King Gnu入門 〜全人類必聴の歴史的革命バンド〜 【メンバーと軌跡編】はこちらから!
はじめに
第1章 軌跡
第2章 常田大希
第3章 井口理
第4章 勢喜遊
第5章 新井和輝
著者:渡辺和歌
1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。
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『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』目次へ (全16ページ)
この章では3ページにわたってKing Gnuのベース担当の新井和輝(あらい かずき)さんという人物を【人間性】【音楽性】【高井息吹と眠る星座】に分けて紹介します。
このページでは新井さんがKing Gnu以外で所属するバンド「高井息吹と眠る星座」についてお伝えします。
新井さんは「高井息吹と眠る星座」のメンバー
新井さんはジャムセッション(即興演奏)シーンのベースプレイヤーとしての活動もずっと続けられていて、King Gnuのほかに「高井息吹と眠る星座」のバンドメンバーでもあり、様々なアーティストのサポートもしていらっしゃいます。
▼高井息吹と眠る星座『水中』
2016年3月にEveから改名された高井息吹(たかい いぶき)さんは、国立音楽大学出身のシンガーソングライター。ピアノも演奏されます。
▼高井息吹さん
高井息吹、2ndアルバムは「ポカリスエット ゼリー」CMソング含む10曲入り https://t.co/9q2FK5xfg0 pic.twitter.com/qP0Zw0Eq7v
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2017年11月3日
地元がご近所という新井さんいわく「Eveちゃん(高井息吹さん)の家は(オルガンが鳴り響く)教会」。
新井さんが大学1年生の頃に、お兄様のトランペット奏者・高井天音(たかい あまね)さんを介して妹の高井息吹さんと出会われたそうです。
▼高井天音さん
トロンボーン奏者の高井天音さんにご来店頂き、トロンボーンをご選定頂きました! pic.twitter.com/xlAcR5Nelo
— 湯村@じょいぶらす (@yumura_joybrass) 2018年10月17日
高井息吹さんのソロ作品としては、セカンドアルバム『世界の秘密』(2017年)収録の『今日の秘密』やポカリスエット・ゼリーのCMソング『青い夢』が新井さんのおすすめ。
▼高井息吹『今日の秘密』
▼高井息吹『青い夢』
高井息吹さんを含めた4人編成のバンドセットが「高井息吹と眠る星座」、新井さんはベーシストというわけです。
「高井息吹と眠る星座」のギタリストの君島さん
「高井息吹と眠る星座」のギタリストは君島大空(きみしま おおぞら)さん。
シンガーソングライター&ギタリストとして2019年3月にファーストミニアルバム『午後の反射光』をリリースされました。その収録曲『遠視のコントラルト』が新井さんのお気に入り。
▼君島大空『遠視のコントラルト』
2018年に高校生シンガーソングライターとして注目を集めた崎山蒼志(さきやま そうし)さんも、君島大空さんを絶賛されています。
▼崎山蒼志さん
そんな君島大空さんも新井さんや高井息吹さんと地元がご近所で、新井さんが高校生の頃からのお知り合いだそうです。
新井さん周囲の音楽家の豊富な交流
新井さんは、2019年4月に開催された君島大空さんの『午後の反射光』リリースイベントにバンドセットのサポートで参加。
その際のドラマーは、常田大希さんの東京藝大時代の同期生かつ盟友・石若駿(いしわか しゅん)さんでした。Srv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)初代ドラマーだった石若さんのご活躍は多岐にわたります。
日野皓正クインテットのほか、ライフワークというSONGBOOK PROJECT、ベーシスト金澤英明さんとピアニスト石井彰さんとのBoys Trio、音楽家・バイオリニストの勝井祐二さんやタブラ奏者U-zhaan(ユザーン)さんとも共演。
さらにCRCK/LCKS(クラックラックス)やアニメ『坂道のアポロン』の演奏&モデル、くるりのライブサポートなど、枚挙にいとまがありません。ぜひ公式サイトやSNSをご参照のうえ、深掘りしてくださいませ。
【石若駿 オフィシャル・ウェブサイト】
【石若駿 SONGBOOK PROJECT】
【石若駿 Twitter】
▼SONGBOOK PROJECT『koi no kakurembo』@Alternative Tokyo
▼Boys Trio『Ellen David』
▼CRCK/LCKS(クラックラックス)『窓』
リスペクトし合う音楽家たちは交流も盛んというわけですが、さらに新井さんが高校2年生の頃からお知り合いなのがジャズ系2人組ユニット「ものんくる」のボーカル吉田沙良さん。
新井さんのお気に入りはアルバム『RELOADING CITY』(2018年)収録の『夕立』だそうです。
▼ものんくる『RELOADING CITY』
King Gnuのリズム隊の重要性
King Gnuのライブでは(ステージ奥ではあるものの)リズム隊の2人、勢喜さんと新井さんがセンターです。
そしてステージ手前の下手(左)が常田さん、上手(右)が井口さんという並び。それほどKing Gnuはグルーヴ(ノリ)重視のバンドということ。
日本は盆踊りなど「ペッタン、ペッタン」と置きに行くリズム、跳ねないリズムに慣れたお国柄かもしれません。
勢喜さんの跳ねたり跳ねなかったりするファンキーなドラムと併せて、新井さんのレイドバックする(タメがある)重いジャズ風なベースのグルーヴで、音楽の楽しみ方も人生も、格段に豊かになることでしょう。
以上、新井和輝さんについてご紹介しました。
渡辺和歌氏著による『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』は以上になります。ここまでお読みいただきましてありがとうございました!
現在続編を執筆中です!乞うご期待!
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第2章 常田大希
第3章 井口理
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著者:渡辺和歌
1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。
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