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「Endless SHOCK(エンドレスショック)」は堂本光一さん主演の日本一チケットが取れないと言われているミュージカル。「フライング」「階段落ち」などの演目も素晴らしいですが、
ストーリーの素晴らしさをもっと知っていただきたい。帝国劇場での鑑賞経験はございませんが、精一杯魅力をお伝えします。
「『Endless SHOCK』入門 ~堂本光一主演ミュージカル~」はこちらから!
著者:しあ
40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。
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Endless SHOCK(エンドレスショック)はストーリーが素晴らしいです。
また、演目も素晴らしいものであり「ストーリーと演目の相乗効果」によって素晴らしい舞台になっていると思います。
このページではEndless SHOCKのみどころのひとつである「ダンスシーン」についてお伝えします。
ダンスシーンとは
Endless SHOCK(エンドレスショック)の多彩な演目の中でも、堂本光一さんの魅力を堪能できるのがダンスナンバー。
私は光一さんのダンスが大好きです。
本当にダンスが上手だし、身のこなしがキレイ。
私はそんなにダンスに詳しくはありませんが、光一さんのダンスは基本に忠実で、変な癖がなく、かといって個性がないわけではなく、一目で光一さんらしさが感じられます。
そんな光一さんのダンスを堪能できる演目をここではご紹介。
–以下ネタバレ的な内容を含みます–
ネタバレしたくない方のための「みどころまとめページ」は下記より!
ダンスを堪能できる演目
SOLITARY
「SOLITARY」は極力まばたきをせず、じっくりと見てほしい最高のダンスナンバー。
何から何までカッコよくて、素晴らしすぎます。
私は、コンタクトレンズをしていることもあり、いつも目がカピカピになってしまいます…。
「目が何個もあればいいのに」と思うほど。
前キャストの演目が終わった後、ステージ中央暗闇の中、光一さんがスッと顔と手を上げて立っており、曲が始まった瞬間最高にカッコいいキレッキレのダンスで魅せてくれます。
全身黒の衣装ですが、ジャケットやパンツにはキラッキラの刺繍やスパンコールなどが施され、ジャケットの内側は赤になっていて、これが演出効果を醸し出しています。
このシーンは赤と黒を基調としており、キャスト全員衣装は赤か黒。
赤い照明がこの衣装と相まって本当に素晴らしい。
光一さんは、ハットをかぶっていますが、終盤そのハットを舞台袖に投げます、カッコよすぎてたまりません。
いちいち所作が美しいんです。
光一さんのダンスは頭のてっぺんから、足の先、指の先まで全てに神経が行き届いていて、本当にカッコいい。
また、両手を横に広げるなどの時にその両腕、両手がきちっと同じ高さなんです。
こんなにバランスよくきれいに魅せる人って、なかなかいないと思います。
私は、マイケル・ジャクソンのパフォーマンスも大好きなのですが、マイケルは「ダンサーよりダンスが上手いアーティスト」と、私は思っています。
マイケルのダンスの手の角度などの、シンメトリー(対称)がすごいな、と思うのです。
▼マイケルジャクソンのダンスイメージ
そんな風に光一さんも両手を広げた時や両足を広げた時など、ダンスにシンメトリーが感じられてとても美しく、見ていて気持ちいいです。
この「SOLITARY」では群舞(=群がって踊ること)が素晴らしいので、そこにも注目。
フォーメーションが逆三角形やX状になったりなど、2階席から見ると本当に美しく鳥肌が立ちます。
私は、Endless SHOCK は2階席から観るのが一番好きです。
Dancing On Broadway
2015年から曲が「AMERICA」から変わって、新曲としてこの曲「Dancing On Broadway」が披露されるようになりました。
この曲が披露されるのはカンパニーがブロードウェイに進出してからのショー。
「AMERICA」の時は、ゴールドのキラキラ衣装の光一さんでしたが「Dancing On Broadway」では肩にキラキラがついた黒のタキシード。
そのフォーマル感がブロードウェイの格式高さを表している感じで、この場所に来たカンパニーの喜びが表現されている、明るく楽しい演目。
光一さんのダンスも、ショー、レヴュー(演芸)の王道といった感じで本当にブロードウェイのショーを見ているよう。(生で観たことはないですが…)
Higher
マイケル・ジャクソンの振付師でもあった、トラヴィス・ペイン氏が振り付けをした曲。
光一さんたちがロスアンゼルスで直々にトラヴィス氏からレッスンを受けました。
とってもハードな振り付けで、光一さんが「勘弁して(笑)」と言うほど。
一年間入院していたコウイチが戻って来て、ブロードウェイでショーを続けるウチ(ライバル)の劇場で披露する曲。
一年間入院していた理由
「コウイチ」とライバル「ウチ」はショーの方針に関しての見解の違いから、火花を散らしていました。ある日ウチは、セットが舞台袖に引っ掛かるトラブルで舞台へ出るのを失敗してしまう。スタッフのせいにするウチにコウイチが苦言を呈して大喧嘩に。そして、ウチは演目で使う刀を真剣(本物の剣)にすり替える。それによりコウイチは大怪我をして入院することに。
詳しいストーリーは第1章(ここは第2章)の下記より。
コウイチのパフォーマンスに、ウチのショーの出演者みんなが圧倒され、一緒になって踊り、マスコミからも「コウイチ復活」と大絶賛されます。
ウチとしては「何しに来たんだよ!」といった心情でステージの端で一人蚊帳の外ですが…。
体全体を激しく使う振り付けで、躍動感たっぷりです。
こんな激しいダンスを1幕での壮絶な殺陣(たて)の後の2幕で披露するのは、本当にすごいと思います。
▼殺陣のイメージ
Dead or Alive
2013年から「In the Cemetery」に変わり、新曲としてこの曲「Dead or Alive」が披露されるようになりました。
「Dead or Alive」(生きるか死ぬか)のタイトル通り、コウイチが生死をさまよっている姿が描かれていると思います。
十字架を背に現れ、最後はまた十字架に戻っていくコウイチ。
蠢く(うごめく)ゾンビの中で、コウイチが必死にゾンビに連れていかれないように抵抗しながら踊る2幕のオープニングにふさわしいナンバー。
これもとても激しいダンスナンバー。
ゾンビが出ていることもあり、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のミュージックビデオが思い出されます。
▼スリラーのMV
この曲もゾンビに扮したキャスト達との群舞がカッコいい。
また、終始激しく険しい光一さんの表情にも注目。
光一さんはダンスはもちろんですが、表情など、その楽曲の世界観を表現する力が素晴らしいと思います。
ストーリーを彩る素晴らしい演目は他にもあります。次のページでは、Endless SHOCKで大きな話題になっている殺陣シーンを紹介します。
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著者:しあ
40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。
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