邦楽ロックとは

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邦楽ロックが大好きな筆者が邦楽ロックの基礎知識やおすすめのバンドなどを解説!

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著者:寺井まさき

めまぐるしい人生を駆け抜けられたのは「邦楽ロック」に救われてから。その魅力を一人でも多くの人に伝えたい。あなたなりの感じ方で邦楽ロックを楽しみ、好きになってもらえたら嬉しいです!お問い合わせはこちらから

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この章では4ページにわたって「邦楽ロックの基礎知識」についてお伝えします。基礎知識を知り、より邦楽ロックを好きになって欲しいと思います。

このページでは「邦楽ロックとは何か」についてお伝えします。

 

邦楽ロックとは

 

邦楽ロックという言葉(ジャンル)はすごく曖昧で、正確な定義はないです。

「ロック」という言葉がついていますが、一見すると「これはロックなのか・・・?」と思うような「ロック」というイメージからかけ離れた曲も「邦楽ロック」と呼ばれています。邦楽ロックと呼ばれる曲の範囲はとても広いのです。

邦楽ロックとは何かを理解していただくため、例として2曲紹介します。

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION「遥か彼方」

 

まずは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「遥か彼方」を聴いていただきたいです。この曲は「ロック」という言葉のイメージから、多くの人が想像するような曲ではないかと思います。

 

▼ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『遥か彼方』

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION
通称「アジカン」。1996年から活動をする4人組の邦楽ロックバンド。代表曲に「リライト」(5thシングル・2004)「ソラニン」(14thシングル・2010)など。

▼ASIAN KUNG-FU GENERATION

 

『はるか彼方』は人気アニメ「NARUTO」のオープニングの曲に使用されました。熱いメッセージがこめられた私の好きな曲の一つです。

 

▼NARUTO(ナルト)

 

いかにも「ロック」という感じのこの曲は、もちろん「邦楽ロック」のジャンルに入ります。

 

Awesome City Club「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」

 

上記で紹介したASIAN KUNG-FU GENERATIONの曲はいかにも「邦楽ロック」という感じですが、このAwesome City Clubの『今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる』は邦楽ロックの曲として聴くと、もしかすると違和感を覚えるかもしれません。

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しかし、こちらも邦楽ロックの人気曲の一つです。

 

▼Awesome City Club「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」(3rdシングル・2017)

Awesome City Club
2013年から活動している男3女2の5人組バンド。略して「ACC」とも呼ばれる。代表曲に「Don’t Think, Fee」(2ndシングル・2016)「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」(先述)など。

 

この「クラブで流れていて、思わず踊りだしてしまいそうな曲」もれっきとした邦楽ロックなのです。

実際のところ「邦楽ロック」というジャンルはその場面や話者によって指す範囲が異なることは事実です。

 

▼邦楽ロックのアーティストの例

アーティスト 公式PV
KANA-BOON
ONE OK ROCK
フレデリック
ゲスの極み乙女。
米津玄師
back number
マキシマム ザ ホルモン

 

邦楽ロックの定義

 

邦楽ロックという言葉は曖昧なものであり、定義づけるのは難しいです。

ここでは私の独断と偏見の元「邦楽ロック」を以下の様に定義づけます!

 

  • ①日本人(あるいは主な活動地域が日本である外国人)で、
  • ②ロックであること

 

①日本人(あるいは主な活動地域が日本である外国人)は説明の通りです。「邦楽」は『日本の音楽』という意味ですので。

ただ、②の「ロックであること」というのは、そもそも「ロックとは何か?」と思う方もいると思います。

ここで「ロック」とは

  • 曲を製作し、
  • バンド(音楽を演奏する集団)でよく用いられている楽器(ギターやドラム)を使って演奏されている、
  • メッセージ性がある音楽

というものをロックとしたいと思います。

つまり、バンドでよく用いられる楽器を演奏し、メッセージ性のある曲を作成している日本人(あるいは主な活動地域が日本である外国人)が邦楽ロックバンドというわけです。

 

邦楽ロックの楽器については次のページで解説!

 

定義は曖昧なものなので、まずはあれこれ考えるのではなく「なんとなくこんなもんだろうな」とぼんやりとしたイメージを大切にしてもらえれば徐々にわかってくると思います!

邦楽ロックというジャンルはとても曖昧です。私の定義づけに納得いかない人もいるかと思います。

ただ、邦楽ロックというジャンルの定義が人それぞれ異なっていいと思います。むしろ「異なっていること」が正解なのかもしれません。

 

次のページでは「邦楽ロックで使用される代表的な楽器」についてお伝えします。これを知れば、さらに「邦楽ロックとは何か」という理解が深まるかと思います。

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