プロが教えるマカオのおすすめグルメとお店

Webon紹介目次著者

マカオはカジノ・世界遺産のイメージが強くありますがそれ以外にも魅力はたくさんあります。本当のマカオを知る事ができる観光ツアーを体験してみません?マカオ在住10年、旅行のプロ・ツアーガイドをしている著者がお届けします!

読むマカオ観光ツアー ~在住10年、旅行のプロが伝えるマカオ~(全10ページ)はこちらから!

著者:越宮椿

マカオ在住10年のツアーガイドです。現地で知り合ったマカオ市民と国際結婚し、1児の子育てをしながらゆるく働いています。ギラギラしているようで実はのどかな、安全で清潔な観光都市マカオの魅力を、旅行のプロがごく個人的な視点からご紹介します。もしお気に召しましたら、ぜひ実際にマカオへ遊びに来てください。

お問い合わせはこちらから

 

『読むマカオ観光ツアー』目次へ  (全10ページ)

 

著者プロフィール

マカオ在住10年のツアーガイド。

現地で知り合ったマカオ市民と国際結婚し、1児の子育てをしながらゆるく働いています。ギラギラしているようで実はのどかな、安全で清潔な観光都市マカオの魅力を、旅行のプロがごく個人的な視点からご紹介します。もしお気に召しましたら、ぜひ実際にマカオへ遊びに来てください。

 

マカオは2017年にユネスコの「食文化創造都市」に登録されました。

 

食文化創造都市

2004年からユネスコが採用しているプロジェクト。食文化以外には文学・映画・音楽・工芸・デザイン・メディアアートの部門がある。日本では山形県鶴岡市が食文化創造都市に認定されている。

 

マカオには外せない美食がたくさんあります。食べ歩きやおやつにぴったりな軽食からマカオ名物のポルトガル料理、広東料理の飲茶まで、必食のおすすめグルメを紹介します。

 

1 必食!エッグタルト食べ比べ

ポルトガル風 広東風
葡撻/蛋撻 広東語 蛋撻
パイ生地 生地 タルト
プリンのよう クリーム 固め
ロード・ストウズ・ベーカリー おすすめ店 南屏雅叙(ナンペン・カフェ)
見た目

 

マカオのスイーツと言えば、エッグタルトです。

マカオではポルトガル風と広東風の2種類が楽しめますので、食べ比べてみるのもおすすめです。

ポルトガル風エッグタルト(葡撻:ぽうたっ、蛋撻:だんたっ)は、サクサクのパイ生地に焼きプリンのような焼き色のついたクリームが詰まっているのが特徴です。

 

▼ポルトガル風エッグタルト

 

甘さ控えめでクリーミーなカスタードが、ぷるぷるして絶品です。専門店にはシナモンが置いてあるので、お好みで少しかけるといい香りでさらにおいしさが引き立ちます。

ポルトガル風のエッグタルトには、コーヒーを合わせるのがおすすめです。エスプレッソマシンを持つお店も多く、おいしいヨーロッパ式のコーヒーが飲めます。

広東風エッグタルト(蛋撻:だんたっ)は、タルト生地に焼き色のついていない少し固めのクリームがつまっています。

 

▼広東風エッグタルト

 

ほろりと口の中で崩れるタルト生地がおいしく、卵の旨みが濃厚です。

広東風エッグタルトに合わせるドリンクは、マカオ名物「鴛鴦茶(いんよんちゃ)」がおすすめです。

 

▼鴛鴦茶

By OhanaUnitedTalk page投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link

 

マカオのレトロな喫茶店「茶餐廳(ちゃーちゃんてん)」の定番メニューで、コーヒーと紅茶を足して、エバミルクを加えたドリンクです。

 

▼茶餐廳の一つ

by Peggy (Pei-Yi) Chen Some rights reserved

エバミルク

牛乳を濃縮して作った加工製品。無糖練乳とも言われる。

 

香港マカオ特有の、ひときわ濃い紅茶の味と香りはコーヒーに引けを取らず、無糖練乳(エバミルク)がコーヒーと紅茶の風味を包み込んでうまくまとまっている、癖になる味です。

 

【著者に聞きました!】どちらの方が好き?

Q.(Webon編集部) ポルトガル風と広東風のエッグタルト、どちらの方が越宮氏はお好きでしょうか?

A.(越宮氏) どちらもおいしいですが、私のおすすめはポルトガル風です!また、食べるならポルトガル風のおすすめ店は「ロード・ストウズ・ベーカリー」、広東風のおすすめ店は「南屏雅叙(ナンペン・カフェ)」です。

 

2 大航海時代の味「ポルトガル料理・マカオ料理」

 

マカオに来たらぜひ食べてほしいのがポルトガル料理です。

日本ではあまり食べられないレアな料理であることも魅力の1つです。スペイン料理やイタリア料理に似ており、シーフードを多く用いることから、日本人の口によく合います。

 

バカリャウ(干しタラ)を使ったメニューは、ポルトガル料理の定番です。保存のきくタラの塩漬けは、大航海時代の船旅にも重宝されました。

「バカリャウのコロッケ(馬加休球:まかやうかう、Bacalhau ball:バカリャウボール)」は、タラのすり身をコロッケに混ぜて揚げた一口大のスナックです。

 

▼バカリャウのコロッケ

 

塩気のバランスが絶妙で、ついつい何個でも食べたくなる味です。

前菜やおつまみによく食べられます。ビールによく合うので、ポルトガルビールやマカオビールに合わせるのがおすすめです。

 

▼ポルトガルビールの例(Super Bock)

by Maéva Pensivy Some rights reserved

▼マカオビールの例(Macau Beer)

by mroach Some rights reserved

 

バカリャウのコロッケはどこでもハズレがありません!あえてポルトガル料理店をおすすめするなら「リトラル」です。

 

ポルトガル料理に中国料理のエッセンスを加えたものをマカオ料理と呼びます。

マカオ料理には独自の「ポルトガルソース(葡汁:ぽうじゃっぷ)」という、甘口のココナッツカレーソースがあります。

 

▼ポルトガルソース

 

ポルトガルから東南アジアを経て、マカオへたどり着く船旅の中で手に入れた香辛料を使った、エキゾチックな味わいです。スーパーでもレトルトのポルトガルソースが買えるので、自宅で簡単にマカオの味が再現できますよ。

 

3 大満足間違いなし!定番の飲茶

 

マカオは広東料理の本場です。広東料理は中国四大料理の1つで、中でもおすすめしたいのが飲茶(ヤムチャ)です。

多くの中華料理店で、昼に出来立ての点心を提供しています。夜は点心を出さないお店が多いので、注意しましょう。

 

▼飲茶

 

飲茶に欠かせないのが中国茶です。定番の烏龍茶は「鉄観音(てっくんやむ)」が人気です。

そのほか華やかな花の香りが人気の「ジャスミンティー(香片:ひょんぴん)」や、脂を流す「プーアル茶(普洱:ぽうれい)」も有名です。

花茶には「菊花茶(ごくふぁーちゃ)」という菊の花のお茶があり、中国風カモミールティーのような香り高い飲み口でおすすめです。

お茶は飲み放題です。急須のお湯がなくなったらふたをずらしておけば、気づいた店員さんがお湯を足してくれます。忙しくてなかなか気づいてもらえない場合は、遠慮なく頼みましょう。

私は中国茶の中では菊花茶が好きです。カモミールティーのような華やかな香りと、ノンカフェインのところが気に入っています。花そのものがたくさん急須に入っているところもかわいいです。

 

▼菊花茶

 

◾️ぷりぷりのエビ蒸しギョーザ

点心のおすすめは、蒸しエビギョーザ(蝦餃:はーがう)です。透き通った弾力のある皮に、ぷりぷりのエビがたっぷり詰まっていて絶品です。

 

▼蒸しエビギョーザ

By sfllaw of Flickrhttps://www.flickr.com/photo_zoom.gne?id=245032119&size=lCC BY-SA 2.0链接

 

◾️蒸したて熱々のシュウマイ

本場のシュウマイ(焼賣:しうまい)をぜひ食べてみてください。

エビやイカなどの魚介が入った弾力のあるシュウマイが多いです。海鮮の旨みたっぷりでおいしいですよ。

 

▼シュウマイ

by Person Lin Some rights reserved

 

チャーシューまん(叉焼包:ちゃーしうばお)は、甘いチャーシューがゴロゴロとたっぷり入った中華まんです。地元の人からも高い人気を得ています。

 

▼叉焼包

By Kent WangKent Wang, CC 表示-継承 2.0, Link

 

飲茶を食べるならスターワールドホテルとギャラクシーリゾート内にある「丹桂軒(ローレル)」がおすすめです。

 

マカオは美食の宝庫です。今回ご紹介した以外にも、おいしいものがまだまだたくさんあります。

食事のおいしさはマカオの楽しみの1つです。旅の思い出とともに五感で味わい、新しいけれどどこか懐かしいマカオだけの美食に舌鼓を打ちましょう。

次のページではローカルでディープなマカオを知りたい方におすすめする観光モデルコースをご紹介します。

『読むマカオ観光ツアー』目次へ  (全10ページ)



スポンサーリンク

目次著者

著者:越宮椿

マカオ在住10年のツアーガイドです。現地で知り合ったマカオ市民と国際結婚し、1児の子育てをしながらゆるく働いています。ギラギラしているようで実はのどかな、安全で清潔な観光都市マカオの魅力を、旅行のプロがごく個人的な視点からご紹介します。もしお気に召しましたら、ぜひ実際にマカオへ遊びに来てください。

お問い合わせはこちらから

スノーボード観戦・鑑賞の魅力

Webon紹介目次著者
スノーボードは滑るだけじゃない!大会や動画などの観るスノーボードだってとても面白いのです!大会・種目・おすすめスノーボードビデオの解説から、知っておくべきスノーボーダーの紹介まで!

スノーボード『大会観戦』『動画鑑賞』入門はこちらから!

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

スノーボード観戦・鑑賞の魅力

 

スノーボードで滑るのはもちろん楽しいですが、スノーボードの大会やビデオなどを「観戦・観賞する」というのも実はとても楽しいのです。

野球・サッカー・フィギュアスケートなどのスポーツ観戦と同様に、スノーボードをしない人でもスノーボード観戦(観賞)はとてもエキサイティングで魅力たっぷりです。

このWebonではそんなスノーボード観戦・観賞の魅力について書かせていただきます。

 

知られざるスノーボードビデオの世界

 

「スノーボードビデオ」「スノーボードの映像作品」を観たことがありますでしょうか?

「スノーボードの大会」は世界的に有名なオリンピックという大会で観る事ができ、観たことがある方も多いと思いますのでここでは少しだけ「スノーボードの動画鑑賞の魅力」についてお話させていただきます。

多くの方は「スノーボードの映像作品」をこれまで観たことが無く、どのようなものを指すのかイメージが付きにくいかもしれません。ウインタースポーツショップなどでたまに海外のスノーボードビデオが流されているので、見かけたことがある方はなんとなくはわかるかもしれません。

 

▼スノーボードビデオの例

 

しかし、多くのスノーボードビデオが制作されている海外でも、そうではない日本でも「スノーボードビデオに対する認識」というのはあまり変わりありません。

どこの国でもスノーボードはそこまでメジャーなスポーツではなく、スノーボードが好きな人以外には馴染みがありません

「スノーボード好きの人からは需要がある」程度、といった感じです。

 

そんなマイナーなスノーボードのビデオですが実はとっても面白く、他のスポーツビデオには無い誰でも楽しめるスノーボードビデオならではの魅力というものがあります。

その魅力とはズバリ「自然の美しさや恐ろしさも感じることができる」というものです。

スノーボードの映像作品の中では、普通なら誰も訪れる事のない雪山(それも急斜面)をスノーボーダーが一人で滑走していく様子が映されます。

その様子は自然を感じる事ができ、他のスポーツ映像作品ではなかなか見られない光景です。

また、スノーボードビデオは「面白い」「ふざけている」「笑える」などエンターテイメント要素がある事があるのも特徴だと思います。

詳しくは当Webonの第2章で紹介しますがそんな「大自然」と「エンターテインメント性」を兼ね備えたスポーツ映像作品は他には無いのではないでしょうか。

 

 

もちろんスノーボードのプレイでも格好いい映像やすごい映像には、単純に「こんなこと俺ならできない」と興奮させられながら私は観ています。

また、スノーボードを滑るのが私は格好いいトリック(技)や滑りなどがあれば真似したくなり、イメージトレーニングに使ったりします。

様々な角度から、是非自分だけの楽しみ方を見つけていただければと思います。

 

知ればもっと面白い!

 

単純に私はスノーボードのビデオや大会を見るのが好きです。ビデオに出ていたかっこいいプロスノーボーダーに憧れてスノーボードにハマっていったと言っても過言ではありません。

スノーボードはオリンピック種目になったこともあって(1998年より)、最近目に入れる機会は多くなりましたが、まだスノーボード観戦・鑑賞の面白さは知らない人も多いと思います。

そんな「まだスノーボード観戦・観賞の面白さを知らない方」に是非スノーボードを「観る」ことの楽しさを知って欲しいです。

 

スノーボードの格好良さや面白さが伝わり、さらにスノーボードが好きになってもらえればと思います。

スノーボードを観戦・観賞すれば、これまで知らなかった滑り方や、技などに新たに触れることができるはずです。

これまで気づかなかったスノーボードの魅力を知ってもらい「自分もあんな滑りをしてみたい」と感じていただければ幸いです。

 

まずはスノーボードにはどんな種目があるのかを紹介していきます。知ればもっとスノーボード観戦が楽しくなるはずです!

 

 

 

目次著者

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

超凄い!スノーボード動画集!おすすめスノーボードビデオスター13選

Webon紹介目次著者
スノーボードは滑るだけじゃない!大会や動画などの観るスノーボードだってとても面白いのです!大会・種目・おすすめスノーボードビデオの解説から、知っておくべきスノーボーダーの紹介まで!

スノーボード『大会観戦』『動画鑑賞』入門はこちらから!

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

第1章では大会をメインにして活躍する代表的なプロスノーボーダーを紹介しました。

このページでは、映像撮影・ビデオ製作の方で活躍するプロスノーボーダー達を紹介していきます。  

オリンピックなどの注目される舞台に立つことがないので、スノーボードを知らない人からしたら聞いたこともないライダー達だと思いますが、その実力はオリンピック選手にも決して負けないすごいスノーボーダー達です。

ビデオで活躍するライダーはアスリートとしてだけでなく、滑りの格好良さも求める表現者としての一面もあり非常に個性的な人達が集まっています。  

今回は、そんなビデオスター達の中でも最低限知っておきたい代表的なライダーを紹介します。

「現在世界クラスで活躍するトップライダー」から「レジェンドと言われる伝説のライダー」まで。 スノーボード好きを名乗るなら絶対知っておきいた方がライダー達です。  

※各選手Twitter・Instagram・Youtubeなどで滑りを観る事ができます。是非興味のあるプレイヤーをフォローしてみてください!

 

1 JP・ウォーカー(JP Walker)

 
 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

JP Walkerさん(@therealjp)がシェアした投稿

出身国 アメリカ
生年月日 1976年10月16日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

JP・ウォーカー氏は現在40歳と超ベテランですが、今でも現役として第一線で活躍するライダーです。

10代の頃からずっと第一線で活躍し、数多くのすごい映像を残してきたレジェンド中のレジェンドです。  

世界で初めてダブルコークをメイクした人物でもあり、多大な功績を残しています。

 

ダブルコーク

ダブルコークは回転軸をずらしながら、空中で縦に2回転、横に3回転するジャンプ技。JP・ウォーカー氏は今まで「不可能」と言われていた技を初めて成功させた、という事。

 

ダブルコークを生み出した人ですが、実はジャンプよりもジブ(レールやBOX)が得意で、ストリートでの映像撮影をメインに活動しています。

 

▼レール

photo by Велислав

▼BOX

photo by James Streater

 

2 トラビス・ライス(Travis Rice)

photo by NuitNoire CC BY-SA 3.0

出身国 アメリカ
生年月日 1982年10月9日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

「現役でNo.1スノーボーダーは誰だ?」という話題になると、このトラビス・ライスの名前が真っ先に上がるでしょう。

圧倒的な身体能力の高さと技術、度胸で、世界のトップライダーたちも驚くような映像を毎年残し続けているスーパースターです。

主に、ビッグマウンテン(標高の高い山)でのフリーライド(ジャンプやトリック・ターンなどをする滑り)や、バックカントリー(整備されたゲレンデではない場所)での自然の地形を活かしたジャンプなどをメインに撮影していて、その度肝を抜く大きなジャンプは圧巻です。  

 

3 ジョン・ジャクソン(John Jackson)

 
 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

John Jacksonさん(@johnjamun)がシェアした投稿

出身国 アメリカ
生年月日 1983年10月13日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

ジョン・ジャクソン氏も先述したトラビス・ライス氏と同じく、ビッグマウンテンでのフリーライドや、バックカントリーでのジャンプなどをメインに撮影しているライダーです。

昔から大会には全く出なかったので、スノーボードビデオに興味がなければ知らない方も多いでしょう。

しかし、ビデオの世界では「年間最優秀ライダー」という称号を獲得したことがある超ビッグネームで、毎年すごい映像を見せてくれます。 フルオーリーからの高くて格好いいジャンプが魅力で、個人的に一番好きなライダーです。

 

フルオーリー

スノーボードはジャンプすることを「オーリー」と言う。思いっきり踏み切ってジャンプすることを「フルオーリー」と言う。

 

4 トースタイン・ホーグモ(Torstein Horgmo)

 
 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Torsteinさん(@torsteinhorgmo)がシェアした投稿

出身国 ノルウェー
生年月日 1987年1月18日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

トースタイン・ホーグモは、今最も勢いのあるビデオスターです。華のある滑りが特徴的で、非常に高い人気があります。

トリプルコーク(簡単に言えば軸の回転が3回の回転)を世界で初めてメイクしたライダーでもあり、高難易度のトリックを格好良く魅せることができる数少ないライダーです。  

 

5 セージ・コツェンバーグ(Sage Kotsenburg)

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Sage Kotsenburgさん(@sagekotsenburg)がシェアした投稿

出身国 アメリカ
生年月日 1993年7月27日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

2014年のソチ・オリンピックのスロープスタイル金メダリストで、知っている人も多いのではないでしょうか。

ソチ・オリンピック後は殆ど大会には出なくなり、ビデオ製作の方をメインに活躍しています。

現在はストリートをメインに撮影をしていて、時に警察に怒られたりしながら撮影をしています。  

 

6 ジェレミー・ジョーンズ(フリーライド)(Jeremy Jones)

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Jeremy Jonesさん(@jeremyjones)がシェアした投稿

出身国 アメリカ
生年月日 1975年1月14日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

ジェレミー・ジョーンズは、フリーライドをメインに活躍しているライダーです。

殆ど垂直にも近いような急斜面や、崖を滑ったりなどエクストリームな迫力ある滑り(危険な場所を滑ったり、猛スピードで滑ったりなど「過激でスリルある滑り」)をします。

 

ターン技術の高さは世界一とも言われていて、オリンピック選手とはまた一味違う別次元の技術の滑りを観ることができます。  

 

7 ジェレミー・ジョーンズ(ストリート)(Jeremy Jones)

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Jeremy Jonesさん(@jeremy___jones)がシェアした投稿

出身国 アメリカ
生年月日 1976年1月2日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

先ほど紹介したジェレミー・ジョーンズ氏と同姓同名ですが、全く違うライダーです。   ジェレミー・ジョーンズ氏は、最初に紹介したJP・ウォーカー氏の相棒として一緒に活躍してきたライダーです。

JP・ウォーカー氏と同じくストリートでの撮影をメインに活動し、今も活躍中のレジェンドです。

格好いい滑りをすることにこだわり、撮影のシチュエーションに合わせて服装まで変えるのは有名な話です。そのスタイルある(個性のある)滑りは一度観ると虜になります。

 

8 國母和宏(こくぼ かずひろ)

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Kazuhiro Kokuboさん(@kazukokubo)がシェアした投稿

出身国 日本
生年月日 1988年8月16日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

2010年のバンクーバーオリンピックの腰パン騒動で有名になったので知っている方も多いでしょう。

オリンピックではあまり活躍できませんでしたが、その後日本人で初めてとなるX-GAMES(世界的なスノーボードの大会)でゴールドメダルを獲得するなど大活躍し、現在は映像撮影をメインに活動しています。

映像撮影の方でも大活躍で、今では世界でも十本の指に数えられる程のビッグネームとなりました。

2018年には自身の名前を冠したビデオ「KAMIKAZU」が製作され、さらに活躍の場を広げています。  

 

【レターパックライト配送】スノーボードDVD【KAMIKAZU PROJECT】カミカズプロジェクト 追加入荷分

 

9 中井孝治

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

takaharunakaiさん(@takaharunakai)がシェアした投稿

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

takaharunakaiさん(@takaharunakai)がシェアした投稿

出身国 日本
生年月日 1984年3月10日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

2018年の平昌オリンピックで解説をしていた方です。 今も現役で、世界レベルで活躍するライダーの一人です。

自身も2006年のトリノオリンピック・ハーフパイプで5位入賞経験もある実力者で、ハーフパイプで磨いた高いジャンプ技術とオリジナリティある滑りで国内外から高い人気を集めています。  

 

▼ハーフパイプのコース

photo by sookie 

 

10 スコット・スティーブンス

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

💤scottstevens💤さん(@sleepystevens)がシェアした投稿

出身国 アメリカ
生年月日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

ワンフットトリック(片足での技:上記youtube動画に出てきます。1:17辺り)などをはじめとした、見たことも想像したこともないような斬新なトリックなど、非常に印象的な滑りをするライダーです。

彼のビデオパートを一度観るとスノーボードの常識が壊されるほどのインパクトがあります。

しかも、どんな滑りも非常に格好良い上にテクニカルで「板を使うテクニックなら世界一なのではないか」と言われ、全く違うジャンルの世界一がここにはあります。  

 

11 テリエ・ハーコンセン(Terje Haakonsen)

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Terje Haakonsenさん(@chocorompe)がシェアした投稿

出身国 ノルウェー
生年月日 1974年10月11日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

「スノーボードの神様」と称されるレジェンドです。

現在は半分引退した状態で、プロスノーボーダーとしての活動はほぼしていませんが今でも強い影響力を持っています。

1998年長野オリンピック・ハーフパイプの金メダル候補でしたが、オリンピック協会とのいざこざでオリンピックをボイコットし、そのせいで他の有力選手もオリンピックに出ないという事態にまで発展した絶大な影響力を持っている人物です。

ハーフパイプ以外にもビッグマウンテンなどで数多くの映像を残しています。 一応今でもBURTON(世界的スノーボード道具メーカー)の所属ライダーとなっています。  

 

12 ジェイミー・リン(Jamie Lynn)

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Hobo Jimさん(@jamiemlynn)がシェアした投稿

出身国 アメリカ
生年月日 1973年9月26日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

ジェイミー・リンも、現在はプロスノーボーダーとしては殆ど引退している「レジェンドライダー」の一人です。

一つ前でご紹介したテリエ・ハーコンセンと同じ時期に活動していました。

当時から大会などの表舞台には出ずに映像撮影を行い「スノーボードビデオスター」のパイオニア的な存在として今でも多大な影響力を持っています。

トゥイークなど特徴的なグラブトリックを生み出し、スノーボード界に「スタイル」という概念を生み出した人でもあります。

スタイル・・・ここでは「個性を出した滑りやカッコつけた滑り」のこと

 

▼トゥイーク

 

今でもLib Technology社からシグネチャーモデル(著名人が監修や作成に正式に関わったモデル)が販売されています。  

 

▼ジェイミー・リンのシグネチャーモデル

18-19 LIB TECH/リブテック JAMIE LYNN POENIX TITTY FISH パウダー メンズ 板 スノーボード 予約商品 2019

 

13 ピーター・ライン(Peter Line)

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Peter Lineさん(@peetard)がシェアした投稿

出身国 アメリカ
生年月日 1974年8月3日
チャンネル Youtube/Vimeo
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

こちらもレジェンドライダーとして是非知っておいてほしいライダーです。

「歴代最高のジャンパー」としてまず最初に名前が上がるライダーで、バックサイドロデオやミスティフリップなどの生みの親でもあります。

▼バックサイドロデオ

 

現在はウェアメーカー「DAKINE」のデザイナーを務めています。  

▼DAKINEのウェア

DAKINE/ダカイン メンズ スノーボードウェア ジャケット AI232-753 スノーウェア スノボウェア スノボーウェア スノボウエア スノージャケット 上 スキーウェア スキージャケット 男性用

 

以上、最低限知っておくとスノーボードの映像作品を楽しめる「スノーボードビデオスター」でした!是非興味のある方はこれらのスターたちが出演している作品を観ていただければと思います!

 

スノーボード『大会観戦』『動画鑑賞』入門は以上になります。知られざるスノーボードの映像の世界を堪能していただければと思います。スノーボードに興味がある方は滑って、観て、スノーボードにハマってください!

 

 

   

 

目次著者
著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

おすすめスノーボードビデオ10選 【上級編】

Webon紹介目次著者
スノーボードは滑るだけじゃない!大会や動画などの観るスノーボードだってとても面白いのです!大会・種目・おすすめスノーボードビデオの解説から、知っておくべきスノーボーダーの紹介まで!

スノーボード『大会観戦』『動画鑑賞』入門はこちらから!

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

最近の傾向では「大会に出て名前を上げ、有名になったらビデオの世界に転向する」というライダーが増えています。

それほどスノーボードビデオは魅力ある世界ですので、観たことがない人は是非一度ご覧になってほしいです。

毎年たくさんのビデオが発売されていますが、このページでは【上級編】と題して筆者がおすすめするの凄腕スノーボードスターたちの名作ビデオを紹介したいと思います。

 

6 Red bull「The Art of Flight(ジ・アート・オブ・フライト)」

 

公開年 2011年
アメリカ・オーストラリア
主な人物 トラビス・ライス

 

「The Art of Flight(ジ・アート・オブ・フライト)」は、世界一のスノーボーダーの一人と言われるトラビス・ライス氏が中心となって撮影・製作された2011年のスノーボードビデオです。




製作を行ったのは、エナジードリンクメーカーで、エクストリームスポーツのサポートを行うRedBullのメディアプロダクションが行いました。

 

エクストリームスポーツ

エクストリーム(extreme)は「過激な」という意味で、危険度が高くて興奮するようなスリルが魅力のスポーツをエクストリームスポーツと呼ぶ。

スノーボードの他にはスケートボードやBMX、パラグライダーやラフティングなどで行われている競技も含まれる。

 

世界トップレベルの豪華ライダー達が多数出演している非常に見応えあるビデオです。

普通のスキー場を滑っている映像は殆どなく、ビッグマウンテン(大きな山)でのフリーライドや、バックカントリー(ゲレンデのように整備された場所ではない雪面)でのビッグジャンプが中心で、地球規模で滑るスケールの大きさに圧倒されること間違いなしです。

 

ビッグマウンテン
「大きな山」という意味だがスノーボードビデオにおいては木も生えていないような標高の高い山で、ヘリやスノーモービル(雪上を走る車のようなマシン)でしか行けないような場所を指すことが一般的。

 

DVDやBlu-rayの他にiTunesStoreなどでオンライン配信もされています。

 

7 MackDawg Productions「Double Decade(ダブル ディケード)」

 

公開年 2008年
主な人物 JP ウォーカー他



「Double Decade(ダブル ディケード)」は2008年に製作されたビデオで、

・パーク(ジャンプ台などの障害物のあるゲレンデ)でのジャンプトリック(ジャンプ技)

・ストリートでの過激なジブトリック(BOXやレールなどの技※下図参照)

・バックカントリーでのスケールの大きいジャンプ

などのスノーボードの魅力を余すことなく収めたビデオです。


▼レール


photo by Велислав

▼BOX

photo by James Streater



長年スノーボードビデオ業界を牽引してきたMack Dawg Productions(マックダウ プロダクション)というフィルムメーカーが製作し、そこに世界トップレベルのライダー達が出演する事で完成しました。

Mack Dawg Productionsは、この「Double Decade」の発売を最後にその長い歴史に幕を下ろすことになりました。

最後の作品に相応しく非常に完成度が高くて見応えがあります。

妥協なくすごい滑りをしている映像ばかりが使われ、音楽と映像も完璧に冒頭から最後まで完璧にマッチしています。

オープニングからエンディングまで飽きることなく見ることができます。

 

今見ても非常に格好良く、今でも語り継がれる名作中の名作ですので、是非見てください。

 

 

▼JPウォーカー氏のパート

 

8 「KAMIKAZU(カミカズ)」

公開年 2018年
主な人物 國母和宏

 

バンクーバーオリンピックで注目を集めた國母和宏選手は、今は映像撮影をメインに活動し、世界トップレベルのビッグネームとなりました。

 

國母和宏選手(1988-)
2010年バンクーバーオリンピックで8位入賞の他、数々の世界大会で優勝や入賞をしたスノーボーダー。オリンピックで選手衣装を腰パンし賛否両論を巻き起こした。

 

「KAMIKAZU(カミカズ)」はそんな國母和宏の名前を冠したシグネチャービデオ(正式に著名人のお墨付きや監修を受けたビデオ)として2018年に発売されたビデオです。

國母和宏によって選びぬかれた、実力とスタイル(個性)が共存する世界のトップライダー達が出演しています。

Gigi Rüf(ギギ・ラフ)選手やJakeBlauvelt(ジェイク・ブラウベルト)選手などのビッグネームも名前を連ね、オリンピックで活躍した平野歩夢選手(平昌五輪銀メダリスト:第1章で紹介!このページは第2章)も少し出演しています。

 

Gigi Rüf(ギギ・ラフ)選手(1981-)
オーストリア出身のスノーボーダー。数多くのスノーボードビデオに出演。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

GiGi RüFさん(@gigiruef)がシェアした投稿


▼ギギ・ラフ選手の滑り

JakeBlauvelt(ジェイク・ブラウベルト)(1986-)
アメリカ出身のフリースタイルスノーボーダー。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Jake Blauveltさん(@jake_blauvelt)がシェアした投稿


バックカントリーやビッグマウンテンを中心撮影された迫力ある映像は見逃せません!

 

VimeoやiTunes Storeなどオンラインで配信されています。

Kamikazu: A TransWorld SNOWboarding Production from The Orchard on Vimeo.

 

【レターパックライト配送】スノーボードDVD【KAMIKAZU PROJECT】カミカズプロジェクト 追加入荷分

 

9 SHRED BOTS「SHREDTOPIA(シュレッドトピア)」

公開年 2015年
主な人物 トースタイン・ホーグモ他

 

X GAMES(スノーボードの世界的大会)でのゴールドメダリストであり、その他大会でも大活躍していたトースタイン・ホーグモ氏やアンドレアス・ウィグ氏が中心となって活動するチーム「SHRED BOTS(シュレッド・ボッツ)」が2015年に発売したビデオです。

 

▼トースタイン・ホーグモ氏

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Torsteinさん(@torsteinhorgmo)がシェアした投稿

▼アンドレアス・ウィグ氏

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Andreas Wiigさん(@andreaswiig)がシェアした投稿

 

この作品はバックカントリーでのジャンプや、パークでの滑りなどフリースタイルスノーボードの魅力がたっぷり詰まった一作となっています。

「SHRED BOTS」はほぼ毎年のようにビデオ製作を行い、YouTubeなどで無料ムービーの配信などもしています。

人気ライダーばかりが集まっていて、時代の最先端を行くような最新のトリックやスタイルを見ることができるので、「SHRED BOTS」が手がける他の作品もおすすめです。

 

15-16 DVD SNOW SHREDTOPIA DC presents Shred Bots (visb00162) ディーシー SNOWBOARD スノーボード【店頭受取対応商品】

 

 

10 Standard Films「Paradox(パラドックス)」

公開年 2005年
主な人物 マッズジョンソン他

 

初めて観た時に衝撃を受け、私のバイブルにもなっているスノーボードビデオを最後に紹介させてください。

「Paradox(パラドックス)」は今から13年前の2005年に販売された結構古いビデオですが、今観ても全然格好良く、夢中で見ることができると思います。

バックカントリーやストリートの映像が中心で、高校生の頃の國母和宏選手(先述)も出演しています。

また、今も破られていないマッズジョンソン氏によるキッカー(ジャンプ台)でのジャンプ飛距離の世界記録映像が収められています。その飛距離はなんと57m。

かなり衝撃的ですので是非見て欲しいです。(下のYouTubeでは22:55のシーン)

 

しかもその記録は、ただ飛ぶだけでなくフロントサイド360で飛んでいるからなお衝撃的です。

現在YouTubeでも公開されています。

Standard Filmsのビデオは名作揃いですので、他の作品もおすすめです。

 

 

 

以上、おすすめスノーボードビデオ・映像作品10選でした!是非興味のある方はご覧いただければと思います。きっと興奮しますし、スノーボードの滑りにも役立つと思います。

次のページではスノーボードの動画を観るなら是非知っておくべき「スノーボードビデオスター」を一挙13人ご紹介!

 

   

 

目次著者
著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

知っておきたいプロスノーボーダー14選

Webon紹介目次著者
スノーボードは滑るだけじゃない!大会や動画などの観るスノーボードだってとても面白いのです!大会・種目・おすすめスノーボードビデオの解説から、知っておくべきスノーボーダーの紹介まで!

スノーボード『大会観戦』『動画鑑賞』入門はこちらから!

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

このページでは、スノーボードの大会各競技で活躍するプロ選手を紹介していきます。

世界の第一線で活躍しており、これからを注目される最低限知っておきたい選手です。

出場選手の中に、この選手達の名前があれば絶対見逃してはいけません!

 

ハーフパイプ

photo by Zach Dischner

ハーフパイプとは

半円状のコースでジャンプ・トリックを決めながら演技を競う競技。スノーボードスキルをオールラウンドに求められる。オリンピック種目の一つ。

詳しくは前のページで!

 

1 ショーン・ホワイト(Shaun White)

▲写真右がショーン・ホワイト選手 photo by Gina Hughes CC 表示 3.0

▲ショーン・ホワイト選手のハーフパイプ

出身国 アメリカ
生年月日 1986年9月3日
主な受賞歴 2006トリノ五輪金メダル・2010バンクーバー五輪金メダル・2018平昌五輪金メダル(全てハーフパイプ)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

ショーン・ホワイト選手は3つのオリンピック金メダルに加え、X-GAMESやBURTON US OPENなどの最大規模の世界大会でも数えきれない金メダルを獲得しているハーフパイプのスーパースターです。

 

「X-GAMES」「BURTON US OPEN」を詳しくは前のページで解説! 「X-GAMES」「BURTON US OPEN」を詳しくは前のページで解説!

 

スノーボードに全く興味のない人でも、ショーン・ホワイト選手だけは知っているという人も多いのではないでしょう。

 

スノーボードの競技選手としては大ベテランになる年齢ですが、ショーンならまだまだやってくれそうですのでこれからも注目です。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

ショーン・ホワイト選手は勝ちに対する執着心がすごいです。もちろん他の選手も優勝を目指して頑張っていますが、ここまで勝ちにこだわるスノーボーダーは珍しいと思います。

また、技術も素晴らしく、難しいトリックでのジャンプの高さは他の選手と比べると全然違います

 

2 平野歩夢(ひらの あゆむ)

▲平野歩夢選手のハーフパイプ

出身国 日本
生年月日 1998年11月29日
身長 165cm
主な受賞歴 2014ソチ五輪銀メダル・2018平昌五輪銀メダル(どちらもハーフパイプ)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

オリンピックで2大会連続の銀メダルを獲得した、日本人歴代最高のハーフパイプ選手です。

オリンピックで一躍有名になったので知っている方も多いのではないでしょうか。

その実力は本物で、オリンピック以外の大会でも常に表彰台に上がり続けています。

次のオリンピックでは、間違いなく金メダルの最有力候補になるでしょう。

 

【著者に聞きました!】なぜここまでスゴイ選手に?

Q. なぜ平野歩夢選手は日本一とまで言われるプレイヤーになる事ができたのでしょうか?

A. スポーツは子供の頃の英才教育が重要と言われていますが、スノーボードも同様です。スキー場までいかなくてはならないスノーボードの場合、親のサポートが非常に重要になります。

平野選手は子供頃から両親のサポートによって優れた環境で練習できたことが大きいと思います。

 

3 クロエ・キム(Chloe Kim)

 

View this post on Instagram

 

Chloe Kimさん(@chloekim)がシェアした投稿

▲クロエ・キム選手のハーフパイプ

出身国 アメリカ
生年月日 2000年4月23日
主な受賞歴 2018平昌五輪金メダル(ハーフパイプ)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

平昌オリンピックの金メダルを獲得した韓国系アメリカ人の選手です。

若干18歳ですが、現在の女子のハーフパイプ選手としては頭1つ飛び抜けた実力を持っています。

これから時代を引っ張っていく選手になるのは間違いないでしょう。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

クロエ・キム選手は女子とは思えない高難易度のトリックを連発してくることが特徴です。テクニカルな滑りが特徴と言えるでしょう。

 

スロープスタイル・ビッグエア

photo by The Camp of Champions  

スロープスタイル・ビッグエアとは
スロープスタイルはジャンプ台・レール・BOXといった障害物を滑りながらトリック(技)を繰り出していきその演技を競う。ビッグエアは一発のジャンプの演技を競う。多くの選手がどちらの種目にも参加する。どちらもオリンピック種目。

詳しくは前のページで!

 

4 セバスチャン・トータント(Sebastien Toutant)

 

View this post on Instagram

 

Sebastien Toutantさん(@sebtoots)がシェアした投稿

▲セバスチャン・トータント選手のビッグエア

出身国 カナダ
生年月日 1992年11月9日
主な受賞歴 2018平昌五輪金メダル(ビッグエア)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

平昌オリンピックビッグエアで金メダルを獲得したカナダ代表の選手です。

長年第一線で活躍してきた選手で、平昌オリンピックの金メダルも取るべくして取ったと言われる実力者で、これからも目が離せない選手です。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

セバスチャン・トータント選手は、バックサイドロデオ(簡単に言えば後ろ向きの縦回転)というジャンプの技を得意としています。レールのアウトなどで繰り出すこともあり、非常に綺麗で個人的に大好きです。

▼レールのアウト(out)

 

5 マーカス・クリーブランド(Marcus Kleveland)

 

View this post on Instagram

 

Marcus Klevelandさん(@marcuskleveland)がシェアした投稿

▲マーカス・クリーブランド選手のスロープスタイル

出身国 ノルウェー
生年月日 1999年4月25日
主な受賞歴 2017・2018X Games金メダル(スロープスタイル)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

ノルウェー出身のスノーボーダーで、現在最も優れたスキルを持つと言われるスロープスタイルの選手です。

平昌オリンピックでも金メダル候補とされていましたが、メダルなしで終わり業界からはかなり驚きの声が上がりました。

若干19歳と若い選手ですが、すでにスロープスタイル・ビッグエア競技を引っ張っているトップ選手で、注目度ナンバーワンの選手です。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

マーカス・クリーブランド選手は、オリジナリティある技の数々が特徴的です。独特の回転軸でのスピンや、レールのオンやアウト(先述)でも3Dスピンなどの高難易度のトリックを平気で繰り出して驚かされます。

 

6 角野友基(かどの ゆうき)

 

View this post on Instagram

 

Yuki Kadonoさん(@yukikadono)がシェアした投稿

▲角野友基選手のスロープスタイル

出身国 日本
生年月日 1996年5月18日
主な受賞歴 2016X Games金メダル(スロープスタイル)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

日本人のスロープスタイル・ビッグエア競技選手の中では頭一つ抜き出ている世界トップレベルの選手です。

X-GAMESやUS OPENといった大きな世界大会で金メダルを獲得しています。

2018年の平昌オリンピックには出場しませんでしたが、2014年のソチオリンピックの日本代表でした。現在も世界の第一線で活躍しています。

平昌オリンピックに出場していたらメダル候補に挙げられていたでしょう。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

角野友基選手は、ジャンプが魅力的な選手です。安定感あるジャンプは非常に綺麗で見入ってしまいます。

 

7 ジェイミー・アンダーソン

photo by Wintersportsfan CC 表示-継承 3.0

▲ジェイミー・アンダーソン選手のスロープスタイル

出身国 アメリカ
生年月日 1990年9月13日
主な受賞歴 2014ソチ五輪金メダル・2018平昌五輪金メダル(スロープスタイル)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

ソチと平昌オリンピックの女子スロープスタイルで、2大会連続の金メダルを獲得したアメリカ代表の選手です。

2007年以降、X-GAMESなどのあらゆる大会でも常に表彰台に上がっています。

女子のスロープスタイル・ビッグエアの選手としては圧倒的な実力を持っていて、世界ナンバーワンと言って間違いないでしょう。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

ジェイミー・アンダーソンは男勝りの力強い滑りが特徴的です。ジャンプの高さや着地の安定感などは抜群で非常に格好いいです。

 

8 鬼塚雅(おにつか みやび)

 

View this post on Instagram

 

Miyabi.O 鬼塚雅さん(@miyabionitsuka)がシェアした投稿

▲鬼塚雅選手のビッグエア

出身国 日本
生年月日 1998年10月12日
主な受賞歴 2015世界選手権金メダル・2017世界選手権銅メダル(スロープスタイル)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

日本の女子スロープスタイル・ビッグエア選手として、今最も注目を集めている選手です。

世界トップレベルで活躍し、まだ20歳と若くこれからの選手ですので、ジェイミー・アンダーソンから世界のトップを奪える可能性があると期待されています。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

鬼塚雅選手はジャンプが魅力の選手です。大きなジャンプで繰り出す高難易度のトリックはとても格好いいです。

 

アルペン

アルペンとは
スピードを競う種目。パラレル回転やパラレル大回転という種目に分けられているが基本ルールは同じで「いかに早くコースを滑られるか」というもの。この種目の選手は他の種目とは異なり「アルペン用の道具」を使っているのも特徴。オリンピック種目の一つ。

詳しくは前のページで!

 

9 ネヴィン・ガルマニーニ(Nevin Galmarini)

 

View this post on Instagram

 

Nevin Galmariniさん(@nevingalmarini)がシェアした投稿

▲ネヴィン・ガルマニーニ選手の滑り

出身国 スイス
生年月日 1986年12月4日
主な受賞歴 2018平昌五輪金メダル(パラレル大回転)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

スイス代表のスノーボードアルペン競技の選手で、平昌オリンピックでも金メダルを獲得しました。

長く最前線で活躍してきた選手で、アルペン競技の世界ではスーパースターです。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

ネヴィン・ガルマニーニ選手は技術の高さが特徴的です。常に安定した成績を残し、見ていて安心感があります。

 

10 斯波正樹(しば まさき)

 

View this post on Instagram

 

斯波 正樹 | Masaki Shibaさん(@masaki_shiba)がシェアした投稿

▲斯波正樹選手の滑り

出身国 日本
生年月日 1986年4月26日
主な受賞歴 2018平昌五輪日本代表(パラレル大回転)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

平昌オリンピックのアルペンスノーボード日本代表選手です。

日本人男子としては唯一のアルペン出場で、世界大会でも表彰台に上がるなど日本人トップの実力を持っています。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

斯波正樹選手は安定感あるターンが魅力的です。体力で劣る外国人選手にもターンの技術で補います。

 

11 エステル・レデツカ(Ester Ledecká)

 

View this post on Instagram

 

Ester Ledeckáさん(@esterledecka)がシェアした投稿

▲0:40辺りからエステル・レデツカ選手のパラレル大回転(相手は後述する日本の竹内智香選手)

出身国 チェコ
生年月日 1995年3月23日
主な受賞歴 2018平昌五輪金メダル(パラレル大回転(スノーボード)・パラレルスーパー大回転(スキー))
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

平昌オリンピックで前人未到の快挙となるスキーとスノーボードで金メダルを獲得したチェコ代表の選手です。

スキーの実力ももちろんすごいですが、本命はスノーボードでその実力は圧倒的です。

スノーボードパラレル回転では、オリンピックでも他を寄せ付けない圧倒的なスピードと安定感で完全勝利しました。

若干23歳でまだまだ伸びしろもあるので、これからどこまですごい選手になるのか目が離せません。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

エステル・レデツカはどんなに速いスピードでも全くブレることない安定感ある滑りをします。全く危なげない滑りで彼女が負ける場面が想像できません。

 

12 竹内智香(たけうち ともか)

 

View this post on Instagram

 

tomokaさん(@tomoka_takeuchi)がシェアした投稿

▲竹内智香選手のパラレル大回転

出身国 日本
生年月日 1983年12月21日
主な受賞歴 2014ソチ五輪銀メダル(パラレル大回転)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

2014年ソチオリンピックの銀メダリストで、平昌オリンピックでも大活躍した選手です。

美人アスリートとしても有名で、非常に人気があります。

日本人がアルペン競技でメダルを獲得するのはかなりの快挙で、歴史を作ってくれました。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

竹内智香選手のターン技術は世界トップクラスと言われています。また、スノーボード開発も行っており、スノーボードのことを知り尽くした知識も彼女の滑りを支えているのでしょう。

 

スノーボードクロス

photo by LG전자 

スノーボードクロスとは?

複数人(4人~)で同時に同じコースを滑りスピードを競う。ぶつかってしまう事もあるエキサイティングな種目で最後まで何が起こるかわからない面白さがある。オリンピック種目の一つ。

詳しくは前のページで!

 

13 ピエール・ボルティエ(Pierre Vaultier)

photo by Jmex CC 表示-継承 4.0

▲ピエール・ボルティエ選手のスノーボードクロス(赤のベストに赤のズボン)

出身国 フランス
生年月日 1987年6月24日
主な受賞歴 2014ソチ五輪金メダル・2018平昌五輪金メダル(スノーボードクロス)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

ソチと平昌で2大会連続のオリンピック金メダルを獲得した選手です。

長年世界トップとして活躍してきた選手で、クロス界のスーパースターです。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

ピエール・ボルティエ選手は勝負強さが特徴的です。クラッシュなどもあるスノーボードクロスは誰が勝ってもおかしくない競技ですが、その競技で2大会連続のオリンピック金メダルはものすごいことです。

 

14 ミケラ・モイオリ(Michela Moioli)

 

View this post on Instagram

 

Michela Moioliさん(@michela_moioli)がシェアした投稿

▲赤のベスト、青と白の縞ズボンがミケラ・オイモリ選手

出身国 イタリア
生年月日 1995年7月17日
主な受賞歴 2018平昌五輪金メダル(スノーボードクロス)
SNS Twitter/Instagram/Facebook

 

平昌オリンピックの金メダリストで今最も勢いに乗っている選手です。

クロスの世界は実力が肉薄していますが、若干23歳という若さでオリンピック金メダルという自信を獲得し、これからスノーボードクロスの世界を引っ張っていく選手となるでしょう。

 

この選手の注目ポイント! この選手の注目ポイント!

ミケラ・モイオリ選手も勝負強さが魅力です。実力的には肉薄していた平昌オリンピックのスノーボードクロス女子での優勝など大舞台に強い印象があります。

 

次のページからは第2章「スノーボードビデオの世界」です!まずは誰でも楽しめるおすすめのスノーボードビデオ(初級編)をご紹介!

 

 

 

目次著者

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

麻雀プロの実態 ~麻雀に人生を捧げる~

Webon紹介目次著者
近年、インターネットの登場により麻雀の新たなブームが到来し麻雀を楽しみやすい環境が整ってきています。麻雀プロの筆者が、近年の麻雀ブームを解説すると共に麻雀の魅力をお伝えします。きっと麻雀を打ちたくなることでしょう!
「『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~」はこちらから

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)

 

今回は麻雀プロの活動や実態をご紹介したいと思います。

現在麻雀界では複数のプロ団体があり、そのいずれかの入会テストをクリアした人々が麻雀プロと呼ばれるのが一般的です。

 

麻雀プロになるには

  • 日本プロ麻雀連盟
  • 日本プロ麻雀協会
  • 最高位戦日本プロ麻雀協会
  • 麻将連合-μ-
  • 101競技連盟
  • RMU

という6つの団体のプロテストに合格すると「麻雀プロ」として名乗る事ができる。

 

麻雀プロの収入の実態は?

 

麻雀プロをしています、というとよく聞かれるのがズバリ

「どのくらいのお金がもらえるの?」

ということ。

少し汚い話ではありますが、やはりお金のことは気になりますよね(笑)。

 

そしてこれは言いにくい話ではあるのですが・・・実は麻雀プロになったからといって収入を得ることはできません。

 

それどころか会費やエントリー料という形で年間数万円から数十万円のお金を各団体に支払うことになります。

それゆえに多くのプロはプロとしての対局以外に収入源を持っています。

麻雀と全く関係のない仕事をしている人もいれば、雀荘に勤務したり、人気プロならば雀荘にゲストとして呼ばれることで得られるゲスト料で生活している人もいます。

プロという看板を手に入れたなら、それを使ってどんな活動をするかはその人次第です。

 

筆者のプロ雀士としての収入源

 

ちなみに私はというと、麻雀戦術書の執筆を中心にフリーライターとして活動しています。

戦術書のお仕事をいただけるのはプロという看板のおかげでもあるので、そういう意味ではプロになったことで収入を得ている、ということはできますが、他業界の「プロ」と比較して生活基盤が未熟であることは否めません。

 

▼筆者の戦術書(画像クリックで商品詳細へ)

 

しかし逆にいえば、仕事をしたり学校に通いながらプロとして活動することが可能であるということ。

もしあなたが麻雀というゲームを極めたいと考えるのであれば、プロになるという選択肢もあるかもしれません。

 

プロ活動の苦労と魅力

 

もちろん、仕事をしながらプロ活動をすることは楽なことではありません。

平日仕事でクタクタになったと思ったら、土日は対局の真剣勝負でまたクタクタになります。

その他にトレーニングの時間も取らなければいけません。わざわざお金を払って、そんな生活をすることを馬鹿らしいと感じる人もいるでしょう。

 

これは別に苦労自慢をしたくて書いてるわけじゃないんですよ。

私はいまその生活が本当に充実していると感じていますし不満はありません。

何が言いたいかというと、そこまでして真剣に麻雀に取り組む人たち、別の言い方をすれば、それほどまでに麻雀に魅入られた人が大勢いるということです。

 

言ってしまえば我々は「麻雀オタク」です。普通の人にはちょっと理解されないほどに麻雀に魅入られてしまった者たちです。

でも、だからこそ、同じくらい麻雀が好きな仲間と一緒に卓を囲んだり、麻雀の話をしたりするのは言葉では表現できないほど楽しい時間です。

もしもあなたが、生活に支障をきたすくらいに麻雀を好きになってしまったならば、一度プロになるという選択肢を考えても良いかもしれません。

 

筆者が東京大学大学院を辞めて麻雀プロになった経緯は後のページで!

 

麻雀プロの世界に変革「Mリーグ」

 

ちなみにプロになるための試験は、団体にもよりますが、それほど難しくないケースが多いです。

プロになることが難しくない代わりに、そのプロの看板を使ってどんな活動をするのか、プロになってからの行動が問われる世界と言えます。

ここまで麻雀プロの実態についてご紹介してきましたが、実はそれすらもインターネットの力により変革が起きようとしています。

 

つい先日、AbemaTVを運営するサイバーエージェントの藤田晋社長がチェアマンを務める麻雀プロリーグ「Mリーグ」の始動が発表されました。

 


(引用元:M.LEAGUE公式サイト https://m-league.jp/

 

これまで複数のプロ団体が独自のリーグ戦を行っていたのですが、そこからトッププロだけを集めて新たにスタートする試みです。

 

このMリーグがこれまでの麻雀プロの活動と大きく違うところは、スポンサーとして電通、博報堂、コナミと言った超一流企業が参加しているところです。

これらの企業がそれぞれ麻雀プロ3名からなるチームを結成し、団体戦の形でリーグ戦を闘います。

 

▼Mリーグ参加企業一覧

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ 株式会社テレビ朝日 株式会社コナミアミューズメント
株式会社サイバーエージェント セガサミーグループ 株式会社電通
株式会社U-NEXT

 

優勝賞金は麻雀のタイトル戦としては最高額の5000万円。さらに出場選手は企業側から年俸が支払われるそうです。

これはまさに、誰もが認める「プロ」の形だと思います。

 

実は私がこのWebonを書き始めるときはこのMリーグの存在は発表されていませんでした。

それとは関係なく「インターネットが麻雀の楽しみ方やイメージを変えた」と言った内容を書き始めたわけですが、まさかここまでわかりやすい形で麻雀業界に変革が起きるとは思っていませんでした。

5年後、10年後にこのMリーグが成功を収めていれば、麻雀プロは文字通り多くの麻雀ファンが憧れる「職業」になっているかもしれません。

 

麻雀にハマれば麻雀プロの話も楽しくなる

 

未熟な部分、これからに期待できる部分、それぞれある麻雀プロの世界ではありますが、とんでもなく麻雀が好きな人ばかりであるのは間違いありません。

あなたが麻雀にハマればハマるほど、私たち麻雀プロの話というのを楽しく感じていただけることでしょう。

インターネットを通してプロの対局を見たり、またはプロと対局したりできるというのはこれまでご紹介してきた通り。

ぜひほんの少しでも麻雀プロの世界に興味を持っていただければ幸いです。

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)



スポンサーリンク

 

目次著者

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

現代の麻雀は賭けずに打てる ~3つの方法~

Webon紹介目次著者
近年、インターネットの登場により麻雀の新たなブームが到来し麻雀を楽しみやすい環境が整ってきています。麻雀プロの筆者が、近年の麻雀ブームを解説すると共に麻雀の魅力をお伝えします。きっと麻雀を打ちたくなることでしょう!
「『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~」はこちらから

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja


 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)

 

麻雀というとギャンブルのイメージを強く持つ人もいるかと思いますが、賭けずに楽しむ麻雀というのも広まっています。

今回は、純粋な知的ゲームとしての麻雀を楽しみたい!と思った人が麻雀を打てる場所や方法をご紹介したいと思います。

以下では

  • 健康麻雀
  • 麻雀ゲーム
  • 競技麻雀

の3つの方法について解説をしていきます。

 

1 健康麻雀 ~賭けない、飲まない、吸わない~

 

まず1つは健康麻雀です。

健康麻雀とは「賭けない、飲まない、吸わない」を掲げている麻雀で、全国各地に教室があります。

真剣勝負で技術を競うというよりは、和気藹々とコミュニケーションを取ることがメインのところも多く、ルールを1から教えてくれるところもあります。

 

リアルの麻雀ですから家で気軽に、というわけには行きませんが、新たな交友関係が広がるのは趣味として素晴らしいメリットですよね。

 

教室によって

  • お年寄りが多い所
  • 女性中心のところ
  • レッスンがメインのところ
  • 競技力向上を目的とするところ

など様々あります。

 

おそらくあなたが想像している以上に様々なところに健康麻雀教室は存在しているので、一度近所にないか検索して見てはいかがでしょうか。

リアルの麻雀にはネットに無い良さがありますし、実際の麻雀牌(まーじゃんぱい)を触ることで触覚が刺激されるので脳がより活性化される、なんて話もあります。

 

▼麻雀牌

 

「健康麻雀」について詳しくは後のページで詳しく解説しております!

 

2 麻雀ゲーム ~1人で気軽にできる~


(画像引用元:http://www.maru-jan.com/)

 

次に、前のページでご紹介したようなゲームでの麻雀です。

ゲームの麻雀の最大の利点は一人で気軽にできるところですが、もしもあなたが麻雀を知的ゲームとして極めたいと考えているのであれば、ネット麻雀がオススメです。

 

ネット麻雀も健康麻雀と同じように、いくつもの種類があり、それぞれ

「演出やグラフィックが凝っているもの」

「全国の強豪が集まり真剣勝負を繰り広げているところ」

など様々な特徴があります。

 

中にはプロも数多く集まるレベルの高いネット麻雀もあり、そこで勝ち抜くことができればプロ以上の強者として戦術本の出版依頼や配信対局のオファーが来る、なんてこともあります。

これもネット時代の恩恵ですね。

 

ネット麻雀より出版社より声がかかった筆者の経験談

 

かくゆう私もとあるネット麻雀で好成績を残したことから出版社の方に声をかけていただき、これまで10冊近く麻雀の戦術書の執筆にかかわらせて頂きました。

 

▼筆者の戦術書(画像クリックで商品詳細へ)

 

もちろんみんながみんなそんな風に麻雀を仕事にすることを目指すわけではありませんが、それくらい注目度があり、強い人がたくさんいる環境で麻雀が打てるというのは非常にエキサイティングで楽しいものです。

 

「お金を賭けなきゃ真剣になれない」

「実際の牌に触れなきゃ麻雀じゃ無い」

なんていう人もいますが、そういった人がネット麻雀の中で純粋に技術を競うことにハマり、ついにネット麻雀しか打たなくなる、なんてケースをいくつも目にして来ました。

 

あなたがもし実力を試したいと思うのであれば、ぜひネット麻雀をして見てください。

もちろんそこまでガチな人ばかりではなく、もっとライトなユーザーが集まるネット麻雀というのも存在します。

 

具体的なおすすめネット麻雀の特徴などは後のページでご紹介したいと思いますが、自分にあったネット麻雀をぜひ探し、見つけて見てください。

 

おすすめネット麻雀の特徴について先に知りたい方はこちら

 

3 競技麻雀 ~本気度が高い人向け~


(引用元:http://npm2001.com/backn.html)

 

最後はプロ団体が主催する競技麻雀の大会です。

麻雀のプロ業界は少し複雑で、複数の団体がプロライセンスのようなものを発行しています。

そういった団体はアマチュア向けの大会もよく開催しているので、それに参加するというのも一つの手ですね。

 

もちろんプロ団体の主催ということで敷居はこれまでの2つ(健康麻雀や麻雀ゲーム)よりも高いのですが、ルールやマナー面の問題がない方ならば実力に関わらず参加できるものです。

 

その多くは土日に開催される1日限定のものですからイベントに参加するような気持ちで出場できますし、運がよければトッププロと同卓(同じテーブルで麻雀をする事)できるかもしれません。

また大会によっては良い成績を残すと、今度はプロがガチンコで争っているタイトル戦の出場権を貰えたり・・・なんてこともあります。

 

こちらは完全にガチ勢向けですが、こういう大会をきっかけにして麻雀プロになる人もいますね。

流石にそこまでは目指さないとしても、麻雀大会に出る人というのは本当に麻雀が好きな人ばかりです。

もしあなたが麻雀のことが大好きになり、同じくらい麻雀好きな仲間を見つけたい!と思ったならば、競技麻雀の大会に出て見て交流を持つというのは有力な方法になるでしょう。

 

 

「麻雀は賭けなければ楽しめない」というわけではない事がお分かりいただけたでしょうか?

わいわいと仲間たちと盛り上がるためのツールとして麻雀を使うのか、純粋にゲームとして実力を磨くのか、様々な楽しみ方があるのも麻雀の魅力です。

きっとあなたの目的や人生設計にぴったりの麻雀ができる場所があると思いますよ。

 

『麻雀の魅力入門』目次へ  (全14ページ)



スポンサーリンク

 

目次著者

著者:平澤元気

1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja

スノーボードのプロが使っている道具

Webon紹介目次著者
スノーボードの道具の正しい知識を持てば、寒くないし、痛くないし、簡単に上達できるようになるのです。「進化の変遷」「道具の選び方」など、スノーボードの道具について一から学んでみてはいかがでしょうか。

風祭健氏によるスノーボード初心者『道具の選び方』入門はこちらから

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

スポーツをしていたら、やはりプロの選手達に憧れはありますよね。

スノーボードを上達させる一番の方法は、上手い人の滑りを真似することです。

プロの滑りに憧れることは、上達にも役立つんですね。また、道具から真似しちゃうのも 良い方法だと思います。

プロスノーボーダー達は一体どんな道具を使っているのでしょうか!

 

プロが使っているのは来期モデル

 

メーカーと契約しているプロスノーボーダーの役割は、メーカーをPRすることと、新しい道具の開発です。

来季に発売される板を使ってその道具をPRしながら、道具の性能の調整などをします。

プロの滑りを見て購入する道具の選択に役立てるのも良いと思います。

 

プロスノーボーダーの道具を紹介!

代表的なスノーボーダーの道具を紹介します。

中には市販されているものと硬さなどの仕様を変えている特注品を使っている場合もあるようですが、基本は市販されているものと同じものを使用しています。

 

男子

セバスチャン・トータント ~平昌オリンピック金メダリスト~

photo by LetarteanOwn work

出身国 カナダ
生年月日 1992年11月9日
身長 170cm
主な受賞歴 2018平昌五輪金メダル(ビッグエア)

 

平昌オリンピックで、スノーボードビッグエアの金メダリストです。

 

ビッグエア(Big Air)とは

オリンピック種目の一つ。急斜面を滑走しそのまま踏み切り坂から飛び出しジャンプ技を繰り出して審査員に採点される点数を競う。

<ビッグエアの様子>

 

20メートル近くもジャンプしながらのトリプルコークは圧巻でしたね。

 

トリプルコークとは
コークとは斜め方向のスピンが含まれている技を意味します。斜め方向に3回転にすることをトリプルコークという。

 

セバスチャン・トータント選手は「NITRO」というメーカーがスポンサーになっているので、全て「NITRO」の道具を使っています。

ハイスピードに対応しながら、技もしやすいよう硬めのツインチップキャンバーボードと、ミディアムフレックス(中間の硬さ)のバインディングを使用しています。

 

使用ブーツについては不明でした。

パーク(ジャンプ台やレールなどが設置されたコース)をメインに滑る人は参考にしたいセットアップです。

 

セバスチャン・トータント選手の使っている板はこれ!

NITRO TEAM

 

セバスチャン・トータント選手の使っているバインディングはこれ!

NITRO TEAM

 

平野歩夢 ~オリンピック銀メダル獲得の日本人~

 

▲平野歩夢のハーフパイプ

出身国 日本
生年月日 1998年11月29日
身長 165cm
主な受賞歴 2014ソチ五輪銀メダル・2018平昌五輪銀メダル(どちらもハーフパイプ)

 

オリンピックで2大会連続の銀メダルと獲得した選手です。

日本人なら知っている人も多いと思います。

ハーフパイプ競技の選手は、硬い道具を使う人が多いです。

しかし、平野選手は比較的柔らかめのセッティングを好んでいるようです。

ハーフパイプとカービングターンに最適なセットアップです。初心者にはあまりおすすめはしません。

 

ハーフパイプとは
ハーフパイプは下の画像のような雪面を半円筒上のにしたコースで、ジャンプやスピンという板を回転させる技を競う競技のことです。


photo by BC Living

カービングターンとは

(写真:カービングターンをしている様子)

カービングターンとは板のエッジ(板の周囲についている金属部分)を使って滑り、雪面に一本の線を描くように滑るターンのことです。略して「カービング」とも呼びます。

 

ちなみ平野選手が使用している「BURTON Custom」という板は、世界一売れている板らしいです。

 

平野歩夢選手の使っている板はこれ!

BURTON Custom

 

平野歩夢選手の使っているバインディングはこれ!

BURTON MALAVITA

 

平野歩夢選手の使っているブーツはこれ!

BURTON RULER

 

トラビス・ライス ~世界一の呼び声高いスノーボーダー~

photo by NuitNoireOwn work

出身国 アメリカ
生年月日 1982年10月9日
主な受賞歴 X Games(スノーボードの大会の一つ)2002金メダル(スロープスタイル)2009金メダル(ビッグエア)

 

トラビス・ライスは、世界一の呼び声も高い超一流スノーボーダーです。

大会にはほとんど出ませんが、映像の世界で活躍しているプロスノーボーダーです。

桁違いのビッグジャンプと、崖のような急斜面も簡単に滑り降りる技術はまさしく世界一でしょう。

板、ブーツ、バインディング、全てに自分の名前が付いたシグネチャーモデル(名前を冠したモデル)が発売されていることからも人気の高さが伺えます。

オールラウンドに使えるセットアップですので、どなたにもおすすめのセットアップですが、硬めのキャンバーボードですのである程度滑れる人にこそおすすめです。

 

トラビス・ライス選手の使っている板はこれ!

LIBTECH T.RICE PRO HP

 

トラビス・ライス選手の使っているバインディングはこれ!

UNION T.RICE

 

トラビス・ライス選手の使っているブーツはこれ!

DC TRAVIS RICE

 

スコット・スティーブンス ~技のスペシャリスト~

出身国 カナダ
身長 177.8cm

 

スコット・スティーブンスはジブトリック(レールやBOXなどの人工物を滑ること)や、グラウンドトリック(ゲレンデでジャンプやスピントリック)のスペシャリストです。

彼の滑りを見たことがない人は、YouTubeにもアップされているので一度は見てほしいです。

 

▼スコット・スティーブンス選手の技

 

常識を覆すような動きの数々は、憧れること間違いなしですし、「スノーボードってけっこう簡単なのかも」と勘違いさせてくれます。

非常に柔らかくて動きやすい道具を使用していますので、初心者にもおすすめのセットアップとなっています。

 

スコット・スティーブンス選手の使っている板はこれ!

CAPiTA SCOTT STEVENS PRO

 

スコット・スティーブンス選手の使っているバインディングはこれ!

UNION CONTACT

 

スコット・スティーブンス選手の使っているブーツはこれ!

Thirtytwo SCOTT STEVENS

 

女子

ケリー・クラーク ~女子スノーボーダーのカリスマ~

<ケリー・クラーク選手>

photo by John LemieuxFlickr: US Snowboarding Grand Prix Half Pipe @ Mammoth Mountain Ca

出身国 アメリカ
生年月日 1983年7月26日
主な受賞歴 2002ソルトレーク五輪金メダル(ハーフパイプ)

 

ケリー・クラークはオリンピックで3個のメダルと、X GAMES(スノーボードの大会の一つ)では10個のメダルを獲得した女子スノーボーダーのカリスマです。

2002年のソルトレークオリンピックで金メダルを獲得しながら、未だに現役で活躍しています。

ハーフパイプの選手ですので、かなりハードな道具を使用しています。

彼女の道具はハーフパイプやカービングターンをやりたい人にはおすすめです

 

ケリー・クラーク選手の使っている板はこれ!

BURTON FEELGOOD

 

ケリー・クラーク選手の使っているバインディングはこれ!

BURTON Lexa EST

 

ケリー・クラーク選手の使っているブーツはこれ!

BURTON SUPREME

 

藤森由香 ~美人スノーボーダー~

(藤森由香氏公式twitterより)

出身国 日本
生年月日 1986年6月11日
身長 160cm
最高世界ランク 7位

 

平昌オリンピックでも活躍した美人スノーボーダーの藤森由香選手です。

豪快でとても格好いいジャンプを決めて、板を脱いだらあの可愛さですから思わず憧れてしまった人も多いのではないでしょうか。

ビッグエアとスロープスタイルの選手ですので、ツインチップの板を使用しています。

 

ジャンプやトリックをしたい人におすすめのセッティングです。

 

藤森由香選手の使っている板はこれ!

<板:BURTON TALENT SCOUT>


 

藤森由香選手の使っているバインディングはこれ!

BURTON Escapade EST


 

藤森由香選手の使っているブーツはこれ!

BURTON Supreme


 

 

 

目次著者

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

関連Webon

同じ著者のWebon

Webon(ウェボン)
Webon(ウェボン)
このページを読む

スノーボード初心者『道具の選び方』入門 ~基礎知識編~

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダー。スノーボーダー歴約20年。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格保有。冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

「スノーボードがなかなか上達しない」

「スノーボードは寒いからいや」

などスノーボードのネガティブなお悩みは、道具選びの正しい知識を持つことで大きく改善されるのです。

このWebonではまず「道具の基礎知識」が学べるよう分かりやすく道具の今について解説をしています。著者の初心者おすすめ道具も紹介しています!

 

~~わずか20年あまりの間に、これほどの進化を遂げた理由は、技術の進化もありますが、大きな要因は道具の進化にあります。競技レベルが上ったと言いましたが、今の選手でも当時の道具を使えば、当時のレベルくらいの滑りしかできないでしょう。それくらい道具の進歩はめざましいです。~~
はじめに ~道具でスノーボードはレベルアップする~より

 

はじめに

スノーボードの道具について学ぶことは想像以上に大切なことなのです。

「なかなか上達しない」などの悩みは、実は道具選びをしっかりとするだけで解決できてしまうこともあるのです。

はじめに ~道具でスノーボードはレベルアップする~

 

第1章 主要な道具の基礎知識

スノーボードの道具は年々進化しています。以前、スノーボードを滑っていて、上達せずやめてしまった人も、進化した道具を使用すれば簡単に滑れるようになっていくのです。

スノーボードの板の進化

スノーボードのブーツの進化

スノーボードのバインディング(ビンディング)の進化

 

第2章 身に着ける道具の基礎知識

スノーボードが寒くてイヤという嫌悪感を抱いている方もいるかと思います。しかし、ウェアの正しい知識を持てば、スノーボードは快適に楽しむことができるのです。

スノーボード防寒対策の基礎知識

スノーボードウェアの基礎知識

スノーボードゴーグルの基礎知識

スノーボードプロテクターの基礎知識

 

第3章 道具の選び方

スノーボードの道具はどうやって選んでいいかは初心者の方にとっては、なかなか頭を悩ます問題だと思います。ここでは道具選びの基礎をお伝えいたします。

スノーボード初心者の板の選び方とおすすめ

スノーボード初心者のブーツの選び方とおすすめ

スノーボード初心者のバインディング(ビンディング)選び方とおすすめ

スノーボード初心者のウェア・ゴーグルの選び方とおすすめ

スノーボード初心者のワックスの選び方とおすすめ

 

第4章 道具の購入方法

実際にスノーボードの道具を購入してみましょう!どこで購入するのがいいか、中古でいいの?など疑問にお答えいたします!

スノーボードの道具の購入方法とおすすめ

 

第5章 道具のマニアックな世界

スノーボードのプロが使っている道具やおすすめのカメラを知ることで、楽しみ方は広がっていきます。スノーボードのマニアックな道具の世界をぜひ、覗いてみてくださいませ。

スノーボードのプロが使っている道具

スノーボード撮影でおすすめカメラ

バックカントリースノーボードに必要な道具4選

 

番外編

スノーボードのインソール(中敷きの)選び方とおすすめ

特殊な機能を持つビンディング6選