ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

Webon紹介目次著者

カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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第5章ではカンフー映画をもっと楽しむために知っておくといい知識を紹介しています。

このページでは女性カンフー映画スターのノラ・ミャオ氏について紹介をしていきます。

 

▼紹介する女性カンフー映画スター

名前 生年 主な作品 備考
アンジェラ・マオ 1950年 「女活殺拳」 ブルース・リー氏の妹役
ノラ・ミャオ⇐当ページ 1952年 「レディ・ブレイド」 ブルース・リー氏の恋人役
ムーン・リー 1965年 「天使行動」 西城秀樹氏とも共演
<第5章のページ>
七小福
アンジェラ・マオ
ノラ・ミャオ】(当ページ)
ムーン・リー
千葉真一
真田広之

 

ノラ・ミャオ

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片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

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カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

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はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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第4章ではおすすめのカンフー映画を13作品ご紹介しています。

このページではカンフー映画界のレジェンド、ジミー・ウォング氏の主演作品「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」をご紹介します。

 

▼紹介するおすすめカンフー映画

名前 公開年 主演
1 燃えよドラゴン 1973年 ブルース・リー
2 片腕カンフー対空飛ぶギロチン⇐当ページ 1975年 ジミー・ウォング
3 酔拳 1978年 ジャッキー・チェン
4 豚(とん)だカップル拳 1979年 サモハン(サモ・ハン・キンポー)/ラウ・カーウィン
5 ユン・ピョウinドラ息子カンフー 1981年 ユン・ピョウ
6 少林寺 1982年 ジェット・リー
7 霊幻道士 1985年 ラム・チェンイン
8 プロジェクトA 1983年 ジャッキー・チェン
9 スパルタンX 1984年 ジャッキー・チェン
10 七小福(夢に生きた子供達) 1988年 サモハン(サモ・ハン・キンポー)
11 シティーハンター 1993年 ジャッキー・チェン
12 イップ・マン 序章 2008年 ドニー・イェン
13 捜査官X 2011年 ドニー・イェン/金城武

 

「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」(1975年公開/1978年日本公開)

基本情報

作品名 片腕カンフー対空飛ぶギロチン
公開年 1976年
主演 ジミー・ウォング
監督 ジミー・ウォング
備考 ジミー・ウォング監督&主演「片腕ドラゴン」の続編

▼片腕ドラゴン(画像クリックで動画詳細へ)

 

あらすじ

前作で片腕になりながらも強敵を倒した主人公は、今回は武術道場を開いている。そして参加した大武闘大会で“空飛ぶギロチン”(というより回転ノコなんだけど…)を駆使する謎の老人を見る。その老人こそ、前作で仕留めた悪漢の師匠であった!

(引用:https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=0080152682&pT=null)

 

※著者談

前作「片腕ドラゴン」の続編ですが、前作を観ていなくても(もちろん観ていても)楽しめる作品です!実際、私も「片腕ドラゴン」を観る前に本作を鑑賞しましたがとても面白く、楽しむことができました!

 

こんな人におすすめ!

 

カンフー映画のレジェンド「ジミー・ウォング」の代表作を観たい方におすすめ!

コメディ要素も満載なので「カンフー」というアクションに馴染みが無い方でも楽しく観る事ができるでしょう。中国の清の時代が舞台なので日本とは異なる文化背景も楽しむことができます!

 

「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」のみどころ!

みどころ1 ジミー・ウォング氏の代表作!

 

「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」はジミー・ウォング氏の代表作です。

 

ジミー・ウォング氏(1943~)

カンフー映画ブームの基礎を作ったパイオニア的存在。ブルース・リー氏などのスターが出る前から活躍していたカンフー映画界のレジェンド。

 

今や購入すると中古でも5,000円以上する貴重な作品です。(TUTAYA DISCASではレンタル可能です。)

当時は撮影設備も今より整っていませんでしたが、だからこそ設営(セット)もとてもシンプルで分かりやすい映画です。時代は18世紀の清朝末期が舞台です。

 

清朝

1644~1912年まで今の中国とモンゴル地域を支配していた王朝。1894年には日本と日清戦争で対立している。

 

みどころ2 コメディ要素満載の映画!

 

「片腕ドラゴン」という異名のついた主役ジミー・ウォング氏の正義感あふれる真面目な立ち振る舞い。

それに反して、ジミー・ウォング氏が弟子たちへ「『気』を練って壁を歩く方法を見せる」というギャップを出すなど、時折「え?」とツッコミたくなるようなシーンを真面目に演じており、コメディ要素が満載です。

 

また、とある道場にて異種格闘技で武術大会が開かれるのですが、その参加者が更にツッコミどころ満載です。

かつらがずれているのが目に見えてわかりながらも長いおさげで相手を倒す「弁髪(べんぱつ)」、ヨガ使いで手がビヨーンと伸びる「インド人」、なぜかムエタイも参加しているなど、コメディ要素満載のキャラクターが登場します。

 

▼弁髪のイメージ

photo by Kszkkk CC 表示-継承 3.0

 

みどころ3 本格的カンフーも見られる映画!

 

コメディ要素がある反面、本格的なカンフーを見ることもできます。

三節棍(さんせつこん)

▼三節棍のイメージ

鷹爪拳(ようそうけん)

▼イメージ

蟷螂拳(とうろうけん)

▼イメージ

虎鶴双形拳(こかくそうけいけん)

 

など、本格的な中国の伝統武術が垣間見えるところも素晴らしく、こういった本格的なカンフーを見せることができるところにも説得力を感じる事ができる映画です。

カンフーアクションの迫力や技が多様な事などを楽しみながら観るといいでしょう。

 

みどころ4 ラストシーンに引き込まれる!

 

そして、作中で過去の情事により「片腕ドラゴン(ジミー・ウォング氏)」は、ヨーヨー状の円盤型ギロチンを扱う強敵「ギロチン」から復讐の的にされます。

 

 

強敵「ギロチン」は目が見えないため、片腕の人であれば「片腕ドラゴン」ではないかと疑い片端から殺していきます。

ギロチンで人の首をスパッとちょん切る様は漫画のようですが、その描写がかえって残酷に映ります。

 

ラストシーンの「片腕ドラゴン」VS「ギロチン」の闘いシーンがややスローモーションでハイライトのように見せているところがグッと引き込まれます。

 

みどころ5 DVD特典ジミー・ウォング氏のインタビュー!

 

更にDVDの特典として、ジミー・ウォング氏本人のインタビューがついているのですが、カンフー映画を知る上でとても興味深いコメントを聞くことができます。

ジミー・ウォング氏は、中国の武侠小説にあるような、勧善懲悪物語(悪を倒し、正義が勝つ)の象徴としての「片腕ドラゴン」のキャラクターを生み出しました。

 

武侠小説

中国文学の一つで、武術に長け、義理を重んじる人々を主人公とした小説の総称。

 

「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」以前にあった剣などの武器を使った物語から脱却して、よりカンフーを前面に押し出した作品を作りたかったそうです。

そういった意味で、剣劇映画(剣などを用いたシーンを中心に据えた映画)に見切りをつけたのでしょう。

また、ラストシーンにおいては日本の映画「宮本武蔵」の決闘シーンを観て、表現や心理描写の大切さを学んだとコメントしています。

 

▼宮本武蔵(画像クリックで作品詳細へ)

 

余談 カンフー映画の功労者とその実弟が見られる!

 

少しマニアックな余談ですが、前半の武術大会シーンにおいて、虎鶴双形拳(こかくそうけいけん)を演じていたのが、カンフー映画界における武術指導の巨匠かつカンフー映画ブームの最大の功労者であるラウ・カーリョン氏の若かりし頃です。

 

ラウ・カーリョン(1934~2013)

香港の俳優・映画監督。「酔拳2」などの監督を務めた。

▼酔拳2(画像クリックでDVD詳細へ)

 

そして、三節棍(さんせつこん:先述)を扱っていたのがラウ・カーリョン氏の実弟であるラウ・カーウィン氏で、後にサモハン氏が監督や主演を務める「燃えよデブゴン」シリーズやユン・ピョウ氏の「猿拳」にも登場します。

 

サモハン氏(1949~)

多くのヒット作の製作・監督・出演をするカンフー映画の主要人物。大きな体格にも関わらず、俊敏な動きで観る人を圧倒する。

▼燃えよデブゴン・豚だカップル拳(画像クリックでDVD詳細へ)


ユン・ピョウ氏(1957~)

日本ではアイドル扱いをされていたカンフー映画スター。

ジャッキー・チェン氏やサモハン氏と息の合ったアクション、身体を張ったスタントに「本格的なアクションスター」を感じさせる。足技がとにかく美しい。

▼猿拳(画像クリックで作品詳細へ)


 

特に「燃えよデブゴン・豚だカップル拳」は観てもらいたい作品でもあります。サモハン氏とラウ・カーウィン氏のキレのある素晴らしい武器裁きを存分に見ることができる映画です。

このラウ・カーリョン氏とラウ・カーウィン氏2人を「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」の中で発見しただけでも私は感動しました。

 

カンフー映画の楽しみ方の一つとして、様々な作品に同じ役者が登場するので、作品ごとに「あ!この人他の映画で見たことある!」という発見から作品を辿って観ていくのも面白いです。

私はそのようにしてカンフー映画を好きになっていきました。

 

この映画のおすすめポイントのおさらい!

 

  • ジミー・ウォング氏の代表作!

カンフー映画のパイオニア的存在であるジミー・ウォング氏の代表作とも言える作品はファンなら必見!

  • コメディ要素満載!

中国の文化を交えながら見せてくれるコメディ要素は必見!

  • 本格的カンフーが観られる!

やはり武術の達人ばかり登場するカンフー映画はアクションがスゴイ!

  • ラストシーンにも注目!

ラストシーンの「片腕ドラゴン」VS「ギロチン」の闘いシーンがややスローモーションでハイライトのように見せているところがグッと引き込まれる!

  • DVD特典のインタビューも必見!

カンフー映画を知る上でとても興味深いコメントを聞くことができる!

  • 実はカンフー映画の功労者も出演している!!

ラウ・カーリョン氏とラウ・カーウィン氏2人を「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」の中で発見しただけでも感動!

 

「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」視聴方法

 

<サービス名クリックorタップで公式サイトへ進めます>

サービス名 取り扱い 視聴方法
TSUTAYA TV × DVD宅配サービスTSUTAYA DISCASなら取り扱いあり(最低1007円(税込)~の会員か530円(税込:送料込)の単品料金で利用可能)
Amazon Prime Video ×
Netflix ×
Hulu ×
dTV ×
U-NEXT ×
YouTube ×
DVD(amazon)

 

以上、おすすめカンフー映画「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」の紹介でした。

次のページではジャッキー・チェン氏の初期代表作「酔拳」を紹介していきます。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】

 

目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

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はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

第1章では「カンフー映画の歴史」第2章では「カンフー映画のスター俳優」をご紹介してきましたが第3章では実際にカンフー映画を観る方法について解説をしていきます。

レンタルDVDショップ以外でも映画を手軽に観る事ができるようになった今、カンフー映画を20年以上観続けてきた著者がおすすめの動画視聴方法を紹介します。

 

カンフー映画を観る方法

 

「カンフー映画を観る方法」と聞いて、誰でもすぐに思いつくとは思いますが最新作なら映画館旧作はTSUTAYAなどのレンタルショップで鑑賞する事ができます。

それ以外ではどこで手軽に観ることができるのでしょうか?

最近では映画の動画配信が充実してきました。このページでは手軽にカンフー映画を観る方法として「動画配信サービス」を比較していきます。

家庭でも気軽にカンフー映画を楽しみましょう!

 

カンフー映画のスター俳優

 

以下で動画配信サイトを比較していきますが、比較は「カンフー映画のスター俳優5人の作品がどれだけラインナップされているか」で行っています。

今回出演作品を比較するカンフー映画のスター俳優たちをご紹介します。

 

▼今回比較する上で参考にするカンフー映画スター俳優

名前 人物概要 主な出演作品
1 ジミー・ウォング カンフー映画界のレジェンド 「片腕必殺剣」
2 ブルース・リー 「本物」のアクションスター 「燃えよドラゴン」
3 ジャッキー・チェン 世界のジャッキー 「酔拳」「プロジェクトA」
4 ジェット・リー 少林寺ブームの立役者 「少林寺」
5 ドニー・イェン 遅咲きのカンフー映画スター 「イップマン」
ジミー・ウォング(1943~)

カンフー映画ブームの基礎を作ったパイオニア的存在。ブルース・リー氏などのスターが出る前から活躍していたカンフー映画界のレジェンド。

ブルース・リー(1940~73)

カンフー映画スターの1人。肉体や武術の技を極限まで突き詰めて鍛え上げた人物として、歴代のアクションスターの中で最も「本物」という言葉がふさわしい人物。

ジャッキー・チェン(1954~)

命がけのスタントで世間を魅了するカンフー映画スター。半身不随になりかけたり、全ての骨を骨折していたりしているのに、まだやるのか、と言いたくなるくらいのチャレンジ精神とファンを常に喜ばせようとする姿勢は脱帽。

ジェット・リー(1963~)

かつて中国の至宝とも言われ「少林寺」で華々しくスクリーンデビューをしたカンフー映画スター。ジェット・リー氏の得意な跳躍や身体を大きく動かす「長拳」は、高い柔軟性を必要とし、動きもとても難しい。

ドニー・イェン(1963~)

カンフー以外にもプロレス技、ボクシングや総合格闘技等を自ら研究しており、映画によって様々な武術を使い分けられるカンフー映画スター。現在も第1線で活躍中。

photo by Roger Wo [1]https://www.flickr.com/photos/rogerwo/754841756/

 

動画配信サービス比較

 

動画配信サービスは映画を多く取り扱っているものの、観たいカンフー映画タイトルや観たいカンフー映画スターの作品が無い場合があります。

ここでは動画配信サイトに登録する前に参考にしていただくべく、各動画配信サービスを比較していきます!

 

比較表

▼一覧表

TSUTAYA TV
Amazon Prime
Netflix
コメント TSUTAYA DISCASと合わせて 別途有料で観れるもの多数 入会後タイトル確認可能
料金(税込/月額) 1007円~ 400円 864円~
お試し 30日間無料 30日間無料 30日間無料
ジミーウォング ×
ブルースリー
ジャッキーチェン
ジェットリー
ドニーイェン
Hulu
dTV
U-NEXT
コメント カンフー映画の入門として
料金(税込/月額) 1007円~ 540円 2149円
お試し 2週間無料 31日間無料 31日間無料
ジミーウォング × ×
ブルースリー
ジャッキーチェン
ジェットリー
ドニーイェン

 

ここからは各動画配信サービスがどのようなラインナップになっているのか、動画配信サービスの概要と共に紹介していきます。

 

1 TSUTAYA TV

TSUATAYA TV

TSUTAYAが提供する動画配信サービス。税抜き933円で新作、準新作をなどを除く 約8,000タイトルが見放題。新作や対象作品以外はポイントを使うか別途料金を支払って購入(数千円)やレンタル(数百円)が可能。

対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 1,007円~
ジミー・ウォング(△)
「捜査官X」や「フライング・ギロチン」(別途有料)はあるが、若い時の作品はない。
ブルー・スリー(〇)
「燃えよドラゴン」以外はそろっているが、全て別途有料で視聴可。
ジャッキー・チェン(◎)
豊富なラインナップだが、別途有料で視聴可。
ジェット・リー(〇)
「少林寺」「HIRO」はないが「ワンス・アポン・ア。タイム」シリーズ「リーサル・ウェポン4」などあるが、別途有料で視聴可。
ドニー・イェン(◎)
「ドラゴン酔太極拳」や「タイガーコネクション」など初期の作品が入っているが、こちらも別途有料で視聴可。
<現在30日間無料お試しキャンペーン実施中>

 

2 Amazon Prime

Amazon Prime

Amazon.comが提供する動画配信サービス。税込み400円でプライム会員になればamazonオリジナルタイトルを含む多数の作品が見放題。見放題の対象作品以外は別途料金を支払って購入(数千円)やレンタル(数百円)が可能。

対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 400円(見放題作品のみ)
ジミー・ウォング(×)
「捜査官X」がプライム会員として無料で観ることができるが、それ以外の初期の作品「新座頭市 破れ!唐人剣」「片腕ドラゴン」は別途有料。
ブルー・スリー(△)
「燃えよドラゴン」はプライム会員で無料視聴できるが「ドラゴンへの道」「死亡遊戯」は別途有料でラインナップは薄い。台湾のブルース・リーそっくりさん「ブルース・リィ」という人物の作品が多く出てくるので、間違えないよう要注意。
ジャッキー・チェン(△)
プライム会員で無料視聴できるものもあるが、「プロジェクトA」「ポリス・ストーリー」「木人拳」などの代表作は別途有料。
ジェット・リー(△)
「ドラゴン・コップス」「ドラゴン・ゲート」あたりはプライム会員で無料視聴できるがラインナップは品薄。
ドニー・イェン(△)
プライム会員で無料視聴できるのは「カンフージャングル」と「捜査官X」のみ。「イップマン」シリーズなどもあるが上記2作品以外は別途有料。※期間限定で見放題の時があります。
<現在30日間無料お試しキャンペーン実施中>

 

3 Netflix

Netflix

アメリカ発の動画配信サービス。税抜き800円~で会員になればNetflixオリジナルタイトルを含む多数の作品が見放題。ベーシック会員800円・スタンダード会員1200円・プレミアム会員1800円でどれも見れる作品は同じだが画質や同時視聴画面可能数などが変わる。

公式サイト:https://www.netflix.com/jp/

対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 864円~
ジミー・ウォング(△)
「捜査官X」はあるが、それ以外はなし
ブルー・スリー(△)
「ドラゴン危機一髪」「死亡遊戯」は視聴可
ジャッキー・チェン(◎)
「酔拳」「木人拳」「プロジェクトA」「スパルタンX」等全体的にほぼ代表作はそろっている。サモハン氏の「燃えよデブゴン ピックポケット!」があったのが意外。
ジェット・リー(△)
「ダニー・ザ・ドッグ」「ドラゴン・コップス」「エクスペンダブルズ」シリーズはあるが、初期の作品はなし。
ドニー・イェン(〇)
Netflixオリジナル作品として配信された「ソード・オブ・ディスティニー」があり、他にも「イップマン」序章、葉問はもちろん(継承はなし)「孫文の義師団」「三国志英傑伝 関羽」など視聴可。
<現在30日間無料お試し可能>

公式サイト:https://www.netflix.com/jp/

 

4 Hulu

Hulu

アメリカ発の動画配信サービス。税抜き933円で映画・ドラマ50,000作品が見放題。日本テレビが資本に入っている為日本のタイトルが多くあるのが特徴。


対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 1007円
ジミー・ウォング(〇)
「片腕ドラゴン」が珍しく入っており視聴可。それ以外はなし。
ブルー・スリー(◎)
「燃えよドラゴン」も含めしっかりリストがある。
ジャッキー・チェン(◎)
「酔拳」「酔拳2」はないが「木人拳」「ヤング・マスター」「福星」シリーズなど全体的に充実している。
ジェット・リー(△)
「ワンス・アポン・ア・タイム」シリーズ、「ザ・ワン」はあるがラインナップは薄い。
ドニー・イェン(△)
「イップマン」序章、葉問「三国志英傑伝 関羽」はあるが全体的にラインナップは薄い。余談だが、ドニー・イェン氏がアクション監督を務めた釈由美子主演の「修羅雪姫」が視聴可。
<現在2週間無料お試しキャンペーン実施中>

 

5 dTV

dTV

docomoが提供する動画配信サービス。約12万作品が月額500円(税抜)で見放題。見放題対象作品以外は別途数百円で視聴可能。

対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 540円
ジミー・ウォング(×)
一作もなし。
ブルー・スリー(◎)
ほぼそろっているが、「燃えよドラゴン」のみ別途有料で視聴可。
ジャッキー・チェン(〇)
代表作も含め豊富(一部別途有料)だが、「福星」シリーズや「蛇拳」「笑拳」「ヤング・マスター」等のような初期の作品は少ない。
ジェット・リー(△)
アメリカ製作の「ローグ アサシン」「エクスペンダブルズ」シリーズはあるが、「少林寺」等の代表作はない。
ドニー・イェン(△)
代表作を含めラインナップは薄く、一部有料。
<現在31日間無料お試しキャンペーン実施中>

 

6 U-NEXT

U-NEXT

音楽配信などを行う株式会社USENなどのグループが行う動画配信サービス。税抜き1999円で映画・ドラマ80,000作品が見放題に加え雑誌70誌も読み放題。見放題対象作品以外は別途数百円で視聴可能。


対応端末 TV・パソコン・スマホ・タブレット
月額料金(税込) 2149円
ジミー・ウォング(×)
一作もなし。
ブルー・スリー(◎)
ほぼそろっており、他では無かったり、別途有料であったりした「燃えよドラゴン」も見放題リストに。
ジャッキー・チェン(〇)
「木人拳」「ヤング・マスター」「福星」シリーズなど他も充実している。また、「酔拳2」はあるが「酔拳」はない。
ジェット・リー(〇)
「少林寺」「HERO」などはないものの、「ワンス・アポン・ア・タイム」シリーズ、ハリウッドデビューの「リーサル・ウェポン4」などあり、他の動画サイトに比して充実している。
ドニー・イェン(〇)
いくつか作品はあるが「イップマン」は他サイトと同様に序章、葉問のみだが、初期のドニー・イェン氏初監督作「ドラゴン危機一髪‘97」がリストに入っている。
<現在31日間無料お試しキャンペーン実施中>


 

全体的に、ブルース・リー氏、ジャッキー・チェン氏の代表作は、どこの動画配信サイトでもある程度の作品が入っています。

上の表を見てみると、TSUATAYA TVは月額で見放題プランにしてもほぼ別途有料になります。

Amazon primeもラインナップの数からするとあまりお得ではありません。

ご自身で観たいスターや具体的な映画を決めて動画サイトを選ぶことをお勧めします!

 

※上記に示した作品は期間によっては見放題でないもの、また配信が終了している場合があります。入会する際はご自身で確認をして入会をしていただくようお願いいたします。

 

カンフー映画の入門はHuluがおすすめ

 

個人的にカンフー映画の入門として利用するならば、ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏が充実しているHuluが良いなと感じました。

注意しないといけないのが、Netflixは入会登録をしないと動画のラインナップを確認することができません。

それ以外の動画サイトは入会登録前にラインナップを確認することができます。どの動画サイトも、一定期間のお試し無料期間があるので、それを利用してみても良いかもしれません。

 

 

著者のカンフー映画鑑賞方法

 

私個人の普段のカンフー映画の観る方法ですが、カンフー映画以外の映画も好きなので、上記のような動画サイトを利用しながら、

TSUTAYA DISCAS」の宅配レンタルを利用して他の観たい作品を補っています。

 

TSUTAYA DISCAS

レンタルビデオショップTSUTAYAが展開するDVD/Blu-rayの宅配サービス。一定本数まで新作借り放題や単品でのレンタルが可能。TSUTAYAに行かなくてもDVDをレンタルできるので便利。

▼料金表

レンタル枚数 料金
最大4枚 1008円(税込/月)
新作最大8枚(旧作借り放題) 2014円(税込/月)
新作最大16枚(旧作借り放題) 3964円(税込/月)
新作最大24枚(旧作借り放題) 5957円(税込/月)
TSUTAYA TV(動画見放題)+DISCAS(新作最大8枚) 2610円(税込/月)

 

TSUTAYA DISCASでは上記の動画サイトで見当たらない作品や、

ジミー・ウォング氏など今やマニアックな作品となっているもの、

どの動画サービスにもないジェット・リー氏のデビュー作「少林寺」、

ドニー・イェン氏の個人的に好きな「導火線」「SPL」

などハードボイルドな作品もかなり充実しています。

 

先に紹介したTSUATAYA TVの動画サービスは別途有料であったり、ラインナップは少なかったりですが、TSUTAYA DISCUSの宅配レンタルはとても充実しています。

 

デメリットは、会員になってしまうと動画配信サービス以外でも費用が発生することと、宅配が届くまで待たないといけないので、動画サイトのように観たい時にすぐその場で観ることができないことでしょうか(TSUTAYA DISCASは発送指示をしてから約2日で届きますが)。

 

毎月定額プランもありますが、TUTAYA DISCASの宅配レンタルは、たまにどなたでも期間限定で単品旧作DVD&ブルーレイを1枚88円(税抜)にてセールを行うことがあります。

レンタル期間は30泊31日とかなり長い間楽しむことができます。

この期間中に動画サイトにはないマイナーな作品を借りると、かなりお得に楽しめると思います。

 

観た後はポスト投函で返却なので、店頭に行く時間が省けることを思うと、とても便利です。動画サイトのラインナップでは物足りないという方へはオススメです。

昔と違い、今は映画を観る方法がかなり豊富なので、まずは観たい作品を決めてから動画サイトやレンタル方法を選んでみてください!

 

おすすめカンフー映画情報サイト

 

ここで補足としておすすめの香港カンフー映画の情報を発信しているサイトをご紹介します。

 

Record China

https://www.recordchina.co.jp/category.php?type=70&t=1

 

最新の華流のエンターテイメント情報を知る事ができます。

長らく体調を崩していたジェット・リーの様子や、現在撮影中の最新作の映画情報などを早く知ることができます。

 

 カンフー・スター総合情報サイト -KUNGFU TUBE-

http://kungfutube.info/

 

おそらく日本ではこのサイト以上に詳しい情報サイトはないかと思われます。

とても豊富でマニアックな情報がふんだんに載っており、香港カンフー映画ファンなら一度はチェックしてもらいたいサイトです。

ちなみに、このサイト内の

不朽の名作『プロジェクトA』の時計台落下の謎

という記事はジャッキー・チェン氏が落ちた時計台の高さを検証しており、ジャッキー・チェンのスタントがどれくらい危険なものがリアルに感じられ、とても興味深いです。

 

以上、カンフー映画を観る方法【動画配信サービス比較】でした。

次のページから第4章。第4章からはおすすめのカンフー映画を13作品ご紹介。まずは伝説のカンフー映画スター、ブルース・リー氏主演「燃えよドラゴン」をカンフー映画鑑賞歴20年以上の著者が解説していきます。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】

 

目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせはこちらから

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

Webon紹介目次著者

カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

「カンフー映画入門 ~観れば観るほど強くなる!?~」はこちらから!

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

このページから第2章。第2章ではカンフー映画のスター俳優をご紹介。

まずはカンフー映画のレジェンド、ジミー・ウォング氏からです。

 

▼紹介する9人のカンフー映画スター俳優

名前 人物概要 主な出演作品
1 ジミー・ウォング⇐当ページ カンフー映画界のレジェンド 「片腕必殺剣」
2 ブルース・リー 「本物」のアクションスター 「燃えよドラゴン」
3 サモハン カンフー映画界の主要人物 「燃えよデブゴン」
4 ジャッキー・チェン 世界のジャッキー 「酔拳」「プロジェクトA」
5 ユン・ピョウ カンフー映画アイドルスター 「ユン・ピョウinドラ息子カンフー」
6 ユン・ワー 中華圏芸能界屈指の名バイプレイヤー 「霊幻道士」
7 ラム・チェンイン 詠春拳の達人 「霊幻道士」
8 ジェット・リー 少林寺ブームの立役者 「少林寺」
9 ドニー・イェン 遅咲きのカンフー映画スター 「イップマン」

 

ジミー・ウォング(王羽)

生年月日 1943年3月28日(75歳)
初期ヒット作 「片腕必殺剣」(1967年)
現在 療養中(2019年2月現在)

 

【ジミー・ウォングってどんな俳優?】

他のアクションスターよりも武術が飛びぬけて優れているというわけではないですが、ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏よりも前に活躍をしていたというレジェンド的な存在かつ、香港カンフー映画ブームの基礎を作ったパイオニアとしてカンフー映画を語る上で欠かせない俳優です。

ジミー・ウォング氏が活躍した時代は第1章で紹介しています!

 

主な出演作品

発表年 タイトル
1966 「虎侠殲仇(フーシァジィェンチヨウ)日本版(無し)英題(タイガーボーイ)」
1967 「片腕必殺剣(原題:獨臂刀(ドゥビーダオ))」
「大刺客」
1968 「大女侠(原題:金燕子(ジンイェンズー)英題:ゴールデンシャロウ)」
1970 「吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー(原題:龍虎鬥)」
1971 「新・座頭市 破れ唐人剣」
1972 「片腕ドラゴン」
1973 「ドラゴン武芸帖」
「戦神灘」
「いれずみドラゴン 嵐の血斗」
1974 「怒れるドラゴン 不死身の四天王」
1975 「スカイ・ハイ」
1976 「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」
2012 「捜査官X」

 

ジミー・ウォング氏の略歴

デビュー

 

17歳でシヨウ・ブラザーズ社のオーディションに合格する。

 

シヨウ・ブラザーズ社とは

シヨウ・ブラザーズは1958年に企業家ランラン・ショウ氏が立ち上げた香港映画会社。京劇映画という中国の伝統的な音楽劇に見切りをつけ、当時若者に支持され始めていた広東語映画界のカンフー映画に進出し始めた。

 

チャン・ツェー監督によって抜擢され、「虎侠殲仇(フーシァジィェンチヨウ)(日本版(無し)英題(タイガーボーイ))」(’66)にて主演デビューを果たす。

 

チャン・ツェー氏(1923~2002)

香港・台湾の映画監督。カンフー映画などを多く手掛け、2002年に香港のアカデミー賞とも言われる「香港電影金像奨」にて生涯の功績を讃えられ「終身成就賞」を受賞。

 

続くチャン・ツェー監督の「片腕必殺剣(原題:獨臂刀(ドゥビーダオ))」(’67)で空前のヒットを記録し、香港一のトップスターとなる。

 

▼片腕必殺剣(画像クリックで商品詳細へ)

 

「片腕必殺剣」は片腕を失った主人公が剣を操る剣劇アクション映画。

そんな「片腕必殺剣」の悲壮感を帯びたたたずまいと、迫力あるアクションで観客の心を掴み、「天皇巨星(てんのうきょせい、ティエン・ファン・ジュ・シン、天皇級のビッグスターの意)」と呼ばれるほどの人気を博した。

 

カンフー映画の礎を築く

 

その後も「大刺客」(’67)、「大女侠(原題:金燕子(ジンイェンズー)英題:ゴールデンシャロウ)」(68)といったジミー・ウォング氏主演作品がシヨウ・ブラザーズ社をアジア最大の映画会社へと成長させる。

 

▼大刺客(画像クリックで商品詳細へ)

▼大女侠(画像クリックで商品詳細へ)

 

1970年には監督、脚本、主演を本人が担当した「吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー (原題:龍虎鬥)」が大ヒット。

この作品が後のカンフー映画ブームの基礎を築いたと言われている。

 

▼吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー(画像クリックで商品詳細へ)

 

この作品以前の刀剣アクションが中心の武侠映画と異なり、突きや蹴りの拳脚アクションを中心とするこの映画の大ヒットによって、1970年代の香港において熱狂的に迎えられるカンフー映画ブームを決定づけた。

 

武侠映画とは

カンフー映画は原則として身体の技が見どころになるのに対し、武侠映画は主に刀剣を使ったアクションが見どころとなる映画。

時代設定はざっくりと、武侠映画の場合「秦の始皇帝時代から明朝、清朝」くらいまでの長い時代にわたっており、カンフー映画は「清朝末期から中華民国期」あたりに集中しているものが多い。

 

しかし、自らの私生活における数々の不祥事によって社会的信頼を失ってしまう。シヨウ・ブラザーズ社との確執もあり、台湾へ拠点を移し、俳優活動を続ける。

 

【編集部メモ】ジミー・ウォング氏の不祥事

ジミー・ウォング氏は私生活で裏社会とのつながりが噂されたり、暴力事件、映画会社との裁判などの不祥事を起こしてしまった事が人気低迷のきっかけになったと言われている。

 

映画界へ復帰

 

そこへレイモンド・チヨウ氏(現ゴールデン・ハーベスト会長。2018年7月時点)の計らいで映画会社ゴールデン・ハーベストと契約を交わし、ジミー・ウォング氏は香港の映画界へと復帰。

 

ゴールデン・ハーベスト社

1970年に設立された映画製作会社。1971年にブルース・リー氏を主演とする「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」などを発表し大ヒット。その後もジャッキー・チェン氏主演の「ヤングマスター」「プロジェクトA」などのヒット作も生んでいる。

もともとは大手香港映画会社ショウ・ブラザーズの制作本部長を務めていたレイモンド・チヨウ氏とプロデューサーのレナード・ホー氏らが設立。

▼ゴールデン・ハーベスト社とシヨウ・ブラザーズ社の関係

ゴールデン・ハーベスト社については第1章で詳しく解説!

 

翌1971年には「新・座頭市 破れ唐人剣」で勝新太郎氏と共演。

 

▼新・座頭市 破れ唐人剣

▼勝新太郎氏

 

一時期ブルース・リー氏に人気をさらわれたが、「片腕ドラゴン」(’72)、「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」(’76)で自身が監督・主演で発表した。

 

▼ブルー・スリー氏

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人気の回復

 

その他の主演作として「ドラゴン武芸帖」(’73)、「戦神灘」(’73)、「いれずみドラゴン 嵐の血斗」(’73)、「怒れるドラゴン 不死身の四天王」(’74)、「スカイ・ハイ」(’75)等さまざまなアイデアを駆使した作品に出演し、人気を回復させる。

 

▼いれずみドラゴン 嵐の血斗(画像クリックで商品詳細へ)

▼怒れるドラゴン 不死身の四天王(画像クリックで商品詳細へ)

▼スカイ・ハイ(画像クリックで商品詳細へ)

 

80年代以降は台湾を本拠地として、俳優業よりもプロデューサーとして活動するが、黒社会とのつながりは根強く、その後も香港・台湾映画界において影響力を持っていた。

ジャッキー・チェン氏、サモ・ハン・キンポー氏、アンディ・ラウ氏等の香港トップスター達も、ジミー・ウォング氏には逆らえないほどの存在である。

 

▼ジャッキー・チェン氏

▼サモ・ハン・キンポー氏

photo by Sasoriza / Bryan Chan CC 表示-継承2.0

アンディ・ラウ氏(1961~)

香港の俳優、歌手、映画プロデューサー。ジャッキー・チェン氏らと共に四大天王と呼ばれ、出演映画作品は100本以上。主な出演作品に「少林サッカー」など。

▼アンディ・ラウ氏

photo by Original image: Pete Yeung derivative work: deerstop. AndyLau2005_2.jpg CC 表示-継承 2.0

 

近年の出演作品のひとつである「捜査官X」(’12)で、金城武氏やドニー・イェン氏と共演している。

 

▼捜査官X(画像クリックで商品詳細へ)

▼金城武氏

 

2011年にジミー・ウォング氏は脳卒中で倒れ、その後一時復帰をしたものの、2016年に脳出血で再び倒れ、現在(2018年7月)は台湾の病院で療養中。

 

ジミー・ウォング氏作品の視聴方法

 

各動画配信サービスの料金とジミー・ウォング氏作品の取り揃え数を表した表です!

TSUTAYA TV Amazon Prime Netflix Hulu dTV U-NEXT
料金(税込/月額) 1007円~ 400円 864円~ 1007円~ 540円 2149円
作品数 × × ×

※〇:豊富 △:ややあり ×:ほぼ無し

 

以上、カンフー映画スター俳優紹介「ジミー・ウォング」氏でした。

次のページではブルース・リー氏を紹介します。是非お読みください!

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

【カンフー映画の取り揃えが豊富なのは「TSUTAYA TV」&「TSUTAYA DISCAS」!】

 

目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

大阪のカンフー教室・カンフー漫画「拳児」

著者:HARUKA

大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

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カンフー映画を見たことがありますか?ブルース・リー氏やジャッキー・チェン氏は「俳優が武術をする」というよりは、「武術家が演技をする」と表現したほうがしっくりきます。カンフー映画鑑賞歴27年の著者が語ります!

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はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

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大阪府出身。趣味はドラム。中国武術は現在見習い中です。好きな映画ジャンルはダントツでカンフー映画!小学生の頃にジャッキー映画にはまり、今に至る。カンフースターは映画「霊幻道士」の道士役ラム・チェンイン氏が一番好きです。多くの人に新旧問わずカンフー映画に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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第1章ではカンフー映画とは何か、そしてカンフー映画の歴史について解説をしています。

このページではカンフー映画界のレジェンド「ジミー・ウォング」氏が活躍した時代のカンフー映画の歴史を解説をします。※カンフー映画の歴史を最初から知りたい方は第1章の最初のページからお読みください。

 

▼カンフー映画の歴史概要(リンククリックorタップで該当ページへ)

時代 主な出来事 主な俳優・女優
カンフー映画の始まり シヨウブラザーズ社の設立 チェンペイペイ
ジミー・ウォング時代(当ページ) 剣劇から拳脚アクションへ ジミー・ウォング
ブルース・リー時代 ゴールデンハーベスト社設立 / ブルース・リーの死 ブルース・リー
ジャッキー・チェン時代① 「蛇拳」「酔拳」ヒット ジャッキー・チェン
ジャッキー・チェン時代② ジャッキー・チェン略奪事件 / 「プロジェクトA」ヒット ジャッキー・チェン / サモハン / ユン・ピョウ
次世代スター時代 「少林寺」「イップマン」ヒット ジェット・リー / ドニー・イェン

 

ジミー・ウォング氏の時代

 

前のページで解説したように映画監督のキン・フー氏は「大酔侠」(1966)という映画をヒットさせ、カンフー映画の誕生に貢献しました。

 

大酔侠のヒット

「大酔侠」はカンフー映画を世界へ知らしめた香港の映画会社「シヨウブラザーズ」がヒットさせた”カンフー映画の元祖”とも言える作品。この作品を監督したのがキン・フー氏で香港映画界で新たなアクションスタイルを確立するなど、カンフー映画の誕生に貢献した。詳しくは前のページで解説。

▼大酔侠(画像クリックで商品詳細へ)

 

監督キン・フー氏はランラン・ショウ氏という企業家が立ち上げた香港映画会社「シヨウ・ブラザーズ」で「大酔侠」を撮影後、シヨウ・ブラザーズ社を去り台湾へ渡りました。

 

シヨウ・ブラザーズ社

ランラン・ショウ氏が立ち上げた香港の映画会社。後に「東洋のハリウッド」とも呼ばれる同社はカンフー映画の発展に大きく貢献した。詳しくは前のページで解説。

 

監督キン・フー氏の穴を埋めるべくシヨウ・ブラザーズ社は新たな才能ある監督を探し始めました。

そこで、1962年にシヨウ・ブラザーズ社へ入社していた新進気鋭のチャン・ツェー氏を監督へ抜擢しました。

 

チャン・ツェー氏(1923~2002)

香港・台湾の映画監督。カンフー映画などを多く手掛け、2002年に香港のアカデミー賞とも言われる「香港電影金像奨」にて生涯の功績を讃えられ「終身成就賞」を受賞。

 

彼は、「虎侠殲仇(フーシァジィェンチヨウ)」日本版(無し)英題(タイガーボーイ)(1966)という作品から武侠映画(ぶきょうえいが:武術に長け、義理を重んじる主人公の映画。詳しくは後述します)を手がけ、そこで一人のアクションスターであるジミー・ウォング氏と出会いました。

 

▼ジミー・ウォング氏

ジミー・ウォング氏について詳しくは第2章で!(このページは第1章)

 

ジミー・ウォング氏の黄金期

 

ジミー・ウォング氏との出会いから監督チャン・ツェー氏は、自身の剣劇映画(簡単に言えば剣で戦う映画)における理想を具現化する映画の製作に取り掛かりました。

そして打ち出したのは、ジミー・ウォング氏扮する片腕の剣士が主人公の「片腕必殺剣」(原題:獨臂刀(ドゥビーダオ))(1967)です。

 

▼「片腕必殺剣」(画像クリックでDVD詳細へ)

 

この映画は空前のヒットを記録し、ジミー・ウォング氏を一夜にして香港映画界トップスターへと押し上げました。

 

 

その後も、監督チャン・ツェー氏は「大刺客」、「大女侠(原題:金燕子(ジンイェンズー)英題:ゴールデンシャロウ)」などのジミー・ウォング氏を主演とする作品を次々と撮影し成功を収め、シヨウ・ブラザーズ社をアジア最大の映画会社へと成長させていきました。

 

▼大刺客(画像クリックでDVD詳細へ)

▼大女侠(画像クリックでDVD詳細へ)

 

また、ジミー・ウォング氏も迫力あるアクションと悲壮感あふれるヒーロー像で観客を魅了し、「天皇巨星(てんのうきょせい:天皇級のビッグスターの意)」と呼ばれる香港随一のスーパースターとなりました。

 

俳優であるジミー・ウォング氏もまた、これまでの刀剣アクションが中心であった剣劇映画(詳しくは後述)に見切りをつけます。

そこで突き・蹴りを中心とする拳脚(けんきゃく)アクションである「吠えろ!ドラゴン、起て!ジャガー」(1969)で自ら監督を務め、1970年代に香港を席捲するカンフー映画ブームのきっかけを生み出しました。

 

▼「吠えろ!ドラゴン、起て!ジャガー」(画像クリックでDVD詳細へ)

 

このようにして武侠映画がだんだんと現在でよく観られるようなカンフー映画の形になっていくのでした。

 

【ちょっと補足コーナー】剣劇映画・武侠映画とは?

武侠映画とは

 

「カンフー映画」は原則として身体の技が見どころになるのに対し、「武侠映画」は主に刀剣を使ったアクションが見どころとなる映画です。

※武侠映画は「武術に長け、義理を重んじる主人公の物語」を定義とする場合もあります。

時代設定はざっくりですが、武侠映画の場合「秦の始皇帝時代から明朝、清朝」くらいまでの長い時代にわたっており、カンフー映画は「清朝末期から中華民国期」あたりに集中しているものが多いです。

 

 

剣劇映画とは

 

中国における剣劇映画とは、平たく言うと剣や槍などの武器を使った戦い(剣客、チャンバラ)による時代劇のことです。

剣劇映画は武侠映画も指しており(武侠映画の中でも剣客ものの映画を特定した呼び方だと私は解釈しています。)カンフー映画とは区別されています。

 

 

1960年代~1970年代において、シヨウ・ブラザーズ全盛期にキン・フー氏やチャン・ツェー氏を監督とした多くの作品が生み出されました。

(具体的な映画で言いますと、既にご紹介した通り「大酔侠」(’66)、「片腕必殺剣」(’67)になります。)

 

ちなみに、ここで言う剣劇映画の武器は、ヌンチャクやトンファー等、ブルース・リー氏らが使ったカンフー映画で見られるようなものは含まれておらず、刃物が付いた刀の類の武器を意味しています。

 

▼ブルース・リー氏とヌンチャク

▼トンファー

 

当時は中国の人気のある大衆小説(「武侠小説」とも言われます)を原作とした、英雄が剣で敵を倒して活躍する剣劇映画が主流となっていました。

 

そこへジミー・ウォング氏がそれまで主流であった剣を使ったアクションから、中国拳法と空手による素手での格闘を中心とした「吠えろ!ドラゴン、起て!ジャガー」(’69)を打ち出し、カンフー映画ブームの基礎を築いたと言われています。

その後、ブルース・リー氏やジャッキーチェン氏のようなカンフー映画の全盛期が到来しましたが、1980年代~1990年代には、清朝の時代の短編小説が原作の「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」(’87)や中国の小説家・金庸の武侠小説を原作とした「スウォーズ・マン」シリーズ(’90~)がヒットし注目されました。

 

▼チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(画像クリックで商品詳細へ)

▼スウォーズ・マン(画像クリックで商品詳細へ)

 

2000年代に入ると「グリーンディスティニー」(’00)、「HERO」(’02)、「LOVERS」(’04)などの武侠映画が欧米諸国でもヒットし、再び脚光を浴びました。

 

▼グリーンディスティニー(画像クリックで商品詳細へ)

▼HERO(画像クリックで商品詳細へ)

▼LOVERS(画像クリックで商品詳細へ)

 

以上、ジミー・ウォング氏が活躍した時代のカンフー映画の歴史でした。次のページでは日本でもブレイクしたカンフー映画スター俳優の1人「ブルース・リー」氏が活躍した時代のカンフー映画について解説していきます。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

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目次著者

はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

ジャッキー・チェン(成龍) 【カンフー映画スター俳優9選④】

ユン・ピョウ(元彪) 【カンフー映画スター俳優9選⑤】

ユン・ワー(元華) 【カンフー映画スター俳優9選⑥】

ラム・チェンイン(林正英) 【カンフー映画スター俳優9選⑦】

ジェット・リー(李 連杰) 【カンフー映画スター俳優9選⑧】

ドニー・イェン(甄子丹) 【カンフー映画スター俳優9選⑨】

第3章 カンフー映画を観る方法

カンフー映画を観る方法 【動画配信サービス比較】

第4章 おすすめカンフー映画13選

燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

スパルタンX(1984) 【おすすめカンフー映画13選⑨】

七小福(夢に生きた子供達)(1988) 【おすすめカンフー映画13選⑩】

シティーハンター(1993) 【おすすめカンフー映画13選⑪】

イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

真田広之 【日本のアクションスター俳優②】

第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

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第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

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第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

サモハン(洪金寶、サモ・ハン・キンポー) 【カンフー映画スター俳優9選③】

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第3章 カンフー映画を観る方法

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燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

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第5章 カンフー映画の寄り道話

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カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

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はじめに

 

アクション映画は好き。

だけど、「カンフー映画」というアクション映画は何となく知っていてもそこまでちゃんと観たことがない。

という方も多いのではないでしょうか?

 

その反面、筆者のように一度観たらハマってしまい、以降「カンフー映画から抜け出せない」という熱狂的なファンも大勢います。

 

カンフー映画の多くは、ストーリーがそこまで複雑ではありません。

ですが、観る者に恋の熱に浮かされたような興奮を与え、彼らを惹きつけて止まない魅力が詰まっています。

その魅力とは一体どこからやって来るのでしょうか。

 

 

1960年代後半、本場香港にてカンフー映画の口火を切ったカンフー映画のレジェンド、ジミー・ウォング氏。

 

▼ジミー・ウォング氏(解説は第2章で!現在「はじめに」)

 

続いて、極限まで鍛え抜かれた肉体と精神を持つブルース・リー氏は、ジミー・ウォング氏の映画を観て「自分はもっと凄い蹴りができる」と激怒し、わざわざアメリカから香港へ舞い戻りカンフー映画を刷新しました。

そして、たった4本の主演作のみで当時の映画界に強大な伝説を残し、32歳という若さでこの世を去りました。

 

▼ブルー・スリー氏(解説は第2章で!)

 

ブルース・リー氏が活躍していた頃にスタントマンとして下積みをしていたジャッキー・チェン氏、サモハン氏。

 

▼ジャッキー・チェン氏(解説は第2章で!)

▼サモハン氏(サモ・ハン・キンポー氏)(解説は第2章で!)

photo by Sasoriza / Bryan Chan CC 表示-継承2.0

 

彼らは1980年代、従来のカンフー映画にハイテンポなコメディのスパイスを振り、カンフー映画界の新境地を開きました。(カンフーの歴史は第1章で解説!)

そして、今もなおそのスターの座は健在であり、アクション界で最も動けるシニアです。

 

カンフー映画界を代表する彼らスター俳優は、その華麗なる武術の実力を武器に、かつて1970年代~1990年代にかけて世界にカンフー映画ブームを巻き起こしました。

 

更に彼らだけに止まらず、新たなカンフースター俳優は頭角を現します。

中国全国武術大会において5年連続優勝し、中国の至宝とも呼ばれたジェット・リー氏。

 

▼ジェット・リー氏(解説は第2章で!)

 

そして現在最も活躍し、最後の本格派と言われる凄腕武術家、「宇宙最強の男」の異名を持つドニー・イェン氏。

 

▼ドニー・イェン氏(解説は第2章で!)

photo by Roger Wo [1]https://www.flickr.com/photos/rogerwo/754841756/

 

上記で紹介したスター俳優達に共通している点は、全員一流の武術家という事です。

中国の武術家達が映画界に一石を投じたことは、世界中のカルチャーに大きな影響を及ぼしました。

 

彼らの強靭かつ、芸術とも捉えられる美しい肉体技に触発された方は沢山いることでしょう。

何を隠そう筆者の私もカンフー・スター達の影響を受けた一人で、今や長年憧れだったカンフーを実際に修行する身ともなり、人生において大きな影響を受けました。

 

素晴らしいカンフースター俳優達は彼ら以外にもまだまだ大勢います。

香港のカンフー映画はスター達と共に、どのようにして生まれ、現在に至るまでにどのように進化を遂げていったのか。

そして、多くの人が虜になってしまうほどの魅力とはどこからやってくるのか。

このWebonではカンフー映画の歴史や作品、スター達を取り上げつつ、その真相に迫ってみたいと思います。

現在も進化し、止まることなく制作され続けているカンフー映画を観る楽しさが倍増しますように!

 

次のページから第1章。第1章ではカンフー映画の歴史をご紹介。まずは「カンフー映画とはどのような映画か」を解説していきます。

『カンフー映画入門』目次へ  (全38ページ)

 

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はじめに

はじめに ~カンフー映画を楽しもう!~

第1章 カンフー映画とは

カンフー映画とは 【カンフー映画の歴史①】

ジミー・ウォング氏の時代 【カンフー映画の歴史②】

ブルース・リー氏の時代 【カンフー映画の歴史③】

ジャッキー・チェン氏の時代「酔拳・蛇拳」 【カンフー映画の歴史④】

ジャッキー・チェン氏の時代「プロジェクトA」 【カンフー映画の歴史⑤】

ジェット・リー氏とドニー・イェン氏の時代 【カンフー映画の歴史⑥】

第2章 カンフー映画スター俳優9選

ジミー・ウォング(王羽) 【カンフー映画スター俳優9選①】

ブルース・リー(李小龍) 【カンフー映画スター俳優9選②】

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第3章 カンフー映画を観る方法

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燃えよドラゴン(1973) 【おすすめカンフー映画13選①】

片腕カンフー対空飛ぶギロチン(1975) 【おすすめカンフー映画13選②】

酔拳(1978) 【おすすめカンフー映画13選③】

豚(とん)だカップル拳(1979) 【おすすめカンフー映画13選④】

ユン・ピョウinドラ息子カンフー(1981) 【おすすめカンフー映画13選⑤】

少林寺(1982) 【おすすめカンフー映画13選⑥】

霊幻道士(1985) 【おすすめカンフー映画13選⑦】

プロジェクトA(1983) 【おすすめカンフー映画13選⑧】

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イップ・マン 序章(2008) 【おすすめカンフー映画13選⑫】

捜査官X(2011) 【おすすめカンフー映画13選⑬】

第5章 カンフー映画の寄り道話

『七小福』とは 【ジャッキー達の子供時代】

アンジェラ・マオ 【女性カンフー映画スター3選①】

ノラ・ミャオ 【女性カンフー映画スター3選②】

ムーン・リー 【女性カンフー映画スター3選③】

千葉真一 【日本のアクションスター俳優①】

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第6章 カンフーを習おう!

カンフー(功夫)とは

カンフーの種類 【長拳・南拳・太極拳】

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