バリ島の入国手続き・入国審査 ~厳しい?英語は?~

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バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

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バリ島初心者の入国手続き

 

バリ島に限らず、海外旅行慣れしていない人が心配になるのは入国手続き。

 

バリ島の入国審査はそこまで厳しくありませんが、実際にどのような流れで入国手続きがなされるのか知らなければ不安を感じるのではないでしょか。

それに英語やインドネシア語が堪能でない人は、入国審査で質問に答えられるかドキドキしてしまいますよね。

 

そんなバリ島初心者に向けて今回は、基本的な入国手続きの流れを解説します。

1度でもバリ島を訪れた人は問題ないかと思いますが、初めてバリ島を訪れる予定の人はぜひ確認してくださいね!

 

入国手続き・入国審査とは?
日本から外国へ入る際にはどの国でも必ず、不法入国をしようとしていないかなどの審査が行われる。これらの審査を「入国審査」と言い、入国審査を含めた手続きを総称して「入国手続き」と呼ぶ。

入国審査ではパスポートによる本人確認はもちろんの事、英語での質問や航空券のチェックなどが行われる。入る国によってはかなり厳格な場合もある。

 

入国までの流れ

1 入国審査

▲実際の入国審査の様子:@タイ・スワンナプーム空港

 

バリ島には何日滞在するのか、その滞在日数にもよりますが30日以内の場合は空港に到着後まっすぐに通常の入国審査カウンターへ向かってください。

 

入国審査カウンターとは?
日本から外国へ入る際に行われる入国審査をする場所。「イミグレーション(Immigration)」「イミグレ」と呼ばれる。多くの場合「Immigration Control」と表記されている。

 

30日以上2ヶ月以内の滞在は別カウンターでVisa on ArrivalをというVisa(ビザ)取得する必要があり、2ヶ月以上の滞在になるとまたさらに別のVisaを取得する必要があります。

 

Visa on Arrivalとは?
インドネシアへ入国する際に到着した空港で発行するVISA(入国許可証)。35米ドルかかり、領収書を入国審査カウンター(イミグレ)で提示する必要がある。
VISA(ビザ)とは?
VISAとはその国へ入る際の許可証の事。VISA発行までにお金や時間がかかる(国によって額や時間は様々)。

VISAが無ければ基本的に他国へ入国する事はできないが日本は協定を結んでいる国が多いので短期間の滞在であればビザ不要で入国できる国が多い。(日本のビザなし入国可能国数は121ヵ国。2018年現在)

 

Visa on Arrivalの取得カウンターは空港の案内所(インフォメーション)で「Where is a Visa on Arrival Counter?(Visa on Arrivalカウンターはどこですか?)」

などと聞けば教えてくれます。

 

滞在日数によって、自分はVISAを取得しなければいけないのか?そして必要な場合、どのVisaを取得する必要があるのか?など状況が変わりますので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

 

▼必要なVISA(観光目的)

30日以内滞在 VISA無し
30日以上2か月以内滞在 Visa on Arrival

※2か月以上の滞在などは他のVISAが必要になる。(詳しくは在インドネシア日本国大使館へ)

 

バリ島は日本人観光客が多いことも関係し、入国審査は比較的優しい印象を受けます。パスポートを準備して、入国審査カウンターへ向かうだけ。担当者が勝手に入国スタンプを押してくれます。

 

入国スタンプ
入国が許可されるとパスポートにスタンプが押してもらえる。入国が許可された証となる。

▼スタンプの例

 

入国審査で質問される事

 

 

入国審査で質問されることと言えば、「バリ島には何日間滞在するのか?」や「どのホテルに宿泊するのか?」など基本的なことばかり。

 

英語が聞き取れなければ「Excuse me?(すみません)」と言えばもう一度言ってくれます。また、英語はリスニングもスピーキングも中学英語程度の知識でOKです。

 

観光客を困らせるような質問をされることは滅多にありませんので、心配しなくて大丈夫です。

帰国日のチケットを見せるよう要求されることもありますので、あらかじめ準備しておくのが良いでしょう。

 

<編集部コラム>帰国日のチケットが無い場合は?
基本的に観光でバリ島へ行く場合は往復の航空チケットを取る事になるので「帰国日のチケットが無い」という事はまず無いでしょう。往復でチケットを取った方が安いですし、手間も少なくて済むからです。

しかし、「バリ島へ行ってから帰る日を決めよう」「バリ島で次に行く国を決めよう」といったバックパッカー旅行のような事をしようとする場合や、チケットを保存しておいたスマホを紛失した・印刷しておいたチケットがなくなってしまった、といった場合に「帰国日のチケットが無い」という事は起こり得ます。その場合も、入国審査でチケットを要求されたらその旨を正直に話しましょう。

もちろん、疑われてしまう事もありますがたいていの場合は不法に長期滞在しようとしていない事が相手に伝わり無事に入国できるでしょう。

 

2 預け荷物受け取り

 

入国審査が終われば、そのまま流れにそって、飛行機に乗る前に預けた荷物を回収しに行きます。

自分が乗ってきた飛行機が表示されているターンテーブル(荷物が出てくる回転式のレールのようなもの)に向かい、あとは荷物が出てくるのを待つだけ。

 

▼荷物の受け取り場所の例

photo by eric molina

 

飛行機のグレードや諸々の状況にもよりますが、私の経験上、毎回預け荷物が出てくるまでにかなり時間がかかります。

バリ人のまったりとした国民性が関係しているのかどうかはわかりませんが、日本のようにテキパキと準備が進められてすぐに荷物が出てくることは滅多にありません。

なかなか預け荷物がターンテーブルに流れてこず不安になるかもしれませんが、気長に待つようにしましょう。

 

ポーターに注意!

 

預け荷物受け取りで注意することは、近くにいるポーター(荷物を持つ仕事をしている人)に騙されないこと。

荷物が多くてポーターの手伝いが必要というのであれば仕方がありませんが、必要ないのであればポーターに話しかけられても「No thank you」という拒否の意志を表明するのは大切です。

悪質なポーターであった場合、法外な値段をふっかけてお金を騙しとろうとする人もいますのでご注意ください!

 

3 税関審査

 

入国審査を済ませ預け荷物をピックアップすれば、あとは税関の審査を受けるだけ。入国時に課税の荷物があるかないかで並ぶカウンターが変わります。

 

課税の荷物とは
税関審査は輸入出が禁止・規制されているものを調べるための場所。

そんな税関で課税される荷物とは大量のお酒や香水・現金など。つまり普通に旅行用に何かを持ってきた場合は課税される荷物は無いのでご安心を。

気になる場合は機内で渡される「税関申告書」という紙に対象となる荷物が記載されているので読んでみましょう!

 

そもそも申告する荷物がなければ、特に何の審査も受けることなく難なく通過できます。

 

この税関審査を通過するためには、税関申告書を係員に提出しなければいけません。

税関申告書は飛行機内で渡されることが多いですが、機内で渡されなくても税関審査前に空港で記入することができます。

 

記載方法は英語かインドネシア語ですが、税関審査エリアのテーブルに申告書書き方の見本がおいてありますので、どのように記入すればいいのかよくわからない人は参考にしてください。

 

以上が入国手続きの基本的な流れです。

 

入国手続きが終わりゲートをくぐれば、あとはバリ島旅行を満喫するのみ!

入国手続きはサクッと終えて、あとは思う存分バリ島旅行をお楽しみください。

 

 

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バリ島のホテルの取り方 ~初心者おすすめサイト~

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バリ島のホテルの取り方

 

海外旅行において、ホテル選びはかなり重要。

どんなに素敵な観光スポットを巡り美味しい料理を食べても、滞在先のホテルが酷ければ旅行は台無しになってしまいます。それくらい、旅行前のホテル選びは重要なのです。

 

しかし実際のところ、初めてバリ島を訪れる人は土地勘がないため、どのエリアのどんなホテルを選ぶべきかわからないですよね。

それに、海外旅行そのものに慣れていない人はどの予約サイトからホテルを探せば良いのかわからない人も多いことでしょう。

 

そんな人に向けて、今回はバリ島旅行の際のホテルの探し方をレクチャーさせて頂きます!

最後にはおすすめのホテルも紹介しますので、ぜひお見逃しなく。

 

ホテルの取り方は2つ

 

そもそもホテルの取り方にはどのような方法があるのか。大まかに分けて「旅行会社のツアー」と「予約サイト」の2つの方法があります。

 

1 旅行会社のツアー

 

1つは旅行会社のツアー使い、それに組み込まれているホテルを利用すること。

このメリットは、自分でホテルを探す手間が省ける点。そのため会社員の方など、仕事が忙しくてホテル探しに時間がとれない人におすすめです。

それに、パッケージのホテルを使うということは、すでにそのホテルを斡旋(あっせん)する旅行会社からは「信頼できるホテル」だと認められているということ。

自力でホテルを探すよりは、失敗する可能性は下がります。

 

例:HISなどの旅行会社のパッケージを利用する(画像:HIS公式サイト)

(出典:https://www.his-j.com/Default.aspx)

 

HISでバリ島のホテルや航空券を予約したい場合はこちらから

 

2 予約サイトで探す

 

もう1つの方法は、自分で予約サイトからホテルを探すこと。このやり方のメリットは、とにかく自分好みのホテルを探すことができるという点。

滞在日数やエリアによって柔軟にホテルを変えることができますし、価格帯も旅の予算に合わせることもできます。

旅行会社に任せるよりは手間がかかりますが、旅行のスケジュールは自分で決めたい!と考えている人は予約サイトからホテルを探すのが良いでしょう。

 

▼ホテルの取り方比較表

取り方 労力 特徴
旅行会社ツアー 楽にできる 失敗が少ない
予約サイト 手間がかかる 自分好みを探せる

 

おすすめ予約サイト

 

先ほどホテルの探し方について2つの方法を提案しましたが、ここではおすすめの予約サイトをご紹介します。

 

ちなみに私がバリ島で宿泊するホテルを探すときは、断然自分で予約サイトから探す派です!

なぜかというと、そちらの方がたくさんの選択肢の中からお気に入りのホテルを選ぶことができるから。

旅行会社のツアーを利用すると、結局その旅行会社提携のホテルの中から選ぶことになってしまいます。そうすると、その中から自分の希望のホテルに出会うのはかなり難しいのです。

 

ホテルの予約サイトは世の中にたくさんありますが、たくさんのサイトを使って調べると時間がかかりすぎて逆に非効率なため、私は以下の2つのサイトしか使っていません。

 

Booking.com(ブッキングドットコム)

(出典:https://www.booking.com/index.ja.html)

 

Booking.comは1996年にオランダ・アムステルダムで創立されました。

現在、 世界70ヶ国に 198の支社を展開、1万7,000名以上の社員を擁している世界最大級の旅行ECサイトです。

 

Booking.comのご利用はこちらから!

 

Agoda(アゴダ)

(出典:https://www.agoda.com/ja-jp/?cid=-151)

 

agoda(アゴダ)は先ほど紹介したBooking.comのグループです。アゴダの売りは宿泊施設数の多さなどでBooking.comで取り扱っていない宿がある場合も。

 

agoda(アゴダ)のご利用はこちらから!

 

この他にもホテル予約サイトはたくさんありますが、この2つのサイトから探しても良いホテルが見つからなかった場合のみ別のサイトを使うようにしています。

この2つのサイトは定期的にセールが行われていますので、普段は手が届かないような高級ホテルをお得な価格でゲットすることも難しくありません。

 

また滞在期間にもよりますが、滞在日数が長い場合はAirbnb(エアービーアンドビー)を使うとかなり価格が抑えられます。

 

Airbnb(エアービーアンドビー)とは
自分の家や別荘に泊めてあげる事ができる人とそこに泊まりたい人のマッチングサービス。現地の人の家に泊まれる・ホテルよりも安い、などのメリットがある。

https://www.airbnb.jp/

 

現地の人との交流が好きな人はこういったところから予約しても良いかもしれませんね!

 

おすすめホテル

 

それでは最後におすすめのホテルを紹介します。

どのエリアに滞在するのかにもよりますが、ここではバリ島を代表する繁華街クタのホテルを1つ紹介します。

 

バリ島・クタエリア
「クタ」はバリ島随一の観光エリア。

有名なクタビーチや大型ショッピングセンターがあり観光客が絶えない。

▼クタビーチ

 

クタでおすすめしたいホテルといえば、Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)です。

 

▼Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)公式HP

(出典:http://terraceatkuta.com/)

 

クタエリアの中心にある、中級レベルのホテル。

 

ちなみにこのホテルはBooking.comから予約しましたが、予約時はセールが行われていて40%オフで宿泊できました。

定期的にセールが行われていますので、たまにチェックしてみると良いかもしれませんね!

 

<【Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)】Booking.comでの現在の値段はこちらの「検索」ボタンから調べられます!>



Booking.com


このホテルはとにかく清潔感があり、潔癖だと言われる日本人でも快適に過ごすことができます。

Wi-Fiの速度も速く、スタッフもフレンドリー。クタの中心にあり立地も良好で、滞在環境としては申し分ありません。

 

敷地内にあるプールも広くて気持ち良いので、もしクタに滞在する予定があるのであればぜひ利用して欲しいホテルの1つです!

 

Hotel Terrace at Kuta(ホテル テラス アット クタ)

公式サイト:http://terraceatkuta.com/

 

注意すべきホテルはある?

 

もちろんホテルは泊まらなければ本当の良し悪しは分からないのですが以下のようなホテルは初心者の方は注意しましょう。

 

  • 予約サイトに掲載されている画像がわかりずらい
  • 写真が綺麗なわりに、ホテルの価格が異常に安い
  • 口コミ数が少ない、あるいは多くても評価が低い

この3点に気をつけておくのが重要です。

現地へ足を運ばずに予約サイトからホテルを選ぶ場合、予約サイトの写真や情報から選ぶことになります。

どのホテルも写真だけは綺麗に撮影するとは思いますので、いざ訪れてみると現実とは異なることも。

その場合は、予約サイトから予約する前に直接ホテルのホームページを検索してみるなどをすると良いかもしれません!

 

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著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

世界の絶景111選【中東編】

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世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第1章では、海外旅行などに縁がなかった初心者の方でも分かりやすいように、世界を

ヨーロッパ】【北米】【南米】【アジア】【アフリカ】【オセアニア】【中東

の7つのエリアに分けて絶景スポットをご紹介します。誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。

 

初心者にもおすすめ!世界の絶景【中東編】

 

中東といったら危険というイメージは否めません。ただ、中東でも2022年のFIFAワールドカップの開催国に決まっている「カタール」など、観光誘致を推奨している国もあります。

今回は、中東にある15の国の中から比較的安心といわれる地域を中心に、10の絶景スポットを選んでみました。

 

日本から直行便が出ている国やツアーで訪れることができる初心者向けのスポットを中心に、砂漠など日本ではちょっと味わえないエキゾチックな体験ができるスポットも厳選してみました。

 

1 【ヨルダン】映画インディー・ジョーンズの世界!冒険気分でワクワク観光『ペトラ遺跡』

 

砂漠の中に突如として現れる、バラ色に輝く謎の遺跡。それがペトロです。

毎日3,000人が訪れ、「世界八番目の不思議な地」といわれています。階段もありますが比較的歩きやすいところが多く、初心者の方にもおすすめです。

「シーク」と呼ばれる高さ80100mの切り立つ岩の隙間を進み、開けるとそこにはペトロのシンボル「エル・ハズネ(宝物殿)」が立っています。

 

<エル・ハズネ>

 

ここは、『インディー・ジョーンズ・最後の聖戦』の舞台で、最大のフォトスポット。

<『インディー・ジョーンズ・最後の聖戦』(画像クリックで作品詳細へ)>

昼間の荘厳な遺跡も魅力ですが、夜の幻想的なイベント「ペトラ・バイ・ナイト」も必見。

 

<ペトラ・バイ・ナイト>

(出典:https://www.flickr.com/photos/slaioo/14764188248)

 

また、8,000席もある円形劇場や列柱通り、凱旋門や500基以上の岩窟墳墓群などみどころも豊富。体力に自信がある方は、約850段の石段を上った先にある、高さ約40m、幅約50mのペトラ最大の神殿エド・ディル観光もぜひ。

 

<エド・ディル>

 

入口からシークまでの間は馬車を、ハズネからレストランまではラクダやロバのライドなど、日本ではなかなかできない体験も楽しめます♪

1日ではペトラの魅力の全てを味わえません。ぜひ、連泊して、2,000年以上も前に定住したナバテアの人たち(紀元前2世紀前半頃にペトラ周辺に住んだ民族)が創りだした大都市を、心ゆくまで観光してみてはいかがでしょう。

 

おすすめビューポイント

巨大な岩の裂け目「シーク」は必見。高く聳える両壁には、天然の赤みがかったバラ色の層になっており、かなりの美しさ。シークを抜けると目の前に現れるのは「エル・ハズネ」。これをみた時の感動は、言葉ではいい表せないほど。

 

アクセス

ヨルダンからJETTバスで約3時間。

URL: http://nabataea.net/ppark.html

 

 

2 【トルコ】岩窟軍の上を気球が飛ぶ絶景『カッパドキア』

(出典:https://www.flickr.com/photos/tagiru/17038558442)

 

アナトリア地方の中部にあるカッパドキアには、キノコや竹の子など色々な形をした奇岩が、東西に20km、南北に50kmにわたって続いています。

色もベージュをはじめ赤やピンクなど色とりどりでみているだけで気分も上々。

イスタンブールから、日帰り観光もできるので初心者にもおすすめです。もちろん、洞窟ホテルに泊まって、カッパドキアを存分に観光するのも◎。

見どころは、ギョレメの街とギョレメ野外博物館周辺に集中しています。

かつて、ローマ帝国に迫害され追われたキリスト教の信者が穴を掘って住みついた無数の洞窟教会と敵に襲われた時のためのシェルターのような78層の地下都市を展示しています。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Cappadocia?uselang=ja#/media/File:50180_G%C3%B6reme-Nev%C5%9Fehir_Merkez-Nev%C5%9Fehir,_Turkey_-_panoramio_-_Robert_Helvie_(30).jpg)

 

地上や地下探検をしたら絶対に体験したいのはやっぱり気球に乗って空の上からの観光ですね。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Cappadocia?uselang=ja#/media/File:Capad%C3%B3cia_(7187663391).jpg)

 

静寂の空の上から他の気球と奇岩が連なる大地を眺めてみるのも醍醐味です。

できれば、朝早く起きてトルコの日の出とカッパドキアの絶景を一度に味わう贅沢な観光がおすすめです。乗馬でカッパドキアを体験するツアーもあります。

 

おすすめビューポイント

オルタヒサルにある、ローズバレーの夕日のころはかなりの絶景です。夕日が奇岩を照らすと、名前のようにバラ色に輝く絶景が広がります。カッパドキアは、広大な土地にあり、みどころが多いので、下調べして訪れてくださいね。

 

アクセス

イスタンブールからカイセリまで飛行機で約1時間半。空港からバスで約1時間。

 

3 【アラブ首長国連邦】世界最大のペルシア絨毯は必見!『シェイク・ザイード・グランド・モスク』

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ef/جامع_الشيخ_زايد_الكبير_Sheikh_Zayed_Grand_Mosque_-_panoramio.jpg/640px-جامع_الشيخ_زايد_الكبير_Sheikh_Zayed_Grand_Mosque_-_panoramio.jpg)

 

中東UAEの首都アブダビのランドマークで、年間300万人が訪れる人気の観光スポット。

UAE建国の父と称えられる「シェイク・ザイード」が埋葬されていることでも知られています。

シェイク・ザイードとは
シェイク・ザイードはUAE建国の父とも呼ばれ、1971年にUAEが建国された時の初代大統領。石油開発によってUAEを豊かな国にしたといわれ尊敬を集めている。

<シェイク・ザイード>

 

豊かな国を象徴するような豪華なモスクは、総工費約20億ディルハム。日本円にして約550億とか。

総大理石造りで白亜の美しいモスクは、一生に一度はみたい建造物です。飛行機の乗り継ぎの間にちょっと寄れる距離にあるので、初心者にも訪れやすいスポットです。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sheikh_Zayed_Grand_Mosque,_Abu_Dhabi,_United_Arab_Emirates_(Unsplash_ERLAcTp-8MQ).jpg)

 

82個のドームを持つモスクは、メインホールのペルシア絨毯をはじめ、みどころも豊富。

1,000本もある柱には全て、ラピスラズリやアメジストなどの宝石で花模様の装飾がされ、ヤシを模した金の装飾も施されています。

メインホールには、絨毯の他にスワロフスキークリスタルと24金で作られたシャンデリアがいくつも並んでおり豪華絢爛。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/abzisse/25989207681/)

 

夜ライトアップされたモスクは、美しく絶好の撮影ポイントですよ♪壮麗なモスクは神聖な場所なので、服装や写真のポーズなど細かな決め事があるのでご注意を。男女の距離が近すぎる写真もNGです。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/4444/6887392973)

 

 

おすすめビューポイント

白亜の外観はもちろんですが、おすすめビューは、世界最大のペルシア絨毯です。5,627平米を1,200人で織り上げたとか。ぜひ、裸足で歩いて、手織りの高級感を味わってみてくださいね。

 

アクセス

アブダビ国際空港から車で約20分。

URL: https://www.szgmc.gov.ae/en/Home

 

 

 

4 【ドバイ】中東屈指の景勝地?!『ドバイ・デザート』

(出典:https://www.flickr.com/photos/viator-things-to-do/2279508036)

 

ドバイに来たら、アラビアンナイトの世界は絶対に味わいたいですよね!

ドバイ・デザートは、アブダビの街の中心部からわずか車で1時間と初心者にはもってこい!

サファリツアーで訪れるのがおすすめです。都会の喧騒を離れた静寂の中、砂漠のオアシスで、非日常を味わうのにもピッタリ♪

ツアーの内容は色々ありますが、おすすめしたいのは夕方からの日帰り観光ツアー。4WDで砂漠を疾走したり滑り降りたり、ハラハラドキドキの砂漠体験を楽しめます。

キャンプでは、ラクダライドや民族衣装の試着、BBQディナーと共にベリーダンスショーを満喫するなど内容も豊富。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/eguidetravel/3601546945)

 

もちろん、砂漠に沈むオレンジ色に輝く夕日はロマンティックで言葉を失うほど。砂漠の砂をなでる風でできた風紋もひときわ美しく見えますよ。

 

 

1日ゆっくり砂漠を味わう一泊ツアーもおすすめです。

デザート砂漠のオアシスにある3つの高級ホテルで、アラビアンナイトな夜を過ごしてみてはいかがでしょう。また、一刻一刻と表情を変える砂漠を存分に味わえます。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/viator-things-to-do/2278714025)

 

おすすめビューポイント

4WDが砂漠を走り抜けるのをみるのもおすすめですが、車を降りて砂漠の中で思い思いのスタイルで写真を撮るのもお忘れなく。オアシスで一休みするアブダビの野生の動物たちを撮影するのも◎。

 

アクセス

アブダビから車で約1時間。

 

5 【トルコ】雪で作ったような純白の棚田湯『パムッカレ』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Pamukkale_56.jpg)

 

トルコ西部のデニズリにある、悠久の時が創りだした純白の棚田湯。

温泉の炭酸カルシウムが堆積し、土手を次々に作りだした、ちょっと他では考えられない絶景が広がっています。イスタンブールから日帰りツアーで訪れることができるので、初心者にもおすすめです。

現在は、干上がった石灰棚もありますが、一部では足湯として浸かることができます。

晴れた日にはお湯に青空が映り込み、石灰棚の白とキラキラと輝く水色の温泉が奏でる絶景を望めます。夕日のころは、茜色に染まり幻想的で見応えあり。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/47096398@N08/5864262845) 

 

おすすめビューポイント

裸足で石灰棚を歩いたり、ぬるめのお湯に足をつけたり、絶景の楽しみ方は色々。白と水色の温泉のコラボはかなりの美しさです。

 

アクセス

イスタンブールからデニズリまで飛行機で1時間半。空港からパムッカレまで車で約30分。

 

6 【イラン】島全体が奇観だらけ!『ゲシュム島』

(出典:https://it.wikipedia.org/wiki/File:Beach_Qeshm_Island.jpg)

 

イラン南東部のペルシア湾に浮かぶゲシュム島。島の長さ135kmで総面積約1,500㎢あるイラン最大の島です。

島内には奇観(珍しい眺め)が点在しており、みどころも豊富。対岸にあるドバイからの1日観光ツアーがあるので、初心者でも安心して訪れることができます。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%5EStars_vally,_Qeshm_Island,PERSIAN_GULF_دره_ستاره_ها_-_panoramio.jpg)

 

ジオパークに登録されるほどの景勝地ですが、運営規則に従わなかったという理由で登録削除されています。

 

ジオパークとは
Geo(ジオ)=大地、Park(パーク)=公園、つまり「大地の公園」という意味で地球・自然を楽しむ事ができる公園などを指す。

ユネスコの定める基準に基づいて高品質と認定されたジオパークだけに与えられる。2015年11月よりユネスコの正式プログラムとなった。

 

みどころは、トルコのカッパドキアとヨルダンのペトラ遺跡を融合したような「星の谷」やアメリカのアンテロープキャニオンのような「チャークーフ渓谷」、海の交通の要塞として栄えた島を象徴する「ペルシア湾要塞」と岩塩でできた巨大な岩山にある、潮の洞窟。また、マングローブ林へのボートツアーも◎。

 

<星の谷>

 

<チャークーフ渓谷>

 

おすすめビューポイント

世界最大級の塩の洞窟はかなりの絶景です。洞窟内には塩の鍾乳石もあり、近くにはウミガメの産卵地もあります。また、石灰岩が風化と浸食を繰り返し、ミルフィーユのように層となった奇観が広がる「星の谷」も見逃せません。

 

アクセス

テヘランから飛行機で約1時間半。初心者は、ドバイからのツアーで行かれることをおすすめします。

URL: https://qeshmtours.com/ja

 

 

7 【アラブ首長国連邦】世界有数の大都市「ドバイ」らしさを味わう絶景!『ドバイ・ファウンテン』

 

近未来都市的でインターナショナルな大都市のイメージが強いドバイならではの絶景観光スポットのひとつ。

ドバイでもトップクラスの観光地で、夜になると地元の方はもちろん観光客たちで、いつも賑わいを見せています。

ドバイ・ファウンテンは、地上828m160階建てで世界一の高層ビルといわれるバージュ・ハリファを囲むように造られた人工湖で繰り広げられる噴水ショー。

150mもの高さまで吹き上がる水を約6,000個のライトで照らす、275mに及ぶ長さの噴水のショーは迫力満点です。

 

 

噴水の側からみるのは最大の醍醐味ですが、人口の湖の周りにあるレストランやカフェから見渡すショーもたまりません。

ショーは、夕方から30分に一回、クラシックやアラビアンの音楽に合わせて3分間にわたって行われています。

 

おすすめビューポイント

おすすめのフォトジェニックスポットは、噴水の後ろに聳えるバージュ・ハリファを背景にみること。世界一の規模を誇るドバイモールの中にある、世界一高いバージュ・ハリファと世界で一番の大きさを誇る噴水ショーのコラボは素晴らしいです♪。

 

アクセス

地下鉄、ドバイモールから徒歩で約15分。

URL: https://thedubaimall.com/

 

 

8 【ヨルダン】塩と水の共演が美しい!『死海』

(出典:https://www.flickr.com/photos/joi/3538171859)

 

世界中から大人気の死海は、一生に一度は行ってみたいという方も多いと思います。

アクセスはちょっと難しいところもありますが、日本から、ペトラ遺跡(当ページ1番目で紹介)とセットのツアーなどもあるので初心者にもおすすめです。

塩分濃度が高く浮かぶ海は世界中にもたくさんありますが、古い歴史を持ち注目度も高いとくれば、ヨルダンの死海が一番ですね。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Jordan_Dead_sea.jpg)

 

しかも、ヨルダン渓谷内にあるので、美しい景観も楽しめます。特に死海の南沿岸は塩の結晶もできており、塩で白く染められたビーチと透き通ったエメラルドグリーンの水のコラボは、かなりの美しさです。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/israelphotogallery/15062274265)

 

もちろん塩分濃度30%を誇る死海に入って、体が水に浮く不思議体験や泥パックをして究極の美を手に入れるのも◎。

海水はトロリとしていて水に浮かんでいる時って超気持ちがいいものですよ。でも、塩分濃度がかなり高いので、海水が目に入らないように十分気をつけてくださいね。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/israelphotogallery/15015121181)

 

おすすめビューポイント

死海ハイウェイ沿いに点在するパーキングスペース。南海岸線上が絶景なので、車を止めて写真を撮るのもおすすめです。

 

アクセス

ヨルダンの空港からエアポートバスでバスターミナルへ。ラーマ行きのミニバスでエンゲディへ行き。その後タクシーで死海へ。

URL: http://jp.visitjordan.com/Wheretogo/thedeadsea.aspx

 

9 【レバノン】ユニークに満ちた鍾乳洞探索はいかが?『ジェイタ洞窟』

 

レバノン屈指の観光スポットです。山の中腹に2つの鍾乳洞があり、とっても美しい景観が広がっています。

7kmある鍾乳洞の中で見学できるのは500mほど。

洞窟の入り口までは、ゴンドラで上がることもでき、ちょっとしたアドベンチャー気分も味わえます。有名観光地のため、色々なツアーに組み込まれているので初心者にもおすすめ。

 

上部はさまざまな形をした鍾乳石を、想像力を働かせながら巡るウォーキングツアーを楽しめます。下部では、川をボートで巡るちょっとした冒険を楽しめます。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/126011099@N05/14818697588)

 

静寂な川に広がる壮大な自然のアートは、みる価値ありですよ。残念ながら、写真撮影は禁止されているようです。

 

おすすめビューポイント

上部の鍾乳洞内には、繊細な石灰岩がカーテンのように見える「岩のカーテン」や巨大なチューリップのような鍾乳石が見物です。下部の洞窟では、まるでピサの塔のような巨大な石筍など、面白奇岩がみられます。

 

アクセス

ベイルートから約15km。バスでナハル・カルブまで行き、その後はタクシーのみ。初心者の方は、ツアーで行かれることをおすすめします。

URL: http://jeitagrotto.com/

 

 

10 【カタール】海に砂漠に欲張りな方におすすめ『ホール・アル・ウデイド(インランド・シー)】

photo by Jon Rawlinson

 

日本から直行便があり、観光に力を入れているカタールは、初心者におすすめの観光スポット。

もちろん、みどころも豊富ですが、中でも海と砂漠の両方を一度に楽しめる贅沢な観光を楽しめます。

サウジアラビアとの国境にあり、サウジアラビアに入らないように注意が必要ですが、ここの絶景は訪れる価値あり。

インランド・シーに行くには、砂漠を通らないと行けないので、ツアーは4WDに乗って砂漠を疾走するアクティビティとセットになっています。

 

photo by Land Rover MENA

 

ジェットコースターのようなスリリングな砂漠体験は、ぜひ味わってくださいね。実は、ここの砂漠はドバイ砂漠より広大で、砂漠の砂や質感も全く違っているので、両方に訪れて比べるのも◎。

肝心の海は目が覚めるほど真っ青な海をみることができ、砂漠でのジェットコースター体験とで日頃のストレスも吹っ飛んじゃうこと間違いなし!

 

photo by Isabell Schulz

 

しかも、ツアー参加者だけのプライベートビーチ的なスポットで、透明度の高い海を存分に楽しむことができます。

また、渡り鳥たちの生息地で、運がよければフラミンゴやサギ、コウノトリやカモメもみることができます。

 

おすすめビューポイント

海辺からエメラルドグリーンの湖と白砂のコントラストはかなりの絶景です。また、干満によっては、サブハと呼ばれる潟が出現することも。ここからの景色は何時間みていても飽きません。

 

アクセス

首都ドーハから車で南へ約2時間。ツアー参加のみで訪れることができます。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アジア・中央アジア・中東編】

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行におすすめの国【南アジア・中央アジア・中東編】

 

前回こちらでご紹介した東アジア・東南アジアに引き続き、同じアジアの南アジア・中央アジア・中東について今回はご紹介します。

 

6 バックパッカーの聖地『インド』

 

 

インドは「バックパッカーの聖地」とよく評されています。もしバックパッカーとして海外を旅行しようとするなら、

「人生観が変わるから一度は訪れた方がいい」

と数多くのバックパッカーの先輩たちから言われることでしょう。

 

インドに行くと人生観が変わる理由は、様々なカオスを体験できるからだと言われています。

 

著者が思う「インドのカオス」

・  人間に限らず、犬や牛などありとあらゆるものが街を歩いている

・  道を聞いても聞く人ごとに答えがバラバラ

・  決まりのない交通ルール(とにかく車や人が行き交う!)

・  とにかく自由で一人一人が個性的すぎるインド人

 

こうした日本では絶対に経験できない体験をインドという国は与えてくれます。

タージマハルやガンジス川といった有名観光地だけでは語れないのがインドの魅力です。

 

タージマハル

インドの代表的建築物で世界遺産の一つ。ムガル帝国の皇帝が亡き愛妻の為に立てたお墓。

ガンジス川

インドを流れる大河。沐浴や火葬場としても有名で多くの観光客が訪れる。

 

また、インドは

・  暑い(場所や季節にもよるが、気温40度以上になることもある)

・  汚い(ゴミが街中に散乱している)

・  うるさい(都市部では車のクラクションが鳴りっぱなし)

といった3拍子が揃い、必ずといっていいほど「食あたり」をするとも言われている環境的に厳しい国です。

 

そんなインドですが、貴重な人生体験の一つとして一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

主観も入った!「インド」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 6,089km
東京との時差 -3.5時間
公用語 ヒンドゥー語(準公用語・英語)
主な宗教 多くがヒンドゥー教、その他様々な宗教
国民性 大らか
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★★
★★★★★
スリル
★★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(入場料などで観光客価格(高めの値段設定)あり)

国旗
地図

 

7 中央アジアを訪れるなら『ウズベキスタン』

 

中央アジアを訪れるなら、オススメしたい国がウズベキスタンです。

 

中央アジアってどこ?

ユーラシア大陸の中央部。カザフスタン・ウズベキスタン・キルギス・トルクメニスタン・タジキスタンなどが中央アジアに当たる。モンゴルなども含める場合がある。

▼ユーラシア大陸

▼中央アジア

 

 

ウズベキスタンはシルクロード(中国と地中海付近の国との歴史的な貿易道)の中継地点として古くから栄えた地域であり、歴史的な観光名所が数多く存在します。

 

特にサマルカンドやヒヴァといった歴史都市は本当に壮大なもので、その歴史的価値から世界遺産にも登録されていますね。

 

サマルカンド

ウズベキスタンの古都で世界遺産の一つ。青空と建築物の色から「青の都」と呼ばれる。

ヒヴァ

ウズベキスタンの代表的な宗教都市。

 

近年、ウズベキスタンは国を挙げて観光振興に力を入れており、20182月からは日本人はビザ無しでウズベキスタンに旅行できるようになりました。

 

ビザ無しとは

VISAと呼ばれる入国に際して必要な手続きが不要な国。通常、外国に入る場合VISAを事前に発行しておかなければならないが日本の信頼が厚い国(実際には協定を結んでいる国)などは日本のパスポートを提示すればVISAが無くても入れる。

VISAを発行するためには時間や費用がかかる(行く国によって異なる)のでビザなしの国は旅行者にとってありがたい。

 

ウズベキスタン航空なら日本からの直行便も通っているのでこれからますます注目される国となるでしょう!

 

主観も入った!「ウズベキスタン」基本情報
東京からの距離 6,354km
東京との時差 -4時間
公用語 ウズベク語
主な宗教 イスラム教9割
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(日本の半分程度)

国旗
地図

 

8 旅人を最大限にもてなす国『イラン』

 

「人が一番親切だった国はどこ?」

と聞くと、数多くのバックパッカーが揃って答える国がイランです。実際に、イランを旅行すると

 

・  地元の人に泊めさせてもらえる

・  レストランで食事をしていたら、隣の見知らぬ人が奢ってくれる

・  街中で「イランへようこそ!」と話しかけられる

 

といったことが普通に起こります。

 

イラン人の多くはイスラム教徒で、イスラム教の教えに

「旅人を最大限にもてなすべし」

といった教えがあるため、その教えを真に実践しているんですね。

 

イスラム教の教え「旅人を最大限にもてなすべし」

マスコミの報道などの影響で「危険」などのイメージがあるイスラム教だが実際は「旅人を最大限にもてなすべし」などの教えなどからも分かるように心優しい教えが多くある。「イスラム過激派」と「イスラム教」は異なる。

 

イランというと、核開発やアメリカと敵対している国というイメージ、また中東の国なので治安が心配という人も多いでしょう。

 

しかし、本当のイランは旅行者を大歓迎し、また治安も比較的落ち着いているバックパッカーならぜひ訪れておきたい国なんです。

 

特にオススメしたい観光地はその昔「世界の半分」と言われるまで栄えた歴史都市のエスファハーンです!

 

エスファハーン

貿易が盛んで世界中の商品がエスファハーンに集まった事から「世界の半分」と称された歴史都市。

▼エスファハーン

photo by Khaju Bridge by User:Gire 3pich2005 Chehel Sotoun Palace by User:Arad Si-o-se Pol by User:Shahab.mg Naqsh-e Jahan Square

 

主観も入った!「イラン」基本情報
東京からの距離 7,655km
東京との時差 -4.5時間
公用語 ペルシア語
主な宗教 イスラム教
国民性 優しい
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★★
★★★★★

(物価が上昇傾向にある)

国旗
地図

 

9 ビザ無しで1年も滞在できる『ジョージア』

 

「ジョージア」という国をご存知でしょうか。ジョージアはその昔「グルジア」とも呼ばれていた国です。

 

編集部コラム<ジョージアとグルジア>
2015年に「グルジア」から「ジョージア」に名称が変更された。多くの国が元々ジョージアという呼び方をしていた事が名称変更の主な理由。だが、現地語ではジョージアではなく「サカルトヴェロ」と呼ばれている。

グルジアはソ連の構成国家だったが1991年に独立を果たしている。ロシアやソ連からの支配が続いた事も影響してロシアと対立路線にいく事もしばしばある。

 

ジョージアはご飯がとても美味しい国と言われています。

地理的にアジア、ヨーロッパ両方の影響を受けているため、料理もパンやポテト・チーズを使ったヨーロッパ風のものから、小籠包に似た「ヒンカリ」と現地語で呼ばれるアジア風の料理まで多岐に渡ります。

 

▼ヒンカリ

 

また、ジョージアの特徴は日本人ならビザ無し(先述)で360日滞在できること。

ビザ無しで1年近くも滞在できてしまう国なんてまずありませんから、すごいことです。物価も安いので長く滞在することも十分に可能ですね。

 

観光としては、コーカサス山脈の大自然、また歴史のある教会や城塞(都市や町を守る建築物)を見に行くツアーがとてもオススメです!

 

コーカサス山脈

黒海からカスピ海に走る山脈。

スヴェティツホヴェリ大聖堂

ジョージアの歴史的な教会の一つ。

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/グルジアの歴史#/media/File:Cathedrale_Svetitskhoveli.jpg)

 

 

主観も入った!「ジョージア」基本情報
東京からの距離 7,885km
東京との時差 -5時間
公用語 グルジア語7割(他はロシア語・アルメニア語など)
主な宗教 キリスト教(ジョージア正教)他
国民性 穏やか
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(ドミトリーは1泊500~1000円程度)

国旗
地図

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

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目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

バックパッカー旅行におすすめの国35選【東アジア・東南アジア編】

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

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『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行初心者にオススメの国【東アジア・東南アジア編】

 

いざバックパッカー旅行をしようと思っても、世界にはおよそ200の国があり、行き先を選ぶのは大変です。

ここからは僕が思うバックパッカー旅行にオススメの国を35ヵ国紹介していきます!

ここでは東アジア・東南アジアに地域を絞ってご紹介します。是非これを参考にバックパッカー旅行へ出かけていただければと思います!

 

1 日本のお隣り!『台湾』

 

女子旅に大人気のお隣の台湾は、バックパッカーにとってもオススメの国でもあります。

 

台湾へは、地方都市も含めて日本各地から飛行機で行くことができます。値段も手頃なので、バックパッカーデビューする際の練習としてもオススメの旅行先です。

 

台湾の物価は日本よりも安いですし、美味しい屋台が充実しているので、食事の心配もいりません。日頃から日本人は中華料理を食べるので、食べやすい料理が多いと言えます。

 

▼中正記念堂(著者撮影)

 

また、台湾は親切な方がとても多く、日本語が話せる方も結構います。旅慣れしていない初心者バックパッカーにとっても易しい旅先なのが台湾ですね。

台北(たいぺい)や九份(きゅうふん)といった有名観光地だけでなく、台南や花連といった地方都市も過ごしやすく、魅力的です。

 

九份(きゅうふん)

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:224,_Taiwan,_新北市瑞芳區崇文里_-_panoramio_(32).jpg)

九份(きゅうふん)はジブリ映画の『千と千尋の神隠し』の世界を味わえるような場所と一躍有名になった、台湾北部の山間に位置する絶景です。

Webon「初心者も行ける!『世界の絶景』入門」でも紹介されていますので是非そちらもお読みいただければと思います!

九份について詳しくはこちらのページで!
 

 

主観も入った!「台湾」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

 

東京からの距離 2,219km
東京との時差 -1時間
公用語 中国語
主な宗教 道教・キリスト教・仏教
国民性 優しい
英語伝わる度
★★
★★★★★

(日本語が話せる人も多い)

日本との文化の違い度
★★★★★
スリル
★★★★★
物価
★★★
★★★★★
国旗 (中華民国国旗)
地図

 

2 東南アジア屈指の観光立国『タイ』

 

 

タイは東南アジア屈指の観光立国で、世界中から観光客が訪れる国です。

 

首都のバンコクでは東南アジアの活気を肌で感じることができますし、北部の都市チェンマイは過ごしやすい街としてバックパッカーにも人気が高いです。

 

▼バンコク(著者撮影)

 

チェンマイで有名な『ワット・プラシン』

(著者撮影)

 

タイは年間3000万人以上の外国人観光客が訪れる国なので、観光できる地域が多くあります。

アユタヤやスコータイといった仏教遺跡や、パタヤやプーケットといった海辺のリゾートもまた充実しています。

 

▼アユタヤ(著者撮影)

 

▼プーケット

 

日本人バックパッカーが最初に選ぶ国としてもタイは人気があり、数多くのバックパッカーと出会える国でもあります。

 

主観も入った!「タイ」基本情報
東京からの距離 4,417km
東京との時差 -2時間
公用語 タイ語
主な宗教 仏教
国民性 穏やか
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(屋台は1品100~150円程度)

国旗
地図

 

3 パクチーが平気なら天国『ベトナム』

 

 

ベトナムは料理がとても美味しい国です。

米粉で作られた麺料理「フォー」や、旧フランス植民地であったことから誕生した、フランスパンにベトナム特有の具材を挟んで食べる「バインミー」が特に有名ですね。

 

▼フォー

 

▼バインミー

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/バインミー#/media/File:B%C3%A1nh_m%C3%AC.jpg)

 

ご飯物の料理も豊富で、米・パン・麺の全てが美味しく、また物価も安いのでバックパッカーには魅力的な国と言えるでしょう。

 

▼観光地として有名な「人民委員会庁舎」(著者撮影)

 

カフェ文化もあり、街中にはおしゃれなカフェもたくさんあります。濃い味のコーヒーに甘い練乳を入れて飲むベトナムコーヒーは格別です。

 

▼ベトナムコーヒー(著者撮影)

 

唯一問題があるとすれば、料理のほとんどにパクチーが使われていること。パクチーが平気な方にとっては天国と言えますが、苦手な方は少々キツい思いをするかもしれません。

 

▼パクチー

 

観光地も多く、岩の景観が独特な「ハロン湾」や、ランタン祭りで有名な「ホイアン旧市街」といった場所がオススメです。

 

ハロン湾(著者撮影)

 

ホイアン旧市街(著者撮影)

 

 

▼ホイアン旧市街のランタン祭り

 

ハロン湾

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハロン湾#/media/File:Halong_ensemble_(colour_corrected).jpg)

アジアの神秘と呼ばれるハロン湾は、中国との国境からほど近いベトナム北部に位置しています。龍にまつわる伝説が残っており、「龍が降り立つ」と称されています。

43,400haもの湾内には大小2,000以上もの奇岩が林立しており、まるで水墨画を見ているような気分を味わえます。

Webon「初心者も行ける!『世界の絶景』入門」でも紹介されていますので是非そちらもお読みいただければと思います!

ハロン湾について詳しくはこちらのページで!

 

 

主観も入った!「ベトナム」基本情報
東京からの距離 3,949km
東京との時差 -2時間
公用語 ベトナム語
主な宗教 仏教8割(キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教2割)
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(フォーやバインミーは1つ150~200円程度)

国旗
地図

 

4 何もしないをする国『ラオス』

 

ラオスはこれといって特に何かをするために行く場所ではありません。むしろ「何もしない」をするために、行くべき国であると言えます。

 

もちろんルアンパバン旧市街といった世界遺産の観光地もありますし、また自然が豊かな国なのでウォーターアクティビティ(川や海での遊び)等も充実しています。

 

▼ルアンパバンの有名な神社「ワット・シエントーン」(著者撮影)

 

しかし、ラオスの本当の魅力は、のんびりと流れる時間を最大限に楽しむことだと思っています。

 

ラオスの楽しみ方3選

・  夕焼けに染まるメコン川をぼーっと眺める

▼メコン川(著者撮影)

 

・  ハンモックに揺られながら昼寝する

 

・  安くて美味しい特産ビール「ビアラオ」をひたすら飲む

 

国そのものが時間を忘れてしまうかのようにのんびりしているからこそ、こうした「何もしない」、正確には「何をしようかを考えない」ができるのがラオスの魅力です。

 

▼有名な観光地「クァンシーの滝」(著者撮影)

 

こうした魅力もあり、数多くのバックパッカーが沈没(その場所が気にいって長く滞在してしまうこと)をしてしまう国でもあります。

 

主観も入った!「ラオス」基本情報
東京からの距離 4,030km
東京との時差 -2時間
公用語 ラーオ語(タイ語に似ている)
主な宗教 上座部仏教6割・その他4割
国民性 穏やか
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★
★★★★★
スリル
★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(ビール1瓶120~150円)

国旗
地図

 

5 観光客が増える前に行きたい『ミャンマー』

 

ミャンマーはタイの西隣りにある国で、長年軍事政権でしたが近年民主化され、旅行がしやすくなりました。

とはいえ、まだまだ観光客の数は少なく、仏教遺跡の「バガン」やシャン州の「インレー湖」は近年になって観光地として注目されるようになったものの、観光地化されていない手づかずの地域も多くあります。

 

▼バガン遺跡(著者撮影)

 

▼インレー湖(著者撮影)

 

ミャンマーは多民族国家(複数の民族から構成される国家)であり、地域ごとの文化的違いが多く見られる国です。

敬虔な仏教徒が多く、帰依(きえ:簡単に言うと仏教を深く信仰し拠り所としている事)の観点から、見返りを求めず親切に何かを手助けしてくれる人が多いのも魅力です。

 

今後その魅力が広く知られるようになり、観光客は次第に増えていくことでしょう。バックパッカーなら観光立国化する前のミャンマーをぜひ訪れておくべきだと思います。

 

主観も入った!「ミャンマー」基本情報
東京からの距離 4,487km
東京との時差 -2.5時間
公用語 ビルマ語
主な宗教 仏教9割
国民性 優しい
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★★
★★★★★

(食費は他の東南アジアと同じ程度だが、宿泊費や入場料などで観光客価格(高い価格設定)あり)

国旗
地図

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

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目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

世界の絶景111選【アフリカ編】

Webon紹介目次著者
世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第1章では、海外旅行などに縁がなかった初心者の方でも分かりやすいように、世界を

ヨーロッパ】【北米】【南米】【アジア】【アフリカ】【オセアニア】【中東

の7つのエリアに分けて絶景スポットをご紹介します。誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。

 

初心者にもおすすめ!世界の絶景【アフリカ編】

(出典:https://www.google.co.jp/maps/)

 

アフリカ大陸は、現在54ヶ国あり5つのエリアに分かれています。独特の自然や生息する動植物たちが、観光の主役…。

他にも、歴史を物語る街並みや建造物など、他の国では見られない魅力をいっぱい秘めています。今回は、アフリカにある、54ヶ国から10の絶景スポットを選んでみました。

初心者でも行きやすい有名スポットはもちろん、人気観光地の絶景もご紹介します!日頃アフリカに興味がない方も、こんなステキな絶景があるんだと思えるはず。

 

1 【モロッコ】幻想的な青い迷路の街『シャウエン』

 

モロッコ北部にあるリフ山脈の奥深くにあるシャウエンの旧市街は、家の壁も階段も目に入る建築物は全て青色で染められた、まるで「おとぎの国」に迷い込んだような不思議な町。

この景色に憧れたトラベラーがこぞって訪れており、アクセスは良好とは言いがたいですが、初心者の方にも一度は見てほしい絶景スポットです。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/146672973@N02/35261031302)

 

かつて、スペインのアンダルシアから追い出されたイスラム教徒が、15世紀ごろから住み始めて作った町並みは、かわいらしい花なども飾られており、スペインの田舎に来たような雰囲気。この景観美には感動すること間違いなし!

しかも、絵本のような風景は至るところにあり、インスタ映えの写真も撮り放題ですよ♡

特に朝の散策は、人も少なくおすすめです。朝日を浴びて美しく輝く青い壁も見る価値あり。シャウエンは、寒暖差が顕著な地なので、カイロはもちろん上着やマフラーなど着るもので調節してくださいね。

 

 

おすすめビューポイント

曲がりくねった迷路のような路地を歩けば、茶色の屋根と青壁と植木鉢の花々のコラボは、清々しい気持ちにさせてくれます。

夜高台からシャウエンの町を一望する、夜景は幻想的で昼間とは全く違った絶景が広がっています。ホテルに夜景ツアーが組み込まれていることもあるので、ぜひ体感してみてくださいね。伝統の宿泊施設リアドに泊まって、モロッコの民泊感を味わうのも◎。

 

アクセス

ドバイなどを経由してモロッコの首都カサブランカまで飛行機で行きます。カサブランカからフェズまで電車で約4時間。その後シャウエン(正式名所シェフシャウエン)までバスで約4時間です。シャウエンの旧市街までは約1km。徒歩もいいですが、バスかタクシーで向かうのも◎。

少し辺ぴなところにありますが、人気観光地だけありツアーも充実しています。

 

2 【ジンバブエ・ザンビア】世界三大瀑布のひとつ『ヴィクトリアの滝』

 

ヴィクトリアの滝は、ジンバブエとザンビアの国境にある、最大落差108m、滝幅1,708mの滝で現在も成長を続けています。

イグアスの滝(アルゼンチン、ブラジル)とナイアガラの滝(アメリカ、カナダ)と共に世界三大瀑布に数えられています。世界遺産にも登録される大人気の観光スポットは、初心者の方も必見ですね!

3つの滝の中でも水量が最も多く、3月頃の雨季には毎分5億リットルの水が落下する圧巻の滝の姿を見ることができます。

現地語で「モシ・オ・トゥニャ(雷鳴轟く水煙)」という名をもつ通り、高さ150mも立ち上る白い水煙は滝の姿を隠してしまうほど。

 

 

滝つぼ付近では、風速20mの風が吹いています。シーズンの46月は、ある程度水量も落ち着いており圧巻の滝を見られます。水飛沫で体が濡れてしまうので雨具は必須です。

この滝を見るのには、ジンバブエ側とザンビア側から。他にも空から見る方法があります。滝の上を歩いたり、滝沿いの遊歩道を歩いたり、バンジージャンプを楽しむこともできます。

ヘリコプターで空から見れば、渓谷を一望できますよ。また、滝だけでなく1,000種の植物や30種の哺乳類、400種の鳥類も生息しており、サファリやバードウォッチングも楽しめます。

源流となるザンベジ川のサンセットクルーズは、ここに生息する野生の動物たちを見ることができおすすめです。

 

おすすめビューポイント

ザンビア川の「デビルズプール」と呼ばれる、滝の縁にあるプールで切り立った崖や水飛沫を上げる滝を大満喫できます。

プールで泳ぐアトラクションでは、すぐそばで落ち込む100mの断崖絶壁はかなりスリリング(入場制限があるので、予約はお早めに!)。

<デビルズプール>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tourists_swimming_at_Victoria_Falls.jpg)

 

アクセス

ヨハネスブルクからジンバブエ側のヴィクトリアフォールズ空港又は、ザンビア側のリビングストンの国際空港まで、飛行機で約2時間。両空港からは、タクシーなど車で20分ほど。ツアー参加可能。

URL: http://zimparks.org/parks/national-parks/victoria-falls/

 

3 【ナミビア】世界最古の「何もない」大砂漠『ナミブ砂漠』

 

ドラケンスバーグ山脈の砂が川を流れて海岸に運ばれ、強い海風に乗って内陸まで飛ばされてできた砂漠です。

世界最古の大砂漠といわれており、約8,000万年前に形成されたもの。ここまで運ばれてくる間に含んだ鉄が酸化して赤くなり、砂漠はアプリコット色に染まっています。

また砂肌がうねるように連なった砂紋はもちろん、美しい形状の砂丘は必見です。因みに名前は、「ナミブ=何もない」という意味です。

砂漠の奥地にある「デッドフレイ(死の谷)」と呼ばれる場所。CMなどでも使われています。

 

<デッドフレイ>

 

500年前まで湖で、今は干ばつ地帯で、乾いた白い沼地にはミイラのような数種類の枯れ木が散在しており、もの悲しくもありセンチメンタルな気分を味あわせてくれます。

ここはソススフレイという場所で、幻の湖が現れることも。

 

<幻の湖>

 

これは、雨季の雨が地下から窪地に湖を形成したもので、地下水だけに冷たく水浴びも快適です。

ナミブ砂漠の醍醐味は、セスナ機で空から南北に約1,300kmにわたって広がる、赤色に染まった壮大な砂漠を見ること。また、南回帰線の近くにあるナミブ砂漠は、「星空保護区」ともなっており、天の川や南十字星を見ながらの星空観測も体験する価値ありです。

 

<星空>

 

おすすめビューポイント

砂丘の頂上から見下ろす景色は、まるで砂の惑星に降り立ったような気分を味わえます。

 

アクセス

ヨハネスブルクから飛行機でナミビアの首都ウィントフックへ。空港からは現地ツアーや車で約4時間。


 

4 【モーリシャス】地球の中心まで割けてる?『幻の滝』

 

「海に突然現れる奇形?」といわれる絶景スポットです。

水深約10mの静かな海に現れる、地球の真ん中まで割けているような景観は、実は幻。この滝は上空からしか見ることができず、観光しやすいので初心者にもおすすめです。

モーリシャス島からの空の観光は、ヘリコプター(事前予約必須)で海上を飛んでくれます。

砂とシルトという粘土よりも粒が粗い沈殿物が海中を流れており、光の屈折により「まるで海底まで海が割けて海水がどっと流れ落ちる、壮大な滝」に見えるとか?

これは、波によってサンゴが破壊されて緩やかな凹みができたための現象によるもの。幻の滝に出会える条件は、晴れた日の干潮時の午前中(11時ごろ)です。

実は、モーリシャス島は「トム・ソーヤーの冒険」の著者マーク・トゥエイン氏が

「神はモーリシャスを最初に創り、そしてモーリシャスを真似て天国を創った」

と称賛するほど美しい島なんです。主役は幻の滝ですが、「インド洋で一番美しい」といわれるモーリシャス島の絶景も、写真に収めてくださいね。

 

<モーリシャス島の絶景>

(出典:https://www.flickr.com/photos/127339305@N05/16579308184/in/photolist-rg4hH7-rhgZ3e-UkKwuJ-rExL3R-ece3HF-85udMP-WmT8-BEVniE-AUbHQ2-tpHq8-smgbAa-rwqEAk-bUaoe6-re1BNT-6M6ixf-DGfERz-rMas4v-5EjTmK-5EhKbM-4C3Vht-ub148P-rihjhL-rFeW3p-rwjy1y-AT3xkM-qNY5Gi-zdUkNT-dpDLwf-uDQ2Gv-rHVSFn-rqWhZf-rFa7YA-rxewr1-B1zemc-gJqY9X-rzRKFM-4C8ygb-Bq78ox-rurrzG-a5eYFm-ns7yEu-BS6i7R-c5LsA5-7Jxzv5-rv6ipS-5EbpVu-rHRWzD-AzY1Gx-rXFeCV-5E71ix)

 

次のお休みは、島民からも長い間知られていなかった、「幻の滝」の絶景を見に行ってみませんか?

 

おすすめビューポイント

モーリシャス島の南西、ル・モーン付近の海上に突然現れる、海中の滝が見どころです。

 

アクセス

日本からはドバイ経由でモーリシャス島に行くのが便利。ドバイからは約4時間です。

 

5 【チュニジア】チュニジアンブルーの街並みは目が覚めるほどの絶景!『シディ・ブ・サイド』

(出典:https://en.m.wikipedia.org/wiki/File:Sidi_Bou_Said_09.jpg)

 

アフリカで一生に一度は行きたい絶景のひとつにあげられる、チュニジアの首都チュニスにある「シディ・ブ・サイド」。

ヨーロッパの富裕層が訪れる、アフリカでも有名なリゾート。チュニジアンブルーと呼ばれる、美しい青色と白壁が美しい街です。

 

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/16/Bluebalconies2_-_Sidi_Bou_Said.jpg/640px-Bluebalconies2_-_Sidi_Bou_Said.jpg)

 

地中海らしいターコイズブルーの海と重なる絶景は、右に出るものなし。首都郊外にあり、訪れやすく気軽に街歩きができるので、初心者にもおすすめです。

白い街並みにチュニジアンブルーのドアや窓がステキな街並みは、17世紀以降にブルジョワ層の別荘地として栄えた名残り。20世紀初頭に、白壁と青い飾り窓を好んだ男爵が、町の景観保護に尽力したたまもの。

「カフェ・シディ・シャバーン」というカフェが小高い丘の上にあり、ここからの海景は、まさにフォトジェニックという言葉がピッタリで、女子受け間違いなし!

 

<カフェ・シディ・シャバーンからの眺め>

(出典:https://www.flickr.com/photos/41173345@N03/14472280335/in/photolist-o3SdJK-tMjcgA-v6ourw-bEMi3X-5Hmd8A-7RSdLE-bjggGi-8dHbWd-7hoZ3e-6zJ4mk-8gKWEj-7NMvjA-ddGtfc-6zHcai-4CdsgZ-bjguWR-bjgcDc-6rBC3j-ddeqcT-7hsUBN-ddGtwP-8fVLf-jDDGJk-Ghvwm-GfP6A-n4TQM-87gbSD-87jBBJ-87ggJa-87gpDD-87gyNP-87jtkE-87jzFm-87gmGa-87gnYn-87jn6m-87jHFS-87gcbt-87jEME-87grEa-87jmQ5-87jHrq-brSvLw-5GBNSx-aWN1qg-4DHRSA-auxMnK-bFQGWi-4Cds84-c4hdUJ)

 

美しい白と青の街並み観光の一休みにぜひ訪れて、地中海の絶景に触れてみてください。気温はかなり上がります。帽子をかぶり水分補給はこまめにとり、熱中対策は念入りにしてくださいね。

 

おすすめビューポイント

小高い丘に登れば、シディ・ブ・サイドの港と地中海の絶景が広がります。

 

アクセス

首都チュニスからTGM(列車)で、約30分。

 

6 【南アフリカ】アフリカ大陸最南西端は超絶景!『喜望峰』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cape_of_Good_Hope_1_HDR.jpg)

 

欧州セレブ達に大人気のケープタウン屈指の観光地です。

喜望峰を回るインド航路で有名ですね。かつては、ポルトガルに希望を与えるという意味でつけられたようですが、現在はアフリカ縦断をするトラベラーが目指す、最終目的地(希望の地)となっています。

 

<ケープポイント入口>

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cape_Point_South_Africa.jpg?uselang=ja)

 

海は、エメラルドグリーンから真っ青に変化して行く海色もステキ!ここには、250種を超える鳥類や動物が生息しており、ダチョウやケープペンギンも住んでいるので、記念に彼らの写真を撮るのも◎。

 

<ケープペンギン>

 

喜望峰の大自然を満喫するには、ハイキングやマウンテンバイクで巡るのもおすすめです。一周34kmのケープ・オブ・グッド・ホープ・ハイキングトレイルが人気ですよ。

また、夜は喜望峰の隣にある、ライオンの形をした小高い山(ケープトニアン)に登り、その頂上部分のシグナルヒルから見下ろす、ケープタウンの夜景もおすすめです。

<シグナルヒルからの夜景>

 

おすすめビューポイント

喜望峰から約2kmにあるケープポイントという展望スポットからは、キラキラと光る白波の大海原とホワイトサンドのビーチがとっても美しく感動もの。最高のフォトスポットです。展望台へは、ケーブルカーも設置されています。

 

アクセス

ケープタウンからサイモンズタウンまで鉄道で向かい、駅からはタクシーで行くのが便利です。

初心者の方は、バスツアーでの参加がおすすめです。

 

7 【セネガル】湖がいちごミルク色?『ラック・ローズ』

(出典:http://www.lakeretba.com/Lake-Retba-Pictures.html)

 

絵具を湖の中に流したようなピンク色の湖が、セネガルにあります。

正式名所はレトバ湖といい、好塩微生物が太陽のエネルギーを吸収することで発する特殊な赤い色素が、ピンク色の湖の正体です。

 

(出典:http://www.lakeretba.com/Lake-Retba-Pictures.html)

 

3万平方キロメートルのラック・ローズは、普通の海水の10倍もの塩分濃度があり、ヨルダンにある死海の1.5倍とか。

寝そべればカナヅチの人も簡単に浮くことができます。また、この塩分を利用した塩づくりも盛んで、沿岸にいくつもできている塩の山とピンクの湖のコラボも絶景です。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Baignade_au_lac_rose_-_panoramio.jpg?uselang=ja)

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:LacRose1.jpg)

 

おすすめビューポイント

雨季はあまり美しいピンク色にはなりませんが、乾季(115月)には日光の当たり方によって、いちごミルク色の美しい湖を見ることができます。

 

アクセス

ダカール市内から路線バスでも行けますが、乗り継ぎがあるので、初心者の方は、ツアー参加で行くのがおすすめです。

URL: http://www.lakeretba.com/

 

8 【エジプト】アスワンで『ナイル川』を遊び尽くす

(出典:https://www.flickr.com/photos/132084522@N05/16727337568)

 

世界最長のナイル川の観光は、アフリカに来たらしてみたいことのひとつですね。

カイロから南へ約900km、ナイル川の東岸にあるアスワンでは、ナイル川を使った遊び方が豊富で、初心者の方にもおすすめです。特に有名な観光地は、世界遺産誕生のきっかけとなったアブシンベル神殿。

 

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5d/Aswan_from_Nile_4.jpg/640px-Aswan_from_Nile_4.jpg?uselang=ja)

 

一番おすすめなのは、ルクソールまで船旅を楽しむナイル川クルーズですが、時間とお金に余裕がある方専用。

気軽にナイル川クルーズを楽しむなら、歴史好きの方必見のクヌム神殿遺跡やナイロメーターの遺跡があるエレファンティネ島や植物や動物が好きな方には島全体が植物園のナバータート島がおすすめです。

 

<ナバータート島>

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c1/Aswan%2C_Kitchener%27s_Island%2C_view_to_Nile%27s_west_bank%2C_Egypt%2C_Oct_2004.jpg/640px-Aswan%2C_Kitchener%27s_Island%2C_view_to_Nile%27s_west_bank%2C_Egypt%2C_Oct_2004.jpg?uselang=ja)

 

特に、ファルーカと呼ばれる帆かけ船に乗ってのクルーズも体験したいもの。穏やかな川の流れをゆっくり感じながら両岸の街並みや自然を満喫するのもいいものですよ。

サンセットのころのクルーズはとってもロマンティック。ナイル川を望むホテルに泊まれば更に、至福のひとときを過ごせること間違いなし!

 

おすすめビューポイント

ナイル川を眺めながら食事を楽しめる小さな島、エイサ島にある「El Dokka」でエジプト料理を堪能するのもおすすめです。

 

アクセス

カイロのラムセス駅から寝台列車で、14時間。カイロ国際空港からアスワン空港まで、飛行機で1時間半。

 

9 【タンザニア】巨大クレーターに人間と野生動物が共存する地『ンゴロンゴロ自然保護区』

 

マサイ族の言葉で「巨大な穴」を意味する、ンゴロンゴロ。標高1,700m以上のクレーターは、サバンナや森林、川湖などから形成される、総面積8,288㎢の自然保護区です。

この巨大なクレーター内には25,000頭の野生動物が住んでおり、多くの沼や湿地には数千羽、数万羽ともいわれるピンクのフラミンゴの姿も見られます。ツアー利用で訪れることができるので、初心者の方にもおすすめです。

 

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f1/Flamand_rose_Ngorongoro_Tanzanie.JPG/640px-Flamand_rose_Ngorongoro_Tanzanie.JPG)

 

カルデラの外輪山に阻まれており、野生動物などが外界に出ることが不可能。絶滅危惧種のクロサイをはじめ、ライオンや象、バッファローやヒョウなど、ここで暮らす「ビックファイブ」を間近に見られることが最大の魅力です。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/lamsongf/8220607967)

 

また、遊牧生活をするマサイ族も現在もここで暮らしており、人間と動物が共存共栄する世界でも稀な保護区となっています。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/stignygaard/2486404096)

 

もし、体力と時間がある方は、同じくアルーシャからツアーがある、6,000m級の山で一般の人が登ることができる「キリマンジャロ」の登山を経験するのもおすすめです。

アフリカ最高峰の山に登るのは、旅の醍醐味かも。日本からの登山ツアーも多いのでおすすめですよ。

 

おすすめビューポイント

4WDサファリで間近に動物たちを楽しむのが醍醐味ですが、外輪山の上に建っているロッジから双眼鏡で野生動物を見るのもおすすめです。

 

アクセス

タンザニアの空の玄関口ナイロビからアルーシャまで飛行機で約4時間。アルーシャからは車で約3時間。アルーシャからはツアーで参加するのがおすすめです。

URL: http://www.ngorongorocrater.org/

 

 

10 【モーリシャス】摩訶不思議な七色の大地!『セブン・カラード・アース・オブ・シャマレル』

 

「インド洋の貴婦人」と称されるモーリシャスの魅力は、モーリシャス・ブルーと呼ばれる世界屈指のビーチの美しさだけではありません。今回は、七色に染まる摩訶不思議な砂丘をご紹介します。

「赤、茶、紫、青、緑などまるで絵具で塗ったのでは?」と勘違いしちゃうような、大地に七色の虹がかかったようなグラデーションは、印象深く心に残るほど。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Seven_coloured_earths_mauritius.jpg)

 

鉱物たちが交じり合うことなしに大地の上で堆積しており、これは世界的にも稀なこと。しかも、かき混ぜても、いつの間にか元の七色に戻っているそうです。不思議ですね。

色がはっきり見られるのは、晴れた日。雨の日は、グラデーションが濃く見えないそうです。

 

おすすめビューポイント

整備された遊歩道があり、この遊歩道が一番のビュースポット。フォトジェニックな撮影ポイントはいろいろ。角度によっても、色の見え方が違います。

 

アクセス

ドバイ経由でモーリシャスまで行き、空港から七色の大地があるシャマレルまで車で約1時間です。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

目次著者

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

バックパッカー旅行の安全管理方法 ~誰でもできる7つの方法~

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行の安全管理方法

 

今回はバックパッカー旅行を実際に行う際に、心がけておきたい安全管理の方法について解説します。

いくら低予算で旅するバックパッカーであるとはいえ、現地人から見れば観光客で、お金をたくさん持っており、iPhoneやカメラなど高価なものを身につけています。

日頃から安全管理を徹底して行うことを何よりも肝に銘じておきましょう。

 

日本人は危機管理が甘い人が多い!

 

日本は世界有数の治安が良い国です。ニュースでたまに見かける窃盗事件等もどこか他人事のように捉えている人も多いのではないでしょうか?

 

いわゆる「平和ボケ」と言われるやつです。

 

しかし、海外はそのような国ばかりではありません。スリや置き引きは日常茶飯事に起こる国も数多くあります。

 

日本人=「金を持っている」「危機管理が甘い」

と思われ、日本人ばかりを狙ってくる窃盗犯も実際に存在します。そのため、危機管理能力をつけることが必要不可欠です。

 

誰でもできる7つの安全管理方法

 

ここからは誰でもすぐにできる安全管理方法を7つの項目に分けてご紹介いたします。是非実践していただき、旅行を安全なものにしていただければと思います!

 

1 お金類は分散させよう

 

まず大前提として、お金類はできる限り分散させましょう。1つの場所で管理すると、盗まれた際に全てを失うことになるので、リスクが大きくなります。

 

現金は最低でも3か所(例えばセキュリティポーチ(後述)内、ウエストポーチ内、バックパック内)に分散させることをオススメします。

 

▼ウエストポーチ

 ▼バックパック

また、クレジットカードは複数枚を同じ場所で管理しないように心がけましょう。メインのもの、サブのものを決めて収納場所をそれぞれ別にするといいですね。

 

2 セキュリティーポーチ(パスポートケース)とウエストポーチを活用しよう

分散の観点から、セキュリティーポーチ(パスポートケース)とウエストポーチをうまく活用しましょう。

 

セキュリティポーチは首から下げるものを使用し、上着の中に隠すことで、窃盗のリスクを減らすことができます。ここには、あまり取り出しはしないけど特に重要な貴重品であるパスポートと予備のクレジットカードを収納するといいです。

 

▼セキュリティポーチの例(画像クリックで商品詳細へ)

 

ウエストポーチには取り出す頻度の多い貴重品(必要最低限の現金とクレジットカード等)を収納するといいです。こちらは防犯上の観点から、自分の前で収納物を取り出せるよう、前向きに付けるようにしましょう。

 

▼ウエストポーチの例(画像クリックで商品詳細へ)

3 バッグはできるだけ前にかかげよう

 

ウエストポーチもそうですが、本来は背負うバッグも前向きにかかげた方が良い場合もあります。

それは特に、地下鉄やバスといった公共交通機関を利用する際や市場など、人混みの中にいる際に効果を発揮します。

 

どうしても、人間は視界に入らない背後からの危険を察知することが難しい生き物ですし、窃盗犯としても後ろから狙う方が好都合です。

 

 

4 貴重品やバッグからは目を離さない

 

置き引きに対処するために、貴重品やバッグからは目を離さないよう心がけましょう。

日本の感覚のまま、カフェ等で荷物を置いたままトイレに行くなんてご法度ですよ。

 

置き引き
置いてある荷物を盗む犯罪。日本ではあまり見ないが海外では多発している。海外ではカフェ・レストラン・空港・図書館など人が多く出入りが激しい場所は要注意。「本に夢中になっている間に置き引きに合う」という例も。膝の上に荷物を置いておくのも一つの対処法。

 

5 宿のロッカーを活用しよう

 

宿泊先にロッカーがある場合は活用するといいです。

ゲストハウスやユースホステルでは、ロッカーの鍵は自分で用意したものを使用するケースが多いですね。

 

ユースホステル(youth hostel)

若者が安全かつ安価に宿泊できる施設。ユースホステル会員は年会費がかかるが会員になっていると宿泊費が安くなるなどのメリットがある。

ゲストハウス(guest house)

バックパッカー旅行においては安価な宿泊施設の事。ホテルとは異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

 

そのため、持ち物として必ず自前の南京錠を用意しましょう。ダイヤル式にすると、鍵をなくす心配がないのでオススメです。

 

▼南京錠(画像クリックで商品詳細へ)

 

6 治安の悪い場所でしてはいけないこと

 

治安の悪いと言われている場所では、まず人通りの少ない路地裏に行くことは避けるべきです。また、夜(暗くなってから)出歩くことも控えた方がいいでしょう。

 

バックパッカーは治安が悪いかどうかの判断は、事前のリサーチや実際に歩いて時に感じた雰囲気、また現地人や詳しいバックパッカー等に聞いたりして総合的に判断してください。

バックパッカー旅行の情報収集方法は前のページ「バックパッカー旅行で現地の治安や情勢を知る方法」で解説しておりますのでご参考にしていただければと思います。

 

7 被害にあったら絶対に抵抗しないこと

 

 

もしスリやひったくりの被害にあっても、絶対に抵抗してはいけません。

窃盗犯がナイフや銃を所持しているケースもありますし、抵抗された場合にはそうした凶器を使って対抗してくる場合があります。

 

実際、過去にはコロンビアではひったくりを追いかけた日本人バックパッカーが銃殺される事件も起きたりしています。(参考:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG21H3Y_R21C16A1000000/)

 

以上がバックパッカー旅行で最低限行っておくべき「誰でもできる7つの安全管理方法」です。

是非バックパッカー旅行に行く際はこれらの事を忘れずに出かけていただければと思います。

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

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目次著者

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

バリ島の航空券の取り方 ~初心者おすすめサイト~

Webon紹介目次著者

バリ島を訪れた事がある方もまだの方も。「バリ島ってどんなところ?」から「おすすめ観光コース」までご紹介。読めばバリ島に興味が出る事間違い無し。

佐藤ひより氏による『バリ島観光入門 ~初心者の楽しみ方完全版~』はこちらから

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから
twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

 

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

バリ島の航空券の取り方

 

ここ数年で「LCC」と呼ばれる格安航空会社が増え、以前より格段に海外旅行がしやすくなりました。昔と比べて日本の航空会社であるJAL(日本航空)やANA(全日空)を使う人の数も減ったのではないでしょうか。

 

LCCとは
Low Cost Carrier(ロー・コスト・キャリア)のことで、機内サービスのほとんどが有料になる代わりに、移動費用が安く抑えられる格安の航空会社のことを指す。
荷物を預けたり、中には機内食が有料になる事もある。

 

飛行機を利用する多くの人が、航空券を購入する上で考慮するのが「快適度」「価格」の2つ。

 

ファーストクラスやビジネスクラスに乗り優雅に旅行したい人もいれば、とにかく低価格でサクッと旅に出たい人もいます。

つまり、どんな旅をしたいかによって選ぶ航空会社が変わるため、一概にも「この航空会社が良い」とは言えないのです。

そんな中、今回はバリ島へ旅行をする上で重要になる「航空券の取り方」、「おすすめの航空会社」、そして「おすすめチケットサイト」についてご紹介します。

 

航空券はネットで取るのがおすすめ

 

ツアーや旅行代理店を通して航空券を購入しない場合は、自分自身で航空券を手配する必要があります。

一昔前は航空会社のチケットカウンターへ出向き、カウンターで直接航空券を手配する必要がありましたが、今やインターネットサイトから予約するのが主流となりつつあります。

 

どうしても「ネットが苦手で触りたくない!」という人でない限り、飛行機の予約はネットからするのが便利なので是非利用しましょう。時間と手間を大幅に削減できます。

 

実際に予約するには、それぞれの航空会社独自のホームページか、「スカイスキャナー(skyscanner)」のような航空券比較サイト(後ほど説明します)で予約するのが良いでしょう。

 

たとえば「ANAとJALしか乗りたくない」など、自分のお気に入りの航空会社がある場合はJALやANAなど航空会社独自のサイトへ飛ぶのが効率的ですし、特に航空会社にこだわりがないようであればスカイスキャナーのような比較サイトを使うのがおすすめ。

どちらの探し方を選ぶかは、「自分は航空会社にこだわりがあるかどうか」を基準に考えてみると良いかもしれませんね。

 

おすすめ航空会社

 

日系航空会社は安心感がある

 

どの航空会社が良いのかという質問に対して、一概に「ここだ!」と回答するのは難しいですが、やはり日本人にとって1番居心地が良いのはJAL(日本航空)かANA(全日空)ではないでしょうか。

LCC(格安航空会社)が全国で普及している現在ですが、JALあるいはANAにしか乗りたくないという人は一定数います。

他の航空会社に比べて価格は高いですが、きめ細やかな日本流サービスを受けられるのは安心感があります。

例えばスタッフの多くが日本語を話せる事など。海外航空会社では日本との航路であっても日本語が通じないスタッフがほとんどである場合もあります。

 

また、日系の航空会社は価格が高いと言われますが、他の航空会社との共同運航便(コードシェア便)を利用すればそれなりに低価格でバリ島へ行けるのも魅力です。

 

<編集部コラム>共同運航便(コードシェア便)で安く乗る
共同運航便(コードシェア便)とは、一つの航空便が複数の航空会社によって運航される便を指す。つまりA社とB社が○○行きの飛行機を共同して運航する事。

「共同運航便」はお互い同じ立場で、「コードシェア便」は一つの航空会社が主となって運行するという違いが厳密にはあるが利用者はそこまで気にしなくてよい事が多い。共同運航便(コードシェア便)ではJALやANAなどからではなく、共同で運行している航空会社からチケットを購入すると安くなる場合がある。

例えばA社の便にB社がコードシェアしている場合にA社からチケットを購入するよりもB社から購入した方が安い、という具合である。しかしA社から購入してもB社から購入しても乗るのは同じ航空機なのでB社から購入した方が得だった、という事があるのである。

 

価格で選ぶならLCC

 

圧倒的安さで不動の人気を誇っているのがエアアジア(Air Asia)。アジアを中心に路線を広げるマレーシアのLCC(格安航空会社)です。

 

▼Air Asia公式サイト(https://www.airasia.com/jp/ja/home.page)

 

Air Asia公式サイトはこちらから

 

ちなみに私が日本からバリ島を訪れるときは、基本的にはこのエアアジアを利用するようにしています。

エアアジアの魅力はなんと言っても低価格なこと。オフシーズンであれば、片道1.5万円ほどで日本からバリ島へ訪れられます!

JALやANAのような丁寧なおもてなしはありませんが、サービスより何よりも価格を重視する人にとってエアアジアはピッタリだと言えるでしょう。

 

その他エアアジアの魅力と言えば、機内食が美味しいこと。

日本円にして500円~700円程度で、アジア各国の料理が食べられます。どれも日本では食べられない本格的なアジア料理ですので、ぜひ注文してください。

 

その他価格を安く済ませたいなら、タイやマレーシアの経由便を使うと、シーズンによっては安上がりに済ませられます。

 

これはボックスのタイトルです。

経由便とは直接目的地の国まで行くのではなく、一度他の国で乗り換えてから目的地の国へ行く航空便の事。

 

おすすめチケットサイト

 

どのチケットサイトから予約するのが良いかというと、私のおすすめはスカイスキャナー(sky scanner)。スカイスキャナーでは、世界各国の航空便を比較できます。

 

▼スカイスキャナー(sky scanner)公式サイト

スカイスキャナー公式サイトはこちらから

 

スカイスキャナーで航空便を比較した後に、トラベルコやエクスペディア(Expedia)と言った他の航空会社のサイトで詳細を検索しても良いでしょう。そうする事で最もお得な航空券を入手する事ができます。

 

▼トラベルコ公式サイト(https://www.tour.ne.jp/)

トラベルコ公式サイトはこちらから

 

▼エクスペディア(Expedia)公式サイト

エクスペディア公式サイトはこちらから

 

その他スカイスキャナーの使いやすいポイントは、燃料サーチャージ混みで料金表示してくれること。旅慣れていない人にも良心的な表示だと言えます。

 

燃油サーチャージとは
航空機の燃料の価格で変わる、航空チケット代金とは別建てで徴収される料金のこと。その時によってプラスされる場合もされない場合もあるので要チェック。

 

まずは、こういった航空チケット比較サイトを利用するのがおすすめ。

こういったサイトでも良いチケットが見つからなければ、セールあるいはオフシーズンを待つのが安上がり。

 

ぜひ皆さんも、航空券を探すときに今回お伝えしたことを意識してみてくださいね!

 

 

これを読んだ方にWebon編集部がおすすめするページ

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」より

『バリ島観光入門』目次へ  (全18ページ)

 

 

目次著者

著者:佐藤ひより

日本とバリ島の2拠点生活中のフリーライター。大学時代の4年間インドネシア語の研究に尽力していた影響で、バリ島含むインドネシアの知識が豊富。インドネシアに留学経験あり。インドネシア語スピーチコンテスト入賞経験あり。インドネシアの中でも特にバリ島が好きで、日本で田舎暮らしをする傍らバリ島にも定期的に訪れる。バリ島の観光情報以外にも、バリ島芸術や伝統文化、バリ人の国民性などバリ島に関することならジャンル問わずざっくばらんに情報を発信中。お問い合わせはこちらから

twitter(佐藤)https://twitter.com/hiyoriworld629

バックパッカー旅行で現地の治安や情勢を知る方法

Webon紹介目次著者
バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

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現地の治安や情勢を知るには?

 

海外は日本ほど治安の良いところばかりではありません。

先進国ですら窃盗集団が街中にいたり、

テロリストが国内に潜んでいたり、

麻薬の売買が盛んに行われていたりする、

という地域も多くあり海外バックパッカー旅行は危険との隣り合わせでもあります。

 

それでも海外バックパッカー旅行は得られるメリットが大きいと考えていますので、ぜひ皆さんに1度経験してみていただきたいと思っています。

 

ただ、安全なバックパッカー旅行を行うためにも

「どのように現地の治安の情報を得るか」

という情報収集は必要不可欠となります。

 

今回は僕が日頃実践している、現地の治安や情勢を知るためのノウハウをご紹介します!

 

1 外務省海外安全ホームページの確認

 

 

まずは渡航前に必ず、「外務省 海外安全ホームページ」を見て渡航先の情勢を確認しましょう。

 

地域ごとに細かくレベル14まで安全度合いの区分がなされており、視覚的に治安レベルを認識することができます。

 

外務省 海外安全ホームページ

 

レベル毎に外務省が危険度を定めているのですがどうしても行きたい時に行くべきかどうかの判断は自身でする事になります。

僕の個人的な感覚としては、レベル1地域(黄色)は注意する程度で、レベル2地域(薄橙色)ギリギリ渡航できるがよほどの理由がない限りは避けたほうが良いといったイメージになります。

レベル3(濃い橙色)、レベル4(赤色)はテロや紛争が頻発している地域となりますので、渡航は控えてください。

 

こちらのページでは、治安のほか感染症の情報等も得ることができるので、渡航前に必ずチェックしましょう。

 

2 たびレジに登録

 

「たびレジ」とは海外渡航中に、滞在場所や日程、自分の連絡先を登録することで、テロや災害等、緊急時に最新の情報が外務省から自分の携帯端末等に送られてくるサービスになります。

現地で万が一のことがあっても、素早く日本政府から支援を受けることができるので、バックパッカーは絶対に登録をしておきたいですね。

 

 

たびレジ

外務省が運営する海外情報発信サービス。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

 

3 地球の歩き方を読もう

「地球の歩き方」には、現地のリアルな治安情報が書かれているページがあります。

例えば、「〇〇駅前はひったくりが多発している」や「〇〇ストリートはホームレスが多く雰囲気が悪い」といったものです。

こうした情報は実際にその場所を歩いた人の情報提供に基づくものなので、信憑性は高いと言えます。

 

渡航前に必ず確認しておきたいですね。

ただし、端っこに小さく書かれていたりすることも多いので、隅々までチェックするように心がけましょう。

 

4 海外ニュースを見る習慣をつけよう

 

海外ニュースを見る習慣をつけておくと、世界のどの地域が危ないかを事前に頭の中で整理することができます。

基本的に海外ニュースに登場しない国は、テロや紛争等が起きていない国とある程度認識することができるからです。こうすることで、テロや紛争の多い中東やアフリカといった地域でも、「〇〇は危ない」「〇〇は渡航できる」といった判断が自分の中でできるようになります。

 

僕が日頃チェックしている海外ニュースは主に以下です。

  

著者がチェックする海外ニュース

BBCニュース(https://www.bbc.com/news

CNNニュース(https://edition.cnn.com/world

AFPBBニュース(http://www.afpbb.com/

Al Jazeera(https://www.aljazeera.com/

 

 

多くは英語になりますが、AFPBBニュースは日本語で読めるサイトもあるので、ぜひ活用してください。

 

国境地帯は特にチェック!

 

世界の多くの国は、他国と国境を接しています。そして、国境地帯は国同士の争いが多く生じている地域です。

多民族国家(多くの民族が共生している国家)では民族の自治権拡大を求めて、反政府武装勢力(武器を装備して、政府の政策や存在に対し反対運動を行っている勢力)が活動していたりする地域もあります。

国境地帯はそうした危険性が含む場所であるという認識のもと、国境地帯へ足を運ぶ際には細心の注意を払う必要があるでしょう。

 

特に海外バックパッカー旅行では、陸路で国境を移動する機会も多いので、非常に大事なポイントです。

 

現地の人から現地の情報を得よう

 

結局のところ、現地に行って現地の人から生の情報を得るのが一番です。

ゲストハウス(泊っている場所)のスタッフや、長く渡航先の国に滞在しているバックパッカーや現地で働いている人に、自分がこれから行こうとしている場所の治安等を聞くことを常に心がけてください。

ただし、現地人に聞くと現地人は慣れているため「そんなに言うほど治安は悪くないよ」と言われる場合もあります。

それは正しい場合もありますが、あくまでも「現地で生活している人にとっては」の話であり、外国人旅行者となるとまた状況が違ってくる可能性もあるので、現地の人の声を鵜呑みにすることは避けるべきでしょう。

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

バックパッカー旅行の宿の探し方

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特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

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バックパッカー旅行の宿の探し方

 

バックパッカーにとって、宿探しは基本中の基本です。

宿は自身の体を休める重要な場所ですし、旅人にとっては情報収集の場所にもなったりします。

バックパッカー旅行をより円滑、快適なものにするためにも

 

・  どういった宿を選ぶべきか?

・  どうやって宿を予約すればいいのか?

 

を知っておくことが非常に大事であると言えるでしょう。

逆にここを知っておかなければ快適な旅をすることができなくなるので、ぜひ知っておきたいところですね。

 

そんな宿の探しに関する知識を今回はご紹介いたします!

 

基本的にはゲストハウスかユースホステル!

 

バックパッカー旅行であれば、宿泊場所は基本的にゲストハウスかユースホステルになります。

 

この二つを選ぶ理由はいろいろありますが、まず何よりホテルといった宿泊場所と比べて格段に宿泊費が安いということが理由です。

 

ユースホステル(youth hostel)

若者が安全かつ安価に宿泊できる施設。ユースホステル会員は年会費がかかるが会員になっていると宿泊費が安くなるなどのメリットがある。

ゲストハウス(guest house)

バックパッカー旅行においては安価な宿泊施設の事。ホテルとは異なり簡易な設備の場所が多い。トイレやバスが共用だったり相部屋である場合があり、相部屋を「ドミトリー」と呼ぶ。

 

安さの秘密は、ずばりドミトリーと呼ばれる同じ部屋に複数人が同居して宿泊をするからになります。一室を複数人で使うので、安くなるのは当然ですね。

 

ドミトリー(dormitory)

(出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Dormitory#/media/File:LoyolaMD_Dorm.JPG)

格安の共同寝室ルームの事。多くの場合2段ベッドが部屋に多く設置されており、そのうちの一つが自分のベッドとなる。

 

「複数人で共有って自分には無理そう怖くないの?」

と思う方もいるかもしれません。

 

確かに「プライバシーが確保されない」というデメリットはありますが、基本的に同居人は自分と同じ旅人になるので、旅の話等ができたり、お互いの国のことを話しあう機会に恵まれたりするのがドミトリーのメリットになります。

 

もちろん全員が良い人とは限らないので、荷物を盗られたりすることのないように心がけたいですね。

 

僕も旅中は基本的にドミトリーに宿泊しますが、それでもたまにはプライバシーを確保したい時もあるので、10回に1回くらいはシングルルーム(1人部屋)に泊まるようにしています。

ゲストハウスでも、シングルルームを用意している場所は多くありますので上手に利用していきましょう。

 

宿の選び方

 

 

バックパッカーにとっての良い宿とは何でしょうか?

人によって考え方は異なると思いますが、以下が僕の思う良い宿の条件になります。

 

1 立地が良い

 

鉄道駅やバスターミナルの近くや、観光地に近い場所に立地する宿は利便性がとても良いのでオススメです。

市街から離れている場所は特に治安の悪い国だとそれだけで犯罪に巻き込まれるリスクが上がってしまいます。

 

2 Wi-Fiが無料かつ高速

 

Wi-Fiの接続が無料かつ高速の宿を探し当てることが重要です。そうした情報は宿泊予約サイトの口コミ等を読むことによって、収集することができます。

 

3 キッチンがある

 

東南アジア等、屋台が特別に安い地域を除いてはキッチン付きの宿を探すといいでしょう。キッチンがあれば、自炊をして外食費用を抑えることができます。

 

4 朝食付き

 

朝食付きの宿を選べばわざわざ外で食事する回数が減るので、多少なりと食費を浮かすことができます。また、朝食の場を通して宿泊者同士仲良くなれることもありますよ!

 

これらが宿選びで僕が重視していることになります。

他には

 

・  併設のバーがある、もしくは近くにある(お酒が好きな人)

・  コインランドリーがある(洗濯を自分でしたくない人)

 

など、個人の旅のスタイルによって決めるといいでしょう。

 

おすすめ予約サイト

 

 

中には自ら歩いて宿探しを行うバックパッカーもいますが、「ハイシーズンでどこも満室」なんて事態に遭遇しないためにも予約サイトを使って予め宿を選んでおくのがオススメです。

オススメの予約サイトを以下にご紹介します。

 

1 Booking.com

 

海外の宿予約といえばまずはBooking.comです。高級ホテルから格安ゲストハウスまで、世界中のありとあらゆる宿泊施設を網羅しています。

 

(出典:Booking.com公式サイト

 

▼Booking.com公式サイト



Booking.com

 

2 Agoda

 

Agodaは東南アジアに強いと言われています。施設によっては事前決済に対応しているので、チェックインがスムーズになります。

 

(出典:Agoda公式サイト

 

▼Agoda公式サイト

 

3 Hostel World

 

Hostel Worldはゲストハウス、ユースホステルに特化した予約サイトです。Booking.comAgodaには出てこない宿も、Hostel Worldなら予約ができたりします。

 

(出典:Hostel World公式サイト

 

その他の宿探しの手段

 

ゲストハウスやユースホステルを利用するのがバックパッカーの基本ですが、それ以外の手段もあります。

例えば、Airbnb(エアービーアンドビー)で民泊先を探すのも手ですし、Couchsurfing(カウチサーフィン)と呼ばれる無料で現地の人の家に泊めさせてもらえるサービスもあったりします。

 

Airbnb公式サイト(https://www.airbnb.jp/)

 

Airbnbはホスト不在のケースもありますが、Couchsurfingはホストとの関係がとても大事になるので、上級者向けの手段とも言えます。

 

Couchsurfing公式サイト(https://www.couchsurfing.com/)

 

自分が求める条件と照らし合わせながら、最適な宿探しを常に心がけるようにしていきたいですね!

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja