きのバスは出ています。所要時間は約34時間。

 

 

9 【ソウル】ソウルの暑い夏を大満喫!『漢江(ハンガン)』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:63_Building,_Seoul_(15495025317).jpg)

 

ソウルの中心部を流れる漢江(ハンガン)の夕景は、2006年に大ヒットした、韓国映画「殺人の記憶」で有名となり、世界的にも人気の観光地になっています。

<殺人の記憶(画像クリックでDVD詳細へ)>

 

全長500kmもの大きな川で、ソウル市内には、18の橋と鉄橋が3つかかっており、川と夜景と橋のコラボが魅力的。

ソウルの中心部なので、初心者にも行きやすい観光スポットです。

一番のおすすめは、遊覧船での漢江クルーズ。橋はもちろん、川からソウルの観光地を望むこともできます。

 

 

市民が憩う漢江公園には、プールやさまざまなイベントが行われており、いつも賑わいをみせています。

また、7月中旬~8月中旬にかけては、ソウルを代表する夏祭り「漢江サマーフェスティバル」が、行われるので時間が合う方はぜひ。

 

<漢江サマーフェスティバル公式サイトより>

 

漢江の魅力は、夏場の豊富な川の水の量ですが、南岸と北岸を結ぶ橋もステキ!

映画で有名になった西江大橋(ソガンテギョ)や漢江鉄橋(ハンガンチョルギョ)は必見です。

 

 

また、漢江を見渡すクルムカフェで、コーヒーを飲みながら眺める絶景も◎。サイクリングで川風を感じながら、漢江沿いを巡るのも気持ちがいいですよ。

 

おすすめビューポイント

ソウルのランドマークのひとつ「63ビルディング展望台」からの夜景は、ムードたっぷりでおすすめです。

キラキラ光るネオンと染まる川、美しい橋の競演が満喫できます。10月に漢江公園で開催される「ソウル世界花火祭り」のビューポイントとしても有名です。

アクセス

地下鉄5号線汝矣ナル(ヨイナル)駅 3番出口すぐ。

URL: http://hangang.seoul.go.kr/

 

 

10 【スイス】日本の暑い夏から逃避行!アレッチ氷河も見渡せる『ユングフラウヨッホ』

photo by rockyeda

 

Top of Europe(ヨーロッパで最も高い標高)にある鉄道駅です。

鉄道を乗り継ぎ、エレベーターを上れば標高3,571mのスフィンクス展望台。

 

<スフィンクス展望台>

photo by Kevin Poh

 

もちろん、初心者の遠出の海外旅行先として大変おすすめです。暑い日本の夏を逃れて、雪と氷の世界に逃避行したい方のバカンスにも最高ですよ。

アルプスの奥座敷(観光地・温泉地)と呼ばれるユングフラウヨッホから、「アレッチ氷河」が流れ出していることも見られます。

 

<アレッチ氷河>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Grosser_Aletschgletscher_3178.JPG?uselang=ja)

 

「ベルナーオーバーラント鉄道」「ヴェンゲルンアルプ鉄道」「ユングフラウ登山鉄道」の、スイスが誇る3つの登山鉄道体験もでき、贅沢で気軽な旅を楽しめますよ。

しかも、麓から頂上まで、半日観光で楽しめるのも嬉しいポイントです。

初夏に鉄道に乗ったら、右側に座り高山植物の花々を観察するのも◎。スピードもスローなので、ゆっくり絶景を楽しめます。

 

 

スフィンクス展望台からの眺望は、言葉を失うほどの絶景。展望からの眺めを楽しんだ後は、下に降りて雪原の銀世界でスキーやそりを楽しむのもおすすめです。

また、「氷の宮殿」と呼ばれる氷河の内部を探訪する施設があり、氷像が並んでいます。

 

<氷の宮殿>

photo by Patrick Nouhailler

 

青白くライトアップされ、雰囲気も最高ですよ。鉄道を乗り継ぐだけで、アルプスに登れちゃう気軽な旅はかなりの贅沢。

時間をかけて、駅を起点に伸びるハイキングコースを歩いて絶景を楽しむのも醍醐味です。

クライネシャイデックからヴェンゲルンアルプ鉄道に乗り50分にある、小さな村ラウターブルンネンへ行きシュタウフバッハ滝とトリュンメルバッハ滝を見学するのもおすすめです。

 

<シュタウフバッハ滝>

photo by Adrian Michael

 

おすすめビューポイント
おすすめのビューポイントは、全面ガラス張りのスフィンクス展望台。屋外バルコニーからは、4000m級の山々と谷間を走るヨーロッパ最長のアレッチ氷河の絶景が広がります。

アクセス

ベルンからインターラーケンオストまで約1時間。乗り継ぎ後ラウターブルネンへ約20分。ヴェンゲンアルプ鉄道へ乗り換え、クライネシャイデックまで約40分。ここから、ユングフラウヨッホまで約35分。(途中駅のイガーヴァントとアイスメーアには停車せず、終点まで一気に走ります。)

URL: https://www.jungfrau.ch/en-gb/

 

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

バックパッカー旅行におすすめの国35選【西ヨーロッパ編】

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行におすすめの国【西ヨーロッパ編】

 

前回の東ヨーロッパに引き続き、今回はバックパッカー向けの西ヨーロッパ諸国についてご紹介します。(ここではフランス周辺の国々を西ヨーロッパとしています)

 

東ヨーロッパ地域とは違い、西ヨーロッパ地域は比較的日本人がよく知っている国が多いですが、物価が高い国も多くなります。

 

物価が高いとは言え、宿泊費はゲストハウスやユースホステルのドミトリーを利用すれば1泊10002000円程度と日本よりも安くなりますし、キッチン付きの場所であれば自炊して食費を節約することも可能です。

 

ユースホステル(youth hostel)

若者が安全かつ安価に宿泊できる施設。ユースホステル会員は年会費がかかるが会員になっていると宿泊費が安くなるなどのメリットがある。

ゲストハウス(guest house)

バックパッカー旅行においては安価な宿泊施設の事。ホテルとは異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

ドミトリー(dormitory)

(出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Dormitory#/media/File:LoyolaMD_Dorm.JPG)

 

観光地が多く、ローカルさはあまり感じられない場所の多い西ヨーロッパの国々ですが、それでもせっかく海外バックパッカー旅行をするならぜひ訪れておきたい地域ですよ!

 

15 世界遺産の数が世界一『イタリア』

 

イタリアはユネスコの世界遺産登録地が53件(2017年時点)と、世界一の世界遺産保有国となっています。

 

こちらでもヨーロッパの世界遺産・絶景を紹介!(別Webon)

 

ミラノのドゥオーモ(イタリア語で「街を代表する教会堂(簡単に言えば教会)」という意味)やローマのコロッセオといった歴史的な建築物。

北部ではヴェネチア、南部ではナポリなど有名な観光地として一生に一度は訪れたいと多くの方が思われる街が数多くあります。

 

▼ミラノのドゥオーモ(著者撮影)

 

▼コロッセオ

 

▼ヴェネチア(著者撮影)

 

▼ナポリ

 

人柄もとてもフレンドリーですし、現地人とのコミュニケーションもしっかり楽しみたいバックパッカーにもオススメの国です。

 

主観も入った!「イタリア」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 9,846km
東京との時差 -7時間
公用語 イタリア語
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★
国旗
地図

 

16 ユースホステル発祥の国『ドイツ』

 

ドイツもベルリンやミュンヘンといった大都市から、ロマンチック街道沿いのハイデルベルクやローテンブルクといった比較的小規模の街まで、訪れたい観光都市が数多くある国です。

 

ドイツの特徴はユースホステルの数がとても多いこと!

それもそのはず。

ドイツはユースホステル発祥の地とされており、それもあってドイツ各地に600以上あります。

 

また、建物もモダンなもの、古城や昔の邸宅をリノベーションしたもの、山小屋タイプのものなど様々です。

世界初のユースホステルと言われている「アルテナ城」はこの場所に泊まるために行きたいと言えるユースホステルですね。

 

▼アルテナ城

photo by Frank Goseberg

 

バックパッカーでドイツを旅行するならぜひユースホステルを活用しましょう!

 

主観も入った!「ドイツ」基本情報
東京からの距離 9,157km
東京との時差 -7時間
公用語 ドイツ語
主な宗教 キリスト教
国民性 几帳面
英語伝わる度
★★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★

(ユースホステルは110002000円)

国旗
地図

 

17 フランス料理も現地なら安く食べられる!『フランス』

 

花の都「パリ」、ドイツとの文化が入り混じる「ストラスブール」など、美しい街が数多く存在するフランスですが、個人的にフランスで楽しみたいのは街歩きよりも料理です。

 

▼パリ(著者撮影)

 

▼ストラスブール(著者撮影)

 

日本では高いフランス産のチーズやワインも、現地でなら安く買うことができます。

オススメは「バゲット」と現地で呼ばれるフランスパンにチーズや肉を付け合わせて食べること。バゲットは長さが80cm前後のフランスパンのことです。

 

▼バゲット

 

バゲットは現地では50100円とかなり安く、チーズや肉、またワインもフランス産のものであれば、スーパーで500円以下で買うことができるので日本よりも質の高いものが安くゲットできます。

キッチン付きのゲストハウスでしっかり食事を楽しむのもバックパッカー旅行の醍醐味です。

このような理由でフランスはバックパッカー旅行で行くのであれば特にオススメの国と言えますよ!

 

主観も入った!「フランス」基本情報
東京からの距離 9,955km
東京との時差 -7時間
公用語 フランス語
主な宗教 キリスト教
国民性 マイペース
英語伝わる度
★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★★★★
★★★★★

(観光地はかなり高い)

国旗
地図

 

18 バルセロナ観光とサンティアゴ巡礼は欠かせない!『スペイン』

 

人柄、気候が良く、料理も美味しく食べられ、それぞれの地域性も強くあるのがスペインの特徴です。

スペインのバックパッカー旅行に個人的にオススメしたい街はやはりガウディの近代建築が数多くあるバルセロナ。

 

ガウディ

アントニオ・ガウディ。スペイン出身の建築家。フリーメイソンのメンバーと言われている。代表的建築物はサグラダ・ファミリア。

 

中でもガウディの最高傑作と呼ばれる「サグラダ・ファミリア」は完成前にぜひ訪れておきたい場所です。サグラダ・ファミリアは1882年から建設着工しており、2026年に完成する予定です。

 

▼サグラダ・ファミリア(著者撮影)

 

スペインの主要都市であるバルセロナの街自体も比較的コンパクトでかつ見所が多いので、バックパッカーにもオススメの街と言えます。

もう1つのオススメがサンティアゴ巡礼

キリスト教の聖地「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」を約1か月かけて歩いて目指す巡礼は、世界中から数多くの旅人が参加しており、その多くはバックパッカーです。

 

サンディエゴ巡礼

サンティエゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼。

サンティエゴ・デ・コンポステーラはイエスの使途(弟子などを指す言葉)の聖ヤコブの遺骸(なきがら)があるとされている。その為ローマ(イタリア)やエルサレム(イスラエル)と並んでキリスト教の聖地とされている。

毎年数万人が巡礼している。

▼サンティエゴ・デ・コンポステーラ大聖堂

 

歩き続けるのはもちろん困難もありますが、同時に素敵なバックパッカーとの出会いも多い1か月になります。

ぜひバックパッカー旅行でスペインを訪れる際は挑戦してみましょう!

 

ただし、シェンゲン協定加盟国内は最初の国の入国から90日までしか滞在できないルールとなっているため、サンティアゴ巡礼に参加した場合は約1か月かかるので3分の1を費やすことになります。注意しましょう。

 

シェンゲン協定とは
ヨーロッパの国の中で国境検査無しで国境を越えることを許可する協定。スペインをはじめフランス・ドイツ・オランダなど26ヵ国が協定に参加している。

一覧はこちら⇒(在日オランダ大使館公式サイト)https://www.orandatowatashi.nl/ドキュメント/よくある質問と回答/eu-eea-efta-schengen

 

他の旅程との兼ね合いも含めて綿密な旅行計画を立てるようにしましょう。

 

主観も入った!「スペイン」基本情報
東京からの距離 10,752km
東京との時差 -7時間
公用語 スペイン語・カスティーリャ語他
主な宗教 キリスト教(無宗教も一定数)
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★
国旗
地図

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

ブラジルのおすすめスポット4選 ~観光でも見たい!~

Webon紹介目次著者
ブラジルに行ったことはありますか?ブラジルと言えばサッカー・サンバ・カーニバル…でもそれだけじゃもちろんありません!

「ブラジル生活入門 ~魅力満載ブラジルライフ~」はこちらから!

著者:パパガイオ

ブラジルの酸いも甘いも知り尽くしている在住歴17年の女性。日本で知り合った日系ブラジル人の主人と子供3人で、ブラジルライフを満喫中です!特にトロピカルフルーツや自由な感じがお気に入り。どんなかな?とちょっとでも気になったらぜひ覗いてみてください。面白い発見があるかもしれませんよ?

 

『ブラジル生活入門』目次へ  (全13ページ)

 

ブラジルのおすすめスポット5選 ~観光でも見たい!~

 

日本の国土の約22.5倍もの面積があるブラジルには、訪れるべき場所もたくさんあります。

こういうスポットを巡るだけでもブラジルの生活がぐっと楽しくなるでしょう。

ここでは、私が行った中でおすすめできる場所を中心に、ブラジルの見どころを紹介します。

 

1 イグアスの滝

 

定番ですが、小綺麗なナイアガラとはまた違ったすさまじい迫力のこの滝は絶対におすすめです。

“ブラジルのおすすめスポット4選 ~観光でも見たい!~” の続きを読む

ブラジルのイベント6選 ~観光でも参加したい!~

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ブラジルに行ったことはありますか?ブラジルと言えばサッカー・サンバ・カーニバル…でもそれだけじゃもちろんありません!

「ブラジル生活入門 ~魅力満載ブラジルライフ~」はこちらから!

著者:パパガイオ

ブラジルの酸いも甘いも知り尽くしている在住歴17年の女性。日本で知り合った日系ブラジル人の主人と子供3人で、ブラジルライフを満喫中です!特にトロピカルフルーツや自由な感じがお気に入り。どんなかな?とちょっとでも気になったらぜひ覗いてみてください。面白い発見があるかもしれませんよ?

 

『ブラジル生活入門』目次へ  (全13ページ)

 

 

ブラジルにはイベントがいっぱい!

 

今までブラジル生活の基本やブラジル人の性格などを見てきましたが、ブラジルの祝日やイベントについて知り、そのイベント自体を楽しむともっとブラジル生活を楽しむことができるようになりますよ。

ここでは、ブラジルの祝日を中心に、イベントについて見ていくことにします。

 

ブラジル生活の基本とブラジル人の性格

『ブラジル生活入門』の第1章・第2章で解説をしています。実際にブラジルに住む著者だからわかる情報満載!是非お読みください!

 

1 元日・Ano novo

▲ブラジルのお正月の光景 photo by Porto Bay Hotels & ResortsFlickr: Copacabana Beach

 

世界中どこでも同じですが大みそかから元日にかけて新しい年が始まる瞬間は、家族や大事な人と一緒に過ごすことが多いです。

ビーチでの花火や、歌手による年明けショーのようなイベント、友人宅や自宅でのパーティー中に記念すべき新しい年を迎えます。

“ブラジルのイベント6選 ~観光でも参加したい!~” の続きを読む

世界の絶景111選【春編】

Webon紹介目次著者
世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第2章では、

】【】【】【

の四季に分けて「この季節に行きたい!」という絶景スポットをご紹介します。

誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。是非お楽しみください!

 

春に行きたい世界の絶景

 

春といえば「一斉に咲き乱れる花々」や「そよそよと吹きわたる穏やかな春の風」を想像する方もいらっしゃると思います。

日本の春といえば、儚く美しい季節を連想しますよね。

それに対して世界です。

「春に行きたい世界の絶景」といえば、どのようなものがあるのかをご紹介したいと思います。

 

数ある絶景スポットの中から、特に綺麗に咲き誇る花々を見られる場所を中心に、初心者にもおすすめできる春におすすめの絶景スポットを10選んでみました。

 

1 【フランス】『春のパリ』は断然おしゃれで可憐!

 

パリといえば、セーヌ川を中心に、ルーブル美術館やシャンゼリゼ通り、凱旋門やエッフェル塔などおしゃれなスポットでいっぱいの街。

春のパリは、やっと長く暗い冬が明けて何もかもが生まれ変わったように特別の輝きを放つ時期です。

王道の観光地だけに、初心者にもピッタリ。

 

<テュイルリー庭園>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tuileries-Roue.jpg)

 

この時期のパリは何を見ても、美しく感じられます。通りをそぞろ歩きすれば、水仙やチューリップ、ライラックやバラなど、カラフルな花々が咲き誇っています。

公園や小さな通りを歩けば、アーモンドの花の甘い香りが漂います。

お弁当やワインをもって、ピクニックにでかけてみてはいかがでしょう。

レンタサイクルでパリの風を切って走るのも◎。

 

<リュクサンブール公園>

 

パリの街歩きでの楽しみのひとつ、オープンカフェで春の訪れを体感するのもお忘れなく!

有名なカフェでは、ル・セレクトやラ・クポール、ドゥ・マゴなどがあります。

 

<ドゥ・マゴ>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lesdeuxmagots.jpg)

 

映画『アメリ』のように、パリジャンになった気分で、春のパリを存分に楽しみませんか?

<映画「アメリ」>

 

 

おすすめビューポイント

バンセンヌの森にあるパリ花公園内のアーティスティックな小道には、3,000種ものバラが植えられ、お散歩をするのも最高のご褒美です。また、オブジェが点在するリュクサンブール公園は、りんごや梨の花が枝いっぱいに咲いた果樹園もステキ!

アクセス

成田や羽田、関空などから、パリ・シャルルドゴール空港まで約12時間半。空港からパリ市内へは、RER(郊外鉄道)で北駅まで約25分。

URL: https://www.paris.fr/

 

2 【スイス】壮大なレマン湖と世界遺産のワイン畑の絶景『ラヴォー地区ワイン街道』

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:View_from_the_Lavaux.jpg)

 

ローザンヌとモントルーの間にある、1000年もの時を超えて栽培されるぶどう畑が広がる丘陵地帯。

ここで獲れるぶどうは品質が良く、おいしいワインが生産されていることで有名です。春は、ぶどう畑の緑が美しく特におすすめの時期。鉄道で簡単に訪れることができるので、初心者にもおすすめです。

スイス最大のレマン湖と世界一美しいといわれるぶどう畑、雄大なアルプスの白い山脈は、言葉を失うほどの絶景です。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Vineyards.jpg)

 

シェーブルからサン・サフォランまで、ゆっくりと下り坂を歩いていると、石畳や古い教会など更に美しい風景が広がります。

観光者用のミニトレインが走っており、車窓から絶景を見ながらの旅も楽しめます。また、遊覧船に乗って湖から見る、ぶどう畑もかなりの美しさです。

 

(出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ファイル:Lavauxexpress4761h.JPG)

 

おすすめビューポイント

ワイン街道と呼ばれる、全長33kmのハイキングロード。絶景を望みながらのハイキングは、最高の思い出になるはず。また、ここで作られるワインは8銘柄あるので、ワイナリー巡りでワインの試飲をするのもいいかも。白ワインのおいしさには定評があります!

アクセス

ジュネーブからヴヴェイまで、国鉄の急行で約1時間。ヴヴェイからシェーブルまでローカル列車で、約8分。

URL: https://www.myswitzerland.com/ja/unesco-lavaux.html

 

 

3 【イタリア】アルプスの麓に佇む風光明媚な湖!『春のコモ湖』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Comomeer0001.jpg?uselang=ja)

 

セレブたちの避暑地として有名なコモ湖は、電車の終点にありアクセスがよく初心者の観光にもおすすめです。

ローマ皇帝やヨーロッパの富豪たち、ハリウッドスターのジョージ・クルーニー氏の別荘もあるので、探しながらお散歩をしてみるのも楽しみのひとつ。

 

<ジョージ・クルーニー>

 

高級別荘にある、冬の間に凍り付いていた水を勢いよく吹き飛ばす噴水の美しさも、素晴らしい彫刻や柱廊も、見ることができるかも。

 

 

また、湖畔の町バレンナの湖畔レストランで春の恵みを堪能し、優しい春風に頬をなでられながら美しい湖と周辺の絶景を眺めるのもコモ湖の魅力です。

「石畳の街」ベッラージオ(ベッラージョ)でレストランやショップを巡りながらおしゃれ気分に浸るのも、コモ湖の女子旅の醍醐味。

 

<ベッラージオとコモ湖>

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Lac_de_Côme_-_Bellagio.jpg)

 

特に、45月にかけて「藤棚テラスホテル・フローレンス」で、食事を楽しみながら、美しい藤の花の香りに癒されるのもいいものですね。

 

<藤棚テラスホテル・フローレンス」公式サイト:http://www.hotelflorencebellagio.it/>

 

<藤棚テラスホテル・フローレンスの詳細は「検索」ボタンをタップorクリック!>



Booking.com

 

おすすめビューポイント

特におすすめなのは、フェリーに乗っての観光です。川岸の高級別荘の美しい建物と庭で満開に咲き誇る花々の美しさは見る価値ありです。

アクセス

ミラノ・ノルド・カドルナ駅からコモ・ノルド・ラーゴ駅まで電車で約1時間。

 

4 【トルコ】チューリップに彩られるカラフルタウン!『春のイスタンブール』

 

チューリップといえば、オランダをイメージする人が多いと思いますが、実はトルコが原産国(最終加工地)で国花なんです。

4月はカラフルなチューリップがあらゆるところで咲き誇り、一年で一番魅力的な時。入り組んだ路地を歩いていると、まるで万華鏡を覗いているよう。

トルコのイスタンブールはアクセスも良くツアーも多いので、初心者旅におすすめです。

 

 

チューリップ祭りやイスタンブール国際映画祭など、さまざまなイベントが開催される、34月が一番のシーズン。

 

 

街中が華やかになり、フォトジェニックなスポットも街中に溢れています。トルコの観光名所のアヤソフィアとチューリップのコラボは、インスタ映えすること間違いなしですよ♪

 

photo by Daxis

 

おすすめビューポイント

エミルガン公園(チューリップ公園)は訪れる価値あり。チューリップ祭りの最中は、約190種、約280万本のチューリップが会場を埋め尽くします。チューリップでできた白鳥も、人気のフォトスポットです。

アクセス

成田国際空港からアタテュルク国際空港まで、約12時間半。空港から市内まで、空港シャトルバスで約40分です。

URL: https://www.eccolecco.it/turismo-lago-di-como/

 

 

5 【オランダ】オランダ屈指の春の絶景スポット『キューケンホフ公園』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:NL-keukenhof-10.jpg)

 

春のオランダ旅行に行ったら絶対に外せない観光スポットが、春に期間限定(3月上旬~5月中旬)でオープンする世界最大のフラワーパークです。

首都アムステルダムのスキポール空港からも至便な距離にあり、時期さえ合えば初心者にもおすすめです。

 

 

東京ドームが8個も入る32ヘクタールの敷地内には、チューリップを中心に水仙やヒヤシンス、アイリス等、約700万株の球根花が咲き誇っています。

一年に一回約40kmもの道のりを華やかに染めあげる花パレードは見たいもの。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Keukenhof,_view_to_the_windmill.jpg)

 

園内には4つのパビリオンがあり、花の展示会も開催されています。約15kmの遊歩道沿いにある、花畑はもちろんですが、花々のディスプレイも見物です。

レンタル自転車で巡るのもいいですが、無音で走るウィスパーボートに乗って、チューリップの絨毯の絶景を写真に収めるのも◎。

 

<ウィスパーボート>

photo by Guilhem Vellut 

 

おすすめビューポイント

公園の東端には、チューリップ畑に囲まれたかわいらしい風車があります。オランダらしい、チューリップと風車のコラボ写真を撮ることができます。かつて、お城だったため園内にはお城まであります。

アクセス

スキポール空港からKeukenhof Express858番)バスに乗って約30分。

URL: https://www.holland.com/jp/tourism/plan-your-holiday/events/keukenhof-jp.htm

 

6 【カナダ】ガーデンシティと呼ばれる街にある植物園『ブッチャート・ガーデン』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sunken_Garden_(145591219).jpg)

 

港に面した美しい街として有名な、バンクーバー島ビクトリアにある観光名所です。

 

 

一年を通してさまざまな花を見ることができますが、チューリップやスイセンなど何万もの球根花や八重桜などの木々たちが芽吹く春が一番おすすめです。

 

photo by i2n2

 

6つのエリアに分かれており、サンクン・ガーデンをはじめイタリア庭園、日本庭園、ローズ・ガーデンなど見どころも豊富です。

サンクン・ガーデンの一番奥にある噴水、ロス・ファウンテンもステキ。

 

▼ロス・ファウンテン

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Butchart_Gardens_Fountain_-_panoramio.jpg)

 

噴水は夏と秋はライティングされて更に綺麗ですが、春は残念ながら行われていません。

カナダに来たら見て見たい、トーテムポールと記念撮影もできちゃいます。

花々たちを堪能した後は、カフェで優雅にアフタヌーンティを味わってみてはいかがでしょう。英国植民地時代の雰囲気を味わえておすすめです。

 

photo by i2n2

 

おすすめビューポイント

マウンドと呼ばれる展望スポットがおすすめのビューポイント。ここからは、園内随一のサンクン・ガーデンに咲き誇る花々を見下ろすことができます。時期が良ければ、満開の桜や色とりどりのチューリップのコラボも見られますよ。また、展望台に行くまでには、チューリップが咲いておりとっても綺麗です。

アクセス

ビクトリアのダウンタウンからは#75のバスで約1時間。専用バスの「CVS Sightseeing」もおすすめです。フェリーターミナルからは#81で行けます。

URL:http://jp-keepexploring.canada.travel/things-to-do/exp/victorias-butchart-gardens#/?galleryItemId=200009399

 

7 【日本】日本の春を味わうならココ!『新倉山浅間公園』

photo by  Tak H.

 

「これぞ日本の春!」という、絶景を見るなら「新倉山浅間公園」がおすすめです。

ここは、富士山のビュースポットとして有名で、春になると桜が咲き誇り、忠霊塔(五重塔)と、3点セットの絶景フォトを撮れることでも有名です。

特に晴れた日には、青空も絶景を後押ししてくれますよ。

398段の階段を上らなくてはいけませんが、これぞ日本という絶景を見れば疲れなんて吹っ飛びます。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Chureito_Pagoda.jpg)

 

実は、桜の木が園内に650本もあり、桜まつりではライトアップが行われます。夜桜と街の夜景のコラボは幻想的です。

標高800mの高台にあり、桜の花が咲くのも遅いので、ちょっと遅れ気味のお花見もできます。麓にある新倉山富士浅間神社の参道にある桜も見事です。

 

おすすめビューポイント

園内の展望デッキからは、富士山と桜と忠霊塔(五重塔)の3点セットの写真を撮影ができます。日本人はもちろん、外国人写真愛好家も最高のショットを狙っています。

アクセス

富士急行線下吉田駅から、徒歩で約15分。

URL:https://www.yamanashikankou.jp/fujiyoshida/event/arakurayamasenngenkouen_sakura_fes.html

 

 

8 【韓国】春の旅行なら『済州島』は外せません

(出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ファイル:KOCIS_Jeju_Island_(5983282510).jpg)

 

東洋のハワイと呼ばれる済州(チェジュ)島は、リゾートアイランドとして有名です。

夏がおすすめなのはもちろんですが期間が短い春もおすすめなんですよ。

しかも、成田や関空をはじめ、中部や福岡からも直行便が出ているという便利さ。もちろん初心者の方にもおすすめです。

 

(出典:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ファイル:KOCIS_Jeju_Island_(5983275370).jpg)

 

世界自然遺産や映画やドラマのロケ地などを観光するのもいいですが、春にどうしても見ていただきたい絶景が島内の「菜の花」。

満開になると黄色い絨毯が広がっているようです。

菜の花が一番のおすすめですが、桜も見応えがあります。

 

photo by Republic of Korea

 

また、毎年4月には「済州菜の花大祭り」が行われており、一面黄色の菜の花畑に色を添えます。

期間中は、さまざまな撮影スポットも設置されるので、フォトジェニックな写真も撮り放題ですよ。

 

photo by Republic of Korea

 

おすすめビューポイント

数あるビューポイントの中でも、おすすめは東海岸エリアにある「ソプジコジ」です。断崖絶壁の上に咲き誇る黄色い菜の花と、青い海と黒い石塀のコラボは、心が洗われるほどの美しさです。

アクセス

成田から直行便で約2時間40分。

URL: http://ijto.or.kr/japanese/

 

 

9 【オーストリア】「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台も春は必見!『ミラベル庭園』

 

「春に行きたい世界の観光スポット」で、必ずベスト10に入る庭園。

この美しい景観は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』にも使われており、親しみやすく初心者にもおすすめです。

 

<サウンド・オブ・ミュージック(画像クリックでDVD詳細へ)>

 

バロック建築の象徴とされる宮殿と幾何学模様の庭園のコラボは格別です。春に可憐に咲き誇る花々が織りなす庭園風景は見逃せません。

おすすめシーズンは56月頃。「ミラベル=美しい眺め」という、名前を象徴するような絶景の庭園を見ることができます。

 

photo by  Marco Sacchi

 

たくさんの花々が植えられ、手入れの行き届いた庭園は現在も市長邸として使われています。

そんな壮麗な宮殿や「地、水、空気、火」を4つの彫像で表現したペガサスの噴水とのコラボ写真は、SNSでも“いいね~”連発間違いなし。

 

photo by Avanova

 

1606 年にザルツブルグ大司教が愛人のために建てた、ロマンティックな宮殿の内部も必見。

1700年にバロック建築家、ヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブランドによって再建されていますが、「大理石の間」などロマンティックな美しさは健在です。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Salzburgo,_palacio_Mirabell,_jardín2..JPG?uselang=de)

 

コンサートも開かれているので、時間が合えばモーツアルトの世界を感じてみては?

 

おすすめビューポイント

庭園内はほどよい広さで、初心者が歩くのにピッタリ。ギリシア神話の神々の彫刻や、石造の野外ステージも見る価値あり。ペガサスの泉はもちろん、映画で『ドレミの歌』が歌われた階段は、格好の撮影スポットです。

アクセス

日本からウィーンやフランクフルトを経由して、ザルツブルクへ。ザルツブルク中央駅から車で約5分。

URL: https://www.salzburg.info/de/salzburg

 

 

10 【ルーマニア】ヨーロッパ最大の三角州の春は見事!『ドナウ・デルタ』

 

ヨーロッパで二番目の長さを誇るドナウ川の9本の支流が分岐してできるヨーロッパ最大のデルタ(三角州)。

 

<ドナウ川>

 

ルーマニアドブロジャとウクライナオデッサ州に位置する3,446㎢のデルタには、昔から人の手が入らず自然のままの姿を残しています。

鳥たちの生息地としても有名で、特に春先にバードウォッチングで見る、ペリカン、ハクチョウ、ウミウ、カモなどの野鳥の群れは、心も踊る素晴らしいパノラマを作り出しています。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Pelicani_din_Delta_Dunarii.PNG)

 

また、ブッポウソウやハチクイ、ヤツガシラやセアカモズなど、ヨーロッパにしか生息していない固有の鳥たちも見ることができます。

広がる湿地帯には、絶景ファンを魅了する独特の景観が広がっています。

 

 

生い茂る柳の林や無数の植物たちが小さな運河を覆っており、4月頃になると飛来した鳥たちが、葦原の間や入り江に巣を作る光景は感動ものです。

初心者におすすめの時期は、雨季が終わって過ごしやすい5月。

 

 

おすすめビューポイント

特に、45月に飛来する、白ペリカンの群れは見物。ペリカンの群生地としては、ヨーロッパでは唯一とか。この野生の楽園には、鳥の他にも、カワウソやヤマネコなどの野生動物や魚たちも生息しています。

アクセス

ブカレストからトゥルチャまで特急列車で、約6時間半。その後は船で向かいます。本数が少なくアクセスが難しい面も。初心者の方は、ツアー参加がおすすめです。

URL: http://www.ddbra.ro/

 

番外編 【チェコ】まるで緑の絨毯!チェコの大自然が織りなす絶景『モラヴィアの大草原』

 

もうひとつどうしても、ご紹介したい絶景スポットをひとつ。

チェコの首都「プラハの街並み」の絶景は有名ですが、緑の海のような絶景が秘境地として注目されています。

この絶景を見た人は「緑の絨毯」とか「自然の大海原」と称し、絶賛しています。

 

photo by denisbin

 

電車で行く場合は、近郊で一泊が必要ですが、プラハからのツアーで行けば日帰りも可能です。見どころが点在しているので、初心者の方はツアー参加がおすすめです。

新緑の美しい絶景を望むなら46月。黄金色の絶景を望むなら、710月の秋がおすすめ。

 

<黄金色>

photo by Michael Kůr

 

ワイナリー観光がセットになったツアーもあります。おすすめは、やっぱり新緑のころ。まるで、海が波打つような他ではなかなか見られない絶景が広がっています。

もし、観光するならレンタカーで行くところを決めて、レンタサイクルで巡るのがおすすめです。

美しい景色は、1ヶ所ではないので、自分の好きな景色を探しながら散策するのが、モラヴィアの大草原観光の面白さかも。

 

おすすめビューポイント

高台のストラージョヴィツェから見下ろす景色がおすすめです。有名な撮影スポットは、小さな教会がある地点。小さな教会を入れて写真を撮ってくださいね。

アクセス

プラハから絶景の拠点となるキヨフ駅まで、電車で約4時間。キヨフ駅からは数kmなので、レンタサイクルで行くのも◎。初心者の方は、絶景ポイントに連れて行ってくれる、ツアーがおすすめです。

 

 

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目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

バックパッカー旅行におすすめの国35選【東ヨーロッパ編】

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

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バックパッカー旅行におすすめの国【東ヨーロッパ編】

 

今回はヨーロッパの中でも東側、通称「東ヨーロッパ」と呼ばれる地域に限定してバックパッカーにオススメの国をご紹介いたします。

 

東ヨーロッパってどこ?
広義ではロシア周辺の各国を指す。ロシアから西、そしてヨーロッパ大陸の東側の国、という認識をここでは採用している。色々な分け方があるので一概には言えない。

 

東ヨーロッパはヨーロッパの中でも比較的物価の安い国が多く、バックパッカー向けの国が多数存在する地域です。

 

10 美男美女だらけ!コスパ最強?『ウクライナ』

 

 

ウクライナは40か国以上僕がバックパッカーで旅してきた国の中でも一番と言って良いほど物価が安い国でした。

 

例えばゲストハウスのドミトリーは1300円代。街中での公共交通機関での移動が20円ほどから。ビールもスーパーに売られている2.5リットルの特大サイズのものが120円と、驚きの安さです。

 

ゲストハウス
バックパッカー旅行においては安価な宿泊施設の事。ホテルとは異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

 

加えて、ウクライナは美男美女がとても多い国。街中で普通に歩いている人のイケメン率&美女率はとても際立ったものがあります。

 

▼ウクライナの人々

 

あまり観光のイメージが無い国ですが、正教会(キリスト教の教会の一つ)の独特な教会建築が至る所にあるので、街歩きをするには十分に楽しめるでしょう。

 

ウクライナ・キエフの「聖ソフィア大聖堂」

photo by Paweナ� ‘pbm’ Szubert (talk) CC 表示・継承 3.0

 

主観も入った!「ウクライナ」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 8,296km
東京との時差 -6時間
公用語 ウクライナ語
主な宗教 キリスト教(多くの宗派がある)
国民性 大らか
英語伝わる度
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★★★★
国旗
地図

 

11 日本人ならぜひ訪れたい『リトアニア』

 

 

バルト三国の1つ、リトアニアは僕がバルト三国の全てを旅した中で一番バックパッカーにオススメの国だと思いました。

 

バルト三国
バルト海の東岸にあるエストニア、ラトビア、リトアニアの三国の総称。

 

理由の1つはまず物価の安さ。

リトアニアはユーロ圏では最も物価の安い国の1つで、バルト三国の中でも一番に物価が安い国となっています。

 

また、あまり知られていない見所が多いのも理由の1つ。首都のビリニュスには歴史や景観から世界遺産に登録されている旧市街があり、歴史ある教会建築が20以上も存在します。

 

▼ビリニュスの旧市街(著者撮影)

 

シャウレイという街の近郊には、「十字架の丘」と呼ばれる観光地もあり、その歴史や見た目のインパクトからリトアニアを訪れたバックパッカーは必ずと言って良いほど訪れる場所になっています。

 

▼十字架の丘

photo by Wojsyl CC 表示-継承3.0

▼同じく十字架の丘(著者撮影)

 

そして日本人なら訪れておきたいのが第2都市のカウナス。ここは杉原千畝(すぎはら ちうね)がユダヤ人5,000人に対し命のビザを発行した日本国領事館の跡が残っており、現在は博物館となっております。

 

▼カウナスの旧日本国領事館(著者撮影)

杉原千畝

 

 

主観も入った!「リトアニア」基本情報
東京からの距離 8,251km
東京との時差 -6時間
公用語 リトアニア語
主な宗教 キリスト教
国民性 優しい
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

12 国内各所に見所が多い『ポーランド』

 

 

ポーランドは国そのものがヨーロッパの中でも大きく、それゆえ国内各所に魅力的な都市で観光地が点在しています。

 

首都のワルシャワは第二次世界大戦によって破壊された街を完璧なまでに復元した旧市街があり、第二都市のクラクフはその昔首都であった旧市街がそのまま残されています。

 

▼ワルシャワ旧市街(著者撮影)

 

この他にもグダンスク、ヴロツワフ、トルンといった美しい街が存在します。負の遺産として知られるアウシュビッツ・ビルケナウ収容所跡もぜひ訪れておきたいですね。

 

アウシュビッツ・ビルケナウ収容所
第二次世界大戦中にナチス・ドイツが推進した人種差別による強制労働を行わせる為や絶滅政策の為の強制収容所。収容された90%がユダヤ人。虐殺などにより多くの犠牲者が出た。

▼著者撮影

 

物価もかなり安い国なので、低予算で時間をかけて旅するバックパッカーにはオススメの国と言えるでしょう。

 

主観も入った!「ポーランド」基本情報
東京からの距離 8,689km
東京との時差 -7時間
公用語 ポーランド語
主な宗教 キリスト教
国民性 大らか
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

 

13 ヨーロッパとアジアの文化が混在する『ハンガリー』

 

▲首都ブタペスト(著者撮影)

 

ハンガリーはヨーロッパとアジアの文化が混在する国で、ヨーロッパの中でも特異な存在の国です。

 

もともとハンガリー人は中央アジアから移住してきたアジア系の民族であり、言葉や民族的な特徴(名前が日本と同じで姓が先、蒙古斑(もうこはん)がある等)は今でもアジア寄りのところがあります。

 

中央アジアってどこ?

ユーラシア大陸の中央部。カザフスタン・ウズベキスタン・キルギス・トルクメニスタン・タジキスタンなどが中央アジアに当たる。モンゴルなども含める場合がある。

▼ユーラシア大陸

▼中央アジア

 

しかし、街を歩けばそれはもうヨーロッパの美しい街並みであり、首都のブダペストは「ヨーロッパで最も美しい街」とも称されるほどです。

 

立派なブダ城や、歴史あるシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所の事)、有名な国立オペラ劇場といった歴史建築は必見です。

 

▼ブダ城(著者撮影)

 

▼首都ブタペストのシナゴーグ(著者撮影)

 

また、ハンガリーはヨーロッパ有数の温泉大国でもあります。

国内各所の温泉もぜひ訪れておきたいですね。

 

▼ハンガリーの「シェチーニ温泉」(著者撮影)

 

主観も入った!「ハンガリー」基本情報
東京からの距離 9,042km
東京との時差 -7時間
公用語 ハンガリー語
主な宗教 キリスト教
国民性 優しい
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

14 ヨーグルトだけが魅力じゃない『ブルガリア』

 

 

ブルガリアと聞いたらまず思い浮かべるのはきっとヨーグルトでしょう。しかし、ブルガリアの魅力はヨーグルトだけにとどまりません。

 

まず、ブルガリアはヨーロッパ有数のバラの産地。ブルガリア産バラの多くが生産される中部地域、スレドナ・ゴラ山脈一帯は「バラの谷」とも称されるほどです。

 

▼スレドナ・ゴラ山脈の位置(ソフィアは首都)

 

観光で訪れておきたい場所は首都ソフィアから1日ツアーで行くことができる「リラ修道院」。

山奥にたたずむ可愛いブルガリアンカラー(国旗の白・緑・赤)に塗られたブルガリア正教会の立派な修道院は、保存状態が極めて良いことで知られています。

修道院の美しさを楽しむ為にもキリスト教・正教会について知識があるとより良いでしょう。

 

▼リラ修道院(著者撮影)

 

物価もかなり安いので、海外バックパッカー旅行にはうってつけですね。

 

主観も入った!「ブルガリア」基本情報
東京からの距離 9,035km
東京との時差 -6時間
公用語 ブルガリア語
主な宗教 キリスト教
国民性 穏やか
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

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目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

バリ島の入国手続き・入国審査 ~厳しい?英語は?~

Webon紹介目次著者

バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

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バリ島初心者の入国手続き

 

バリ島に限らず、海外旅行慣れしていない人が心配になるのは入国手続き。

 

バリ島の入国審査はそこまで厳しくありませんが、実際にどのような流れで入国手続きがなされるのか知らなければ不安を感じるのではないでしょか。

それに英語やインドネシア語が堪能でない人は、入国審査で質問に答えられるかドキドキしてしまいますよね。

 

そんなバリ島初心者に向けて今回は、基本的な入国手続きの流れを解説します。

1度でもバリ島を訪れた人は問題ないかと思いますが、初めてバリ島を訪れる予定の人はぜひ確認してくださいね!

 

入国手続き・入国審査とは?
日本から外国へ入る際にはどの国でも必ず、不法入国をしようとしていないかなどの審査が行われる。これらの審査を「入国審査」と言い、入国審査を含めた手続きを総称して「入国手続き」と呼ぶ。

入国審査ではパスポートによる本人確認はもちろんの事、英語での質問や航空券のチェックなどが行われる。入る国によってはかなり厳格な場合もある。

 

入国までの流れ

1 入国審査

▲実際の入国審査の様子:@タイ・スワンナプーム空港

 

バリ島には何日滞在するのか、その滞在日数にもよりますが30日以内の場合は空港に到着後まっすぐに通常の入国審査カウンターへ向かってください。

 

入国審査カウンターとは?
日本から外国へ入る際に行われる入国審査をする場所。「イミグレーション(Immigration)」「イミグレ」と呼ばれる。多くの場合「Immigration Control」と表記されている。

 

30日以上2ヶ月以内の滞在は別カウンターでVisa on ArrivalをというVisa(ビザ)取得する必要があり、2ヶ月以上の滞在になるとまたさらに別のVisaを取得する必要があります。

 

Visa on Arrivalとは?
インドネシアへ入国する際に到着した空港で発行するVISA(入国許可証)。35米ドルかかり、領収書を入国審査カウンター(イミグレ)で提示する必要がある。
VISA(ビザ)とは?
VISAとはその国へ入る際の許可証の事。VISA発行までにお金や時間がかかる(国によって額や時間は様々)。

VISAが無ければ基本的に他国へ入国する事はできないが日本は協定を結んでいる国が多いので短期間の滞在であればビザ不要で入国できる国が多い。(日本のビザなし入国可能国数は121ヵ国。2018年現在)

 

Visa on Arrivalの取得カウンターは空港の案内所(インフォメーション)で「Where is a Visa on Arrival Counter?(Visa on Arrivalカウンターはどこですか?)」

などと聞けば教えてくれます。

 

滞在日数によって、自分はVISAを取得しなければいけないのか?そして必要な場合、どのVisaを取得する必要があるのか?など状況が変わりますので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

 

▼必要なVISA(観光目的)

30日以内滞在 VISA無し
30日以上2か月以内滞在 Visa on Arrival

※2か月以上の滞在などは他のVISAが必要になる。(詳しくは在インドネシア日本国大使館へ)

 

バリ島は日本人観光客が多いことも関係し、入国審査は比較的優しい印象を受けます。パスポートを準備して、入国審査カウンターへ向かうだけ。担当者が勝手に入国スタンプを押してくれます。

 

入国スタンプ
入国が許可されるとパスポートにスタンプが押してもらえる。入国が許可された証となる。

▼スタンプの例

 

入国審査で質問される事

 

 

入国審査で質問されることと言えば、「バリ島には何日間滞在するのか?」や「どのホテルに宿泊するのか?」など基本的なことばかり。

 

英語が聞き取れなければ「Excuse me?(すみません)」と言えばもう一度言ってくれます。また、英語はリスニングもスピーキングも中学英語程度の知識でOKです。

 

観光客を困らせるような質問をされることは滅多にありませんので、心配しなくて大丈夫です。

帰国日のチケットを見せるよう要求されることもありますので、あらかじめ準備しておくのが良いでしょう。

 

<編集部コラム>帰国日のチケットが無い場合は?
基本的に観光でバリ島へ行く場合は往復の航空チケットを取る事になるので「帰国日のチケットが無い」という事はまず無いでしょう。往復でチケットを取った方が安いですし、手間も少なくて済むからです。

しかし、「バリ島へ行ってから帰る日を決めよう」「バリ島で次に行く国を決めよう」といったバックパッカー旅行のような事をしようとする場合や、チケットを保存しておいたスマホを紛失した・印刷しておいたチケットがなくなってしまった、といった場合に「帰国日のチケットが無い」という事は起こり得ます。その場合も、入国審査でチケットを要求されたらその旨を正直に話しましょう。

もちろん、疑われてしまう事もありますがたいていの場合は不法に長期滞在しようとしていない事が相手に伝わり無事に入国できるでしょう。

 

2 預け荷物受け取り

 

入国審査が終われば、そのまま流れにそって、飛行機に乗る前に預けた荷物を回収しに行きます。

自分が乗ってきた飛行機が表示されているターンテーブル(荷物が出てくる回転式のレールのようなもの)に向かい、あとは荷物が出てくるのを待つだけ。

 

▼荷物の受け取り場所の例

photo by eric molina

 

飛行機のグレードや諸々の状況にもよりますが、私の経験上、毎回預け荷物が出てくるまでにかなり時間がかかります。

バリ人のまったりとした国民性が関係しているのかどうかはわかりませんが、日本のようにテキパキと準備が進められてすぐに荷物が出てくることは滅多にありません。

なかなか預け荷物がターンテーブルに流れてこず不安になるかもしれませんが、気長に待つようにしましょう。

 

ポーターに注意!

 

預け荷物受け取りで注意することは、近くにいるポーター(荷物を持つ仕事をしている人)に騙されないこと。

荷物が多くてポーターの手伝いが必要というのであれば仕方がありませんが、必要ないのであればポーターに話しかけられても「No thank you」という拒否の意志を表明するのは大切です。

悪質なポーターであった場合、法外な値段をふっかけてお金を騙しとろうとする人もいますのでご注意ください!

 

3 税関審査

 

入国審査を済ませ預け荷物をピックアップすれば、あとは税関の審査を受けるだけ。入国時に課税の荷物があるかないかで並ぶカウンターが変わります。

 

課税の荷物とは
税関審査は輸入出が禁止・規制されているものを調べるための場所。

そんな税関で課税される荷物とは大量のお酒や香水・現金など。つまり普通に旅行用に何かを持ってきた場合は課税される荷物は無いのでご安心を。

気になる場合は機内で渡される「税関申告書」という紙に対象となる荷物が記載されているので読んでみましょう!

 

そもそも申告する荷物がなければ、特に何の審査も受けることなく難なく通過できます。

 

この税関審査を通過するためには、税関申告書を係員に提出しなければいけません。

税関申告書は飛行機内で渡されることが多いですが、機内で渡されなくても税関審査前に空港で記入することができます。

 

記載方法は英語かインドネシア語ですが、税関審査エリアのテーブルに申告書書き方の見本がおいてありますので、どのように記入すればいいのかよくわからない人は参考にしてください。

 

以上が入国手続きの基本的な流れです。

 

入国手続きが終わりゲートをくぐれば、あとはバリ島旅行を満喫するのみ!

入国手続きはサクッと終えて、あとは思う存分バリ島旅行をお楽しみください。

 

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629