Endless SHOCKのみどころ② フライング/太鼓

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「Endless SHOCK(エンドレスショック)」は堂本光一さん主演の日本一チケットが取れないと言われているミュージカル。「フライング」「階段落ち」などの演目も素晴らしいですが、ストーリーの素晴らしさをもっと知っていただきたい。帝国劇場での鑑賞経験はございませんが、精一杯魅力をお伝えします。

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著者:しあ

40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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Endless SHOCK(エンドレスショック)はストーリーが素晴らしいです。

また、演目も素晴らしいものであり「ストーリーと演目の相乗効果」によって素晴らしい舞台になっていると思います。

Endless SHOCKの演目は「フライングがすごい!」など1シーンとして紹介されることがあります。ただ、ストーリーのつながりとともに演目を知ることで、よりEndless SHOCKという舞台の素晴らしさがわかるかと思います。

このページでは「フライング」「太鼓」についてお伝えします。

 

フライング

 

フライングとは「天井のワイヤーで吊られて(光一さんが)スタージ上や客席の上を飛び回るシーン」のことを指します。

Endless SHOCKがテレビなどで紹介される際に、よく話題となるのがフライングのシーン。

堂本光一さんが華麗に空中を舞っているあの姿です。

 

フライングはただ吊られているだけではダメなんです。

フライングをきれいに見せるには、体幹や姿勢が重要で、そのためには筋力も必要。

 

光一さんは全てを兼ね備えていてそのフライングは日本一と言われています。

光一さんほど、綺麗に空中を舞える人はいないそう。

 

フライングの方法

 

フライングはただ吊られているだけでは、体がぐらぐらしてしまいます。

光一さんの姿勢はピシッとしていて、片足を少し曲げるようにしてバランスをとっています。

 

▼片足を少し曲げるイメージ

 

こうすることで、体幹が整い上手く体に力が入るので、とても綺麗に飛ぶことができます。

光一さんはフライングをする際に体につけるハーネスを、背中が浮かないようにきつめにつけています。

 

▼ハーネスの装着イメージ。

 

 

こうすることでとても綺麗に見えるのですが、男性にとっては股間が痛いそう。

光一さんはそこのところを笑いながら語ったりもしますが、全ては最高のものを届けるため。

 

フライングは、自分で4、5歩ほど助走をつけて飛んでいきます。光一さんもそうやって舞台から飛び立ちます。

このフライングの時にステージ上で他のキャストが「天井から下りているワイヤー」と「光一さんの背中にあるハーネス」とをつなげるのですが、その時に光一さんの背中をトントンと叩きます。

 

これは、光一さん達の間で笑い話になっているのですが、光一さんの大親友でもあるTOKIOの長瀬智也さんが、昔ステージでフライングをする際に、まだワイヤーをつなげていないのに勢いよく走り出してしまってステージから落ちたとか…。

幸い大事には至らなかったようなのでよかったのですが、このハプニング以来ジャニーズでは「ちゃんと着けたよ」の意味を込めて背中をトントンするようになったそうです。

 

続いてEndless SHOCKでのフライング登場シーンと、フライング後に行われる太鼓についてご紹介します。

 

登場シーン

 

以下では、フライングの登場シーンとその魅力を紹介いたします。

 

–以下ネタバレ的な内容を含みます–

ネタバレしたくない方のための「みどころまとめページ」は下記より! ネタバレしたくない方のための「みどころまとめページ」は下記より!

 

 

フライングは何度かありますが、全て「劇中劇(キャストが演じる役が何かを演じている劇)」のシーンです。

一番最初のフライングは「シーン2 Off Broadwayのショー」で行われます。

 

一度目のフライングでは、それまでステージにいた光一さんが素早く移動し、突然天井から吊るされて登場しますので、知らない人は驚くと思います。

2階席の人は光一さんが目の前です。

 

歌いだしたところでワイヤーが切れる設定で、一旦ステージに戻り

「ショーにハプニングはつきもの。ショーを続けよう」

とコウイチ。

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そしてステージから飛び立ち、華麗なフライングです。

遠心力でどんどん大きくなり、そして綺麗にステージに戻っていく姿はいつ見てもEndless SHOCKのオープニングにふさわしいワクワク感にあふれています。

 

私は何度も2階席で見ており、このシーンを知っているので、光一さんの様子を観察しています。

もちろん暗幕がしてあり暗がりですがよく見ていると、天井の通路を通ってくるところや、上から吊らされてススーっと定位置に下りるところなどがわかります。

いつも帝国劇場より小さい博多座で観ているので、感じられるのかもしれませんが…。

 

ちなみに、一度目のフライングがある「シーン2 Off Broadwayのショー」は、マジックなどショー的要素の詰まったシーンです。

ここでコウイチたちカンパニーのやっているショーが披露されることで、コウイチたちのショーにかける想いなどがわかると思います。

 

そしてその後の演目「Jungle」のシーンでのフライングは、上から吊るされたロープにつかまってのフライング。

足をロープに引っかけて、手をロープ上部に固定はしていますが、光一さん自身にワイヤーはついていません。

 

このフライングは2階席の中にまで入ってきそうな勢いで思わずのけぞってしまいます。

 

ラダーは天井から吊るされたいくつかの梯子を光一さんがフライングしながら飛び移っていく、人気が高い演目。

 

梯子が動くのでとてもむずかしいと思うのですが、光一さんが華麗に梯子を舞っていく姿は美しくて胸が熱くなります。

このラダーフライングの途中に、帝国劇場では2階席1列目前のスペースにスタッと降り立ちポージングします。

博多座では降り立つスペースがないため、2階席前で華麗にポージングです。

 

演目「夢幻」では、大きな赤い布を腕に巻きつけその力だけで飛ぶリボンフライングがあります。

赤い布は天井からワイヤーで吊られていますが、光一さんは布を腕に巻きつけただけなので、当然腕を離せば観客の上に落ちてしまいます。

赤い布を翻し飛ぶ姿は本当に美しい。

ストーリーを彩る素晴らしい演目だと思います。

 

太鼓

 

ブロードウェイで出逢ったパーカッショニストをカンパニーに迎え入れます。

このパーカッショニストを石川直さんが演じています。

石川さんは、実際に音楽集団Blast!などでも活躍にしており、世界的にもとても評価の高い方。

 

音楽集団Blast!
アメリカ発のエンターテイメント集団。演奏力や華麗なダンスパフォーマンスで楽しませる。石川直氏は日本人初の「Blast!」のメンバー。

▼石川直氏

 

もう一人、和太鼓奏者の日野一輝さんが出演しており、光一さん、ライバル役の内さんとで太鼓をたたくシーンがあります。

 

光一さんはリボンフライングをした後なので「腕がパンパン(笑)」だそう。
その中で、内さんと立ち位置を入れ替わりながら、丸く並べられた太鼓を連打する姿は圧巻です。

リボンフライングのある夢幻も太鼓のシーンも、衣装、音楽共に和のテイストなので、ダンスシーン含め「大和魂」のようなものが感じられる演目になっていると思います。

 

太鼓のシーンは、コウイチがウチ(ライバル)と和解し、自分がすでに亡くなっていること、そしてもう自分に残された時間がない事を知り、カンパニーでもう一度ひとつになってショーへと挑むことを誓った後に行われる演目の一つです。

コウイチ、ウチが太鼓を叩く場面もありますが、大太鼓が舞台上で叩かれる中、コウイチたちが和テイストのダンスを披露するシーンもあります。

コウイチとウチは、演目中にガッチリと手を握ったり、肩を組んでステージ後ろに下がっていったりと、互いを讃えるような演出(?)になっています。

「演出(?)」と書いたのは、演出には見えなくそこに本当の友情を感じるからです。

この太鼓のシーンはウチとコウイチの和解の後の演目なので、二人の友情が感じ取れるのです。

こんな風にEndless SHOCKはセリフや歌詞がないシーンでも、ストーリーを感じ取れるようになっていると思います 。

太鼓のシーンは演目とストーリーの相乗効果の素晴らしさを感じられるところのひとつです。

 

Endless SHOCKのみどころはこれだけではありません。続いては光一さんのダンスを堪能することができる「ダンスシーン」についてお伝えします。

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著者:しあ

40代後半女性。Endless SHOCKは博多座にて多数鑑賞。ライブが大好きで今まで行ったライブは数百本。全部チケットの半券をとっているのでとても大切な想い出です。私の好きなアーティストの魅力を知っていただければ、と思います。

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