KANさんのライブ【バンド編】の6つの魅力

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KANさんは200万枚を超える大ヒット曲「愛は勝つ」で有名ですが、この曲はKANさんのほんの一面に過ぎないのです。ファン歴30年がKANさんの魅力を人柄・ライブ・楽曲に分けて徹底解説!

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著者:しあ

40代後半女性。KANのファン歴30年。1988年「BRACKET」を聴いて感動したのが出逢い。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。

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この章ではKANさんのライブの魅力をお伝えします。

KANさんのライブは大きく分けて【バンド編】と【弾き語り編】があります。

こちらのページでは【バンド編】のライブについてお伝えします。

大ヒット曲の「愛は勝つ」はピアノの前に座って演奏するので、そのイメージが強いと思いますが、ライブでのKANさんはスタージを右に左に動き回ります。

ライブでのKANさんの楽しさおもしろさを知っていただければと思います。

 

バンド編とは

 

KANさんのライブは「弾き語り編」「バンド編」の2種類に分かれています。

弾き語り編はKANさんのピアノ1本でライブ(またツアー)が行われます。

バンド編では多くの趣向を凝らし、バンドメンバーと共にエンターテインメント性の高いステージを繰り広げています。

 

バンド編の6つの魅力

① とにかく楽しい

 

KANさんはとにかく人を楽しませるセンスが抜群。

そして自分自身もとても楽しんでいるのです。

「真面目にふざける」それがKANさんで、エンターテインメント性に長けたライブをしているのです。

一言で言い表すのは困難ですがトークにしろパフォーマンスにしろ、KANさんはとにかく面白いのです。

※KANさんの面白さは第3章の楽曲紹介を読めばユーモアセンスが伝わるでしょう。ページはこちら

 

② とにかくよく動く

 

「愛は勝つ」が大ヒットした時のイメージで、ずっと座ってピアノを弾きながら歌っている姿を想像するかもしれません。

しかし、KANさんはずっとピアノを弾きながら歌っているわけではありません。

ステージを右に左に動きながら楽しませるのです。

一曲の中でも、ピアノを弾きながら歌っては、立ってステージを動きながら歌い、またピアノに戻って歌うということをしていて、とにかくその姿がおもしろいしすごいのです。

 

③ ダンスが上手い


 

KANさんは、とてもダンスが好きみたいで、リズムの取り方や動きがとても素敵です。

私は、KANさんのダンス、動きが大好きなのです。

 

【コラム】KANさんの踊りは他の方とどう違う?

KANさんは、本気なのか冗談なのかわからないように冗談を言うおもしろさがあります。マイケル・ジャクソンのパフォーマンスを参考にしているというKANさん(笑)もちろんあれほどのパフォーマンスではないですが、KANさんはマイケルの大ファン。ターンやポーズなど、思いっきりビシッと決めるKANさん。サタデー・ナイト・フィーバーのポーズなども、カッコよく決めます。

▼映画『サタデー・ナイト・フィーバー』以下のポーズが有名

ダンスを売りにしていない人がダンスをする場合、恥ずかしがっていては余計おかしいと思うのですが、KANさんは思いっきり弾けているのでカッコいいのです。

 

「孔雀」という曲があります。

以前この曲ではKANさんが「一人ZOO」宣言をして、カッコよく踊ったことがあります。

ZOOとは「1990年代前半に人気を博したボーカル& ダンスユニット」です。

EXILEのリーダーのHIROさんが所属していたことでも有名で「Choo Choo TRAIN」が大ヒットしました。

 

KANさんが「踊れる間に踊っておきたい」ということで、ZOO並みのダンスを見せたこの「孔雀」でのパフォーマンスは、最高にカッコよかったのです。

50代半ばのKANさんですから、もうこの勢いで踊るのはさすがに難しいかもしれませんが、今でもライブではよく動いてノリノリのライブなのです。

 

④ 曲を知らなくても安心

 

KANさんのライブでは、後ろのスクリーンに歌詞が映し出されるので、曲や歌詞を知らなくても楽しめます。

もちろんそれがなくても、KANさんのパフォーマンスでライブは楽しめるのですが「歌詞をちゃんと知りたい」という人もいると思いますので、これはとてもいいアイデアだと思います。

 

⑤ 衣装が派手

 

KANさんのライブでは衣装が派手なのが有名です。

例えば…

リオのカーニバル風な羽がたくさんついた衣装。

スコットランドの民族衣装のキルト、海賊風の衣装、キラキラした上下ゴールドの衣装などなど。

KANさんが結婚した頃のライブでは、ウエディングドレスだったことも。

「ap bank fes(野外フェスティバル)」に出演した際には、警察官の格好で自転車に乗って登場し、自転車に乗って退場するというパフォーマンスで会場を沸かせました。

警察官の衣装を借りる、着るというのは手続きが大変だそうです。

でも、KANさんの「着たい!」という思いで実現したようです(笑)。

 

普通の黒の燕尾服でも、背中に白いふわふわの天使の羽がついています。KANさん曰く、心の綺麗な人にしかこの羽は見えないそう。

 

 

最近のライブではアメリカンフットボールの衣装が多いです。

 

 

ちなみにKANさんの普段の服は、KENT SHOP青山を利用しており、VANなどトラッド(伝統的なスタイル)なものが多いです。

▼KENT SHOP青山(公式ホームページ


(引用:KENT SHOP青山

 

⑥ 笑い

 

KANさんは、ステージでギターを弾いている事もありますが、ほぼそれは見せかけで曲の終わりにギターを真っ二つに割るパフォーマンスがあります。ちなみに、KANさんはちゃんとギターを弾けます。

 

【筆者に聴いてみた】パフォーマンスを見る方法

Q.(Webon編集部)このパフォーマンスはどうやって見ることができるのでしょうか。また、なぜ弾けるのギターをあえて見せかけにするのでしょうか。

A.(筆者 しあ)「BAND LIVE TOUR 2009 じゃぁ、スイスの首都は?」の18曲目「Oxanne」 で見ることができます。ライブではやったりやらなかったりだと思います。見せかけにする理由は「おもしろいから」でしょうし、そういうパフォーマンスだからです。最後にバーンとギターを割った時、お客さんが盛り上がったり、びっくりするのが楽しいからじゃないでしょうか。

▼パフォーマンスを見ることができるDVD

 

KANさんの弾くピアノの上は、人が乗ってもいい設定になっています。

バンドメンバーさんのギターソロではピアノの上に立ち、気持ちよくジャジャーンとギターソロを弾いてもらい、下から送風機で風を送りカッコ良く演出する、というのがお約束となっています。

 

目でも耳でも楽しめる、それがKANさんのバンドライブなのです。

KANさんのバンドライブは、アルバムのリリースタイミングなどで毎年必ず行われるわけではありません。

でもKANさんのバンドライブがなくても、SSKBのライブが行われることも多いです。SSKBとはスターダスト・レビュー、杉山清貴さん、KANさん、馬場俊英さんのユニットです。

このSSKBではスターダスト・レビューがメインバンドを務めています。気心の知れた仲の良いユニットなので、とても楽しいのです。

 

 

ピアノだけではないKANさんの魅力がたっぷりと感じられるバンドライブに、ぜひ参加してみてほしいと思います。

以上、KANさんライブのバンド編を紹介しました。

次のページでは弾き語り編を紹介します。

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著者:しあ

40代後半女性。KANのファン歴30年。1988年「BRACKET」を聴いて感動したのが出逢い。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。

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