Endless SHOCKの6つのみどころ

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「Endless SHOCK(エンドレスショック)」は堂本光一さん主演の日本一チケットが取れないと言われているミュージカル。「フライング」「階段落ち」などの演目も素晴らしいですが、ストーリーの素晴らしさをもっと知っていただきたい。帝国劇場での鑑賞経験はございませんが、精一杯魅力をお伝えします。

「『Endless SHOCK』入門 ~堂本光一主演ミュージカル~」はこちらから!

著者:しあ

40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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『Endless SHOCK』目次へ  (全14ページ)

 

Endless SHOCK(エンドレスショック)は、フライングや階段落ちのシーンなどがよく取り上げられますが他にも多くの魅力的な見どころがあるのです。

このWebon「Endless SHOCK入門」では見どころについて詳しく解説していますが、いずれもネタバレ的な内容が含まれてしまいます。

そのため、このページではネタバレしたくない人のためのEndless SHOCKの見どころをまとめさせていただきました。

ネタバレを含んだ詳しい見どころの解説を知りたい方は下記より! ネタバレを含んだ詳しい見どころの解説を知りたい方は下記より!

 

是非、Endless SHOCKの見どころを知ってEndless SHOCKを実際に観ていただきたいと思っています。

 

ちなみに、Endless SHOCKはいくつもの「演目」によって構成されています。

Endless SHOCKの演目は全てパンフレットに記載されています。

 

 

このような形で。

それを踏まえて、ご一読いただけますとより見どころが理解しやすくなるかと思います。

 

Endless SHOCKの見どころ① ストーリー/劇中劇シェイクスピア

 

Endless SHOCKは、光一さんが創り上げたストーリーが素晴らしいです。

ストーリーのテーマは「Show must go on(何があってもショーを続けなければならない)」です。Endless SHOCKでは、コウイチとライバルとの対立を通してこのテーマが描かれています。

 

これは、舞台上の「ショー」のことだけではなく、「人生」にも置き換えられています。

光一さんは「観た人それぞれがそれぞれの『Show must go on』を感じてもらえれば」と語っています。

コウイチのショーに全てを捧げた人生、ライバルのコウイチへの憧れ、嫉妬、成長、仲間との信頼関係…その全てに心が震え、Endless SHOCKを観終わった後には、きっと勇気をもらえると思います。

また、劇中劇の「シェイクスピアシアター」では、主人公コウイチの表情、迫力、オーラ、そしてゾクゾクするシーンは必見なのです。

 

ネタバレを含んだストーリー/シェイクスピアシアターの詳しい解説はこちら! ネタバレを含んだストーリー/シェイクスピアシアターの詳しい解説はこちら!

 

Endless SHOCKの見どころ② フライング/太鼓

 

フライングとは「天井のワイヤーで吊られて(光一さんが)スタージ上や客席の上を飛び回るシーン」のことを指します。

Endless SHOCKがテレビなどで紹介される際に、よく話題となるのがフライングのシーン。堂本光一さんが華麗に空中を舞っているあの姿です。

 

フライングはただ吊られているだけではダメなんです。フライングをきれいに見せるには、体幹や姿勢が重要で、そのためには筋力も必要。

光一さんは全てを兼ね備えていてそのフライングは日本一と言われています。光一さんほど、綺麗に空中を舞える人はいないそう。

 

フライングはただ吊られているだけでは、体がぐらぐらしてしまいます。

光一さんの姿勢はピシッとしていて、片足を少し曲げるようにしてバランスをとっています。

 

▼片足を少し曲げるイメージ

 

また、太鼓のシーンは圧巻です。このシーンには、世界的にとても評価の高いパーカッショニストの石川直氏や、和太鼓奏者の日野一輝氏が出演しています。

▼石川直氏

 

太鼓のシーンは、ハードなシーンの後にあるので光一さんは腕がパンパンだそう。

 

ネタバレを含んだフライング/太鼓の詳しい解説はこちら! ネタバレを含んだフライング/太鼓の詳しい解説はこちら!

 

Endless SHOCKの見どころ③ ダンスシーン

 

Endless SHOCKの多彩な演目の中でも、堂本光一さんの魅力を堪能できるのがダンスナンバー。

私は光一さんのダンスが大好きです。

本当にダンスが上手だし、身のこなしがキレイ。

私はそんなにダンスに詳しくはありませんが、光一さんのダンスは基本に忠実で、変な癖がなく、かといって個性がないわけではなく、一目で「光一さんらしさ」が感じられるダンス。

 

ダンスシーンはいくつかあります。

 

演目「SOLITARY」は極力まばたきをせず、じっくりと見てほしい最高のダンスナンバー。

何から何までカッコよくて、素晴らしすぎます。私は、コンタクトレンズをしていることもあり、いつも目がカピカピになってしまいます…。

「目が何個もあればいいのに」と思うほど。

 

前のキャストの演目が終わった後、ステージ中央暗闇の中、光一さんがスッと顔と手を上げて立っており、曲が始まった瞬間、最高にカッコいいキレッキレのダンスで魅せてくれます。

全身黒の衣装ですが、ジャケットやパンツにはキラッキラの刺繍やスパンコールなどが施され、ジャケットの内側は赤になっていて、これが演出効果を醸し出しています。

光一さんは、ハットをかぶっていますが、終盤そのハットを舞台袖に投げます、カッコよすぎてたまりません。いちいち所作が美しいんです。

 

また、2015年から「AMERICA」という曲に変わり、新曲として披露されるようになった「Dancing On Broadway」は、光一さんの衣装が肩にキラキラがついた黒のタキシードのダンスシーンです。明るく楽しい演目。

 

演目「HIGHER」は、マイケル・ジャクソンの振付師でもあった、トラヴィス・ペイン氏が振り付けをした曲。光一さんたちがロスアンゼルスでトラヴィス氏から直々にレッスンを受けました。

とってもハードな振り付けで、光一さんが「勘弁して(笑)」と言うほど。

 

ネタバレを含んだダンスシーンの詳しい解説はこちら! ネタバレを含んだダンスシーンの詳しい解説はこちら!

 

Endless SHOCKの見どころ④ 殺陣・階段落ち

 

Endless SHOCKの中でも大きな話題となっているのが、約15分ほどに渡って行われる激しい殺陣のシーン。Endless SHOCKでは堂本光一さん、キャスト全員が本格的な殺陣にこだわって、このシーンを創り上げています。

動きの激しさと手数の多さは、実際に生で観るとその迫力に圧倒されます。

しかも、舞台が上がったり下がったり回ったりするのです。その中で殺陣を行っているのですから、一歩間違えば大事故につながりそうな場面なんです。

 

アクション・コーディネーターの諸鍛治裕太さんが、光一さんに殺陣の指導を始めたのが2004年頃。

 

諸鍛治裕太(もろかじ ゆうた)
1965年生まれ。映画・ドラマ・舞台と数々のアクションのコーディネートを行う。手掛けた作品に映画「バトル・ロワイヤル」「あずみ」、ドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」などがある。

 

その時に殺陣の激しさに光一さんが倒れたそうですが、「俺できる。俺ガンバレ俺ガンバレ。」と自分に言い聞かせていたそう。

その姿に諸鍛治さんは感動したとの事。

「あれはすごい、やめたいじゃなくて、自分に活を入れている姿には脱帽。」

と語っていました。

 

殺陣シーンは迫力がすごいだけでなく、登場人物に感情移入するあまり観ているだけなのにぐったりします。周りの人たち(著者の周りの観客)も疲れたように「はぁ~っ」と言っているので、同じ気持ちかもしれません。

 

▼階段落ちのシーンのイメージ

 

階段落ちは、転がるのは割と簡単で止める方が難しいそう。光一さんは階段落ちの際、下から5.6段目の階段で、転がりながら足で階段をダンっと踏んでブレーキをかけるそう。

そうしないと、ステージ下まで転がってしまうかもしれないから。冷静に転がっていることに驚きます。かすり傷や打撲はあるにせよ、大きな怪我がない事に感心します。

 

ネタバレを含んだ殺陣/階段落ちの詳しい解説はこちら! ネタバレを含んだ殺陣/階段落ちの詳しい解説はこちら!

 

Endless SHOCKの見どころ⑤ 夜の海

 

「夜の海」は、Endless SHOCK 2幕のクライマックスで上演される、とてもとても感動的な美しい演目です。

光一さんがジャニー喜多川社長(=ジャニーズ事務所の社長)に「夜の海」を演目にと提案したところ「こんな暗い曲をラストに持ってくるなんて信じられない」と言われたそう。

でも、ここでぶつかっておかなければジャニーさんを超えられないと感じ、

「絶対良いシーンになるからやらせて。」

と想いをぶつけたとの事。

 

「夜の海」では後ろのパネルには大きな満月と、夜の海が映っています。

この曲のダンスがとても美しく素晴らしいです。

 

終盤、客席に背を向け、一度舞台後ろに下がった後、光一さんを先頭に逆三角形の形になって踊りながら、ステージに進んでくるシーンがあります。

私はこのシーンが大好きで、いつもいつも感動で鳥肌が立ちます。

このシーンは2階席から観るととても美しいので、ぜひ体験してみてほしいと思います。

 

この曲だけに限らずEndless SHOCK全体として群舞が多く、それも見どころの一つとなっています。

そんなところも注目して観てほしいと思います。

最初は、ジャニー喜多川社長に反対された「夜の海」ですが、だからこそ絶対に良いシーンにする、と言う光一さんの想いが詰まった演目だと思います。

 

ネタバレを含んだ「夜の海」詳しい解説はこちら! ネタバレを含んだ「夜の海」詳しい解説はこちら!

 

Endless SHOCKの見どころ⑥ 共演者 内博貴さん/神田沙也加さん

 

Endless SHOCKでは、内博貴さんと屋良朝幸さんがライバル役を多く演じてきました。

 

内博貴(うち ひろき)氏
1986年生まれ。NEWS、関ジャニ∞のメンバーとしても活躍を果たす。2010年よりEndlessSHOCKにライバル役「ウチ」として出演している。

屋良朝幸(やら ともゆき)氏
1983年生まれ。ジャニーズ事務所所属。2006年には堂本光一氏から依頼を受け、光一氏のソロ曲「SNAKE」の振り付けを担当する。

 

私は、内さんのライバル役が大好きなんです。

これは屋良さんがどうだとか、嫌いだとかそういったことでは決してありません。

屋良さんのことも大好きです。

 

それぞれのライバル役には同じストーリーでも、個性が感じられます。

 

私は「屋良さん」のライバル役には「圧倒的な強さ」を感じます。

それと逆に「内さん」のライバル役には「弱さ」を感じます。

 

 

屋良さんの演じるライバル役「ヤラ」にはコウイチに対する「俺の方がコウイチより上」という気持ちが感じられ、「コウイチを超えてやる」という気持ちが強く伝わってきます。

内さんの演じるライバル役「ウチ」には「コウイチを超えたい、超えてやる。でも絶対に適わない」という弱さが伝わってきます。

観ていて伝わってくるウチの弱さ、情けなさがとても魅力的なんです。

 

観る側にとっては、同じ役でもこんなに感じ方が違うのか~と楽しみがあります。

人気のミュージカルや舞台では、ダブルキャスト(二人の俳優が同じ役を演じること)、トリプルキャストが組まれていますが、そういった違いを楽しむのも素敵ですよね。

 

またリカ役(ヒロイン)を演じる神田沙也加さんにも、注目していただきた方です。

 

神田沙也加(かんだ さやか)氏
1986年生まれ。映画「アナと雪の女王」の王女アナ役を吹き替え版で演じる。音楽ユニット「TRUSTRICK」として活動(現在休止)。母は歌手の松田聖子。

 

何公演か観て私はその歌声にとても魅了されました。

光一さんと沙也加さんがデュエットする「ONE DAY」という曲ではコウイチに対するリカの想いが伝わってきてとてもとても感動しました。

 

沙也加さんのリカ役は、歌、演技、ダンス、そしてかわいらしさ、どれもが素敵でした。Endless SHOCKでリカ役は毎年キャストが変わり、その誰もがリカというキャラクターを素敵に演じています。

 

 

このページでは見どころについて解説してきましたが、次のページから主演「堂本光一さん」の魅力についてお伝えします。KinKi Kidsの時とは違う、Endless SHOCKを通して感じられる光一さんの魅力を知っていただきたいです。

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40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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「Endless SHOCK」鑑賞方法 【サウンドトラック】

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「Endless SHOCK(エンドレスショック)」は堂本光一さん主演の日本一チケットが取れないと言われているミュージカル。「フライング」「階段落ち」などの演目も素晴らしいですが、ストーリーの素晴らしさをもっと知っていただきたい。帝国劇場での鑑賞経験はございませんが、精一杯魅力をお伝えします。

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40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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Endless SHOCK(エンドレスショック)は観るだけなく、耳でも楽しむことができます。

このページではEndless SHOCKのサウンドトラックを紹介します。

 

Endless SHOCK のサウンドトラック

 

Endless SHOCK のサウンドトラックは、2018年現在で2枚リリースされています。

 

1枚目は2006年にリリースされた「KOHICHI DOMOTO Endless SHOCK Original Sound Track」。

▼「KOHICHI DOMOTO Endless SHOCK Original Sound Track」(画像クリックで商品詳細へ)

 

2枚目は2017年にリリースされた「KOHICHI DOMOTO Endless SHOCK Original Sound Track 2」。

▼「KOHICHI DOMOTO Endless SHOCK Original Sound Track 2」(画像クリックで商品詳細へ)

 

2枚目のサウンドトラックは1枚目から11年ぶりにリリースされたもので、ファン待望のものとなりました。

 

Endless SHOCK内の演目も、以前と違い新曲に変わっているので、まず聴いてみるなら今のEndless SHOCKが感じられる2枚目の方がおすすめ

ボーカル曲(歌詞のある曲)が多く、光一さんはもちろんその他出演者のボーカルも入っているので、Endless SHOCKの舞台を再現している創りになっています。

以下では2017年にリリースされた2枚目のサウンドトラック「KOHICHI DOMOTO Endless SHOCK Original Sound Track 2」を紹介します。

 

2017年リリース「KOHICHI DOMOTO Endless SHOCK Original Sound Track 2」収録曲

CONTINUE-prologue-

 

光一さん作曲。

オープニングで歌われる、Endless SHOCKを象徴する華やかで明るい曲。

エンディングでも歌われるのですが、アレンジが違っていて、とても感動的なシーンになっています。

 

Yes My Dream

 

光一さん作詞。

カンパニーが千穐楽(せんしゅうらく:最終日)を迎えたシーンで歌われる楽曲。

カンパニーの舞台にかける想いや喜びが歌われています。

 

ONE DAY

 

光一さんとリカ役の神田沙也加さんのデュエット。

▼神田沙也加さん

 

とても美しいバラードで、二人の歌声に感動します。

舞台セットの屋上のシーンで歌われるのですが、「夢を叶えるんだ」という想いが歌われています。

夢を追いかけるコウイチを不安に思うリカに、コウイチは「心配なんてしなくていい」と。

この曲ではいつも涙が出ます。

 

共演者 神田沙也加さんについては第2章(現在、第4章)で解説! 共演者 神田沙也加さんについては第2章(現在、第4章)で解説!

 

It’s A Wonderful Day

 

千穐楽の翌日の休演日、カンパニー一同でブロードウェイの街へ繰り出したシーンで歌われます。

タイトル通り、とても楽しい曲。

舞台ではウチがリカに告白するシーンも。

この場所で、石川直さん扮するパーカッショニストと出逢います。

 

パーカッショニスト石川直
パーカッショニストは打楽器奏者のこと。石川直氏は役で演じているだけではなく、自身もパーカッショニストである。

▼石川直氏

 

Dancing On Broadway

 

コウイチたちが憧れのブロードウェイのステージに立ったシーンで歌われる曲。

喜びと希望にあふれたとてもゴージャスな曲。

2015年に新曲として披露されたので、まだEndless SHOCKのBlu-rayなどには収録されていません。(2018年12月現在)

先日(2018年11月)、堂本光一さんがNHKのSONGSに出演しこの曲を披露。映像としては初披露となりました。

もちろん、Endless SHOCKカンパニーでの出演です。

舞台の再現にとても心が躍りました。

 

ダンスシーンについては第2章(現在、第4章)で解説! ダンスシーンについては第2章(現在、第4章)で解説!

 

SOLITARY

 

光一さんファンなら絶対に外せない最高にカッコいいダンスナンバー。

曲だけを聴いても本当にカッコいいです。

私は、この1曲を何度リピートしたかわかりません。

 

光一さんのソロアルバム「BPM」にも収録されており、Endless SHOCKのサウンドトラックに収録されるまでの間は、このアルバムに収録されたものを聴いていました。

ようやくEndless SHOCKのサウンドトラックに収録された、ファン待望の楽曲です。

 

▼アルバム「BPM」(画像クリックで商品詳細へ)

 

Dead or Alive

 

こちらもカッコいいダンスナンバー。

ゾンビの中で光一さんが踊る曲です。

 

New York Dream

 

コウイチと劇場のオーナーがシルクハットとステッキで踊るおしゃれなナンバー。
オーナー役を演じる前田美波里さんのボーカルが楽しめます。

舞台では、舞台女優として活躍されている美波里さんのボーカル、ダンスが堪能できます。

 

Higher

 

マイケル・ジャクソンの振付師でもあるトラヴィス・ペイン氏のハードな振り付けがカッコいいダンスナンバー。

Endless SHOCK の中でも人気の高い曲。

 

夜の海

 

Endless SHOCKのクライマックスで披露される、光一さん作曲の楽曲。

この演目は涙がいつも溢れてきます。

この曲は光一さんらしさが詰まったものだと思いますし、Endless SHOCK を代表する曲。

 

「夜の海」については第2章(現在、第4章)で解説! 「夜の海」については第2章(現在、第4章)で解説!

 

Missing Heart / Don’t Look Back~戻れない日々

 

この2曲は光一さん作曲。

実はこの2曲はつながっています。

舞台では「Don’t Look Back」が初めからありましたが、ウチとコウイチの喧嘩のシーンで2015年に「Missin Heart」が登場しました。この2曲がつながっていることは聴けばわかると思います。

「Don’t Look Back」がサビで「Missing Heart」が A メロ、B メロのような…。

「Don’t Look Back」の「We’ll be together in my heart forever」と
「Missing Heart」の「We can not ceme back in your heart forever」の
メロディーが同じです 。

 

「Don’t Look Back~戻れない日々」は、2006年の光一さんのソロアルバム「Mirror」に歌詞違いの「追憶の雨」という曲として収録されています。

 

▼アルバム「Mirror」(画像クリックで商品詳細へ)

 

2006年リリース「KOHICHI DOMOTO Endless SHOCK Original Sound Track」収録曲

1枚目のサウンドトラックに収録されているもので光一さん作曲のものは「So Feel It Coming」「Why don’t you dance with me?」があります。

「Why don’t you dance with me?」を含め、今では舞台では披露されていない曲として、他に「AMERICA」「Love and Loneliness」「In the Cemetery」「One」を収録。

 

2枚目のサウンドトラックには収録されていませんが、今でも舞台で披露されている曲は

「So Feel It Coming」「NEW HORIZON」

です。

 

この2曲は1幕前半で披露されるので、とてもワクワクする曲。

特に私は、「NEW HORIZON」が大好きです。

 

この曲では、カンパニーが手をクラップ(たたく)する振り付けがあるのですが、それに合わせるように私たち観客も手拍子をします。

コンサートと違いミュージカルなので、観客は拍手以外はしません。

ですがこの曲の時だけは手拍子をするので、会場が一つになっているのが感じられてとても幸せな気持ちになります。

 

1枚目と2枚目、聴き比べてみるとEndless SHOCKの進化が感じられて楽しいと思います。

 

収録曲一覧

2006年リリース、アルバム「KOHICHI DOMOTO Endless SHOCK Original Sound Track」

曲番号 タイトル
1 OVERTURE(INST)
2 So Feel It Coming
3 NEW HORIZON
4 AMERICA
5 Love and Loneliness
6 花魁(INST)
7 戦車(INST)
8 合戦(INST)
9 死闘(INST)
10 罠(INST)
11 In the Cemetry
12 Why don’t you dance with me?
13 Flying2(INST)
14 マスク(INST)
15 夜の海
16 大桜(INST)
17 CONTINUE
18 One (通常盤のみ収録)

 

2017年リリース「KOHICHI DOMOTO Endless SHOCK Original Sound Track 2」

※15-17曲目は通常版のみに収録されている曲です。

曲番号 タイトル
1 OVERTURE 2009〜20XX
2 CONTINUE -prologue-
3 Yes, My Dream
4 ONE DAY
5 It’s A Wonderful Day
6 Dancing On Broadway
7 SOLITARY
8 Dead or Alive
9 New York Dream
10 Higher
11 ONE DAY -reprise-
12 MUGEN(夢幻)
13 夜の海
14 CONTINUE
15 Missing Heart
16 合戦2(INST)
17 Don’t Look Back 〜戻れない日々

 

 

ここまでEndless SHOCKの魅力をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。劇場に足を運んで、実際にEndless SHOCKの素晴らしさを体験していただければ幸いでございます。

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堂本光一の魅力② 最高のエンターテイナー

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前ページでは堂本光一さんのEndless SHOCK(エンドレスショック)という「舞台にかける情熱」についてお伝えしましたが、このページでは「最高のエンターテイナー」としての光一さんの魅力についてお伝えします。

光一さんが素晴らしいエンターテイナーであるからこそ、ストーリーに感情移入して感動することができるのだと思います。

 

KinKi Kidsとは違う堂本光一さん

 

Endless SHOCK(エンドレスショック)の中には様々な演目があり、観る人を楽しませています。

 

 

KinKi Kidsの堂本光一さんしか知らない人は、これほどの演目を行っていることに驚くのではないでしょうか。

私は、光一さんのことを「本当に素晴らしいエンターテイナーだな」と思っています。

 

Endless SHOCKをたくさんの人に見てもらいたいと思っていますが、チケットが取れない公演でもあるので、そもそも観たい人全員が観れていないのかもしれません。

光一さんの素晴らしいパフォーマンスを多くの人に見てほしいし、KinKi Kidsの光一さんとはまた違う、光一さんの素晴らしさをもっと知ってほしいなと思っています。

 

本物の表現者

 

マイケルジャクソンの振り付けを担当したトラヴィス・ペイン氏が、光一さんのことを絶賛していました。

トラヴィス氏は、Endless SHOCKの演目「Higher」の振り付けを担当。

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堂本光一の魅力① 舞台にかける情熱

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Endless SHOCK(エンドレスショック)では「KinKi Kids」としての光一さんとはまた違った魅力を知ることができます。

この第3章では光一さんの魅力を「舞台にかける情熱」「最高のエンターテイナー」というトピックに分けてお伝えしていきます。

このページでは光一さんの「舞台にかける情熱」についてお伝えします。光一さんの強い想いがあるからこそ、ストーリーで感動できる素晴らしい舞台が創り上げられているのだと思います。

 

1公演にかける思い

 

堂本光一さんのライフワークともいえるEndless SHOCK(エンドレスショック) 。

「その日の1公演をぶっ倒れるまでやる」

それが光一さんのポリシー。

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Endless SHOCKのみどころ⑤ 夜の海

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Endless SHOCK(エンドレスショック)はストーリーが素晴らしいです。また、演目も素晴らしいものであり「ストーリーと演目の相乗効果」によって素晴らしい舞台になっていると思います。

このページではEndless SHOCKの中でも、特に感動的な演目「夜の海」についてご紹介します。

 

「夜の海」について

 

夜の海は、Endless SHOCK 2幕のクライマックスで上演される、とてもとても感動的な美しい演目です。

 

光一さんがジャニー喜多川社長(=ジャニーズ事務所の社長)に「夜の海」を演目にと提案したところ「こんな暗い曲をラストに持ってくるなんて信じられない」と言われたそう。

でも、ここでぶつかっておかなければジャニーさんを超えられないと感じ、

「絶対良いシーンになるからやらせて。」

と想いをぶつけたとの事。

 

今では「夜の海」は、Endless SHOCKを代表する曲となっており、ファンの間でも大人気。

Endless SHOCKグッズとして、オルゴールにもなりました。

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Endless SHOCKのみどころ④ 殺陣・階段落ち

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「Endless SHOCK(エンドレスショック)」は堂本光一さん主演の日本一チケットが取れないと言われているミュージカル。「フライング」「階段落ち」などの演目も素晴らしいですが、ストーリーの素晴らしさをもっと知っていただきたい。帝国劇場での鑑賞経験はございませんが、精一杯魅力をお伝えします。

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Endless SHOCK(エンドレスショック)はストーリーが素晴らしいです。また、演目も素晴らしいものであり「ストーリーと演目の相乗効果」によって素晴らしい舞台になっていると思います。

このページでは「殺陣/階段落ち」の演目についてお伝えいたします。 

 

殺陣シーンについて

 

Endless SHOCKの中でも大きな話題となっているのが、約15分ほどに渡って行われる激しい殺陣のシーン。

 

Endless SHOCKでは堂本光一さん、キャスト全員が本格的な殺陣にこだわって、このシーンを創り上げています。

動きの激しさと手数の多さは、実際に生で観るとその迫力に圧倒されます。

しかも、舞台が上がったり下がったり回ったりするのです。

その中で行っているのですから、一歩間違えば大事故につながりそうな場面なんです。

 

アクション・コーディネーターの諸鍛治裕太さんが、光一さんに殺陣の指導を始めたのが2004年頃。

 

諸鍛治裕太(もろかじ ゆうた)
1965年生まれ。映画・ドラマ・舞台と数々のアクションのコーディネートを行う。手掛けた作品に映画「バトル・ロワイヤル」「あずみ」、ドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」などがある。

 

その時に殺陣の激しさに光一さんが倒れたそうですが、「俺できる。俺ガンバレ俺ガンバレ。」と自分に言い聞かせていたそう。

その姿に諸鍛治さんは感動したとの事。

「あれはすごい、やめたいじゃなくて、自分に活を入れている姿には脱帽。」

と語っていました。

 

そんな殺陣のシーンをご紹介します。

ちなみにニュースなどでよく取り上げられる「階段落ち」のシーンも、この殺陣のシーンの中の一コマです。こちらも合わせてご紹介します。

 

–以下ネタバレ的な内容を含みます–

ネタバレしたくない方のための「みどころまとめページ」は下記より! ネタバレしたくない方のための「みどころまとめページ」は下記より!

 

 

殺陣/階段落ち 登場シーン解説

 

下記では、演目「ジャパネスク」にて行われる殺陣シーンについて解説いたします。また、こちらの「ジャパネスク」では殺陣シーンと共に行われる「階段落ち」も見どころなのです。

 

 

「殺陣シーン」は、Endless SHOCKの1幕最後の演目、ジャパネスクで行われます。

 

リカ演じるお姫様がウチ(コウイチのライバル)陣営にとらわれ、それをコウイチ陣営が助けるという劇中劇が行われます。

 

「Endless SHOCK」のあらすじ
Endless SHOCKは、ブロードウェイを目指す主人公「コウイチ」率いるカンパニー(劇団のようなもの)の物語。仲間との衝突、和解を繰り返しながら、皆と心を一つにshowに自分の全てを捧げていくコウイチの姿が描かれている。「現実の芝居部分」と「劇中劇」とで物語は進行していく。

 

殺陣に入る前に光一さんは客席から登場します。

ウチが客席に向かって矢を放つ、それを客席後方でコウイチが手で取り阻害する。

コウイチがステージに駆け上がり、激しい戦いが始まる。

キャスト全員休む暇なく激しい殺陣の連続です。

 

光一さんは、このジャパネスクでは

「ウチとコウイチの気持ちのぶつかり合い。それを殺陣という物を通して表現している。」

と語っています。

 

この場面は観ているこちらも苦しくなる。

殺陣の迫力と共に、気持ちが伝わるからか、私はとても辛い気持ちになってしまいます。

なので、1幕終わった後には観ているだけだったのに、ぐったりします(笑)

でも、周りの人たちも疲れたように「はぁ~っ」と言っているので、同じ気持ちかもしれません。

 

【シーン解説!】殺陣の迫力と共に伝わってくる気持ち

この演目「ジャパネスク」では殺陣の前に出トチリしたウチの怒りをきっかけに、コウイチと激しく言い争いをしていてお互いの気持ちをぶつけあっています。

コウイチはカンパニーのリーダーとして、常にいろんなことを考えている。こうすればよくなる、ああすればよくなる、と。

そんなコウイチにウチは「お前のせいでみんなふりまわされてるんだ。」「またShow must go onかよ。続ける続けるって何を続けるんだよ」と言い、コウイチは「立ち止まったらそこですべてが終わってしまう」と言う。

そんな二人のすれ違い、対立が殺陣を通して表現されていると思います。

殺陣を通して、お互いの気持ちがぶつかり合っている、その気持ちが強く伝わってきます。

また、コウイチが相手側にボコボコにやられながらも何度も立ち上がる姿が「Show must go on 」の精神と重なり涙が出ます。

 

そして大階段が現れ、最上段にはとらわれたお姫様とウチが。

コウイチは階段を上がっていき、お姫様を助けるためウチと戦います。

 

そこでウチが刀を(わざと)落としてしまい機転を利かせた仲間が予備の刀をコウイチに渡します。

受け取ったコウイチは、それが真剣(本当に切れる剣)だと気づき驚く。

「Show must go on 何があってもショーを続けるんだろ?さあ、続けてみろよ」

と言わんばかりのしてやったり顔のウチ。

 

コウイチは、そんなウチの目の前に刀を突き刺し、

「抜けよ。抜けーーーーー!!」

とウチを挑発。

 

コウイチの「来い。」という言葉に驚くウチ。

しかしその迫力にパニックなり、ショーを続けコウイチを刺してしまう。

この出来事にウチはうずくまり泣き叫ぶ。

コウイチは「続けろー」と言い、自ら階段上で刀を掲げポーズ。

そして真剣で刺された血まみれのコウイチは、階段の最上段から転がり落ちてしまう。

 

▼階段落ちのイメージ

 

転がり落ちてもコウイチは最後までショーを続け、気力を振り絞り立ち上がり、手を上げ勝利のポーズをとって終演。

帝国劇場では奈落(=舞台の真下にあるスペース)に落ちますが、博多座では後ろに倒れ幕が下ります。

 

【筆者に聴きました!】階段落ちのここがすごい!
階段落ちは転がるのは割と簡単で、止める方が難しいそう。光一さんは階段落ちの際、下から5.6段目の階段で、転がりながら足で階段をダンっと踏んでブレーキをかけるそう。

そうしないと、ステージ下まで転がってしまうかもしれないから。冷静に転がっていることに驚きます。かすり傷や打撲はあるにせよ、大きな怪我がない事に感心します。

 

演目「ジャパネスク」前の楽屋シーンでは、演目「SOLITARY」の「ラストが暗くないか?」と仲間に言われたコウイチが「次のジャパネスクが、ハッピーエンドだからこれくらいでいいんだよ。」と語っています。

なので本来なら(事故が無ければ)、お姫様を助けウチ陣営をやっつけ、ハッピーエンドなのかな、と思います。

 

余談ですが、コウイチが階段最上段で壁を背にしてウチに刺されるシーン、光一さんの頭付近から血が噴き出します。

これは後ろの壁から噴き出しているのですが、その後光一さんの顔も血まみれになるんです。

それってどうやって?と思っていたのですが、2階席サイドの席から見ると光一さんが自分で顔に血糊を塗ってるのがわかりました。

壁の後ろの小さい穴から誰かが黒いスポンジを光一さんに渡して、前に立ちはだかっている内さんの陰に隠れ、下を向いてそのスポンジを顔に塗り、そのまま下に落としていました。

その場面を初めて見た時、こんな壮絶なシーンを演じながらも、冷静に段取りをしていることにちょっと驚いてしまいました。

 

殺陣のシーンは迫力があるだけではなく、コウイチとウチの気持ちが伝わってきてとても感動します。

次のページでは、クライマックスで上演される、特に感動的な演目である「夜の海」についてお伝えします。

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著者:しあ

40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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Endless SHOCKのみどころ③ ダンスシーン

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「Endless SHOCK(エンドレスショック)」は堂本光一さん主演の日本一チケットが取れないと言われているミュージカル。「フライング」「階段落ち」などの演目も素晴らしいですが、ストーリーの素晴らしさをもっと知っていただきたい。帝国劇場での鑑賞経験はございませんが、精一杯魅力をお伝えします。

「『Endless SHOCK』入門 ~堂本光一主演ミュージカル~」はこちらから!

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Endless SHOCK(エンドレスショック)はストーリーが素晴らしいです。

また、演目も素晴らしいものであり「ストーリーと演目の相乗効果」によって素晴らしい舞台になっていると思います。

このページではEndless SHOCKのみどころのひとつである「ダンスシーン」についてお伝えします。

 

ダンスシーンとは

 

Endless SHOCK(エンドレスショック)の多彩な演目の中でも、堂本光一さんの魅力を堪能できるのがダンスナンバー。

 

私は光一さんのダンスが大好きです。

本当にダンスが上手だし、身のこなしがキレイ。

私はそんなにダンスに詳しくはありませんが、光一さんのダンスは基本に忠実で、変な癖がなく、かといって個性がないわけではなく、一目で光一さんらしさが感じられます。

そんな光一さんのダンスを堪能できる演目をここではご紹介。

 

–以下ネタバレ的な内容を含みます–

ネタバレしたくない方のための「みどころまとめページ」は下記より! ネタバレしたくない方のための「みどころまとめページ」は下記より!

 

ダンスを堪能できる演目

SOLITARY

 

「SOLITARY」は極力まばたきをせず、じっくりと見てほしい最高のダンスナンバー。

何から何までカッコよくて、素晴らしすぎます。

私は、コンタクトレンズをしていることもあり、いつも目がカピカピになってしまいます…。

「目が何個もあればいいのに」と思うほど。

 

前キャストの演目が終わった後、ステージ中央暗闇の中、光一さんがスッと顔と手を上げて立っており、曲が始まった瞬間最高にカッコいいキレッキレのダンスで魅せてくれます。

全身黒の衣装ですが、ジャケットやパンツにはキラッキラの刺繍やスパンコールなどが施され、ジャケットの内側は赤になっていて、これが演出効果を醸し出しています。

このシーンは赤と黒を基調としており、キャスト全員衣装は赤か黒。

赤い照明がこの衣装と相まって本当に素晴らしい。

 

光一さんは、ハットをかぶっていますが、終盤そのハットを舞台袖に投げます、カッコよすぎてたまりません。

いちいち所作が美しいんです。

 

光一さんのダンスは頭のてっぺんから、足の先、指の先まで全てに神経が行き届いていて、本当にカッコいい。

また、両手を横に広げるなどの時にその両腕、両手がきちっと同じ高さなんです。

 

こんなにバランスよくきれいに魅せる人って、なかなかいないと思います。

私は、マイケル・ジャクソンのパフォーマンスも大好きなのですが、マイケルは「ダンサーよりダンスが上手いアーティスト」と、私は思っています。

マイケルのダンスの手の角度などの、シンメトリー(対称)がすごいな、と思うのです。

 

▼マイケルジャクソンのダンスイメージ

 

そんな風に光一さんも両手を広げた時や両足を広げた時など、ダンスにシンメトリーが感じられてとても美しく、見ていて気持ちいいです。

 

この「SOLITARY」では群舞(=群がって踊ること)が素晴らしいので、そこにも注目。

フォーメーションが逆三角形やX状になったりなど、2階席から見ると本当に美しく鳥肌が立ちます。

私は、Endless SHOCK は2階席から観るのが一番好きです。

 

 

Dancing On Broadway

 

2015年から曲が「AMERICA」から変わって、新曲としてこの曲「Dancing On Broadway」が披露されるようになりました。

この曲が披露されるのはカンパニーがブロードウェイに進出してからのショー。

「AMERICA」の時は、ゴールドのキラキラ衣装の光一さんでしたが「Dancing On Broadway」では肩にキラキラがついた黒のタキシード。

そのフォーマル感がブロードウェイの格式高さを表している感じで、この場所に来たカンパニーの喜びが表現されている、明るく楽しい演目。

光一さんのダンスも、ショー、レヴュー(演芸)の王道といった感じで本当にブロードウェイのショーを見ているよう。(生で観たことはないですが…)

 

Higher

 

マイケル・ジャクソンの振付師でもあった、トラヴィス・ペイン氏が振り付けをした曲。

光一さんたちがロスアンゼルスで直々にトラヴィス氏からレッスンを受けました。

とってもハードな振り付けで、光一さんが「勘弁して(笑)」と言うほど。

 

一年間入院していたコウイチが戻って来て、ブロードウェイでショーを続けるウチ(ライバル)の劇場で披露する曲。

 

一年間入院していた理由
「コウイチ」とライバル「ウチ」はショーの方針に関しての見解の違いから、火花を散らしていました。ある日ウチは、セットが舞台袖に引っ掛かるトラブルで舞台へ出るのを失敗してしまう。スタッフのせいにするウチにコウイチが苦言を呈して大喧嘩に。そして、ウチは演目で使う刀を真剣(本物の剣)にすり替える。それによりコウイチは大怪我をして入院することに。

詳しいストーリーは第1章(ここは第2章)の下記より。

 

コウイチのパフォーマンスに、ウチのショーの出演者みんなが圧倒され、一緒になって踊り、マスコミからも「コウイチ復活」と大絶賛されます。

ウチとしては「何しに来たんだよ!」といった心情でステージの端で一人蚊帳の外ですが…。

 

体全体を激しく使う振り付けで、躍動感たっぷりです。

こんな激しいダンスを1幕での壮絶な殺陣(たて)の後の2幕で披露するのは、本当にすごいと思います。

 

▼殺陣のイメージ

 

Dead or Alive

 

2013年から「In the Cemetery」に変わり、新曲としてこの曲「Dead or Alive」が披露されるようになりました。

「Dead or Alive」(生きるか死ぬか)のタイトル通り、コウイチが生死をさまよっている姿が描かれていると思います。

十字架を背に現れ、最後はまた十字架に戻っていくコウイチ。

蠢く(うごめく)ゾンビの中で、コウイチが必死にゾンビに連れていかれないように抵抗しながら踊る2幕のオープニングにふさわしいナンバー。

これもとても激しいダンスナンバー。

ゾンビが出ていることもあり、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のミュージックビデオが思い出されます。

▼スリラーのMV

 

この曲もゾンビに扮したキャスト達との群舞がカッコいい。

また、終始激しく険しい光一さんの表情にも注目。

 

光一さんはダンスはもちろんですが、表情など、その楽曲の世界観を表現する力が素晴らしいと思います。

 

ストーリーを彩る素晴らしい演目は他にもあります。次のページでは、Endless SHOCKで大きな話題になっている殺陣シーンを紹介します。

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目次著者

著者:しあ

40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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「EndlessSHOCK」鑑賞方法 【博多座での楽しみ方】

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Endless SHOCK(エンドレスショック)は「東京・帝国劇場」「大阪・梅田芸術劇場」「福岡・博多座」で上演されています。(今後の予定は未定)

私はいつも博多座で観ているのですが、博多座はとても魅力的な劇場です。

博多座での楽しみ方についてご紹介します。

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