バックパッカー旅行におすすめの国35選【アフリカ編】

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バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

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バックパッカー旅行初心者にオススメの国【アフリカ編】

 

今回はバックパッカー旅行におすすめの国、アフリカ編になります。

アフリカは人類の起源の場所であり、また広大な自然を有する国でもあります。

魅力あふれる土地であるものの、日本から遠くまた情報が少ないことから、バックパッカー旅行の中でも比較的中〜上級者しか訪れない地域です。

 

そんなアフリカの中でも比較的旅行がしやすく、かつ旅の魅力が溢れる国を厳選しました。

 

19 北アフリカの観光立国『モロッコ』

 

 

モロッコは北アフリカを代表する観光立国であり、毎年多くの観光客が訪れる国です。

 

有名な観光都市はマラケシュ、フェズといった街があり、近年では青の街として知られるシャウエンも特に女性に人気が出てきています。

 

▼マラケシュ(旧市街は世界遺産に登録)

 

▼フェズ(旧市街は世界遺産に登録(写真は市場の様子))

photo by Josep Renalias

 

▼シャウエン

シャウエンは以下でもご紹介!(別Webon)
かつて、スペインのアンダルシアから追い出されたイスラム教徒が、15世紀ごろから住み始めて作った町並みは、かわいらしい花なども飾られており、スペインの田舎に来たような雰囲気があります。

 

モロッコ旅行の醍醐味はサハラ砂漠のツアー。ラクダに乗りながら体験できる高台な砂漠ツアーは一生の思い出となることでしょう。

 

サハラ砂漠

 

モロッコはアフリカの中でも旅行者が多く、かなり旅行しやすい国と言えます。

 

主観も入った!「モロッコ」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 11,743km
東京との時差 -8時間
公用語 アラビア語・ベルベル語
主な宗教 イスラム教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★★
★★★★★
国旗
地図

 

20 沈没の名所ダハブに行こう!『エジプト』

 

 

ピラミッドが有名なエジプトですが、世界中のバックパッカーが癒しを求め集まる場所が国内にあります。それは「ダハブ」と呼ばれる場所です。

 

▼ダハブ

 

ダハブはシナイ半島東部にあるリゾートで、物価がとても安く、「世界一コスパの良いリゾート」とも呼ばれたりする場所です!

 

その物価の安さとリゾートという特性から、バックパッカーの沈没スポットとして名が広く知られています。

沈没・・・想定よりも長く特定の地域に滞在してしまう事

 

また、世界一安くダイビングのライセンスを取得できる場所とされており、日本だと10万円以上する費用が僅か3万円で済んでしまいます。

エジプトへ行った時はぜひ訪れたい場所ですね。

 

主観も入った!「エジプト」基本情報
東京からの距離 9,821km
東京との時差 -7時間
公用語 アラビア語
主な宗教 イスラム教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

21 この国の独特さは一見の価値あり『エチオピア』

 

 

エチオピアはアフリカでも独特さがある国です。

 

歴史上ほとんどのアフリカの国々がヨーロッパに植民地支配されてきたなか、エチオピアはごく一時的なイタリアによる支配のみにとどまりました。

 

そのため、エチオピアには独自の文化が色濃く今も残っています。

例えば固有の文字(アムハラ文字)を持っていたり、エチオピア特有のキリスト教文化(エチオピア正教会)があったりします。

 

▼アムハラ文字(「バックパッカー旅行」と書いてあります)

የጀርባ አከፋፋይ ጉዞ

 

▼エチオピア正教会

photo by Adam Cohn

 

食べ物もかなり特徴的で、クレープのような見た目をした「インジェラ」と呼ばれる主食は、「テフ」と呼ばれるエチオピア固有の穀物から作られ、世界でもほぼエチオピアでしか食べられていない料理です。

 

▼インジュラ

photo byElyaqim Mosheh Adam

 

▼テフ

photo by International Potash Instit

 

そんなエチオピアで訪れておきたいのがダナキル砂漠。まるで地球上のものとは思えないその景観はぜひ一度この目で見ておきたいものです。

 

ダナキル砂漠 

photo by filippo_jean

 

主観も入った!「エチオピア」基本情報
東京からの距離 10,253km
東京との時差 -6時間
公用語 アムハラ語
主な宗教 キリスト教約60%・イスラム教約30%
国民性 マイペース
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★★
★★★★★
スリル
★★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

22 山も海もサファリもアフリカで一番『タンザニア』

 

東アフリカの国タンザニアは「これぞアフリカ!」な自然を満喫できる国です。

 

アフリカで一番標高が高い「キリマンジャロ」は一般人が登ることができる最高峰の山とされ、欧米を中心に世界中からアクティブなバックパッカーがチャレンジをしています。

 

▼キリマンジャロ

 

キリマンジャロ周辺の「セレンゲティ」や「ンゴロンゴロ」といった国立公園では、ライオンやキリン、ゾウに代表されるアフリカの動物たちを見られるサファリツアーに参加することも可能です。

 

▼セレンゲティ国立公園

 

▼ンゴロンゴロ自然保護区

photo by George Lamson

ンゴロンゴロ自然保護区はこちらでもご紹介!(別Webon)
絶滅危惧種のクロサイをはじめ、ライオンや象、バッファローやヒョウなど、ここで暮らす「ビックファイブ」を間近に見られることが最大の魅力です。

 

 

また、大西洋に浮かぶタンザニア領の島「ザンジバル」には世界遺産に登録された街「ストーンタウン」の他、東海岸を中心にアフリカ一美しいと言っても良いビーチが複数あり、南国のリゾートとして世界中からバックパッカーを含め、旅人が集う場所です。

 

▼ストーンタウン(著者撮影)

 

主観も入った!「タンザニア」基本情報
東京からの距離 11,752km
東京との時差 -6時間
公用語 スワヒリ語
主な宗教 イスラム教・キリスト教・土着宗教
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

23 虐殺の負の歴史と奇跡の復興をこの目で見られる『ルワンダ』

 

 

1994年に世界最悪とも呼ばれる大虐殺が発生した負の歴史を持つ国であるルワンダは、現在は奇跡の復興を遂げ、アフリカでも一番と言っていいほど治安の良い国へと生まれ変わりました。

 

ルワンダ虐殺
1994年にルワンダで起きた少なくとも50万人以上が虐殺された事件。ルワンダをや周辺に住む民族の対立やメディアの煽動もあり、政府やそれに同調する過激派が穏健派を虐殺した。

 

首都のキガリ中心部はかなり整備されていてアフリカとは思えない整った街並みをしています。

 

▼キガリ(著者撮影)

 

物価もまだ安く、治安も良いのでバックパッカーにはオススメの国です。

 

もし訪れた時は、首都のキガリと南部のムランビにある虐殺記念館を訪れ、国の負の歴史を学ぶと良いでしょう。

 

▼虐殺記念館(著者撮影)

 

また北部の街「ムサンゼ」では、絶滅が危ぶまれる貴重なマウンテン・ゴリラを見られるツアーに参加することもできます。

 

▼ムサンゼのマウンテンゴリラ

photo by Kwita Izina

 

主観も入った!「ルワンダ」基本情報
東京からの距離 11,911km
東京との時差 -7時間
公用語 ルワンダ語・フランス語・英語
主な宗教 多くがキリスト教
国民性 シャイ
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★
国旗
地図

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja