バックパッカー旅行におすすめの国35選【北アメリカ・中央アメリカ編】

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バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行におすすめの国【北アメリカ、中央アメリカ、カリブ海諸国編】

 

 

いよいよアメリカ大陸へ入ります。今回はバックパッカー旅行にオススメの国、北アメリカおよび中央アメリカ・カリブ海諸国(南米以外のアメリカ大陸)編です。

 

次のページで紹介する南アメリカ編を含めて、紹介する国の多くはスペイン語圏になるので、ある程度のスペイン語が話せると旅行に役立つでしょう。

 

24 ワーキングホリデーで旅の資金調達も可能!『カナダ』

  

メープルの国、カナダは雄大な自然と多国籍国家で移民に寛容な人々が暮らす国です。

 

物価はバックパッカー旅行をするには高めですが、大自然の魅力と治安の良さからヒッチハイクで旅するバックパッカーも多い国。

世界有数のオーロラ鑑賞スポットをはじめ、カナダ各地の国立公園にぜひ訪れたいですね。

 

▼カナダのメープル街道

カナダのメープル街道についてはこちらでも紹介!(別Webon)

ナイアガラフォールズ、トロント、オタワ、モントリオール、ケベックなど、約800kmにわたるカナダ東部落葉樹林帯が紅葉に染まる素晴らしい絶景を望めます。メープル街道という名前は、日本人が付けた名前だとか。

 

▼ブッチャートガーデン

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Butchart_Gardens_Fountain_-_panoramio.jpg)

カナダのブッチャートガーデンについてはこちらでも紹介!(別Webon)

港に面した美しい街として有名な、バンクーバー島ビクトリアにある観光名所です。一年を通してさまざまな花を見ることができますが、チューリップやスイセンなど何万もの球根花や八重桜などの木々たちが芽吹く春が一番おすすめです。

 

ワーキングホリデーの制度もあるので、1年間働いて貯金をし、次のバックパッカー旅行の費用にするのも可能です。

 

ワーキングホリデーとは
旅行では外国に基本的には数か月しか滞在する事が許されないがワーキングホリデーという制度を利用すれば18歳~30歳までの間に1~2年の滞在ができる。日本と協定を結ぶ国でしか制度を利用できない。

 

主観も入った!「カナダ」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 8054km
東京との時差 -17時間(サマータイム-16時間)
公用語 英語・フランス語
主な宗教 キリスト教
国民性 優しい
英語伝わる度
★★★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★★★★
物価
★★★★
★★★★★
国旗
地図

 

25 中央アメリカ最大の国『メキシコ』

 

 

タコスやテキーラで有名なメキシコもバックパッカー向けの国と言えます。

 

▼タコス

 

▼テキーラ

 

物価も安く、各地に見所が多く、またビザなしで半年も滞在可能なので、ロングステイも可能です。

 

ビザ(VISA)とは
ビザ(VISA)とはその国へ入る際の許可証の事。VISA発行までにお金や時間がかかる(国によって額や時間は様々)。

VISAが無ければ基本的に他国へ入国する事はできないが日本は協定を結んでいる国が多いので短期間の滞在であればビザ不要で入国できる国が多い。(日本の「ビザなし」入国可能国数は121ヵ国。2018年現在)

 

オススメ観光地は首都メキシコシティ近郊のマヤ文明の遺跡「テオティワカン」、カラフルな街並みが可愛らしい「グラナファト」や世界屈指のビーチリゾート「カンクン」が挙げられます。

 

▼マヤ文明の遺跡「テオティワカン」

 

▼カラフルな街並み「グラナファト」

 

▼ビーチリゾート「カンクン」

 

国民性もかなり陽気なので、人との触れ合いも楽しいこと間違いなしです!

 

なお、メキシコの一部地域は麻薬の密売が横行していて治安の悪い場所がありますので旅行の際は注意しましょう。

 

治安の悪い場所を調べるには・・・?
外務省による海外の治安情報を記載したホームページ
URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/

 

主観も入った!「メキシコ」基本情報
東京からの距離 11,319km
東京との時差 -15時間(サマータイム-14時間)
公用語 スペイン語が最も人口的に多い
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

26 物価のかなり安いスペイン語圏『グアテマラ』

 

メキシコの隣国、グアテマラもバックパッカー向けの国。

 

コーヒーの生産で有名なこの国は先住民が作る可愛らしい雑貨や快適な気候も相まって総じてバックパッカーからの評価が高い国です。

 

オススメの観光地は「アンティグア」。

形状も標高も富士山そっくりなアグア山の麓の街は、スペイン植民地時代の歴史ある建築物が数多く残り、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。

 

アンティグア 

photo by Rialfver

 

また、グアテマラは世界で最もリーズナブルにスペイン語留学ができる国として知られています。

 

語学学校によってもピンキリですが、その費用はおよそ1か月で滞在費を含んでも10万円程度からとかなり安く、バックパッカー旅行と合わせて3か月程度語学留学をするケースも多いです。

 

アンティグアには日本人経営の語学学校「ATABAL」も存在するので、日本人にとってもありがたいですね。

 

▼ATABAL公式HP

(出典:http://atabalspanishschool.com/)

 

ラテンアメリカを旅行する際にはスペイン語を話せたほうがいいので、バックパッカー旅行の前段階にグアテマラで留学してみるのもオススメですよ!

 

主観も入った!「グアテマラ」基本情報
東京からの距離 12,236km
東京との時差 -15時間
公用語 スペイン語
主な宗教 キリスト教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★★★★
国旗
地図

 

27 バックパッカーなら一度は行きたい社会主義国家『キューバ』

 

今も残る数少ない社会主義国家のキューバはバックパッカーならぜひ訪れておきたい国の一つ。

 

社会主義国家とは
個人の自由や自由経済による弊害に反対し、平等を目指す国家。資本主義国家の対比概念。

 

この国は社会主義であるがゆえ、他の国とは異なる点がいくつかあります。

 

まずは通貨が外国人用(兌換ペソ・だかんぺそ)と現地人用(ペソクバノ)で分けられていること。兌換ペソは「クック」とも呼ばれています。

 

▼キューバ国民が使う紙幣「ペソクバノ」

photo by Renata Avila

 

1兌換ペソは25ペソクバノであり、1兌換ペソは1米ドルとの固定レートとなっております。

キューバでは米ドルの利用が制限されている事もあり兌換ペソという外国人向けの紙幣が出回っているのです。

 

キューバ国内では、外国人向けのお店と現地人向けのお店が明確に分けられており、基本的に外国人向けのお店は高めの値段設定になっています。

バックパッカーであれば、ぜひ現地人用のお店を利用して費用を安く抑えたいもの。まずはそれぞれの通貨の使い方を理解し、使い分けができるようにしましょう。

 

使い分けの基本

  • 基本的に兌換ペソを使うお店(高級多め)とペソクバノを使うお店(リーズナブル多め)は分かれている
  • 外国人であっても兌換ペソとペソクバノの両替は可能
  • どちらを使うお店か分からなくても店主に聞けば教えてくれる

 

また、キューバではドミトリーのホステルはあまりなく、カサ(Casa)と呼ばれる民宿タイプの宿泊施設が一般的になります。

ホテルだと最低でも1万円以上とかなり高額になるので、キューバを旅行する予定のバックパッカーは、「宿泊はカサ」と覚えておくといいですよ。

 

そんな普通の海外旅行とは異なる点の多いキューバですが、キューバならではな魅力もまたたくさんあります。

 

  • 街中を走るクラシックカー
  • 明るくフレンドリーな人々
  • モヒート発祥の地でもある世界遺産の首都ハバナ

▼ハバナ

  • 美しいカリブ海沿いの街トリニダ

▼トリニダ

photo by Dieter Mueller, dino1948

など。

 治安もラテンアメリカでは比較的良好なので、バックパッカーにとっても嬉しいですね!

 

主観も入った!「キューバ」基本情報
東京からの距離 12,518km
東京との時差 -14時間(サマータイムは-13時間)
公用語 スペイン語
主な宗教 キリスト教(無信教者も多数)
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★★
★★★★★

(兌換ペソ払いの外国人向け価格設定がある)

国旗
地図

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

世界の絶景111選【北アメリカ(北米)編】

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世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第1章では、海外旅行などに縁がなかった初心者の方でも分かりやすいように、世界を

ヨーロッパ】【北米】【南米】【アジア】【アフリカ】【オセアニア】【中東

の7つのエリアに分けて絶景スポットをご紹介します。誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。

 

初心者にもおすすめ!世界の絶景【北アメリカ(北米)編】

 

日本にはない大国アメリカの雄大な自然を満喫するのにもってこいのエリア。

アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ3ヶ国の中から、10の絶景スポットを集めてみました。ここでは、広大な国土に広がる大自然はもちろん、近代文明と自然がコラボした美景観を望む北アメリカの絶景スポットをご紹介します。

 

ツアー参加などが可能で、初心者にも行きやすい絶景スポットを中心に選んでいます。

 

1 【アメリカ合衆国】鉄砲水と風が創った奇跡の造形美『アンテロープ・キャニオン』

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Lower_Antelope_Canyon_478.jpg)

 

まるで飴を練っているような何層にも連なる地層が美しいと、世界中の人々を一瞬で虜にした景観が魅力。

アリゾナ州に位置するナバホ遺留区にあり、ラスベガスから日帰りツアーが出ています。日本でもツアーを扱っているので、全米No.1といわれる人気絶景スポットに、初心者でも気軽に訪れることができます。

インディアンの部族ナバホの言葉で、「ツェー・ビガニリニ(水が岩を流れる場所)」といわれるアッパーキャニオンと「ハスデトワジ(螺旋の岩石アーチ)」と呼ばれるローワーキャニオンの2ヶ所を巡ることができます。

 

子供でも行ける「アッパーキャニオン」に、アンテロープ・キャニオン最大のフォトスポット「ザ・ビーム」があります。

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Antelope_Canyon_Navajo_park.jpg)

 

太陽が頭上に昇るころに見られる現象で、渓谷の隙間から差し込む陽の光は言葉を失うほど神秘的です。「ローワーキャニオン」には永遠と続く階段があり、上り切った後の達成感と壮麗な景観は、上った人だけが味わえるご褒美です。体力自慢の方ぜひ。

 

おすすめビューポイント
幅約2mの岩床から約50mもの高さのマーブル柄をした岩の絶景や、渓谷に差し込むザ・ビームと呼ばれる陽の光が織りなす神秘的な光景は一見の価値ありです。

アクセス
ラスベガスからレンタカーで約5時間。ナバホ公認の中にも日本語ツアーもあるので、安心です。初心者は日本のツアー会社で、ラスベガスからグランド・キャニオンとセットのツアーで行くのもおすすめです。

URL: https://antelopelowercanyon.com/

 

2 【アメリカ合衆国】本当にここって地球?絶景の傑作『グランド・キャニオン』

 

アメリカで絶景の王道といえばグランド・キャニオン国立公園です。

かつて、ルーズベルト大統領に『全てのアメリカ人は、生涯に一度グランド・キャニオンを訪れるべき』と、いわせしめたほどの絶景が広がっています。時間の流れとともに表情を変える壮大な渓谷は、地球とは思えないほど。特に夕焼けのころの幻想的な景色は、最高のフォトタイムです。

 

この絶景は、コロラド川の浸食によって悠久の時を経てできたもので、光、色、影の表情豊かな絶景は、車窓からの眺めるだけではもったいない。できれば、23泊して、トレッキングやサイクリング、セスナ、カヤックなど、さまざまな角度から味わいたいものです。

<コロラド川から見上げる、切り立つ壁>

 

ブライト・エンジェル・トレイルとサウス・カイバブ・トレイルの絶景は最高ですよ。フォトジェニックなスポットもたくさんあります。

また、1年前から予約が必須ですが、渓谷沿いに建つ「エルトバ・ホテル」に宿泊するのも◎。

 

おすすめビューポイント
たくさんあるビューポイントの中でも、床がガラス張りになったスカイウォークは、写真撮影にもピッタリ。日の出を見るならマーサポイント。夕景を見るならヤバパイポイントがおすすめです。

アクセス
ラスベガスから、車で約4時間。陸路、空路、周遊など、ラスベガスからさまざまなツアーが出ています。

URL: https://www.nps.gov/grca/index.htm


 


3 【アメリカ合衆国】ロスのランドマークのひとつ『サンタモニカ・ピア』

 

初心者にもピッタリ!日本人にもお馴染みの100年以上の歴史をもつ桟橋です。

フォレスト・ガンプやビバリーヒルズ高校白書など、映画やドラマのロケ地にも使われる、エンタメの街ロスの絶景観光にもってこい。

ピアの入口にあるゲートは、青空とヤシの木のコラボが素敵なフォトスポット。桟橋には、旧ルート66の西端を示す看板があり、ここもインスタ映えのスポットとして知られています。

 

桟橋上では、大道芸やライブミュージックが行われ、有名な観覧車がある遊園地もあります。もちろん、絶品シーフードレストランや土産物ショップもあるので、一日中遊べます。ロス一の有名ビーチは、初心者にもぜひ訪れて欲しい絶景スポットです。

 

おすすめビューポイント
夕方から夜にかけての景色は、昼間とはがらりと変わりロマンティック♡遊具がライトアップされた遊園地と夕景のコラボは“見なくては損”といっても過言ではありません。また、サンタモニカビーチからの撮影もおすすめです。

アクセス
ダウンタウンなどの市内からメトロラピッドの720番線に乗ってサンタモニカオーシャンで下車。徒歩で約5分。

URL: https://santamonicapier.org/

 

4 【アメリカ合衆国】ラスベガスで今旬のインスタ映えスポット『ホースシューベンド』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Horseshoe_Bend,_Page,_United_States_(Unsplash).jpg)

 

昨年、HISのラスベガスのフォトジェニックスポットランキングで、堂々の1位を獲得した絶景スポット。

コロラド川が長い年月をかけて谷底を削り作った、馬蹄型に蛇行した絶景が美しいと人気を博しています。名前は「ホースシュー(馬の靴)ベンド」から、きています。

 

この馬蹄型を写真に収めようと、フォトスポットには人だかりができています。

 

広大な絶景スポットなので、これぞという絶景を撮るなら一眼レフのカメラがいいかも。ラスベガスから近く、写真と絶景好きの初心者におすすめの絶景スポットです。

 

おすすめビューポイント
谷底全体を陽の光で覆うのは、79月の正午ごろです。その他は、陰になるのでこの時期が一番。砂地で暑く影がないので、暑さならびに日焼け対策やスニーカーなどの履物対策もお忘れなく。

アクセス
ラスベガスから車で約6時間。初心者の方は、ツアーで参加するのがおすすめです。

URL: https://horseshoebend.com/

 

5 【カナダ・アメリカ合衆国】迫力満点!世界三大瀑布のひとつ『ナイアガラの滝』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Double_Rainbow_with_Niagara_Falls.jpg)

 

カナダとアメリカ合衆国の国境に位置しており、アクセスにも長けているので初心者には格好の絶景スポット。

日帰りまたは1泊観光がおすすめです。落差34mのアメリカ滝、落差24mのブライダルベール滝、落差52mのカナダ滝の、3つの滝で構成されており、轟音と共に流れ落ちる大迫力の絶景を満喫できます。

 

 

どちらかというと、色々な角度から滝を楽しめるカナダ側の絶景が人気のようです。夏場は、滝つぼクルーズで水のカーテンを、冬は凍った滝の裏側のトンネルを観光するのがおすすめ。アメリカ側では、遊歩道や展望タワー、ゴート島からの絶景が人気で、カナダ側では、「テーブルロック」からの絶景が最高のフォトスポット。

景色だけでなく間近に感じられる轟音や飛沫など迫力も人気の秘密です。夜には、1年を通して、滝のライトアップも楽しめます。

 

おすすめビューポイント
カナダ側のテーブルロックも外せませんが、同じくカナダ側にある地上約227mの「スカイロンタワー」からの360度の眺望も外せません。

アクセス
カナダのトロント・ピアソン空港かアメリカのバッファロー空港が最寄りの空港になります。両空港からシャトルバスが出ているので、そちらを利用するのが便利です。所要時間は、約1時間半。

URL:

カナダ側https://www.niagarafallstourism.com/

アメリカ合衆国側https://www.niagarafallsstatepark.com/

 

6 【カナダ】一生に一度は見るべき絶景『モレーン湖』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Moraine_Lake_17092005.jpg)

 

カナディアンロッキーの「青い宝石」と称えられる、カナダ屈指の絶景スポットです。

風のない時にカナディアンロッキーのテンピークが湖面に映り込む風景は、わざわざ訪れても見る価値あり。この美しい景色はカナダの20ドル紙幣に使われています。また、湖の色が時間によって、暗いブルーから鮮やかなエメラルドブルーに少しずつ変化する絶景は、ここに訪れた人でないと味わうことができません。

全長300mのロックパイルトレイルは、初心者でも楽しめる遊歩道で、終点は絶好のフォトスポットとなっています。また、夏場は桟橋から乗ることができるカヌーで、ターコイズブルーの湖をのんびり遊覧するのもおすすめですよ♪

 

Mountains Lake Canada Landscape Lake Louise Canoe

(出典:https://www.maxpixel.net/Mountains-Lake-Canada-Landscape-Lake-Louise-Canoe-1851755)

 

おすすめビューポイント
岩山の上の展望台からの景色は、20ドル札や絵葉書のまんま。かなりの美しさです。もしかしたらここに棲むリスたちと一緒に記念撮影できるかも♡

アクセス
カナダのカルガリー空港から、レンタカーやツアーバスなどで約2時間半。駐車場が混み合うことや入場制限もあるので、できればツアーで行かれることをおすすめします。

URL: https://morainelake.com/





 

7 【カナダ】オーロラ遭遇率世界No.1『イエローナイフのオーロラ』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Yellow_Knife_,_NWT_,_Canada_-_panoramio_(16).jpg)

 

エメラルドグリーンに輝く、まるでシルクのように繊細なオーロラが、夜空を彩る絶景を見たいのは当然ですよね。

オーロラベルトの中心に位置しており、世界で最もオーロラ遭遇率が高いのがイエローナイフです。3日間滞在すれば遭遇率は95%と高いので、初心者の方にもおすすめ。

 

 

オーロラ発生の条件は3つ。「天気が良く、雲がないこと」、「空が暗いこと」、「太陽活動が活発であること」です。エメラルドグリーンが有名ですが、季節によって黄色や橙色、濃い紫色などさまざまな色を見ることができます。

できれば、オーロラレイクの畔にある、先住民のテントを模した宿泊施設の、「オーロラビレッジ」に泊まって、オーロラの出現を待つことをおすすめします。

先住民のテントの宿泊なんて、なかなか味わえるものではなくプラスαの経験ができるはず♪

 

おすすめビューポイント
夏場には、運がよければ湖面に映る逆さオーロラに出会えることもありますよ。

アクセス
カルガリー空港から、ホテルのシャトルバスやタクシーで約10分。オーロラ鑑賞ツアーを利用するのが一般的です。

 

8 【アメリカ合衆国】NYの夜の摩天楼は見るっきゃない『マンハッタンの夜景』

(高層ビルから見下ろすマンハッタンの夜景)

 

アメリカ旅行でNYに来たら、経済や文化の中心とされるマンハッタンの夜景は、見るべき絶景スポットです。

宝石を散りばめたようにキラキラと煌めくNYの夜景は、息をのむほど。

エンパイアーステートビルとトップオブザロックはもちろん、ハミルトンパークやバッテリーパークなどは特に人気です。高層ビルからの絶景は夜景だけでなく、夕暮れ時から幻想的な雰囲気に包まれています。

川の対岸にある光り輝く摩天楼が、川に映り込む姿は見たいもの。ブルックリン橋のたもとにある、ハドソン川の向こう岸のハミルトンパークからの夜景は、ダイナミックで壮麗です。

 

<川の向こうからの夜景>

 

ジャージーシティ・エクスチェンジプレイス駅の近くからは距離がある分、壮大なマンハッタンの夜景を一望できます。

夜景ツアーは、ディナーやミュージカルがセットになったツアーもあります。初心者の方はできれば日本語ガイドさんと巡る、夜景ツアーを使われることをおすすめします。

 

おすすめビューポイント
エンパイアーステートビルとトップオブザロック。この2つの高層ビルから見下ろす夜の摩天楼は必見!特に、エンパイアーステートビルの86階は窓ガラスがないので、綺麗な夜景が撮れる最高のフォトスポットです。一度は誰もが訪れる絶景ポイントで、展望フロアは長蛇の列となっています。

アクセス
ジョン・F・ケネディ国際空港からは、スーパーシャトルとエアリンクシャトルという、乗り合いバスがあり、マンハッタンの希望の場所まで連れて行ってくれます。所要時間は約1時間半。

 

9 【メキシコ】透明な真水に降り注ぐ光のカーテンは感動的『グラン・セノーテ』

(出典:Jules Antonio Grand Cenote https://www.flickr.com/photos/julesantonio/30772691772)

 

100m先まで見える透明度が自慢のセノーテです。

「聖なる泉」と呼ばれる天然の洞穴は、朝には真っ青で、泳ぐ魚やリクガメはもちろん地底まで見えるほど。シュノーケルでは、地底洞窟に降り注ぐ幻想的な光の演出を見ることができます。

 

また、周りの鍾乳石も神秘に満ちており、洞窟の中を泳ぐのもアドベンチャー気分を満喫できますよ♪ダイビングもできますが、中級以上の腕前が必要です。シュノーケルでも、美しく神秘的なセノーテを満喫できるので、初心者でも十分に楽しめます。

 

 

午前中に、ターコイズブルーの海と遺跡のコラボが絶景と有名な「トゥルム遺跡」の観光した後、グラン・セノーテに訪れる方も多いようです。

 

おすすめビューポイント
透明度の高い水に光が降り注ぐ、「太陽のカーテン」が最大のみどころ。水中カメラを持って行けば、思い出に残る絶景写真を残せるはず。

アクセス
チチェン・イッツァとトゥルム遺跡、グラン・セノーテとセノーテ・イキルの4スポットのセットツアーで訪れる人も多いようです。じっくり、セノーテを満喫したい方は、トゥルム遺跡とのコラボツアーで訪れるのがおすすめです。

カンクンダウンタウンのADOバスターミナルからトゥルムの街へ約2時間。街からはタクシーで約10分。

 

10 【アメリカ合衆国】アメリカらしい雄大な海に架かる橋を滑走『セブンマイル橋』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Seven_Mile_Bridge_(3).jpg)

 

北アメリカ屈指のリゾート地、フロリダにある全長10.887kmの白く美しい橋。

フロリダ半島からアメリカ本土最南端にある都市キーウエストを繋ぐ42本の橋のひとつです。サンゴも見える透き通った海の上にある、センスの良い2本の道は、映画やCMでもよく使われる絶景です。一本は昔使われていた橋、左側の新しい橋が現在使われている橋です。

 

古い橋のキーウエスト側の1kmは、「世界最長のフィッシングピア」として開放されており、釣りを楽しむ人や景色を満喫しながらそぞろ歩きをする人の姿も見えます。

国際ライセンスを持っている方は、オープンカーで快走するのがおすすめですが、初心者の方はツアーで橋を渡ったり、空からこの絶景を眺めたりもできます。

 

(出典:Steve Oversea Highway-12.jpg https://www.flickr.com/photos/mrlaugh/7804883222/in/photolist-cTG4S7-8RRbbi-cTFXYW-8rYJEM-oGwfMn-dkjvGF-a7Wm4A-2XoSuu-fqCb1P-cTFSYJ-8sabCi-6tBsEA-8s3AuL-rwcGmB-cTFZX3-6qXkwW-4XUSps-dD9rzn-cTFLsA-6qXvGG-8sa464-pEBWmr-bPDTNZ-dkQ5kq-8BTqDZ-h89NJw-bPDTGP-CsM52-9SqwRM-9DR2WJ-b16dXF-8sdcdS-9SqETr-csbbpJ-exLrpd-9StCRd-bAPxoY-8sabDB-bPDTUZ-Hy9jZ-c7aJjS-4BNSep-bAPxjJ-6kWE7J-a1oKDY-bPDTJp-5PXNug-H43vF2-SLns29-bAPwKu)

 

おすすめビューポイント
旧橋の歩ける1kmの道のりは、格好のフォトスポット。周辺に浮かぶ美しい島々とエメラルドブルーの海と青空の絶景はため息もの。アメリカならではのスケールの大きさを楽しみながらのドライブをどうぞ。

アクセス
マイアミから車で国道一号線を約121マイル南下。所要時間は約2時間半です。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

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著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。