世界の絶景111選【中東編】

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世界の絶景を見れば癒される事間違い無し!今度の休日は初心者でも行きやすい絶景を見に出かけてみませんか?

「初心者も行ける!『世界の絶景』集」はこちらから!

著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 

第1章では、海外旅行などに縁がなかった初心者の方でも分かりやすいように、世界を

ヨーロッパ】【北米】【南米】【アジア】【アフリカ】【オセアニア】【中東

の7つのエリアに分けて絶景スポットをご紹介します。誰でも知っている絶景スポットから、ここは行くべきという絶景スポットも組み込んでみました。

 

初心者にもおすすめ!世界の絶景【中東編】

 

中東といったら危険というイメージは否めません。ただ、中東でも2022年のFIFAワールドカップの開催国に決まっている「カタール」など、観光誘致を推奨している国もあります。

今回は、中東にある15の国の中から比較的安心といわれる地域を中心に、10の絶景スポットを選んでみました。

 

日本から直行便が出ている国やツアーで訪れることができる初心者向けのスポットを中心に、砂漠など日本ではちょっと味わえないエキゾチックな体験ができるスポットも厳選してみました。

 

1 【ヨルダン】映画インディー・ジョーンズの世界!冒険気分でワクワク観光『ペトラ遺跡』

 

砂漠の中に突如として現れる、バラ色に輝く謎の遺跡。それがペトロです。

毎日3,000人が訪れ、「世界八番目の不思議な地」といわれています。階段もありますが比較的歩きやすいところが多く、初心者の方にもおすすめです。

「シーク」と呼ばれる高さ80100mの切り立つ岩の隙間を進み、開けるとそこにはペトロのシンボル「エル・ハズネ(宝物殿)」が立っています。

 

<エル・ハズネ>

 

ここは、『インディー・ジョーンズ・最後の聖戦』の舞台で、最大のフォトスポット。

<『インディー・ジョーンズ・最後の聖戦』(画像クリックで作品詳細へ)>

昼間の荘厳な遺跡も魅力ですが、夜の幻想的なイベント「ペトラ・バイ・ナイト」も必見。

 

<ペトラ・バイ・ナイト>

(出典:https://www.flickr.com/photos/slaioo/14764188248)

 

また、8,000席もある円形劇場や列柱通り、凱旋門や500基以上の岩窟墳墓群などみどころも豊富。体力に自信がある方は、約850段の石段を上った先にある、高さ約40m、幅約50mのペトラ最大の神殿エド・ディル観光もぜひ。

 

<エド・ディル>

 

入口からシークまでの間は馬車を、ハズネからレストランまではラクダやロバのライドなど、日本ではなかなかできない体験も楽しめます♪

1日ではペトラの魅力の全てを味わえません。ぜひ、連泊して、2,000年以上も前に定住したナバテアの人たち(紀元前2世紀前半頃にペトラ周辺に住んだ民族)が創りだした大都市を、心ゆくまで観光してみてはいかがでしょう。

 

おすすめビューポイント

巨大な岩の裂け目「シーク」は必見。高く聳える両壁には、天然の赤みがかったバラ色の層になっており、かなりの美しさ。シークを抜けると目の前に現れるのは「エル・ハズネ」。これをみた時の感動は、言葉ではいい表せないほど。

 

アクセス

ヨルダンからJETTバスで約3時間。

URL: http://nabataea.net/ppark.html

 

 

2 【トルコ】岩窟軍の上を気球が飛ぶ絶景『カッパドキア』

(出典:https://www.flickr.com/photos/tagiru/17038558442)

 

アナトリア地方の中部にあるカッパドキアには、キノコや竹の子など色々な形をした奇岩が、東西に20km、南北に50kmにわたって続いています。

色もベージュをはじめ赤やピンクなど色とりどりでみているだけで気分も上々。

イスタンブールから、日帰り観光もできるので初心者にもおすすめです。もちろん、洞窟ホテルに泊まって、カッパドキアを存分に観光するのも◎。

見どころは、ギョレメの街とギョレメ野外博物館周辺に集中しています。

かつて、ローマ帝国に迫害され追われたキリスト教の信者が穴を掘って住みついた無数の洞窟教会と敵に襲われた時のためのシェルターのような78層の地下都市を展示しています。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Cappadocia?uselang=ja#/media/File:50180_G%C3%B6reme-Nev%C5%9Fehir_Merkez-Nev%C5%9Fehir,_Turkey_-_panoramio_-_Robert_Helvie_(30).jpg)

 

地上や地下探検をしたら絶対に体験したいのはやっぱり気球に乗って空の上からの観光ですね。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Cappadocia?uselang=ja#/media/File:Capad%C3%B3cia_(7187663391).jpg)

 

静寂の空の上から他の気球と奇岩が連なる大地を眺めてみるのも醍醐味です。

できれば、朝早く起きてトルコの日の出とカッパドキアの絶景を一度に味わう贅沢な観光がおすすめです。乗馬でカッパドキアを体験するツアーもあります。

 

おすすめビューポイント

オルタヒサルにある、ローズバレーの夕日のころはかなりの絶景です。夕日が奇岩を照らすと、名前のようにバラ色に輝く絶景が広がります。カッパドキアは、広大な土地にあり、みどころが多いので、下調べして訪れてくださいね。

 

アクセス

イスタンブールからカイセリまで飛行機で約1時間半。空港からバスで約1時間。

 

3 【アラブ首長国連邦】世界最大のペルシア絨毯は必見!『シェイク・ザイード・グランド・モスク』

(出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ef/جامع_الشيخ_زايد_الكبير_Sheikh_Zayed_Grand_Mosque_-_panoramio.jpg/640px-جامع_الشيخ_زايد_الكبير_Sheikh_Zayed_Grand_Mosque_-_panoramio.jpg)

 

中東UAEの首都アブダビのランドマークで、年間300万人が訪れる人気の観光スポット。

UAE建国の父と称えられる「シェイク・ザイード」が埋葬されていることでも知られています。

シェイク・ザイードとは
シェイク・ザイードはUAE建国の父とも呼ばれ、1971年にUAEが建国された時の初代大統領。石油開発によってUAEを豊かな国にしたといわれ尊敬を集めている。

<シェイク・ザイード>

 

豊かな国を象徴するような豪華なモスクは、総工費約20億ディルハム。日本円にして約550億とか。

総大理石造りで白亜の美しいモスクは、一生に一度はみたい建造物です。飛行機の乗り継ぎの間にちょっと寄れる距離にあるので、初心者にも訪れやすいスポットです。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sheikh_Zayed_Grand_Mosque,_Abu_Dhabi,_United_Arab_Emirates_(Unsplash_ERLAcTp-8MQ).jpg)

 

82個のドームを持つモスクは、メインホールのペルシア絨毯をはじめ、みどころも豊富。

1,000本もある柱には全て、ラピスラズリやアメジストなどの宝石で花模様の装飾がされ、ヤシを模した金の装飾も施されています。

メインホールには、絨毯の他にスワロフスキークリスタルと24金で作られたシャンデリアがいくつも並んでおり豪華絢爛。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/abzisse/25989207681/)

 

夜ライトアップされたモスクは、美しく絶好の撮影ポイントですよ♪壮麗なモスクは神聖な場所なので、服装や写真のポーズなど細かな決め事があるのでご注意を。男女の距離が近すぎる写真もNGです。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/4444/6887392973)

 

 

おすすめビューポイント

白亜の外観はもちろんですが、おすすめビューは、世界最大のペルシア絨毯です。5,627平米を1,200人で織り上げたとか。ぜひ、裸足で歩いて、手織りの高級感を味わってみてくださいね。

 

アクセス

アブダビ国際空港から車で約20分。

URL: https://www.szgmc.gov.ae/en/Home

 

 

 

4 【ドバイ】中東屈指の景勝地?!『ドバイ・デザート』

(出典:https://www.flickr.com/photos/viator-things-to-do/2279508036)

 

ドバイに来たら、アラビアンナイトの世界は絶対に味わいたいですよね!

ドバイ・デザートは、アブダビの街の中心部からわずか車で1時間と初心者にはもってこい!

サファリツアーで訪れるのがおすすめです。都会の喧騒を離れた静寂の中、砂漠のオアシスで、非日常を味わうのにもピッタリ♪

ツアーの内容は色々ありますが、おすすめしたいのは夕方からの日帰り観光ツアー。4WDで砂漠を疾走したり滑り降りたり、ハラハラドキドキの砂漠体験を楽しめます。

キャンプでは、ラクダライドや民族衣装の試着、BBQディナーと共にベリーダンスショーを満喫するなど内容も豊富。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/eguidetravel/3601546945)

 

もちろん、砂漠に沈むオレンジ色に輝く夕日はロマンティックで言葉を失うほど。砂漠の砂をなでる風でできた風紋もひときわ美しく見えますよ。

 

 

1日ゆっくり砂漠を味わう一泊ツアーもおすすめです。

デザート砂漠のオアシスにある3つの高級ホテルで、アラビアンナイトな夜を過ごしてみてはいかがでしょう。また、一刻一刻と表情を変える砂漠を存分に味わえます。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/viator-things-to-do/2278714025)

 

おすすめビューポイント

4WDが砂漠を走り抜けるのをみるのもおすすめですが、車を降りて砂漠の中で思い思いのスタイルで写真を撮るのもお忘れなく。オアシスで一休みするアブダビの野生の動物たちを撮影するのも◎。

 

アクセス

アブダビから車で約1時間。

 

5 【トルコ】雪で作ったような純白の棚田湯『パムッカレ』

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Pamukkale_56.jpg)

 

トルコ西部のデニズリにある、悠久の時が創りだした純白の棚田湯。

温泉の炭酸カルシウムが堆積し、土手を次々に作りだした、ちょっと他では考えられない絶景が広がっています。イスタンブールから日帰りツアーで訪れることができるので、初心者にもおすすめです。

現在は、干上がった石灰棚もありますが、一部では足湯として浸かることができます。

晴れた日にはお湯に青空が映り込み、石灰棚の白とキラキラと輝く水色の温泉が奏でる絶景を望めます。夕日のころは、茜色に染まり幻想的で見応えあり。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/47096398@N08/5864262845) 

 

おすすめビューポイント

裸足で石灰棚を歩いたり、ぬるめのお湯に足をつけたり、絶景の楽しみ方は色々。白と水色の温泉のコラボはかなりの美しさです。

 

アクセス

イスタンブールからデニズリまで飛行機で1時間半。空港からパムッカレまで車で約30分。

 

6 【イラン】島全体が奇観だらけ!『ゲシュム島』

(出典:https://it.wikipedia.org/wiki/File:Beach_Qeshm_Island.jpg)

 

イラン南東部のペルシア湾に浮かぶゲシュム島。島の長さ135kmで総面積約1,500㎢あるイラン最大の島です。

島内には奇観(珍しい眺め)が点在しており、みどころも豊富。対岸にあるドバイからの1日観光ツアーがあるので、初心者でも安心して訪れることができます。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%5EStars_vally,_Qeshm_Island,PERSIAN_GULF_دره_ستاره_ها_-_panoramio.jpg)

 

ジオパークに登録されるほどの景勝地ですが、運営規則に従わなかったという理由で登録削除されています。

 

ジオパークとは
Geo(ジオ)=大地、Park(パーク)=公園、つまり「大地の公園」という意味で地球・自然を楽しむ事ができる公園などを指す。

ユネスコの定める基準に基づいて高品質と認定されたジオパークだけに与えられる。2015年11月よりユネスコの正式プログラムとなった。

 

みどころは、トルコのカッパドキアとヨルダンのペトラ遺跡を融合したような「星の谷」やアメリカのアンテロープキャニオンのような「チャークーフ渓谷」、海の交通の要塞として栄えた島を象徴する「ペルシア湾要塞」と岩塩でできた巨大な岩山にある、潮の洞窟。また、マングローブ林へのボートツアーも◎。

 

<星の谷>

 

<チャークーフ渓谷>

 

おすすめビューポイント

世界最大級の塩の洞窟はかなりの絶景です。洞窟内には塩の鍾乳石もあり、近くにはウミガメの産卵地もあります。また、石灰岩が風化と浸食を繰り返し、ミルフィーユのように層となった奇観が広がる「星の谷」も見逃せません。

 

アクセス

テヘランから飛行機で約1時間半。初心者は、ドバイからのツアーで行かれることをおすすめします。

URL: https://qeshmtours.com/ja

 

 

7 【アラブ首長国連邦】世界有数の大都市「ドバイ」らしさを味わう絶景!『ドバイ・ファウンテン』

 

近未来都市的でインターナショナルな大都市のイメージが強いドバイならではの絶景観光スポットのひとつ。

ドバイでもトップクラスの観光地で、夜になると地元の方はもちろん観光客たちで、いつも賑わいを見せています。

ドバイ・ファウンテンは、地上828m160階建てで世界一の高層ビルといわれるバージュ・ハリファを囲むように造られた人工湖で繰り広げられる噴水ショー。

150mもの高さまで吹き上がる水を約6,000個のライトで照らす、275mに及ぶ長さの噴水のショーは迫力満点です。

 

 

噴水の側からみるのは最大の醍醐味ですが、人口の湖の周りにあるレストランやカフェから見渡すショーもたまりません。

ショーは、夕方から30分に一回、クラシックやアラビアンの音楽に合わせて3分間にわたって行われています。

 

おすすめビューポイント

おすすめのフォトジェニックスポットは、噴水の後ろに聳えるバージュ・ハリファを背景にみること。世界一の規模を誇るドバイモールの中にある、世界一高いバージュ・ハリファと世界で一番の大きさを誇る噴水ショーのコラボは素晴らしいです♪。

 

アクセス

地下鉄、ドバイモールから徒歩で約15分。

URL: https://thedubaimall.com/

 

 

8 【ヨルダン】塩と水の共演が美しい!『死海』

(出典:https://www.flickr.com/photos/joi/3538171859)

 

世界中から大人気の死海は、一生に一度は行ってみたいという方も多いと思います。

アクセスはちょっと難しいところもありますが、日本から、ペトラ遺跡(当ページ1番目で紹介)とセットのツアーなどもあるので初心者にもおすすめです。

塩分濃度が高く浮かぶ海は世界中にもたくさんありますが、古い歴史を持ち注目度も高いとくれば、ヨルダンの死海が一番ですね。

 

(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Jordan_Dead_sea.jpg)

 

しかも、ヨルダン渓谷内にあるので、美しい景観も楽しめます。特に死海の南沿岸は塩の結晶もできており、塩で白く染められたビーチと透き通ったエメラルドグリーンの水のコラボは、かなりの美しさです。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/israelphotogallery/15062274265)

 

もちろん塩分濃度30%を誇る死海に入って、体が水に浮く不思議体験や泥パックをして究極の美を手に入れるのも◎。

海水はトロリとしていて水に浮かんでいる時って超気持ちがいいものですよ。でも、塩分濃度がかなり高いので、海水が目に入らないように十分気をつけてくださいね。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/israelphotogallery/15015121181)

 

おすすめビューポイント

死海ハイウェイ沿いに点在するパーキングスペース。南海岸線上が絶景なので、車を止めて写真を撮るのもおすすめです。

 

アクセス

ヨルダンの空港からエアポートバスでバスターミナルへ。ラーマ行きのミニバスでエンゲディへ行き。その後タクシーで死海へ。

URL: http://jp.visitjordan.com/Wheretogo/thedeadsea.aspx

 

9 【レバノン】ユニークに満ちた鍾乳洞探索はいかが?『ジェイタ洞窟』

 

レバノン屈指の観光スポットです。山の中腹に2つの鍾乳洞があり、とっても美しい景観が広がっています。

7kmある鍾乳洞の中で見学できるのは500mほど。

洞窟の入り口までは、ゴンドラで上がることもでき、ちょっとしたアドベンチャー気分も味わえます。有名観光地のため、色々なツアーに組み込まれているので初心者にもおすすめ。

 

上部はさまざまな形をした鍾乳石を、想像力を働かせながら巡るウォーキングツアーを楽しめます。下部では、川をボートで巡るちょっとした冒険を楽しめます。

 

(出典:https://www.flickr.com/photos/126011099@N05/14818697588)

 

静寂な川に広がる壮大な自然のアートは、みる価値ありですよ。残念ながら、写真撮影は禁止されているようです。

 

おすすめビューポイント

上部の鍾乳洞内には、繊細な石灰岩がカーテンのように見える「岩のカーテン」や巨大なチューリップのような鍾乳石が見物です。下部の洞窟では、まるでピサの塔のような巨大な石筍など、面白奇岩がみられます。

 

アクセス

ベイルートから約15km。バスでナハル・カルブまで行き、その後はタクシーのみ。初心者の方は、ツアーで行かれることをおすすめします。

URL: http://jeitagrotto.com/

 

 

10 【カタール】海に砂漠に欲張りな方におすすめ『ホール・アル・ウデイド(インランド・シー)】

photo by Jon Rawlinson

 

日本から直行便があり、観光に力を入れているカタールは、初心者におすすめの観光スポット。

もちろん、みどころも豊富ですが、中でも海と砂漠の両方を一度に楽しめる贅沢な観光を楽しめます。

サウジアラビアとの国境にあり、サウジアラビアに入らないように注意が必要ですが、ここの絶景は訪れる価値あり。

インランド・シーに行くには、砂漠を通らないと行けないので、ツアーは4WDに乗って砂漠を疾走するアクティビティとセットになっています。

 

photo by Land Rover MENA

 

ジェットコースターのようなスリリングな砂漠体験は、ぜひ味わってくださいね。実は、ここの砂漠はドバイ砂漠より広大で、砂漠の砂や質感も全く違っているので、両方に訪れて比べるのも◎。

肝心の海は目が覚めるほど真っ青な海をみることができ、砂漠でのジェットコースター体験とで日頃のストレスも吹っ飛んじゃうこと間違いなし!

 

photo by Isabell Schulz

 

しかも、ツアー参加者だけのプライベートビーチ的なスポットで、透明度の高い海を存分に楽しむことができます。

また、渡り鳥たちの生息地で、運がよければフラミンゴやサギ、コウノトリやカモメもみることができます。

 

おすすめビューポイント

海辺からエメラルドグリーンの湖と白砂のコントラストはかなりの絶景です。また、干満によっては、サブハと呼ばれる潟が出現することも。ここからの景色は何時間みていても飽きません。

 

アクセス

首都ドーハから車で南へ約2時間。ツアー参加のみで訪れることができます。

 

『世界の絶景111選』目次へ  (全12ページ)

 



 

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著者:ポムポムリラコアラ

趣味が高じてフリーライターとして活躍中の、旅行おたくです。絶景スポットや歴史に彩られた観光地巡りが大好き!写真集などで色々な絶景に触れる、癒しの妄想旅行を楽しむのも日常茶飯事。ストレス社会のちょっとしたオアシスのような存在になれたら幸いです。お茶でも飲みながらカフェ気分で、癒しのひとときをどうぞ。

バックパッカー旅行におすすめの国35選【南アジア・中央アジア・中東編】

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バックパッカー旅行に興味はありますか?バックパッカー旅行とは から バックパッカー旅行におすすめな国までをバックパッカー旅行で40ヵ国以上巡ってきた著者が初心者の方にも分かりやすく解説をします!

「バックパッカー旅行初心者入門 ~興味があるなら踏み出そう!~」はこちらから!

著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja

 

『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

 

 

バックパッカー旅行におすすめの国【南アジア・中央アジア・中東編】

 

前回こちらでご紹介した東アジア・東南アジアに引き続き、同じアジアの南アジア・中央アジア・中東について今回はご紹介します。

 

6 バックパッカーの聖地『インド』

 

 

インドは「バックパッカーの聖地」とよく評されています。もしバックパッカーとして海外を旅行しようとするなら、

「人生観が変わるから一度は訪れた方がいい」

と数多くのバックパッカーの先輩たちから言われることでしょう。

 

インドに行くと人生観が変わる理由は、様々なカオスを体験できるからだと言われています。

 

著者が思う「インドのカオス」

・  人間に限らず、犬や牛などありとあらゆるものが街を歩いている

・  道を聞いても聞く人ごとに答えがバラバラ

・  決まりのない交通ルール(とにかく車や人が行き交う!)

・  とにかく自由で一人一人が個性的すぎるインド人

 

こうした日本では絶対に経験できない体験をインドという国は与えてくれます。

タージマハルやガンジス川といった有名観光地だけでは語れないのがインドの魅力です。

 

タージマハル

インドの代表的建築物で世界遺産の一つ。ムガル帝国の皇帝が亡き愛妻の為に立てたお墓。

ガンジス川

インドを流れる大河。沐浴や火葬場としても有名で多くの観光客が訪れる。

 

また、インドは

・  暑い(場所や季節にもよるが、気温40度以上になることもある)

・  汚い(ゴミが街中に散乱している)

・  うるさい(都市部では車のクラクションが鳴りっぱなし)

といった3拍子が揃い、必ずといっていいほど「食あたり」をするとも言われている環境的に厳しい国です。

 

そんなインドですが、貴重な人生体験の一つとして一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

主観も入った!「インド」基本情報
「主観入り基本情報」の見方!

実際に多くの国を旅した著者が体験した事や様々な人と話した事を元に基本情報を作成しております。

<星の数の見方>

「英語伝わる度」

1:ほぼ通じない  2:あまり多くはない(日本と同じくらい) 3:観光業の人はかなり話せる 4:若い人はかなり話せる 5:お年寄りも話せる

「日本との文化の違い度」

1:日本と変わらない~5:日本と大きく異なる

「スリル」

1:スリルが無い~5:スリル満点

「物価」

1:安い~5:高い

東京からの距離 6,089km
東京との時差 -3.5時間
公用語 ヒンドゥー語(準公用語・英語)
主な宗教 多くがヒンドゥー教、その他様々な宗教
国民性 大らか
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★★
★★★★★
スリル
★★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(入場料などで観光客価格(高めの値段設定)あり)

国旗
地図

 

7 中央アジアを訪れるなら『ウズベキスタン』

 

中央アジアを訪れるなら、オススメしたい国がウズベキスタンです。

 

中央アジアってどこ?

ユーラシア大陸の中央部。カザフスタン・ウズベキスタン・キルギス・トルクメニスタン・タジキスタンなどが中央アジアに当たる。モンゴルなども含める場合がある。

▼ユーラシア大陸

▼中央アジア

 

 

ウズベキスタンはシルクロード(中国と地中海付近の国との歴史的な貿易道)の中継地点として古くから栄えた地域であり、歴史的な観光名所が数多く存在します。

 

特にサマルカンドやヒヴァといった歴史都市は本当に壮大なもので、その歴史的価値から世界遺産にも登録されていますね。

 

サマルカンド

ウズベキスタンの古都で世界遺産の一つ。青空と建築物の色から「青の都」と呼ばれる。

ヒヴァ

ウズベキスタンの代表的な宗教都市。

 

近年、ウズベキスタンは国を挙げて観光振興に力を入れており、20182月からは日本人はビザ無しでウズベキスタンに旅行できるようになりました。

 

ビザ無しとは

VISAと呼ばれる入国に際して必要な手続きが不要な国。通常、外国に入る場合VISAを事前に発行しておかなければならないが日本の信頼が厚い国(実際には協定を結んでいる国)などは日本のパスポートを提示すればVISAが無くても入れる。

VISAを発行するためには時間や費用がかかる(行く国によって異なる)のでビザなしの国は旅行者にとってありがたい。

 

ウズベキスタン航空なら日本からの直行便も通っているのでこれからますます注目される国となるでしょう!

 

主観も入った!「ウズベキスタン」基本情報
東京からの距離 6,354km
東京との時差 -4時間
公用語 ウズベク語
主な宗教 イスラム教9割
国民性 フレンドリー
英語伝わる度
★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(日本の半分程度)

国旗
地図

 

8 旅人を最大限にもてなす国『イラン』

 

「人が一番親切だった国はどこ?」

と聞くと、数多くのバックパッカーが揃って答える国がイランです。実際に、イランを旅行すると

 

・  地元の人に泊めさせてもらえる

・  レストランで食事をしていたら、隣の見知らぬ人が奢ってくれる

・  街中で「イランへようこそ!」と話しかけられる

 

といったことが普通に起こります。

 

イラン人の多くはイスラム教徒で、イスラム教の教えに

「旅人を最大限にもてなすべし」

といった教えがあるため、その教えを真に実践しているんですね。

 

イスラム教の教え「旅人を最大限にもてなすべし」

マスコミの報道などの影響で「危険」などのイメージがあるイスラム教だが実際は「旅人を最大限にもてなすべし」などの教えなどからも分かるように心優しい教えが多くある。「イスラム過激派」と「イスラム教」は異なる。

 

イランというと、核開発やアメリカと敵対している国というイメージ、また中東の国なので治安が心配という人も多いでしょう。

 

しかし、本当のイランは旅行者を大歓迎し、また治安も比較的落ち着いているバックパッカーならぜひ訪れておきたい国なんです。

 

特にオススメしたい観光地はその昔「世界の半分」と言われるまで栄えた歴史都市のエスファハーンです!

 

エスファハーン

貿易が盛んで世界中の商品がエスファハーンに集まった事から「世界の半分」と称された歴史都市。

▼エスファハーン

photo by Khaju Bridge by User:Gire 3pich2005 Chehel Sotoun Palace by User:Arad Si-o-se Pol by User:Shahab.mg Naqsh-e Jahan Square

 

主観も入った!「イラン」基本情報
東京からの距離 7,655km
東京との時差 -4.5時間
公用語 ペルシア語
主な宗教 イスラム教
国民性 優しい
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★★
★★★★★

(物価が上昇傾向にある)

国旗
地図

 

9 ビザ無しで1年も滞在できる『ジョージア』

 

「ジョージア」という国をご存知でしょうか。ジョージアはその昔「グルジア」とも呼ばれていた国です。

 

編集部コラム<ジョージアとグルジア>
2015年に「グルジア」から「ジョージア」に名称が変更された。多くの国が元々ジョージアという呼び方をしていた事が名称変更の主な理由。だが、現地語ではジョージアではなく「サカルトヴェロ」と呼ばれている。

グルジアはソ連の構成国家だったが1991年に独立を果たしている。ロシアやソ連からの支配が続いた事も影響してロシアと対立路線にいく事もしばしばある。

 

ジョージアはご飯がとても美味しい国と言われています。

地理的にアジア、ヨーロッパ両方の影響を受けているため、料理もパンやポテト・チーズを使ったヨーロッパ風のものから、小籠包に似た「ヒンカリ」と現地語で呼ばれるアジア風の料理まで多岐に渡ります。

 

▼ヒンカリ

 

また、ジョージアの特徴は日本人ならビザ無し(先述)で360日滞在できること。

ビザ無しで1年近くも滞在できてしまう国なんてまずありませんから、すごいことです。物価も安いので長く滞在することも十分に可能ですね。

 

観光としては、コーカサス山脈の大自然、また歴史のある教会や城塞(都市や町を守る建築物)を見に行くツアーがとてもオススメです!

 

コーカサス山脈

黒海からカスピ海に走る山脈。

スヴェティツホヴェリ大聖堂

ジョージアの歴史的な教会の一つ。

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/グルジアの歴史#/media/File:Cathedrale_Svetitskhoveli.jpg)

 

 

主観も入った!「ジョージア」基本情報
東京からの距離 7,885km
東京との時差 -5時間
公用語 グルジア語7割(他はロシア語・アルメニア語など)
主な宗教 キリスト教(ジョージア正教)他
国民性 穏やか
英語伝わる度
★★★
★★★★★
日本との文化の違い度
★★★
★★★★★
スリル
★★★★
★★★★★
物価
★★
★★★★★

(ドミトリーは1泊500~1000円程度)

国旗
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『バックパッカー初心者入門』目次へ  (全17ページ)

 

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著者:ぐちを

旅が大好きなフリーのライター&カメラマン。大学時代にバックパッカー旅行で40ヶ国以上を訪問し、数々の元紛争地を巡ったり、アフリカの電気水道が無い村で現地人と生活を共にしたりする。

特に好きな国は東南アジアのミャンマー。これから発展していく「アジア最後のフロンティア」に注目している。自身のTwitterやブログではミャンマーの観光事情を中心に、旅の情報やフリーランスの生き方を発信中。 お問い合わせはこちらから

Twitter(ぐちを):https://twitter.com/guchiwo583?lang=ja