『ミルクグラス入門~日常で使えるヴィンテージ食器~』はこちらから!
はじめに
ミルクグラス(ミルクガラス)とは ~毎日使えるヴィンテージ食器の魅力~
第1章 ミルクグラスの種類
第2章 ミルクグラス主要ブランド6選
第3章 ミルクグラスを購入する
ミルクグラスのバックスタンプとは ~ブランドと年代の見分け方~
第4章 ミルクグラスのマニアックな知識
『ミルクグラス入門』目次へ (全14ページ)
この章ではミルクグラス(ミルクガラス)の主要ブランド6種類をページごとに解説しています。
お気に入りのミルクグラスを選ぶ参考にしてください。そして、見て触って気に入ったものを買うのがよいでしょう。
このページでは「グラスベイク」について紹介いたします。
▼主要ブランド6選
ブランド名 | 社名 | 特徴 |
ファイヤーキング | アンカーホッキング | ファイヤーキングジェダイはミルクグラスの代表的存在。種類が豊富。 |
パイレックス | コーニング | ボウルやカップの周りをぐるりと覆う美しい模様。 |
ヘーゼルアトラス | ヘーゼルアトラス | 全体的に珍しい形のものが多い。刻印のシンプルさが魅力。 |
フェデラル | フェデラル | 各メーカーも真似する。堂々としたプリントデザイン。 |
グラスベイク | マッキーグラスカンパニー | 未来的なミルクグラスで人気獲得。スープに特化したマグがある。 |
ジャネット・マッキー | ジャネット・マッキー | とにかく古くてレア。 |
グラスベイク(Glasbake)とは
グラスベイクはマッキーグラスカンパニー社が1917年に開始した耐熱ガラスブランドです。
耐熱ガラスの創業期から活躍し続けたグラスベイクですが、元々はオーブンに耐えられるクリアガラスの器を生産していました。
流行の波に乗って製造し始めたミルクグラスは、他のメーカーよりも大きな10オンス(約300ml)マグやカラーインク吹き付けマグなど当時画期的な手法で作られました。
他にはなかった大きなマグや四角いマグ、珍しい色などグラスベイクの未来的なミルクグラスは大変な人気でした。
特徴
製造が終了するまですべての商品がマグカップだったグラスベイク。プレートを作らずマグにこだわり続けたのがグラスベイクの大きな特徴です。
他のブランドなどはたいてい、マグカップからカップ&ソーサまで広げ、さらにプレートまで作っています。そうすることで贈答用のセットができますので商品の幅が広がります。
そんな中ブラスベイクはソーサすらなくマグ一筋でした。
そのこだわりのマグたちはほとんどが大きめに作られ、ドリンクだけでなくスープにも使用しやすいものでした。スープカップは寸胴で繊細な雰囲気からはかけ離れたものですが、そこがグラスベイクの実用的な良さと言えるところだと思います。
■グラスベイク(Glasbake)■マグカップ■I LOVE Texas■ホワイト■1960年以降製造 10P18Jun16 |
好きなところ
スープに特化したマグがあるのがグラスベイクの特徴です。
「毎日使えるマグ」を追求しているメーカーの姿勢が使いやすさにあらわれています。400ccも入る大きなスープカップは毎食使える超実用品!
▼400cc入る大きなスープカップ
おしゃれなだけではなく生活の必需品になれるミルクグラスがグラスベイクの魅力ですね。
主な購入場所
グラスベイクはミルクグラス専門店であれば必ず置いてあるほどの定番品です。ミルクグラス専門店で購入できるほか、マーケットでも必ずと言っていいほど出ていますのでヴィンテージショーなどもチェックしてみましょう。
定番商品の相場
▼相場:リプトンスープマグ
状態 | 相場 |
Mint(未使用品) | 4000円以上 |
Excellent(使用感が少なく大変キレイ) | 3000円~4000円 |
Very good(使用感あり) | 2500円前後 |
Good(使用感はかなりあり) | 2000円前後 |
【税抜合計6000円以上お買い上げで20%OFF】 グラスベイク リプトンスープ マグカップ 【ベリーグッド】 イエロー 【再入荷3回目】 |
お気に入りの一品
▲リプトンスープマグ
私のグラスベイクのお気に入りは「リプトンスープマグ」です。
定番中の定番ではありますが、この優しいカラーと四角い形はどんなスープを入れても食卓が絵になるような可愛らしさ。
壁にフックをつけてぶら下げておきたくなるような、そんな家の風景を作ってしまう雰囲気がとても好きです。
グラスベイク リプトンスープマグ ピンク マグカップ ミルクガラス Glasbake アメリカンビンテージ 60年代 パステルカラー ベリーグッド 色違い有/ホワイト レッド ブルー キッチン |
以上「グラスベイク」を紹介いたしました。次のページではとにかくレアな「ジャネット・マッキー」を紹介いたします。
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はじめに
ミルクグラス(ミルクガラス)とは ~毎日使えるヴィンテージ食器の魅力~
第1章 ミルクグラスの種類
第2章 ミルクグラス主要ブランド6選
第3章 ミルクグラスを購入する
ミルクグラスのバックスタンプとは ~ブランドと年代の見分け方~
第4章 ミルクグラスのマニアックな知識