邦楽ロック入門 ~近年注目のおすすめバンドを聴こう~はこちらから!
著者:寺井まさき
めまぐるしい人生を駆け抜けられたのは「邦楽ロック」に救われてから。その魅力を一人でも多くの人に伝えたい。あなたなりの感じ方で邦楽ロックを楽しみ、好きになってもらえたら嬉しいです!お問い合わせはこちらから
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このWebonでは邦楽ロックの魅力についてお伝えしてきました。
ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。
最後にまとめとして、私の昔話を少しさせてください。
私はごくごく普通の人生を歩んできたように人から思われます。
しかし私から言わせれば、今までの人生は平坦な道のりではありませんでした。
小さい頃から人より太っていた私は、自分の外見が嫌いでした。
しかし、両親から
「太っていないよ。それぐらいがちょうどいい」
と言われ、当時の純真無垢であった私はその言葉を信じていました。
しかし小学校高学年になり、私の太った外見を引き合いにいじめられるようになりました。
端から見ればそんな傷つくような言葉ではなかったかもしれません。
ですが、私は自分の見かけをいじる周りの言葉にひどく傷つきました。
そこからサッカーと出会い、身体を動かす機会が多くなり少しずつ痩せていきました。
中学校に進学し、毎日サッカーに明け暮れていたそんなある日。
姉が自殺を試みました。
未遂に終わりましたが、当時の私にとっては大きなショックでした。
原因はうつ病。
両親もどのように接したらよいか分からずに途方にくれていました。
思春期であった当時の私も、姉にどのように接したらよいか分からず、
姉にだけでなく他人に対して心を塞ぎこむようになりました。
そんな時です。
私は邦楽ロックに出会いました。
自分の感情に寄り添うかのように私の心に彩りを与えてくれました。
傷ついている人がどのような気持ちであるか、気付かせてもらいました。
邦楽ロックと出会ったことで、自己中心的でモノクロの世界を生きる私を
様々な色で彩られた他者と共存する世界へと飛び出すことができました。
「自分はこうじゃなくてはダメだ」
と感じていたものを、
「君は君だよ。君らしく生きればいいんだよ」
と気付きを与えてくれました。
「悲しい」と「怒り」が大部分を占めていた私の感情に語りかけ、
「悲しい時は思いっきり泣きな。そのかわり楽しい時は回りを気にせず楽しみな」
と世界に色を与えてくれました。
思春期という多感な時期に邦楽ロックと出会っていなければ、私の人生は大きく変わっていたかと思います。
そんな私を救ってくれた邦楽ロックの力は、
世界中のどんな人も救える力を秘めています。
彼女とうまくいかず悩んでいる若者から毎日を生きることがやっとな貧困地域の子どもまで、救える力が邦楽ロックにはあります。
私がこのWebonの作成を決めたのは、そこにあります。
「私のことを助けてくれた邦楽ロックはきっと、もっといろんな人を助ける力を秘めているはずだ」
そんな気持ちで作成しています。
それだけではありません。
私が邦楽ロックの魅力を一人でも多くの人に伝えることができたならば、
邦楽ロックの知名度をほんの少し上げることに繋がります。
CDが売れない時代、という言葉を聞いたことがあるかと思います。
邦楽ロックに限らず、昔と比べて楽曲の要であったCDの売り上げに悩んでいるアーティストは非常に多くなっているようです。
デジタル音源がだめなのか!
そのような単純な話をしたいわけではありません。
ただ、邦楽ロックの魅力を伝えることで少しでも多くの人に興味を持ってもらい仲間を増やしたい。
そして仲間とアーティストと一体になって、邦楽ロック界をさらに盛り上げていきたい。
そんな恩返しの気持ちも含まれています。
邦楽ロックの魅力が少しでも伝わるよう、いろんな角度から紹介したつもりです。
なかなか伝わりにくかった所も大いにあるかも知れません。
ですが100人に伝えることが無理でも、1人、あなただけでいいから魅力が伝わって欲しい。
そんな思いでここまで書いてきました。
邦楽ロックの可能性は無限大です。
どんな人にも「色」と「気付き」を与え、その人の人生を豊かにする力をもっています。
邦楽ロックによって、世界平和が成し遂げられる。
そんなことも夢ではないと思っています。
私を救ってくれた邦楽ロック。
いままでありがとう。
これからもよろしく。
そして本当の最後まで読んでくれたあなた。
本当に感謝しています。
あなたと邦楽ロックについて語れる日が来ることを楽しみに、
明日からも強く生きていきます。
ありがとうございました。
邦楽ロックは聴けば「気づき」や生活に「色彩」を与えてくれる魅力的なものですが、邦楽ロックはそれ以外にも楽しみ方があります。番外編では聴く以外の邦楽ロックの楽しみ方を紹介します。
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著者:寺井まさき
めまぐるしい人生を駆け抜けられたのは「邦楽ロック」に救われてから。その魅力を一人でも多くの人に伝えたい。あなたなりの感じ方で邦楽ロックを楽しみ、好きになってもらえたら嬉しいです!お問い合わせはこちらから