「『麻雀の魅力』入門 ~インターネットが変えた現代の麻雀~」はこちらから
第1章 現代の麻雀
第2章 ルールの超基本
第3章 麻雀の楽しみ方
第4章 麻雀的思考力
著者:平澤元気
1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja
『麻雀の魅力入門』目次へ (全14ページ)
麻雀というとギャンブルのイメージを強く持つ人もいるかと思いますが、賭けずに楽しむ麻雀というのも広まっています。
今回は、純粋な知的ゲームとしての麻雀を楽しみたい!と思った人が麻雀を打てる場所や方法をご紹介したいと思います。
以下では
- 健康麻雀
- 麻雀ゲーム
- 競技麻雀
の3つの方法について解説をしていきます。
1 健康麻雀 ~賭けない、飲まない、吸わない~
まず1つは健康麻雀です。
健康麻雀とは「賭けない、飲まない、吸わない」を掲げている麻雀で、全国各地に教室があります。
真剣勝負で技術を競うというよりは、和気藹々とコミュニケーションを取ることがメインのところも多く、ルールを1から教えてくれるところもあります。
リアルの麻雀ですから家で気軽に、というわけには行きませんが、新たな交友関係が広がるのは趣味として素晴らしいメリットですよね。
教室によって
- お年寄りが多い所
- 女性中心のところ
- レッスンがメインのところ
- 競技力向上を目的とするところ
など様々あります。
おそらくあなたが想像している以上に様々なところに健康麻雀教室は存在しているので、一度近所にないか検索して見てはいかがでしょうか。
リアルの麻雀にはネットに無い良さがありますし、実際の麻雀牌(まーじゃんぱい)を触ることで触覚が刺激されるので脳がより活性化される、なんて話もあります。
▼麻雀牌
2 麻雀ゲーム ~1人で気軽にできる~
(画像引用元:http://www.maru-jan.com/)
次に、前のページでご紹介したようなゲームでの麻雀です。
ゲームの麻雀の最大の利点は一人で気軽にできるところですが、もしもあなたが麻雀を知的ゲームとして極めたいと考えているのであれば、ネット麻雀がオススメです。
ネット麻雀も健康麻雀と同じように、いくつもの種類があり、それぞれ
「演出やグラフィックが凝っているもの」
「全国の強豪が集まり真剣勝負を繰り広げているところ」
など様々な特徴があります。
中にはプロも数多く集まるレベルの高いネット麻雀もあり、そこで勝ち抜くことができればプロ以上の強者として戦術本の出版依頼や配信対局のオファーが来る、なんてこともあります。
これもネット時代の恩恵ですね。
ネット麻雀より出版社より声がかかった筆者の経験談
かくゆう私もとあるネット麻雀で好成績を残したことから出版社の方に声をかけていただき、これまで10冊近く麻雀の戦術書の執筆にかかわらせて頂きました。
▼筆者の戦術書(画像クリックで商品詳細へ)
もちろんみんながみんなそんな風に麻雀を仕事にすることを目指すわけではありませんが、それくらい注目度があり、強い人がたくさんいる環境で麻雀が打てるというのは非常にエキサイティングで楽しいものです。
「お金を賭けなきゃ真剣になれない」
「実際の牌に触れなきゃ麻雀じゃ無い」
なんていう人もいますが、そういった人がネット麻雀の中で純粋に技術を競うことにハマり、ついにネット麻雀しか打たなくなる、なんてケースをいくつも目にして来ました。
あなたがもし実力を試したいと思うのであれば、ぜひネット麻雀をして見てください。
もちろんそこまでガチな人ばかりではなく、もっとライトなユーザーが集まるネット麻雀というのも存在します。
具体的なおすすめネット麻雀の特徴などは後のページでご紹介したいと思いますが、自分にあったネット麻雀をぜひ探し、見つけて見てください。
3 競技麻雀 ~本気度が高い人向け~
(引用元:http://npm2001.com/backn.html)
最後はプロ団体が主催する競技麻雀の大会です。
麻雀のプロ業界は少し複雑で、複数の団体がプロライセンスのようなものを発行しています。
そういった団体はアマチュア向けの大会もよく開催しているので、それに参加するというのも一つの手ですね。
もちろんプロ団体の主催ということで敷居はこれまでの2つ(健康麻雀や麻雀ゲーム)よりも高いのですが、ルールやマナー面の問題がない方ならば実力に関わらず参加できるものです。
その多くは土日に開催される1日限定のものですからイベントに参加するような気持ちで出場できますし、運がよければトッププロと同卓(同じテーブルで麻雀をする事)できるかもしれません。
また大会によっては良い成績を残すと、今度はプロがガチンコで争っているタイトル戦の出場権を貰えたり・・・なんてこともあります。
こちらは完全にガチ勢向けですが、こういう大会をきっかけにして麻雀プロになる人もいますね。
流石にそこまでは目指さないとしても、麻雀大会に出る人というのは本当に麻雀が好きな人ばかりです。
もしあなたが麻雀のことが大好きになり、同じくらい麻雀好きな仲間を見つけたい!と思ったならば、競技麻雀の大会に出て見て交流を持つというのは有力な方法になるでしょう。
「麻雀は賭けなければ楽しめない」というわけではない事がお分かりいただけたでしょうか?
わいわいと仲間たちと盛り上がるためのツールとして麻雀を使うのか、純粋にゲームとして実力を磨くのか、様々な楽しみ方があるのも麻雀の魅力です。
きっとあなたの目的や人生設計にぴったりの麻雀ができる場所があると思いますよ。
『麻雀の魅力入門』目次へ (全14ページ)
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はじめに
第1章 現代の麻雀
第2章 ルールの超基本
第3章 麻雀の楽しみ方
第4章 麻雀的思考力
著者:平澤元気
1990年6月15日生まれ。CSモンド「ZOO麻雀道学生選手権」、オンライン麻雀天鳳公式ニコ生「天鳳解体新書」などの解説で好評を博す。
著書に「絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~ (マイナビ麻雀BOOKS)」「デジタルに読む麻雀 (マイナビ麻雀BOOKS)」等多数。お問い合わせはこちらから
twitter(平澤)twitter:@hira_ajmja