日高屋とは

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日高屋はお手頃な価格で中華料理を食べれるチェーン店です。実は日高屋のラーメンはあえて美味しすぎないようにしているのはご存知ですか?知ればきっと日高屋に足を運びたくなる!

日高屋の楽しみ方入門はこちらから!

著者:Webon編集部

Webonは著者が好きなものについて語る新しい読み物です。体系的に学べるので最初から順番に読んでいくのがおすすめ。お問い合わせはこちらから

 

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日高屋とは

 

「日高屋」は、株式会社ハイディ日高が運営するお手頃な価格で中華料理を提供する飲食店です。

餃子一皿6個入りで230円、人気NO1メニューの中華そばは税込み390円です。ラーメン+餃子+ビールでも1000円もしないので1人飲みにも最適です。会社帰りの男性サラリーマンを中心に多くの支持を獲得しています。

 

▼中華そば(味玉付き)

 

「誰もが気軽に立ち寄れる店」を目指し駅前を中心に全国に300店舗以上を展開しております。

 

運営している会社は「ハイディ日高」で、本社は埼玉県さいたま市の大宮区にあります。「ハイディ日高」は、2006年に「焼鳥日高」もオープンしました。

「焼鳥日高」は、焼鳥ともつ煮が売りでちょい飲みに最適な店となっています。

最初は「日高屋」という店名ではなく1973年に中華料理「来々軒」として創業しました。

そして2002年に日高屋の1号店となる「日高屋新宿東口店」がオープンしました。

 

日高屋で食事するのは「もったいない」という声

 

日高屋は店舗数も多く「どこにでもある店」として認識している方も多いと思います。

そのため「個人店の方が美味しいのだから個人店で食べた方が良い」「日高屋なんてただ安いだけの店じゃん」などの意見をよく耳にします。

確かに、その意見はわからないでもありません。

しかし、僕はチェーン店であるからこその魅力があり、それを知って食べると日高屋の見方が変わると思っています。

 

日高屋より美味しいラーメン店は多くあります。そんな中、日高屋はあえて美味しすぎないラーメンを提供しているのです。

日高屋は「毎日来てもらうこと」を目的としています。

日高屋の創業者の神田氏は「美味しい味はどうしても強くなってしまい、毎日足を運ばなくなってしまう」というようなことを言っています。

だからあえて美味しすぎないようにしているのです。

それを知って日高屋の中華そばを食べると「なるほど!」と食欲と共に好奇心も満たされると思います。

 

このコンテンツの目的

 

日高屋の魅力や取り組みを知ることで「より楽しい食事をしていただきたい」と思っております。

また、日高屋の魅力を知れば外食チェーン全体に興味が出てくるかと思います。

そして、おのずと食にまつわる営みに興味を持ち食事自体がとても楽しいものになっていくと思います。

そうすれば人生が豊かで楽しいものになることでしょう。

 

次の章(第1章)からは、4ページにわたって日高屋の定番メニューの魅力をお伝えします。知識をつけて食べると、知的好奇心を満たしながら美味しく食を楽しむことができます。

まずは日高屋NO1メニュー「中華そば」の魅力についてお伝えします。

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日高屋の楽しみ方入門

著者:Webon編集部

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日高屋はお手頃な価格で中華料理を食べれるチェーン店です。「日高屋よりラーメン屋で食べた方が美味しいので行くのがもったいないよ」という感想を耳にすることがありますが、実は日高屋のラーメンはあえて美味しすぎないように作っているのです。

日高屋のことを知れば今までとは違った見え方になり、きっと店に足を運びたくなるでしょう。

 

~~日高屋は意図的に味にこだわりを持ちすぎないようにしていると言います。それは、美味しすぎるとどうしても癖が強くなり、たまに食べればいい味になってしまうという考えからです。そうなれば毎日来てもらうという日高屋の意図には沿わないことになるでしょう。~~

第1章「日高屋の定番メニューの魅力① 【中華そば】」より

 

はじめに

ここでは日高屋がどんなお店かを解説していきます。日高屋について知れば「食」自体が楽しいものになると思うのです。

日高屋とは

 

第1章 定番メニューの魅力

ここでは日高屋の定番メニューをご紹介。定番メニューの魅力を知れば、より日高屋を楽しめるようになると思います。

日高屋の定番メニューの魅力① 【中華そば】

日高屋の定番メニューの魅力② 【野菜たっぷりタンメン】

日高屋の定番メニューの魅力③ 【餃子】

日高屋の定番メニューの魅力④ 【ニラレバ定食】

 

第2章 食べる以外の楽しみ方

日高屋は単に美味しい中華をお手頃価格で食べるだけが楽しみではありません。ここでは、日高屋の食べる以外の楽しみ方についてお伝えします。

日高屋の食べる以外の楽しみ方① 【屋台を見本にした店】

日高屋の食べる以外の楽しみ方② 【一人飲み】

日高屋の食べる以外の楽しみ方③ 【駅前に多い理由】

 

【まとめ】

日高屋の定番人気のおすすめメニュー!こだわりを知って美味しく食べよう!

日高屋の定番人気のおすすめメニュー!こだわりを知って美味しく食べよう!

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日高屋はお手頃な価格で中華料理を食べれるチェーン店です。実は日高屋のラーメンはあえて美味しすぎないようにしているのはご存知ですか?知ればきっと日高屋に足を運びたくなる!

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日高屋はリーズナブルな価格で中華料理が食べれる飲食店です。

このページでは日高屋に行ったら最初に食べていただきたい「定番の人気おすすめメニュー」を紹介させていただきます。

メニューにまつわる知識を知ることで、より日高屋のメニューが楽しめると思います。

 

中華そば

 

「中華そば」は日高屋人気NO1のメニューです。人気の秘密は美味しすぎないことです。

中華そばは390円(税込)というリーズナブルな価格で提供されています。日高屋の中華そばはあえて美味しすぎないように作られています。

日高屋は毎日来れるような店を目指しています。美味しくしすぎないようにしているのは「美味しすぎるとどうしても癖が強くなり、たまに食べればいい味になってしまう」という考えからなのです。

 

 

実際に食べてみると美味しすぎる味ではないですが、ラーメン屋のラーメンとは違い肩の力を抜いて食べることができます。たまに、この味が恋しくなってラーメンではなくて「日高屋のラーメン」を食べたくなることがあります。

 

 

野菜たっぷりタンメン

 

野菜たっぷりタンメンは520円(税込)日高屋の人気NO2のメニューだと言われています。「健康志向」という時代のニーズを反映して誕生したメニューで、女性からの支持も高いメニューとなっております。

野菜の総量は350gと麺の2倍以上。野菜の食べ応えを感じれるメニューなのです。野菜は一度別の鍋で炒めており、熱々の野菜を楽しむことができます。

タンメン自体を食べる機会は少ないと思いますが、日高屋では気軽に注文できますので、タンメンが食べたい時はお気軽に日高屋を訪れてみてくださいませ。

 

 

餃子

 

日高屋の餃子は一皿6個入りで230円(税込)です。

野菜がたっぷり入っていて、ヘルシーであるのにも関わらずジューシーさや食べごたえもしっかりと感じさせてくれます。日高屋の餃子は何個食べても飽きないのが特徴。無限に食べれそうな気がしてしまいます。

日高屋が目指す「皮のもっちり食感」に辿り着くまでには多くのトラブルに見舞われ、その度に試行錯誤が繰り返されました。

 

▼トラブルの例

 

その結果、通常の製法では再現不可能な食感が実現されました。日高屋の餃子の作り方には多くの企業秘密が隠されていると言います。

重たくなく食べやすい味なので、ラーメンなどの他のメニューを注文した時にも気軽に注文してみるのもよいかと思います。

 

 

レバニラ定食

 

ニラレバ炒めは単品で490円(税込)定食で660円(税込)です。

日高屋のニラレバ炒めは調理する際にレバーと野菜は最初から一緒に炒めません。レバーは一度油で素揚げするのです。そのためレバーの食感は柔らかいというより、外はパリッとしたような食感を楽しめます。

また、炒めすぎて野菜がしなしなになってしまうことを避けるため調理時間は約2分です。おかげで、シャキシャキとした野菜の食感を味わうことができます。

全体的に濃い味付けではないので、女性にもおすすめです。

 

 

一人飲みもおすすめ

▼アルコール一覧

メニュー 値段
キリン一番搾り(生)中ジョッキ 330円
キリン一番搾り(生)中瓶 450円
ハイボール 280円
レモンサワー 280円
ウーロンハイ 280円
緑茶ハイ 280円
ウォッカソーダ割り 280円
ホッピーセット 390円
生冷酒 370円
吟醸ロック酒20度 390円

 

日高屋は一人飲みスポットとしておすすめです。ビール、ラーメン、餃子合わせても1000円もかからず大変リーズナブルに一人飲みを楽しむことができます。

外で一人飲みをしたいと思った時に思い浮かぶ場所は居酒屋だと思います。ただ、居酒屋だとビール一杯とおつまみ一品で変えるのは気が引けてしまうことでしょう。

日高屋は「ちょい飲み」を掲げており、ビールとおつまみで店を出るのも全く気まずくありません。18時過ぎに日高屋を訪れると、ポテトサラダやそら豆などの軽いおつまみと一緒に、ビールを飲んでお客さんも多く見かけます。

周囲のお客さんも一人飲みが多いので、浮いてしまうことなく気兼ねなく一人飲みをすることができます。

 

 

ちなみに、日高屋の売上はアルコールが大きく支えていると言われています。ラーメンと違って生ビールなどは、何度も注文が入るため売上につながりやすいのです。

 

 

 

日高屋のこだわりや特徴を知ることで、より日高屋を楽しむことができると思います。詳しく知りたい方は、是非『日高屋の楽しみ方入門』をご覧いただければと思います。

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日高屋の食べる以外の楽しみ方③ 【駅前に多い理由】

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日高屋は低価格で美味しい中華を食べるだけが楽しみ方ではありません。この章(第2章)では3ページにわたって日高屋の食べる以外の楽しみ方についてお伝えしております。

 

「熱烈中華食堂 日高屋」は駅前出店率9割だと言われております。

日高屋が駅前に多い理由を知ると、外食チェーンが単に「安くて美味しい料理を提供すればいいだけではない」ということがわかり、外食チェーンの見え方が変わると思います。そして、より楽しい日高屋ライフが過ごせるかと存じます。

 

日高屋が駅前に多い理由

 

日高屋は駅前の立地にこだわっています。それは「誰もが気軽に立ち寄れる店」を目指しているからです。

 

日高屋が誕生した頃の昭和50年代半ばは、日本が車社会に突入し郊外の広い土地に店舗を設けるビジネスが本格化していきました。

そんな中、日高屋の創業者の神田氏は「駅前一等地に店を出す」構想を思い浮かべます。

「周りからは時代錯誤な経営方針」と言われたそうですが「車社会となっても必ず駅には人がいる」という考えをもとに調査を始めました。

 

すると不思議な事に駅前にはハンバーガー店や牛丼店などばかりが並んでおり、ラーメン屋は路地に入った所か地下に降りなければ店舗がありませんでした。

「ハンバーガーばかりだと飽きてしまう。ここで国民食であるラーメンが駅前に加わる事で相乗効果を及ぼし、共存共栄出来る」と考えました。

 

 

そこで当時出店していた蕨(わらび)駅(埼玉県)から西川口駅前(埼玉県)に移転することにしました。しかし保証金や店舗の内装等の工事費など相当の費用がかかり、家族からも大反対されていたのですが、覚悟を決めて出店します。

結果、多くのお客様が来店し今では関東を中心に出店を重ね、多くの人に知られる外食チェーンに成長しました。

 

日高屋が駅前にあることの強み

 

日高屋が駅前にあることの強みは、アルコールとの親和性が挙げられます。

夜18時を過ぎる頃、駅前は仕事終わりのサラリーマンの方が多くいます。日高屋はアルコールの品揃えも多く、また、ラーメンと餃子とビールを注文しても1000円以下で楽しむことができます。

日高屋は同業他社に比べてアルコールの注文比率が高いそうです。

 

また日高屋は「1階」という立地に出店することにこだわっています。それは「ふらっと飲みに入れる」ようにしているからです。

もし2階に店舗があれば、階段を登るの億劫になって「ふらっと」店に入ることができません。

日高屋は1階にあるために、なんとなく入れてしまいます。僕はたまに吸い込まれるように日高屋に入ることがあります。

 

僕が日高屋で飲みたい時というのは、居酒屋のように気張って飲むのではなく本当に軽いスタンスでなんとなく飲む時が多いです。日高屋が2階にあったら「別にいいや」となって飲むのをやめてしまうこと増えると思います。

1階にあることでそうした取りこぼしも防いでいるのかもしれません。

 

日高屋の1人飲みの楽しみ方については前ページにて解説! 日高屋の1人飲みの楽しみ方については前ページにて解説!

 

日高屋が駅前にある理由を知ると、外食チェーンが単に料理を美味しい料理を安く提供すればいいというものではないということがわかります。

見方を少し変えてみると、より楽しい外食チェーンライフを過ごせるのではないかと思っております。

 

以上「外食チェーンおすすめメニュー図鑑 ~日高屋編~」でした。

ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました。外食チェーンならではのこだわりに目を向けてみると、食が楽しくなると思います。

まずは知識をつけた上で日高屋の中華そばを食べてみるのはいかがでしょうか。

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日高屋の定番メニューの魅力① 【中華そば】

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日高屋はお手頃な価格で中華料理を食べれるチェーン店です。実は日高屋のラーメンはあえて美味しすぎないようにしているのはご存知ですか?知ればきっと日高屋に足を運びたくなる!

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この章(第1章)では日高屋の定番メニューの魅力を4ページにわたってお伝えします。

このページでは日高屋の「中華そば」の魅力についてお伝えさせていただきます。

中華そばは日高屋の人気NO1メニューです。中華そばの人気の4つの理由を知れば自ずと日高屋の魅力を理解できることでしょう。

 

基本情報【値段・カロリー】


▲味玉中華そば

 

メニュー 値段 カロリー
中華そば 390円 688kcal
中華そば(麺大盛り) 570円 882kcal
味玉中華そば 490円 非公開
ラ・餃・チャセット
(半ラーメン+半チャーハン+餃子3個)
570円 非公開
中華そば+半チャーハン 630円 非公開

※価格は税込み

 

▼トッピング

メニュー名 値段
チャーシュー5枚 200円
温泉玉子 100円
細切りネギ 110円
メンマ 120円
半ライス 110円
ライス 170円
大盛りライス 230円

※価格は税込み

 

日高屋の中華そばが人気の4つの理由

① 値段

 

外食でラーメンを食べようと思うと大体700円~800円くらいはかかると思います。そんな中、日高屋のラーメンは390円というとてもお手頃な価格です。

日高屋の中華そばの値段は以前は490円でした。

そこから390円したことによりお客さんが一気に増えたと言います。

 

この値下げによってお客さんが増えたのには理由があります。

値段が490円だった時は、お客さんは日高屋に行くかどうかは他のラーメン屋と比較して判断していたと思います。

ただ値段を下げたことにより、ライバルがラーメン屋さんではなくファーストフードや牛丼チェーンになったと言います。

 

 

サラリーマンの方は、仕事が終わって家に帰ってからいちいち食事を作るのが面倒臭いので「外食で済ませてしまいたい」と考える方が多いと思います。

そういう場合は、味もそこまで重視していない事が多いので「安くお腹を満たしたい」と思うのではないでしょうか。

そんな時に、350円程度という低価格でお腹を満たしてくれる牛丼屋や、同程度の価格でお腹を満たせるファーストフードは重宝するのです。

ラーメンの価格を390円に下げたことによって「値段もそんなに変わらないし、牛丼ではなくラーメンにしよう」という選択肢が生まれ、今まで牛丼屋やハンバーガー屋に通っていた人たちが日高屋にも来るようになったのです。

確かに「安く外食を済ませたいな~」と考える時は大抵、日高屋は頭の中の選択肢に入ります。

学生時代は私も幾度となくお世話になりました。

 

ちなみにこれ程安い価格で提供できるのは「儲けは少なくても多く売れば必ず儲けが出る」という薄利多売の精神からです。

日高屋は安くてお得感があれば店にまたお客さんは来てくれると考えているのです。

そしてそれは見事成果につながっています。

 

② 美味しすぎない

 

ラーメン屋のラーメンと言えば、店主の方は「自分の店が一番美味しい」という心意気で提供している店が多い印象があります。

しかし、日高屋の創業者の神田さんは「日高屋のラーメンは食べた人の6割が美味しいと言ってくれる味」だと考えているそうです。要は「あえて美味しすぎないようにしている」のです。

 

前述したように日高屋のライバルはラーメン屋さんではなく、ファーストフードや牛丼チェーンです。

そういうお店は「特別な日に食べる豪華な食事」というよりは「家で自炊するの面倒くさいし、外食で済ませるか」などの日常的なシーンで利用されることが多いと思います。

ですので、お客さんはすごく美味しい味よりも「飽きの来ない、毎日来店できるような味わい」を求めていると言えるでしょう。

 

日高屋が意図的に味にこだわりを持ちすぎない理由は「美味しすぎるとどうしても癖が強くなり、たまに食べればいい味」になってしまう、という考えからです。

そうなると「毎日来てもらう」という日高屋の意図に沿わなくなってしまうのです。

確かに、日高屋のラーメンを”美味しい店”として紹介する人は見かけませんが、よくよく聞いてみると「日高屋のラーメンを頻繁に食べている」と答える人は多い印象です。

日高屋の中華そばは、日々の生活の一部として存在しているのです。

美味しすぎないところが日高屋のラーメンの人気の秘密なのです。

 

 

③ 手間をかけている

 

こだわりを感じさせすぎず「6割の人が美味しい」と思い、「毎日繰り返し食べに来てもらう味を作る」というのは難しいことです。

ましてや、『麺づくり』というのは季節や天候の影響を受けやすいため「全く同じ味」を提供するのは困難なことです。

日高屋では季節の変わり目や急激な湿度の変化には細心の注意を払い事前に天気予報の確認を行うそうです。そして、出来上がった麺を実際に食べて品質を確認するという手間をかけているのです。

それにより、日高屋の中華そばの安定した味を提供することが可能になっているのです。

 

④ お酒の締めにぴったり

 

日高屋の「中華そば」はなぜかたまに食べたくなる味なのです。特に食べたくなるのが、友人と飲んで21時くらいの早めに解散した時。

 

 

お酒の後に「ラーメンで締めたい」という思いもありますが、日高屋の店内の明るい雰囲気が、友人と語り合って別れた後に少し感じる寂しさを、埋めてくれる感じがするのです。

 

 

ラーメンはお酒の後の締めにはぴったりの味です。

かつおが効いたスープに、細くて柔らかい麺。これと言って味に強い個性がある訳ではありません。それが良いのです。

気兼ねなく食べれるラーメンで価格も量も味もちょうどよい。

 

 

3枚ついてくるチャーシューが良いです。390円のラーメンにこの3枚ついてるチャーシューがとてもお得感を感じさせてくれます。少し奮発して味玉(+100円)をつけるのもよいでしょう。

 

 

日高屋の中華そばは、日常感のある味わいです。逆にラーメン屋では食べれない味だと思います。お酒の締めに、ふらっと日高屋に寄って食べてみてはいかがでしょうか。

 

次のページでは日高屋人気NO2のメニュー「野菜たっぷりタンメン」の魅力をお伝えします。

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日高屋の定番メニューの魅力② 【野菜たっぷりタンメン】

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この章(第1章)では4ページにわたって日高屋の定番メニューの魅力についてお伝えしております。

このページでは「野菜たっぷりタンメン」の魅力についてお伝えします。

「野菜たっぷりタンメン」は前のページでご紹介した「中華そば」に次ぐ日高屋で人気NO2のメニューだと言われております。

なぜ数ある日高屋のメニューの中から支持を獲得しているのでしょうか。人気の3つの理由を知ることで、魅力を知っていただければと思います。

 

基本情報【値段・カロリー】

メニュー名 値段(税込み) kcal
野菜たっぷりタンメン 520円 820kcal
(麺大盛り) 570円 1008kcal
(麺少なめ) 490円 非公開
野菜たっぷりタンメン餃子セット 730円 非公開

 

「野菜たっぷりタンメン」が人気の3つの理由

① 健康志向で女性の支持獲得

 

「野菜たっぷりタンメン」は『健康志向』という時代のニーズを反映したメニューです。そのため、女性のお客さんからの支持が高いメニューとなっております。

野菜の総量は350gと麺の2倍もあります。

これは、厚生労働省が推奨する一日の野菜摂取量(350g)をちょうど満たすことができる量なのです。また、スープも塩味で現代人が不足がちと言われるミネラルも補うことができます。

 

ちなみに、有名コーヒーチェーンであるタリーズコーヒーの「サラダピッツァ」というメニューも「野菜がカジュアルに摂取できる」ということで女性からの支持を獲得しております。手軽に野菜が摂取できるメニューというのは、外食チェーンのメニューを理解する上でちょっとしたキーワードになってきます。

▼提携サイト(サラダピッツァの詳しい解説)

 

② 作り方へのこだわり

 

「野菜たっぷりタンメン」は健康を意識したメニューですが、味のクオリティはないがしろにしておりません。味へのこだわりは作り方を知れば理解できるかと思います。

野菜たっぷりタンメンに使用される野菜は「一度鍋で炒めている」のです。

日高屋の他のラーメンメニューは茹でた野菜をトッピングしています。つまり野菜たっぷりタンメンは、他のラーメンに比べてより手間をかけて作られているのです。

実際に食べてみると茹でている野菜とは違う”シャキッと感”があります。

また、家庭用のガスでは再現することのできない急激な加熱によって野菜は炒められています。調理時間は約2分です。

そのため熱々の野菜を楽しむことができます。

 

③ 食べてわかる魅力

 

日高屋の野菜たっぷりタンメンは食べれば伝わってくる魅力があります。

 

 

塩味の効いたスープ。もっちりとした麺。ザクザクと歯ごたえのある野菜。

家では再現が難しいクオリティではあるものの「日常感を感じさせる味」です。緊張感を与えず、日高屋に求めている親しみやすい味わいが過不足なく提供されているようです。

 

 

最近はラーメンも進化しており、逆にこういう”日常感あるラーメン”を食べられる場所は少なくなっているように感じます。

520円というリーズナブルな価格であり、さらに量もたっぷりあるので満足感が高いメニューです。本格的なラーメン屋とは競合しない味。

 

 

私はバカみたいにたくさんこしょうをかけてラーメンを食べたくなる時があります。

個人店のラーメン屋さんだと「店主さんに悪いかも・・・」とどこか罪悪感があって、あまり大胆にこしょうをかけることは滅多にありません。ただ、日高屋のラーメンは、店主の方の目を気にすることなく、気兼ねなく、こしょうを大量にかけることができます。

肩の力を抜いて、食事を自由に楽しみやすいのが日高屋の魅力。

こしょうがたっぷりのスープをすすって、ひりついた喉にハイボールを浴びせるのは贅沢の極みです。

 

 

日高屋の「野菜たっぷりタンメン」は野菜がたっぷり入って、『食べた感』があります。

アルコールと一緒に注文すれば一日の疲れを癒やしくれることでしょう。

 

次のページでは日高屋の「餃子」の魅力についてお伝えします。6個で230円とお手頃価格であり、ついでに食べることも多いメニューだと思いますので、是非魅力を知ってから食べていただきたいと思っております。

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