King Gnuの軌跡② 【『Flash!!!』~『Prayer X』】

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King Gnuを聴いて「人生が変わった」音楽を愛して40年の著者が綴った『KingGnu入門』の決定版!「KingGnuって何?」という方も、既に「ヌー民」の方もこれを読めばKingGnuの曲をさらに楽しめる事間違いナシ!!

King Gnu入門 〜全人類必聴の歴史的革命バンド〜 【メンバーと軌跡編】はこちらから!

著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』目次へ  (全16ページ)

 

この章ではKing Gnuの軌跡を【Srv.Vinci時代~インディーズ時代】【『Flash!!!』~『Prayer X』】【メジャーデビュー後】と3ページに分けてお伝えします。

このページではKing Gnuがリリースしたシングル『Flash!!!』~『Prayer X』についてお伝えします。

 

▼赤い矢印のところを本ページで解説

 

King Gnu年表 ~『Flash!!!』~『Prayer X』~

 

年月 出来事
2018年7月 『Flash!!!』発売
2018年7月 ワンマンライブ『Flash!!!』
2018年7月 アニメ『BANANA FISH』放送(ED曲『Prayer X』)
2018年9月 『Prayer X』発売
2018年11月 ワンマンライブ

※2015年~2019年4月までの全体年表はこちらのページ

 

『Flash!!!』がリリース


▲『Flash!!!』(画像クリックで商品詳細へ。無料聴き放題期間有)

 

アルバム、フェス、ワンマンライブの次はシングルです。

まずは2018年7月に配信限定のシングル『Flash!!!』がリリース。楽曲の魅力や聴きどころについては後ほど詳しく解説しますが、『Flash!!!』は多様な音楽性を極めるKing Gnuのなかでも激しいアッパーチューン(=ノリがいい曲)。

これぞKing Gnu!という代表曲のひとつです。

▼『Flash!!!』MV

 

『Prayer X』で知名度アップ

▲『Prayer X 』(画像クリックで商品詳細へ。無料聴き放題期間有)

 

その逆の方向に振り切ったのが『Prayer X』。

非常にエモーショナル(叙情的)で、美しくも切ないナンバーです。アニメ『BANANA FISH』のエンディングテーマというタイアップの影響は大きく、King Gnuの知名度はぐっと高まりました。

▼『Prayer X』MV

 

まずは東京のみだったワンマンライブも『Flash!!!』後には東京・大阪、『Prayer X』後には東京・大阪・名古屋で開催。評判がどんどん拡大し、チケットの争奪戦がさらに激化しました。

 

【コラム】『Prayer X』と出会った筆者の熱狂

 

少し話はそれますが、筆者とKing Gnuとの出会いとそれに伴う生活の変化についてお話させていただきます。(King Gnuの軌跡だけ知りたい!という方は次のページをご覧ください)

 

さて、私がKing Gnuを知ったのはアニメ『BANANA FISH』がきっかけ。2018年7月のことでした。Srv.Vinci時代も含めると、私が知る以前に3年ほどの活動期間があったわけです。つまり、これまでの情報は私にとってすべて後追い。

ただ、アニメ『BANANA FISH』を見て『Prayer X』という曲、King Gnuというバンドがどうもアヤシイと直感し、『Flash!!!』『Tokyo Rendez-Vous』『Vinyl』のMVを見た段階で、すっかりKing Gnuの何もかもを知りたいほどファンになっていました。

ヒップホップもヒゲもヤンチャなオシャレもからっきし苦手な私が、です。

このようにKing Gnuの熱狂的なファンになる状態を「ヌー沼にハマる」と表現する人もたくさんいます。そのハマり方、King Gnuの楽しみ方については、後ほど。

過去をディグる(掘り下げる)一方、私にとってリアルタイムとなったのが『Prayer X』。

当初はテレビでアニメ『BANANA FISH』を見る以外、MV制作もKing Gnu初のシングル発売もまだの状態でした。歌詞を耳コピする(聴きとって文字に起こす)なんて、小学生の頃の歌謡曲以来。

情報が更新されるたびに驚かされ、「King Gnuの時代」を共有するようになりました。それでもライブには尻込み。最後にライブに行ったのは何十年前?いや、フェスやクラブで踊り倒していた時期もあったから……。それにしても前世の記憶並みで、重い腰は動きませんでした、まだ。

まず変わったのは仕事です。

長らく文章を書いてきましたが、最近では与えられるテーマなら何でも書く!というスタンスになっていました。おまけに忙しすぎて、好きな音楽も映画もほとんど楽しめない状態。

そんななかでアニメ『BANANA FISH』はタイミングよく見ることができ、King Gnuを知ってからは仕事内容が変わりました。今こうして『King Gnu入門』を書いていることこそ、人生のハイライト?というほどに。

これは夢?奇跡?感謝しかない……と打ち震えるほどの感動を覚えては、舞い上がっている場合じゃない、冷静に……という繰り返し。「King Gnuがやろうとし続けていることの圧倒的な熱量に触れると、生き方まで変わる」を地でいっているわけです。

個人的な熱狂ぶりは垣間見えたかと思われますので、そろそろ落ち着いて「King Gnuの軌跡」に戻りましょう。

こうして「King Gnuの時代」をリアルタイムで共有するようになってから飛び込んできたのが、メジャーデビューのアナウンスでした。

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1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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King Gnuの軌跡③ 【メジャーデビュー後】

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この章ではKing Gnuの軌跡を【Srv.Vinci時代~インディーズ時代】【『Flash!!!』~『Prayer X』】【メジャーデビュー後】と3ページに分けてお伝えします。

このページではKing Gnuのメジャーデビュー後の活動についてお伝えします。

 

▼赤い矢印のところを本ページで解説

 

年表 ~メジャーデビュー後~

 

年月 出来事
2019年1月 『Sympa』発売
2019年1月 ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』放送(主題歌『白日』)
2019年2月 『白日』発売
2019年2月 『Mステ』初出演
2019年3月 ワンマンライブ『Sympa』初全国ツアー
2019年4月 ラジオ『King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)』開始
2019年4月 ラジオ『PERIMETRON HUB』開始
2019年4月 『Mステ』2回目出演

※2015年~2019年4月までの全体年表はこちらのページ

 

2019年『Sympa』でメジャーデビュー


『Sympa』(画像クリックで商品詳細へ。聴き放題無料体験有)

 

2019年1月、2枚目のアルバム『Sympa』(シンパ)でソニー・ミュージックレーベルズ傘下のアリオラジャパンからメジャーデビューを果たしたKing Gnu。

2018年9月リリースのファーストシングル『Prayer X』は、人気アニメのタイアップもありながら何とインディーズだったのです。

すっかり”ヌー沼”にハマっていた私は、『Prayer X』の時点で少なくとも日本中の人がKing Gnuを聴くだろうと確信していましたが、まわりを見渡すとまだ温度差がありました。

発売日の数日後に近所のCDショップに行っても『Sympa』の取り扱いはなかったのです。

今になって冷静に考えると、たしかに新人バンドのメジャーデビューアルバム。いきなり田舎の小さなCDショップにまで流通が行き届くとは限りません。ネットで購入する方法もあります。結局、妙な現場主義を貫き、確実に入手可能とアナウンスのあったお店で購入しました。

行くところに行けば、ちゃんと熱く盛り上がっている状況。それだけは大きな街のCDショップで確認し、いざ『Sympa』です。楽曲の解説はあとのお楽しみに取っておきますが、これは歴史的な名盤!とクラクラしました。ますますシンパ(共鳴者)になったことは言うまでもありません。

 

『Sympa』のライブツアーに参加した筆者の体験

 

少し話はそれますが、筆者の『Sympa』のライブに参加した時のお話をさせていただきます。(King Gnuの軌跡だけ知りたい!という方は文中下記の「『白日』が連続ドラマの主題歌に」という見出しまでスクロールいただければと思います。)

“King Gnuの軌跡③ 【メジャーデビュー後】” の続きを読む

King Gnuの軌跡① 【Srv.Vinci時代~インディーズ時代】

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1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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この章ではKing Gnuの軌跡を【Srv.Vinci時代~インディーズ時代】【『Flash!!!』~『Prayer X』】【メジャーデビュー後】と3ページに分けてお伝えします。

このページではKing Gnuの前身のバンドであるSrv.Vinci時代~インディーズ時代の活動についてお伝えします。

 

年表 ~Srv.Vinci時代~

 

年月 出来事
2015年 Srv.Vinci始動
2015年9月 1st AL『Mad me more softly』発売
2016年7月 Daiki Tsuneta Millennium Parade(DTMP) 1st AL『http://』発売
2016年9月 『トーキョー・カオティック』発売
2017年3月 アメリカのイベント出演

※2015年~2019年4月までの全体年表はこちらのページ

 

Srv.Vinci時代の活動

 

▼「Srv.Vinci時代の活動」項目では赤い矢印のところを解説

 

King Gnuの前身バンド「Srv.Vinci」

 

King GnuにはSrv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)という前身バンドがあります。

2015年、King Gnuのキーパーソン常田大希(つねた だいき)さんがSrv.Vinciとして活動を開始。

ドラムの石若駿さん(SONGBOOK PROJECT・CRCK/LCKSなど多数)をはじめ、様々な才能あふれるミュージシャンが関わりましたが、メンバーチェンジを経て現在の4人体制に固まり、2017年に改名という流れです。

その間に、Srv.Vinci名義でアルバム1枚とミニアルバム1枚、常田大希さんのソロプロジェクト「Daiki Tsuneta Millennium Parade(DTMP)」名義でアルバム1枚がリリースされています。

Srv.Vinciとは“サーバ上のレオナルド・ダ・ヴィンチ”という意味。

イタリア・ルネサンス期の芸術家であり“万能の天才”レオナルド・ダ・ヴィンチがもし、パソコンを使ったら?というようなコンセプトなので、とくに初期、1枚目のアルバム『Mad me more softly』は先鋭的です。

▼アルバム『Mad me more softly』REMIX

 

歌やメロディーに重きを置いた「多くの人々に受け入れられるような音楽」というよりも、先鋭的なサウンドに重きを置いた音楽でした。

MVの映像も含めると”最先端のコンセプチュアルアート”といったほうがしっくりくるほど芸術的なセンスが研ぎ澄まされています。※コンセプチュアルアート=前衛芸術

しかも常田大希さんはソロプロジェクトDaiki Tsuneta Millennium Parade(DTMP)を始動し、さらに「芸術性」「先鋭的なサウンド」に重きを置いた音楽を極めます。歌やメロディーに重きを置き、多くの人々に受け入れられるようなわかりやすい音楽とは真逆の方向に進みます。

▼この時のKing Gnuの楽曲の例『Prêt&Porter』芸術性に重きが置かれているように感じる

 

それゆえエッジの効いた(鋭く尖った)感性の持ち主にしか伝わりづらい……という課題が生まれたかもしれません。

「芸術は難しい」と感じる多くの層”大衆”には届かない、受け入れられない。

平たく言うとあまり売れなかったわけです。

 

「芸術」から「大衆向け」に方向転換

 

ここで”サーバ上のレオナルド・ダ・ヴィンチ”こと現代の鬼才・常田大希さんは考えたことでしょう。どんなに優れた・ぶっ飛んだ・イケてる音楽でも「聴いてもらわなければ話にならない」と。

自然な流れで「先鋭的で多様なサウンドでありながら、わかりやすい歌詞やメロディーを楽しむ人にも刺さるような音楽」路線へ。

常田さんの心の内は「J-POPで勝負する!」と煮えたぎっていたのではないでしょうか。現代の日本で、大規模な会場で音楽を聴いてもらおうと思ったら「J-POPしかない」という考え方もできますから。

Srv.Vinciの2作目『トーキョー・カオティック』はKing Gnuの原型となるサウンドに変化したように思われます。

▼アルバム『トーキョー・カオティック』収録「Vinyl」

 

2015年5月頃から既にKing Gnuの4人でライブは行われていましたが、固定メンバーになって方向性が定まり、変化があったのではないでしょうか。

メンバー情報は後述しますが、常田さんの幼なじみで1学年下の井口理(いぐち さとる)さんがフロントマン(バンドの顔となる存在)になったところが大きなポイント。

常田さん・井口さんのツインボーカルのうち、井口さんには井上陽水さんなどのJ-POPもよく聴いていたという強みがありました。

▼井上陽水:1948年生まれ。代表曲は「少年時代」

 

新生ともいえるSrv.Vinciは、2017年3月に『SXSW』(サウスバイサウスウエスト)のJAPAN NIGHT(ジャパンナイト)というアメリカ・テキサス州オースティンでのイベントに参加。

その後、ニューヨークやロサンゼルスなど7か所でこのイベント主催のアメリカツアーを敢行しています。

 

年表  ~インディーズ時代~

 

年月 出来事
2017年4月 King Gnuに改名
2017年7月 『FUJI ROCK FESTIVAL』出演
2017年10月 1stアルバムリリース
2017年11月 常田参加の米津玄師アルバムリリース
2018年1月 初ワンマンライブ

※2015年~2019年4月までの全体年表はこちらのページ

 

インディーズ時代の活動

 

▼「インディーズ時代の活動」の項目では赤い矢印のところを解説

King Gnuに改名

 

バンド名のKing Gnuは「ヌーの王様」という意味です。

ヌーはアフリカの草原・サバンナに生息する、ウシ科ヌー属の草食動物。ウシカモシカやワイルドビーストといった別名もあり、水牛・バッファロー・バイソンとは別種です。

▼ヌー

 

サバンナには乾季と雨季があり、ヌーは春になると食料を求め、大群をなして大移動します。小規模から大規模の群れへ。

King Gnuというバンドのコンセプトは「ヌーの群れの大移動」のようにたくさんの人についてきてほしい・広まってほしい・聴いてもらいたいというわけです。

ヌーの群れの先頭をキングと名づけるところが、わかりやすくてヤンチャでお茶目。

中学時代に1学年先輩だった常田さんは井口さんに「ガタイMAX」というあだ名をつけていたそうですが、180cmの大男・井口さんのイメージが「King Gnu」そのものだったのかもしれません。

こうしたバンドコンセプトの転換が見事にクリーンヒットし、2017年4月の改名前後からKing Gnuは音楽業界や目ざとい音楽通が絶賛する存在となります。

 

『FUJI ROCK FESTIVAL』/ファーストアルバム

 

2017年7月には、日本最大級の音楽フェス『FUJI ROCK FESTIVAL』(フジロック)にも出演。(ちなみにそのステージは新人の登竜門ROOKIE A GO-GO(ルーキー・ア・ゴーゴー)でしたが、翌年2018年にはメインステージのRED MARQUEE(レッドマーキー)へと大躍進を遂げています。)

さらに2017年10月にはファーストアルバム『Tokyo Rendez-Vous』をリリース。

▼『Tokyo Rendez-Vous』(画像クリック商品詳細へ。無料聴き放題期間有)

 

表題曲の『Tokyo Rendez-Vous』と双璧をなすキラーチューンの『Vinyl』(ビニール)は、パーソルテンプスタッフのCMソングにも起用されました。

▼『Vinyl』MV

 

米津玄師からのプロデュース依頼

 

既に音楽業界や音楽通のあいだでは「とんでもないバンドが現れた」と騒がれていたわけですが、米津玄師さんもそのひとり。

自身4枚目のアルバム『BOOTLEG』(ブートレグ)に収録されている「爱丽丝」(アリス)のプロデュース・アレンジ・ギターを常田大希さんに依頼したのです。

▼2017年11月リリース米津玄師4枚目アルバム『BOOTLEG』(画像リンク先で試聴可能)

▼米津玄師『BOOTLEG』クロスフェード(5:05~)爱丽丝

 

ハチ名義のボーカロイド時代から非常に凝ったサウンド作りをしてきた米津玄師さん。当時から熱狂的なファンはいましたが、まだ少数派。大衆を巻き込んで大ヒットしたのは松任谷由実さんの『Hello, my friend』を意識したという『Lemon』でした。

▼『Lemon』MV

 

「歌詞やメロディーに重きを置いた音楽」と「先鋭的なサウンド」、「大衆性」と「芸術性」、この狭間で葛藤する先鋭的な音楽家として、米津玄師さんと常田大希さんは非常に通じ合うところがあったのでしょう。

「爱丽丝」では「先鋭的なサウンド」と「芸術性」を存分に追求したと考えられます。

 

初のワンマンライブ

 

アメリカツアーも敢行し、数々の名だたるフェスや、複数のアーティストが出演する”対バンライブ”などでも話題になっていたKing Gnu。

満を持して初ワンマンライブを行ったのは2018年1月、東京・渋谷WWWでのことでした。

チケットが即日完売という事態になり、約2か月後の3月には追加公演が東京・渋谷WWWXで開催。

まだヌーの群れは決して巨大とは言えないものの、「ライブ演奏がすさまじい」という評判は浸透していきました。

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1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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King Gnu年表 <Srv.Vinci始動~2019年の4月まで>

 

以下ではKing Gnuの前身バンド「Srv.Vinci始動」から2019年の4月までの活動を年表にまとめました。リンク先に詳しい解説がございますので、詳細を知りたい方はこちらも合わせてご覧ください。

 

King Gnuの全体年表

*2015年:Srv.Vinci始動
*2015年9月16日:Srv.Vinci 1st AL『Mad me more softly』発売
*2016年7月20日:Daiki Tsuneta Millennium Parade(DTMP) 1st AL『http://』発売
*2016年9月14日:Srv.Vinci Mini AL『トーキョー・カオティック』発売
*2017年3月:アメリカのイベント『SXSW』出演~アメリカ7か所ツアー

*2017年4月26日:King Gnuに改名
*2017年7月:音楽フェス『FUJI ROCK FESTIVAL』出演
*2017年10月25日:1st AL『Tokyo Rendez-Vous』発売
*2017年10月29日:フリーライブ『Tokyo Rendez-Vous』(横浜)
*2017年11月1日:米津玄師4th AL『BOOTLEG』の『爱丽丝』に常田大希が参加
*2018年1月28日:初ワンマンライブ『Tokyo Rendez-Vous』(東京)
*2018年3月23日:ワンマンライブ追加公演『Tokyo Rendez-Vous』 X(東京)

▼ここまでの歴史は第1章1ページ目で詳しく解説!

 

*2018年7月13日:配信限定シングル『Flash!!!』発売
*2018年7月13日・16日:ワンマンライブ『Flash!!!』(東京・大阪)
*2018年7月~12月:アニメ『BANANA FISH』放送(ED曲『Prayer X』)
*2018年9月19日:1st SG『Prayer X』発売
*2018年11月:ワンマンライブ(東名阪3か所)

▼ここまでの歴史は第1章2ページ目で詳しく解説!

 

*2019年1月16日:2nd AL『Sympa』発売(アリオラジャパンからメジャーデビュー)
*2019年1月~3月:ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』放送(主題歌『白日』)
*2019年2月22日:配信限定シングル『白日』発売
*2019年2月22日:音楽番組『ミュージックステーション』初出演(演奏曲『Slumberland』)
*2019年3月~4月:ワンマンライブ『Sympa』初全国ツアー(追加2公演含め11か所)
*2019年4月16日:音楽番組『ミュージックステーション』2回目出演(演奏曲『白日』)
*2019年4月4日:ラジオ『King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)』開始
*2019年4月5日:ラジオ『PERIMETRON HUB』開始

▼ここまでの歴史は第1章3ページ目で詳しく解説!

 

『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』(全16ページ)は以下より!

 

King Gnuとは何か?どこが革命的なのか?

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「音楽で生き方が変わる、時代が変わる」、そんな話はあり得ないと思っていませんか?

でも、もし、ひたすら前向きで豊かな人生にしてくれる音楽が現代の日本にあるとしたら……聴いてみたいでしょう。それがKing Gnu(キングヌー)です。そう確信する理由やお伝えしたい魅力を綴りました。

 

King Gnuの基本情報

グループ名 King Gnu(キングヌー)
メンバー ・常田大希(ギター/ボーカル)写真上段右から2番目
・勢喜遊(ドラムス/サンプラー)写真上段左から2番目
・新井和輝(ベース)写真上段右
・井口理(ボーカル/キーボード)写真上段左
デビュー 2019年1月16日アルバム『Sympa』でメジャーデビュー
日本の4人組ロックバンド。『Prayer-X』がフジテレビ系アニメ「BANANA FISH」のエンディングに起用され話題になる。シングル『白日』は『イノセンス 冤罪弁護士』(2019年1月-3月日本テレビ土曜22時)の主題歌に起用。日本テレビの音楽番組「バズリズム02」にて音楽関係者が選ぶ今年ブレイクするアーティスト1位に選ばれる。

▼King Gnu(キングヌー)の代表曲『白日』MV

 

はじめに ~『Mステ』登場で残した爪痕~

 

King Gnuを「キングガン」や「キンググニュ」などと誤読していた人にとって、「キングヌー」は2019年に突如として現れた謎の存在かもしれません。

たしかに2019年2月22日、音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日)に初登場したときは、フロントマン(バンドの顔となる存在)の井口理(いぐち さとる)さんがアニメ『進撃の巨人』の奇行種を真似して、階段を暴れながら駆け下りる姿が注目を集めました。

▼『進撃の巨人』

ゴールデンタイムのテレビ番組で『Slumberland』(スランバーランド)という楽曲が披露されたことこそ革命的な出来事だったわけですが、話題になったのは拡声器を手にした常田大希(つねた だいき)さんの後ろで白目をむいた井口さん。

 

どういう点が革命的な出来事だった?

『Slumberland』(スランバーランド)は「眠りの国」という意味です。

<テレビでは下世話な話題が取り上げられているが、自分にとってはどうでもいいことばかり。それより大事なことは自分の身のまわりで起きている出来事。「眠りの国の住人よ、目を覚ませ!」、そんなことを言う自分もしょせんロックンローラーだから愛と人生しか歌えないけれど……>

といった歌詞。常田さんご本人は「日本のテレビ業界に物申す」つもりもないし、むしろどうでもいい。しょせんロックンローラーなんだから、たとえ売れても調子に乗るな!……という自戒の意味を込めていらっしゃるそうです。井上陽水さんの『傘がない』を参考に作られた歌で、社会でどんなことが起きていても、今自分にとって問題なのは「雨が降っているのに傘がない」という身近なこと……そんな内容に触発されたとのこと。しかし、「眠れるテレビ業界よ、日本よ、目を覚ませ!」と拡声器を片手にアジる、反骨精神むき出しの(かつての?)ロックンローラーのあるべき姿にも見えかねないところが(私には)革命的に映りました。

 

まず登場シーンは、舞台役者や映画俳優も経験したことのある芸達者な井口さんがどうにか爪痕を残そうと頑張った結果。白目をむいたのはミュージックビデオ(MV)と同じく、楽曲に合わせた演出でした。しかし初めて井口さんを見た人は「本当に奇行種?」と思ったかもしれません。

そのせいか、せっかく坂口健太郎さん主演のドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌に抜擢されたシングル『白日』(はくじつ)も、白目や自白、目白などと誤読される事態に陥りました。

認知度は高まりましたが、なかには引いてしまった人もいたのではないでしょうか。

 

こうした状況を察知したのか、楽曲のイメージに合わせたのか、大人の事情なのかはわかりませんが、2019年4月26日、2回目の『Mステ』出演で『白日』を披露した際、井口さんは普通に階段を下り、座っているときにこそっと悪戯をする程度でした。

ここでようやく井口さんの美しい歌声や、『白日』のドラマチックな曲の展開、生演奏のすばらしさに気づいた人も多いかと思われます。

「変な人は苦手」「流行りものは聴かない」「『Mステ』を見ていない」など、何らかの理由でKing Gnuを聴き逃していた人に伝えたいことはただひとつ。

今すぐKing Gnuを聴きましょう。なぜなら歴史的な革命バンドだから。

 

King Gnuとは ~どこが革命的?~

 

4人組のロックバンドKing Gnu。

私は吉田秋生先生の社会派少女漫画『BANANA FISH』待望のアニメ化を見て、1期のエンディングテーマだった『Prayer X』を機にKing Gnuを知りました。このタイミングでKing Gnuに出会った人も多いでしょう。

▼『Prayer X』MV

▼フジテレビ系アニメ「BANANA FISH」(2018年7-12月放送)(画像クリックAmazonPrimeへ)

 

初めて『Prayer X』を聴いたときに私は「どうもアヤシイ」と嗅覚が働き、他にも数曲を聴いて「これは音楽性と大衆性の両立という私が待ち望んでいた路線を、確信犯的に狙っているな!」とピンときました。

彼らは「カオティック(混沌とした)」や「ミクスチャー(色々なジャンルの音楽が混じった音楽)」という言葉を好んで使っていて、実際にあらゆる音楽要素が混沌と散りばめられています。

インディーズ時代から、常田大希さんが率いるクリエイティブ集団(クリエイティブチーム)「PERIMETRON」(ペリメトロン)でMVも制作している点などを踏まえると、最先端の総合芸術。「PERIMETRON」については後ページで解説

それなのに、あくまでロック、J-POP。わかりやすいのです。お好みの曲が必ず見つかると断言してもいいほど音楽性の幅が広いところも魅力です。

 

「歌もの楽曲」は歌と様々な楽器演奏が重なり合っていますが、おもにメインのメロディー(主旋律)だけを選んで聴きがちな人が案外多いかもしれません。

そのため優れた音楽であっても「先鋭的で凝ったサウンドに重きを置かれた音楽」は多くの人々には体感しづらく必ずヒットするとは限りません。

「先鋭的で凝ったサウンドでありながら万人に刺さる音楽」と言えば、ビートルズやマイケル・ジャクソン。ビートルズやマイケル・ジャクソンが偉大だったのはまさにこれが理由でしょう。

 

そこへ現れたのがKing Gnu!

私にとっては、まさに現代の日本に舞い降りた進化版ビートルズ。ネイティブの日本語だから歌や歌詞もダイレクトに伝わり、難しすぎない範囲で凝ったサウンドとMV、しかも時代を共有できます。まさに奇跡!

これが「King Gnuは歴史的な革命バンド」と私が確信する理由。

優れた音楽が多くの人になかなか受け入れられない現状で、万人に伝わるよう翻訳してくれていると解釈することもできます。

まさに音楽革命なのです!

 

以上、このページではKing Gnuがどんなバンドなのかという基本的なことについてお伝えしました。

次のページから第1章。King Gnuの軌跡をお伝えします。

『King Gnu入門【メンバーと軌跡編】』目次へ  (全16ページ)

 

 

目次著者

著者:渡辺和歌

1970年生まれ。音楽を愛して40年。中学時代は『ベストヒットUSA』を欠かさずチェック。当時の洋楽ヒット曲をラジオから録音しお気に入りのカセットテープを作成。ビートルズのアルバムは全て揃え『イエロー・サブマリン』などのビートルズ映画上映会にも欠かさず参加。中森明菜さんのファンで歌詞を耳コピして書き起こしていた。中島みゆき、中森明菜、尾崎豊、サカナクション、大島保克、元ちとせにも傾倒。King Gnuを聴いて生き方が変わるほどの感銘を受ける。現在はラジオやテレビ出演、SNSやライブなどでチェックしKing Gnuを追いかけている。

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邦楽ロックおすすめバンド23選 【人気バンド編】

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邦楽ロックが大好きな筆者が邦楽ロックの基礎知識やおすすめのバンドなどを解説!

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著者:寺井まさき

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先程のページでは邦楽ロックのおすすめの曲を紹介しました。

ここからは4ページにわたって近年の邦楽ロックの魅力がわかるおすすめのバンド23選を【人気バンド】【ガールズバンド】【エモいバンド】【ボーカロイド】とジャンル別に分けて紹介いたします。

このページでは人気の邦楽ロックバンドを紹介します。知ることでさらに邦楽ロックにはまっていただければと思います。

 

1 My Hair is Bad

 

バンド名 My Hair is Bad(マイヘアーイズバッド)
結成年 2008年
メンバー 椎木知仁(ボーカル/ギター)
山本大樹(ベース/コーラス)
山田淳(ドラムス)
備考 バンド名の由来は、結成当時にメンバーの山本が範馬刃牙(格闘マンガのグラップラー刃牙の主人公)のような髪型で「My Hair is Bad?」と言っていたのがきっかけ。

 

「My Hair is Bad」。とても覚えやすいバンド名ですよね(笑)

私もはじめて聞いた時は「何だそのバンド名(笑)」と思いました!

 

▼My Hair is Badのライブの様子

 

作詞作曲をつとめるボーカルの椎木知仁(しいき ともみ)が「その時思っていることや感じていること」を自らが弾くギターの旋律に乗せて語ることが「熱い」と評判です。

また「歌詞が女々しい」ことでも有名です。そのため男性だけでなく若い女性からも評価が高いバンドです。

ボーカルの椎木知仁は「作詞をしているというより、その時ごとに感じた気持ちを日記のようなイメージで歌にして歌っている」とのことです。どうりでまっすぐな女々しさがあるわけですね(笑)

代表曲には『真赤』という曲があります。

 

▼『真赤』MV

 

<ブラジャーのホックを外す時

だけ心の中まで分かった気がした>

 

こんな歌いだしで曲が始まります!びっくりしますよね!イヤホンで聴くことをおすすめします!

 彼女と別れた男の心情を「熱く」そして「女々しく」歌っている1曲です。

 

2 sumika

 

バンド名 sumika(すみか)
結成年 2013年
メンバー 片岡健太(ボーカル/ギター)
黒田隼之介(ギター/コーラス)
荒井智之(ドラムス)
小川貴之(キーボード/コーラス)
備考 アニメ映画『君の膵臓をたべたい』の主題歌。テレビアニメ『ヲタクに恋は難しい』のオープニングを手掛ける。『フィクション』はYouTubeで1200万再生を超える。

 

sumikaはとてもポップで、誰からも好かれる「アンパンマン」のようなイメージのバンドです。キーボードのサウンドが特徴的で「明るい曲」は「ポップで明るい気分」に、「落ち着いた曲」は「しっとりと和やかな気持ち」になれる曲が多いです。

 

▼sumikaのライブの様子

 

「楽しめる曲」というものがモットーにあり、どんな年齢の観客でも置いてけぼりになることなく楽しめる「サーカス」のようなライブを行うバンドです。代表曲に『「伝言歌」』という曲があります。

 

 

これは大切な人に感謝の気持ちを伝える曲で、私が大好きなライブで盛り上がる曲です。

 

<伝えたい全部あなたに

全部伝えてこの言葉よ迷わないように

伝えたい今の私の半分以上が

あなたで出来ていたと気付いたから>

 

「大切な人に感謝の気持ちを伝えていますか?」という、人として大切なことを教えてくれる、そんな印象的な歌詞です。

 

3 マカロニえんぴつ

 

バンド名 マカロニえんぴつ
結成年 2012年
メンバー はっとり(ギター/ボーカル)
高野 賢也(ベース)
田辺 由明(ギター)
長谷川 大喜(キーボード)
備考 2012年にはっとりを中心に結成。メンバーは全員洗足学園音楽大学出身。

 

マカロニえんぴつは先述した2つのバンドよりはまだ少しマイナーです。

 

▼「マカロニえんぴつ」のライブの様子

 

先日ライブに行った私はこの目と耳でライブを楽しみ、そして確信しました。このバンドは今後絶対人気が出る!!!特徴は何と言ってもその「エモさ」。

「エモい」とは簡単に言うと「感情ではうまく表現できないけどいい!」という感情です。つまりは「うまく表現できないけど、なんか心にグッとくるんだよな」という気持ちです。

今邦楽ロック界で人気のバンドは「エモさ」を持っているバンドが非常に多いです。「マカロニえんぴつ」はエモさを特に持っているバンドの一つと言えます。

 

エモさを持ったバンドの解説は第3章にて!(現在は第2章)
 

 

ボーカル・はっとりのエモーショナルな声と、ちょっと女々しくてセンチメンタルな部分が垣間見える歌詞、そしてキーボードの多彩な音色で彩られたバンドサウンドが多くの若い女性を虜にしているバンドです。

『鳴らせ』という曲があり、これはライブで盛り上がる定番曲です。

▼『鳴らせ』MV

 

MVがなんといってもエモいです!そしてはっとり(ギター&ボーカル)のビジュアルが濃い!(笑)

そんな見た目とは相まってピアノの繊細な音が心地よい一曲です。

 

その他注目人気バンド

これはボックスのタイトルです。
注目すべき邦楽ロックのバンドは他にもたくさんいます。下記は、2019年も注目のアーティストをWebon編集部がピックアップしてお伝えします。

4 Yogee New Waves(ヨギーニューウェーブス)

]2013年に結成したバンドです。「新世代のシティポップバンド」として注目されています。近年のシティポップのブームを牽引するバンドのひとつです。シティポップとは「都会的で洗練された音楽」と言えるような日本特有の音楽のジャンルで1980年代に流行しました。シティポップ再評価の動きと共に、このバンドに注目してみてください。

 

5 King Gnu(キングヌー)

King Gnuは2017年に東京藝術大学出身の常田大希(つねた だいき)を中心に結成された4人組バンド。数々の大型フェスに出演し、独自のセンスが光る「トーキョー・ニュー・ミクスチャー」と称されるサウンドが注目を浴びています。

 

6 ズーカラデル

2015年に結成されたスリーピースバンド(3人組のバンド)。タワーレコードがブレイクするアーティストを発掘する「タワレコメン」で2018年の邦楽1位に輝く。代表曲は「アニー」。

 

7 THE ORAL CIGARETTES(ジ・オーラル・シガレッツ)

2010年結成。2018年にリリースされたアルバム『Kisses and Kills』はオリコン初登場1位を獲得しました。「BKW(番狂わせ)」を掲げ、アグレッシブなライブパフォーマンスがロック界で大きな注目を集めています。

 

以上私がおすすめする、今の邦楽ロックを代表するバンドでした。 

興味を持ってくれた方はぜひ聴いてみてください!考えるのではなく感じてください。そして音楽を全身で味わってください!

次のページではおすすめのガールズバンドを紹介します。

 

『邦楽ロック入門』目次へ  (全12ページ)

 

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