はじめに ~マカオへようこそ!読む観光ツアー~

Webon紹介目次著者

マカオはカジノ・世界遺産のイメージが強くありますがそれ以外にも魅力はたくさんあります。本当のマカオを知る事ができる観光ツアーを体験してみません?マカオ在住10年、旅行のプロ・ツアーガイドをしている著者がお届けします!

読むマカオ観光ツアー ~在住10年、旅行のプロが伝えるマカオ~(全10ページ)はこちらから!

著者:越宮椿

マカオ在住10年のツアーガイドです。現地で知り合ったマカオ市民と国際結婚し、1児の子育てをしながらゆるく働いています。ギラギラしているようで実はのどかな、安全で清潔な観光都市マカオの魅力を、旅行のプロがごく個人的な視点からご紹介します。もしお気に召しましたら、ぜひ実際にマカオへ遊びに来てください。

お問い合わせはこちらから

 

『読むマカオ観光ツアー』目次へ  (全10ページ)

 

マカオへようこそ!読む観光ツアー

マカオをご存じですか?

マカオは香港のお隣にありますが、香港と比べるとまだまだマイナーな観光地です。

しかしマカオには、ぜひお伝えさせていただきたい独自の魅力がたくさんあります。このWebonではマカオ在住10年現地ツアーガイドが、自宅で出先でスクロールしていくだけで楽しめる、読む観光ツアーにご案内します。

 

著者プロフィール

マカオ在住10年のツアーガイド。

現地で知り合ったマカオ市民と国際結婚し、1児の子育てをしながらゆるく働いています。ギラギラしているようで実はのどかな、安全で清潔な観光都市マカオの魅力を、旅行のプロがごく個人的な視点からご紹介します。

もしお気に召しましたら、ぜひ実際にマカオへ遊びに来てください。

 

マカオ(澳門)の基本情報

正式名称 中華人民共和国マカオ特別行政区
面積 32.9km²(出典:マカオ特別行政区地図作成及び地籍局)
人口 66万7400人(2018年末)
中華人民共和国
通貨 マカオ・パタカ、香港ドル
言語 広東語、ポルトガル語
地域の旗
主な産業 観光業、織物等
歴史 1999年にポルトガルから中華人民共和国へ返還
主要都市 花地瑪堂区(ファティマどうく)

▼マカオの街並み

▼名物のマカオタワーと花火

▼主要観光地域

 

マカオは香港から船で1時間の距離にあります。

日本からマカオへは飛行機の直行便も運行しており、所要時間は東京から5時間、福岡から3時間ほどです。

 

 

マカオの面積は世界で12番目に小さくおよそ30平方キロメートルと、東京のJR山手線の内側の半分ほどの大きさしかありません。

そのため主要な観光地が大変コンパクトにまとまっていて、観光するのにとても便利です。

 

 

ここに65万人を超える人々が暮らしています。人口密度は1平方キロメートルあたり2万人を超える、大変人口の過密した地域です。

 

▼東京都との人口・人口密度比較

マカオ(2018年12月) 都市 東京(2019年1月)
約66万人 人口 約1385万人
約2万人/㎢ 人口密度 約6千人/㎢

 

マカオのイメージ

 

マカオといえば、どんなイメージをお持ちでしょうか。

多くの方は「カジノ」と「世界遺産」と答えます。

私も聞きかじりのマカオのイメージは「ギラギラしたカジノの街」でした。

 

 

カジノ

マカオは2006年にラスベガスを抜きカジノ売上世界一となりました。

カジノ市場は拡大を続けており、2018年度のカジノ売上は4兆円を超えました。

現在マカオには40個所を超えるカジノがあり、その多くが大型のリゾートホテルに併設されています。24時間営業のカジノが林立するマカオは、まさに眠らない街です。

スポンサーリンク

日常を忘れて没頭できるエンターテイメントが充実しています。

 

▼マカオのカジノの様子

 

世界遺産

2005年「マカオ歴史市街地区」が、ユネスコから世界遺産に登録されました。

 

 

マカオは1999年、ポルトガルから中国に返還されました。現在マカオに残るポルトガル人は、人口の1%あまりです。

中国返還後のマカオは中国本土の多大な影響を受け、ポルトガル統治時代の面影は失われつつあります。

そこで東西文化の交流地点としてのマカオの歴史的足跡を後世に残す目的で、マカオの街並みが世界遺産に登録されました。

 

▼歴史市街地区の様子

By Kounosu – 自ら撮影, CC 表示-継承 3.0, Link

 

実際のマカオ

 

しかし実際マカオを訪れてみると、イメージとは少し違いました。人は優しく穏やかで、人々の暮らしは素朴なものでした。

 

のどか

▲マカオののどかな風景(著者撮影)

 

マカオは牧歌的でのんびりしています。時間を忘れてゆっくり過ごす、リゾート地ならではのゆるさがあります。

ラテン系のポルトガル由来の暮らし方は、長崎によく似たのどかな雰囲気です。

肩ひじ張らないマカオ市民の生活は、ほっとする癒しをもたらしてくれます。

 

安全で清潔

▲マカオの街並み by xiquinhosilva Some rights reserved

 

マカオはとても治安がいいです。大金を持ってカジノへ遊びに来る人たちが安心して過ごせるようにと、国を挙げての安全対策に余念がありません。

カジノは24時間営業ですから街は一晩中明るく、女性だけで夜遊びすることもできます。

またマカオは中国ですが、かなり清潔です。道路にごみが落ちていることはほとんどありません。きれい好きの日本人も違和感なく楽しめます。

 

【コラム】マカオの国を挙げての安全対策

マカオは1999年にポルトガルから国返還されて以来、マカオ警察に加えて中国人民解放軍が駐屯しています。これにより治安は向上、維持されています。

またマカオ独自の安全対策として挙げられるのは、「観光警察」の存在です。マカオは観光が主要産業ですから、一般的な警察や交通警察に加えて観光警察がいます。彼らは観光地の安全と秩序を守る存在として活躍しています。

 

マカオの魅力を解説

 

このWebonではマカオの見どころを、定番の観光地からディープなスポットまで、そしてレトロな趣がある場所から最新のエンターテイメントまで、幅広くご紹介します。

10年間多くのお客様をご案内し続け、マカオを歩き倒したツアーガイドが、独自の視点からマカオの面白さを伝えます。

実は日本との関わりも深いマカオの一歩踏み込んだマニアックな知識を、お友達やご家族との会話の中や旅行中うんちくを披露する際ぜひ役立ててください。

マカオをまだ訪れたことがない方もリピーターも、何度でも楽しめるマカオでのおすすめの過ごし方や観光プランの立て方が簡単にわかります。

マカオを旅行するときにも参考になること間違いなしです。

 

次のページではマカオの魅力的な街並みを紹介します。

『読むマカオ観光ツアー』目次へ  (全10ページ)



スポンサーリンク

目次著者

著者:越宮椿

マカオ在住10年のツアーガイドです。現地で知り合ったマカオ市民と国際結婚し、1児の子育てをしながらゆるく働いています。ギラギラしているようで実はのどかな、安全で清潔な観光都市マカオの魅力を、旅行のプロがごく個人的な視点からご紹介します。もしお気に召しましたら、ぜひ実際にマカオへ遊びに来てください。

お問い合わせはこちらから