スノーボード初心者のウェア・ゴーグルの選び方とおすすめ

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スノーボードの道具の正しい知識を持てば、寒くないし、痛くないし、簡単に上達できるようになるのです。「進化の変遷」「道具の選び方」など、スノーボードの道具について一から学んでみてはいかがでしょうか。

風祭健氏によるスノーボード初心者『道具の選び方』入門はこちらから

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

今回はウェアとゴーグルの選び方と、おすすめのブランドを紹介します。

 

ウェアとゴーグルは見た目も重要!

 

」「バインディング」「ブーツ」は滑りに直結するものですので、性能が重要と説明してきました。

 

 

しかしウェアとゴーグルは性能と同時に見た目も重要になります。

第2章で解説したのですが、ウェアなら最低限の耐水透湿性、ゴーグルなら最低限の見やすさをクリアしていれば、後はデザインで決めてしまうのも全然OKです。

 

 

もちろん「見た目はどうでもいいから快適に滑りたい」という人は、性能を重視して選ぶのもいい選択だと思います。

しかし、登山してバックカントリー(整備されていない山区域)を滑るなどの過酷な滑りをしない限り、それほど高い性能は必要ないのも事実です。

ですので私はスノーボードを楽しむという意味でも「見た目」を重要視しているのです。

 

実は重要な「ブランド」

 

またウェアやゴーグルはデザインだけでなくブランドも重要です。

普段の生活でもそうですが、使っているブランドで判断してしまうこともありますよね。

気にならない人なら良いのですが、見た目を大切にする人なら少し気にしてみてください。スノーボードを滑るのがより楽しくなるはずです!

 

最近の流行

 

まずは最近のウェアの流行りをチェックしましょう。流行に乗ったファッションもオシャレですよね。

ちょっと前まではタイトなシルエットのウェアが流行しました。

さらに一昔前は、オーバーサイズをダボッと着こなすのが流行っていました。

 

 

しかし最近はタイトでもルーズでもない、ジャストサイズが流行っています。またカラーやデザインも、派手なものよりも地味なもの流行です。

より私服感覚に近づいたという感覚ですかね。

それと最近のトレンドアイテムとして

 

  • ビブパンツ(オーバーオールのパンツ)
  • バラクラバ(目出し帽、顔以外を覆った防寒具)
  • ミトングローブ

 

が人気です。2019年も人気は継続しそうですのでこれからもおすすめです。

<ビブパンツ(画像クリックで商品詳細へ)>

<バラクラバ(画像クリックで商品詳細へ)>

<ミトングローブ(画像クリックで商品詳細へ)>

 

著者のおすすめブランドを紹介!

 

スノーボードで人気のウェアブランドをいくつか紹介します。

ハズレのないブランドですんで、悩んだ時はこれらブランドにしておけば間違いありません。

 

おすすめウェアブランド6選!

1.BURTON(バートン)

いわずと知れたスノーボード最大手のメーカーです。

プロアマ問わず多くのから人気です。ちなみに同社では「BURTON」の他に「Analog」や「AK」というウェアブランドも持っています。

 

<BURTONの商品検索はこちらから!>

 

2.OAKLEY(オークリー)

 

サングラスメーカーとして有名ですが、スノーボードではウェアも人気です。

ゴーグルも販売しているので、ゴーグルとセットで使っている人が多いです。

 

<OAKLEYの商品検索はこちらから!>

 

3.VOLCOM(ボルコム)

 

スノーボード、サーフィン、スケートボードのファッションブランドとして人気です。

アパレルでも人気ですよね。ファッション性が高く、アパレルとして知名度も高いことからスノーボーダーからも人気です。

ただ高額な商品が多いという難点があります。

 

<VOLCOMの商品検索はこちらから!>

 

4.DC(ディーシー)

 

シューズメーカーのDCです。

DCは昔からスノーボードブーツも販売していましが、数年前から板とウェアの販売を開始しました。

DCらしい派手なデザインが多く、若者を中心に人気です。

 

<DCの商品検索はこちらから!>

 

5.NORTH FACE(ノースフェイス)

 

アウトドアブランドのNORTH FACEです。

スノーボードウェアも販売しています。

NORTH FACEに限らず、patagoniaやColumbia等の、アウトドアブランドのウェアは人気が高いです。

シンプルなデザインと確かな性能で大人向きなウェアです。

 

<NORTH FACEの商品検索はこちらから!>

 

6.686(シックスエイトシックス)

686はアメリカ生まれのスノーボードウェアブランドです。

スポーツ量販店からプロショップまで多くの店頭で扱われています。

デザインの良さから若者を中心に人気です。

 

<686の商品検索はこちらから!>

 

おすすめゴーグルブランド5選!

1.OAKLEY(オークリー)

ウェアでも紹介したOAKLEYです。

非常に性能の高いゴーグルを揃えていて、見やすさを求める人にはOAKLEYが一押しです。

しかし高額な商品が多く、傷つきやすく扱いが難しいという難点があります。

 

<OAKLEYの商品検索はこちらから!>

 

2.ELECTRIC(エレクトリック)

スケートボード系のサングラスブランドのELECTRICです。

スノーボードのゴーグルブランドとしては老舗で、デザインの良さから人気が高いです。

 

<ELECTRICの商品検索はこちらから!>

 

3.DRAGON(ドラゴン)

DRAGONはスノーボーダーから非常に人気の高いブランドです。

パークやジャンプが好きなスノーボーダーから人気のイメージです。

 

<DRAGONの商品検索はこちらから!>

 

4.anon

 

BURTON(おすすめウェアブランドで先述)が保有するゴーグルブランドです。

性能もデザインも優れます。

BURTON好きならゴーグルはanonにしたいですね。

 

<anonの商品検索はこちらから!>

 

5.SMITH


スノーゴーグルでは最大のシェアを持つブランドです。

元々はスキーゴーグルの製造から始まり、現在はスノーボーダー、スキーヤー問わず人気が高いです。

 

<SMITHの商品検索はこちらから!>

 

 

 

 

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著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

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スノーボードウェアの基礎知識

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北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

ウェアはデザインで選んではいけない?

 

これからスノーボードを始めようと考えている人は、なにも重視してスノーボードウェアを購入しますか?

すでにスノーボードをしている人はどのような基準でスノーボードウェアを購入したでしょうか?

おそらく殆どの人がデザインで選んでいると思います。

 

デザインで選ぶのは私も大賛成ですし、実際に私もデザインを一番重視してウェアと決めています。

しかし、見た目が大切なスノーボードウェアでも、快適なスノーボードのためには、ある程度最低限の性能が必要になります。

前のページウェアもよりもインナーが重要と解説しましたが、ウェアも性能の高いものを使えばさらに快適になります。

 

今回はそんなウェアの知識について解説していきます。

 

スノーボードウェアの基礎知識

 

スノーボードウェアは、スノーボードを快適にする性能や様々な機能を持っています。

そんなスノーボードウェアの基礎知識と、購入する時に最低限チェックしてほしい部分を解説します。

 

最低限チェックしたい「耐水」「透湿」「撥水」

スノーボードウェアは「耐水」「透湿」「撥水」というウェアたる機能を持っています。

簡単に説明すると、外からの水を弾き、体から出る水蒸気を逃がすという機能です。

 

 

特に耐水と透湿は重要で、この性能の良し悪しでウェアの価格が決まるほどです。

耐水と透湿の能力はウェアのタグなどに表記されていて、耐水圧10,000mmとか透湿性15,000gといった数値が記されています。

もしくは10Kや15kと表記されていることもあるのですが、これはキロという意味で、10Kなら耐水圧10,000mm、透湿性10,000gという意味になります。

単純に数値が大きいほど高性能で濡れづらく、蒸れづらくなると考えてください。

 

GORE-TEX(ゴアテックス)という最高性能の素材を使ったウェアもあり、耐水圧50,000mm、透湿性25,000gという数値の高いウェアなどもあります。

 

Burton『ゴアテックス』
画像クリックで商品詳細へ

 

耐水性で良く勘違いされているのですが、ウェアの表面を水が弾くことが耐水性という勘違いがあります。水を弾くのは撥水作用によるものでウェアの耐水性能とは関係がありません。

撥水性能は使用する度に劣化してきますが、メンテナンスで回復することができます。

防水スプレーなどが売られていますが、あれは撥水性能を回復させるものです。

<防水スプレーの例(画像クリックで商品詳細へ)>

最低限欲しい性能

 

耐水圧10,000mm、透湿性10,000g(10k)の性能は最低限欲しいです。

これ以下の物になると、ちょっと座り込んだだけで水がお尻に染みてきたり、汗を発散することができず、雨合羽を着たように蒸れて結露してウェアを着ているのに逆に濡れる、といったこと事態になるかもしれません。

登山をして裏山を滑るとかならともかく、普通にスキー場を滑るくらいなら最低限これくらいの性能があれば十分快適に滑れるでしょう。

 

あると便利な機能

パウダーガード

 

パウダーガードはウェアの裾部分が2重になっていて、腰から入ってくる雪の侵入をブロックするものです。

なかなか重宝する機能で、これがないと転んだ時や粉雪が舞うような所を滑った時に、腰部分が雪で濡れてしまい一気に不愉快な気分になります。

絶対に転ばないし粉雪も滑らない、という人なら必要ない機能ですが、あるとかなり快適です。

また同じメーカーのジャケットとパンツなら、パウダーガードの部分でジャケットとパンツを繋げることができるモデルなどもあります。

雪を完全にガードできるのでおすすめです。

 

パウダーガード付きウェアの例
画像クリックで商品詳細へ

 

フード

 

必ず必要な機能ではないし、滑る時は邪魔になるので使わないのですが、風の強い日のリフトに乗っている時に重宝する機能です。

首元から風も入って来ないので、かなり温かいです。

北海道など寒い地方で滑るならあれば便利な機能です。

 

パスケース

 

ウェアにリフト券をしまうパスケースがついたモデルもあります。

上手く隠せるような作りになっているので、オシャレな着こなしができます。

 

キーチェーン

 

ポケットの中などに付属していて、車や家の鍵を引っ掛けて紛失防止のための機能です。

ポケットにはチャックが必ず付いていますが、締め忘れなどもあって、鍵をただポケットに入れておくは結構不安なんですよね。

心配性な私には必須の機能です。

などなど、スノーボードウェアには地味ですが色々な機能があります。

 

 

 

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著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

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スノーボード防寒対策の基礎知識

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北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダーです。小学生の頃に地元のスキー場で、格好良く滑るスノーボーダーに憧れてスノーボードを始め、かれこれスノーボーダー歴は約20年になります。学校を卒業してから一度は会社員になるも、週末だけのサンデーボーダーでは満足できなくなり転職。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格を取得。それ以後、冬に仕事のない農家や土木関係の仕事をし、冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

 

 

 

スノーボードは寒い?

 

「スノーボードは寒くてつらいから嫌いだ。」

 

と思っている人はいらっしゃいませんか?

実際に私はこのように言っている人にたくさん出会ってきました。

確かに寒いのは私も大嫌いです。しかし、私はスノーボードは嫌いではありません。

なぜなら、全然寒くないからです。

「へー寒さに強いんだね。」と思われるかもしれませんがそうではありません。むしろ冷え性で結構寒がりな方です。

私がスノーボード中に寒くないのは、単純に寒くならない格好をしているからです。

「いくら厚着をしても寒い」という人もいますが、もしかしたらその厚着のし過ぎが寒さ原因かもしれません。

今回は寒くない快適なスノーボードのための格好をお教えします。

 

スノーボード、寒さの原因は「汗」がほとんど

 

まずはスノーボードの寒さの原因から考えてみましょう。

・一つは気温に対して薄着すぎる単純な寒さ。

・もう一つは汗をかいて体が濡れることで起きる汗冷えによるもの。

この2つが考えられるのですが、スノーボードの場合殆どが後者の汗冷えによるものが原因です。

 

多くの人はきちんと防寒対策をしてスキー場へやって来ます。

雪山でも寒くないような格好をしてくるのですが、スノーボードは運動量の多いスポーツですので、あまり厚着をしすぎると汗をかいてしまいます。

そして滑った後、リフトに乗って動かなくなるので、汗が冷えて寒くなってしまうのです。

典型的な汗冷えを起こしてしまうパターンです。

「厚着をするのが単純に温かい格好」というわけではないんですね。

 

本当の意味で温かい格好とは?

 

厚着のしすぎは良くないと書きましたが、では薄着にして汗をかかないようにすれば良いのか、というとそうではありません。

それでは普通に寒いので本末転倒ですね。

 

つまりは汗をかいても汗冷えを起こさないようにすれば良いのです。

汗冷えは「服が汗で濡れること」が原因です。

 

吸汗速乾素材のインナーを着れば汗冷えは起こりづらくなります。

吸汗速乾素材とは、名前のとおり、汗を素早く乾かす性能を持った素材のことです。

登山などのアウトドアをする人は必ずこの吸汗速乾素材のインナーを着用しています。

ポリエステル素材の衣類は速乾性能を持っているのでスノーボードや登山などのアウトドアに向いています。

逆に綿素材は水分を吸いやすくて乾きにくい性質を持っているので、アウトドアには最悪の素材です。

さらに欲を言えば、アウトドアブランドから出されている吸汗速乾性能がさらに優れた、高機能インナーを着用すれば結構な量の汗をかいても体をドライに保ちます。

 

高機能インナーの例

『(モンベル)mont-bell ジオラインM.W.ラウンドネックシャツ Men’s』(画像クリックで商品詳細へ)

 

この吸汗速乾素材のインナーをファーストレイヤー(肌着)として、その上にフリース素材のトレーナーなどのミドルレイヤー(肌着とアウターの間に着るウェア)を着ます。

ミドルレイヤーでも綿素材は避けましょう。

 

おすすめミドルレイヤ―の例

『(モンベル) mont-bell シャミースジャケット Men’s』(画像クリックで商品詳細へ)


 

フリースも水分を含みずらい素材ですので、発散した水分はフリースの外まで逃げていき、体は乾いた状態を保てます。

 

ウェアは関係ない?インナーで暖かさを調整

 

スノーボードウェアは薄いペラペラのものばかりですよね。

中にはダウンや中綿入のウェアもありますが、殆どはペラペラの作りの物になっています。

この薄い作りにも意味があり、特に初心者の人には薄いウェアがおすすめです。

寒そうに感じるかもしれませんが、ウェアで温かさを調整するよりもインナーで調整した方が良いのです。

なぜならばインナーならば脱ぐことができるので、温度調整がしやすいからです。

上述したように温かすぎる格好は汗冷えの原因になるので、変化しやすい山の気候に合わせた格好をするのが望まれます。

ウェアは薄く気温に合わせたインナーを着込むのがベストです。

 

ネックウォーマーはマストアイテム

 

温かい格好をする上でネックウォーマーは必需品です。

マフラーを想像していただければ良いのですが、首を温めるだけで何倍も温かく感じますよね。

特に風の強いことが多いスキー場ではその効果は大きいです。

ネックウォーマーをしていないと、首元から風が入って来てしまい、かなり体温を下げる原因となってしまいます。

また顔を覆えるタイプのネックウォーマーなら、雪が降っている日にかなりの威力を発揮してくれます。

顔が冷やされるだけでもかなり体感温度は違ってきます。

とにかく肌をなるべく露出しないことが一番ですので、ネックウォーマーは最適のアイテムです。

 

インナーから見直そう

着るものをちょっと工夫するだけで何倍も温かく快適にスノーボードをすることができるようになります。

寒い時にはウェアを気にしがちですが、実はインナーの方が重要なのです。

いくら高級なウェアを使ってもインナーがダメなら全く意味はありません。

まずはインナーから見直してもてください。

その上で高性能のウェアを着れば快適なスノーボードを保証いたします。

 

 

 

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著者:風祭健

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スノーボード初心者『道具の選び方』入門 ~基礎知識編~

著者:風祭健

北海道出身、北海道在住のアラサーのスノーボーダー。スノーボーダー歴約20年。JSBAスノーボードC級インストラクターの資格保有。冬はインストラクターとして山に籠もる生活を送っています。夏場はスケートボードとサーフィンも始めてしまい、趣味も人生も横滑りばかりです。お問い合わせはこちらから

 

「スノーボードがなかなか上達しない」

「スノーボードは寒いからいや」

などスノーボードのネガティブなお悩みは、道具選びの正しい知識を持つことで大きく改善されるのです。

このWebonではまず「道具の基礎知識」が学べるよう分かりやすく道具の今について解説をしています。著者の初心者おすすめ道具も紹介しています!

 

~~わずか20年あまりの間に、これほどの進化を遂げた理由は、技術の進化もありますが、大きな要因は道具の進化にあります。競技レベルが上ったと言いましたが、今の選手でも当時の道具を使えば、当時のレベルくらいの滑りしかできないでしょう。それくらい道具の進歩はめざましいです。~~
はじめに ~道具でスノーボードはレベルアップする~より

 

はじめに

スノーボードの道具について学ぶことは想像以上に大切なことなのです。

「なかなか上達しない」などの悩みは、実は道具選びをしっかりとするだけで解決できてしまうこともあるのです。

はじめに ~道具でスノーボードはレベルアップする~

 

第1章 主要な道具の基礎知識

スノーボードの道具は年々進化しています。以前、スノーボードを滑っていて、上達せずやめてしまった人も、進化した道具を使用すれば簡単に滑れるようになっていくのです。

スノーボードの板の進化

スノーボードのブーツの進化

スノーボードのバインディング(ビンディング)の進化

 

第2章 身に着ける道具の基礎知識

スノーボードが寒くてイヤという嫌悪感を抱いている方もいるかと思います。しかし、ウェアの正しい知識を持てば、スノーボードは快適に楽しむことができるのです。

スノーボード防寒対策の基礎知識

スノーボードウェアの基礎知識

スノーボードゴーグルの基礎知識

スノーボードプロテクターの基礎知識

 

第3章 道具の選び方

スノーボードの道具はどうやって選んでいいかは初心者の方にとっては、なかなか頭を悩ます問題だと思います。ここでは道具選びの基礎をお伝えいたします。

スノーボード初心者の板の選び方とおすすめ

スノーボード初心者のブーツの選び方とおすすめ

スノーボード初心者のバインディング(ビンディング)選び方とおすすめ

スノーボード初心者のウェア・ゴーグルの選び方とおすすめ

スノーボード初心者のワックスの選び方とおすすめ

 

第4章 道具の購入方法

実際にスノーボードの道具を購入してみましょう!どこで購入するのがいいか、中古でいいの?など疑問にお答えいたします!

スノーボードの道具の購入方法とおすすめ

 

第5章 道具のマニアックな世界

スノーボードのプロが使っている道具やおすすめのカメラを知ることで、楽しみ方は広がっていきます。スノーボードのマニアックな道具の世界をぜひ、覗いてみてくださいませ。

スノーボードのプロが使っている道具

スノーボード撮影でおすすめカメラ

バックカントリースノーボードに必要な道具4選

 

番外編

スノーボードのインソール(中敷きの)選び方とおすすめ

特殊な機能を持つビンディング6選

はじめに ~道具でスノーボードはレベルアップする~

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はじめに

 

平昌オリンピックのスノーボードは盛り上がりましたね!

ハーフパイプの平野選手の2大会連続の銀メダルで、日本中でスノーボードが話題になりました。

全国放送の番組でタレントさん達から「ダブルコーク1440ミュートグラブ」という言葉を聞けて、スノーボード好きの私はなぜか自分の事のように照れくさくなってしまいました。

 

ご挨拶遅れましたが、はじめまして、風祭と申します。

夏は季節労働者(一定の季節だけ就労する者)として働き、冬は仕事をやめてスノーボードインストラクターとして山に籠もる、という生活を長年に渡って送っています。

冬の間は「スノーボードのレッスンがある日はスノーボードをして、さらに休日はプライベートでスノーボードをする」というスノーボード漬けの生活を送っているスノーボードバカです。

スノーボード研究家とも呼ばれています。(自称ですが)

そんなスノーボード大好き人間の私としては、スノーボードの楽しさが伝わり、ぜひみなさんにスノーボードを楽しんで欲しいと日々思っています。

 

スノーボード人口が少ない理由

 

しかし、残念ながらスノーボード人口は多くはありません。オリンピック競技となった今でも、まだまだマイナー競技です。

加えて、かつてやっていた人でもやめてしまった人が多くいます。

私なりに考えたのですが、スノーボードを続ける人が少ないのは、もしかしてスノーボードのことをよく知らなくて、滑りに行くのが億劫になってしまっているだけなのではないかと。

 

確かに、

「過酷な雪山に行かなくてはならないし、転んだら痛いし、滑るの難しいし」

みたいなイメージはあると思います。そして実際に、痛い思いをして寒さに震えながら滑れなくて悔しい思いをした方も多いのではないでしょうか。

そんなイメージの方にぜひ知ってほしいのは、正しい知識と道具を持てば、寒くないし、痛くないし、簡単に上達できるということです。

 

道具が進化したことでスノーボードは進化した!

 

話はまたオリンピックに戻りますが、スノーボードは20年前の長野オリンピックから、新しいオリンピック正式種目となりました。

その頃のハーフパイプ大会のレベルは、ジャンプの高さが約2、3メートルで、技の難易度は2回転から2回転半くらいのレベルでした。

しかし平昌オリンピックの平野選手になると、ジャンプの高さは約6メートル、技は縦2回転の横4回転というレベルまでいきました。

 

 

単純計算でも、長野オリンピックの2倍のレベルに進化しています。

なにがすごいかと言うと

「長野オリンピック当時の世界トップのレベル」

は、今や

「日本の地方大会と同じくらいのレベル」

という現実です。

 

わずか20年あまりの間に、これほどの進化を遂げた理由は、技術の進化もありますが、大きな要因は道具の進化にあります。

競技レベルが上ったと言いましたが、今の選手でも当時の道具を使えば、当時のレベルくらいの滑りしかできないでしょう。それくらい道具の進歩はめざましいです。

 

初心者の方が道具の性能について学ぶ意味!

 

もちろん競技者に限った話ではなく、初心者にとっての道具も進化しています。というよりも、初心者こそ道具の性能が重要です。

極端な例を出すと、オートマ車とF1カーぐらい違います。

 

▼イメージ

 

プロの方ならならオートマ車でもF1カーでも乗りこなしますが、初心者でF1カーに乗るのは不可能に近いです。

そして車も進化して、新しい車は様々な便利な機能を持って、とても簡単に快適に乗れるようになっています。

スノーボードも同じで新しい道具には様々な機能が備わっています。昔のスノーボード道具はパワーステア(ハンドルを軽くしてくれる機能)のない古い大型バスといったところでしょうか。

 

ちょっと極端に言い過ぎましたが、これぐらいを考えてもいいと思います。

いきなり大型バスに乗らされたら、怖いし難しいしでたまったのもではありませんが、オートマ車くらいならとりあえず運転できますから楽しめますよね。

また、道具の進化は板だけにはとどまりません。

ウェアの進化もあります。イヤ、昔から良い物もあったのですが、服装に対する知識がかけていました。

綿素材のシャツは、スノーボードなどのウィンタースポーツに向いていない、と今では一般的には知られてきていますが、昔はあまり言われませんでした。

他にも「スノーボードウェアは保温性とは関係ない」や「厚着をしすぎると逆に寒い」など、快適に雪山で過ごすための予備知識はたくさんあります。

ちゃんとした着こなしをすれば、スノーボードは結構暖かく快適にすることができるのです!

もし

「寒くないならちょっとやてみようかな。」

「簡単に滑れるならやりたいな。」

と思われた方は、使える情報を書いていきますので、読んでいってくださったら幸いです。

 

 

 

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著者:風祭健

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