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KANさんは200万枚を超える大ヒット曲「愛は勝つ」で有名ですが、この曲はKANさんのほんの一面に過ぎないのです。ファン歴30年がKANさんの魅力を人柄・ライブ・楽曲に分けて徹底解説!
『KAN』入門 ~「愛は勝つ」だけじゃない!天才であり変態!類まれなソングライター~はこちらから!
著者:しあ
40代後半女性。KANのファン歴30年。1988年「BRACKET」を聴いて感動したのが出逢い。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。
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KANさんは「天才であり変態」であると私は思います。
ただKANさんのキャラクターの魅力を一言で言うのは困難です。
KANさんには面白い側面がいくつもありますので、色々な角度から見たKANさんについてご紹介します。
KANさんはどんなキャラクター?
ユーモアセンス溢れる
KANさんという人は、とにかくユーモアセンスたっぷりで、遊び心の塊のような人です。
楽曲はもちろん、アルバムジャケット、ライブの創り方、衣装、その他、ありとあらゆるところで、KANさんのオリジナリティー溢れる才能が活かされていて、本当に楽しくおもしろいのです。
クスクスと笑ってしまうおもしろさがKANさんにはあります。
例えば、2016年のアルバム「6×9=53」(ロックごじゅうさん)。アルバムジャケットではKANさんがお爺さんになっています。
▼アルバム「6×9=53」(画像クリックで商品詳細へ)
アルバムタイトルは、ちょっとロックテイストなアルバムという事と、KANさんが当時53歳という事で、このタイトルがつけられました。
なぜ、お爺さんになっているかというと、ロック=69歳、という事で69歳に見えるように扮装しているのです。
このおもしろさ、さすがKANさんだな~と思います。
2017年のアルバム「la RINASCENTE」(ラ・リナシェンテ)。このアルバムは、KANさん自らが、弦楽四重奏のアレンジを施したセルフカバーアルバムです。
このアルバムジャケットのおもしろさは、ドナルド・フェイゲンの名盤「THE NIGHT FLY」に似せていること。
▼ドナルド・フェイゲン「THE NIGHT FLY」
このジャケットのKANさん、すっごくカッコいいです。
もしかして、ドナルド・フェイゲンと間違って買う人がいるかも…?
下心を隠しながらも紳士的
KANさんが夏目漱石に扮した写真があります。
このクオリティはすごい!
見間違ってしまうかも。
この写真を使った「高級眼鏡拭き」というKANさんのグッズがあります。
先日、KANさんとスターダスト・レビューの根本要さんとでやっているラジオ番組「KANと要のWabi-Sabiナイト」にASKAさん(CHAGE and ASKA)がゲストで来た時に、KANさんがこの眼鏡拭きをプレゼントしました。
ASKAさんは「あ~!これ知ってる!俺ほしかったやつだ!」と、大喜びでした。ちなみにKANさんは、ASKAさんの事をとてもリスペクトしています。
3人は友達で特にASKAさんと要さんは同い年で親友と言える間柄です。
KANさんという人はとても優しく穏やかで礼儀正しく素敵な紳士です。
「紳士」と書いたのはKANさんの歌詞に「ジェントルマン」と出てくることや、KANさんが女性に対して下心を隠しながら紳士的であろうとしているからです。
紳士的でありながらも下心満載の歌詞も書いているKANさん。
そんな歌詞の曲を聴くと、KANさんの変態性を感じずにはいられません。
KANさんの曲はいろいろなタイプの曲があり、その振り幅の大きさに驚かされます。
それらを聴くと、KANさんの「天才であり変態」という意味が、理解できるのではないかと思います。
また、どんなにふざけた曲や女性に対する妄想を歌った曲でも、下品にならないのはKAN さんのキャラクターのおかげかと思います。
天才であり変態なのことがわかる楽曲は第3章で紹介!
大ヒット曲にとらわれない
大ヒット曲があると、それにとらわれて本来の自分を出せなかったり、周りからも同じ系統の曲を望まれたりと、創作活動に影響があったりするかもしれません。
ですが、KANさんは「愛は勝つ」という国民的大ヒット曲を持ちながらも、それにとらわれず自身のユーモアやオリジナリティー溢れる楽曲を創り出しています。
自身の武器であるピアノにもこだわっていて、ピアノ一つで音楽を伝える「弾き語りライブ」に行くと、そのピアノの素晴らしさにも感動します。
KANさんにしか書けない詩、曲は本当に素晴らしくおもしろく、日本の音楽界において類まれなる存在であり、私は彼を天才であり変態だと思っているのです。
KANさんの弾き語りライブについては第2章で紹介!
KANさんのキャラクターがわかるプチ情報
KANさんには色々な側面があります。よりKANさんの魅力を多角的に理解していただくため、KANさんのキャラクターがわかるような4つのプチ情報を紹介します。
① 「素数」が好き
KANさんは素数が好きで素数にこだわっています。
通常、アーティストはデビュー20周年、25周年、30周年、と区切りのいい数字を使います。
でもKANさんの場合は、素数にこだわっているので29周年、31周年などを記念としているのです。
② 語学が堪能
旅行が趣味で旅先での会話能力の必要性を痛感し、語学の習得にも熱心。
中国語、フランス語、イタリア語が得意で、日常会話に困らないぐらいには習得しているそう。
③ 愛妻家
ラジオなどでよく奥様の話をしています。
「出かける時、女性って時間がかかるじゃないですか。でも、いかに奥さんに気持ちよく準備してもらうか、って言うのが大事じゃないですか。」
と言っていたKANさん。
「さすが紳士なKANさん、素敵な旦那様!」と思いました。
④ トリンドル玲奈
「Menuett fur Frau Triendl」は、勝手にトリンドル玲奈さんに捧げた曲です。
「トリンドルちゃんは、おそらく聴いていないでしょう…。」とKANさん…。
▼トリンドル玲奈(1992年生まれの日本のファッションモデル、タレント)
KANさんは、中田ヤスタカさん(音楽プロデューサー)を尊敬する音楽家の一人として挙げていて、中田サウンドがとても好きなよう。「きゃりーぱみゅぱみゅ」「Perfume」は共に中田ヤスタカさんのプロデュース。
中田サウンドとは
中田ヤスタカは、シンセサイザー等の電子楽器を用いた音楽である「テクノポップ」の流行を再来させる。中田サウンドの例は下記のアーティストの曲を聴けば理解しやすいのではないでしょうか。
▼きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」
▼Perfume「ポリリズム」
「REGIKOSTAR~レジ子スターの刺激~」「ブログ!ブログ!ブログ!」は、KANさんが中田サウンドを意識して創った作品です。
▼「REGIKOSTAR~レジ子スターの刺激~」(リンク先で試聴可能)
▼「ブログ!ブログ!ブログ!」(リンク先で試聴可能)
その他KANさんのオマージュ曲については第3章で紹介!
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以上、KANさんのキャラクターの紹介でした。
次のページではKANさんのラジオやトークについて紹介します。さらにKANさんの人柄や面白さを知っていただきたいです。
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