King Gnu井口理の紹介① 【常田大希との関係性】

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King Gnuを聴いて「人生が変わった」音楽を愛して40年の著者が綴った『KingGnu入門』の決定版!「KingGnuって何?」という方も、既に「ヌー民」の方もこれを読めばKingGnuの曲をさらに楽しめる事間違いナシ!!

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著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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この章では3ページにわたってKing Gnuのツインボーカルの片割れであり、フロントマン(バンドの顔となる存在)の井口理(いぐち さとる)さんという人物を【常田大希との関係性】【人間性】【音楽性】に分けて紹介します。

このページでは井口さんと常田さんとの関係性についてお伝えします。

 

井口理の基本情報

名前 井口理(いぐち さとる)
担当 ボーカル/キーボード
生年月日 1993年10月5日
出身地 長野県伊那市
血液型 AB型
身長/体重 180cm/体重62kg~78.5kgくらい(出生体重:3300kg)
学歴 伊那市立東部中学校→長野県伊那弥生ヶ丘高等学校→東京藝術大学 音楽学部 声楽科
音楽遍歴 七尾旅人/井上陽水/安全地帯/布施明/尾崎紀世彦/オフコース/チューリップ/ブルーハーツ/ZAZEN BOYS/モーニング娘。/ブラックビスケッツ/EGO-WRAPPIN’/ポルノグラフィティ/東京事変/ブルガリア・コスミック・ヴォイセズ合唱団/歌謡曲~J-POP~邦楽ロック

 

King Gnuのツインボーカルの片割れであり、フロントマン(バンドの顔となる存在)の井口理(いぐち さとる)さん。

井上陽水さんなどの物真似を含め、見た目が秦基博さんや山田孝之さん、(前歯がチャーミングな)ガチャピンに「似ている・似ていない」と騒がれたり、メジャーデビューが発表された時点でタガが外れ、大好きな“バター醤油ご飯”を食べすぎて太ったり、髪型がモンチッチみたいになったり……。

「デビューが決まったフロントマンならスマートに格好つけたいものでしょう」というありきたりな発想をはるかに超え、夜な夜な冷蔵庫を開けてはバターをなめる自称“妖怪バターなめ”と化していたとか。ブロッコリーを中心としたダイエットを始められたのはデビュー後です。

 

常田さんとの関係性

 

そんな予測不可能な井口さんの人柄を知るには、同じ長野県伊那市ご出身でKing Gnuのリーダー常田大希さんとの関係性から始めるのがいいでしょう。以下では井口さんの略歴とともに、常田さんとの関係性についてお伝えします。

 

小・中学校の幼なじみ

 

King Gnuのファン“ヌー民”のあいだで“伊那ズ”(2人とも出身地が伊那市であることから)と親しまれている2人は、小・中学校が同じの幼なじみ。井口さんは常田さんの1学年下です。

常田さんのお母様が、井口さんのお母様に「(息子が)バンドに誘ってごめんね」となぜか謝られるという微笑ましいエピソードもあります。

小学校時代、2人は顔見知り程度でした。井口さんは小学校の卒業文集で既に「近所で有名な歌手になりたい」と書いていたそうです。

中学校に入ると、井口さんは卓球部を3日で辞めてしまいますが、続いたのは合唱部。

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常田さんも合唱部に所属されていて、2人は先輩・後輩の関係になります。井口さんにとっては「中学時代に常田さんを始めた」感覚。つまり仲良くなったと思っていたそうですが、常田さんいわく「一緒に遊んだことはなかったよね?」……。

 

常田さんからすると人気者の後輩

 

中学時代の1学年の差は大きいのかもしれません。おまけに井口さんは小学4年生から太り始め、ものすごく太った中学1年生のとき、初恋の女の子に告白して振られてしまいます。

しかも初恋の女の子を含め、人からよくいじられるのを人気があると勘違い。「自分は格好いい」と思っていたそうで、振られた衝撃が大きかったようです。子どもの頃から既にカリスマ的存在だったという常田さんからすると、かわいがりたくなる人気者の後輩だったことでしょう。

 

井口さんはモテたい一心で中学3年生のときに10kg痩せ、“高校デビュー”を果たします。すると実際にモテたので、「結局、容姿か」と落ち込んだとか。なかなか複雑な心境ですね。高校2年生のときに“自分探しの旅”に出たのはほろ苦い青春の思い出……。

実に人間味のある井口さん。自分自身と重なるとか、身近な誰かに似ているとか、親しみやすさを覚える方も多いのではないでしょうか。中学2年生のときにベースを始め、高校時代に「リトル・シック・ボーイズ」というバンドを組んでいたのもほろ苦い思い出でしょうか。

 

常田さんと大学で運命的な再会

 

高校2年生の頃からオペラをやろうと考え始め、一浪して東京藝術大学の声楽科に進み、クラシックやオペラでテノールを担当されます。常田さんとは学園祭で再会。既に退学されていた常田さんですが、学園祭には参加するよう頼まれていたという偶然の再会でした。

まるで井口さんが憧れの常田先輩を追いかけたみたいですが、実は井口さんの8歳年上のお兄様(次男)も、東京藝術大学の声楽科を経て大学院をご卒業。現在はドイツで活躍されるバリトンの声楽家。

4人きょうだいの末っ子という井口さん。長男のお兄様は演劇、長女のお姉様はビッグバンドという“芸術家きょうだい”なんですね。

ちなみに井口さんのご両親は血液型がA型とB型で、ごきょうだいは全員AB型。ご結婚され、3人のお嬢様に恵まれたお姉様のご家族も全員AB型だそうです。“AB型きょうだい”“AB型家族”だからどう?というのはわかりませんが、珍しいかもしれません。

常田さんとは高校が別だった井口さんは「先輩どうしてるかな?」とうっすら意識されていたそうですが、それぞれの選択をしたにもかかわらず同じ大学に入り、すれ違っていたはずなのに再会したなんて奇跡的!

 

常田さんに誘われてSrv.Vinciに加入

 

ただ、その後しばらくは井口さんが常田さんの音楽活動を見に行く程度。井口さんご自身はミュージカルやストレートプレイ(演劇・台詞劇)のサークルに所属して舞台に立つなど、声楽家以外の道を模索し、常田さんと一緒に音楽活動をすることは想像していなかったそうです。

ところが常田さんに誘われてSrv.Vinci(サーバ・ヴィンチ:King Gnuの前身バンド)でコーラスのサポートをするようになり、正式に加入。

こうした経緯をたどると、King Gnuのツインボーカルは運命的としか思えませんが、当のおふたりは「運命なんて恥ずかしい」と言いそうですので、このへんで。

 

以上、井口さんと常田さんの関係性についてお伝えしました。

続いて井口さんの人間性を見ていきましょう。

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著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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