KANさんはどんなキャラクター?トリンドル玲奈に曲を捧げる!?

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KANさんは200万枚を超える大ヒット曲「愛は勝つ」で有名ですが、この曲はKANさんのほんの一面に過ぎないのです。ファン歴30年がKANさんの魅力を人柄・ライブ・楽曲に分けて徹底解説!

『KAN』入門 ~「愛は勝つ」だけじゃない!天才であり変態!類まれなソングライター~はこちらから!

著者:しあ

40代後半女性。KANのファン歴30年。1988年「BRACKET」を聴いて感動したのが出逢い。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。

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KANさんは「天才であり変態」であると私は思います。

ただKANさんのキャラクターの魅力を一言で言うのは困難です。

KANさんには面白い側面がいくつもありますので、色々な角度から見たKANさんについてご紹介します。

 

KANさんはどんなキャラクター?

ユーモアセンス溢れる

 

KANさんという人は、とにかくユーモアセンスたっぷりで、遊び心の塊のような人です。

楽曲はもちろん、アルバムジャケット、ライブの創り方、衣装、その他、ありとあらゆるところで、KANさんのオリジナリティー溢れる才能が活かされていて、本当に楽しくおもしろいのです。

クスクスと笑ってしまうおもしろさがKANさんにはあります。

例えば、2016年のアルバム「6×9=53」(ロックごじゅうさん)。アルバムジャケットではKANさんがお爺さんになっています。

▼アルバム「6×9=53」(画像クリックで商品詳細へ)

アルバムタイトルは、ちょっとロックテイストなアルバムという事と、KANさんが当時53歳という事で、このタイトルがつけられました。

なぜ、お爺さんになっているかというと、ロック=69歳、という事で69歳に見えるように扮装しているのです。

このおもしろさ、さすがKANさんだな~と思います。

 

2017年のアルバム「la RINASCENTE」(ラ・リナシェンテ)。このアルバムは、KANさん自らが、弦楽四重奏のアレンジを施したセルフカバーアルバムです。

このアルバムジャケットのおもしろさは、ドナルド・フェイゲンの名盤「THE NIGHT FLY」に似せていること。

▼KAN「la RINASCENTE」

▼ドナルド・フェイゲン「THE NIGHT FLY」


このジャケットのKANさん、すっごくカッコいいです。

もしかして、ドナルド・フェイゲンと間違って買う人がいるかも…?

 

下心を隠しながらも紳士的

 

KANさんが夏目漱石に扮した写真があります。

このクオリティはすごい!

見間違ってしまうかも。

この写真を使った「高級眼鏡拭き」というKANさんのグッズがあります。

先日、KANさんとスターダスト・レビューの根本要さんとでやっているラジオ番組「KANと要のWabi-Sabiナイト」にASKAさん(CHAGE and ASKA)がゲストで来た時に、KANさんがこの眼鏡拭きをプレゼントしました。

 

 

ASKAさんは「あ~!これ知ってる!俺ほしかったやつだ!」と、大喜びでした。ちなみにKANさんは、ASKAさんの事をとてもリスペクトしています。

3人は友達で特にASKAさんと要さんは同い年で親友と言える間柄です。

 

ASKAさんとの関係性は後ページにて紹介!

 

KANさんという人はとても優しく穏やかで礼儀正しく素敵な紳士です。

「紳士」と書いたのはKANさんの歌詞に「ジェントルマン」と出てくることや、KANさんが女性に対して下心を隠しながら紳士的であろうとしているからです。

紳士的でありながらも下心満載の歌詞も書いているKANさん。

そんな歌詞の曲を聴くと、KANさんの変態性を感じずにはいられません。

KANさんの曲はいろいろなタイプの曲があり、その振り幅の大きさに驚かされます。

それらを聴くと、KANさんの「天才であり変態」という意味が、理解できるのではないかと思います。

また、どんなにふざけた曲や女性に対する妄想を歌った曲でも、下品にならないのはKAN さんのキャラクターのおかげかと思います。

 

天才であり変態なのことがわかる楽曲は第3章で紹介!

 

大ヒット曲にとらわれない

 

大ヒット曲があると、それにとらわれて本来の自分を出せなかったり、周りからも同じ系統の曲を望まれたりと、創作活動に影響があったりするかもしれません。

ですが、KANさんは「愛は勝つ」という国民的大ヒット曲を持ちながらも、それにとらわれず自身のユーモアやオリジナリティー溢れる楽曲を創り出しています。

自身の武器であるピアノにもこだわっていて、ピアノ一つで音楽を伝える「弾き語りライブ」に行くと、そのピアノの素晴らしさにも感動します。

KANさんにしか書けない詩、曲は本当に素晴らしくおもしろく、日本の音楽界において類まれなる存在であり、私は彼を天才であり変態だと思っているのです。

 

 

KANさんのキャラクターがわかるプチ情報

 

KANさんには色々な側面があります。よりKANさんの魅力を多角的に理解していただくため、KANさんのキャラクターがわかるような4つのプチ情報を紹介します。

 

① 「素数」が好き

 

KANさんは素数が好きで素数にこだわっています。

通常、アーティストはデビュー20周年、25周年、30周年、と区切りのいい数字を使います。

でもKANさんの場合は、素数にこだわっているので29周年、31周年などを記念としているのです。

 

② 語学が堪能

 

旅行が趣味で旅先での会話能力の必要性を痛感し、語学の習得にも熱心。

中国語、フランス語、イタリア語が得意で、日常会話に困らないぐらいには習得しているそう。

 

③ 愛妻家

 

ラジオなどでよく奥様の話をしています。

「出かける時、女性って時間がかかるじゃないですか。でも、いかに奥さんに気持ちよく準備してもらうか、って言うのが大事じゃないですか。」

と言っていたKANさん。

「さすが紳士なKANさん、素敵な旦那様!」と思いました。

 

④ トリンドル玲奈

 

「Menuett fur Frau Triendl」は、勝手にトリンドル玲奈さんに捧げた曲です。
「トリンドルちゃんは、おそらく聴いていないでしょう…。」とKANさん…。

▼トリンドル玲奈(1992年生まれの日本のファッションモデル、タレント)

 

KANさんは、中田ヤスタカさん(音楽プロデューサー)を尊敬する音楽家の一人として挙げていて、中田サウンドがとても好きなよう。「きゃりーぱみゅぱみゅ」「Perfume」は共に中田ヤスタカさんのプロデュース。

 

中田サウンドとは
中田ヤスタカは、シンセサイザー等の電子楽器を用いた音楽である「テクノポップ」の流行を再来させる。中田サウンドの例は下記のアーティストの曲を聴けば理解しやすいのではないでしょうか。

▼きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」

▼Perfume「ポリリズム」

 

「REGIKOSTAR~レジ子スターの刺激~」「ブログ!ブログ!ブログ!」は、KANさんが中田サウンドを意識して創った作品です。

▼「REGIKOSTAR~レジ子スターの刺激~」(リンク先で試聴可能)

▼「ブログ!ブログ!ブログ!」(リンク先で試聴可能)

その他KANさんのオマージュ曲については第3章で紹介!
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以上、KANさんのキャラクターの紹介でした。

次のページではKANさんのラジオやトークについて紹介します。さらにKANさんの人柄や面白さを知っていただきたいです。

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KANさんの経歴を紹介 【誕生~「愛は勝つ」でブレイク~留学から帰国】

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KANさんは200万枚を超える大ヒット曲「愛は勝つ」で有名ですが、この曲はKANさんのほんの一面に過ぎないのです。ファン歴30年がKANさんの魅力を人柄・ライブ・楽曲に分けて徹底解説!

『KAN』入門 ~「愛は勝つ」だけじゃない!天才であり変態!類まれなソングライター~はこちらから!

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40代後半女性。KANのファン歴30年。1988年「BRACKET」を聴いて感動したのが出逢い。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。

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このページではKANさんの経歴を紹介いたします。

経歴を紹介する中でザ・ビートルズとビリー・ジョエルの事に触れていますが、KANさんの音楽においてその存在が外せないからです。

 

KANさんの簡易年表

▼このページで紹介する主な出来事

出来事
1962年 誕生
1978年頃 ビリー・ジョエルと出会う(当時高校生)
1987年 「テレビの中に」でレコードデビュー
1990年 「愛は勝つ」収録アルバムリリース
1999年 結婚
2002年 フランスで音楽学校に通う
2004年 帰国

 

KANの経歴

誕生~10歳の頃

 

KANさんは1962年福岡県福岡市生まれです。

「かん」という名前は本名で「和」と書いて「かん」と読みます。

本名は木村和「きむらかん」です。

本名でデビューしたかったそうですが、読み間違いの可能性などの理由で「KAN」となったそうです。

 

幼稚園の頃からオルガンを学び、小学校に入学してからはクラシックピアノを習い始めます。

10歳の頃には、少年野球のチームに所属し野球でも活躍。

(ちなみに、この頃の将来の夢が野球選手だったかどうかは定かではありませんが、後に「野球選手が夢だった」というアルバムをリリースします。このアルバムに収録されていた「愛は勝つ」が、国民的大ヒットとなったのです。)

 

中学~高校 <ビリー・ジョエルと出会う>

 

中学校に入学すると自宅の近所にレコードショップが開店し、ずっと欲しい欲しいと思っていたザ・ビートルズのレコードを購入。中学生の頃は、ほぼザ・ビートルズばかり聴いていたそうです。

 

KANさんは、ビリー・ジョエルをリスペクトしています。

 

ビリー・ジョエル

1949年生まれ。アメリカ出身のシンガーソングライター。全世界で1億5000万枚以上のレコード・セールスを記録。1973年にリリースのアルバム「ピアノ・マン」が大ヒットとなる。

▼「ピアノ・マン」公式MV

 

高校生の時、友達が持っていたアルバム「52nd Street」を借りて聴いたのがビリー・ジョエル作品との出会い。「なんだこの音は!」と、大きな衝撃を受けたそうです。

▼1978年リリースアルバム「52nd Street」(画像クリックでamazon primeで視聴可能。

ビリー・ジョエルの「52nd Street」は、KANさんの人生において大きな影響を与えた一枚なのです。

 

KANさんの楽曲を聴けばビリー・ジョエルの音楽が、KANさんの音楽の基になっていることが感じられます。

KANさんの音楽や話などから、ビリー・ジョエルへのリスペクトがとても感じられるし、KANさんは「日本のビリー・ジョエル」と思える存在です。

 

ビリー・ジョエルの音楽が基になっていることがわかる楽曲は第3章で紹介!
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大学~デビュー

 

法政大学に進学するため福岡から上京したその足で、ビリー・ジョエル日本公演のチケットを購入。

その一週間後に行われた日本武道館でのビリー・ジョエルのコンサートは「自分にとって音楽家への志を更に強くしたものだった」との事。

1987年に4月25日に「テレビの中に」でレコードデビュー。

▼「テレビの中に」(画像クリックで商品詳細へ)

 

当時は、KANさんはまだそんなに知られていなくて、ひっそりとデビューしていた気がします…。私は、2枚目のアルバム「No-No-YESMAN」に収録されている「BRACKET」を、テレビで歌っている姿を見たのが、KANさんとの最初の出逢い。

 

 

印象的なピアノのイントロ、激しくピアノを弾く姿、間奏でのスキャットなど、とても音楽センスを感じて、引き込まれました。

 

「愛は勝つ」がヒット

 

1990年に、5枚目のアルバム「野球選手が夢だった」をリリース。

▼「野球選手が夢だった」(画像クリックで商品詳細へ)

このアルバムに収録されていた「愛は勝つ」が、ラジオ局のヘビーローテーションに起用されたり、徐々に評価をされ始めていたところ、山田邦子さん出演の大人気テレビ番組「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」のテーマソングに起用されました。

それにより全国に知られ国民的大ヒットとなり、1991年の日本レコード大賞では大賞を受賞しています。

 

結果的にKANさんの出世作となったアルバム「野球選手が夢だった」。

このアルバムには「愛は勝つ」も収録されていますが、このアルバムは「愛は勝つ」が注目され大ヒットする前にリリースされています。

このアルバムは、本当に名曲ぞろいの素晴らしいアルバムなのです。

「愛は勝つ」が大ヒットする前に創られているアルバムなので、その事を踏まえて聴くと、よりKANさんの魅力、素晴らしさを感じられるのでは、と思っています。

本当に名曲ぞろいなので、KANさんの才能が感じられると思います。

「売れるべくして売れた」と思います。

認められる人はやはり認められるのだと思いました。「愛は勝つ」が大ヒットしたおかげでこのアルバムが多くの人に聴かれることになったので、とてもよかったと思っています。

 

結婚、音楽学校へ

 

その後も、コンスタントにアルバムをリリースしライブを行い、1999年にはバイオリニスト早稲田桜子さんと結婚。

▼早稲田桜子さん

 

KANさんは2002年には、クラシックピアノを基礎から勉強しなおすためにフランスへ移住し、音楽学校へ通います。

私はこの事にとても驚いたのと同時に、音楽活動を休止して渡仏し勉強する姿勢を「とても素晴らしいな」と思いました。

また、ピアノ留学以外の理由として「フランス人になるという夢を叶えるため」という、ふざけたコメントを出したのもKANさんらしいな、と思いました。

こういったおかしなことを言うのがKANさんという人なのです。

 

帰国後の活動

 

2004年に帰国してからは精力的に活動。

KANとしてのソロ活動だけではなく、いろいろなアーティストとのコラボレーションも。

 

コラボ楽曲は第3章で紹介!
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また、ロックやポップスだけではなく、弦楽器の譜面も書けるKANさん。弦楽四重奏のアレンジを自ら行ったセルフカバーアルバムも発売、ライブも行うなど才能豊かな人なのです。

▼弦楽四重奏のアレンジを自ら行ったアルバム「la RINASCENTE」(リンク先で視聴可能)

KANさんは音楽は本当に素晴らしく、聴けば聴くほど天才だと思います。

と、同時に詩の内容から変態(いい意味で)だと思うことも多々あります。

次のページではKANさんのキャラクターを紹介します。なぜ、KANさんを「天才であり変態」だと思うのかお伝えします。

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King Gnuの軌跡② 【『Flash!!!』~『Prayer X』】

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King Gnuを聴いて「人生が変わった」音楽を愛して40年の著者が綴った『KingGnu入門』の決定版!「KingGnuって何?」という方も、既に「ヌー民」の方もこれを読めばKingGnuの曲をさらに楽しめる事間違いナシ!!

King Gnu入門 〜全人類必聴の歴史的革命バンド〜 【メンバーと軌跡編】はこちらから!

著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』目次へ  (全16ページ)

 

この章ではKing Gnuの軌跡を【Srv.Vinci時代~インディーズ時代】【『Flash!!!』~『Prayer X』】【メジャーデビュー後】と3ページに分けてお伝えします。

このページではKing Gnuがリリースしたシングル『Flash!!!』~『Prayer X』についてお伝えします。

 

▼赤い矢印のところを本ページで解説

 

King Gnu年表 ~『Flash!!!』~『Prayer X』~

 

年月 出来事
2018年7月 『Flash!!!』発売
2018年7月 ワンマンライブ『Flash!!!』
2018年7月 アニメ『BANANA FISH』放送(ED曲『Prayer X』)
2018年9月 『Prayer X』発売
2018年11月 ワンマンライブ

※2015年~2019年4月までの全体年表はこちらのページ

 

『Flash!!!』がリリース


▲『Flash!!!』(画像クリックで商品詳細へ。無料聴き放題期間有)

 

アルバム、フェス、ワンマンライブの次はシングルです。

まずは2018年7月に配信限定のシングル『Flash!!!』がリリース。楽曲の魅力や聴きどころについては後ほど詳しく解説しますが、『Flash!!!』は多様な音楽性を極めるKing Gnuのなかでも激しいアッパーチューン(=ノリがいい曲)。

これぞKing Gnu!という代表曲のひとつです。

▼『Flash!!!』MV

 

『Prayer X』で知名度アップ

▲『Prayer X 』(画像クリックで商品詳細へ。無料聴き放題期間有)

 

その逆の方向に振り切ったのが『Prayer X』。

非常にエモーショナル(叙情的)で、美しくも切ないナンバーです。アニメ『BANANA FISH』のエンディングテーマというタイアップの影響は大きく、King Gnuの知名度はぐっと高まりました。

▼『Prayer X』MV

 

まずは東京のみだったワンマンライブも『Flash!!!』後には東京・大阪、『Prayer X』後には東京・大阪・名古屋で開催。評判がどんどん拡大し、チケットの争奪戦がさらに激化しました。

 

【コラム】『Prayer X』と出会った筆者の熱狂

 

少し話はそれますが、筆者とKing Gnuとの出会いとそれに伴う生活の変化についてお話させていただきます。(King Gnuの軌跡だけ知りたい!という方は次のページをご覧ください)

 

さて、私がKing Gnuを知ったのはアニメ『BANANA FISH』がきっかけ。2018年7月のことでした。Srv.Vinci時代も含めると、私が知る以前に3年ほどの活動期間があったわけです。つまり、これまでの情報は私にとってすべて後追い。

ただ、アニメ『BANANA FISH』を見て『Prayer X』という曲、King Gnuというバンドがどうもアヤシイと直感し、『Flash!!!』『Tokyo Rendez-Vous』『Vinyl』のMVを見た段階で、すっかりKing Gnuの何もかもを知りたいほどファンになっていました。

ヒップホップもヒゲもヤンチャなオシャレもからっきし苦手な私が、です。

このようにKing Gnuの熱狂的なファンになる状態を「ヌー沼にハマる」と表現する人もたくさんいます。そのハマり方、King Gnuの楽しみ方については、後ほど。

過去をディグる(掘り下げる)一方、私にとってリアルタイムとなったのが『Prayer X』。

当初はテレビでアニメ『BANANA FISH』を見る以外、MV制作もKing Gnu初のシングル発売もまだの状態でした。歌詞を耳コピする(聴きとって文字に起こす)なんて、小学生の頃の歌謡曲以来。

情報が更新されるたびに驚かされ、「King Gnuの時代」を共有するようになりました。それでもライブには尻込み。最後にライブに行ったのは何十年前?いや、フェスやクラブで踊り倒していた時期もあったから……。それにしても前世の記憶並みで、重い腰は動きませんでした、まだ。

まず変わったのは仕事です。

長らく文章を書いてきましたが、最近では与えられるテーマなら何でも書く!というスタンスになっていました。おまけに忙しすぎて、好きな音楽も映画もほとんど楽しめない状態。

そんななかでアニメ『BANANA FISH』はタイミングよく見ることができ、King Gnuを知ってからは仕事内容が変わりました。今こうして『King Gnu入門』を書いていることこそ、人生のハイライト?というほどに。

これは夢?奇跡?感謝しかない……と打ち震えるほどの感動を覚えては、舞い上がっている場合じゃない、冷静に……という繰り返し。「King Gnuがやろうとし続けていることの圧倒的な熱量に触れると、生き方まで変わる」を地でいっているわけです。

個人的な熱狂ぶりは垣間見えたかと思われますので、そろそろ落ち着いて「King Gnuの軌跡」に戻りましょう。

こうして「King Gnuの時代」をリアルタイムで共有するようになってから飛び込んできたのが、メジャーデビューのアナウンスでした。

『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』目次へ  (全16ページ)

 

 

目次著者

著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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King Gnuの軌跡③ 【メジャーデビュー後】

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King Gnuを聴いて「人生が変わった」音楽を愛して40年の著者が綴った『KingGnu入門』の決定版!「KingGnuって何?」という方も、既に「ヌー民」の方もこれを読めばKingGnuの曲をさらに楽しめる事間違いナシ!!

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1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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この章ではKing Gnuの軌跡を【Srv.Vinci時代~インディーズ時代】【『Flash!!!』~『Prayer X』】【メジャーデビュー後】と3ページに分けてお伝えします。

このページではKing Gnuのメジャーデビュー後の活動についてお伝えします。

 

▼赤い矢印のところを本ページで解説

 

年表 ~メジャーデビュー後~

 

年月 出来事
2019年1月 『Sympa』発売
2019年1月 ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』放送(主題歌『白日』)
2019年2月 『白日』発売
2019年2月 『Mステ』初出演
2019年3月 ワンマンライブ『Sympa』初全国ツアー
2019年4月 ラジオ『King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)』開始
2019年4月 ラジオ『PERIMETRON HUB』開始
2019年4月 『Mステ』2回目出演

※2015年~2019年4月までの全体年表はこちらのページ

 

2019年『Sympa』でメジャーデビュー


『Sympa』(画像クリックで商品詳細へ。聴き放題無料体験有)

 

2019年1月、2枚目のアルバム『Sympa』(シンパ)でソニー・ミュージックレーベルズ傘下のアリオラジャパンからメジャーデビューを果たしたKing Gnu。

2018年9月リリースのファーストシングル『Prayer X』は、人気アニメのタイアップもありながら何とインディーズだったのです。

すっかり”ヌー沼”にハマっていた私は、『Prayer X』の時点で少なくとも日本中の人がKing Gnuを聴くだろうと確信していましたが、まわりを見渡すとまだ温度差がありました。

発売日の数日後に近所のCDショップに行っても『Sympa』の取り扱いはなかったのです。

今になって冷静に考えると、たしかに新人バンドのメジャーデビューアルバム。いきなり田舎の小さなCDショップにまで流通が行き届くとは限りません。ネットで購入する方法もあります。結局、妙な現場主義を貫き、確実に入手可能とアナウンスのあったお店で購入しました。

行くところに行けば、ちゃんと熱く盛り上がっている状況。それだけは大きな街のCDショップで確認し、いざ『Sympa』です。楽曲の解説はあとのお楽しみに取っておきますが、これは歴史的な名盤!とクラクラしました。ますますシンパ(共鳴者)になったことは言うまでもありません。

 

『Sympa』のライブツアーに参加した筆者の体験

 

少し話はそれますが、筆者の『Sympa』のライブに参加した時のお話をさせていただきます。(King Gnuの軌跡だけ知りたい!という方は文中下記の「『白日』が連続ドラマの主題歌に」という見出しまでスクロールいただければと思います。)

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King Gnuの軌跡① 【Srv.Vinci時代~インディーズ時代】

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King Gnuを聴いて「人生が変わった」音楽を愛して40年の著者が綴った『KingGnu入門』の決定版!「KingGnuって何?」という方も、既に「ヌー民」の方もこれを読めばKingGnuの曲をさらに楽しめる事間違いナシ!!

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1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』目次へ  (全16ページ)

 

この章ではKing Gnuの軌跡を【Srv.Vinci時代~インディーズ時代】【『Flash!!!』~『Prayer X』】【メジャーデビュー後】と3ページに分けてお伝えします。

このページではKing Gnuの前身のバンドであるSrv.Vinci時代~インディーズ時代の活動についてお伝えします。

 

年表 ~Srv.Vinci時代~

 

年月 出来事
2015年 Srv.Vinci始動
2015年9月 1st AL『Mad me more softly』発売
2016年7月 Daiki Tsuneta Millennium Parade(DTMP) 1st AL『http://』発売
2016年9月 『トーキョー・カオティック』発売
2017年3月 アメリカのイベント出演

※2015年~2019年4月までの全体年表はこちらのページ

 

Srv.Vinci時代の活動

 

▼「Srv.Vinci時代の活動」項目では赤い矢印のところを解説

 

King Gnuの前身バンド「Srv.Vinci」

 

King GnuにはSrv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)という前身バンドがあります。

2015年、King Gnuのキーパーソン常田大希(つねた だいき)さんがSrv.Vinciとして活動を開始。

ドラムの石若駿さん(SONGBOOK PROJECT・CRCK/LCKSなど多数)をはじめ、様々な才能あふれるミュージシャンが関わりましたが、メンバーチェンジを経て現在の4人体制に固まり、2017年に改名という流れです。

その間に、Srv.Vinci名義でアルバム1枚とミニアルバム1枚、常田大希さんのソロプロジェクト「Daiki Tsuneta Millennium Parade(DTMP)」名義でアルバム1枚がリリースされています。

Srv.Vinciとは“サーバ上のレオナルド・ダ・ヴィンチ”という意味。

イタリア・ルネサンス期の芸術家であり“万能の天才”レオナルド・ダ・ヴィンチがもし、パソコンを使ったら?というようなコンセプトなので、とくに初期、1枚目のアルバム『Mad me more softly』は先鋭的です。

▼アルバム『Mad me more softly』REMIX

 

歌やメロディーに重きを置いた「多くの人々に受け入れられるような音楽」というよりも、先鋭的なサウンドに重きを置いた音楽でした。

MVの映像も含めると”最先端のコンセプチュアルアート”といったほうがしっくりくるほど芸術的なセンスが研ぎ澄まされています。※コンセプチュアルアート=前衛芸術

しかも常田大希さんはソロプロジェクトDaiki Tsuneta Millennium Parade(DTMP)を始動し、さらに「芸術性」「先鋭的なサウンド」に重きを置いた音楽を極めます。歌やメロディーに重きを置き、多くの人々に受け入れられるようなわかりやすい音楽とは真逆の方向に進みます。

▼この時のKing Gnuの楽曲の例『Prêt&Porter』芸術性に重きが置かれているように感じる

 

それゆえエッジの効いた(鋭く尖った)感性の持ち主にしか伝わりづらい……という課題が生まれたかもしれません。

「芸術は難しい」と感じる多くの層”大衆”には届かない、受け入れられない。

平たく言うとあまり売れなかったわけです。

 

「芸術」から「大衆向け」に方向転換

 

ここで”サーバ上のレオナルド・ダ・ヴィンチ”こと現代の鬼才・常田大希さんは考えたことでしょう。どんなに優れた・ぶっ飛んだ・イケてる音楽でも「聴いてもらわなければ話にならない」と。

自然な流れで「先鋭的で多様なサウンドでありながら、わかりやすい歌詞やメロディーを楽しむ人にも刺さるような音楽」路線へ。

常田さんの心の内は「J-POPで勝負する!」と煮えたぎっていたのではないでしょうか。現代の日本で、大規模な会場で音楽を聴いてもらおうと思ったら「J-POPしかない」という考え方もできますから。

Srv.Vinciの2作目『トーキョー・カオティック』はKing Gnuの原型となるサウンドに変化したように思われます。

▼アルバム『トーキョー・カオティック』収録「Vinyl」

 

2015年5月頃から既にKing Gnuの4人でライブは行われていましたが、固定メンバーになって方向性が定まり、変化があったのではないでしょうか。

メンバー情報は後述しますが、常田さんの幼なじみで1学年下の井口理(いぐち さとる)さんがフロントマン(バンドの顔となる存在)になったところが大きなポイント。

常田さん・井口さんのツインボーカルのうち、井口さんには井上陽水さんなどのJ-POPもよく聴いていたという強みがありました。

▼井上陽水:1948年生まれ。代表曲は「少年時代」

 

新生ともいえるSrv.Vinciは、2017年3月に『SXSW』(サウスバイサウスウエスト)のJAPAN NIGHT(ジャパンナイト)というアメリカ・テキサス州オースティンでのイベントに参加。

その後、ニューヨークやロサンゼルスなど7か所でこのイベント主催のアメリカツアーを敢行しています。

 

年表  ~インディーズ時代~

 

年月 出来事
2017年4月 King Gnuに改名
2017年7月 『FUJI ROCK FESTIVAL』出演
2017年10月 1stアルバムリリース
2017年11月 常田参加の米津玄師アルバムリリース
2018年1月 初ワンマンライブ

※2015年~2019年4月までの全体年表はこちらのページ

 

インディーズ時代の活動

 

▼「インディーズ時代の活動」の項目では赤い矢印のところを解説

King Gnuに改名

 

バンド名のKing Gnuは「ヌーの王様」という意味です。

ヌーはアフリカの草原・サバンナに生息する、ウシ科ヌー属の草食動物。ウシカモシカやワイルドビーストといった別名もあり、水牛・バッファロー・バイソンとは別種です。

▼ヌー

 

サバンナには乾季と雨季があり、ヌーは春になると食料を求め、大群をなして大移動します。小規模から大規模の群れへ。

King Gnuというバンドのコンセプトは「ヌーの群れの大移動」のようにたくさんの人についてきてほしい・広まってほしい・聴いてもらいたいというわけです。

ヌーの群れの先頭をキングと名づけるところが、わかりやすくてヤンチャでお茶目。

中学時代に1学年先輩だった常田さんは井口さんに「ガタイMAX」というあだ名をつけていたそうですが、180cmの大男・井口さんのイメージが「King Gnu」そのものだったのかもしれません。

こうしたバンドコンセプトの転換が見事にクリーンヒットし、2017年4月の改名前後からKing Gnuは音楽業界や目ざとい音楽通が絶賛する存在となります。

 

『FUJI ROCK FESTIVAL』/ファーストアルバム

 

2017年7月には、日本最大級の音楽フェス『FUJI ROCK FESTIVAL』(フジロック)にも出演。(ちなみにそのステージは新人の登竜門ROOKIE A GO-GO(ルーキー・ア・ゴーゴー)でしたが、翌年2018年にはメインステージのRED MARQUEE(レッドマーキー)へと大躍進を遂げています。)

さらに2017年10月にはファーストアルバム『Tokyo Rendez-Vous』をリリース。

▼『Tokyo Rendez-Vous』(画像クリック商品詳細へ。無料聴き放題期間有)

 

表題曲の『Tokyo Rendez-Vous』と双璧をなすキラーチューンの『Vinyl』(ビニール)は、パーソルテンプスタッフのCMソングにも起用されました。

▼『Vinyl』MV

 

米津玄師からのプロデュース依頼

 

既に音楽業界や音楽通のあいだでは「とんでもないバンドが現れた」と騒がれていたわけですが、米津玄師さんもそのひとり。

自身4枚目のアルバム『BOOTLEG』(ブートレグ)に収録されている「爱丽丝」(アリス)のプロデュース・アレンジ・ギターを常田大希さんに依頼したのです。

▼2017年11月リリース米津玄師4枚目アルバム『BOOTLEG』(画像リンク先で試聴可能)

▼米津玄師『BOOTLEG』クロスフェード(5:05~)爱丽丝

 

ハチ名義のボーカロイド時代から非常に凝ったサウンド作りをしてきた米津玄師さん。当時から熱狂的なファンはいましたが、まだ少数派。大衆を巻き込んで大ヒットしたのは松任谷由実さんの『Hello, my friend』を意識したという『Lemon』でした。

▼『Lemon』MV

 

「歌詞やメロディーに重きを置いた音楽」と「先鋭的なサウンド」、「大衆性」と「芸術性」、この狭間で葛藤する先鋭的な音楽家として、米津玄師さんと常田大希さんは非常に通じ合うところがあったのでしょう。

「爱丽丝」では「先鋭的なサウンド」と「芸術性」を存分に追求したと考えられます。

 

初のワンマンライブ

 

アメリカツアーも敢行し、数々の名だたるフェスや、複数のアーティストが出演する”対バンライブ”などでも話題になっていたKing Gnu。

満を持して初ワンマンライブを行ったのは2018年1月、東京・渋谷WWWでのことでした。

チケットが即日完売という事態になり、約2か月後の3月には追加公演が東京・渋谷WWWXで開催。

まだヌーの群れは決して巨大とは言えないものの、「ライブ演奏がすさまじい」という評判は浸透していきました。

『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』目次へ  (全16ページ)

 

 

目次著者

著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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『King Gnu』入門 ~全人類必聴の歴史的革命バンド~【メンバーと軌跡編】

「音楽で生き方が変わる、時代が変わる」、そんな話はあり得ないと思っていませんか?
でももし、ひたすら前向きで豊かな人生にしてくれる音楽が現代の日本にあるとしたら…聴いてみたいでしょう。それがKing Gnu(キングヌー)です。

 はじめに

「音楽で生き方が変わる、時代が変わる」、そんな話はあり得ないと思っていませんか?
でももし、ひたすら前向きで豊かな人生にしてくれる音楽が現代の日本にあるとしたら…聴いてみたいでしょう。それがKing Gnu(キングヌー)です。

King Gnuとは?どこが革命的なのか?

第1章 軌跡

この章ではKing Gnuの前身バンド「Srv.Vinci始動」から2019年の4月までの軌跡をお伝えします。知ればKingGnuにハマる事間違い無し。

軌跡① 【Srv.Vinci時代~インディーズ時代】
軌跡② 【『Flash!!!』~『Prayer X』】
軌跡③ 【メジャーデビュー後】

King Gnu年表



第2章 常田大希

1992年5月15日生
ギター・ボーカル他
『天才なのに努力を重ねたので鬼才になってしまった“音楽モンスター”』

常田大希① 【人間性】
常田大希② 【文学性】
常田大希③ 【音楽性】

第3章 井口理

1993年10月5日生
ボーカル・キーボード
『幅広い層に受け入れられる「嫌われない歌声」は天性のもの』

井口理① 【常田大希との関係性】
井口理② 【人間性】
井口理③ 【音楽性】

第4章 勢喜遊

1992年9月2日生
ドラム・サンプラー
『勢喜さんが生み出すグルーヴはリズムの歴史を踏まえたうえでなおかつ斬新』

勢喜遊① 【基本情報と略歴】
勢喜遊② 【人間性】
勢喜遊③ 【音楽性】

第5章 新井和輝

1992年10月29日生
ベース・シンセベース他
『レイドバックする重いジャズ風なベースのグルーヴで、音楽の楽しみ方も人生も、格段に豊かになる』

新井和輝① 【人間性】
新井和輝② 【音楽性】
新井和輝③ 【高井息吹と眠る星座】


著者 渡辺和歌

音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。お問い合わせはこちらから

King Gnu年表 <Srv.Vinci始動~2019年の4月まで>

 

以下ではKing Gnuの前身バンド「Srv.Vinci始動」から2019年の4月までの活動を年表にまとめました。リンク先に詳しい解説がございますので、詳細を知りたい方はこちらも合わせてご覧ください。

 

King Gnuの全体年表

*2015年:Srv.Vinci始動
*2015年9月16日:Srv.Vinci 1st AL『Mad me more softly』発売
*2016年7月20日:Daiki Tsuneta Millennium Parade(DTMP) 1st AL『http://』発売
*2016年9月14日:Srv.Vinci Mini AL『トーキョー・カオティック』発売
*2017年3月:アメリカのイベント『SXSW』出演~アメリカ7か所ツアー

*2017年4月26日:King Gnuに改名
*2017年7月:音楽フェス『FUJI ROCK FESTIVAL』出演
*2017年10月25日:1st AL『Tokyo Rendez-Vous』発売
*2017年10月29日:フリーライブ『Tokyo Rendez-Vous』(横浜)
*2017年11月1日:米津玄師4th AL『BOOTLEG』の『爱丽丝』に常田大希が参加
*2018年1月28日:初ワンマンライブ『Tokyo Rendez-Vous』(東京)
*2018年3月23日:ワンマンライブ追加公演『Tokyo Rendez-Vous』 X(東京)

▼ここまでの歴史は第1章1ページ目で詳しく解説!

 

*2018年7月13日:配信限定シングル『Flash!!!』発売
*2018年7月13日・16日:ワンマンライブ『Flash!!!』(東京・大阪)
*2018年7月~12月:アニメ『BANANA FISH』放送(ED曲『Prayer X』)
*2018年9月19日:1st SG『Prayer X』発売
*2018年11月:ワンマンライブ(東名阪3か所)

▼ここまでの歴史は第1章2ページ目で詳しく解説!

 

*2019年1月16日:2nd AL『Sympa』発売(アリオラジャパンからメジャーデビュー)
*2019年1月~3月:ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』放送(主題歌『白日』)
*2019年2月22日:配信限定シングル『白日』発売
*2019年2月22日:音楽番組『ミュージックステーション』初出演(演奏曲『Slumberland』)
*2019年3月~4月:ワンマンライブ『Sympa』初全国ツアー(追加2公演含め11か所)
*2019年4月16日:音楽番組『ミュージックステーション』2回目出演(演奏曲『白日』)
*2019年4月4日:ラジオ『King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)』開始
*2019年4月5日:ラジオ『PERIMETRON HUB』開始

▼ここまでの歴史は第1章3ページ目で詳しく解説!

 

『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』(全16ページ)は以下より!

 

様々な【入門】を学べるサイト ~映画・音楽・舞台・スポーツ・観光…~

 

このサイト(Webon)では、それぞれのジャンルの専門家(それを好きな人)が作成した【入門】コンテンツが多く集まったサイトです。

カンフー映画・落語・クラシックコンサート・バス釣り・モータースポーツなどなどジャンルは多岐に渡り、それぞれが1ページではなく7~30ページと本のように体系的にそのジャンルを学ぶことができます。

下記に様々な【入門】をジャンルに分けてまとめましたので、気になる分野を見つけて見てください。

 

映画(カンフー映画・東映実録映画)

 

カンフー映画入門(全38ページ)

カンフー映画を見たことがありますか?カンフー映画とは香港で発展した映画で、「俳優が武術をやっているのではなく一流の武術家が演技をしているのである」と著者は言います。カンフー映画に既にハマっている方もまだの方も「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」で是非カンフー映画を観て、もっと楽しんでください!

東映実録映画入門~実話を基にしたヤクザ映画~(全21ページ)

「東映実録映画」は東映(映画の会社)で製作された「実話を元にしたヤクザ映画」です。有名な作品で言えば「仁義なき戦い」が挙げられます。圧倒的なリアルなヤクザの世界が覗けるのが東映実録映画の魅力です。事件の当事者の生々しい証言を反映し作られた世界観は、今の時代は規制によって製作するのは難しいと言えるでしょう。このWebonでは東映実録映画の歴史、作品、俳優について解説していきます。

 

他の映画についても学びたい方は以下より!

 

舞台(落語・2.5次元ミュージカル・クラシックコンサートなど)

 

落語初心者入門(全23ページ)

落語に対して「難しい」という印象をお持ちの方も多いかもしません。ただ、落語は「誰が聴いてもわかりやすく、面白い芸能」なのです。このWebonでは、10年程前よりほぼ毎日落語を聴いている筆者が魅力的な落語の世界についてお伝えします。

2.5次元ミュージカル入門(全14ページ)

2.5次元ミュージカル(舞台)は、アニメやゲームを舞台化した作品のことを指しますが、近年2.5次元ミュージカルブームが起きています。このWebonではブームのルーツであるミュージカル「テニスの王子様」をはじめ、定番作品の紹介、チケットの獲得方法に至るまで、2.5次元ミュージカルを中心に観劇をこよなく愛するゆうり藍氏が徹底解説いたします!

クラシックコンサート初心者入門(全13ページ)

クラシックコンサートに興味があっても「敷居が高い」「拍手のタイミングとかわからない」「どれを選べばいいかわからない」などの不安から、行くことを躊躇している方も多いのではないでしょう。このWebonではクラシックコンサートに対する不安を解決し、実際にコンサートに足を運んでいいただくことを目的としています。さらに、クラシックコンサートの注目ポイントを知ることでより楽しめることでしょう。

『Endless SHOCK』入門(全14ページ)

「Endless SHOCK(エンドレスショック)」とはKinki Kidsの堂本光一さん主演の、日本一チケットが取れないと言われているミュージカルです。このWebonではEndless SHOCKの「ストーリーの素晴らしさ」を中心に「みどころ」「光一さんの魅力」「鑑賞方法」をお伝えいたします。

 

音楽(邦楽ロックなど)

 

邦楽ロック入門(全12ページ)

邦楽ロックが大好きな寺井まさきさんが「邦楽ロックとは」からおすすめの楽器やバンドを解説します。最後まで読み終えた時には必ずあなたも邦楽ロックを聴きたくなっているはずです!

クラシック音楽初心者入門(全13ページ)

クラシック音楽を聴きますか?テレビ番組やCMなどで使われて、身近にあるけれど難しそうで敷居が高い… そんな方は多くありませんか?クラシック音楽は有名な曲や名前を聞いたことの作曲家の背景を知ると全く異なる聴こえ方がしてくるのです。そして何よりその背景が面白い!このWebonを読み終える時にはあなたもきっとクラシック音楽にハマっている事間違い無し!

 

ミュージシャン(山下達郎・岡村靖幸など)

 

山下達郎入門(全14ページ)

山下達郎さんと言えば『クリスマス・イブ』で有名ですが、達郎さんの魅力を最も感じることができるのは「ライブ」なのです。テレビに出演しない、ライブの映像を解禁しないというこだわりがあるため動く達郎さんを見れるのはライブだけなのです。「音の職人」と称される達郎さんのライブはまさに「極上の音楽空間」。このWebonでは山下達郎さんの「歴史」「人柄」「おすすめの名曲」「ライブ」についてお伝えします。

岡村靖幸入門(全13ページ)

「岡村靖幸」は、DAOKO、小出祐介などと若手アーティストとのコラボで再び注目を集めていますが、「あのスーツのおじさんは誰?」と思っている方も多いかと思います。このWebonでは、数百本以上の音楽ライブを鑑賞し、デビュー前から岡村靖幸をリアルタイムで見てきた筆者が、歌手として強烈な個性を放ち、時には「気持ち悪い」とも称される「岡村靖幸」の魅力をお伝えします。

スターダスト・レビュー入門(全14ページ)

『スターダスト・レビュー』という音楽グループは名前は一度は聴いたことがあるとは思いますが、「ライブが面白い!」という評判があるのは知らない方が多いのではないかと思います。このWebonでは数百本以上のライブを観てきた、しあ氏がスターダスト・レビューが日本一のライブバンドであると理由をお伝えし、スターダスト・レビューの歴史・魅力・楽しみ方などを学ぶことができます。

 

他のミュージシャンについても学びたい方は以下より!

 

スポーツ(バス釣り・モータースポーツ観戦など)

 

バス釣り初心者入門(全15ページ)

このWebonではバス釣り初心者が、バス釣りの迫力と醍醐味を知り、最終的に1人でフィールド(釣り場)に足を運んでいただくことを目的としております。ブラックバスが勢いよく食いついた時の感覚や、居場所を突き止めた時の爽快感を知れば、バス釣りにハマること間違いなし!

モータースポーツ観戦初心者入門(全12ページ)

「モータースポーツ」はバイクや車でスピードを競う競技です。モータースポーツの中で一番有名なのはF1ですが、それだけでなく24時間バイクで走り続ける競技や、街中で走る競技があったりと、知れば知るほど面白いものなのです!そんなモータースポーツの魅力を「モータースポーツ」が子供の頃から大好きな河村大志氏が余すことなく紹介します。

スノーボード『大会観戦』『動画鑑賞』入門(全10ページ)

このWebonでは「観るスノーボード」つまりスノーボードの大会や動画をより面白く観る為の知識を紹介していきます!スノーボード種目のルールや見どころ、そしておすすめ映像作品まで、読めば観たくなる事間違い無しです!

 

▼他のスポーツに関する入門についても知りたい方はこちら!

 

海外・観光(ブラジル・バリ島など)

 

ブラジル生活入門(全13ページ)

ブラジルという国の名前や国旗は知っていてもどのような生活をブラジルの人々が送っているのかなんて知らない方が多いのではないでしょうか?結婚をきっかけにブラジルに移住して17年の著者が伝える「ブラジルの生活」紹介を是非お読みください。

バリ島観光初心者入門(全18ページ)

バリ島を訪れた事はありますか?バリ島はインドネシアにある島のうちの一つで、リゾート地として世界各国から観光客が訪れます。しかし、バリ島には多くの魅力があり知れば知るほど興味が湧いてくる島なのです!そんなバリ島の魅力をバリ大好き佐藤ひより氏が「バリ島ってどんなところ?」から「バリ島観光モデルコース」までを詳しく解説します!

ベトナム・ホーチミン生活入門(全10ページ)

ベトナムのホーチミン。ベトナムと言えばベトナム戦争やベトナムコーヒーと言ったイメージが強いでしょうか?でももちろんベトナムはそれだけではないのです。ベトナム在住の著者だからこそ知っている生のベトナム・ホーチミン生活入門。旅行先としてベトナムを考えている方も必読です!

 

▼他の海外・観光に関する入門を知りたい方はこちら!

 

食(サイゼリヤ・宅飲み)

 

サイゼリヤの楽しみ方入門(全8ページ)

サイゼリヤはイタリア料理をリーズナブルな価格で食べられるファミリーレストランチェーンです。サイゼリヤは「料理の質が低いから安いのでは」と思っている方もいると思います。ただ、安さの理由は圧倒的な企業努力によるものであり、サイゼリヤで提供されているプロシュート(生ハム)はワールドカップが日本で開催された時、イタリア人記者が食べて衝撃を受けた程の質の高さなのです。サイゼリヤについて知って、より楽しいサイゼリヤライフを過ごしていただきたいです!

宅飲み入門~ラクに楽しむ方法~(全16ページ)

若者のお酒離れが叫ばれる中、「宅飲み」という形で低コストなお酒の飲み会がひそかに人気を集めています。鹿児島に住む主婦である著者もその「宅飲み」にハマる一人。そんな宅飲み・お酒大好き主婦の著者が、宅飲みをラクに楽しむ方法から宅飲みにおすすめの銘柄までを指南します!

 

▼食の入門についてさらに知りた方はこちら!

 

その他(昆虫・金運・ミルクグラスなど)

 

身近な昆虫の観察入門(全17ページ)

子供の頃は昆虫に対して夢中になった方も多いと思います。ただ、大人になると昆虫に対して嫌悪感を覚える方が少なくありません。子供の頃のように虫を見つけることに喜びを感じられるようになれば、毎日の生活にささやかな幸せがきっと増えるはずです。このWebonでは身近な昆虫を魅力とともに紹介していき、昆虫を見つける喜びを感じれていただけるようになればと思います。

金運アップ初心者入門(21ページ)

金運アップの方法についてfumie氏が「金運アップとは」から実践方法までを解説しています。人生においてとても重要な意味を持っている「お金」。お金とどのように付き合っていけばいいのか、老若男女問わず為になる金運アップ講座です!

ミルクグラス入門(全14ページ)

ミルクグラスは魅力満載のヴィンテージ食器です。見た目が可愛い、ドリンクが透ける、手頃で丈夫、集めて楽しい、どんな料理にも合う…。知れば知る程ミルクグラスをきっと欲しくなることでしょう!

 

Webonには紹介したもの以外にも様々な入門コンテンツがあります。是非ご覧いただければ幸いです。

ファイヤーキング ジェダイ解説<基礎知識・多く流通している理由など>

 

このページではミルクグラスの定番「ファイヤーキング ジェダイ」について分かりやすく解説をします。基礎的なことから、ジェダイがなぜ多く流通しているかなどについても解説します。

 

※このページはミルクグラス収集歴10年以上の大柴あまね氏による『ミルクグラス入門』の内容をWebon編集部がまとめたものです。

▼「ミルクグラス入門」(全14ページ)

 

ファイヤーキング  ジェダイとは

▲ファイヤーキング ジェダイ Dハンドルマグ

そもそもミルクグラスって何?

 

「ファイヤーキング ジェダイ」はミルクグラスの一種です。

ミルクグラスは1950年頃のアメリカで誕生したヴィンテージ食器です。乳白色が練り込まれたガラスである「ミルクグラス」を使用した食器のことを指します。「ミルクガラス」とも呼ばれます。

美しく可愛らしいミルク色のガラス食器は、アメリカの一般家庭だけでなく、数多くの飲食店で親しまれてきました。その波ははるか遠くの日本にも。そして現代ではヴィンテージ食器として収集家や愛好家に長く愛されています。

 

 

ファイヤーキング ジェダイとは

 

「ファイヤーキング ジェダイ」は「ファイヤーキング」というブランドのジェダイ(翡翠色)カラーの商品です。

「ファイヤーキング」はミルクグラスの製造販売を行うアンカーホッキング社の代名詞と言われるほど広く知れ渡っているブランドのミルクグラス。そんなファイヤーキングの中でも「ジェダイ」は代表的存在です。

 

なぜジェダイのマグカップをよく目にする?

 

ミルクグラスを探すと、緑色(正確には「翡翠色」)のマグカップをよく目にすると思います。

これはミルクグラスが誕生した間もない頃のアメリカでファイヤーキングのJADITE(ジェダイ=翡翠色)が大人気となったため多く生産され、ミルクグラスと言えばこの色になりました。

さらにあまりに人気だっためファイヤーキングというブランドだけでなく、他社も真似し「Jad-ite」や「Jade-ite」と微妙に名前を変えて販売された結果、似た色のものがたくさん出回ることとなったのです。

 

 

ファイヤーキングは当時のアメリカでも大人気でしたが、現代の日本人が特にとても好きで、日本ではこれに偏って流通しています。

そのため日本人が買ってくれるからという理由でバイヤーもたくさん仕入れています。現地のアメリカではもう無くなってきており、そのほとんどを日本人コレクターが所有しているという話をバイヤーさんから聞きました。

 

 

ファイヤーキング ジェダイが復活?

 

このファイヤーキングは1986年に製造が終了するまで大量生産され続け、レストランやカフェをはじめ家庭用食器としてもとても愛されていました。

アンカーホッキング社が製造を終了してからも中古品として世の中に出回り、現在ではヴィンテージ食器の代表として愛され続けています。

このアンカーホッキング社は現在でもたくさんのガラス製品を製造しているガラス会社なのですが、近年では「ファイヤーキングジャパン」として復活し、耐熱皿や所ジョージさんをはじめとした有名タレントのカップも販売しています。

 

▼ファイヤーキングジャパン公式HP


引用:https://fireking-japan.com/

 

ファイヤーキングの主な購入場所

 

ファイヤーキング専門店は全国にありますので、初めてならまず専門店から行ってみましょう。レアなものもありますが初めてでも手に取りやすい価格の商品も揃えられています。

おすすめは東京都杉並区高円寺にある「DEALERSHIP(ディーラーシップ)」です。常時2500個もの品ぞろえで、お気に入りの一品がきっと見つかります。

 

▼DEALERSHIPの店舗情報

店名 DEALERSHIP
営業時間 12:00-20:00
定休日 無休
公式ホームページ http://www.dealer-ship.com/
場所 東京都杉並区高円寺南3-45-18-2F
(JR 高円寺駅 南口より徒歩5分)

 

 

ファイヤーキング ジェダイ Dハンドルマグの相場

状態 相場
Mint(未使用品) 2万円前後
Excellent(使用感が少なく大変キレイ) 1万円~1万5千円程度
Very good(使用感あり) 6000円~1万円程度
Good(使用感はかなりあり) 3000円~5000円程度

※年代、傷の有無、箱の有無などでも大きく変わります。またイベントで購入すると若干安くなります。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

[VINTAGE] FireKing(ファイヤーキング) ジェダイDハンドルマグ
価格:8618円(税込、送料別) (2019/3/29時点)

 

ファイヤーキングの「Mint」などの状態についてはこちらで解説! ファイヤーキングの「Mint」などの状態についてはこちらで解説!

 

ジャネット・マッキーのジェダイとの違い

 

ガラス製造の長い歴史があるマッキー社とジャネット社。

マッキー社は1900年代に入りミルクグラス製造を開始。キッチンディナーウェア(家庭の食卓で使う食器類)を世に広めた功績はとても大きく、美しい食器だけでなく、多くのコレクターをも生み出したと言えるでしょう。

ジャネット社もライバル会社と競うようにミルクグラスを製造販売していました。

現在ではメジャーな色であるミルキーグリーンの「ジェダイ」は、実はこの時代のジャネット社が開発したのです。ジャネット社がジェダイを開発し、それをアンカーホッキング社が真似して作った「ファイヤーキングのジェダイ」が流行しました。

ジャネット・マッキーといえば、ジャネット社の時に製造されたジェダイカラーのミルクグラスです。現在人気のファイヤーキングのジェダイとはまた違い、白みの少し強い不透明感のある色が大きな特徴です。

 

 

以上「ファイヤーキング ジェダイ」の紹介でした。ミルクグラスについて詳しく知りたい方は「ミルクグラス入門」をご覧くださいませ。「基礎知識」「魅力」「歴史」「購入方法」などなどミルクグラスを体系的にゼロから学ぶことができます。

▼「ミルクグラス入門」(全14ページ)

ロリータファッション入門 ~現実世界とのバランスを考えた楽しみ方~

電子書籍で読む

はじめに

フリルやレースのたくさんついた、現実離れしたお洋服。その服が好きな人にとっては抗えない魅力的なファッションが「ロリータファッション」です。 まずはじめにこれからロリータ服を着ようと思っている方にお伝えしたいことがあります。

はじめに ~ロリータファッションを着ようと思っている方へ~

第1章 魅力は何か?

ロリータファッションは他のファッションにはない魅力があります。「引き算がない」ことによる魅力や、服を作ったり、ロリータを着ているからこそ体験できる蜜なコミュニケーションなど様々な魅力を紹介いたします。

ロリータファッションの虜になった理由
【引き算がない魅力】とはどういうこと?
流行や売上に捕らわれない理由
ロリータには【服を作る楽しさ】がある
お茶会・即売会・夜のイベント有料会員

第2章 流行の変遷

ロリータファッションの流行の変遷について解説いたします。ロリータがどのように流行して、流行が終息した現在の状況はどうなっているかということをお伝えします。

流行した理由 ~下妻物語の登場~
流行後の変化
オタク文化との融合有料会員
ロリータファッションの流行の終息有料会員

第3章 ジャンル

「白ロリ、甘ロリってどう違うの?」「ゴシック&ロリータって何?」などロリータのジャンルについて解説いたします。

定番ロリータファッション
ゴシック&ロリータファッションとは
【音楽】【文学】【オタク文化】の融合
ジャンル分けの哲学有料会員

第4章 化粧・髪型・洋服のポイント

ロリータファッションで最低限知っておきたい「化粧と髪型のポイント」や「洋服の揃え方」について解説いたします。

化粧と髪型のポイント
洋服の揃え方

第5章 現実とのバランスを考えて楽しもう

ロリータファッションは日常生活とのバランスのとり方が重要です。この章では、家族や近所の評判などロリータの現実的な側面をお伝えするとともに、ロリータを着る上で気をつけた方がよいことをお伝えします。

ロリータに対する家族と近所の反応有料会員
学校や職場でロリータ服はどうする?有料会員
SNSの使い方有料会員

第6章 ロリータを理解する

あなたのお子さん、ご家族、パートナーがある日突然ロリータファッションを着始めると、戸惑ってしまう方もいるかと思います。この章ではリアルなロリータ事情や考え方を紹介いたします。

年齢を重ねたロリータ/男性ロリータ
いつまでロリータを続けるのか?
「普通」を押し付けるのはやめよう

おわりに

最後に、ロリータファッションは「いつ着始めるか着納めにするかはただの選択肢にすぎない」ということをお伝えします。

おわりに ~いつ着始めるか着納めにするかはただの選択肢にすぎない~ 

著者 佐藤遊佳
高校卒業と同時にロリータファッションに目覚め、以来13年間私服ではずっとロリータ服やゴシック&ロリータ服を着続ける。鍼灸師として患者さんを診るかたわら、ロリータファッションの服飾小物、アクセサリーの個人作家として活動。現在は結婚し地元で鍼灸院を開業し、執筆活動もしている。お問い合わせはこちらから