マカオの穴場インスタ映えスポット

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マカオはカジノ・世界遺産のイメージが強くありますがそれ以外にも魅力はたくさんあります。本当のマカオを知る事ができる観光ツアーを体験してみません?マカオ在住10年、旅行のプロ・ツアーガイドをしている著者がお届けします!

読むマカオ観光ツアー ~在住10年、旅行のプロが伝えるマカオ~(全10ページ)はこちらから!

著者:越宮椿

マカオ在住10年のツアーガイドです。現地で知り合ったマカオ市民と国際結婚し、1児の子育てをしながらゆるく働いています。ギラギラしているようで実はのどかな、安全で清潔な観光都市マカオの魅力を、旅行のプロがごく個人的な視点からご紹介します。もしお気に召しましたら、ぜひ実際にマカオへ遊びに来てください。

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マカオにポルトガル人が定住を始めてから、500年あまりです。

ノスタルジック(=郷愁・懐かしい)な街並みはマカオ歴史市街地区として世界遺産に登録され、東西文化の交流地点として栄えた歴史を今に伝えています。

現在でもマカオにはヨーロッパ風の建物が数多く残り、そのカラフルな色合いは人々の目を楽しませています。

マカオにはインスタ映えする可愛らしい建物がいくつもあります。

このページではおすすめのロマンチックなパステルカラーの街並みをピックアップしてご紹介します。

 

▼マカオ主要観光地域

 

1 マカオで1番インスタ映えする「ラザロ地区」

▲ラザロ地区

 

立っているだけで絵になる写真が撮れる「ラザロ地区」は、世界遺産・聖ポール天主堂跡から徒歩10分弱の場所にあります。

 

▼聖ポール天主堂跡

 By コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが、Chensiyuanだと推定されます(著作権の主張に基づく) – CC 表示-継承 3.0, Link

 

その街並みの美しさから、よく映画や雑誌、ミュージックビデオの撮影に使われます。

カラフルな建物が立ち並び、可愛らしくポップですが、ここにある建造物は歴史的価値のあるものが多いです。

 

▼仁慈堂婆仔屋

 

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「仁慈堂婆仔屋」はかつての老人ホームでした。現在はレストランやショップに加えアートギャラリーを有し、芸術の中心地として盛んな活動を行っています。

季節ごとにイベントが開催され、個性的なデコレーションを楽しめます。

 

▼聖ミカエル墓地

 

ペパーミントグリーンが美しい「聖ミカエル墓地」は、マカオに眠るカトリック教徒のお墓です。

悪魔を退治したといわれる大天使ミカエルの名前を冠しており、礼拝堂の主祭壇には悪魔を足蹴にする聖ミカエル像が祀ってあります。

 

大天使ミカエル

キリスト教・ユダヤ教の旧約聖書、キリスト教・イスラム教の新約聖書などに登場する天使。これら3大宗教においては最も偉大な天使の1人とされている。

▼ミカエル

 

花が咲き乱れ十字架や天使の像が並び、にぎやかな雰囲気です。

 

「ラザロ地区」インスタ映えスポット

ラザロ地区では、ラザロ教会と仁慈堂婆仔屋をつなぐ道がベストスポットです。石畳と左右のポルトガル風の建物が綺麗で、よく撮影に使われています。

 

2 おしゃれなスポット「恋愛巷」

▲恋愛坂

 

「恋愛坂」と呼ばれる小さな路地は、その先にマカオで1番の観光地・聖ポール天主堂跡を臨むインスタグラムなどの撮影に最適のスポットです。

ピンクや黄色の美しい建物に季節の花が彩りを添え、誰でも絵はがきのような写真が撮れます。

ピンク色の建物は、2017年より宿泊施設とミニシアターとして利用されています。

この「恋愛巷」という場所に以下の「恋愛七號旅館」と「恋愛・電影館」があります。

 

▼恋愛七號旅館 Love Lane 7 Inn

(出典:https://www.lovelane7.com/

 

全7室の小さなゲストハウスです。

ポルトガルのタイル、アズレージョを用いるなど内装にもこだわりが見えます。

 

アズレージョ

ポルトガル・スペインで生産される典型的な焼きタイル。ポルトガルでは教会や家庭などどこでも見る事ができる。温度管理機能もある。

▼タイルのイメージ

By I, Alvesgaspar, CC 表示 2.5, Link

 

ピンク色のヨーロッパ風の建物は全長50m。

築80年の歴史を持ちます。

 

 

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▼恋愛・電影館 Cinematheque・Passion

 

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地元マカオ市民の監督作品から欧米の作品まで、洋の東西を問わずおしゃれな単館系映画を上映するミニシアターです。

マカオ国際映画祭の会場としても利用されました。

映画資料室を併設しており、マカオの映画作品や映画に関する書籍、雑誌などを収めています。

 

「恋愛巷」インスタ映えスポット

恋愛巷はあまり奥に進み過ぎず、右手に黄色、左手にピンクの建物が入り、聖ポール天主堂跡がちらりと見えるあたりがベストスポットです。

 

 

3 リゾート感たっぷり「聖オーガスティン広場」

▲聖オーガスティン広場

 

「聖オーガスティン広場」は、マカオの中心「セナド広場」に面する市政署から徒歩5分ほどの穴場です。

 

▼セナド広場

 By Сура at ru.wikipedia, CC 表示 2.5, Link

 

坂を上り切った場所にあり、到着すると達成感と開放感を覚えます。小さな広場ですが世界遺産エリア「マカオ歴史市街地区」内にあり、周辺の建物の多くが世界遺産の見どころです。

ポルトガル風の石畳に趣があります。

 

▼ドン・ペドロ5世劇場

 

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淡いエメラルドグリーンが美しい「ドン・ペドロ5世劇場」は、19世紀に建てられたアジア最初の西洋式劇場です。内部は見学が可能です。

正面のファサードは迫力があり、広場に面した横壁での撮影もおしゃれです。350席の小さな劇場は、現在でも演劇やコンサートの会場として使用されます。

 

「聖オーガスティン広場」インスタ映えスポット

聖オーガスティン広場は、ドンペドロ5世劇場の壁の前がベストスポットです。

 

4 自然や歴史を楽しめる「タイパ・ハウス・ミュージアム」

 

「タイパビレッジ」(タイパの有名なにぎやかな通りがある街並み)から徒歩5分、「ベネチアン・マカオ」(世界最大のカジノリゾート)西ロビーから徒歩10分程度の場所にある、ミントグリーンの建物群です。

隣接する公園では季節の花が楽しめます。

 

▼タイパ・ハウス・ミュージアム

▼ベネチアン・マカオ

 By [2][1], CC 表示-継承 2.0, Link

 

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「タイパ・ハウス・ミュージアム」は、20世紀初頭にマカオで暮らしていたポルトガル人家庭を再現した住宅博物館です。

マカオが埋め立てされる前の貴重な1912年のマカオ・タイパ2島地図(埋め立て前の地図は数が少ない為貴重です)や、葡中折衷様式(葡=ポルトガル、中=中国)の家具などの見どころがあり、のんびりした当時のポルトガル人の生活の様子がしのばれます。

 

「タイパ・ハウス・ミュージアム」インスタ映えスポット

タイパハウスミュージアムは、建物の前がベストスポットです。

 

昔ながらのヨーロピアンな街並みを歩こう

 

マカオはいたるところにロマンチックなパステルカラーの建物が点在しています。中でも穴場のおすすめスポットをご紹介しました。

いずれも絵になる場所なので、度々撮影クルーに出くわすことがあります。観光ツアーでは立ち寄らなかったり素通りしてしまう場所ですが、マカオは小さいですから自力でも簡単に行けますよ。

 

パステルカラーの街並みは、雨に濡れると一層色合いがはっきりとして艶っぽさを見せます。

気持ちよく晴れた日だけではなく、雨の日も趣があるのがマカオの魅力です。フリータイムや2度目のマカオには、とっておきのパステルカラーの街並みをのんびり散策してみませんか。

 

次のページではマカオの街並みの中でもひときわ美しい「夜景」スポットをご紹介していきます。

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マカオ在住10年のツアーガイドです。現地で知り合ったマカオ市民と国際結婚し、1児の子育てをしながらゆるく働いています。ギラギラしているようで実はのどかな、安全で清潔な観光都市マカオの魅力を、旅行のプロがごく個人的な視点からご紹介します。もしお気に召しましたら、ぜひ実際にマカオへ遊びに来てください。

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マカオの魅力的な夜景スポット【カジノホテルは楽しみ方色々!】

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マカオの魅力は太陽の出ている間だけに留まりません。カジノホテル群は日が落ちると輝き始め、昼とは違う表情を見せます。

カジノは24時間営業で、マカオはまさに眠らない街。夜が明けるまでそのきらめきを放ち続けます。

 

安全なマカオの夜を満喫しよう

マカオのカジノは24時間営業しているため遅くまで開けている店も多く、深夜でも街が明るく人通りが多いです。そのため治安がよく、女性だけの旅行でも安心して夜景を楽しむことができます。

街が小さいので見どころがギュッと凝縮されており、歩いて気軽に夜景スポットを回れるのも魅力です。

カジノの楽しみ方は賭け事だけではありません。夜明けまで続くにぎやかな夜景を眺めながら、マカオならではの建物に込められた風水の意味を読み解いたりするのも楽しいですね。

 

現地バスツアーでも人気のマカオ半島のランドマークと、カジノリゾートが立ち並ぶコタイ地区を代表するおすすめの夜景スポットをご紹介します。

 

 

1 マカオの象徴「リスボア」&「グランドリスボア」

 

「新旧リスボア」は、マカオを代表するランドマークです。

風水をもとに建てられた奇抜な建築デザインと派手なイルミネーションは、他のどの建物とも一線を画しています。

 

▼カジノの元祖「リスボアホテル」

by Tim Wang Some rights reserved

 

「リスボアホテル」はマカオで最初のカジノです。マカオのカジノの歴史はここから始まりました。

円柱形をしていることから通称「鳥かご」と呼ばれ、カジノのお客さんが入りやすく出にくい構造を風水で作ったといわれます。

 

▼マカオの今を体現する「グランドリスボア」

 By Kroisenbrunner投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Link

 

「グランドリスボア」はマカオのシンボル、蓮の花をイメージしたといわれる一際目立つ建物です。

 

▼蓮の花

 

金ぴかの外壁には、風水で悪いものをはねのけるという意味があります。

高さは216mあり、市街地のどこからでも見え、現在のマカオを象徴するような見応えのある独特の夜景が魅力です。

 

▼「グランド・リスボア」動画

 

2 音と光の噴水ショー「ウィン・マカオ」

 

「ウィン・マカオ」は2001年にカジノ経営権が開放された際、いち早くマカオに参入してきたアメリカ・ラスベガスのカジノリゾートです。

こちらはホテルメインロビー前での噴水ショーが見どころです。音楽に合わせて水が踊る噴水のショーは、昼から午後10時前後まで15分おきに行われています。

おすすめの時間帯は、ライトアップや炎の演出も一段と見映えのする日没後です。

 

噴水は人造湖の南湾湖に面する遊歩道からすぐの場所にあり、遊歩道からは「新旧リスボア」や「マカオタワー」、コタイ地区の「ギャラクシーリゾート」までよく見えます。

 

▼遊歩道

 

夕食後にぶらぶら散歩したい、ロマンチックな夜景散策スポットです。

 

▼「ウィン・マカオ」動画

 

3 東洋のラスベガス「コタイストリップ」

 

マカオの巨大なカジノリゾートが数多く立ち並ぶのが、埋め立て地のコタイ地区です。

中でもこのエリアの中心を突っきる1本の道路を、アメリカ・ラスベガスの「ラスベガス・ストリップ」にちなんで「コタイ・ストリップ」と呼びます。

 

ここには「ベネチアン・マカオ」や「シティ・オブ・ドリームス」「サンズ・コタイ・セントラル」「パリジャン・マカオ」「スタジオ・シティ」など個性的な大型カジノリゾートが並んでおり、夜には一層美しいライトアップが見られます。

 

▼コタイ地区で1番派手なライトアップで金運アップ!「シティ・オブ・ドリームス」

by Grand Hyatt Macau Some rights reserved

▼「シティ・オブ・ドリームス」動画

 

中でも「シティ・オブ・ドリームス」の建物群の壁一面に流れるライトアップは、とても派手で見応えがあります。

ここは先ほど紹介したリスボアのオーナー、スタンレー・ホー氏の息子であるローレンス・ホー氏が経営する、水をテーマにしたカジノリゾートです。

 

水は風水で「お金」を表すため、金運の上がるスポットとしても人気があります。

また2018年6月にリゾート内にオープンしたザハ・ハディド氏設計のホテル、「モーフィアス」も必見です。

曲線を多用した、近未来的で幾何学的なデザインが話題を呼んでいます。

 

▼モーフィアス

 

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「パリジャン・マカオ」も見逃せません。

 

▼きらめくエッフェル塔に目を奪われる「パリジャン・マカオ」

 

実物の半分の大きさで作られたエッフェル塔のレプリカは、本物のように美しくきらめき、私たちの目を楽しませてくれます。

パリジャンのショッピングモールから、エッフェル塔に上ることもできますよ。

 

以上、マカオのおすすめ夜景スポットでした。次のページではレトロ×モダンを感じることができるスポットをプロ視点でお伝えします。

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著者:越宮椿

マカオ在住10年のツアーガイドです。現地で知り合ったマカオ市民と国際結婚し、1児の子育てをしながらゆるく働いています。ギラギラしているようで実はのどかな、安全で清潔な観光都市マカオの魅力を、旅行のプロがごく個人的な視点からご紹介します。もしお気に召しましたら、ぜひ実際にマカオへ遊びに来てください。

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女子会に日本酒がおすすめな4つの理由!

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「日本酒」は女性こそ楽しめるお酒です!日本酒女子会が開けたり、インスタ映えする可愛い酒器があったり!日本酒初心者の女性に向けて日本酒の基礎知識から女子旅におすすめの酒造見学の魅力まで、日本酒の楽しみ方を徹底紹介!

女性のための「日本酒」初心者入門 はこちらから!

著者 白花豆子

20代女子のフリーライター。日本酒居酒屋に連れて行ってもらったことをきっかけに日本酒にハマり日本酒専門居酒屋で働く。若い女性にもっと日本酒の魅力を知ってほしいという思いがある。

お問い合わせはこちらから

 

『女性のための日本酒初心者入門』目次へ  (全10ページ)

 

女性の皆さんは「日本酒」に対して「おじさん臭い…」「美味しくなさそう」「可愛くない…」と思っている方も多いのではないかと思います。私も最初は日本酒が好きではありませんでした。

ただ、今では日本酒好き女子になり、日本酒こそ女性が楽しめる一番のお酒だと思っています。

このページでは女性に日本酒をおすすめする理由をご説明します。

 

女性に日本酒がおすすめな4つの理由

 

ワイン・缶チューハイ・焼酎などお酒には数多くの種類があります。

ただその中でも女性におすすめなのは日本酒だと思っています。

以下では女性に日本酒がおすすめであると言える4つの理由を紹介いたします。

 

① 和風の女子会ができる

 

女子会といえば「おしゃれなバル」「キッシュやピザなどの洋食でホームパーティ」「ワインで乾杯」などをイメージする方も少なくないかと思います。

ただ日本で生まれ育ったからには和の心は忘れたくないですよね。

「本当は和食料理の方が好き」なんて方もいると思います。

和食に合うのはやはり日本酒です。

日本酒女子会なら和の心を大切にした女子会ができます。

 

② 女性向けに作られた日本酒が豊富

 

「でも和食はインスタ映えしないし…」と思う方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。

現在では女性に日本酒の魅力を知ってほしいと考えている酒造さんも多く、女性が飲みやすい味わいや、可愛いパッケージの銘柄など、女性向けの日本酒が数多く存在するのです。

また、お店によってはワイングラスで日本酒を楽しめるお店もあります。

▼筆者も行ったことがあるワイングラスで日本酒を楽しめるお店【福島スイッチ】


引用:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27008966/ 

 

工夫次第では日本酒女子会もしっかりインスタ映えする女子会になります!

 

③ ちやほやされる

 

ちやほやされるのも日本酒が女性におすすめな理由です。

ふざけている訳ではありません。日本酒を好きな女性は徐々に増えてきてはいますが、まだまだ少ないのが現状です。

そんな中で、20~30代の女性が日本酒居酒屋で日本酒を飲んでいると、やはり珍しいのか、店主はもちろん周りで飲んでいたおじさま(場合によってはイケメン男子からも?)などが声をかけてくれることが多いです。

 

 

そんな出会いがあるのも、日本酒女子のれっきとしたメリットのひとつです。

「ご馳走するよ」と言ってもらえたり、そこから仲良くなってご飯に行く仲になったり。もちろん一期一会の出会いも素敵です。

「周りからちやほやされたい!」という方は、まだ日本酒女子が多くない今がおすすめです!

 

④ 美容効果がある

 

日本酒を使った化粧水やパックが流行していることから分かるように、日本酒は「すごく肌にいい」と言われています。

▼日本酒を使った化粧水『菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿 500ml』(画像クリックで商品詳細へ)

▼日本酒を使ったパック『酒粕フェイスマスク』(画像クリックで商品詳細へ)

それは外から塗るだけではなく、飲むことでも同様の効果が得られます。

日本酒に含まれた「コウジ酸」「フェルラ酸」といった酸が、肌をキレイにしてくれると言われています。

また、血行促進効果もあるので、冷え性予防にも効果があると期待されており、まさに女性に嬉しいお酒といえます。

 

以上の4つが女性に日本酒をおすすめしたい理由です。

しかし女性の中には日本酒は「飲みにくい・・・」と感じている方も多いかもしれません。そんな方でも大丈夫。実は日本酒は味が豊富で、甘くてフルーティーな飲みやすい銘柄もあるのです。

 

私が日本酒を好きになったきっかけ「味の豊富さ」

 

私が日本酒と出会ったのは、20歳の頃でした。もともとお酒が好きだったこともあり、友達と色々な居酒屋をはしごしていました。

そんなときに、たまたま雰囲気の良さそうな日本酒居酒屋さんを見つけ、なんとなく入り、せっかくだから「日本酒を注文してみよう」となったのがきっかけです。

まず驚いたのは、日本酒の種類の豊富さ。そして恥ずかしながら、甘口や辛口が存在することもメニューを見て初めて知りました。

「日本酒はじめてなんです」と店主に言うと「それならフルーティーで飲みやすいこんなのがおすすめだよ」と何種類かおすすめをしてもらいました。

記憶は定かではありませんが、私が最初に飲んだのは、山口県の「東洋美人」というお酒だったと思います。

▼東洋美人

 

ひと口飲んでびっくり。甘さもあり本当にフルーティーさも感じる美味しいお酒で、今までの日本酒のイメージがくつがえりました。

 

 

そこから色々なお酒を飲んでみたいと思うようになり、店主さんにおすすめしてもらったお酒をあれやこれやと飲み、その日は終電を逃しそうになるくらいべろべろになったことを覚えています。(飲みすぎには注意しましょう)

それが私の日本酒にはまったきっかけでした。

そこからはもう4年近くそのお店に通い色々な日本酒を楽しんでます。

 

日本酒が女子会の定番になってほしい

 

このページでは筆者が日本酒がいかに女性におすすめと思うかというのを簡単にご説明させていただきました。

このWebonではより詳しく日本酒の魅力や楽しみ方を紹介できたらと思っています。

日本酒を楽しむ女子が増えてほしい。とはいえ「日本酒がすき!」といえば「渋いな」「おっさん」と言われるのが現状…。

このWebonを通して「日本酒女子会良いじゃん!」と思う女性の方が、ひとりでも多く増えることを願っています。

 

次の章からは「日本酒ってそもそもどんなお酒?」という日本酒の基礎知識についてお伝えします。「精米歩合」「純米吟醸」などの基本用語の意味が読めばわかるようになることでしょう。

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著者 白花豆子

20代女子のフリーライター。日本酒居酒屋に連れて行ってもらったことをきっかけに日本酒にハマり日本酒専門居酒屋で働く。若い女性にもっと日本酒の魅力を知ってほしいという思いがある。

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こんな世界の絶景も旅したい【フランスの最も美しい村編】

 

 

第2章では、「世界で最も美しい村」の中から、旅してみたくなる絶景スポットをご紹介します。「世界で最も美しい村連合(任意団体)」の加盟国は、フランス・ベルギー(ワロン地域)・イタリア・日本・カナダ(ケベック州)・2016年に仲間入りしたスペインです。

今回は、加盟している村の中から、各加盟国別に10の美しい村を厳選してご紹介します。

 

世界で最も美しい村とは?

 

1982年にフランスのコロンジュ・ラ・ルージュ村長の呼びかけから64の村が集まり「フランスの最も美しい村協会(L’ association Les Plus Beaux Villages de France)」が設立されました。

1994年にはベルギー、1998年にはカナダ、2001年にはイタリアで発足。

2003年に「フランス」「ベルギー」「イタリア」によって「世界で最も美しい村々連合」が設立されています。2010年に日本も加盟しました。2012年にカナダ、2016年にはスペインも加盟し現在の形になりました。

フランス(156の村)、ベルギーワロン地域(24の村)、イタリア(282の村)、ケベック(11地域38の村)スペイン(68の村)(2018年現在)

日本は2005年に7つの村から始まり、2018年1月現在で63町村が加盟しています。

 

都会から離れた小さな村の自然資源や伝承文化、歴史や遺産景観の保全保護に尽力する地域が連携し、地域産業や観光事業の振興を計ろうと取り組む運動を柱としています。

また、ドイツ、ルーマニア、ロシア、パレスチナなどもオブザーバーとして参加しており、今後加盟する予定です。

有名観光地の絶景に飽きたら、小さな村の良さを味わう旅を検討してみてはいかがでしょう。

世界で最も美しい村公式ホームページ:http://www.lpbvt.org/

 

こんな世界の絶景も旅したい【フランスの最も美しい村編】

 

誰もが憧れるフランスだけあり、田舎の小さな村も魅力的なスポットばかりです。

徒歩で回れるほど小さな村にも色々な歴史があり、守るべき歴史遺産もたくさんあります。歴史から生まれた美しい景色もとっても魅力的♡。

今回は、「フランスの最も美しい村」の中から、10スポットを厳選してご紹介します。

 

「フランスの最も美しい村」とは

 

1 絵本の世界に迷い込んだような美しい村『リクヴィール(Riquewihr)』

File:Riquewihr Dolder 01.JPG

by © Ralph Hammann CC Attribution-Share Alike 4.0 International

 

「アルザスの真珠」とも呼ばれるリクヴィールは、アルザス地方のワイン畑に囲まれた伝統的な街並みが美しい村です。

古くから高級ワインの産地としても有名で、木組みの家々が軒を連ねる家並みは、18世紀までドイツのヴュルテンベルク公国の一部だった歴史を物語っています。

 

ヴュルテンベルク公国
かつてドイツに存在した君主を中心とした国家。1400年代から存在し、最終的にはドイツ連邦の構成国となり現在ではドイツの一部となっている。

 

古びた中世の城壁を潜ると、まるで絵本のような風景が広がっています。

 

▼城壁

File:Riquewihr Porte Haute.JPG

知っていると村がもっと素敵に見える!?「リクヴィール」基本情報

リクヴィールはフランス・オー=ラン県にある村。村の端から端まで20分で歩ける小さな村。16世紀からある建物や、ワインなどが有名で多くの観光客が訪れる。

リクヴィール (参考)東京
17.04㎢ 面積 2,188㎢
1212人 人口 927万人

 

3~4階建ての15~18世紀ごろに建てられた木組みの家や二重に張り巡らされた城壁を見ることができるジェネラル・ド・ゴール通りは、観光客で賑わっておりインスタ映えのスポットの一つ。

 

▼ジェネラル・ド・ゴール通り

by Greger Ravik 

 

彫刻が施された窓には美しい花が飾られ、パノラミックな光景が広がっています。

ワインセラーや土産物屋が軒を連ねており、名物のクグロフやマカロンの甘い香りが漂っています。

 

by Pug Girl 

▼クグロフ

File:Riquewihr 047.jpg

 

大通りから一本中に入ると、静寂に包まれた細い通りが迷路のように張り巡らされています。石畳の裏路地をそぞろ歩きすれば、リクヴィールの日常に触れることができます。

 

▼裏路地

File:Riquewihr Rue des Remparts.JPG

 

おすすめビューポイント
この街のビューポイントは花が飾られた木組みの家々と歴史を感じるオシャレな看板など、情緒ある街並みでしょう。家の間から見えるぶどう畑もステキですよ!

▼ブドウ畑と看板

File:L'Arbaletrier (Riquewihr).jpg

また、お土産屋さんを巡りながらそぞろ歩きしたり、可愛らしいプチトランにのって街巡りをしたりもおすすめです。

アクセス
パリからコルマール駅まではTGVで約2時間半。コルマール駅から106番のバスで約45分。109番では約30分

URL:http://www.les-plus-beaux-villages-de-france.org/en/riquewihr

 

 

2 花いっぱいのアルザスワイン誕生の地『エギスハイム(Eguisheim)』

by Kiefer 

 

エギスハイムは、「アルザスワインの揺り籠」と呼ばれる、アルザス地方のワイン街道に位置する小さな村です。

世界でも名高い高級ワイン「アルザスワイン」の発祥地といわれています。「エギスハイムを知らないなんて絶対にもったいない!」という声が聞こえてくるような、筆者おすすめの小さな村です。

 

by Ed Clayton

 

エギスハイム城を中心に円状に外へ向かって広がる、17~18世紀に建てられた木組みの家並みは多くの花々で華やかに彩られています。

エギスハイム城は、11世紀にフランス発のローマ法王レオ9世が誕生した城です。

 

▼エギスハイム城と聖レオ9世の噴水

File:Eguisheim chateau.JPG

by Daniel Jünger : User Djuenger on de.wikipedia CC Attribution-Share Alike 3.0 Unported

知っていると村がもっと素敵に見える!?「エギスハイム」基本情報

エギスハイムは先ほどのリクヴィール同様にフランスのオー=ラン県にある村。アルザスワインが名産で、「ワインの道」にある村としても有名。(ワインの道は別Webon『世界の絶景111選』で紹介しています。)ローマ教皇レオ9世の出身地。

エギスハイム (参考)東京
14.13㎢ 面積 2,188㎢
1747人 人口 927万人

 

実はこの村、フランスで毎年行われる「花の街コンクール」で4つ花の最優秀賞を受賞するほどの実力。

民家の窓はもちろん、狭い路地や広場など至るところに花々が飾られており人々の目を楽しませています。

 

File:Eguisheim - Alsace (France).jpg

by Daniela Caneschi CC Attribution-Share Alike 4.0 International

 

ワイン作りは、4世紀にローマ人がこの街にぶどうの苗を植えたことからはじまりました。現在では、小さな村に40件ものワイナリーがあります。

ぶどう園ではワインの試飲もできるので、ワイナリー巡りをするのも◎。

見どころは、「聖レオ9世の礼拝堂」などの教会巡りや歴史的建造物に指定されている八角形の城壁に囲まれた「エギスハイム城」と聖レオの銅像が立つ「聖レオ9世の噴水」です。

 

▼見どころの聖レオ9世の噴水

by Pug Girl 

 

おすすめビューポイント

2013年には、「フランス人の最も好きな村」で、No.1にエギスハイムが選ばれています。聖レオン9世の噴水とコロンバージュ(木骨造または木組み)様式の家並みがコラボした景色が一番のビューポイントです。

▼聖レオン9世の噴水

by Tambako The Jaguar Some rights reserved

定期的にマルシェ(市場)が立つようなので、ぜひ、時期が合えば楽しんでみてはいかがでしょう。

▼クリスマス市場の様子

File:Marche de Noel Eguisheim.JPG

by Florival fr

アクセス

パリからコルマール駅まではTGVで約2時間半。コルマール駅から208番バスで約30分。

URL:http://www.les-plus-beaux-villages-de-france.org/en/eguisheim

 

 

3 切り立った崖の上に立つおとぎの国『サン・シル・ラポピー(Saint-Cirq-Lapopie)』

File:Saint-Cirq-Lapopie Place du Sombral 2.JPG

 

サン・シル・ラポピーは先ほどご紹介した村エグスハイムの一年前の2012年に「フランス人の最も好きな村」でNo.1に輝いた村。

現在もフランス人が大好きな街ですが、多くのアーティストたちに愛された街としても有名です。

とても小さな町ですが年間40万人もの旅行者が訪れています。

 

File:Rue de la Pelissaria.jpg

by Krzysztof Golik CC Attribution – Partage dans les Mêmes Conditions 4.0 International.

 

ミディ・ピレネー地域圏に位置する、標高80~100mの断崖絶壁の斜面に張り付くように広がる村。

 

File:Saint-Circq-Lapopie vu d'en bas - panoramio.jpg

by Gilles Guillamot CC Attribution – Partage dans les Mêmes Conditions 3.0 (non transposée).

 

美しい集落の眼下にはロット川が流れており、グリム童話に出てくるような家並みと美しい川のコラボは特におすすめです。

 

▼サン・シル・ラポピーとロット川

by Jean-Marc Astesana Some rights reserved

知っていると村がもっと素敵に見える!?「サン・シル・ラポピー」基本情報

サン・シル・ラポピーはフランスのロット県にある村。13~16世紀に造られた歴史ある村ですが、崖の上にあり川に守られた地形から何度か戦争の重要地点としても活用された過去がある。

サン・シル・ラポピー (参考)東京
17.89㎢ 面積 2,188㎢
207人 人口 927万人

 

石門を潜り村に入ると、石畳の小さな坂道の両側には13~16世紀の家々が軒を連ねています。

平瓦を屋根に積んだ石造りや木組みの家は、中世に迷い込んだよう。

 

File:Lot Saint-Cirq-Lapopie Chateau Vue Sur Le Village 29052012 - panoramio (1).jpg

by rene boulay CC Attribution – Partage dans les Mêmes Conditions 3.0 (non transposée).

 

また、周辺の街を見渡すことができるサン・シル・ラポピーは、百年戦争の頃は要衝の地(軍事や交通のうえで大切な地点)とされていました。

 

百年戦争(1337-1453)
フランス王国とイングランド王家がフランスに所有する領土をめぐり100年以上もの間続いた戦争。(当時は国対国ではなく王朝対王朝という方が適切)結果的にフランスとイングランドの国境等が定められた。

▼城壁の名残

 

丘の頂上には廃墟となったお城があり、現在は壁しか残っていませんが、ベンチが設置された展望台となっています。

ここから見下ろす街並みとロット川の渓谷風景は、絵葉書みたいで言葉を失うほどの絶景です。

 

▼展望台とロット川

File:Rock La Popie 02.jpg

by Krzysztof Golik CC Attribution – Partage dans les Mêmes Conditions 4.0 International.

 

おすすめビューポイント
麓から見るサン・シル教会と街並みの絶景も見る価値あり。

▼サン・シル教会と街並み

File:Saint-Circq-Lapopie - panoramio.jpg

by Gilles Guillamot CCAttribution – Partage dans les Mêmes Conditions 3.0 (non transposée).

冬には雲の上に教会だけがプカッと浮かんでいるように見え、その光景は素晴らしいものです。また、朝を告げる心地よい鐘の音を鳴り響かせています。

 

アクセス
訪れるには困難な場所に位置しています。カオールやフィジャックからタクシーで行くのがおすすめです。

パリからは、オステルリッツ駅からintercites(要予約)に乗り、ブリーヴ・ラ・ガイヤル駅でTERに乗り換えます。所要時間約6時間。トゥールーズからフィジャックまではTREで約2時間20分。フィジャックから910番で約1時間です。トゥール・ド・フォール・メリーで下車し、そこから徒歩で約2km。

URL:http://www.les-plus-beaux-villages-de-france.org/en/saint-cirq-lapopie

 

 

4 バラに包まれた美しい村『ゴルド(Gordes)』

by Julian Fong Some rights reserved

 

ゴルドはリュベロン地方にある美しい村々の中で最も人気の高い小さな村です。

丘の上に広がる景色は、中世からルネッサンス時代に建てられた壮麗な城やロマネスク様式の教会が佇んでいます。

 

ファイル:Castle of Gordes by JM Rosier.JPG

by Jean-Marc RosierCC 表示-継承 3.0 非移植

 

山の斜面には城や教会を取り囲むように、石造りの家々がひな段状に連なる古い街並みが形成されています。

 

by Christian COSTEAUX 

 

リュベロン平原に構える、標高350mの高原台地の尾根に位置しており、年間100万人の観光客が訪れています。

 

File:Pano De Gordes (262851593).jpeg

by Petit Bleu Photos CC Attribution-Share Alike 3.0 Unported 

知っていると村がもっと素敵に見える!?「ゴルド」基本情報

ゴルドはフランスのヴォクリューズ県にある村。修道院、民家、風車水車など文化的な建築物があり多くの観光客が訪れる。崖に沿って立つ家々が空中に浮いているように見える事でも話題になる。

ゴルド (参考)東京
48.04㎢ 面積 2,188㎢
2126人 人口 927万人

 

2006年のラッセル・クロウ主演の人気映画、『プロヴァンスの贈りもの』の舞台にもなりました。

 

▼プロヴァンスの贈りもの(写真上がラッセル・クロウ)

 

露岩斜面には、石畳の路地が迷路のように張り巡らされており、石造りの家の頭上には朱色屋根がのっています。

村から見下ろす風景も絶景で、家々が密集する家並みは、この村の宝物です。

 

 

ゴルドから車で約20分にある、セナンク修道院はラベンダーの名所となっています。時期に訪れたなら、足を延ばしてみてはいかがでしょう。

 

▼セナンク修道院のラベンダー

 

また、リュベロンには小さな村々が点在しており、美しい村巡りを楽しむのもおすすめです。

ゴルドをはじめ、メネルブ、ボニュー、ラコスト、ルシヨシ、アプトなど、さまざまな歴史や特徴を持った田舎村が揃っています。

 

おすすめビューポイント

尾根パーキング場と展望テラスが、最も美しい村と呼べるパノラマが広がる、最高のビューポイントです。

アクセス

アヴィニョン・バスターミナルから、7番バスで、カヴァイヨンで乗り換え、15か3番に乗り換えてゴルドまで、乗車時間1時間40分。

URL:http://www.les-plus-beaux-villages-de-france.org/en/gordes-0

 

 

5 可憐な薔薇が中世の街並みを彩る美しい村『ジェルブロワ(Gerberoy)』


photo by isamiga76 Some rights reserved

 

ピカルディ地方片田舎のジェルブロワは、日本でも「バラの村」として有名です。

毎年バラの季節になると、村がバラに包まれ華やぎます。

 

▼バラの季節のジェルブロワ


by Frédéric BISSON Some rights reserved

知っていると村がもっと素敵に見える!?「ジェルブロワ」基本情報
バラの見頃は6月下旬から7月下旬。毎年6月の第3日曜日には100年を超える歴史を持つ「バラ祭り」が開催されるそう。

ジェルブロワ (参考)東京
4.51㎢ 面積 2,188㎢
91人 人口 927万人

 

この街の魅力は、16~17世紀のコロンバージュ建築とピカルディ地方産のレンガをバランスよく組み込んだ古い家と、バラのコラボです。村民が伝統ある民族衣装を着て村を練り歩く「バラ祭」も、一生に一度は見たいもの。

 


photo by isamiga76 Some rights reserved

 

薔薇が彩る中世の街並みは、メルヘンチックです。この村が「バラの村」と呼ばれるようになったのは村民の努力があったからこそ。

この村が「バラの村」になったのは、宗教戦争時の戦渦によって村が荒廃した時にフランスの画家「アンリ・ル・シダネル」が古い城壁を気に入り「この村を花やバラで覆い尽くそう」と村民に訴えたことからでした。

 

▼アンリ・ル・シダネルの肖像画

 

人々も賛同し美しい村造りがはじまったことから、この美しいバラの村ができ上がったのです。彼は、バラ祭の開催も村民に促しています。

 

おすすめビューポイント
6月ごろのツルバラが咲き誇る、この街が一番華やぐ時期。サンタモンの小道に繋がる場所にある、「Maison Bleue」と呼ばれる青い家と、赤く可憐なバラの花との融合した姿はとってもステキ。

▼「Maison Bleue」


by isamiga76 Some rights reserved

 

この家の周りには、インスタ映えの写真を撮るために、カメラを持った人々で賑わいます。

アクセス

パリ北駅から、ボーヴェ駅で乗り換えマルセイユ・アン・ボーヴェ駅まで、約1時間45分。ここからは、タクシーで約9km。

URL:http://www.les-plus-beaux-villages-de-france.org/en/gerberoy

 

 

6 ミディ・ピレネーの山間にある、巡礼者が集う村『コンク(Conques)』


By The original uploader was Woodstock at French Wikipedia. – Transferred from fr.wikipedia to Commons by Korrigan using CommonsHelper., FAL, Link 

 

かつて、コンクはサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の山間にあり、巡礼者たちが束の間の休憩を取るための重要な地でした。

コンクは、巡礼路「ル・ピュイの道」の一部として、世界遺産にも登録されています。

ロマネスク様式の建物が立ち並ぶ街並みもステキです。

 


Par PATravail personnel, CC BY-SA 4.0, Lien 

 

知っていると村がもっと素敵に見える!?「コンク」基本情報
コンクはロマネスク様式の建物が立ち並びます。ロマネスク様式とは、10世紀後半頃に西ヨーロッパで広まった建築様式です。厚い石の壁、半円のアーチ、小さな窓などが特徴の建築様式です。

コンク (参考)東京
30.51㎢ 面積 2,188㎢
1671人 人口 927万人

 

一際目を引くのが、11~12世紀のサント・フォア教会。

 

▼サント・フォア教会(写真右)


Par PATravail personnel, CC BY-SA 4.0, Lien 

 

サント・フォア教会はフランスロマネスクを代表する教会で、現在も巡礼者たちが訪れています。ここにある250の柱は、繊細な彫刻で飾られています。

入口のタンバンには「最後の審判」の彫刻があります。

 

▼サント・フォア教会の「最後の審判」


By UnozoeOwn work, CC BY-SA 3.0, Link 

 

それを囲む半円形のフレームには、最後の審判をのぞき込む人物も彫られています。

 

▼「最後の審判」を覗く人

Conques Tympan

 

ユニークな発想には、愛着を感じられますよ。

散策をしていると、お店などの看板も、可愛らしく面白いものがたくさんあります。ゆっくり散策して、キュートな街並みと、かつての巡礼者たちの息づかいを感じてみてはいかがでしょう。

 


by Lynn Rainard Some rights reserved

▼寛ぐヤギと村の様子


Par Krzysztof GolikTravail personnel, CC BY-SA 4.0, Lien 

▼夕暮れ

Par Krzysztof GolikTravail personnel, CC BY-SA 4.0, Lien 

 

おすすめビューポイント
村の中には、巡礼のシンボルの「ホタテ貝」を色々な場所で見ることができます。また、たくさんの金銀細工工房があり、アクセサリーが売られています。石畳の巡礼路をゆっくり歩くのが、この村の最高のビューポイントです。
アクセス
トゥールーズからTERで、ロデスまで約2時間20分です。

URL:http://www.les-plus-beaux-villages-de-france.org/en/conques

 

 

7 石畳が美しい中世の趣を残す村『ペルージュ(Pérouges)』


By Chabe01Own work, CC BY-SA 4.0, Link 

 

リヨン郊外にある、直径約200mの楕円形の小さな村です。入口の門から既に中世の雰囲気が漂っています。

 


Par Chabe01Travail personnel, CC BY-SA 4.0, Lien 

 

知っていると村がもっと素敵に見える!?「ペルージュ」基本情報
「 映画『三銃士』のロケ地としても有名。毎年、中世ベネチアの衣装や仮面をまととってパレードが行われる。

ペルージュ (参考)東京
18.97㎢ 面積 2,188㎢
1206人 人口 927万人

 

石畳の道沿いには石造りの家々が連なり、装飾や看板など、女の子の心を鷲づかみするキュートな空間にはウットリします。

 


photo by Ana Rey Some rights reserved

 

2つの門を持つ城壁に守られた村は、15~16世紀頃の屋敷と石畳の路地が続きます。

 


photo by Ana Rey Some rights reserved


photo by Ana Rey Some rights reserved

 

この村の歴史を語る「城塞(=要塞)化した教会」も見どころです。

 


De Alizée VandermolenTrabajo propio, CC BY-SA 4.0, Enlace

 

現在は、観光にも力を入れており、特にライトアップされた夜景は必見です。

また、街並み散策の途中に、名物の「ガレット・ド・ペルージュ」を味わってみてください。

 

▼ガレット・ド・ペルージュ

 

小麦粉の生地に、バターと砂糖をのせて焼いたお菓子で、薄いパイのようなカリカリ食感が新鮮です。ペルージュの食文化を味わうことができますよ。

 

おすすめビューポイント
「Porte d’en Haut」と「Porte d’En-Bas」という、石造りの2つの入口門はとってもステキ!

▼「Porte d’en Haut」


By Chabe01Own work, CC BY-SA 4.0, Link 

▼中から撮った「Porte d’En-Bas」


By Chabe01Own work, CC BY-SA 4.0, Link 

城壁に囲まれた村への期待感も感じられます。青空に映える門の姿はインスタ映え間違いなし。

アクセス

リヨン・パール・デュー駅からTERで約30分。メキシミュー・ペルージュで下車。駅から村までは約2km。

(リヨン郊外)

URL:https://www.jata-net.or.jp/team-europe/beautiful_village/FR16_Perouges.html

 

 

8 山に沿い稜線状に連なる美しい村『ナジャック(Najac)』


by Lynn Rainard Some rights reserved

 

ナジャックも、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路上にある小さな村。

 

▼ナジャック城


Par Alecs.y — Appareil Fujifilm FinePix, CC BY 2.5, Lien 

 

知っていると村がもっと素敵に見える!?「ナジャック」基本情報
村にそびえ立つ「ナジャック城」は13世紀頃に建てられました。以前は防衛のための要塞として使われていたそうです。

ナジャック (参考)東京
53.88㎢ 面積 2,188㎢
711人 人口 927万人

 


by jmt-29 Some rights reserved

 

往時から行き交う人々の休息の場となった村です。

 


by Lynn Rainard Some rights reserved

 

村の東西にはユニークな十字架のオブジェがあり、13世紀の噴水も魅力的♪

 

▼街の東端にあるハートがかわいい十字架


by Stephen Colebourne Some rights reserved

▼噴水


Par Christophe.FinotTravail personnel, CC BY-SA 2.5, Lien 

 

パリから約720km、アロン渓谷にあるこの地は、かつてフランス軍の要塞として戦争の悲劇の舞台となった場所でもあります。

12世紀に岩の上に簡素な城が建てられました。13世紀にはルイ9世の命により堅牢な要塞とされた歴史を持っています。

 

▼ルイ9世

 

もう一つの見どころは、サン・ジャン教会。この地方で最古のゴシック様式の教会です。

ゴシック様式
12世紀後半から15世紀頃に西ヨーロッパに広まった建築・美術の様式。頭の尖ったアーチ・大きな窓・規模の大きなスタンドグラスなどの特徴が見られる。

 

▼サン・ジャン教会


by Manuel Alende Maceira Some rights reserved

 

おすすめビューポイント
城に向かって伸びる石畳の道が、最高のビューポイント。緑の岩山の上に堂々と立つ城と中世の趣を残す街並みとのコラボはとってもステキ!

▼城へと続く道からの城


by Mark Goebel Some rights reserved

 

城にある見晴らし台からは、村を一望できます。

▼城からの風景


by Manuel Alende Maceira Some rights reserved

アクセス
パリのCDG空港からリヨンのサンテグジュペリ空港まで約1時間。空港からトラムでリヨン・パール・デュー駅まで約30分

トゥールーズ・マタビオ駅までTGVで約4時間。その後は、TERでナジャック駅まで約1時間半。ナジャック駅からは、徒歩で約30分。

URL:http://www.les-plus-beaux-villages-de-france.org/en/najac

 

 

9 イタリアまで望む風光明媚な村『サンタニェス (Sainte-Agnès)』


By Patrick RouzetOwn work, CC BY-SA 3.0, Link 

 

切り立つ岩山の上にある通称「鷲巣村」と呼ばれるスポットの一つです。高いところを見渡す場所にあることからそう呼ばれています。

地中海のパノラマを望む風光明媚な美しい村。

 


Par Berthold Werner — Travail personnel, CC BY-SA 3.0, Lien 

 

知っていると村がもっと素敵に見える!?「サンタニェス」基本情報
イタリアの姫君アニェスが旅の途中に激しい嵐を避けて、サンタニェスの村の洞窟で一夜を過ごしたという言い伝えがある。

サンタニュス (参考)東京
9.37㎢ 面積 2,188㎢
1157人 人口 927万人

 

標高800mにあるこの村は、ヨーロッパの海岸線で一番高い場所に位置しています。

トンネルをくぐると目の前には、別世界が広がります。これこそ本当の「おとぎの国」という光景は、ため息が出るほど美しいですよ。

中世の趣が漂う石畳の道沿いには、ゴツゴツとした石造りの家が立ち、可憐な花々が飾られています。また、狭い土地になんとか立てたというような細長い家もあり、歩いているだけでユニークな気分になれるのも魅力です。

 

▼町並み

 

岩山の上には、1180年ごろに建てられ廃墟と化している城が佇んでいます。ここからの眺望は、美しくフォトジェニックな写真が撮り放題ですよ♪

 

▼城

おすすめビューポイント
リヴィエラ海岸のパノラマは、何をおいても見たいはず。お城から見る、「マルタン岬」のキラキラ光る海景は言葉を失うほど。

▼城から見る「マルタン岬」

また、赤屋根が素敵なサンタニェスの街並みも一望できます。

アクセス

パリのCDG空港からニースのコート・ダジュール空港まで約1時間半。空港からサンタニェスまで車で約1時間。

URL:http://www.les-plus-beaux-villages-de-france.org/en/sainte-agnes

 

 

10 カシワの森に守られた驕奢な家並み『リヨン・ラ・フォレ(Lyons-la-Forêt)』


Par GiogoTravail personnel, CC BY-SA 3.0, Lien 

 

パリから100km、ノルマンディ地方のリユール川沿いにある小さな町。「リヨンの森」の中にある村の中では、一番大きいとか。

 


Par Tango7174Travail personnel, CC BY-SA 4.0, Lien 

 

知っていると村がもっと素敵に見える!?「リヨン・ラ・フォレ」基本情報
この村は「カシワの森」に囲まれています。「カシワ」は日本語で書くと「柏」で、ギザギザの大きい葉がついている木のことを指します。

▼カシワ


By Inti-sol~commonswikiだと推定されます(著作権の主張に基づく) – , CC 表示-継承 3.0, Link 

リヨン・ラ・フォレ (参考)東京
26.99㎢ 面積 2,188㎢
743人 人口 927万人

 

カシワの森に守られるように囲まれた村は、古びた中世の街並みが魅力です。

美しい村ばかりを見てきた方は、少し驚くほど壮麗です。週末には、パリから小旅行で、遊びに来る人も多いようです。

小さな噴水がある広場を取り囲むように、カフェテラスが並ぶ風景はメルヘンチック!3階建ての木組みの建物が連なる光景は壮観です。

 

▼噴水

By GiogoOwn work, CC BY-SA 3.0, Link 

 

ちゃんと美しい花も飾られているところは、美しい村らしい景観です。

 


by Amanda Slater Some rights reserved

 

昔から芸術に長けている「リヨン・ラ・フォレ」のおしゃれな看板は、フランスっぽくてラブリーです♡。見どころは、街の中心部に18世紀に建てられた、可愛らしい建物の「レ・アール(市場)」。

 

▼市場


By Jordy MeowOwn work, CC BY-SA 3.0, Link 

 

帽子やアート、動物の人形など、乙女心をくすぐるアイテムがいっぱい並んでいます。市場の中を巡るだけでも大満足!

18世紀の建物がそのまま残る村役場や12世紀に建てられ、15~16世紀に修復されたサン・ドニ教会も見る価値あり。

 

▼サン・ドニ教会


Par PlineTravail personnel, CC BY-SA 3.0, Lien 

 

古い町ですが華やかな雰囲気に彩られた「フランスの最も美しい村」もいいものです♡。

 

▼1133年の修道院(廃墟)


by Steve Fuerst Some rights reserved

▼サンドニ教会


By GiogoOwn work, CC BY-SA 3.0, Link 

 

▼邸宅


Par GiogoTravail personnel, CC BY-SA 3.0, Lien 


by Amanda Slater  Some rights reserved

おすすめビューポイント
市場の周りに立つ、コロンバージュ様式の豪華な館群。ヴィユー・ロジ、ラ・セルジャントリ・ラ・メゾン・ドゥ・ベンサラードなどが特に有名です。美しい村でこの豪華さは、必見ですよ!
アクセス

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?フランスには、156もの美しい村があります。美しい景観とその地が担った歴史、名産を食べ歩くなど、どこも素晴らしい魅力を秘めています。少し長い休日ができたら、小さいけれど魅力溢れるフランスの美しい村に出掛けてみませんか?

 

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一生に一度は行きたい世界の絶景【街並み編】

 

 

一生に一度は行きたい世界の絶景【街並み編】

 

ヨーロッパをはじめ世界には、人の心を揺さぶる美しい街並みがあります。中世の情緒が残る街並みやルネッサンスに彩られた町並みなど、歴史と共に育った街並みの魅力は訪れた人にしか分からないかもしれません。

このページでは、「一生に一度は行きたい世界の絶景街並み編」をご紹介します。

 

1 【イタリア】世界中の人々が憧れる華やかな古都の街並み『フィレンツェ』

 

「屋根のない美術館」と称されるルネッサンスが花開いたフレンツェは、小さな町ですがその魅力は語りつくせません。

女性的で繊細な石畳の歴史地区を歩いているだけで、馬の蹄が聞こえてくるようです。

 

photo by Matthew Black Some rights reserved

ルネッサンス
14世紀から16世紀まで続いたイタリアで始まり、その後ヨーロッパ各地に広まっていった文化運動やその時代の事を言います。14世紀より前に栄えていたギリシア文化やローマ文化の復興を目指す運動が行われました。つまり当時一般的であった封建社会(簡単に言えば極端な縦社会)ではなく、個人の自由が尊重される近代的な社会・文化を目指す運動です。※ルネッサンスの定義には諸説あります。

そのような運動の中で音楽・絵画・哲学などが発展していき、その時代の芸術を「ルネッサンス音楽」などと言う。当時制作された代表的な芸術作品にミケランジェロの「ダビデ像」など。

▼ダビデ像

photo by Jörg Bittner Unna 

知っていると街並みがもっと綺麗に見える!?「フィレンツェ」基本情報

フィレンツェはイタリア共和国トスカーナ州の州都が置かれるコムーネ(基礎自治体=行政の最小単位)です。紀元前1世紀にローマ人によって建設された街で、「花の女神」を意味する「フロレンティア」の由来で名付けられました。フィレンツェを支配していた大富豪メディチ家(後述)の庇護のもと、レオナルド・ダ・ヴィンチたちが、イタリアルネサンスを花開かせた地としても有名です。

フィレンツェ 東京
38万人 人口 927万人
102㎢ 面積 2,193㎢

 

ルネッサンスが香る「花の都フィレンツェ」は、中世に膨大な経済力を誇っていたメディッチ家の栄華を肌で感じることができます。

 

メディッチ家
フィレンツェで銀行家・政治家として活躍し、有力者となっていた一族。レオナルドダヴィンチのパトロンなどになり、ルネッサンス文化の繁栄に一役買った。

 

ルネッサンスの巨匠たちの作品も点在しており、見て回るだけでも楽しいですよ。

また、ウフィッツィ美術館では、往年の巨匠たちの作品を心ゆくまで堪能することができます。

 

▼ウフィッツィ美術館

photo by Chris Wee – originally posted to Flickr as Galleria degli Uffizi 

 

旅行パンフレットでよく使われる「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」のドーム型のキュートな赤い屋根は、いつ見てもセンスの良さを伺えますね。

 

▼サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

photo by MarcusObal CC 表示-継承 3.0

 

このドームからは、360度の大パノラマを見ることができます。隣に立つジョットの鐘楼からは、大聖堂が見られるので更におすすめです。

 

▼フィレンツェの夜の街並み

photo by Oleg Sidorenko 

 

おすすめビューポイント

フィレンツェの街並みを一望できる、「ミケランジェロ広場」からの景色は見る価値あり。

▼ミケランジェロ広場からの眺め

photo by Sean X Liu Some rights reserved

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂はもちろん、フィレンツェ独特のオレンジ色の屋根やアルノ川に架かるヴェッキオ橋も眼下に広がっています。フォトジェニックな街並みは、心の底からの癒しを感じられます。

アクセス

ローマからフィレンツェの空港まで約1時間。空港から旧市街までは車で約15分。ローマから鉄道で約1時間半。

URL:http://www.firenzeturismo.it/en/

 

 

2 【ウズベキスタン】シルクロードの栄華を今に伝える奇跡の青の都『サマルカンド』

▲東南アジア最大を誇るビビ・ハニム・モスク photo by David Stanley

 

ウズベキスタンが誇る、中世の古都「サマルカンド」。

サマルカンド・ブルーに包まれた町並みに、魅せられた人々がひっきりなしに訪れています。アレクサンダー大王や三蔵法師など古の昔からこの地の魅力の虜になった著名人も訪れました。

サマルカンドは「青の都」の他にも、「イスラム世界の宝石」や「東方の真珠」と称されています。

 

アレクサンダー大王や三蔵法師
アレクサンダー大王は紀元前4世紀ごろに活躍した古代ギリシアやエジプトの王様を務めた人物。三蔵法師(正式には玄奘三蔵)は7世紀ごろに生きた中国の仏教僧で自身のインドへの旅記が物語「西遊記」の元となった。
知っていると街並みがもっと綺麗に見える!?「サマルカンド」基本情報

サマルカンドは、中央アジアにあるウズベキスタンの古都です。ガラクシャン川の盆地に位置する、シルクロードのオアシス都市。現在でもその代表的な都市とされています。抜けように青い空とモスクの美しい青から『青い都』と称され、この街の青色は「サマルカンド・ブルー」と呼ばれています。

サマルカンド 東京
51万人(鳥取県と同じくらい) 人口 927万人
120㎢ 面積 2,193㎢

 

最近では、女子旅は一人旅などで訪れる人も増えつつあり、密かな人気を集めています。

見どころは、夜のライトアップも美しい「アミール・ティムール廟」や現在も多くの巡礼者が訪れる「シャーヒズィンダ廟群」などの歴史的建造物が最大の魅力です。

 

▼アミール・ティムール廟

File:Гур-Эмир - Amir Temur maqbarasi - Gur-e-Amir (By Khusen Rustamov).jpg

photo by Khusen Rustamov CC Attribution-Share Alike 4.0 International 

▼シャーヒズィンダ廟群

photo by Vaurien CC BY-SA 3.0 de

 

この街のシンボル「レギスタン広場」には、「ウルグベク・メドレセ」「ティラカリ・メドレセ」「シェルドル・メドレセ」の3つの神学校(キリスト教について学ぶ学校)が並んでいます。

 

▼レギスタン広場

 

モンゴルに破壊されるまで、都があった「アフラシャブの丘」では、悠久の時を感じられます。

 

おすすめビューポイント

かつて砂漠のオアシス都市だったこの地には、200もの池があったようです。現在も6つ残っており、美しい歴史的建造物と緑と池がコラボした風景は極上です。「ラビハウズ」という大きな人工の池がおすすめのビューポイントです。

アクセス

日本からソウルへ行きタシケントまで約8時間。タシケントからサマルカンドまで約1時間。タシケントからサマルカンドまでは、新幹線のような鉄道で行くのも快適です。所要時間は約2時間です。

URL:http://www.uzb.jp/articlephp/area_samarqand/index.html

 

 

3 【オーストリア】風光明媚な街並みと美しい湖の絶景『ハルシュタット』

 

ダッハシュタイン山塊とハルシュタット湖が織りなす、美しさは世界一といえる美しい街。

とっても小さな町ですが、湖畔に佇む風光明媚な街並みは、「真珠のように美しい街」と称えられています。

 

知っていると街並みがもっと綺麗に見える!?「ハルシュタット」基本情報

ハルシュタットは、オーストリア・ザルツブルクの近くに位置した小さなゲマインデ(基礎自治体:行政区画の最小単位)です。オーストリアの中部にあるオーバーエースターライヒ州屈指の景勝地(けいしょうち:自然の良い景色が見られる場所)で、「世界で最も美しい湖畔の街」と称されています。

ハルシュタット 東京
900人(高知県の馬路村と同じくらい) 人口 927万人
60㎢ 面積 2,193㎢

 

この場所は映画『サウンド・オブ・ミュージック』の撮影が行われたことでも有名です。

▼サウンド・オブ・ミュージック

 

特に有名な景観は湖畔に佇む、ルーテル教会と湖の景観。

絵葉書に採用されている、ハルシュタットを代表する景観は素晴らしいですよ。

 

▼ルーテル教会と湖

Mountains Austria Water Hallstatt Lake Village

 

連絡船に乗って見る、湖からの景色も魅力的!中世を彷彿とさせる家並みもみどころ。

バルコニーに飾られた花々を見れば、この地で生活する人々の心の美しさまで見えるよう。

 

▼湖からの景色

photo by ::ErWin Some rights reserved

 

おすすめビューポイント

高台にはカトリック教区教会があり、そこから見るハルシュタットの街並みは息を飲むほどの美しさ。この景観は、「世界の湖畔で最も美しい」と称えられています。

また、湖畔の街並みと湖面に映るその姿、悠々と泳ぐ白鳥のコラボは、ハルシュタットならではの絶景ですね!きっと、フォトジェニックな写真が撮れるはず。

アクセス

ザルツブルクから鉄道で約2時間半。

URL:http://www.hallstatt.at/

 

 

4 【フランス】中世ルネッサンスの街並みが残る情緒に満ちた街『コルマール』

photo by Naval S

 

「コルマール」基本情報

 

 

ライン川上流にあるフランスとドイツの国境近くの街。戦災に巻き込まれることがなかったため、この美しい景観を今でも見ることができます。

アルザスワイン(フランスのアルザスで生産されるワイン)の産地としても知られており、フランスとドイツにある「ワイン街道(ワインを楽しめる居酒屋や宿などが点在する170kmにも及ぶ道)」の中でも人気の観光スポットになっています。

 

File:View of Église Saint-Martin (43833049001).jpg

photo by –sinava– from Berlin

知っていると街並みがもっと綺麗に見える!?「コルマール」基本情報

フランス東部のグラン・テストという地域圏にあり、フランス革命後からは属しているオー・ラン県の県庁所在地となっています。県境に位置していることから、フランスに割譲されたりドイツに割譲されたりと、時代の影響を大きく受けた地でもあります。

ハルシュタット 東京
6.5万人(石川県の加賀市と同じくらい) 人口 927万人
66㎢ 面積 2,193㎢

 

旧市街地の石畳の道を散策すれば、アルザス風のカラフルな木骨組みの家が軒を連ねています。

ドイツでよく見るオシャレモダンなつり看板もあり、街を一段と趣あるものにしています。

 

photo by Eleazar Some rights reserved

 

また、クリスマスの時期はクリスマスツリーやイルミネーションが街を彩り、この時期に訪れるのもおすすめです♪

 

photo by Nico sann Some rights reserved

 

この地はディズニー映画の『美女と野獣』やジブリ映画の『ハウルの動く城』の舞台となっています。

▼美女と野獣

▼ハウルの動く城

 

町並みは、とってもキュートでまさに映画のワンシーンのよう。映画の中に迷い込んだ気分も味わえちゃいますよ。

 

photo by dynamosquito Some rights reserved

 

おすすめビューポイント

イタリアのヴェネツィアを彷彿とさせる、ブティット・ヴニーズと呼ばれる場所は特にロマンティックな景観。美しい花々が飾られた趣ある運河とパステル調の家並みは、インスタ映えのスポットです。小舟での運河巡りもおすすめですよ♪

アクセス

パリの東駅からTGVで約2時間半。ストラスブールからは、TERで約30分。

URL:https://www.tourisme-colmar.com/en/

 

 

5 【ハワイ・マウイ島】トレンディと歴史が交差する癒しの港町『ラハイナ』

File:Lāhainā oceanfront.JPG

 

「ラハイナ」はハワイ・マウイ島屈指の観光スポットです。このラハイナの魅力は、歴史に彩られた港街ならではの風情が漂うことです。

カメハメハ大王が暮らした地で、かつてハワイ王朝の首都が置かれたのもこのラハイナです。

 

▼カメハメハ大王

 

まるで映画のワンシーンに迷い込んだような、錯覚を起こすほどの情緒に満ちています。

レンタサイクルで、ラハイナの海風を浴びながら疾走するのもいいかも。

 

File:Lahaina Town.jpg

photo by Eric Guinther CC Attribution-Share Alike 3.0 Unported 

知っていると街並みがもっと綺麗に見える!?「ラハイナ」基本情報

ハワイ諸島で2番目に大きなマウイ島に位置する、ハワイ王朝の首都が置かれていた地です。現在もノスタルジックな雰囲気を留めており、街内観光はもちろんホエール(鯨)ウォッチングのツアーも人気があります。

ラハイナ 東京
1.2万人(高知県の室戸市と同じくらい) 人口 927万人
24㎢ 面積 2,193㎢

 

街中をそぞろ歩きして史跡を巡るのもラハイナ観光では外せません。

アロハスピリットを感じる観光には「魔法の石」とも呼ばれる「ハウオラの石」がおすすめです。

この石は岸壁の端に位置しており、波に洗われる石の上に海の方を向いて座ると病気や怪我が治るといわれています。

他にも「バニャンツリーの大樹」も見逃せません。涼しげな木陰を作る大樹は、神秘に満ちている気がします。

 

▼バンヤンツリーの大樹

photo by Rick Obst

 

この大樹の場所では、芸術家たちが自分の作品を持ち寄る青空市場も開かれています。

 

おすすめビューポイント

おすすめはフロント・ストリートから見るラハイナの夕暮れ。歴史ある港町の情緒ある光景は、更に幻想的な雰囲気を醸しだしています。カジキマグロを積んだトローリングボートのシルエットもとてもロマンティック♪

サンセットクルーズに参加して、ゆっくり夕景を堪能するのも観光の醍醐味です。

▼サンセットの様子

photo by Benjamin Lipsman

アクセス

カフルイ空港から車で約40分。

URL:https://lahainatown.com/

 

 

6 【デンマーク】メルヘンチックな街並みはおもちゃの世界『コペンハーゲン』

 

デンマークのコペンハーゲンは「北欧のパリ」と呼ばれるデンマークの首都です。

街中を張り巡らす運河とオランダルネッサンスが彩る美しい街並みがステキ!オランダルネッサンス様式で建てられたローゼンボー離宮の内部は豪華絢爛。

 

▼ローゼンボー離宮

File:Rosenborg Castle lions.jpg

photo by Denmark_0256 – Rosenborg Castle CC Attribution-Share Alike 2.0 Generic 

 

離宮の隣にある「ローゼンボー公園」ではデンマーク最古とされるルネッサンス庭園を見ることができます。

 

知っていると街並みがもっと綺麗に見える!?「コペンハーゲン」基本情報

コペンハーゲンはデンマークの首都です。デンマーク最大の都市であり「商人の港」という意味を持つ街。良質な港を守るために要塞(攻撃を守る為の壁などがある城のようなもの)化されましたが、度々戦火に見舞われました。しかし今でも名前の通り「商人の街」として栄えており、16~17世紀の歴史的建築物が残っています。

コペンハーゲン 東京
58万人(鳥取県と同じくらい) 人口 927万人
88㎢ 面積 2,193㎢

 

コペンハーゲンは見どころが豊富で、港沿いにカラフルな建物が並ぶ「ニューハウン」や衛兵交代式が行われる「アマリエンボー宮殿」も必見です。

 

▼ニューハウン

▼アマリエンボー宮殿

Danish Nordic Denmark Copenhagen City Capital

 

また、アンデルセンが愛した地としても有名で「人魚姫の像」もフォトジェニックなスポットです♪

 

▼人魚姫の像

File:Statua della Sirenetta.JPG

photo by Jose Antonio CC Attribuzione 4.0 

 

アンデルセン(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)(1805-1875)

デンマークの童話作家であり詩人。コペンハーゲンにある人魚姫の像はアンデルセンの作った童話「人魚姫」をモチーフに作られた。

 

おすすめビューポイント

コペンハーゲンの美しい街並みを一望できるスポット「救世主教会の塔」は、人気の観光スポットから離れていますが訪れる価値あり。

▼救世主の塔

photo by CucombreLibre

オレンジ色の屋根はもちろん、宮殿や教会の塔など、「これぞコペンハーゲン」という絶景が広がっています。

アクセス

成田から直行便が飛んでおり、コペンハーゲンまでは約11時間半。空港からは国鉄DSBでコペンハーゲン中央駅まで約15分です。

URL:https://www.visitcopenhagen.com/copenhagen-tourist

 

 

7 【ドイツ】モノトーンでまとめられた統一感のある町並み『フロイデンベルク』

photo by Francisco Javier Garcia Orts Some rights reserved

 

今までご紹介してきた絶景の中では何度も「カラフル」という言葉を書いてきましたが、ここは「モノトーン」の美しさが有名な町並み。

旧市街にある街並みで、家と家の間隔がほぼ同じ。家の向きも同一方向なんですよ。ある意味インパクトが強すぎるといえるかも。

 

photo by Thomas Depenbusch (Depi) 

知っていると街並みがもっと綺麗に見える!?「フロイデンベルク」基本情報

ドイツ・オランダの観光街道オラニエ・ルート沿いにある、中低産地の丘陵地に広がる地域。フロイデンベルクは17の市区からなっており、最も古い地域は11世紀ごろからあったと言われる。

フロイデンベルク 東京
1.8万人(千葉県の勝浦市と同じくらい) 人口 927万人
54㎢ 面積 2,193㎢

 

周辺を緑に囲まれた白と黒のモノトーンで統一した街並みとのコラボは、言葉を失うほどの絶景です。

「秋の紅葉の時期が好きだ」という方が多いですが、新緑の頃のフロイデンベルクは清々しくて魅力的!

この家並みは17世紀に作られたもので、街並みをゆっくり観光するのもおすすめです。

 

photo by Polybert49 Some rights reserved

 

レストランやカフェなどもあり、アールヌーボーの釣り看板もひときわ美しく見えます♪

 

おすすめビューポイント

街歩きで満喫するのもいいですが、小高い丘の上にある保養公園からモノトーンの街並みを一望するのもおすすめです。

▼保養公園からの眺め

photo by Alexander Waltner

統一感のある町並みを見下ろせば、他とは違う美しさがあり、心の底から来てよかったと思えるはず!

アクセス

ケルン中央駅からバスで約2時間半。バス停から旧市街地まで徒歩で約10分。

 

 

8 【中華人民共和国】茶馬古道の要衝地として栄えた『麗江』

 

長い歴史を持つ中国にはもちろん趣のある美しい街並みを楽しめる絶景スポットがたくさんあります。

中でも旧市街が世界遺産にも登録されている「麗江」は、一生に一度は行ってみたい絶景スポットです。

シルクロードより長い歴史がある「茶馬古道の要衝地」であり、古い街並みの美しさでも知られています。

1996年の大地震により甚大な被害を受けました。しかし、世界遺産への登録により復興が進められ僅か4年で修復されています。

 

File:20130528丽江古城祥和路大研镇南门附近街景 - panoramio.jpg

photo by fish4fish  CC Attribution-Share Alike 3.0 Unported 

知っていると街並みがもっと綺麗に見える!?「麗江」基本情報

中華人民共和国・雲南省の西北部に位置する、清流が流れる自然環境と伝統文化が息づく観光地として有名な都市です。かつては少数民族のナシ族の王都だった場所でもあります。

麗江 東京
113万人(石川県と同じくらい) 人口 927万人
7,648㎢ 面積 2,193㎢

 

昆明(中国のミャンマーとラオスに隣接する雲南省の都市)から600kmにあり、石畳の道沿いには中国伝統の反りたった瓦屋根の住宅が軒を連ねているのが特徴です。

この瓦葺きの屋根がズラリと並ぶ景観は「かわらの海」と称されています。街をそぞろ歩きすれば、354もの石橋を見ることができます。

 

▼石橋

ファイル:1 lijiang old town 2012a.jpg

photo by chensiyuan CC Attribution-Share Alike 4.0 International

 

また夜になると家々がライティングされ、幻想的な雰囲気が広がります。

 

photo by Luca Casartelli Some rights reserved

 

人によっては「賑わう夜の観光が最高」という人もいるようです。

ジブリ映画の『千と千尋の神隠し』の舞台となったとの噂もある地です。

▼千と千尋の神隠し

 

おすすめビューポイント

有料ですが麗江を一望するのは、獅子山公園が一番です。グレーの瓦屋根が密集する街並みと遠くの山々のコラボはとってもステキ。

▼グレーの瓦屋根

Dayan Lijiang In Yunnan Province

この景色を見ていると12世紀ごろにこの街を作ったナシ族たちの息吹が聞こえてくるようです。

アクセス

麗江空港までは昆明を経由して行くのがおすすめです。麗江空港からは、シャトルバスがあるので便利です。所要時間は約40分。

URL:http://www.lijiang.gov.cn/

 

 

9 【チベット】星空だけじゃない!赤い街並みのパノラマ『ラルンガルゴンパ』

File:Larung Gar (Setta, Sedda), Sichuan (22106949845).jpg

photo by Valerian Guillot CC Attribution 2.0 Generic 

 

東チベットにある、僧侶の街。

チベット仏教を学ぶために何千人もの僧侶がここで暮らしています。

山の斜面にびっしりと赤い建物が立ち並んでいます。これは全て僧侶たちの住居なんですよ。

しかも、建物の赤色は「僧侶の袈裟の色」と統一しているとか。

 

photo by Quỳnh Anh Chocopie 

知っていると街並みがもっと綺麗に見える!?「ラルンガルゴンパ」基本情報

中国四川省、カンゼ・チベット族自治州色達県の標高4,000mにある東チベットの聖地。世界最大の仏教学院で、ここには4万以上の赤色の修行小屋が立ち並んでいます。1万人以上の学びの場となっています。

ラルンガルゴンパ 東京
人口 927万人
面積 2,193㎢

 

夜の景色もとっても美しいんですよ。

 

 

おすすめビューポイント

最高のビューポイントは天葬台。丘の上から見る絶景。青空と山、ピンク色の住宅が織りなす、景色は格別ですよ。

File:1 Seda facing south.jpg

photo by Chensiyuan CC Attribution-Share Alike 3.0 Unported 

もしかしたらここでラルンガルゴンパで行われている「鳥葬(ちょうそう:遺体の処理を鳥が行う葬法)」を見られるかも。

アクセス

成都から色達まで、バスで約15時間。色達から車で約1時間です。

 

 

10 【日本・岡山】柳と白壁の美しい街並み『倉敷美観地区』

 

日本にも岐阜県の「飛騨高山」や石川県の「ひがし茶屋」奈良県の「ならまち」など、日本情緒を堪能できる街並みがたくさんあります。

岡山県の倉敷美観地区の街並みも、とってもステキ!

川の両岸に植えられた柳の木と白壁となまこ壁のコントラストは言葉を失うほど。夕景と共に川に映り込む姿はこの世のものとは思えないほどの絶景です。

 

photo by hiyang.on.flickr

知っていると街並みがもっと綺麗に見える!?「倉敷美観地区」基本情報

岡山県倉敷市にある町並保存地区で、江戸時代の日本の風情を今に伝える倉敷屈指の観光地です。観光スポットは、半径300mに集中しています。倉敷川を中心に白壁の建物が立ち並んでおり、柳の木が更に風情ある街内を演出しています。

倉敷市 東京
48万人 人口 927万人
354㎢ 面積 2,193㎢

 

情緒ある街並みをゆっくり散策すれば、倉敷発祥の帆布・デニム・マスキングテープなどとの出会いが待っています。個性あるショップを巡るのも楽しいですよ。

蔵や民家を改装したカフェで一休みするのもお忘れなく!

「晴れの国」といわれる岡山ならではのフルーツを使ったスイーツを堪能するのも倉敷観光の醍醐味。

 

おすすめビューポイント

倉敷川を川舟に乗って、街並みを眺めるのはいかがでしょう。両岸に佇む白壁の建物は、川からでしか見られない表情を見せてくれます。期間限定ですが、「夜のくらしき川舟流し」も行われおり、ライトアップされ趣ある建物など、昼間とは全く違う幽玄の雰囲気が漂っています。

▼くらしき川舟渡し

アクセス

倉敷駅から徒歩で約10分。

URL:https://www.kurashiki-tabi.jp/kurashiki-h1/

 

まとめ

 

古の歴史が彩る趣ある街並みや色とりどりのカラフルな街並み、メルヘンチックな町並みなど絶景の街並みにも色々な特徴があります。

フォトジェニックな写真を撮れば一生の思い出に残ること間違いなし!

ぜひ、お好みの絶景スポットを探して出掛けてみてはいかがでしょう。