一生に一度は行きたい世界の絶景【街並み編】
ヨーロッパをはじめ世界には、人の心を揺さぶる美しい街並みがあります。中世の情緒が残る街並みやルネッサンスに彩られた町並みなど、歴史と共に育った街並みの魅力は訪れた人にしか分からないかもしれません。
このページでは、「一生に一度は行きたい世界の絶景街並み編」をご紹介します。
1 【イタリア】世界中の人々が憧れる華やかな古都の街並み『フィレンツェ』
「屋根のない美術館」と称されるルネッサンスが花開いたフレンツェは、小さな町ですがその魅力は語りつくせません。
女性的で繊細な石畳の歴史地区を歩いているだけで、馬の蹄が聞こえてくるようです。
photo by Matthew Black Some rights reserved
そのような運動の中で音楽・絵画・哲学などが発展していき、その時代の芸術を「ルネッサンス音楽」などと言う。当時制作された代表的な芸術作品にミケランジェロの「ダビデ像」など。
▼ダビデ像
photo by Jörg Bittner Unna
フィレンツェはイタリア共和国トスカーナ州の州都が置かれるコムーネ(基礎自治体=行政の最小単位)です。紀元前1世紀にローマ人によって建設された街で、「花の女神」を意味する「フロレンティア」の由来で名付けられました。フィレンツェを支配していた大富豪メディチ家(後述)の庇護のもと、レオナルド・ダ・ヴィンチたちが、イタリアルネサンスを花開かせた地としても有名です。
フィレンツェ | 東京 | |
38万人 | 人口 | 927万人 |
102㎢ | 面積 | 2,193㎢ |
ルネッサンスが香る「花の都フィレンツェ」は、中世に膨大な経済力を誇っていたメディッチ家の栄華を肌で感じることができます。
ルネッサンスの巨匠たちの作品も点在しており、見て回るだけでも楽しいですよ。
また、ウフィッツィ美術館では、往年の巨匠たちの作品を心ゆくまで堪能することができます。
▼ウフィッツィ美術館
photo by originally posted to Flickr as Galleria degli Uffizi –
旅行パンフレットでよく使われる「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」のドーム型のキュートな赤い屋根は、いつ見てもセンスの良さを伺えますね。
▼サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
photo by CC 表示-継承 3.0
このドームからは、360度の大パノラマを見ることができます。隣に立つジョットの鐘楼からは、大聖堂が見られるので更におすすめです。
▼フィレンツェの夜の街並み
photo by Oleg Sidorenko
フィレンツェの街並みを一望できる、「ミケランジェロ広場」からの景色は見る価値あり。
▼ミケランジェロ広場からの眺め
photo by Sean X Liu Some rights reserved
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂はもちろん、フィレンツェ独特のオレンジ色の屋根やアルノ川に架かるヴェッキオ橋も眼下に広がっています。フォトジェニックな街並みは、心の底からの癒しを感じられます。
ローマからフィレンツェの空港まで約1時間。空港から旧市街までは車で約15分。ローマから鉄道で約1時間半。
2 【ウズベキスタン】シルクロードの栄華を今に伝える奇跡の青の都『サマルカンド』
▲東南アジア最大を誇るビビ・ハニム・モスク photo by David Stanley
ウズベキスタンが誇る、中世の古都「サマルカンド」。
サマルカンド・ブルーに包まれた町並みに、魅せられた人々がひっきりなしに訪れています。アレクサンダー大王や三蔵法師など古の昔からこの地の魅力の虜になった著名人も訪れました。
サマルカンドは「青の都」の他にも、「イスラム世界の宝石」や「東方の真珠」と称されています。
サマルカンドは、中央アジアにあるウズベキスタンの古都です。ガラクシャン川の盆地に位置する、シルクロードのオアシス都市。現在でもその代表的な都市とされています。抜けように青い空とモスクの美しい青から『青い都』と称され、この街の青色は「サマルカンド・ブルー」と呼ばれています。
サマルカンド | 東京 | |
51万人(鳥取県と同じくらい) | 人口 | 927万人 |
120㎢ | 面積 | 2,193㎢ |
最近では、女子旅は一人旅などで訪れる人も増えつつあり、密かな人気を集めています。
見どころは、夜のライトアップも美しい「アミール・ティムール廟」や現在も多くの巡礼者が訪れる「シャーヒズィンダ廟群」などの歴史的建造物が最大の魅力です。
▼アミール・ティムール廟
photo by Khusen Rustamov CC Attribution-Share Alike 4.0 International
▼シャーヒズィンダ廟群
photo by Vaurien CC BY-SA 3.0 de
この街のシンボル「レギスタン広場」には、「ウルグベク・メドレセ」「ティラカリ・メドレセ」「シェルドル・メドレセ」の3つの神学校(キリスト教について学ぶ学校)が並んでいます。
▼レギスタン広場
モンゴルに破壊されるまで、都があった「アフラシャブの丘」では、悠久の時を感じられます。
かつて砂漠のオアシス都市だったこの地には、200もの池があったようです。現在も6つ残っており、美しい歴史的建造物と緑と池がコラボした風景は極上です。「ラビハウズ」という大きな人工の池がおすすめのビューポイントです。
日本からソウルへ行きタシケントまで約8時間。タシケントからサマルカンドまで約1時間。タシケントからサマルカンドまでは、新幹線のような鉄道で行くのも快適です。所要時間は約2時間です。
3 【オーストリア】風光明媚な街並みと美しい湖の絶景『ハルシュタット』
ダッハシュタイン山塊とハルシュタット湖が織りなす、美しさは世界一といえる美しい街。
とっても小さな町ですが、湖畔に佇む風光明媚な街並みは、「真珠のように美しい街」と称えられています。
ハルシュタットは、オーストリア・ザルツブルクの近くに位置した小さなゲマインデ(基礎自治体:行政区画の最小単位)です。オーストリアの中部にあるオーバーエースターライヒ州屈指の景勝地(けいしょうち:自然の良い景色が見られる場所)で、「世界で最も美しい湖畔の街」と称されています。
ハルシュタット | 東京 | |
900人(高知県の馬路村と同じくらい) | 人口 | 927万人 |
60㎢ | 面積 | 2,193㎢ |
この場所は映画『サウンド・オブ・ミュージック』の撮影が行われたことでも有名です。
▼サウンド・オブ・ミュージック
特に有名な景観は湖畔に佇む、ルーテル教会と湖の景観。
絵葉書に採用されている、ハルシュタットを代表する景観は素晴らしいですよ。
▼ルーテル教会と湖
連絡船に乗って見る、湖からの景色も魅力的!中世を彷彿とさせる家並みもみどころ。
バルコニーに飾られた花々を見れば、この地で生活する人々の心の美しさまで見えるよう。
▼湖からの景色
photo by ::ErWin Some rights reserved
高台にはカトリック教区教会があり、そこから見るハルシュタットの街並みは息を飲むほどの美しさ。この景観は、「世界の湖畔で最も美しい」と称えられています。
また、湖畔の街並みと湖面に映るその姿、悠々と泳ぐ白鳥のコラボは、ハルシュタットならではの絶景ですね!きっと、フォトジェニックな写真が撮れるはず。
ザルツブルクから鉄道で約2時間半。
4 【フランス】中世ルネッサンスの街並みが残る情緒に満ちた街『コルマール』
photo by Naval S
「コルマール」基本情報
ライン川上流にあるフランスとドイツの国境近くの街。戦災に巻き込まれることがなかったため、この美しい景観を今でも見ることができます。
アルザスワイン(フランスのアルザスで生産されるワイン)の産地としても知られており、フランスとドイツにある「ワイン街道(ワインを楽しめる居酒屋や宿などが点在する170kmにも及ぶ道)」の中でも人気の観光スポットになっています。
photo by –sinava– from Berlin
フランス東部のグラン・テストという地域圏にあり、フランス革命後からは属しているオー・ラン県の県庁所在地となっています。県境に位置していることから、フランスに割譲されたりドイツに割譲されたりと、時代の影響を大きく受けた地でもあります。
ハルシュタット | 東京 | |
6.5万人(石川県の加賀市と同じくらい) | 人口 | 927万人 |
66㎢ | 面積 | 2,193㎢ |
旧市街地の石畳の道を散策すれば、アルザス風のカラフルな木骨組みの家が軒を連ねています。
ドイツでよく見るオシャレモダンなつり看板もあり、街を一段と趣あるものにしています。
photo by Eleazar Some rights reserved
また、クリスマスの時期はクリスマスツリーやイルミネーションが街を彩り、この時期に訪れるのもおすすめです♪
photo by Nico sann Some rights reserved
この地はディズニー映画の『美女と野獣』やジブリ映画の『ハウルの動く城』の舞台となっています。
町並みは、とってもキュートでまさに映画のワンシーンのよう。映画の中に迷い込んだ気分も味わえちゃいますよ。
photo by dynamosquito Some rights reserved
イタリアのヴェネツィアを彷彿とさせる、ブティット・ヴニーズと呼ばれる場所は特にロマンティックな景観。美しい花々が飾られた趣ある運河とパステル調の家並みは、インスタ映えのスポットです。小舟での運河巡りもおすすめですよ♪
パリの東駅からTGVで約2時間半。ストラスブールからは、TERで約30分。
5 【ハワイ・マウイ島】トレンディと歴史が交差する癒しの港町『ラハイナ』
「ラハイナ」はハワイ・マウイ島屈指の観光スポットです。このラハイナの魅力は、歴史に彩られた港街ならではの風情が漂うことです。
カメハメハ大王が暮らした地で、かつてハワイ王朝の首都が置かれたのもこのラハイナです。
▼カメハメハ大王
まるで映画のワンシーンに迷い込んだような、錯覚を起こすほどの情緒に満ちています。
レンタサイクルで、ラハイナの海風を浴びながら疾走するのもいいかも。
photo by Eric Guinther CC Attribution-Share Alike 3.0 Unported
ハワイ諸島で2番目に大きなマウイ島に位置する、ハワイ王朝の首都が置かれていた地です。現在もノスタルジックな雰囲気を留めており、街内観光はもちろんホエール(鯨)ウォッチングのツアーも人気があります。
ラハイナ | 東京 | |
1.2万人(高知県の室戸市と同じくらい) | 人口 | 927万人 |
24㎢ | 面積 | 2,193㎢ |
街中をそぞろ歩きして史跡を巡るのもラハイナ観光では外せません。
アロハスピリットを感じる観光には「魔法の石」とも呼ばれる「ハウオラの石」がおすすめです。
この石は岸壁の端に位置しており、波に洗われる石の上に海の方を向いて座ると病気や怪我が治るといわれています。
他にも「バニャンツリーの大樹」も見逃せません。涼しげな木陰を作る大樹は、神秘に満ちている気がします。
▼バンヤンツリーの大樹
photo by Rick Obst
この大樹の場所では、芸術家たちが自分の作品を持ち寄る青空市場も開かれています。
おすすめはフロント・ストリートから見るラハイナの夕暮れ。歴史ある港町の情緒ある光景は、更に幻想的な雰囲気を醸しだしています。カジキマグロを積んだトローリングボートのシルエットもとてもロマンティック♪
サンセットクルーズに参加して、ゆっくり夕景を堪能するのも観光の醍醐味です。
▼サンセットの様子
photo by Benjamin Lipsman
カフルイ空港から車で約40分。
6 【デンマーク】メルヘンチックな街並みはおもちゃの世界『コペンハーゲン』
デンマークのコペンハーゲンは「北欧のパリ」と呼ばれるデンマークの首都です。
街中を張り巡らす運河とオランダルネッサンスが彩る美しい街並みがステキ!オランダルネッサンス様式で建てられたローゼンボー離宮の内部は豪華絢爛。
▼ローゼンボー離宮
photo by Denmark_0256 – Rosenborg Castle CC Attribution-Share Alike 2.0 Generic
離宮の隣にある「ローゼンボー公園」ではデンマーク最古とされるルネッサンス庭園を見ることができます。
コペンハーゲンはデンマークの首都です。デンマーク最大の都市であり「商人の港」という意味を持つ街。良質な港を守るために要塞(攻撃を守る為の壁などがある城のようなもの)化されましたが、度々戦火に見舞われました。しかし今でも名前の通り「商人の街」として栄えており、16~17世紀の歴史的建築物が残っています。
コペンハーゲン | 東京 | |
58万人(鳥取県と同じくらい) | 人口 | 927万人 |
88㎢ | 面積 | 2,193㎢ |
コペンハーゲンは見どころが豊富で、港沿いにカラフルな建物が並ぶ「ニューハウン」や衛兵交代式が行われる「アマリエンボー宮殿」も必見です。
▼ニューハウン
▼アマリエンボー宮殿
また、アンデルセンが愛した地としても有名で「人魚姫の像」もフォトジェニックなスポットです♪
▼人魚姫の像
photo by Jose Antonio CC Attribuzione 4.0
デンマークの童話作家であり詩人。コペンハーゲンにある人魚姫の像はアンデルセンの作った童話「人魚姫」をモチーフに作られた。
コペンハーゲンの美しい街並みを一望できるスポット「救世主教会の塔」は、人気の観光スポットから離れていますが訪れる価値あり。
▼救世主の塔
photo by CucombreLibre
オレンジ色の屋根はもちろん、宮殿や教会の塔など、「これぞコペンハーゲン」という絶景が広がっています。
成田から直行便が飛んでおり、コペンハーゲンまでは約11時間半。空港からは国鉄DSBでコペンハーゲン中央駅まで約15分です。
7 【ドイツ】モノトーンでまとめられた統一感のある町並み『フロイデンベルク』
photo by Francisco Javier Garcia Orts Some rights reserved
今までご紹介してきた絶景の中では何度も「カラフル」という言葉を書いてきましたが、ここは「モノトーン」の美しさが有名な町並み。
旧市街にある街並みで、家と家の間隔がほぼ同じ。家の向きも同一方向なんですよ。ある意味インパクトが強すぎるといえるかも。
photo by Thomas Depenbusch (Depi)
ドイツ・オランダの観光街道オラニエ・ルート沿いにある、中低産地の丘陵地に広がる地域。フロイデンベルクは17の市区からなっており、最も古い地域は11世紀ごろからあったと言われる。
フロイデンベルク | 東京 | |
1.8万人(千葉県の勝浦市と同じくらい) | 人口 | 927万人 |
54㎢ | 面積 | 2,193㎢ |
周辺を緑に囲まれた白と黒のモノトーンで統一した街並みとのコラボは、言葉を失うほどの絶景です。
「秋の紅葉の時期が好きだ」という方が多いですが、新緑の頃のフロイデンベルクは清々しくて魅力的!
この家並みは17世紀に作られたもので、街並みをゆっくり観光するのもおすすめです。
photo by Polybert49 Some rights reserved
レストランやカフェなどもあり、アールヌーボーの釣り看板もひときわ美しく見えます♪
街歩きで満喫するのもいいですが、小高い丘の上にある保養公園からモノトーンの街並みを一望するのもおすすめです。
▼保養公園からの眺め
photo by Alexander Waltner
統一感のある町並みを見下ろせば、他とは違う美しさがあり、心の底から来てよかったと思えるはず!
ケルン中央駅からバスで約2時間半。バス停から旧市街地まで徒歩で約10分。
8 【中華人民共和国】茶馬古道の要衝地として栄えた『麗江』
長い歴史を持つ中国にはもちろん趣のある美しい街並みを楽しめる絶景スポットがたくさんあります。
中でも旧市街が世界遺産にも登録されている「麗江」は、一生に一度は行ってみたい絶景スポットです。
シルクロードより長い歴史がある「茶馬古道の要衝地」であり、古い街並みの美しさでも知られています。
1996年の大地震により甚大な被害を受けました。しかし、世界遺産への登録により復興が進められ僅か4年で修復されています。
photo by fish4fish CC Attribution-Share Alike 3.0 Unported
中華人民共和国・雲南省の西北部に位置する、清流が流れる自然環境と伝統文化が息づく観光地として有名な都市です。かつては少数民族のナシ族の王都だった場所でもあります。
麗江 | 東京 | |
113万人(石川県と同じくらい) | 人口 | 927万人 |
7,648㎢ | 面積 | 2,193㎢ |
昆明(中国のミャンマーとラオスに隣接する雲南省の都市)から600kmにあり、石畳の道沿いには中国伝統の反りたった瓦屋根の住宅が軒を連ねているのが特徴です。
この瓦葺きの屋根がズラリと並ぶ景観は「かわらの海」と称されています。街をそぞろ歩きすれば、354もの石橋を見ることができます。
▼石橋
photo by chensiyuan CC Attribution-Share Alike 4.0 International
また夜になると家々がライティングされ、幻想的な雰囲気が広がります。
photo by Luca Casartelli Some rights reserved
人によっては「賑わう夜の観光が最高」という人もいるようです。
ジブリ映画の『千と千尋の神隠し』の舞台となったとの噂もある地です。
▼千と千尋の神隠し
有料ですが麗江を一望するのは、獅子山公園が一番です。グレーの瓦屋根が密集する街並みと遠くの山々のコラボはとってもステキ。
▼グレーの瓦屋根
この景色を見ていると12世紀ごろにこの街を作ったナシ族たちの息吹が聞こえてくるようです。
麗江空港までは昆明を経由して行くのがおすすめです。麗江空港からは、シャトルバスがあるので便利です。所要時間は約40分。
9 【チベット】星空だけじゃない!赤い街並みのパノラマ『ラルンガルゴンパ』
photo by Valerian Guillot CC Attribution 2.0 Generic
東チベットにある、僧侶の街。
チベット仏教を学ぶために何千人もの僧侶がここで暮らしています。
山の斜面にびっしりと赤い建物が立ち並んでいます。これは全て僧侶たちの住居なんですよ。
しかも、建物の赤色は「僧侶の袈裟の色」と統一しているとか。
photo by Quỳnh Anh Chocopie
中国四川省、カンゼ・チベット族自治州色達県の標高4,000mにある東チベットの聖地。世界最大の仏教学院で、ここには4万以上の赤色の修行小屋が立ち並んでいます。1万人以上の学びの場となっています。
ラルンガルゴンパ | 東京 | |
– | 人口 | 927万人 |
– | 面積 | 2,193㎢ |
夜の景色もとっても美しいんですよ。
最高のビューポイントは天葬台。丘の上から見る絶景。青空と山、ピンク色の住宅が織りなす、景色は格別ですよ。
photo by Chensiyuan CC Attribution-Share Alike 3.0 Unported
もしかしたらここでラルンガルゴンパで行われている「鳥葬(ちょうそう:遺体の処理を鳥が行う葬法)」を見られるかも。
成都から色達まで、バスで約15時間。色達から車で約1時間です。
10 【日本・岡山】柳と白壁の美しい街並み『倉敷美観地区』
日本にも岐阜県の「飛騨高山」や石川県の「ひがし茶屋」奈良県の「ならまち」など、日本情緒を堪能できる街並みがたくさんあります。
岡山県の倉敷美観地区の街並みも、とってもステキ!
川の両岸に植えられた柳の木と白壁となまこ壁のコントラストは言葉を失うほど。夕景と共に川に映り込む姿はこの世のものとは思えないほどの絶景です。
photo by hiyang.on.flickr
岡山県倉敷市にある町並保存地区で、江戸時代の日本の風情を今に伝える倉敷屈指の観光地です。観光スポットは、半径300mに集中しています。倉敷川を中心に白壁の建物が立ち並んでおり、柳の木が更に風情ある街内を演出しています。
倉敷市 | 東京 | |
48万人 | 人口 | 927万人 |
354㎢ | 面積 | 2,193㎢ |
情緒ある街並みをゆっくり散策すれば、倉敷発祥の帆布・デニム・マスキングテープなどとの出会いが待っています。個性あるショップを巡るのも楽しいですよ。
蔵や民家を改装したカフェで一休みするのもお忘れなく!
「晴れの国」といわれる岡山ならではのフルーツを使ったスイーツを堪能するのも倉敷観光の醍醐味。
倉敷川を川舟に乗って、街並みを眺めるのはいかがでしょう。両岸に佇む白壁の建物は、川からでしか見られない表情を見せてくれます。期間限定ですが、「夜のくらしき川舟流し」も行われおり、ライトアップされ趣ある建物など、昼間とは全く違う幽玄の雰囲気が漂っています。
▼くらしき川舟渡し
倉敷駅から徒歩で約10分。
まとめ
古の歴史が彩る趣ある街並みや色とりどりのカラフルな街並み、メルヘンチックな町並みなど絶景の街並みにも色々な特徴があります。
フォトジェニックな写真を撮れば一生の思い出に残ること間違いなし!
ぜひ、お好みの絶景スポットを探して出掛けてみてはいかがでしょう。