日高屋の食べる以外の楽しみ方① 【屋台を見本にした店】

Webon紹介目次著者
日高屋はお手頃な価格で中華料理を食べれるチェーン店です。実は日高屋のラーメンはあえて美味しすぎないようにしているのはご存知ですか?知ればきっと日高屋に足を運びたくなる!

日高屋の楽しみ方入門はこちらから!

著者:Webon編集部

Webonは著者が好きなものについて語る新しい読み物です。体系的に学べるので最初から順番に読んでいくのがおすすめ。お問い合わせはこちらから

 

『日高屋の楽しみ方』目次へ  (全8ページ)

 

日高屋は低価格で美味しい中華を食べるだけが楽しみ方ではありません。この章(第2章)ではここから3ページにわたって日高屋の食べる以外の楽しみ方についてお伝えします。

日高屋のお手本は屋台です。

屋台をお手本にしているからこそ感じられる店内の雰囲気も、日高屋の魅力であり楽しめるポイントなのです。

このページでは「お手本が屋台である日高屋の楽しみ方」についてお伝えします。

 

お手本は屋台


▲ラーメン屋台のイメージ

 

日高屋は「屋台」を見本にお店が作られています。

屋台は、創業者であり現会長の神田氏の憧れでした。

今ではあまり見かけなくなりましたが、昔は駅前に多くの屋台が並んでいました。神田氏は「解放感があり一人で入っても楽しめて温もりや郷愁(きょうしゅう:故郷を懐かしく思う気持ち)のある屋台」が大好きで、特にラーメン屋台から立ち上る湯気をとても気に入っていたそうです。

しかし屋台をしようとなると「水道が無いための衛生面の不安」「夏は暑く冬は寒い」という点がどうしても気になっていました。

そこから至ったのが「明るく清潔で赤提灯(あかちょうちん)のような入りやすい雰囲気の店を作って、屋台のお客様に来て頂きたい。それに味よく安く、朝まで営業する店を作りたい。」という考えでした。

これが日高屋という店の発想の原点となっております。

 

 

日高屋の楽しみ方

 

日高屋は「解放感があり一人で入っても楽しめて温もりや郷愁のある屋台」が見本となっています。

僕はよく日高屋で一人飲みをするのですが、それは日高屋の見本になっている屋台の雰囲気の虜になっているのだと思います。

一人飲みをするのであれば、コストを考えると宅飲みにした方が安いです。

また最近では冷凍食品のレベルも高く、電子レンジでチンするだけでクオリティの高いおつまみを手軽に用意することができます。

それでも日高屋で一人飲みをするのは、日高屋の店内の雰囲気が好きだからに他なりません。

 

▼店内の明るい雰囲気をなんとなく感じれる写真

 

日高屋で一人飲みしても孤独感を感じません。

店内の温かな明るい雰囲気は、自宅で再現することが難しいかと思います。また、他にも一人飲みをしているおじさんも多く、一人飲み同士のちょっとした連帯感を感じることができます。

日高屋は単に「安く中華が食べられる店」というイメージを持っている方も多く、あまり店内の雰囲気を気にしない方もほとんどだと思います。

ただ「味は普通なのになぜか来てしまうんだよな」という方は、もしかしたら無意識にこの店内の雰囲気の虜になっているのかもしれません。

意識的に店内の雰囲気にも目を向けてみると、より日高屋が楽しめると思います。

 

【編集部コラム】屋台を手本にしようとして日高屋がぶつかった壁
「屋台」をお手本に店を始めようとした日高屋でしたが、料理の価格の壁にぶち当たります。

屋台とは違って店で商売をするとなると、家賃・光熱費・水道費などがかかります。しかし、それに伴い価格を上げてしまうと屋台のお客様は来てくれません。 どうにか対策は無いかと考えていた所「当時の屋台のラーメン価格は高い」傾向である事に気付きました。

「屋台は遅い時間から営業していたので、深夜料金の価格設定をしていたのかも」と思ったそうです。 そこで神田氏は「夜遅くても安くて気軽に食べれるラーメン屋は有り難いと感じるのではないか?」と思いました。

そして熟慮の末、490円のラーメンを390円に下げて提供する事を決めます。すると、今まで牛丼やハンバーガー店に通っていたお客様達まで呼び込むことに成功したのです。価格については第1章でも詳しく解説しています。(現在は第2章)

 

次のページでは日高屋の1人飲みの楽しさについてお伝えします。日高屋の売上は実は中華そばではなく主にアルコールによって支えられているのです。

『日高屋の楽しみ方』目次へ  (全8ページ)



スポンサーリンク

 

バックパッカー旅行の心得 ~4つのこと~

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行の心得 ~4つのこと~

 

海外バックパッカー旅行を楽しむうえで、バックパッカーである私たちが大切にするべきことがあります。

 

その多くはマインドの部分であり、現地に上手に溶け込み、現地と繋がりを持つために必要な心得とも呼ぶべきものです。

 

ここでは僕が海外バックパッカー旅行を重ねてきたなかで培ってきた非常に大切な4つの心得を紹介します。

そうした心得を知り、行動に移すことができればきっとあなたの海外バックパッカー旅行も素晴らしいものになるでしょう!

 

1 現地の文化を尊重しよう

 

海外バックパッカー旅行をするうえで、現地の文化を尊重することは何よりも大切です。

もし日本へ来る海外の旅行者が日本の文化に対して否定的で、尊重する姿勢すら感じられなかったら、日本人としては決して良い気持ちがするものではありませんよね?

 

それと同じことを海外で現地人に対してしてはいけません。

 

例えば海外に行くと、働いている人が日本よりも怠けているように見えたり、お客さんへの対応が適当だったりすることが多々あります。

その時に日本人としては

「日本の接客文化のほうが良い」「海外はちゃんとしていない」

と思ってしまい、場合によっては海外を嫌いになってしまうかもしれません。

 

しかしそこで踏みとどまり、

「そもそも働いている人だって仕事したくないと普通に思う1人の人間である」

「そもそも文化を比べる必要はどこにもない」

「文化はその国に合わせて育まれるもの」

と考えられることが心得として必要です。

 

2 現地の食事を楽しもう

 

現地の食事を楽しむことができればコストパフォーマンスも良いですし、単純にその姿勢を海外の現地人は大変喜びます。

 

「海外の屋台でご飯を食べるとお腹を壊しそう」と日本人は思いがちですが、そうは言っても毎回レストランではお金がかかりすぎてしまいますし、ローカルなものではなくなってしまうので、現地のものを食べたとは言えなくなるでしょう。

バックパッカーとして海外を訪れるのであれば、現地の食事は現地のレベルで楽しみたいもの。

 

好き嫌いなく食わず嫌いもせず、どんな食べ物にも躊躇することなく挑戦することができれば非常に強いですよ。

 

海外ではお腹を壊す?

 

「お腹を壊してしまう」という症状には2種類あります。

「油が多い等で日本人の胃袋に合わず、ゆるくなる」場合と

「食べ物に当たって食中毒になる」場合です。

 

僕も両方経験しましたが、前者に関しては個人差はあると思いますが回数を重ねるごとにお腹も慣れてくる印象です。

お腹を壊した時や壊さないようにする対策としては胃腸薬(下痢止めは便を止めてしまうのでかえって良くありません)を飲む、なま物を避けるといったところです。

基本的によく加熱されたものであれば大丈夫なのでそこまで恐れる必要は無いでしょう。

 

3 安全管理を徹底しよう

 

旅行は家にちゃんと帰るまでが旅行ですので、渡航中の安全管理を怠ってはいけません。

 

大前提として、渡航先の治安や情勢は外務省のホームページを見るなり「地球の歩き方」という海外情報書籍を読むなりして知っておく必要があります。

 

外務省海外安全ホームページ

外務省による海外の治安情報を記載したホームページ
URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/

 

地球の歩き方
外国を地域別・国別で紹介している書籍。現地の観光・治安情報などが書かれている。

 

加えて、実際に現地を歩いた時にその街の雰囲気を自ら感じ取って潜む危険性を察知できるように気を貼る事。

また盗難に遭遇しないための備えや万が一遭遇してしまった場合のリスク分散の方法・事後対応についても詳しく知っておく必要があるでしょう。

 

安全管理に関してはいずれにせよ海外バックパッカー旅行を重ね、時には実際に事件に巻き込まれることで経験的に身についていくスキルではありますが、事前に心得として認識しておくに越したことはありません。

 

 

4 自己管理を徹底しよう

 

旅先で体調を崩さないために、自己管理を徹底することがバックパッカー旅行では欠かせません。

 

特に海外は日本よりも衛生環境が悪かったりしますし、異文化に溶け込めなかったり、旅行が順調に進まなかったりしてメンタルの部分でも負担が大きいです。

 

1つ大切なことは「弾丸で旅行しないこと」

 

1度にたくさんの見どころを見ておきたいのは旅行者の心理ですよね。ですが、弾丸旅行は短い期間で移動がかさみ、体力的にきつくなります。

また、ついつい予定を詰め込んでしまい予定通りに旅が進まず精神的に堪える場合も。

 

せっかく低予算で移動していますし、長期でじっくり見て回ることができるのがバックパッカー旅行のメリットですから、余裕のある行動を慎むことを心得るべきでしょう。

 

僕は1つの町に最低2泊3日は滞在するようにしています。

1日目は移動の疲れもあるのであまり外出はしません(宿周辺の道や観光のルートを把握する程度)。

観光は基本的に移動しない日に丸1日使って行います。最終日は次に向かう場所の情報収集等を行います。

 

あくまでも最低の日数としてなので、その町が気に入ったら1週間以上滞在してしまうケースもあります。(笑)

 

余談ですが、滞在した場所に惚れてつい長く居てしまうことをバックパッカー用語で「沈没」と呼びます。

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

スポンサー




 

目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja