ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

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カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

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はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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第1章ではカンフー映画とは何か、そしてカンフー映画の歴史について解説をしています。

このページではカンフー映画界のレジェンド「ジミー・ウォング」氏が活躍した時代のカンフー映画の歴史を解説をします。※カンフー映画の歴史を最初から知りたい方は第1章の最初のページからお読みください。

 

▼カンフー映画の歴史概要(リンククリックorタップで該当ページへ)

時代 主な出来事 主な俳優・女優
カンフー映画の始まり シヨウブラザーズ社の設立 チェンペイペイ
ジミー・ウォング時代(当ページ) 剣劇から拳脚アクションへ ジミー・ウォング
ブルース・リー時代 ゴールデンハーベスト社設立 / ブルース・リーの死 ブルース・リー
ジャッキー・チェン時代① 「蛇拳」「酔拳」ヒット ジャッキー・チェン
ジャッキー・チェン時代② ジャッキー・チェン略奪事件 / 「プロジェクトA」ヒット ジャッキー・チェン / サモハン / ユン・ピョウ
次世代スター時代 「少林寺」「イップマン」ヒット ジェット・リー / ドニー・イェン

 

ジミー・ウォング氏の時代

 

前のページで解説したように映画監督のキン・フー氏は「大酔侠」(1966)という映画をヒットさせ、カンフー映画の誕生に貢献しました。

 

大酔侠のヒット

「大酔侠」はカンフー映画を世界へ知らしめた香港の映画会社「シヨウブラザーズ」がヒットさせた”カンフー映画の元祖”とも言える作品。この作品を監督したのがキン・フー氏で香港映画界で新たなアクションスタイルを確立するなど、カンフー映画の誕生に貢献した。詳しくは前のページで解説。

▼大酔侠(画像クリックで商品詳細へ)

 

監督キン・フー氏はランラン・ショウ氏という企業家が立ち上げた香港映画会社「シヨウ・ブラザーズ」で「大酔侠」を撮影後、シヨウ・ブラザーズ社を去り台湾へ渡りました。

 

シヨウ・ブラザーズ社

ランラン・ショウ氏が立ち上げた香港の映画会社。後に「東洋のハリウッド」とも呼ばれる同社はカンフー映画の発展に大きく貢献した。詳しくは前のページで解説。

 

監督キン・フー氏の穴を埋めるべくシヨウ・ブラザーズ社は新たな才能ある監督を探し始めました。

そこで、1962年にシヨウ・ブラザーズ社へ入社していた新進気鋭のチャン・ツェー氏を監督へ抜擢しました。

 

チャン・ツェー氏(1923~2002)

香港・台湾の映画監督。カンフー映画などを多く手掛け、2002年に香港のアカデミー賞とも言われる「香港電影金像奨」にて生涯の功績を讃えられ「終身成就賞」を受賞。

 

彼は、「虎侠殲仇(フーシァジィェンチヨウ)」日本版(無し)英題(タイガーボーイ)(1966)という作品から武侠映画(ぶきょうえいが:武術に長け、義理を重んじる主人公の映画。詳しくは後述します)を手がけ、そこで一人のアクションスターであるジミー・ウォング氏と出会いました。

 

▼ジミー・ウォング氏

ジミー・ウォング氏について詳しくは第2章で!(このページは第1章)

 

ジミー・ウォング氏の黄金期

 

ジミー・ウォング氏との出会いから監督チャン・ツェー氏は、自身の剣劇映画(簡単に言えば剣で戦う映画)における理想を具現化する映画の製作に取り掛かりました。

そして打ち出したのは、ジミー・ウォング氏扮する片腕の剣士が主人公の「片腕必殺剣」(原題:獨臂刀(ドゥビーダオ))(1967)です。

 

▼「片腕必殺剣」(画像クリックでDVD詳細へ)

 

この映画は空前のヒットを記録し、ジミー・ウォング氏を一夜にして香港映画界トップスターへと押し上げました。

 

 

その後も、監督チャン・ツェー氏は「大刺客」、「大女侠(原題:金燕子(ジンイェンズー)英題:ゴールデンシャロウ)」などのジミー・ウォング氏を主演とする作品を次々と撮影し成功を収め、シヨウ・ブラザーズ社をアジア最大の映画会社へと成長させていきました。

 

▼大刺客(画像クリックでDVD詳細へ)

▼大女侠(画像クリックでDVD詳細へ)

 

また、ジミー・ウォング氏も迫力あるアクションと悲壮感あふれるヒーロー像で観客を魅了し、「天皇巨星(てんのうきょせい:天皇級のビッグスターの意)」と呼ばれる香港随一のスーパースターとなりました。

 

俳優であるジミー・ウォング氏もまた、これまでの刀剣アクションが中心であった剣劇映画(詳しくは後述)に見切りをつけます。

そこで突き・蹴りを中心とする拳脚(けんきゃく)アクションである「吠えろ!ドラゴン、起て!ジャガー」(1969)で自ら監督を務め、1970年代に香港を席捲するカンフー映画ブームのきっかけを生み出しました。

 

▼「吠えろ!ドラゴン、起て!ジャガー」(画像クリックでDVD詳細へ)

 

このようにして武侠映画がだんだんと現在でよく観られるようなカンフー映画の形になっていくのでした。

 

【ちょっと補足コーナー】剣劇映画・武侠映画とは?

武侠映画とは

 

「カンフー映画」は原則として身体の技が見どころになるのに対し、「武侠映画」は主に刀剣を使ったアクションが見どころとなる映画です。

※武侠映画は「武術に長け、義理を重んじる主人公の物語」を定義とする場合もあります。

時代設定はざっくりですが、武侠映画の場合「秦の始皇帝時代から明朝、清朝」くらいまでの長い時代にわたっており、カンフー映画は「清朝末期から中華民国期」あたりに集中しているものが多いです。

 

 

剣劇映画とは

 

中国における剣劇映画とは、平たく言うと剣や槍などの武器を使った戦い(剣客、チャンバラ)による時代劇のことです。

剣劇映画は武侠映画も指しており(武侠映画の中でも剣客ものの映画を特定した呼び方だと私は解釈しています。)カンフー映画とは区別されています。

 

 

1960年代~1970年代において、シヨウ・ブラザーズ全盛期にキン・フー氏やチャン・ツェー氏を監督とした多くの作品が生み出されました。

(具体的な映画で言いますと、既にご紹介した通り「大酔侠」(’66)、「片腕必殺剣」(’67)になります。)

 

ちなみに、ここで言う剣劇映画の武器は、ヌンチャクやトンファー等、ブルース・リー氏らが使ったカンフー映画で見られるようなものは含まれておらず、刃物が付いた刀の類の武器を意味しています。

 

▼ブルース・リー氏とヌンチャク

▼トンファー

 

当時は中国の人気のある大衆小説(「武侠小説」とも言われます)を原作とした、英雄が剣で敵を倒して活躍する剣劇映画が主流となっていました。

 

そこへジミー・ウォング氏がそれまで主流であった剣を使ったアクションから、中国拳法と空手による素手での格闘を中心とした「吠えろ!ドラゴン、起て!ジャガー」(’69)を打ち出し、カンフー映画ブームの基礎を築いたと言われています。

その後、ブルース・リー氏やジャッキーチェン氏のようなカンフー映画の全盛期が到来しましたが、1980年代~1990年代には、清朝の時代の短編小説が原作の「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」(’87)や中国の小説家・金庸の武侠小説を原作とした「スウォーズ・マン」シリーズ(’90~)がヒットし注目されました。

 

▼チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(画像クリックで商品詳細へ)

▼スウォーズ・マン(画像クリックで商品詳細へ)

 

2000年代に入ると「グリーンディスティニー」(’00)、「HERO」(’02)、「LOVERS」(’04)などの武侠映画が欧米諸国でもヒットし、再び脚光を浴びました。

 

▼グリーンディスティニー(画像クリックで商品詳細へ)

▼HERO(画像クリックで商品詳細へ)

▼LOVERS(画像クリックで商品詳細へ)

 

以上、ジミー・ウォング氏が活躍した時代のカンフー映画の歴史でした。次のページでは日本でもブレイクしたカンフー映画スター俳優の1人「ブルース・リー」氏が活躍した時代のカンフー映画について解説していきます。

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はじめに

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第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

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第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

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ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

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七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

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第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

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ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

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第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

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酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

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第5章 カンフー映画の寄り道話

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ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

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このページから第1章。第1章ではカンフー映画とは何か、そしてカンフー映画の歴史について解説をしていきます。

このページでは「カンフー映画とはどのような映画か」をお伝えするとともにカンフー映画の始まりについて解説をします。

 

▼カンフー映画の歴史概要(リンククリックorタップで該当ページへ)

時代 主な出来事 主な俳優・女優
カンフー映画の始まり(当ページ) シヨウブラザーズ社の設立 チェンペイペイ
ジミー・ウォング時代 剣劇から拳脚アクションへ ジミー・ウォング
ブルース・リー時代 ゴールデンハーベスト社設立 / ブルース・リーの死 ブルース・リー
ジャッキー・チェン時代① 「蛇拳」「酔拳」ヒット ジャッキー・チェン
ジャッキー・チェン時代② ジャッキー・チェン略奪事件 / 「プロジェクトA」ヒット ジャッキー・チェン / サモハン / ユン・ピョウ
次世代スター時代 「少林寺」「イップマン」ヒット ジェット・リー / ドニー・イェン

 

カンフー映画とは

 

日本のアクション映画は、古くは時代劇で剣術の殺陣(たて)や任侠ものが中心でした。

 

殺陣(たて)や任侠もの

殺陣(たて)とは剣などの武器を使った演技。

▼殺陣の様子

任侠ものの映画とは「仁義なき戦い」に代表されるようなやくざ社会を描いた映画のジャンルを指す。

▼仁義なき戦い(別Webonで解説してます)

 

またアメリカでは、銃社会という背景が影響力として働いており、ハードボイルかつスタイリッシュなガンアクションが想起されます。

 

一方、カンフー映画とは1960年代の中国・香港で生まれ、

俳優の身体能力を最大限に生かした肉体技が繰り出されるアクションシーンが特徴的な映画

の事を指します。

ストーリーは復讐や敵討ちのものが多く、その多くは誰が観てもわかりやすく飲み込みやすいものばかりです。

 

▼アクション映画の特徴(国別)

香港 日本 アメリカ
特徴 俳優の肉体技が中心 殺陣や任侠もの ガン(銃)アクション

 

カンフー映画の俳優

 

カンフー映画のスター俳優と言えば、ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏。

今や日本の誰もが知っている代表的なアクション俳優です。

 

▼ブルー・スリー氏

ブルース・リー氏について詳しくは第2章で!(このページは第1章)

▼ジャッキー・チェン氏

 

カンフー映画は、主人公や登場人物が

「武術(多くは中国拳法)によって鍛え抜かれた肉体技を、いかに魅力的に見せるか」

が重要視され、映画の中で一番の見どころとされています。

 

「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりくるジャンルです。

 

ただ、中には例外もあり「グランド・マスター」(2013)という作品において、俳優のチャン・チェン氏は「八極拳(カンフー拳法の一種)の遣い手」という役作りのために、伝統武術である八極拳を3年がかりで体得しました。

そしてなんと2012年には、中国吉林省(きつりんしょう)で行われた八極拳の全国大会において彼は優勝を果たしました。

これは、俳優が映画を通じて武術家になった一例です。

 

チャンチェン氏(1976~)

台湾出身の中国で活躍する俳優。主な出演作品に「レッドクリフ」など。2014年には監督業にも挑戦した。

▼チャン・チェン氏

photo by Sry85 CC 表示 2.5

▼グランド・マスター(画像クリックで商品詳細へ)

 

カンフー映画の始まり

 

カンフー映画が生み出された1960年代後半の香港は、文化大革命の影響により、社会状況は混乱した状態でした。

 

文化大革命

1966~1977年に終結宣言が行われるまで行われた中国の革命運動。国家主席の座を譲った前国家主席の毛沢東氏が復権のために学生などを煽動し、政府に対する暴力的な運動などが繰り返し行われた。

▼毛沢東氏

photo by Zhang Zhenshi CC 表示 2.0

 

文化大革命は経済に甚大な被害をもたらし、社会的不公平と貧富の差が生まれていました。

過酷な社会情勢下で、いかにお金をかけずに自力でビジネスを成功させるか。どのようにして日々食べていくかについて誰もが知恵を絞っていた時代です。

生活が懸かっていたからこそ、彼らのその熱意は並々ならぬものでした。

 

1958年に香港の企業家ランラン・ショウ氏が立ち上げた香港映画会社「シヨウ・ブラザーズ」は、文化大革命下で弾圧を受けていた中国の伝統音楽劇である「京劇映画」に見切りをつけます。

 

▼ランランショウ氏

京劇

京劇は歌、舞踊、セリフ、アクロバティックな立ち回りから成る中国の総合芸術であり、オペラやミュージカルに近い音楽劇です。

役者のきらびやかな衣装や派手な化粧に訓練された演技力、そして中国の伝統的な民族楽器の生演奏が舞台を華やかに盛り立てます。

起源は1790年「清」の時代、皇帝である乾隆帝(けんりゅうてい)の80歳を祝う為に安徽省(あんきしょう)の地方劇の4つの劇団が北京に進出し、大人気を博して定着したとされています。その後、他の地方劇や民間芸能の影響も受け、徐々に「京劇」の形を整えていきました。そして宮廷の支援を受けながら庶民層にも愛されて、首都・北京に君臨するようになりました。

▼京劇の様子

photo by d’n’c Some rights reserved

 

そしてシヨウ・ブラザーズ社は若者に支持され始めていた、話し言葉調の広東語映画界のカンフー映画に進出し始めました。(広東語は中国の広州や香港などで使われる言語)

 

▼広東語が使われている広州市と香港

 

1965年にシヨウ・ブラザーズ社は「邵氏影城(シャオシーインチォン)」と呼ばれる巨大スタジオを香港・清水湾に建設します。

 

▼邵氏影城

photo by Baycrest CC 表示-継承 2.5

▼邵氏影城の場所

 

そして30年間の間に700本の映画を製作し、多くの名監督・名優・名作を輩出し、香港映画の黄金時代を築き上げました。

この頃のシヨウ・ブラザーズ社は「東洋のハリウッド」と呼ばれました。

 

 

シヨウブラザーズ社のヒット作

 

シヨウ・ブラザーズ社が大きく成功を収めた代表作は「大酔侠(だいすいきょう)」(1966)でした。

 

大酔侠(1966)

上海出身の女優チェン・ペイペイ氏扮する女剣士が主役の京劇要素が入った映画。

▼大酔侠(映っているのがチェン・ペイペイ氏)

 

その大酔侠を撮影した監督、キン・フー氏は若い頃から中国の伝統音楽劇である京劇に傾倒(けいとう:ある物事に熱中する事)しており、この大酔侠では「剣劇映画(けんげきえいが)」(剣を用いた戦いをする映画)に「京劇」の要素を取り入れて脚色しました。

 

※イラストはイメージです

 

例えば、相手の体から刀を抜くと血がビュウッと吹き出たり、腕が切り落とされたりという残酷描写が演出として加えられました。

そしてこのような本格的な「剣術アクション」と「素早い編集」が融合する事によって、「京劇アダプテーション」と呼ばれる新しいアクション映画のスタイルを打ち出しました。

 

 

この「大酔侠」という作品は香港・東南アジアで驚異的にヒットし、監督による演出がいかに意味を有するかということを知らしめることになりました。

 

そしてこの成功などをきっかけに、シヨウ・ブラザーズ社は後に世界的に有名になる『カンフー映画』と呼ばれるジャンルの作品を次々に製作し「香港映画=カンフー映画」という認識が定着しました。

 

カンフー映画とは何か、カンフー映画がどのように始まっていったのか、お分かりいただけましたでしょうか。

次のページからはカンフー映画の現在までの変遷、カンフースター俳優たちの活躍した時代を紹介していきます!

次のページではカンフー映画界のレジェンド「ジミー・ウォング」氏が活躍した時代を解説していきます。

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はじめに

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第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

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第3章 カンフー映画を観る方法

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第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

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第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

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大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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RPGの世界でモンスターを倒すとお金が手に入る理由

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PRGが大好きな著者が初心者向けに「有名RPGの魅力」や「おすすめ作品」を解説するとともに、RPGの色々な楽しみ方をお伝えいたします。読めば、実際にRPGをプレイしたくなることでしょう!

『RPG初心者入門 ~有名RPGと色々な楽しみ方~』はこちらから!

著者:RPGreat!

フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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私がRPGで遊んでいた時に、疑問に思ったことがあります。

それはモンスターを倒すと「お金が手に入る」ってことです。

私自身もこれまではあまり深く考えたことがありませんでした。

このページでは「なぜモンスターを倒すと『お金』が手に入るのか」を私なりに考察した内容を皆さんにお届けすることにします。

 

RPGの歴史

 

RPGは戦後に、コンピューターゲームジャンルの一つとして誕生しました。

RPGは日本で栄えるまで、アメリカで栄えていました。

そのアメリカのゲーム内ではモンスターを倒すと『お金』が手に入るようになっていたのです。

アメリカのどのようなゲームデザイナーやシナリオライターなど関係者がどのような経緯でそのシステムをを取り入れたのかは不明ですが、つまりアメリカで生まれた「モンスターを倒すと『お金』が手に入る」という要素を日本でも取り入れたことが現在まで繋がっているわけです。

 

日本では「モンスターを倒せば『お金』が手に入る」という要素が一般的なモノとして認知されたのは、有名なRPGである「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」の登場だと思います。

 

 

これらの作品が流行する事により、その要素が『固定化』されたものだと推察します。

ゲーム愛好者ならもう常識といっていいほどの要素になっていますので。

つまりアメリカから日本へとこのシステムは伝来し、有名RPGが採用していた事から日本では「モンスターを倒せば『お金』が手に入る」が当たり前になったのです。

 

 

ゲームの世界観で考察

 

上記の歴史により「モンスターを倒せば『お金』が手に入る」が一般化された事は分かりましたが、なぜ実際に「モンスターを倒す」と「『お金』が手に入る」のでしょうか? 実際にモンスターと対峙して倒した場合、どのように私たちはお金を得るのでしょうか?

この不思議をゲームならではの世界観から考察してみることにします。

お金の単位はゲーム作品によって違いはあるものの、ほとんどのRPGでは町や村ではお金を使って商品が買えるわけですからモンスターを倒すだけで『お金』が入ってくるというのは不思議なものです。

そこでちょっとした仮説を立てて検証してみることにします。

 

仮説1 モンスターは消滅し自動的にお金が手に入る

 

モンスターを倒した(殺す~気絶、まで幅広い)時に、モンスターが自動的に消滅しそこにお金が残るという考え方です。

RPGの世界観からすれば一番しっくりくる考え方と思います。

人間ならゲーム内で死んだ時、教会などのシステムがなければ生き返ることもできません(ドラゴンクエストなどのRPGでは教会で死んだ仲間を生き返らす事ができる)ので、モンスターは「死=消滅」となってもおかしくありません。

 

そう考えればモンスターを狩りつくしても半永久的にモンスターが絶滅することはないとすれば、弱いモンスターなら「2円」とか、ボス級の強いモンスターなら「100,000円」が手に入る。

これはゲームの世界観からすればあり得る仮説だと思います。

 

仮説2 お金はギルド的なところから支給される

 

モンスターと鉢合わせになった時、生きなければならないのでモンスターを倒しました。

お金はすぐに手に入るわけではなく、倒した時に証拠としてカメラなどの収めてギルド(自治体)などに報告される形で、後で手に入るイメージです。

確かにお金は町や村などで使うわけですからね。

基本的にRPGではモンスターを倒した時はコマンド(通知)でお金を「20円手に入れた」と出ますが、この仮設の場合はいわば『先告知』という考え方なのでしょうかね。

この仮説もなくはないです。

 

仮説3 モンスターがお金を所持している

 

モンスターだって知能が高い奴は、人間世界に忍び込んで貨幣経済を学び取引しているはずです。

よく漫画などで見かけますが人間の耳とは形が違うであろう「魔族」であれば知能が高いイメージがします。

▼魔族のイメージ

そいつらが支配する世界なら人間の貨幣経済同様に、配下のモンスターにお金を多少なりとも持たせていても不思議ではありません。

だからモンスターを倒せば『お金』が手に入る、という仮説です。

その為、中には倒してもお金が『0』のモンスターがいたとしても、この仮説が正しいとすれば納得はできます。

 

現実世界との違い

 

あえて現実世界と多少比較しますが、殺す勢いでヒグマやマムシなどを倒してもお金は絶対に手に入りません!

「モンスターハンター」というゲームのように剥ぎ取って何かの戦利品にはなりますが…。

 

モンスターハンター
モンスターを倒して得た戦利品からアイテムを作るアクションゲーム。

▼モンスターハンター

 

もちろん他人を襲ってその財布の中身を奪う『強盗』はもちろんダメです。

ただそう考えると、RPGの世界ではモンスターならわかりますが、作品によってはプレイヤー側の王国 VS モンスター側の帝国 といった人間同士の戦いもあります。

そのため『戦争状態』であるので「強盗」という観念は一切なく、生きるために相手を倒すしかない、そして得たお金(財布の中身であろうと)は自分のものになる、と考えるしかないでしょう。

 

まとめ

 

モンスターを倒すとお金が手に入る様をゲーム内における世界観で今回は考察しました。

今回いろいろと考察した中で一番しっくりくるのは仮説1の「モンスターは消滅し自動的にお金が手に入る」だと思います。

「モンスターを倒せば自動的に消滅して『お金』は残る」というものですが、ただしこれがたまにRPGで戦う事になる対「悪い人間」だと消滅せず【殺人】になってしまうかもしれませんがね。

いや、対「悪い人間」であれば【殺人】ではないかもしれません。

なぜなら「邪(よこしま)な考えを持って頭の中がそれに100%支配された」時点でその「悪い人間」は「モンスター」に変貌し二度と人間には戻れず、【殺人】ではなくその『モンスター』を倒せばそのままお金が手に入るのだ、と私は思います。

その方が罪悪感がなくてよいかと結論付けますね。

 

続いてはRPGによくある「タンスの中のアイテム」について考察していきます!

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著者:RPGreat!

フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。お問い合わせはこちらから

 

 

カンフー映画を見たことがありますか?カンフー映画とは香港で発展した映画で、「俳優が武術をやっているのではなく一流の武術家が演技をしているのである」と著者は言います。

カンフー映画に既にハマっている方もまだの方も「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」で是非カンフー映画を観て、もっと楽しんでください!

 

~~カンフー映画はスター達と共に、どのようにして生まれ、現在に至るまでにどのように進化を遂げていったのか。そして、多くの人が虜になってしまうほどの魅力とはどこからやってくるのか。カンフー映画の歴史や作品、スター達を取り上げつつ、その真相に迫ってみたいと思います。~~
はじめに「はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~」より

 

はじめに

日本でもブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏といった名前は知っている方がほとんどでしょう。彼らは「カンフー映画」のスターなのです。カンフー映画に興味を持ったあなた、まずは「カンフー映画にハマってカンフーを始めてしまった」という著者のカンフー映画に対する意見を聞いてみましょう!

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

 

1章 カンフー映画とは

カンフー映画とはどのような映画なのか。そして伝統のあるカンフー映画の歴史を知る事でカンフー映画をより楽しむ事ができます!是非ここでカンフー映画の基礎・歴史について学びカンフー映画を深くまで楽しんでください!

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

 

2章 カンフー映画スター俳優9選

過去から現在に至るまでカンフー映画のスターはそれぞれ個性を発揮してきました。これだけは知っておきたい!というスター9人を著者が厳選して紹介します!

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

 

第3章 カンフー映画を観る方法

最近では動画配信サービスが充実してきた為自宅ですぐに映画を観られるようになりました。どの動画配信サービスがカンフー映画の取り揃えが良いのか、そして著者はどのようにしてカンフー映画を観ているのか、徹底解説します!

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

 

第4章 おすすめカンフー映画13選

ここでは著者おすすめのカンフー映画を13作品ご紹介いたします!見どころから裏話まで、メジャーな楽しみ方からマニアックな楽しみ方までを解説!

これを読んでお気に入りのカンフー作品を見つけてください!

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

 

第5章 カンフー映画の寄り道話

カンフー映画は様々な方面から見てみても面白いものです。ここではスターの少年期や女性カンフー映画スター、そして日本のアクションスターをご紹介!読めばあなたもカンフー映画通!?

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

 

第6章 カンフーを習おう!

カンフー映画を観たらきっとカンフーを習いたくなるはず!何を隠そう著者もカンフー映画を観てカンフーを習ったそうです。是非こちらで「カンフーとは何か」を知り、実際に体を動かしてみてください!!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

Webon紹介目次著者

カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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はじめに

 

アクション映画は好き。

だけど、「カンフー映画」というアクション映画は何となく知っていてもそこまでちゃんと観たことがない。

という方も多いのではないでしょうか?

 

その反面、筆者のように一度観たらハマってしまい、以降「カンフー映画から抜け出せない」という熱狂的なファンも大勢います。

 

カンフー映画の多くは、ストーリーがそこまで複雑ではありません。

ですが、観る者に恋の熱に浮かされたような興奮を与え、彼らを惹きつけて止まない魅力が詰まっています。

その魅力とは一体どこからやって来るのでしょうか。

 

 

1960年代後半、本場香港にてカンフー映画の口火を切ったカンフー映画のレジェンド、ジミー・ウォング氏。

 

▼ジミー・ウォング氏(解説は第2章で!現在「はじめに」)

 

続いて、極限まで鍛え抜かれた肉体と精神を持つブルース・リー氏は、ジミー・ウォング氏の映画を観て「自分はもっと凄い蹴りができる」と激怒し、わざわざアメリカから香港へ舞い戻りカンフー映画を刷新しました。

そして、たった4本の主演作のみで当時の映画界に強大な伝説を残し、32歳という若さでこの世を去りました。

 

▼ブルー・スリー氏(解説は第2章で!)

 

ブルース・リー氏が活躍していた頃にスタントマンとして下積みをしていたジャッキー・チェン氏、サモハン氏。

 

▼ジャッキー・チェン氏(解説は第2章で!)

▼サモハン氏(サモ・ハン・キンポー氏)(解説は第2章で!)

photo by Sasoriza / Bryan Chan CC 表示-継承2.0

 

彼らは1980年代、従来のカンフー映画にハイテンポなコメディのスパイスを振り、カンフー映画界の新境地を開きました。(カンフーの歴史は第1章で解説!)

そして、今もなおそのスターの座は健在であり、アクション界で最も動けるシニアです。

 

カンフー映画界を代表する彼らスター俳優は、その華麗なる武術の実力を武器に、かつて1970年代~1990年代にかけて世界にカンフー映画ブームを巻き起こしました。

 

更に彼らだけに止まらず、新たなカンフースター俳優は頭角を現します。

中国全国武術大会において5年連続優勝し、中国の至宝とも呼ばれたジェット・リー氏。

 

▼ジェット・リー氏(解説は第2章で!)

 

そして現在最も活躍し、最後の本格派と言われる凄腕武術家、「宇宙最強の男」の異名を持つドニー・イェン氏。

 

▼ドニー・イェン氏(解説は第2章で!)

photo by Roger Wo [1]https://www.flickr.com/photos/rogerwo/754841756/

 

上記で紹介したスター俳優達に共通している点は、全員一流の武術家という事です。

中国の武術家達が映画界に一石を投じたことは、世界中のカルチャーに大きな影響を及ぼしました。

 

彼らの強靭かつ、芸術とも捉えられる美しい肉体技に触発された方は沢山いることでしょう。

何を隠そう筆者の私もカンフー・スター達の影響を受けた一人で、今や長年憧れだったカンフーを実際に修行する身ともなり、人生において大きな影響を受けました。

 

素晴らしいカンフースター俳優達は彼ら以外にもまだまだ大勢います。

香港のカンフー映画はスター達と共に、どのようにして生まれ、現在に至るまでにどのように進化を遂げていったのか。

そして、多くの人が虜になってしまうほどの魅力とはどこからやってくるのか。

このWebonではカンフー映画の歴史や作品、スター達を取り上げつつ、その真相に迫ってみたいと思います。

現在も進化し、止まることなく制作され続けているカンフー映画を観る楽しさが倍増しますように!

 

次のページから第1章。第1章ではカンフー映画の歴史をご紹介。まずは「カンフー映画とはどのような映画か」を解説していきます。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!(30日無料お試しあり)】

 

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はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

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第2章 カンフー映画スター俳優9選

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ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

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ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

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第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

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七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

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第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

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大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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【RPGツクール】 娯楽施設が必要な理由とおすすめ娯楽施設

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フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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『RPG初心者入門』目次へ  (全16ページ)

 

 

私がRPGで遊ぶとすれば、ドラゴンクエストに登場するカジノなどのような娯楽施設が不可欠だと思っています。

これがないと、RPGは単なる作業ゲーと化してしまいちっとも面白くありません。

私はたくさんRPGをプレイしてきたので、中には娯楽要素がちっともない作品もプレイしました。

あくまで主観ですが、こういった作品の9割は面白みを全く感じませんでした。

というより、『ゲーム疲れ』を起こしてしまいました…。

※一度プレイしたらエンディングまでは基本的にプレイし続ける私が決めた鉄則ゆえ…

 

RPGを作るソフト「RPGツクール」をプレイすると色々な事を学べます。

それまでは『プレイヤー』だけの視点しか経験していませんでしたからね…。

この第4章では今度はRPGを作る側の立場になれるゲーム「RPGツクール」をプレイする際に役立つ知識を「娯楽施設」「闘技場」「お金稼ぎ」の3ページにわたってお話させていただきます。

このページではRPGにおいて必要と思われる「娯楽施設」について解説していきます。

 

RPGツクール
1990年に1作目が発売された「RPGを作って楽しむ」ゲーム。パソコン・家庭用ゲーム機・スマホなどで展開されている。最新作(2018年12月27日時点)は2016年に発売された3DS版「RPGツクール フェス」。

▼RPGツクール フェス

 

娯楽要素が必要な理由

 

RPGは「ストーリーさえよければ他の要素に力を入れなくてもいい」という人もいますが、私から言わせればそれは愚問ですね。

だって、単に本編だけ進めていけばどこかで『疲れ』ますからね。

 

敵を倒してお金稼ぎをして新しい武器や防具を買ってボスを倒してその先のストーリー進めて…と、RPGは基本これの繰り返しですからね。

それ故にRPGでもどこかで『心のオアシス』が必要になってくるわけですよ。

 

例えて言うならばフランス料理のフルコースで、特に好きでもなく嫌いでもない前菜が「ストーリー」。そこから始まり、食べ進めていけば(ストーリーを進めていけば)大好きなメインディッシュ(娯楽施設や娯楽イベント)が来るみたいな感じです。

要はストーリーを進めていて、途中で大好きなイベントに出会うようにしなければRPGとしては敬遠されてしまうということなのです。

 

おすすめ娯楽施設

 

これまでたくさんRPGをプレイしてきた私が提唱するおすすめ『娯楽要素』をご紹介します。

これがRPG内にあればたとえストーリー本編が微妙な感じでも娯楽要素がプレイヤー離れを阻止ができる要因になるので、RPGを作っている方は絶対に取り入れるべきです!

 

1 動物レースまたは飼育

 

まず一つ目は「動物レースまたは飼育」の娯楽要素です。

例えて言うなら有名RPG「ファイナルファンタジーⅦ(7)」のチョコボレース&チョコボ飼育システムですね。

チョコボレース・・・チョコボという生物が競馬のようなレースで競い合う

▼チョコボ

ファイナルファンタジーについて詳しくは第1章で!(現在は第4章) ファイナルファンタジーについて詳しくは第1章で!(現在は第4章)

 

あれはけっこう好きで今でも印象に残っている娯楽要素です。

「レース」という娯楽要素を展開するなら出場者のどれが最初にゴールするのかを予想して賭けて、見事的中したら景品を貰えるようなシステムがあれば素敵ですね。

もしくは3連続で予想が的中したら豪華景品を貰えるようなシステムでも構いませんね。

 

 

また「飼育システム」を取り入れる場合は、本編よりもなるべく目立たずに『飼育すれば良いことがある』的な感じでサブメインとして取り入れられれば最適かもしれません。

※ファイナルファンタジーⅦではチョコボを『海チョコボ』と呼ばれる個体まで交配・飼育させれば、『ナイツオブラウンド』というとてつもない最強クラスのマテリアをゲットできます。

 

 

2 鬼ごっこ

 

とあるスマホRPGで「鬼ごっこ」みたいな要素を組み込んだ娯楽がありました。

『制限時間1分で鬼から逃げ続ければ勝ち』といった感じです。

普通に考えれば鬼は1匹でしょうが、そのRPGでは鬼が「超難しいモード」では20匹ほどいましたね。

 

逃げ切れずに何回もつかまって数十回プレイしてやっと逃げきりましたからね。

クリアすれば景品は出てはいましたが、小さい時以来ですからね鬼ごっこは…。

ゲームの中でこれがあれば大人は懐かしさのあまり、ついついプレイしてしまうことでしょう。

 

 

3 コレクション

 

「コレクション」というシステムはドラゴンクエストⅤ(5)などにある『ちいさなメダル』を集めてメダル王の下に持っていけば、持ってきた枚数に応じて景品がもらえる、というシステムです。

 

▼ドラゴンクエストⅤ

ドラゴンクエストについて詳しくは第1章で!(現在は第4章) ドラゴンクエストについて詳しくは第1章で!(現在は第4章)

 

冒険している最中にこれを見つけて集めていけば楽しいですからね。

ちょっとした娯楽的要素にはなりますよ。

ほかのRPGでは『滑るコップ』や『蒸れた靴』といった変わり種をコレクションする娯楽もありましたけどね。

 

 

4 カードゲーム

 

代表的な例としてはファイナルファンタジーⅧ(8)のカードゲームでしょうね。
ドラゴンクエストであればポーカーやハイ&ローといったカードゲームでしょうか。

 

 

スマホRPGにあったモノとしては『絵合わせ』や『銘柄当て』といった感じです。
もちろん当てるとカードをもらえたり、景品を貰うためのコインを手にしたりと様々です。

一度やってみれば軽く小一時間はハマると思います。

 

5 カジノ

 

やはり私が一番おすすめするのはカジノですね。

スマホRPGであれば容量の関係からこれを見合わせることもあってかなかなか出てきませんが、私がドラゴンクエストを好きな理由の1つが「『カジノ』があるから」です。

 

カジノはギャンブル性があり、ハマってしまう人が多くいます。その為RPGユーザーにとってこの要素があれば、たとえ作品の本編が微妙な感じでもプレイを続行してくれることが多いですからね。

 

 

 

楽しんでRPGをプレイするためには上記のような娯楽要素がなければとてもつまらない作品になってしまうと私は断言します。

この要素があることによって、その作品の質を下げずに済むわけですからね。

RPGツクールでRPGを作る際の参考にしていただければと思います。

 

続いてはRPGを作る際に必要だと私が思う「闘技場」についてです。

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著者:RPGreat!

フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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【RPGツクール】 闘技場が必要な理由とおすすめ闘技場

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PRGが大好きな著者が初心者向けに「有名RPGの魅力」や「おすすめ作品」を解説するとともに、RPGの色々な楽しみ方をお伝えいたします。読めば、実際にRPGをプレイしたくなることでしょう!

『RPG初心者入門 ~有名RPGと色々な楽しみ方~』はこちらから!

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フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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単にRPGをプレイするだけでは物足りず、、RPGツクールというRPGを実際にこの手で作ることができるソフトでいろんなことを学びました。

すると私自身の中でも新しい発見がありました。

 

RPGが好きな人の中には、戦いイベントである『闘技場』施設が不可欠だと思っている方もいると思います。

闘技場施設とはダンジョンやボスとは別にモンスターなどと闘う事ができる「イベントスペース」のようなものです。闘技場によって勝つと賞金がもらえたりします。

これがあれば、本編のラスボスよりも強いボスをその闘技場の中で作って「やりこみ要素」を増すこと可能になるわけです。

 

やりこみ要素
本編のストーリーとは関係なく主人公のレベルアップ・モンスター図鑑を完成させる・強い武器を揃えるなどの「やり込む」事によって達成される何かを目指すプレイ方法。

 

何を隠そうたくさんRPGをプレイしてきた私は、この要素がある作品は楽しいと感じました。

ラスボスはエンディングを見るためには倒さなければならない(多くのRPGはラスボスを倒すとエンディングになる)のでそこまで強くはできないけれど、闘技場のようなものがあってそこに「ラスボス以上に強い敵がいたら面白い」と感じたのです。

 

RPGを作るソフト「RPGツクール」をプレイすると色々な事を学べます。

それまでは『プレイヤー』だけの視点しか経験していませんでしたからね…。

この第4章では今度はRPGを作る側の立場になれるゲーム「RPGツクール」をプレイする際に役立つ知識を「娯楽施設」「闘技場」「お金稼ぎ」の3ページにわたってお話させていただきます。

このページではより楽しいRPGを作るために知っておくべき「闘技場が必要な理由」や「闘技場の種類」をご紹介します。

 

RPGツクール
1990年に1作目が発売された「RPGを作って楽しむ」ゲーム。パソコン・家庭用ゲーム機・スマホなどで展開されている。最新作(2018年12月27日時点)は2016年に発売された3DS版「RPGツクール フェス」。

▼RPGツクール フェス

 

闘技場が必要な理由

 

ラスボスを倒すためにレベル上げ作業をして主人公たちは強くはなりました。

そしてラスボスを倒しました。

 

そしておしまい…え、あとは何もないのですか?

そんな何か物足りないRPGを過去に私はプレイしていたことがありまして…。

 

RPGをプレイする人の中にはとにかく強敵との熱いバトルを望む人もいますからね。

せっかく強くなったのに、その強さを活かせる『闘いの場所』が「ラスボス空間以外になければつまらない」と言わざるを得ないのは仕方ないことだと私は思いますね。

 

 

そこで闘技場のようなシステムがあればラスボスを倒すためのレベル上げで培った強さを活かせます。

私がこれまでRPGで遊んでいた中で印象深かったのが、戦闘に『条件』が付いたシステムです。

例えば、闘技場で相手と戦う際に『戦闘参加者は女性キャラクターのみ』とか、『物理攻撃ダメージ半減(魔法以外の攻撃はダメージが半分になる)』『消費MP倍増(魔法を使う為のパワーが通常の2倍必要)』といった不利な条件の下で戦うといったモノがありました。

それはそれで楽しかったですよ。

だってその分、勝ったらもらえる景品が豪華な場合が多かったですからね。

もちろん景品が無くても不利な中で戦って勝つことにも面白さがありました。

 

さて、ここからはRPGをたくさんプレイしてきた私が「あったらいいなぁ」と思うおすすめ『闘技場』をご紹介します。

これがRPG内にあればラスボス後も飽きずにプレイでき、ゲーム離れを阻止ができる要因となるので、RPGを作っている方は絶対に取り入れるべきです!

 

おすすめ闘技場

1 同じモンスター系統だけの闘技場

 

これがあったら楽しいですね。限定したモンスターの系統だけしか戦えない闘技場です。(モンスターを仲間にできるRPGに限られてしまいますが…。)

例えば限定モンスター系闘技場と言えばドラゴンクエストⅥ(6)の「スライム格闘場」を思い出しますね。

▼ドラゴンクエストⅥ

スライム格闘場は仲間にした『スライム系』のモンスターだけでしかその闘技場は戦えないというルールでしたのでね…。

 

この場合は実際にモンスターだけで戦うことになりますのでモンスターの知能を活かして戦うことを想定しています。

仲間になったモンスター達の親である主人公の指示は届きません。

それゆえに予期せぬ展開のバトルがあって面白いのです。

 

2 連勝で景品がゲットできる闘技場

 

スマホRPGをプレイしている時に連勝で景品がゲットできる闘技場がありました。

これは斬新な発想だと思いました。

ランダムに魔物の群れと戦って、例えば10連勝すれば素敵な景品が手に入るといった感じでした。

その闘技場では過去に戦ったボスも登場したのでびっくりしました。

個人的には『雑魚以外の敵も出るのか』と思いながらもプレイしていましたね。

こういう発想は割と好きですよ。

 

3 任意のキャラクターがソロで戦う闘技場

 

任意のキャラクターがソロで戦う闘技場はスマホRPGや家庭用ゲームソフトRPGで見かけた要素ですね。自分のキャラクターを一人選んで敵とソロでとにかく戦っていく闘技場です。

これは己の限界をどこまで高められるのか、そしてプレイヤースキル(コマンド制バトルやアクティブ制バトルも含む)が重要になってきますからね。

 

コマンド制バトルとアクティブ制バトル
「コマンド制バトル」が1ターンずつ自分と敵に攻撃する機会が平等に与えられるのに対し、「アクティブ制バトル」では攻撃をしないでぼーっとしていると時間経過により相手が何度でも攻撃してくるシステム。つまり「コマンド制バトル」に『時間』という概念を取り入れたシステムが「アクティブ制バトル」。

 

ソロなのはこちらだけなのでモンスターと1vs1というわけではなく、1vs複数個体という形式もあるわけです。

雑魚敵(弱い敵)であれば全体攻撃(敵全体にダメージを与えられる攻撃)で一掃すればよいだけの話ですがね。

また物理攻撃(魔法以外の攻撃方法)が効きにくい敵や魔法攻撃が効きにくい敵がいたら、適正なキャラをソロバトルのプレイヤーとして選出する(敵がわかってから自分のキャラクターを選ぶ場合)のもまた「プレイヤースキル」と言っていいでしょう。

 

4 強い『ボス』を用意した闘技場

 

強い『ボス』を用意した闘技場のように、ラスボス以外で強いボスを用意するという方法です。

『力』が余ったプレイヤー用で、ボス攻略に挑戦させるというものです。

ファイナルファンタジーⅧ(8)の『オメガウェポン』のようなボスみたいにね。

▼ファイナルファンタジーⅧ

オメガウェポン
ファイナルファンタジーⅧに登場する本編のボスとは別の隠しボス。その強さから倒すのにはとても労力のいるボスで、倒すとそこでしか手に入らないアイテムがもらえる。

▼オメガウェポン

 

このような強いボスというのは熱いバトルを望むプレイヤーにとっては『相手にとって不足無し』状態で挑めるので倒しがいがありますよ。

攻略法を自分で見つけて倒す超強いボスは、実際に倒せば達成感がありますからね。

ちなみに私ならまず本編のラスボスを倒してからそのボスに挑み、なんとか倒せればその作品を思い残すことなく卒業できると思います。

 

5 真のエンディングが見られる闘技場

 

「裏ラスボスを倒したら真のエンディングが見られる闘技場」は素敵だと思います。

ボスとの熱いバトルを望むプレイヤーにとって「真のエンディング」というプレゼントは最高のハッピーエンドになるからですね。

私はこのシステムを取り入れたRPG作品に何度か出会っていますが、本編のラスボスよりも強い(ただ、先ほど紹介した『オメガウェポン』のような超強いボスよりは弱い感じの)ボスを倒して真のエンディングを見た時でも、十分な爽快感を感じました。

 

 

一言で申し上げますと、ラスボス以外で戦いの場を設けることによってラスボス撃破後もプレイしてくれるので、『つまらないRPG』にはなりにくいと私は思いますね。

上記の理由により、RPGを作る際は闘技場はおすすめなのです。

 

最後のページではRPGを作る際の「お金の稼ぎ方」について解説をしていきます!

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【RPGツクール】 お金稼ぎシステムが必要な理由とおすすめお金稼ぎシステム

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PRGが大好きな著者が初心者向けに「有名RPGの魅力」や「おすすめ作品」を解説するとともに、RPGの色々な楽しみ方をお伝えいたします。読めば、実際にRPGをプレイしたくなることでしょう!

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フリーランサーとして活動。今でも私の生活においてRPGは捨てきれません。それほど大好きなのです。また、時間があればRPGツクールフェス(3DS)というソフトでRPGを作っています。趣味はラーメン巡りでおいしいラーメン屋に月1~2通っており、たまに新規ラーメン屋をこの舌で堪能するために開拓することもあります。また歴史が大好きで特に戦国時代はとあるゲームの影響でダントツといってよいほど好きですね。最近は『星ドラ』というスマホRPGにハマっております。

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私がRPGで遊んでいた時、必ずと言ってよいほど強い装備を買うための『お金』が枯渇しかけ資金難に陥ることがありました。

まあ、適当にその辺のモンスターを狩りまくってついでに経験値を手に入れれば一石二鳥ですが…。

それでも『お金』稼ぎが苦になるプレイヤーは多くいます。

私はたくさんRPGをプレイしてきたので、その人たちの気持ちは大いにわかります。

「早く物語を進めたい」という気持ちがある反面、必要な装備を新調しておかなければボス戦で苦労します…。

 

私はこういった人たちの苦悩がわかるので、RPGを自分で作る際に少しでも緩和したいと思っています。

 

この第4章では今度はRPGを作る側の立場になれるゲーム「RPGツクール」をプレイする際に役立つ知識を「娯楽施設」「闘技場」「お金稼ぎ」の3ページにわたってお話させていただいています。

このページではより楽しいRPGを作るために知っておくといい「お金稼ぎに関する画期的なシステム」をご紹介します。

 

RPGツクール
1990年に1作目が発売された「RPGを作って楽しむ」ゲーム。パソコン・家庭用ゲーム機・スマホなどで展開されている。最新作(2018年12月27日時点)は2016年に発売された3DS版「RPGツクール フェス」。

▼RPGツクール フェス

 

お金稼ぎシステムが必要な理由

 

モンスターを倒してもさほど『お金』稼ぎにならない…

よくわかりますよ、この気持ちは!

雑魚敵を倒しまくっても大した稼ぎにはなりませんのでね。(多くのRPGではモンスターを倒すとお金が手に入ります)

大してお金稼ぎにならない例を私がプレイしたRPGの元に語らせていただきます。

仮に物理防御(魔法以外の攻撃に対する防御)と魔法防御が高い『まほうのよろい』という防具を買うために必要なお金の値が例えば3,000ゴールドだとします。

現在の所持金は200ゴールドで、今のストーリー進行状況だと周辺にいるモンスターを倒しても1回の戦闘あたり70ゴールド程度しかお金を手に入れることができません。

このような状況で『まほうのよろい』を買おうと思った場合、計算上40回程度戦うことになります。

 

 

それだけのために、1時間費やすとなれば虚しい気持ちにもなりますよね。

もしその装備を買った上でその先のボスに挑むことが前提なら、そのRPGには悪意を感じざるを得えませんね。

 

お得なモンスターがいるとは限らない

 

有名なRPGである「ドラゴンクエスト」に登場する『ゴールデンスライム』というモンスターを倒せばたくさんお金が手に入ります。

 

▼ゴールデンスライム

ドラゴンクエストに関しては第1章で紹介しています!(現在第4章) ドラゴンクエストに関しては第1章で紹介しています!(現在第4章)

 

しかしすべてのRPGに『ゴールデンスライム』のようなお得なモンスターが登場するわけではありません。

辛いRPG(からいRPG:初心者にとって難易度の高いRPG)もプレイしたことがあるのでわかりますが、物語が進行して雑魚敵がちょっと強くなっても、倒した時に手に入る経験値やお金が序盤の敵を倒した時とあまり変わらないことだってあるのです。

 

例えば物語を進めていき、もう終盤に差し掛かったところ、ある村の武器防具屋で以下のようなものをこの値段で売っていたとします。

ミスリルソード…5,000ゴールド
ミスリルロッド…4,000ゴールド
ミスリルメイル…6,000ゴールド
ミスリルヘルム…4,500ゴールド
ミスリルシールド…3,500ゴールド

現在の所持金が1,000ゴールドだとして、その装備が売られている周辺の敵を1回の戦闘で倒した時に手に入るお金の平均が200ゴールドだとすれば、すべての装備を買うために何十回戦闘しなければならないのか…

しかも序盤のモンスターを倒して手に入るお金の平均も100ゴールド程度だった…

ここまで頑張ったのに…

これこそが苦行です。

買うことができればその先のボス戦などに対し有利に展開はできますが、ボスでもないただの敵と終盤で何度も戦うのはちょっとね…。

 

おすすめお金稼ぎシステム

 

RPGを私がやっていて上記のような経験をしたことがあって「RPGを作るなら是非取り入れてほしい」と思っているシステムを紹介します。

これがあれば無駄に雑魚敵を倒しまくって時間を無駄にすることがないと思います(嬉)

 

1 売却専用アイテム

 

ストーリーを進めてダンジョン内などで手に入る宝箱に売却すればお金になる『売却専用アイテム』を採用すれば、欲しい武器や防具があってお金が足りない時にそれを売って足しに出来ると思います。

例えば『金塊』という換金用アイテムがあれば名前の通り、売ればかなりお金になる便利なものです。

私なら仮に10,000ゴールド程度の値を付けますね。

 

2 物価変動システム

 

その換金用アイテムに日本も取り入れている市場経済、つまり「物価変動」ですね。

それをRPGの中に取り入れるのです。

仮に供給量が一定の状態だとして先ほどの『金塊』であれば、欲しい人が多い時は10,000ゴールドより多めの12,000ゴールド、欲しい人が少なければ8,000ゴールドといった感じで変化を出すのです。

そうすればストーリーを進める中で高く買い取ってくれるのかそうでないのかを道具屋で確認すればいいわけです。

 

これがあれば相場が高い時を狙って売ることもできます。それまでは保有していればいいので戦略の幅も広げることが可能になるのですよ。

 

さらに雑魚モンスターを倒せば一定の確率で売却専用アイテムをドロップ(落と)させるようにする。(多くのRPGでは敵を倒した時に敵が落としたアイテムはもらえる)

具体的にはドロップ率を1%以下設定にして手に入るようにすれば、たまたま手に入れたプレイヤーは喜ぶことでしょう。

これを用いれば、単純なお金稼ぎというわけではなく、売却専用アイテムを1つでもゲットできればお金稼ぎの時間を短縮することができるのです。

つまりお金稼ぎに運の要素が加わってエキサイティングなものになるわけですよ。

 

 

正直言ってお金稼ぎはレベル上げと違って目標が長くうんざりする部分もあります。

しかし、上記で紹介したシステム・要素を取り入れれば、お金稼ぎがそれほど苦行にならないと思います。

実際にこれらの要素が入っているRPGで遊んでみればその要素がないモノに比べるとはるかにプレイしやすいと感じることでしょう。

 

 

以上、RPGreat!氏による「RPG初心者入門」でした!

有名なRPG作品の解説から始まり、実際にRPGを作る場合に参考になるプレイヤー目線のお話までしていただきました。お読みになった方はきっとRPGをプレイしたくなった事でしょう。

是非RPGをプレイしてからもう一度読んでみてください。著者に共感できる部分が沢山あると思います!

ここからは3ページにわたり【番外編】としてRPGの世界へ踏み込んでいきたいと思います!興味のある方は是非お読みください!

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著者:RPGreat!

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「シン・ゴジラ」の裏話・撮影秘話

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特撮は子供の頃に誰もが一度は目にしたことがあると思います。ですが大人になってからも充分楽しめる映画なのです。裏話や撮影秘話を知る事でより作品を楽しむことができるのです!

「特撮をもっと楽しむための裏話図鑑 ~ゴジラ~編」はこちらから!

著者:山田チャーハン

幼少期から様々な特撮作品を見て育つ。怪獣特撮・ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊と鑑賞する作品の幅が広い。作品を見るだけでなく、考察や解説サイトにも興味があり、知識を増やして作品の楽しみ方を増やすのがモットー。友人と特撮談義や特撮縛りのカラオケをすることも。特撮作品の出演を夢見て、特撮に関する仕事を所望している。

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Twitter(山田)@yamada_chahan

 

 

 

シン・ゴジラ

基本情報

作品名 シン・ゴジラ
発表年 2016年
上映時間 119分
監督 庵野秀明(総監督)樋口真嗣(監督・特技監督)
出演 長谷川博己
備考 ゴジラ29作目。約12年ぶりの日本製作ゴジラ。

~あらすじ~

東京湾でトンネルが崩壊する事故が発生。当初は火山の噴火が原因として見られるが、徐々に巨大生物の存在が噂されていく。政府はそんな事はあり得ないとして見当違いの対策を進めるが実際に巨大生物が映像に捉えられ、事態はパニックへ。やがて日本へ巨大生物は上陸。その巨大生物が「ゴジラ(Godzilla)」である事が分かりゴジラに対抗するべく日本政府はあらゆる手を尽くす・・・

 

約12年振りに公開された国内のゴジラは、これまでのゴジラとは大きく特徴が異なり、劇中で何度か形態変化を行います。

しかし、予告やポスターなどメディアに姿を見せるのは第4形態ばかりです。そのため、「シン・ゴジラ」と聞くと「第4形態」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

登場時間が長く映画のメインとなる形態のため、撮影秘話や裏話も第4形態に関するものがほとんどです。

 

第1形態
 劇中では全体の姿は確認できませんが、海から突き出た尻尾は確認することができます。
第2形態
足が生えていますが、地上を這って移動します。上陸した場所が蒲田だったことからネット上では「蒲田くん」という愛称で呼ばれたりしています。
第3形態
第2形態が立ち上がって、2足歩行になったのが第3形態。皮膚が赤黒い。
第4形態
映画のメインとなる形態。

 

そこで今回は特にシン・ゴジラの第4形態の撮影秘話や裏話について紹介していきます。

 

シン・ゴジラ第4形態

 

この作品のゴジラは通称「シン・ゴジラ」と呼ばれます。

身長は118.5メートルとアニメ版ゴジラ公開前までは歴代最大を誇っていました。

手が極端に細く、手のひらは常に上を向いていて、尻尾はこれまでのゴジラよりも長くなっています。

 

アニメ版ゴジラ
2017年11月に第1章、2018年5月に第2章、2018年11月に第3章が公開された(現在第3章上映中※2018年11月22日執筆現在)アニメ版ゴジラ3部作。当作品はシン・ゴジラのあとのゴジラシリーズ30作目~32作目という位置づけで東映によって製作されている。Netflixにて公開後は配信される。

 

目が小さく、焦点があっていないのでゴジラシリーズ25作目「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」のゴジラ(GMKゴジ)の白目よりも不気味に感じるでしょう。

上半身に比べ、下半身はずんぐりとしています。

 

 

体色が黒いため、所々身体から漏れている赤い光が目に付きやすいです。

これまでのように整った体表ではなく、筋繊維がむき出しで焼けただれているようなゴツゴツとした体表で、痛々しさを感じます。

皮膚はゴーヤ、頭部はキノコ雲をイメージしているようです。

▼ゴーヤ

photo by KENPEI – KENPEI’s photo CC 表示-継承 3.0

▼キノコ雲

 

 

シン・ゴジラには耳たぶやまぶた、舌が存在せず、歯はあるものの不揃いになっています。

これは以下のような設定の「ゴジラは完全生物」という監督のコンセプトが関係しているでしょう。

完全生物として生物の頂点に君臨する存在のため、周囲を警戒する必要がありません。そのため、耳たぶとまぶたが排除されています。

同様に捕食する必要もないため、舌がなく歯も不揃いで噛み合わせを気にしないという設定です。

熱線の威力が歴代最強と言っても過言ではなく、口だけでなく、背ビレや尻尾からもレーザーを放ちます。強力な熱線で街を焼き尽くす姿は圧巻です。

 

▼熱戦を放つゴジラ

 

シンゴジラはフルCG

 

シン・ゴジラの1番の特徴といえば、フルCGであることでしょう。

これまでのゴジラはスーツを制作し、スーツアクターが演じることが一般的でした。

シン・ゴジラはモーションキャプチャーを使用しています。モーションキャプチャーを担当したのは狂言師の野村萬斎で、ゴジラの動きに狂言の要素を取り入れています。

 

モーションキャプチャーの裏話
モーションキャプチャーとは、人間(ここで言えば野村萬斎)の動きのデータ化してコンピューターに取り込むことです。

モーションキャプチャーでは、関節にセンサーをつけて、360度緑に囲まれた部屋で撮影が行われていました。野村萬斎さんは、役になりきりたいからという理由で、能面を参考にして造ったゴジラのお面をつけて、撮影に臨んでいました。

▼撮影イメージ

 

<ゴジラの手が上に向いている理由>裏話
今までのゴジラは、指が下に向いていたのですが、今回のゴジラの手は上を向いています。

野村萬斎さんは、監督から「ゴジラが畏怖を与える荒ぶる神である」というようなイメージを伝えられました。龍が手に宝珠を上向きに掴んでいるイメージも多く、現実とは離れた神様や仏様に近いものは手が上を向いているというイメージも含めて、手を上向きにしたそうです。

 

実はゴジラの初代スーツアクターである中島春雄も、すり足など狂言の要素を取り入れてゴジラを演じていました。初代と最新作が狂言でつながるというのは運命を感じますね。

 

▼中島春雄

 

CGでしかできない要素もあり、特撮の新たな可能性を感じさせてくれるゴジラでしょう。

 

視聴方法

公開 タイトル 視聴可能動画サービス
’16 シン・ゴジラ APTT(別料500円)・TDdTV(別料300円)・楽天(別途400円)

Hu=Hulu AP=Amazon Prime TT=TSUTAYA TV TD=TSUTAYA DISCUS dTV=dTV UN=U-NEXT 楽天=楽天TV 表に記載無しの場合は取り扱い無し 別料=視聴には会員料金以外に別途料金が必要

 

 

 

 

目次著者

著者:山田チャーハン

幼少期から様々な特撮作品を見て育つ。怪獣特撮・ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊と鑑賞する作品の幅が広い。作品を見るだけでなく、考察や解説サイトにも興味があり、知識を増やして作品の楽しみ方を増やすのがモットー。友人と特撮談義や特撮縛りのカラオケをすることも。特撮作品の出演を夢見て、特撮に関する仕事を所望している。

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「ゴジラ FINAL WARS」の裏話・撮影秘話

Webon紹介目次著者
特撮は子供の頃に誰もが一度は目にしたことがあると思います。ですが大人になってからも充分楽しめる映画なのです。裏話や撮影秘話を知る事でより作品を楽しむことができるのです!

「特撮をもっと楽しむための裏話図鑑 ~ゴジラ~編」はこちらから!

著者:山田チャーハン

幼少期から様々な特撮作品を見て育つ。怪獣特撮・ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊と鑑賞する作品の幅が広い。作品を見るだけでなく、考察や解説サイトにも興味があり、知識を増やして作品の楽しみ方を増やすのがモットー。友人と特撮談義や特撮縛りのカラオケをすることも。特撮作品の出演を夢見て、特撮に関する仕事を所望している。

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ミレニアムシリーズ最後の作品となった『ゴジラ FINAL WARS』ですが、集大成に相応しく、歴代の様々な要素を盛り込んだゴジラが誕生しました。

スーツも特徴的で、ゴジラ最後の勇姿が記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな『ゴジラ FINAL WARS』のゴジラの撮影秘話や裏話を紹介します。

 

▼ゴジラ「ミレニアムシリーズ」一覧(薄いオレンジ背景が今回紹介する作品)

公開 タイトル 視聴可能動画サービス
’99 ゴジラ 2000ミレニアム AP(別料400円)・TT(別料400円)・TDdTV(別料300円)・楽天(別途300円)
’00 ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 AP(別料400円)・TT(別料400円)・TDdTV(別料300円)・楽天(別途300円)
’01 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 AP(別料400円)・TT(別料400円)・TDdTV(別料300円)・楽天(別途300円)
’02 ゴジラ×メカゴジラ AP(別料400円)・TT(別料400円)・TDdTV(別料300円)・楽天(別途300円)
’03 ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS AP(別料400円)・TT(別料400円)・TDdTV(別料300円)・楽天(別途300円)
’04 ゴジラ FINAL WARS AP(別料400円)・TT(別料400円)・TDdTV(別料300円)・楽天(別途300円)

表に記載無しの場合は取り扱い無し

別料=視聴には会員料金以外に別途料金が必要

 

ゴジラ FINAL WARS(ファイナルゴジ)

基本情報

作品名 ゴジラ FINAL WARS
発表年 2004年
上映時間 125分
監督 北村龍平
出演 松岡昌宏 (TOKIO)
備考 ゴジラ28作目(ミレニアムシリーズ6作目)。ゴジラ生誕50周年記念作品。

~あらすじ~

遠い未来の地球。人類同士の戦争により怪獣が復活する。何とか人類は復活したゴジラを南極にて氷の中に閉じ込める事に成功した。それから20年、突如大量の怪獣が再度復活する。それと時を同じくして東京にUFOが出現する。中から出てきた宇宙人は地球の味方かと思われたが、実は怪獣を復活させたのはその宇宙人で、地球征服を企んでいたのだった・・・

 

この作品のゴジラは通称「ファイナルゴジ」と呼ばれています。

「ゴジラシリーズ発表から50周年」「ミレニアムシリーズの最終作」と2つの記念を飾ったのがこのファイナルゴジです。

爪が鋭く、頭は平らになりました。上顎が薄くなり、背ビレは小さくなっています。

ファイナルゴジの1番の特徴は、このような「見た目のスタイリッシュさ」ではないでしょうか。

耳の位置が高いのが特徴的で、他のゴジラよりも耳が目立っています。

 

▼ファイナルゴジ

 

ミレニアムシリーズ3作目の「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」のゴジラ(GMKゴジ)の白目ほどのインパクトはありませんが、ファイナルゴジの充血した真っ赤な目も印象深いですよね。

白目だと意思があるように見えてしまうので、意思を除外するために充血した目を採用したようです。

 

 

『ゴジラ FINAL WARS』には15体もの怪獣が登場し、アクションシーンが満載です。

そのため、アクション向けに「最も軽く最も動く」を意識してスーツが制作されました。

ファイナルゴジの身長の設定は100メートル級と歴代でも大きなゴジラですが、歴代のどのゴジラよりもよく動きます。

肩から動かすことができるスーツのため、腕を大きく上がることも可能です。

残念ながら空を飛んだり、シェーのポーズをしたりはしませんが…。

 

シェーのポーズをする「2代目ゴジラ」の裏話・撮影秘話は第1章で!(このページは第3章) シェーのポーズをする「2代目ゴジラ」の裏話・撮影秘話は第1章で!(このページは第3章)

 

集大成ということもあってか、攻撃力も歴代で上位に位置するのではないでしょうか。

定番の青白い熱線だけでなく、ハイパースパイラル熱線と呼ばれる熱線を吐き出すことができます。

このハイパースパイラル熱線は宇宙空間の衛星軌道上まで届かせることができ、歴代で1番広い攻撃範囲でしょう。

赤い熱線を吐く場面もあり、ゴジラシリーズで見たことのある熱線を全て吐き出します。まさに集大成というのを体現してくれていますね。

 

『ゴジラ FINAL WARS』を最後に東宝大プールが取り壊されたため、海へ帰るゴジラを見られる最後の作品です。

ファイナルゴジはゴジラシリーズ50周年の集大成に相応しい活躍をしたのではないでしょうか。

 

視聴方法

公開 タイトル 視聴可能動画サービス
’04 ゴジラ FINAL WARS AP(別料400円)・TT(別料400円)・TDdTV(別料300円)・楽天(別途300円)

Hu=Hulu AP=Amazon Prime TT=TSUTAYA TV TD=TSUTAYA DISCUS dTV=dTV UN=U-NEXT 楽天=楽天TV 表に記載無しの場合は取り扱い無し 別料=視聴には会員料金以外に別途料金が必要

 

 

 

目次著者

著者:山田チャーハン

幼少期から様々な特撮作品を見て育つ。怪獣特撮・ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊と鑑賞する作品の幅が広い。作品を見るだけでなく、考察や解説サイトにも興味があり、知識を増やして作品の楽しみ方を増やすのがモットー。友人と特撮談義や特撮縛りのカラオケをすることも。特撮作品の出演を夢見て、特撮に関する仕事を所望している。

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