「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!
第1章 バックパッカー旅行の魅力
第2章 バックパッカー旅行の準備
第3章 バックパッカー旅行の安全管理
バックパッカー旅行の安全管理方法 ~誰でもできる7つの方法~
第4章 バックパッカー旅行におすすめの国35選
バックパッカー旅行におすすめの国35選【東アジア・東南アジア編】
バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アジア・中央アジア・中東編】
著者:ぐちを
旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。
特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから
Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja
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バックパッカー旅行の心得 ~4つのこと~
海外バックパッカー旅行を楽しむうえで、バックパッカーである私たちが大切にするべきことがあります。
その多くはマインドの部分であり、現地に上手に溶け込み、現地と繋がりを持つために必要な心得とも呼ぶべきものです。
ここでは僕が海外バックパッカー旅行を重ねてきたなかで培ってきた非常に大切な4つの心得を紹介します。
そうした心得を知り、行動に移すことができればきっとあなたの海外バックパッカー旅行も素晴らしいものになるでしょう!
1 現地の文化を尊重しよう
海外バックパッカー旅行をするうえで、現地の文化を尊重することは何よりも大切です。
もし日本へ来る海外の旅行者が日本の文化に対して否定的で、尊重する姿勢すら感じられなかったら、日本人としては決して良い気持ちがするものではありませんよね?
それと同じことを海外で現地人に対してしてはいけません。
例えば海外に行くと、働いている人が日本よりも怠けているように見えたり、お客さんへの対応が適当だったりすることが多々あります。
その時に日本人としては
「日本の接客文化のほうが良い」「海外はちゃんとしていない」
と思ってしまい、場合によっては海外を嫌いになってしまうかもしれません。
しかしそこで踏みとどまり、
「そもそも働いている人だって仕事したくないと普通に思う1人の人間である」
「そもそも文化を比べる必要はどこにもない」
「文化はその国に合わせて育まれるもの」
と考えられることが心得として必要です。
2 現地の食事を楽しもう
現地の食事を楽しむことができればコストパフォーマンスも良いですし、単純にその姿勢を海外の現地人は大変喜びます。
「海外の屋台でご飯を食べるとお腹を壊しそう」と日本人は思いがちですが、そうは言っても毎回レストランではお金がかかりすぎてしまいますし、ローカルなものではなくなってしまうので、現地のものを食べたとは言えなくなるでしょう。
バックパッカーとして海外を訪れるのであれば、現地の食事は現地のレベルで楽しみたいもの。
好き嫌いなく食わず嫌いもせず、どんな食べ物にも躊躇することなく挑戦することができれば非常に強いですよ。
海外ではお腹を壊す?
「お腹を壊してしまう」という症状には2種類あります。
「油が多い等で日本人の胃袋に合わず、ゆるくなる」場合と
「食べ物に当たって食中毒になる」場合です。
僕も両方経験しましたが、前者に関しては個人差はあると思いますが回数を重ねるごとにお腹も慣れてくる印象です。
お腹を壊した時や壊さないようにする対策としては胃腸薬(下痢止めは便を止めてしまうのでかえって良くありません)を飲む、なま物を避けるといったところです。
基本的によく加熱されたものであれば大丈夫なのでそこまで恐れる必要は無いでしょう。
3 安全管理を徹底しよう
旅行は家にちゃんと帰るまでが旅行ですので、渡航中の安全管理を怠ってはいけません。
大前提として、渡航先の治安や情勢は外務省のホームページを見るなり「地球の歩き方」という海外情報書籍を読むなりして知っておく必要があります。
外務省による海外の治安情報を記載したホームページ
URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/
加えて、実際に現地を歩いた時にその街の雰囲気を自ら感じ取って潜む危険性を察知できるように気を貼る事。
また盗難に遭遇しないための備えや万が一遭遇してしまった場合のリスク分散の方法・事後対応についても詳しく知っておく必要があるでしょう。
安全管理に関してはいずれにせよ海外バックパッカー旅行を重ね、時には実際に事件に巻き込まれることで経験的に身についていくスキルではありますが、事前に心得として認識しておくに越したことはありません。
4 自己管理を徹底しよう
旅先で体調を崩さないために、自己管理を徹底することがバックパッカー旅行では欠かせません。
特に海外は日本よりも衛生環境が悪かったりしますし、異文化に溶け込めなかったり、旅行が順調に進まなかったりしてメンタルの部分でも負担が大きいです。
1つ大切なことは「弾丸で旅行しないこと」
1度にたくさんの見どころを見ておきたいのは旅行者の心理ですよね。ですが、弾丸旅行は短い期間で移動がかさみ、体力的にきつくなります。
また、ついつい予定を詰め込んでしまい予定通りに旅が進まず精神的に堪える場合も。
せっかく低予算で移動していますし、長期でじっくり見て回ることができるのがバックパッカー旅行のメリットですから、余裕のある行動を慎むことを心得るべきでしょう。
僕は1つの町に最低2泊3日は滞在するようにしています。
1日目は移動の疲れもあるのであまり外出はしません(宿周辺の道や観光のルートを把握する程度)。
観光は基本的に移動しない日に丸1日使って行います。最終日は次に向かう場所の情報収集等を行います。
あくまでも最低の日数としてなので、その町が気に入ったら1週間以上滞在してしまうケースもあります。(笑)
余談ですが、滞在した場所に惚れてつい長く居てしまうことをバックパッカー用語で「沈没」と呼びます。
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第1章 バックパッカー旅行の魅力
第2章 バックパッカー旅行の準備
第3章 バックパッカー旅行の安全管理
バックパッカー旅行の安全管理方法 ~誰でもできる7つの方法~
第4章 バックパッカー旅行におすすめの国35選
バックパッカー旅行におすすめの国35選【東アジア・東南アジア編】
バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アジア・中央アジア・中東編】
著者:ぐちを
旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。
特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから
Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja