ハーブの種類・魅力・効能効果

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ハーブは安価で身近にあり、生活に取り入れやすい植物です。古来より伝えられている葉っぱを生活の様々な場所で取り入れることで体も心も健康になるでしょう。

ハーブ生活入門 ~万能な自然のおくりもの~(全11ページ)はこちらから!

著者 ひよこR

ハーブティーを初めて飲んだその日から、その魅力に取りつかれ10年。ハーブティーだけではない様々なハーブの利用方法や効能など、皆さんが簡単に生活に取り入れやすい情報を幅広く発信していきます。

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『ハーブ生活入門』目次へ  (全14ページ)

 

ハーブの魅力は自然のものである事。そして心や体を癒す生活全般にかかわる多種多様な使い道がある万能なところだと私は思います。

 

2つのキーワードで知るハーブの魅力

1 身近な自然の宝物

 

ハーブの大半は世界各所の山や土手など、自然環境で育った丈夫な植物です。

種類は何千種類とあり、具体的な数は把握出来ていない位のハーブが地球に存在しています。

ハーブと言えばローズマリーカモミール等が代表的です。これらは海外から伝えられたハーブとして、日本人にも親しまれています。

 

▼ローズマリー

▼カモミール

 

上記のような海外のハーブはよくお店でも見かけますが、昔から日本で多くの人に利用されていたハーブには何があると思いますか?

実は意外にも日本で親しまれているハーブは沢山あり、昔からハーブは食べ物、衣類等、人々の生活に欠かせないものをより美味しく、彩りよくするために必要な存在でした。

ピリッと辛みのあるお寿司やお刺身に欠かせない「ワサビ」、梅干しを作る際に使われる「シソ」、緑茶の原料となる「チャノキ」。

これらも全て日本のハーブ「和ハーブ」と言われ親しまれています。

 

▼ワサビ

▼シソ

▼チャノキ

 

私の出身地である山形では「紅花(ベニバナ)」が有名で、口紅や衣類の染料として利用されています。

 

▼紅花

 

私は家事等の用事を終えて一息つく際に、お菓子を用意しハーブティーを入れ、外を見ながらのんびりとした時間を過ごします。

 

▼著者撮影(ハーブティー)

 

自宅の周りは緑が多く、自然を見て鳥の声を聞きながら、自然を感じ休息することで穏やかな気持ちになります。

雨の日は心安らぐ音楽をかけることもおススメです。

 

ハーブの語源

ちなみに”ハーブ”という言葉自体は海外から伝わり最近になって聞くようになりましたが、日本でも古くから自然と共に育ち、ハーブを役立つものとして利用していました。

ハーブはラテン語で草の意味を持つ「herba」(ヘルバ)が語源です。英語の「herb」の意味は、一年生・二年生・多年生に結実してシーズンが終わったら衰えていき、木質にならないもの。

薬用や芳香などの特質がある植物とされています。

元々はただの草であった植物が、昔の人々から役立つものとして見い出されて
「herba」から「herb」に変わり、今、日本でもそのまま外来語「herb」として使われています。

先人の知恵に学び、今を生きる私達も限りある自然を大切にしながら、ハーブを取り入れた生活を送れることは、私にとって最も大きなハーブの魅力です。

 

2 からだや心を癒す

 

ハーブにはリラックス効果があるハーブや、少し胃腸の調子が悪い時に効果のあるハーブなど、様々な症状に効果があるとされているものがあります。

前のページで紹介したように、ハーブの定義には”人々の暮らしに役立つ事“という内容が明記されています。

ハーブに含まれる成分には、薬や美容に使われるものも多くあり知らぬ間に私達の生活に深くかかわっています。

うがい薬や咳止めドロップ等の薬の市販品の箱裏を見てみると『1・8シネオール』と記載されている箱を見かけたことはありませんか?

 

1・8シネオール

精油(簡単に言うと植物から抽出される油)に含まれている成分でユーカリ属の植物などに多く含まれている。炎症などを和らげる効果があるともされる。

 

ユーカリは1・8シネオールを多く含むハーブとして、殺菌、去痰作用(きょたんさよう:痰を出しやすくする)があり、市販のうがい薬などに使われています。

 

▼ユーカリ

 

歯磨き粉にも、ペパーミントスペアミントが使われていますし、洗顔にはカモミールジャーマンの成分がよく配合されています。

 

▼ペパーミント

▼スペアミント

▼カモミールジャーマン

 

美白ブームのときにはビタミンCを多く含むローズヒップティーがテレビでも話題となりました。

 

▼ローズヒップ

 

これらの市販品でも十分ハーブと関わりのある生活をしていると言えますが、自分の症状に合わせて自宅でより手軽にハーブを利用して、楽しみながら生活してみたくありませんか?

自分でハーブを活用すれば、自分の好きな香りや味を楽しめて、自分だけのオリジナルの商品が作ることが出来ます。

ハーブの香りを楽しみながら思った通りのハーブティーが出来るかな?なんてわくわくしながらハーブティーを作ったり・・・。

そういったところもハーブ生活の魅力の一つです。

※おすすめのハーブは次のページで!

 

著者の好きなハーブ

私は特にレモンマートルというハーブが大好きで、よく利用しています。

 

▼レモンマートル

 

レモンマートルにはアイドルがよくやる自己紹介フレーズのように「レモンよりレモンの香り!レモンマートル」と紹介される文面をよくみかけます。(是非ネット等で探してみて下さい。)

本当かなと思うかもしれませんし、人にもよるかと思いますが、全くその通りで私はむしろ「レモンよりも甘くすっきりとした良い香り」に思います。

好きな香りを嗅いでいると、なんだかとても心が癒されますよね。

自分の好きな香りを見つけることもハーブの楽しみ方の一つです。

ハーブの知識をほんの少しつけるだけで、自宅で簡単に楽しく自分の症状にあわせてリラックス、からだをすっきりさせることが可能になります。

 

▼著者撮影(ハーブの棚)

 

ハーブ生活をより楽しむ為に、次のページでは代表的な手に入りやすいおすすめのハーブを挙げて、効能効果や注意点等を具体的に紹介します。是非参考にして下さい。

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著者 ひよこR

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女性のための「日本酒」初心者入門


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はじめに

女性の皆さんは「日本酒」に対して「おじさん臭い…」「美味しくなさそう」そう思っている方も多いのはないかと思います。実は日本酒こそ女性が楽しめる一番のお酒なのです!

このWebonでは日本酒初心者の女性に向けて、日本酒の基礎知識・おすすめの日本酒・インスタ映えする酒器や女子旅におすすめの酒造見学の魅力などをお伝えします。

女子会に日本酒がおすすめな4つの理由!

第1章 日本酒の基礎知識

ここでは「日本酒とはそもそも何?焼酎と何が違うの?」ということにはじまり「精米歩合」「吟醸・純米吟醸」など日本酒にまつわる基礎知識をお伝えします。またワインなど他のお酒にはない魅力についてもお伝えします。

日本酒ってどんなお酒?
日本酒の種類
日本酒ならではの魅力

第2章 女性におすすめの日本酒

ここでは女性視点で女性におすすめの日本酒を紹介します。日本酒に苦手意識がある女性の方も飲みやすい日本酒ばかりなので、日本酒の世界に足を踏み入れたい方は女性は必見です!

最初に飲む日本酒の選び方
女性も飲みやすい日本酒5選
自分好みの日本酒を探す

第3章 日本酒女子会を楽しむ!

日本酒は女子会に最適です!インスタ映えする簡単おつまみや、可愛い酒器、女子旅におすすめの酒造見学の魅力まで紹介!

女子会を華やかにするアテ
可愛い日本酒の酒器
女子旅におすすめ!酒造見学の魅力

著者 白花豆子

20代女子のフリーライター。日本酒居酒屋に連れて行ってもらったことをきっかけに日本酒にハマり日本酒専門居酒屋で働く。若い女性にもっと日本酒の魅力を知ってほしいという思いがある。

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ミルクグラス(ミルクガラス)とは ~毎日使えるヴィンテージ食器の魅力~

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ミルクグラスは1950年頃のアメリカで誕生したヴィンテージ食器です。ミルクグラスはヴィンテージなのに丈夫でリーズナブル!ハイセンスで可愛くどんな料理にも合わすことができる「日常で使えるヴィンテージ食器」なのです!

『ミルクグラス入門~日常で使えるヴィンテージ食器~』はこちらから!

著者:大柴あまね

30代後半女性。10代の頃からミルクグラスの情報を収集。20代後半から購入しはじめ収集歴は10年程度。現在は定期的に専門店に通い流通をチェックしている。

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ミルクグラス(ミルクガラス)とは

基本情報

▲ファイヤーキング Dハンドルマグ

 

ミルクグラスは1950年頃のアメリカで誕生したヴィンテージ食器です。乳白色が練り込まれたガラスである「ミルクグラス」を使用した食器のことを指します。「ミルクガラス」とも呼ばれます。

 

相場 【ファイヤーキング ジェダイDハンドルマグ(上記写真右)の場合】
3000円~20000円程度
※品物の状態・色の違い・取扱店舗・傷の有無などで大きく変動
耐熱性 オーブンと冷蔵で使用可。直火と冷凍はNG。
電子レンジ 可能
食洗機 食洗器は可能。漂白剤はNG。
注意事項 冷えたタンブラーに熱いお湯を注ぐなど急激な温度差を伴う使用は厳禁。
種類 マグカップ/皿/ティーカップ/ボウルカップ&ソーサー/ベーキングプレート(焼き皿)/調理用ボウル/など

 

ミルクグラスは1950年代のアメリカで生まれました。

美しく可愛らしいミルク色のガラス食器は、アメリカの一般家庭だけでなく、数多くの飲食店で親しまれてきました。

もちろんその波ははるか遠くの日本にも。そして現代ではヴィンテージ食器として収集家や愛好家に長く愛されています。

 

【コラム】なぜ現在では生産されていない?

50年代を過ぎてからプラスチックが出回るようになり、主力になったためです。プラスチックは軽いため輸送費が安く、材料費も安い、また加工の手間も少ないとあってガラス加工は時代とともに減少していったと言われています。近年はアメリカのガラス会社であるアンカーホッキング社が「ファイヤーキングジャパン」として復活し、カップや耐熱皿を販売しております。また日本のオールドミルクガラス社も生産しています。(オールドミルクガラス公式サイト

 

ミルクグラスの特徴

▲ファイヤーキング コンコード

 

ミルクグラスは日本で昔から使われていた陶磁器とは違い、ガラス本来のつるつるとした手触りをしています。

土を感じる食器類とはまったく違う素材でありながら、カップのくびれやハンドのカーブが手のひらにフィットする使いやすさは、陶磁器とは違った使い心地でとても革新的なものでした。

ガラスというと「すぐ割れそう」「壊しそうで毎日使うのはちょっと怖い」という儚げなイメージがありますが、このミルクグラスはちょっと違います。

落としても簡単には割れないほど分厚く、

口当たりも丸みがあり、

とても丈夫な食器なのです。

この丈夫さがあったからこそ、現代まで割れずにその多くが長く残っているのでしょう。

ミルクグラスは注がれたドリンクが透けて見えます。中に入れた飲み物が外側から微かに透けて見える時も、飲む時に内側から外の光が透けて見える時も魅力的です。

 

▼ファイヤーキング リブボトムマグ

 

マグカップが多い

 

ちなみに、ミルクグラスを探してみると食器の中でも「マグカップ」を際立ってよく見ると思います。

これはマグカップばかり製造していたメーカーが多いためだと思います。

その理由は、ロゴ入りマグカップで広告したいという企業が多かったためです。広告入りマグを「アドバタイジングマグ」といいます。

 

▼アドバタイジングマグ

 

なので残っているマグカップにはマックやディズニー、銀行、病院、カフェなどのロゴが入っているものが多くあります。

これらはその企業が宣伝のために配ったものですが、後に「マクドナルドマニア(ミルクグラスに限らずあらゆるマクドナルドグッズを集めるマニア)」などの企業マニアによって集められ、今たくさん残っているというわけです。チラシの代わりになっていたので、製造数はかなりの数になったことが予想できます。

 

マグカップが多い理由は他にもあります。

マグカップ以外の食器、例えばプレート類は使用中に輸送中などに割れてしまう確率が高かったです。そのため輸送しても割れにくいマグカップが多く製造されたと言えるでしょう。

また商品の幅を広げることでコストもかかることを懸念し皿の型を用意しなかったメーカーがマグカップ以外を製造しなかったことも一因と思われます。

 

ミルクグラスの定番の緑色

▲写真右:ファイヤーキング ジェダイ

 

ミルクグラスのマグカップの中でも特に緑色のマグカップをよく目にすると思います。

これは、ミルクグラスが誕生から間もない時に、アメリカのガラス食器メーカー・ジャネット社が製造した「JADITE(ジェダイ)」が大人気となったため、ミルクグラスと言えばこの色になりました。

(ちなみに開発したのはジャネット社ではありますが、アンカーホッキング社が真似して緑色のマグカップを製造。「ジェダイをわが社の看板のひとつにしたい」という戦略が功を奏し「ミルクグラス=ファイヤーキング=ジェダイ」というイメージになりました。)

 

ファイヤーキング

アメリカのガラス製造メーカーであるアンカーホッキング社の看板商品となった耐熱用ミルクグラス。ヴィンテージ食器であり、国内・海外でたくさんのコレクターに愛されている。ファイヤーキングの詳しい解説は第2章の1ページ目にて

 

あまりに人気だっため他社も真似し「Jad-ite」や「Jade-ite」と微妙に名前を変えて販売していたため、結果似た色のものがたくさん出回ることとなりました。

ファイヤーキングは当時のアメリカでも大人気でしたが、現代の日本人が特に好きで、日本はこれに偏って流通しています。

そのため日本人が買ってくれるからという理由でバイヤーもたくさん仕入れています。現地のアメリカではもう無くなってきており、そのほとんどを日本人コレクターが所有しているという話をバイヤーさんから聞きました。

 

ミルクグラスが広まった経緯

 

1950年頃のアメリカはベビーブームの真っ只中であったにも関わらず、この一見落として割れてしまいそうな印象のガラス食器が家庭用食器として急速に広まっていきました。

それは丈夫である他にも、子供が好んで使いたがるような見た目の可愛らしさにも人気の秘密があったのです。

食器業界は当時、塗料の吹き付け技術が向上し色をはっきりとキレイに出すことに成功しました。

そのおかげで、ミルクグラスはガラスとは思えないほどのカラフルさで大人気となりました。

加えて細かな装飾のついたものなど、ミルクグラスは一般家庭で毎日使われるものでありながら、美しさも楽しめるデザインで人々の目を楽しませていました。

 

【コラム】それまでの食器

ガラス製造業はミルクグラスよりも先にクリアガラス(透明なガラス)から始まりました。

▼1940年代のクリアグラス

当時の技術では透明度がまだ甘く、キレイとは言えませんでした。古いガラスを見ますと、透明ではありますがガラスの中によじれや屈折を感じるものがありガラス製造技術の未熟さを感じることができます。現在の窓ガラスのようにゆがみのない透明のガラスを創り出す事ができなかったのです。

▼当時のグラス:ガラスよれが見られる

▼当時のグラス:不純物が混入が見られる

加えてインクをきれいに出したり長持ちさせたりする技術もまだ進んでいなかったので、ミルクグラスのカラフルな色は劇的な進化だと言えると思います。写真は私が持っている当時のクリアガラスなのですが、かなり割れやすくインクも剥げやすくなっています。

 

置いておくだけでワクワクするようなカラフルな食器を見ると、ミルクグラスが作られた当時のアメリカは、人々が家庭に寄り添い、子供が多く、元気のある時代であったことが伝わってきます。

また、ガラス表面を凹凸加工して植物や人を描いているカップなど美しい装飾の施されたものもたくさんあるため、家庭レベルの食器だけでなく、街のカフェや格式のあるレストランでも使用されていたことが伺えます。

 

【装飾の施されたカップ:凹凸加工の例】

▼エンボス加工(裏面を押し上げて浮かす加工)が施されたカップ

 

このようにミルクグラスを眺めているだけで、当時の時代背景も手に取るように分かり、古き良きアメリカを身近に感じることができるのです。そんなところもミルクグラスの大きな魅力です。

 

ミルクグラスの魅力

 

そんなミルクグラスの最大の特徴は、今でも家庭で日常的に使えるということ。

なんと言ってもミルクグラスは「毎日使えるヴィンテージ食器」なのです!

ミルクグラスは本来スーパーマーケットや雑貨店で安く販売されていた家庭用食器だったことから、とにかく丈夫で長持ちするものとして作られました。

おかげで現在でもその可愛らしさを楽しむことができるのです。

 

アンティーク食器と言えば、西洋アンティーク食器を連想し「値段が高くて敷居が高い」と思ってしまう方もいます。

ただ、ミルクグラスは、週末のマーケットやフリマアプリなどで気軽に手に入れることができます。西洋アンティーク食器は美術品の域にあるため、そのような扱いはされないのではないでしょうか。(購入方法については第3章で解説。)

ミルクグラスは高価なものばかりではないため、敷居が低く日常に取り入れやすいのが特徴であると言えるでしょう。

 

美しく眺めて楽しむ美術品ではなく、あくまでも「使うもの」として愛されています。

また様々な形や色、デザインがあるため、どんなお料理にも合います。食卓にもぴったりなのです。アメリカで生まれたミルクグラスですが、日本食が多く提供される食卓にもしっくりくるミルクグラスもあるのです。

様々な場面にぴったりとなじむミルクグラスが、探せばきっと見つかることでしょう。

 

第4章1ページ目でシーン別におすすめのミルクグラスを紹介! 第4章1ページ目でシーン別におすすめのミルクグラスを紹介!

 

このWebonでは「毎日使いたくなるミルクグラスとはどんなものなのか」「どうやって入手したら良いのか」その魅力や使い方を余すことなくお伝えしていきます。今まで触れたことのなかった方にも興味をもっていただけたら幸いです。

 

次の章ではミルクグラスの種類についてお伝えいたします。まずは「ミルクグラスにはどんな色や形があるのか?」という基本的なことをお伝えいたします。

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著者:大柴あまね

30代後半女性。10代の頃からミルクグラスの情報を収集。20代後半から購入しはじめ収集歴は10年程度。現在は定期的に専門店に通い流通をチェックしている。

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ハーブ生活入門 ~万能な自然のおくりもの~

ハーブとは

ハーブを定義する事は難しいですが私が言えば「身近で簡単に取り入れられる、心や体を癒す万能な自然のおくりもの」です。ハーブを知って是非生活に取り入れていただければと思います。

ハーブとは

第1章 種類

何千種類もあるハーブ。この章ではそんなハーブの魅力・効能効果を具体的にご紹介。初心者にもおすすめなハーブを詳しく解説していきます。

ハーブの種類・魅力・効能効果
初心者おすすめハーブ12種類①
初心者おすすめハーブ12種類②

第2章 ハーブティー

ハーブティーの魅力はハーブによって違う味や色、香りが楽しめる事です。ハーブはノンカフェインで、オーガニックのものも多いので、お子様と一緒に飲んでみるのもおすすめです。

ハーブティーの作り方
ハーブティーおすすめレシピ
アイスハーブティーおすすめレシピ

第3章 ハーブ風呂

ハーブ風呂はハーブの有効成分を身体の表面から吸収できます。自分の好きなハーブをブレンドし、自分に合う香りや効能を探しながらお風呂を楽しみましょう。

知っておきたい入浴の効果
ハーブ風呂の効能と作り方・楽しみ方
ハーブ風呂おすすめレシピと芳香浴

【番外編】

ここではローズのハーブを個別に紹介します。様々なハーブを知って、よりハーブ生活を楽しんでいただければと思います。

ハーブ紹介【ローズ】

 

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ハーブティーを初めて飲んだその日から、その魅力に取りつかれ10年。ハーブティーだけではない様々なハーブの利用方法や効能など、皆さんが簡単に生活に取り入れやすい情報を幅広く発信していきます。

ハーブとは ~定義・歴史・効能~

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ハーブは安価で身近にあり、生活に取り入れやすい植物です。古来より伝えられている葉っぱを生活の様々な場所で取り入れることで体も心も健康になるでしょう。

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▲スペアミント(ハーブの一種)

 

ハーブとは

▼まずは簡単にハーブの概要を知ろう!

 

「ハーブとは何ですか?」

と言われたらあなたは何を想像しますか?

香辛料、野草、薬味・・・など、色々な回答が溢れるでしょう。

 

私がつい最近行った美容室では、ふとした会話からハーブの話になり「アロマ(オイル)ってハーブですか?」と聞かれました。

ハーブを抽出したオイルでアロマオイルを作っているものが多くあるので広く見れば「アロマ≒ハーブ」でも間違いではないのですが、本来のハーブの定義は

『古代オリエントを発祥とする人々の暮らしに役立つ香りのある草本であること』

なんだそうです。

こう言ってしまうと少し難しく感じますよね。言いかえれば、

『昔(古代オリエント)からあって香りのする役立つ葉っぱ』です。

 

古代オリエント

中東の地域に栄えた古代文明。古代エジプト文明・古代メソポタミア文明などが含まれており、紀元前4000年頃から紀元前数年頃までに栄えたとされている。

 

また一見、スパイスでは?と思うジンジャーやシナモン、ミョウガ等もハーブの図鑑や教科書でよく見かけるので、私もたまに「これは何だろう?広く言えばハーブ?」と考えます。

スパイスとハーブの定義はあいまいです。

見分け方としては原産地や状態、植物の部位でわける方法もあるのですが、時代とともに原産地も変化してしまうので、”定義”というほどしっかりと区別するのは難しいのです。

このようにハーブの定義は難しいのですが、私はどちらも(ハーブでもスパイスでも)『生活に役立つ物』として気軽に取り入れて利用しています。

 

 

ハーブの歴史

“昔(古代オリエント)からあって香りのする役立つ葉っぱ”というハーブの定義からわかる通り、ハーブは私達が生まれるずっと前から人々から利用されている自然のもの。

そして今でも世界的に広くハーブが利用されているのには、それなりの効果やメリットがあるからです。

 

ハーブには種類一つ一つに歴史があり、神話や逸話まであるハーブがあります。

例えば清涼感が味わえる『ミント』は、最もポピュラーなハーブとして多くの品種があります。

その中でもよく知られている『ペパーミント』については、17世紀の終わり頃に記述が残されていますが、「ミント」としての歴史で見ればさらに古く、古代エジプト(紀元前3000年頃~紀元前30年まで)から使用されています。

※ミントが「ペパーミント」「スペアミント」などのように分類分けされたのは17世紀

 

▼ペパーミント

 

料理にもよくつかわれるハーブ『ローズマリー』は昔から”聖母マリアの薔薇”とも言われ、友情・記憶・誠実のシンボルとされていました。

 

▼ローズマリー

 

アロマオイルのローズマリーの香りも記憶力・集中力に効果があるといわれていますので、今でも勉強をする際等によく利用されています。また古代ギリシャ(紀元前3000年~紀元前150年頃)では、受験の時にローズマリーの花冠をかぶったとされています。

 

 

このようにハーブに関した逸話も多くあることから、ハーブは古くから多くの人々に愛されてきたものだとわかります。

私はハーブティーを飲む時に「昔の人が薬として飲んだハーブを、今自分が飲んでいるんだな」とふと思う事があり、なんだか感慨深い気持ちになります。

 

 

昔の人々の暮らしとは違い、今はIT社会となり何でも簡単に便利に出来るようになった世の中ですが、昔と変わらないものでも、簡単で便利な物があるということをハーブから知りました。

 

ハーブと著者

ハーブティーがあまりに美味しかったことから始まり、今ではすっかりハーブオタクとなってしまった私。

ハーブについて色々な事を調べた結果、意外と今までも自分の身近にハーブがあり、誰でもエコで気軽にハーブを生活に取り入れやすいという事に気が付きました。

今では、自分のその時の症状に合わせてハーブティーをブレンドしたり、ハーブバス(ハーブ風呂)や芳香剤(ほうこうざい:気分をさわやかにする薬剤)を作ったりして味や香りで癒されながら毎日楽しい生活を送っています。

 

このWebonではハーブの効能、使い方を中心として、ハーブを利用する際の注意点もわかりやすく紹介し、誰でも気軽に生活に取り入れやすいハーブの魅力をあますことなく紹介していきます。

 

もし私が「ハーブとは何ですか?」と聞かれたら迷わずこう答えます。

ハーブとは身近で簡単に取り入れられる、心や体を癒す万能な自然のおくりものです、と。

あなたが自分の心や体を癒して、楽しく笑顔で生活する為のお手伝いが出来るコンテンツになるように、

昔から多くの人々が利用してきた自然の恵みであるハーブを、これからの未来も昔と変わらずに多くの人がハーブを生活に取り入れてもらえるようなコンテンツになるように、

ハーブオタクの私ですが、多くの人が笑顔になれる姿を想像しながらお話ししていきますので、どうぞ楽しみながら読んで下さい。

 

次のページからはハーブの具体的な種類と共になぜハーブが生活に取り入れるといいものなのかを解説していきます。

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女子会に日本酒がおすすめな4つの理由!

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「日本酒」は女性こそ楽しめるお酒です!日本酒女子会が開けたり、インスタ映えする可愛い酒器があったり!日本酒初心者の女性に向けて日本酒の基礎知識から女子旅におすすめの酒造見学の魅力まで、日本酒の楽しみ方を徹底紹介!

女性のための「日本酒」初心者入門 はこちらから!

著者 白花豆子

20代女子のフリーライター。日本酒居酒屋に連れて行ってもらったことをきっかけに日本酒にハマり日本酒専門居酒屋で働く。若い女性にもっと日本酒の魅力を知ってほしいという思いがある。

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女性の皆さんは「日本酒」に対して「おじさん臭い…」「美味しくなさそう」「可愛くない…」と思っている方も多いのではないかと思います。私も最初は日本酒が好きではありませんでした。

ただ、今では日本酒好き女子になり、日本酒こそ女性が楽しめる一番のお酒だと思っています。

このページでは女性に日本酒をおすすめする理由をご説明します。

 

女性に日本酒がおすすめな4つの理由

 

ワイン・缶チューハイ・焼酎などお酒には数多くの種類があります。

ただその中でも女性におすすめなのは日本酒だと思っています。

以下では女性に日本酒がおすすめであると言える4つの理由を紹介いたします。

 

① 和風の女子会ができる

 

女子会といえば「おしゃれなバル」「キッシュやピザなどの洋食でホームパーティ」「ワインで乾杯」などをイメージする方も少なくないかと思います。

ただ日本で生まれ育ったからには和の心は忘れたくないですよね。

「本当は和食料理の方が好き」なんて方もいると思います。

和食に合うのはやはり日本酒です。

日本酒女子会なら和の心を大切にした女子会ができます。

 

② 女性向けに作られた日本酒が豊富

 

「でも和食はインスタ映えしないし…」と思う方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。

現在では女性に日本酒の魅力を知ってほしいと考えている酒造さんも多く、女性が飲みやすい味わいや、可愛いパッケージの銘柄など、女性向けの日本酒が数多く存在するのです。

また、お店によってはワイングラスで日本酒を楽しめるお店もあります。

▼筆者も行ったことがあるワイングラスで日本酒を楽しめるお店【福島スイッチ】


引用:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27008966/ 

 

工夫次第では日本酒女子会もしっかりインスタ映えする女子会になります!

 

③ ちやほやされる

 

ちやほやされるのも日本酒が女性におすすめな理由です。

ふざけている訳ではありません。日本酒を好きな女性は徐々に増えてきてはいますが、まだまだ少ないのが現状です。

そんな中で、20~30代の女性が日本酒居酒屋で日本酒を飲んでいると、やはり珍しいのか、店主はもちろん周りで飲んでいたおじさま(場合によってはイケメン男子からも?)などが声をかけてくれることが多いです。

 

 

そんな出会いがあるのも、日本酒女子のれっきとしたメリットのひとつです。

「ご馳走するよ」と言ってもらえたり、そこから仲良くなってご飯に行く仲になったり。もちろん一期一会の出会いも素敵です。

「周りからちやほやされたい!」という方は、まだ日本酒女子が多くない今がおすすめです!

 

④ 美容効果がある

 

日本酒を使った化粧水やパックが流行していることから分かるように、日本酒は「すごく肌にいい」と言われています。

▼日本酒を使った化粧水『菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿 500ml』(画像クリックで商品詳細へ)

▼日本酒を使ったパック『酒粕フェイスマスク』(画像クリックで商品詳細へ)

それは外から塗るだけではなく、飲むことでも同様の効果が得られます。

日本酒に含まれた「コウジ酸」「フェルラ酸」といった酸が、肌をキレイにしてくれると言われています。

また、血行促進効果もあるので、冷え性予防にも効果があると期待されており、まさに女性に嬉しいお酒といえます。

 

以上の4つが女性に日本酒をおすすめしたい理由です。

しかし女性の中には日本酒は「飲みにくい・・・」と感じている方も多いかもしれません。そんな方でも大丈夫。実は日本酒は味が豊富で、甘くてフルーティーな飲みやすい銘柄もあるのです。

 

私が日本酒を好きになったきっかけ「味の豊富さ」

 

私が日本酒と出会ったのは、20歳の頃でした。もともとお酒が好きだったこともあり、友達と色々な居酒屋をはしごしていました。

そんなときに、たまたま雰囲気の良さそうな日本酒居酒屋さんを見つけ、なんとなく入り、せっかくだから「日本酒を注文してみよう」となったのがきっかけです。

まず驚いたのは、日本酒の種類の豊富さ。そして恥ずかしながら、甘口や辛口が存在することもメニューを見て初めて知りました。

「日本酒はじめてなんです」と店主に言うと「それならフルーティーで飲みやすいこんなのがおすすめだよ」と何種類かおすすめをしてもらいました。

記憶は定かではありませんが、私が最初に飲んだのは、山口県の「東洋美人」というお酒だったと思います。

▼東洋美人

 

ひと口飲んでびっくり。甘さもあり本当にフルーティーさも感じる美味しいお酒で、今までの日本酒のイメージがくつがえりました。

 

 

そこから色々なお酒を飲んでみたいと思うようになり、店主さんにおすすめしてもらったお酒をあれやこれやと飲み、その日は終電を逃しそうになるくらいべろべろになったことを覚えています。(飲みすぎには注意しましょう)

それが私の日本酒にはまったきっかけでした。

そこからはもう4年近くそのお店に通い色々な日本酒を楽しんでます。

 

日本酒が女子会の定番になってほしい

 

このページでは筆者が日本酒がいかに女性におすすめと思うかというのを簡単にご説明させていただきました。

このWebonではより詳しく日本酒の魅力や楽しみ方を紹介できたらと思っています。

日本酒を楽しむ女子が増えてほしい。とはいえ「日本酒がすき!」といえば「渋いな」「おっさん」と言われるのが現状…。

このWebonを通して「日本酒女子会良いじゃん!」と思う女性の方が、ひとりでも多く増えることを願っています。

 

次の章からは「日本酒ってそもそもどんなお酒?」という日本酒の基礎知識についてお伝えします。「精米歩合」「純米吟醸」などの基本用語の意味が読めばわかるようになることでしょう。

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目次著者

著者 白花豆子

20代女子のフリーライター。日本酒居酒屋に連れて行ってもらったことをきっかけに日本酒にハマり日本酒専門居酒屋で働く。若い女性にもっと日本酒の魅力を知ってほしいという思いがある。

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サイゼリヤとは

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サイゼリヤはイタリア料理をリーズナブルな価格で食べられるファミリーレストランチェーンです。人気NO1メニューのミラノ風ドリアは1000回改良されていたり、こだわりを知ればさらにサイゼリヤが楽しくなるでしょう。

サイゼリヤの楽しみ方入門はこちらから!

著者:Webon編集部

Webonは著者が好きなものについて語る新しい読み物です。体系的に学べるので最初から順番に読んでいくのがおすすめ。お問い合わせはこちらから

 

『サイゼリヤの楽しみ方入門』目次へ  (全8ページ)

 

サイゼリヤとは

業態 イタリアンファミリーレストラン
運営会社 株式会社サイゼリヤ
代表取締役会長 正垣泰彦
店舗数 1469店舗(国内1085店、海外384店)※2018年8月期時点
愛称 サイゼ
メニュー ミラノ風ドリア(299円)/マルゲリータピザ(399円)/辛味チキン(299円)/ハンバーグステーキ(399円)/グラスワイン(赤・白)(100円)※価格は全て税込み

 

サイゼリヤは、株式会社サイゼリヤが運営するイタリアンファミリーレストランチェーン店です。リーズナブルな価格でイタリア料理が食べられるのが魅力です。一番人気のメニューはミラノ風ドリア。

 

▼ミラノ風ドリア(299円 税込み)

イタリア料理
イタリア料理はイタリアを中心にして発祥した料理。日本ではトマトやオリーブオイルなどを使って作られた料理がイタリア料理のイメージ。代表的な料理にはパスタ・ピザ・ドリアなどが挙げられる。

 

またワインが一杯100円で飲めるのも特徴です。ワインは品揃えも豊富です。

 

 

リーズナブルな価格のため、高校生くらいの利用客を非常に多く見かけます。

私も高校時代の部活の帰りなどに、よく仲間たちとサイゼリヤを利用しました。ドリンクバーとミラノ風ドリアを注文し、何時間もお喋りしたというのは多くの学生の共通の思い出なのではないでしょうか。

 

▼ドリンクバー

 

店内は広々としておりイタリアのルネサンス期(15~16世紀)の絵画が飾られています。

 

▼サイゼリヤに飾られている絵画の一例『ヴィーナスの誕生』

 

イタリア料理店になった理由

 

サイゼリヤがイタリア料理店になった当初は、日本でイタリア料理はなじみのないものでした。

以下ではサイゼリヤがイタリア料理を提供するようになった経緯をお伝えします。

 

サイゼリヤは元々はフルーツパーラーのようなお店で、当時は1日に6人程の来客しかなかったそうです。その後フルーツパーラーから洋食店に変更しましたが、それもうまく行きませんでした。

 

そうした中で現会長である正垣氏は「繰り返し食べたくなる麻薬の様な料理を出せば良いのでは・・・」と考えて調べ始めました。すると「世界一の売り上げを誇る野菜はトマトで穀物は小麦だ」ということを知りました。

また当時、そこまで日本で普及していなかったオリーブオイルは世界では相当作られていることも知り、世界一食べられている料理はイタリア料理だという結論にたどり着いたのです。

 

 

その考えを自分の目で確かめるために、ヨーロッパに視察旅行に出掛けることにしました。

そこで見たのはイタリアの人々が食を楽しむ姿や、料理やワインの組み合わせの豊かさでした。

そして「食べていると幸せになれる本場のおいしいイタリア料理をリーズナブルな価格で日本で提供し広めたい」というようなことを創業者の正垣氏は思ったのです。

イタリアの様に毎日でも食べれる「日常食」としてイタリア料理を日本に普及することを目標としました。

最初はお客さんもあまり来ませんでしたが、メニューの価格を7割引で提供したところ連日大行列となったのです。そして、支持を獲得していき現在のように多くの店舗を展開するところとなりました。

 

サイゼリヤを知る意味


▲プロシュート 399円(税込み)

 

サイゼリヤはとてもリーズナブルな価格でイタリア料理を食べることができます。そのため「質が低いから安いのではないか」と思っている方もいると思います。

ただ、サイゼリヤに対して「まずい」という感想は聞くことがなく「辛味チキンはマジうまい!」などポジティブな感想を耳にすることがとても多いです。本当に質が低ければこのようなことにはならないと思います。

 

サイゼリヤが安さを実現しているは、企業努力の成果であり、その取組みを知るときっとサイゼリヤの料理がさらに美味しく感じると思います。

そして、サイゼリヤがこれ程安く色々な楽しい食の体験を提供してくれることにきっと驚くことでしょう。

サイゼリヤのプロシュート(生ハム)に関しては「ワールドカップが日本で開催された際に現地のイタリアの記者が衝撃を受けて毎日のように通った」という逸話があるほどです。

 

 

サイゼリヤの魅力や取り組みを知ることでより楽しい食事をしていただきたいと思っております。サイゼリヤの魅力を知れば外食チェーン全体に興味が出てくるかと思います。

そして、おのずと食にまつわる営みに興味を持ち、食事自体がとても楽しいものになっていくと思います。そうすれば人生が豊かで楽しいものになることでしょう。

次のページでは「サイゼリヤが安くて美味しい4つの理由」をお伝えします。知ればサイゼリヤのイメージが変わるかと思います。

『サイゼリヤの楽しみ方入門』目次へ  (全8ページ)

 



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日高屋とは

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日高屋はお手頃な価格で中華料理を食べれるチェーン店です。実は日高屋のラーメンはあえて美味しすぎないようにしているのはご存知ですか?知ればきっと日高屋に足を運びたくなる!

日高屋の楽しみ方入門はこちらから!

著者:Webon編集部

Webonは著者が好きなものについて語る新しい読み物です。体系的に学べるので最初から順番に読んでいくのがおすすめ。お問い合わせはこちらから

 

『日高屋の楽しみ方』目次へ  (全8ページ)

 

日高屋とは

 

「日高屋」は、株式会社ハイディ日高が運営するお手頃な価格で中華料理を提供する飲食店です。

餃子一皿6個入りで230円、人気NO1メニューの中華そばは税込み390円です。ラーメン+餃子+ビールでも1000円もしないので1人飲みにも最適です。会社帰りの男性サラリーマンを中心に多くの支持を獲得しています。

 

▼中華そば(味玉付き)

 

「誰もが気軽に立ち寄れる店」を目指し駅前を中心に全国に300店舗以上を展開しております。

 

運営している会社は「ハイディ日高」で、本社は埼玉県さいたま市の大宮区にあります。「ハイディ日高」は、2006年に「焼鳥日高」もオープンしました。

「焼鳥日高」は、焼鳥ともつ煮が売りでちょい飲みに最適な店となっています。

最初は「日高屋」という店名ではなく1973年に中華料理「来々軒」として創業しました。

そして2002年に日高屋の1号店となる「日高屋新宿東口店」がオープンしました。

 

日高屋で食事するのは「もったいない」という声

 

日高屋は店舗数も多く「どこにでもある店」として認識している方も多いと思います。

そのため「個人店の方が美味しいのだから個人店で食べた方が良い」「日高屋なんてただ安いだけの店じゃん」などの意見をよく耳にします。

確かに、その意見はわからないでもありません。

しかし、僕はチェーン店であるからこその魅力があり、それを知って食べると日高屋の見方が変わると思っています。

 

日高屋より美味しいラーメン店は多くあります。そんな中、日高屋はあえて美味しすぎないラーメンを提供しているのです。

日高屋は「毎日来てもらうこと」を目的としています。

日高屋の創業者の神田氏は「美味しい味はどうしても強くなってしまい、毎日足を運ばなくなってしまう」というようなことを言っています。

だからあえて美味しすぎないようにしているのです。

それを知って日高屋の中華そばを食べると「なるほど!」と食欲と共に好奇心も満たされると思います。

 

このコンテンツの目的

 

日高屋の魅力や取り組みを知ることで「より楽しい食事をしていただきたい」と思っております。

また、日高屋の魅力を知れば外食チェーン全体に興味が出てくるかと思います。

そして、おのずと食にまつわる営みに興味を持ち食事自体がとても楽しいものになっていくと思います。

そうすれば人生が豊かで楽しいものになることでしょう。

 

次の章(第1章)からは、4ページにわたって日高屋の定番メニューの魅力をお伝えします。知識をつけて食べると、知的好奇心を満たしながら美味しく食を楽しむことができます。

まずは日高屋NO1メニュー「中華そば」の魅力についてお伝えします。

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日高屋の食べる以外の楽しみ方① 【屋台を見本にした店】

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日高屋はお手頃な価格で中華料理を食べれるチェーン店です。実は日高屋のラーメンはあえて美味しすぎないようにしているのはご存知ですか?知ればきっと日高屋に足を運びたくなる!

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日高屋は低価格で美味しい中華を食べるだけが楽しみ方ではありません。この章(第2章)ではここから3ページにわたって日高屋の食べる以外の楽しみ方についてお伝えします。

日高屋のお手本は屋台です。

屋台をお手本にしているからこそ感じられる店内の雰囲気も、日高屋の魅力であり楽しめるポイントなのです。

このページでは「お手本が屋台である日高屋の楽しみ方」についてお伝えします。

 

お手本は屋台


▲ラーメン屋台のイメージ

 

日高屋は「屋台」を見本にお店が作られています。

屋台は、創業者であり現会長の神田氏の憧れでした。

今ではあまり見かけなくなりましたが、昔は駅前に多くの屋台が並んでいました。神田氏は「解放感があり一人で入っても楽しめて温もりや郷愁(きょうしゅう:故郷を懐かしく思う気持ち)のある屋台」が大好きで、特にラーメン屋台から立ち上る湯気をとても気に入っていたそうです。

しかし屋台をしようとなると「水道が無いための衛生面の不安」「夏は暑く冬は寒い」という点がどうしても気になっていました。

そこから至ったのが「明るく清潔で赤提灯(あかちょうちん)のような入りやすい雰囲気の店を作って、屋台のお客様に来て頂きたい。それに味よく安く、朝まで営業する店を作りたい。」という考えでした。

これが日高屋という店の発想の原点となっております。

 

 

日高屋の楽しみ方

 

日高屋は「解放感があり一人で入っても楽しめて温もりや郷愁のある屋台」が見本となっています。

僕はよく日高屋で一人飲みをするのですが、それは日高屋の見本になっている屋台の雰囲気の虜になっているのだと思います。

一人飲みをするのであれば、コストを考えると宅飲みにした方が安いです。

また最近では冷凍食品のレベルも高く、電子レンジでチンするだけでクオリティの高いおつまみを手軽に用意することができます。

それでも日高屋で一人飲みをするのは、日高屋の店内の雰囲気が好きだからに他なりません。

 

▼店内の明るい雰囲気をなんとなく感じれる写真

 

日高屋で一人飲みしても孤独感を感じません。

店内の温かな明るい雰囲気は、自宅で再現することが難しいかと思います。また、他にも一人飲みをしているおじさんも多く、一人飲み同士のちょっとした連帯感を感じることができます。

日高屋は単に「安く中華が食べられる店」というイメージを持っている方も多く、あまり店内の雰囲気を気にしない方もほとんどだと思います。

ただ「味は普通なのになぜか来てしまうんだよな」という方は、もしかしたら無意識にこの店内の雰囲気の虜になっているのかもしれません。

意識的に店内の雰囲気にも目を向けてみると、より日高屋が楽しめると思います。

 

【編集部コラム】屋台を手本にしようとして日高屋がぶつかった壁
「屋台」をお手本に店を始めようとした日高屋でしたが、料理の価格の壁にぶち当たります。

屋台とは違って店で商売をするとなると、家賃・光熱費・水道費などがかかります。しかし、それに伴い価格を上げてしまうと屋台のお客様は来てくれません。 どうにか対策は無いかと考えていた所「当時の屋台のラーメン価格は高い」傾向である事に気付きました。

「屋台は遅い時間から営業していたので、深夜料金の価格設定をしていたのかも」と思ったそうです。 そこで神田氏は「夜遅くても安くて気軽に食べれるラーメン屋は有り難いと感じるのではないか?」と思いました。

そして熟慮の末、490円のラーメンを390円に下げて提供する事を決めます。すると、今まで牛丼やハンバーガー店に通っていたお客様達まで呼び込むことに成功したのです。価格については第1章でも詳しく解説しています。(現在は第2章)

 

次のページでは日高屋の1人飲みの楽しさについてお伝えします。日高屋の売上は実は中華そばではなく主にアルコールによって支えられているのです。

『日高屋の楽しみ方』目次へ  (全8ページ)



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利尻島のウニの魅力③ 【ウニ採り体験】

Webon紹介目次著者
利尻島に住んでいた主婦が伝える「利尻島観光」入門の決定版!利尻島へ行く予定の方も旅行先を迷っている方も、これを読めば利尻観光が楽しみになる・行きたくなる!

『利尻島観光入門』はこちらから!

著者:そらゆか

旅が好きで日本一周を夢見る主婦ライター。「あなたのために、私のために。」をモットーに、読んでくれた方の心に足跡を残す文章作りを目指しています。学びが好きで、オールジャンルの記事作成が可能。夫の転勤により3年間利尻島で生活。夢の浮島とよばれる自然の美しさと、島の人々の優しさに触れ、利尻島のとりこに。元住民の視点で、島の楽しみ方やその魅力をたっぷりとお届けします。お問い合わせはこちらから

 

『利尻島観光入門』目次へ  (全13ページ)

 

 

第2章では3ページにわたり利尻島の名産である「ウニ」についてご紹介しています。ウニの魅力を知ることで、より美味しく食べてもらえると思います。

 

「利尻島に住んだのだから観光に携わる仕事がしたい」と考え、私はウニ採り体験のスタッフとして、2シーズン勤務しました。

その経験から得たウニ採り体験の魅力をこのページではお伝えしていきます。

 

ウニ採り体験の魅力

~ウニ採り体験の基本情報~

場所 神居海岸パーク(〒097-0401 北海道利尻郡利尻町沓形字神居149-2)
料金 1000円
営業時期:時間 6月1日~9月末:受付9時~16時
所要時間 30分

▲神居海岸パークの体験船

 

利尻町の沓形地区(くつがたちく)の「神居海岸(かむいかいがん)パーク」では6月1日~9月末までの間、毎日ウニ採りの体験ができます。

受付時間は9時~16時まで、期間内は無休で営業。体験料は1000円です。

 

▼神居海岸パーク

(出典:りしぷら

 

予約は必須ではないのですが、6月~8月までは本州や台湾からの団体予約が殺到するので空き状況の確認も含めて事前に電話を入れておくとスムーズです。

 

ただ、体験の所要時間はおおよそ30分程度なので、混んでいても時間をずらせばほとんどの場合は体験できます。

 

▼ウニ採り体験の様子

(出典:りしぷら

 

施設内の売店で食事をしたり、散歩や他の体験をして過ごすなど、楽しみながら待つこともできます。

 

ウニを割って食べる「ウニむき体験」は隣の礼文島などでも行っていますが、臨場感たっぷりのウニ採りを体験できるのは「利尻島ならでは」といったところ。

 

 

天候が悪く、海が荒れている場合などは船の上でウニを採る体験は中止となりますが状況に応じて室内で「ウニむき体験」を行うなど、柔軟な対応ができるので安心です。

 

▼利尻島公式HP(ウニ採り体験ページ)

https://www.rishiri-plus.jp/shima-taiken/240/

▼神居海岸パーク公式HP

http://kankou-k.wixsite.com/kamui-kaigan-park

 

知っておきたいウニの豆知識

 

私たちが普段食べているのは、ウニのどの部分か知っていますか?

実は、あの美味しいウニは「生殖巣(精巣や卵巣)」なのです。

 

また、ウニの性別は外見では見分けられず生殖巣の色で判断します。

メスの方が濃いオレンジ色で、味も濃厚です。好みはありますが、一般的にはメスの方がより美味しいとされています

 

 

ウニ採り体験の様子

 

ウニ採り体験では地元の猟師さんと同じ手法でウニ採りをします。

施設内の海には3隻の和船が固定されており、その船に乗り「箱メガネ」と呼ばれる大きな水中メガネで海底を覗きます。

 

▼固定された3隻の和船

(出典:りしぷら

▼箱メガネの例

 

船は安全性を重視してコンクリートの遊歩道につなげていますが、波のある日には想像以上に大きく揺れるので固定した船であっても軽い船酔いのような状態になります。油断は禁物です。

 

天気の良い日には、裸眼でも海底がはっきりと見えるほど透明度は高いのですが、箱メガネを使うとより一層視界がクリアに。

海の中にはウニの他に磯ツブや小さい魚や磯ガニなどもいて、家族連れのお客様にもとても喜ばれています。

 

▼磯ツブ(ツブ貝)

photo by Jun OHWADA

▼磯ガニ

photo by self CC 表示-継承 3.0

 

ターゲットにするウニを決めたら「タモ」と呼ばれる網でウニをすくい採ります。

目の前に見えているので一見簡単そうなのになかなかすくえないのです。

 

▼タモでウニをすくおうとする様子

(出典:りしぷら

▼タモ網の例

 

実はウニには「管足(かんそく)」と呼ばれる伸縮する細い器官があります。その管足で移動し、岩場などに停止するときは、先端が吸盤となってしっかりと張り付いています。

なので意外と抵抗があるのです。

 

 

コツとしては「引き剥がす」ようにすくいとるのがおすすめ。

 

利尻島に来る観光ツアーは、シニア世代の方が多いのですがみなさんけっこう本気モードで大きなウニをすくおうと頑張ってくださるので、とても微笑ましかったです。

 

ウニむき体験

 

無事にウニがとれたら、次は殻を割って中のウニを取り出す「ウニむき」を体験します。

 

まずはじめに、「サイカツキ」という道具をつかってウニを半分に割ります。

 

▼うに割り器(利尻島では「サカイツキ」と呼ばれる)

▼サカイツキでウニを半分に割る様子

(出典:りしぷら

 

私が体験スタッフとして接客をした時に印象深かったのが、この瞬間のお客さんの表情です。

ウニの中には、ウニの身(生殖巣)以外にウニの食べた海草かすや内臓が入っていてけっこう見た目が汚いのです。

なので、きれいな身(生殖巣)だけが入っていると思っていたお客様は一瞬「あれ?」という表情をみせます。

「思ったよりグロいですよね?」と聞くと大いにうなずかれました。

 

次に、ヘラを殻のカーブにそってスライドさせて、中に入っているものをいったん全てざるにあけます。

ざるを海水の入った桶の中でサラサラとさらして、ウニだけを取り除いて皿にあけたら完成!

 

 

そのまま食べることもできますし、売店に100円で売っているしゃり玉(ご飯にのりが巻かれたもの)を買ってウニ軍艦で食べることもできます。

 

▼実際にウニ採り体験で食べられるウニ軍艦

 

採りたてだけに海水の塩気はありますが、ウニ本来の甘さがふわーっと口に広がり、本当に美味しいのです。

自分ですくったものなので、喜びもひとしお。

利尻のきれいな空と海、バックには美しい利尻富士。

その中で食べるウニはまた格別です。

 

▼利尻富士(利尻山)

 

体験スタッフとして働いていた間、本当に、年齢問わずたくさんのお客様の笑顔に出会うことができました。

島に行かれる予定の方は、ぜひ体験してみてください。

 

「利尻に来て良かった」という言葉。生粋の島民ではないけれど本当に嬉しく、楽しいお仕事をさせてもらって感謝しています。

 

以上、利尻島のウニの魅力をご紹介した第2章でした。次のページから第3章。第3章では利尻の名産「利尻昆布」をご紹介します。

『利尻島観光入門』目次へ  (全13ページ)

 

 

目次著者

著者:そらゆか

旅が好きで日本一周を夢見る主婦ライター。「あなたのために、私のために。」をモットーに、読んでくれた方の心に足跡を残す文章作りを目指しています。学びが好きで、オールジャンルの記事作成が可能。夫の転勤により3年間利尻島で生活。夢の浮島とよばれる自然の美しさと、島の人々の優しさに触れ、利尻島のとりこに。元住民の視点で、島の楽しみ方やその魅力をたっぷりとお届けします。お問い合わせはこちらから